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図書館スタッフおすすめ本

 

2021/10/01

無人島に1冊持っていくなら? ~エッセーコンクール募集中~

| by 図書館

『パノラマ島美談』 西尾維新/著 講談社 (市立・書庫 B913.6/ニシ/16)


 今年も図書館では、「読書に関するエッセー」を募集しています。
 今回のテーマは、「無人島に1冊持っていくなら?」です。

 
 私が無人島に1冊持っていくなら、西尾維新『パノラマ島美談』です。
 『パノラマ島美談』は、2021年4月から放送していたアニメ「美少年探偵団」の原作シリーズ第5作目にあたります。残念ながらアニメでは飛ばされてしまったエピソードですが、無人島にピッタリの1冊なんです!

 私立指輪学園中等部で、秘密裏に活動する、非公式かつ非営利組織“美少年探偵団”。
 そのメンバーとは、リーダーで美学のマナブこと、双頭院学。生徒会で美声のナガヒロこと、咲口長広。番長で美食のミチルこと、袋井満。陸上部で美脚のヒョータこと、足利瓢汰。そして、ひょんなことからメンバー入りした美観のマユミこと、瞳島眉美である。
 1.美しくあること2.少年であること3.探偵であることをモットーに校内のトラブル解決に勤しんでいた彼らが冬休みの合宿地に選んだのは、琵琶湖に浮かぶ無人島『野良間島』。その島では、学園から追放された元美術教師の永久井こわ子が、たった1作の絵を飾るための美術館を建てていた。美少年探偵団のアジトである美術室を正式に譲り受けようとした彼らは、5つの美術館からそれぞれに展示されている『見えない絵』を見つけることを求められ……?


 西尾維新作品の中でも、1冊が短い「美少年探偵団」シリーズ。
 もしかしたら無人島に行く道中で読み終わってしまうかもしれません。でも、それでかまわないのです。無人島に行くのですから、きっとそこには、謎が、チームが待っているはず。無人島への期待に胸を高鳴らせて、上陸できるに違いありません。
 さあ、“無人島でも”美しく、少年のように、探偵をしよう。


皆さんも是非、「読書に関するエッセー」に応募して、おすすめの本を教えてくださいね!





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