待ってました。読みたかった。
『砂の器 映画の魔性 監督野村芳太郎と松本清張映画』 樋口 尚文/著 筑摩書房(市立・成人 778.2//25)
この本が出た時、嬉しすぎて飛び上がってしまいました。
今まで数多く映像化されてきた松本清張作品の中でも私が一番感動した、1974年版・映画「砂の器」撮影の秘密・・・あの切なく甘美で壮大な音楽『宿命』の誕生秘話や、美しい日本の原風景撮影の裏側など・・・を、様々な人へのインタビューを通して知ることができるのですから。
「砂の器」は、当時の、ある病気への差別から親子がお遍路となり各地を放浪し、果ては親子の縁を切らなければならなかった悲しみや、その後におきてしまう悲劇・・・ 社会派作家の松本清張さんにしか書けない深い作品です。
さて余談ですが・・・テレビドラマ「家政夫のミタゾノ」は、市原悦子さん主演で有名な「家政婦は見た!」のパロディですが、元々は、松本清張さんの「熱い空気」が原作ということをご存知でしょうか。
現在に至るまで何度も何度も映像化されていて・・・その魅力は永遠です。