災害はきっと起きてしまうから、その後のことを考えよう

『今さら聞けない防災の超基本 地震・津波・台風・猛暑・豪雪etc.から命を守る』 永田 宏和/監修 朝日新聞出版(市立・成人 369.3//25)

 

 近年、地震や豪雨など災害のニュースを目にすることが増えたように思う。特に大雨被害なんて頻発しているので、数十年に一度なんて嘘やん、と思っている。発災後、日常を取り戻すまでの辛い生活を思うと恐怖しかない。職業柄か性分なのか、「今、地震が起きたらどうなるだろう」とか、「浸水被害にあったらどうしよう」とか、ふとしたときに不安でいっぱいになる。
 「防災」って何をすればいいのか。いつだって「想定外」がある。「こうしておけばよかった」は、あとからなら言えるけど、それって間に合ってない。被災後で困ってる時点で言っても、なんの役にも立たないじゃん、って思ってしまう。
 この本には、発災時のシミュレーション、災害への備え、避難生活の基本、被災後の生活再建などが分かりやすく紹介されている。被災した後のイメージトレーニングがしやすくて、かなりおススメできる。
 人は一度経験したことには耐性がつくようにできているらしい。実際に被災してしまう前にイメージトレーニングを繰り返しておけば、「起きてほしくないけど、きっと起こってしまう災害」を乗り越えていけるような気がする。