エッセーってなあに? ~「読書に関するエッセーコンクール」募集開始~
『日本エッセイ小史』 酒井 順子/著 (市立・成人 914//23)
今年も、「読書に関するエッセーコンクール」の応募が始まりました!
今年も、「読書に関するエッセーコンクール」の応募が始まりました!
そこで今回は、エッセーとは何かを紹介していきます。
学校で、エッセー=随筆と習った方も多いのではないでしょうか。
随筆といえば、清少納言『枕草子』ですし、エッセーと言われると、中学校の国語の授業で習った、向田邦子『字のないはがき』を思い出す方もいるかもしれません。
いくらエッセーと随筆が同じものだといわれても、『枕草子』と『字のないはがき』では、なんだかピンときませんね。
さらにややこしいのが、コラム。
ファッション誌に連載していたコラムが、書籍化したらエッセーの棚に並んでいたり、なんてことも。
エッセー、コラム、随筆……。
このあたりのややこしい分類を、歴史の流れで分かりやすくまとめた本がこちら!
酒井順子『日本エッセイ小史』です。
講談社エッセイ賞の選考委員も務める著者が、受賞作や話題になったエッセーをもとにエッセーの歴史を紐解きます。
あの時代にみんながこぞって読んだ懐かしのエッセーや今話題の芸人エッセー、長寿エッセーまで、新たなエッセーと出会えること間違いありません。
いかがですか? だんだん、エッセーに興味が沸いてきませんでしたか?
2023年のテーマは「図書館が出会わせてくれたもの」です。
これを読んでエッセーを書いてみたいと思った方、「読書に関するエッセーコンクール」へのご応募をお待ちしています!
詳しくは下記ホームページをご覧ください。