エッセーってなあに? ~「読書に関するエッセー」募集開始~
今年も、「読書に関するエッセーコンクール」の応募が始まりました!
そこで今回は、エッセーとは何かを紹介していきます。
日本国語大辞典第二版によればエッセー(エッセイ)とは、以下の通りです。
文学の一ジャンル。自由な形式で書かれ、見聞、経験、感想などを気のむくままに書き記した文章。随筆。
つまり、自分の体験などを自由気ままに書いた文章ということです。
なので、エッセーは旅行や家族、ご近所づきあいから仕事のことまで著者が気になったことが幅広く書かれています。
では、エッセーを読みたくなったときはどうしたらよいでしょうか?
図書館では、エッセーは914.6という分類番号のところに置いてあります。
それ以外にも、様々なテーマに焦点を絞って書かれることもありますので、その場合はそれぞれのテーマのところをご覧ください。
エッセーを読むのが初めてで、何を読んだら分からない!という方もいるかと思います。
そんな方にオススメしたいのは日本文藝家協会 編「ベスト・エッセイ」シリーズです。
「ベスト・エッセイ」シリーズには、その年に新聞・雑誌などで発表された中から、厳選されたエッセーが1冊にまとめられています。
例えば『ベスト・エッセイ2021』(日本文藝家協会/編 光村図書出版 (市立・成人 914.6//21))では、林真理子や角田光代といった錚錚たる顔ぶれが、2020年の日常を切り取っています。
もちろん、読書に関するエッセーも収録されていますよ。全盲の文化人類学者である広瀬浩二郎が「感じて動く読書法」にて、耳による読書を熱く語っています。
いかがですか? だんだん、エッセーに興味が沸いてきませんでしたか?
2022年のテーマは「あの本のこの人に会いたい!」です。
これを読んでエッセーを書いてみたいと思った方、「読書に関するエッセーコンクール」へのご応募をお待ちしています!
詳しくは下記のページをご覧ください。
- 「令和4年度読書に関するエッセーコンクール作品募集中」(市立図書館ホームページの別ページが開きます)