本や読書のエッセーってどんなの? ~「読書に関するエッセー」募集中~
今年も、「読書に関するエッセーコンクール」の応募が始まりました!
2022年のテーマは「あの本のこの人に会いたい!」です。
ところでみなさんは、読書に関するエッセーは読んだことがありますか?
実は、読書や本に関するエッセーはたくさんあるんですよ!
今回紹介するのは、本や読書について熱い想いをしたためたエッセーです。
『米澤屋書店』(米澤 穂信/著 文藝春秋 (市立・成人 019.9//21))は、ミステリ作家・米澤穂信が本について書いてきたエッセーや紹介文をまとめた本です。
作家としてデビューしてから書いたものをまとめているので、著者が好きな本は、何度も何度も登場します。特に北村薫『六の宮の姫君』は、毎回違った角度から感動が語られます。
『本屋さんで待ちあわせ』(三浦 しをん/著 大和書房 (市立・書庫 019//12))は、直木賞作家・三浦しをんが本との出会いや読書体験をまとめた書評集です。
しかし全く堅苦しいものではなく、著者が本との出会いや熱い気持ちをぶつけたエッセーでもあります。
例えば『読むと猛然と腹が減る』では、著者ならではの驚くべき読書法と選書法を紹介しています。また『孤独と、優しさと、茶目っ気と。』では、学生時代の授業を受けてから読んだ、太宰治『駆け込み訴え』の衝撃を語っています。
いかがでしょうか。
本や読書に関するエッセーを、少しでも身近に感じていただけたでしょうか?
2022年のテーマは「あの本のこの人に会いたい!」です。
これを読んでエッセーを書いてみたいと思った方、「読書に関するエッセーコンクール」へのご応募をお待ちしています!
詳しくは以下のページをご覧ください。
- 「令和4年度読書に関するエッセーコンクール作品募集中」(市立図書館ホームページの別ページが開きます)