散歩のお供に
『散歩が楽しくなる空の手帳』 森田 正光/監修 東京書籍 (市立・成人 451//20)
散歩に出かけたとき、空を見上げることはありますか?
私は意識しないとあまり見上げません。
しかし、この本と出合って「散歩」や「空を見上げること」をしてみたくなりました。
この本は、序章から第3章と「空&雲の雑学」の章で構成されています。
序章では、「空&雲の基本」を学ぶことができます。
「雲とは何か?」から説明されているので、空のことを何も知らない状態でも、本を読み進められるようになっています。
第1章では「四季折々の空&雲」、第2章では「さまざまな雲と大気光学現象」、第3章では「山と海の空&雲」が写真とともに紹介されており、ところどころで空にまつわる俳句も紹介されています。
写真を見て楽しんだり、俳句を楽しみに読み進めたりすることもできます。
また、「空&雲の雑学」の章では、「へぇ!」と納得するような雑学が紹介されています。
ちなみに、読み終わってみて私が好きだなと感じた現象は「環水平アーク」です。
気になった方はぜひ本をお手に取ってみてください。
好きな現象を探すもよし、散歩のお供にして、空を眺めて雲の名前を探すのもよし、色々な楽しみ方ができる本です。
この本を読み終わった後は、きっと散歩に出かけてみたくなりますよ。