あたらしく入った本(平成28年9月UP)
あつい夏もすぎて、少しずつすずしくなってきました。
秋はおいしいたべものがいっぱいありますが、
ついついたべすぎておなかをこわさないようにきをつけてくださいね。
えほん
『ぼくのいちにちどんなおと?』
山下洋輔/文 むろまいこ/絵(Pム) 福音館書店
こうちゃんがあさおきて、かおをあらいます。ぴちゃら、ぱしゃら、ぺしゃら、ぷるるる・・・。
ごはんをたべて、学校へ。すると、にゃごら、にゃごろ、きばがきかて、ほらおん、ほらおん、ぐわわ・・・。
ねこと、いぬが、けんかのまっさいちゅう。いえへかえって、ぽしゃらだ、ぱしゃら、ぺしゃら・・、みずまき
をしていると、ままもめ、むめめ、むかもかめか。なんだかママがおこっています。
こうちゃんのいちにちは、音でいっぱい。あなたのまわりの音はどんなかな?
『おたのしみじどうはんばいき』
宮地和代/作(Pミ) アリス館
「なにがでるか おたのしみ」とかいてあるじどうはんばいき。
のどがかわいたから、ジュースがのみたいなあと、1のぼたんをおすといちごがごろごろ。
なんだかへんだな、と2のぼたんをおすと、びっくり!にんじゃがいっぱいでてきた。
さあ、ほかのぼたんからは、いったいなにがでてくるかな?
『ジャック船長とちびっこかいぞく』
ピーター・ベントリー/文 ヘレン・オクセンバリー/絵(Pオ) BL出版
ジャックとザックとカスパーのさんにんぐみ。
おそれをしらないうみのゆうしゃは、すなはまでかいぞくせんをつくっている。
できあがったかいぞくせんにのって、ジャックせんちょうはさけぶ。
「いかりをあげろ!」。マストにかぜをうけ、さんにんぐみはせかいじゅうへしゅっぱつ!
さんにんの、たのしいぼうけんのおはなし。
『ぶきみなよるのけものたち』
ジアナ・マリノ/作(Pマ) BL出版
まっくらやみのなか、ぶきみなよるのけものたちが、うろついている。こわい。こわい。
アウーーアウアウアウーーー。ぶきみなこえもきこえてくる。
こわくてこわくて、けものたちはみんないっしょに、ぶきみなよるのけものからにげまわる。
パチッ。きゃーっ!とつぜんあかりにてらされたのは・・・・?だれ?
『小さなサンと天の竜』
チェン・ジャンホン/作(Pチ) 徳間書店
『ウェン王子とトラ』などのチェン・ジャンホン新刊。
できるわけない、と言われたことに立ち向かい、やがて山を動かした小さなサン。
迫力ある竜、そしてサンのまっすぐな目がこちらに向かってくるようです。
『スタジオジブリの乗りものがいっぱい』
(Pにんき者) 徳間書店
メーヴェ、ガンシップ、ゴリアテ、サボイアS‐21・・・これでワクワクした人へおすすめ!
ジブリアニメの、機械の乗り物だけを集めた絵本です。もちろんハウルの城も!
『とうきび』
クォン・ジョンセン/詩 キム・ファンヨン/絵(Pキ) 童心社
たのしみにそだつのをまっていた、とうきび。せんそうがおきて、ぼくたちは
とうきびもすててみしらぬとちへにげることになった。作者のクォン・ジョンセンが
小学生のときに書いた詩を日・中・韓平和絵本シリーズにてしゅっぱんされました。
『300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート』
エミリー・ジェンキンス/文 ソフィー・ブラッコール/絵(Pフ) あすなろ書房
ブラックベリー・フールってなあに?見れば見るほど、おいしそう!
昔は作るのもたいへんだったんだね。今なら、すぐに作れそう?
ちゃんとレシピものっていますよ。
『ハワイ島(しま)のボンダンス』
いわねあい/ぶん おおともやすお/え(Pオ) 福音館書店
日本の夏といえば、花火や祭りに、盆踊り。ハワイに、盆踊りそっくりな
ボンダンスがあるのを知っていますか?先祖に感謝をして、いっしょに
楽しむのがボンダンス。日本のお盆と同じですね。
絵本を読みながら、ハワイのボンダンスをのぞいて見てみましょう。
『がらくた学級の奇跡』
パトリシア・ポラッコ/作(Pホ) 小峰書店
ピーターソン先生の特別クラスは「がらくた学級」。私も新学期からこの
クラスに入った。ちょっとかわった子が多いクラス。がらくた置き場の
ゴミクズみたいだから、そんな風に呼ばれるのかな。ちがうよ、本当は
もっとちがう意味があるんだよって、教えてくれたのはピーターソン先生だった。
人と違うことに不安になった時、そっと背を支えてくれるおはなしです。
あかちゃんえほん
『ぞうちゃんのいやいや』
三浦太郎 /作 (Pミ赤ちゃんえほん) 講談社
ぞうちゃんのきらいなものはぜんぶ「いやいや」
すきなものは?おしゃべりがすこしできるようになった子どもたちにぴったりの絵本です。
よみもの
『ツトムとでんしゃのカミサマ』
にしかわおさむ/文・絵(Fニ) 小峰書店
えをかくのがだいすきなツトム。きょうも、だいすきなおばさんのうちへなにかを
だいじそうにもってやってきますが・・。「スズメのおんがえし」など、ツトムとたくさんの
おともだちとのたのしいおはなしが6つのっています。低学年から
『ペットのきんぎょがおならしたら・・・・・・?』
マイケル・ローゼン/作(933ロセ) 徳間書店
子いぬがほしくてたまらないエルビー。ところがある日、ママがつれてかえったのは、なんときんぎょ!
しかたがないのでエルビーはきんぎょに「フワフワ」というなまえをつけていぬのげいを
おしえることにしますが・・。エルビーときんぎょのフワフワのあかるくゆかいなものがたりです。低学年から
『七十二歳の卒業制作』
田村せい子/作(Fタ) 福音館書店
たったひと月しか通えなかった中学校。63歳の田村さんは
<やっと自分の番が来た>と、夜間中学校に入学し、高校・大学まで進みます。
そして、児童文学作家の富安陽子さんの教室で書いた、小説の数々が本になりました。
戦後の懐かしい景色が目に浮かぶようです。十代から
『なきむしこぞう』
今村葦子/さく 酒井駒子/え(Fイ) 理論社
しずかな、なつの、ゆうがた。そっと、いえでをした、ぬいぐるみの、
ぞうと、きりんと、らいおん。あのこが、あんまり、かってばかりするから、
いやになって、いえでをしたのです。でも、あのこが、なきながら、よんでいるときいて…。
ぬいぐるみたちの愛らしさ、あのこの寂しそうな姿に胸がきゅっとします。低学年から
『せなか町から、ずっと』
斉藤倫/著(Fサ) 福音館書店
不思議な形をした、せなか島。そこに暮らす人たちの、ちょっぴり不思議なできごと。
想像してみて。風があるのにちっともゆれないカーテン、いつも走り回って名前をおとしてしまった女の子、
カウボーイが見たまっしろな夢…。詩人が書いた、想像の扉を開くような物語です。中学年から
『カルペパー一家のおはなし』
マリオン・アピントン/文(933アヒ) 瑞雲舎
ルイス・スロボドキンの絵もかわいらしい、紙人形の家族のおはなしです。
家のすみに作られたカルペパーさんのおうち。そこから始まる家族のくらし。
子どもが見つからなくなったり、旅行に出かけたり、びっくりするような知り合いができたり…。
カルペパーさん一家は、きょうは、なにをしているのかな?中学年から
ちしきの本
『まちのしくみ』
(307) 東京書籍
まいにちたくさんの人たちがつかっている駅。駅員さんや駅長さんは、どこでどんな仕事をしているの?
みんながだいすきな、回るおすしはどんなふうにつくられているの?
動物園の動物たちはなにをたべているの?びょうきになったときはどうするの?
みんなの知らないバックヤードのひみつが、よーくわかります。
『チリメンモンスターのひみつ』
(667) 偕成社
まだまだ、いるいる!チリメンモンスター!
チリメンジャコを買ってきたら、探して、見つけて、食べちゃおう!
『サメのひみつ10』
(487) ブックマン社
クイズ!サメのなかまはどれ?①クジラ②イルカ③エイ
どれだと思う?答えは本を開けばすぐわかるよ。
サメのすごさ、サメの不思議がつまった一冊。写真がけっこう怖いのです…。