あたらしいこどもの本

あたらしいこどもの本

あたらしいこどもの本

あたらしく入った本(令和7年9月UP)

新学期が始まりましたね。まだまだ暑い日が続くので、体を休める
ついでに、家の涼しい場所で、読書を楽しんでくださいね。
新しい本の中から、おすすめの本を紹介します。

 

★絵本

『くるりがもりのおべんとうやさん』ボコヤマクリタ/作 めくるむ
たぬきのお弁当屋さんの作るお弁当の、なんておいしそうなこと。食べる相手へ思いを込めて、食材を手に入れ、一つ一つていねいに作ります。なんだかいやされた気持ちになりますよ。

 

『ジョナサンいいかげんにして!』ウィリアム・コール/作 トミー・ウンゲラー/絵 好学社
ジョナサンのいたずらは、ほんとうにすごい!いつも悩まされるパパとママは、とうとうジョナサンを病院に連れていくことに。元気いっぱいのお子さんと一緒に読んでみては?

 

『ふなでだ、ホイ!』ソフィー・ブラッコール/作 評論社
じゅうたんを海に見立てて、さあ、ふなでだ!おうちの人も、掃除機をかけるつもりが、ピーナッツくんの主張にどんどんまきこまれてしまいます。読んでいる側もワクワクするよ。こんなふうに遊べると楽しいだろうな。

 

『ワニがしごとにでかけます』ジョヴァンナ・ゾーボリ/作 マリアキアラ・ディ・ジョルジョ/絵 BL出版
朝起きて、ネクタイをえらび、朝ごはんを食べて、ワニが仕事にでかけます。電車に乗って、いつもの道を通って、やっと到着。さて、ワニの仕事って、なんだと思う?じっくり絵を楽しんでね!

 

『ララのまほうのことば』グレーシー・ジャン/作 工学図書
ゆだるような暑さでも、元気いっぱいのララ。空き地に生えるみどりの友だちが大好き。毎日植物たちに話しかけるララの気持ちは、ちゃんと友だちに届いていたよ。どんな魔法が起こるかな。

 

『やさしいカタチ』大西 暢夫/作 彩流社
見たことがない、かわったカタチの乗り物。それは、重症心身障害者が使う姿勢保持装置。わずかな動きを観察して、その人の体の一部になるように作られています。どうやって作っているのかな。どんなふうに使われているんだろう。

 

『うっかり書房』そのだえり/作 理論社
ワオキツネザルのワオくんは、本が大好き。でも、本をあつめすぎて家がかたむいちゃった!本を手ばなすことができないワオくんは、本屋さんをひらくことにします。本が捨てられない気持ち、よくわかります。

 

『けがをした日』エンマ・アドボーゲ/作 ブロンズ新社
ねんざして足首を固めて、くつがはけない、とクロックスをはいて、つえををついている友だちが、ちょっと、うらやましかったこと、ありませんか?そんな感じを、かいてくれている絵本です。日本でもスウェーデンでも同じなんですね!



『ねこのおうさま』ポール・ガルドン/作 好学社
くろネコのトムとおばあさんが待っている家に、おはかを掘る仕事をしているおじいさんが帰ってきました。「おい、トム・ティルドラムって、だれだ!」おはかで、不気味なネコたちに会ったそうです。さて、トム・ティルドラムはだれ?イギリスのゆうれい話です。



『うさぎのしま』近藤えり たてのひろし/作 世界文化社
瀬戸内海の大久野島は、うさぎがたくさんいる「うさぎの島」として知られています。かつて、小学校で飼われていたウサギが、天敵の少ない環境で野生化して、増えていったそうです。うさぎにほっこりする島。でも、うさぎ島になるずっと前、悲しい歴史があるのです。

 

『ビーバーのギイコは  はこびたい』出口かずみ/作 ほるぷ出版
ビーバーのギイコは、とにかくはこぶのが大すき!つかれたおじいさんも、およぐのがめんどくさいサケも、はこんで!とたのまれたら大よろこび。でもね、ビーバーだから、歩くのは土の上だけじゃないんです…。

 

『すずめばち』舘野鴻/作 福音館書店

うわっ!と、思わず逃げてしまいそうになるほどの、迫力ある表紙。害虫と思われがちなスズメバチですが、女王バチも、はたらきバチも、子孫を残すために懸命に生きています。



『つめのくに』シゲリカツヒコ/作 金の星社
つめを、いつもかんでしまう人、いますね?じつは、つめをかむと、こんなふうになってしまうんです!
(先におとなが読んで、見せてもいいかどうか考えてから、お子さんに読んでくださいね)



『みてみて!』小西貴士/写真 谷川俊太郎/ことば 福音館書店
「こどものとも年中向き」が、10年以上たって絵本になりました。写真の小西さんは、森の案内人。子どもたちの「みてみて!これ!」を写真におさめたら、すてきな本になりました。じつは、谷川さんは「この写真にことばはいらないね」と言って、最後に、1編の詩だけを寄せています。

 

『すいかのたね』押本達希/作 ブロンズ新社     
すいかのたねが、まじっているよ。ひとつだけ横になっていたり、音符の中にまじって演奏の邪魔をしたり…。新感覚の絵さがし絵本です。ちょっとむずかしいけど、ぜひやってみてね!


★読み物

『それからぼくはひとりで歩く』アリシア・モリーナ/作 ほるぷ出版 
突然午後からの授業がなくなったものの、連絡手段の携帯がない…。目の見えないハイメは、ちょっとした成り行きから、一人でバスに乗ることに…。ハイメが感じる音の世界や、彼の勇気があざやかに感じられる一冊。(中学年から)

 

『まるみかん大一番』まはら三桃/作 小学館
毎日のように通う、地元の図書館「まるみかん」が突然の閉館宣言。反対を訴えたいけれど、どうすればいい?子どもも大人も、政治家も巻き込んでの大一番はどんな展開に?読みながらワクワクするのは私だけ?図書館が好きな人に。(10代から)

 

『ゲド戦記別冊 火明かり』アーシュラ・ル・グウィン/作 岩波書店 
『ゲド戦記』の世界にかかわる短編が2つ、ほかは、エッセイなど、作者の言葉たちが収められています。短編は、あの人がでてきたり、あ、これはあれかな、という楽しみを。エッセイは、『ゲド戦記』に対する作者の内面を見せてくれます。(10代から)

 


★知識

『山の木、とどけ!』キッチンミノル/作 テキサスブックセラーズ
机や家など、私たちの周りには木でできたものがたくさん。その木はどこから?写真でわかりやすく山の仕事を紹介する本。プロの技や専用の車も!山や木の大切さも伝わります。

 

『はじめてでもかんたん!小学生のヘアアレンジ』成美堂出版
ありそうでなかなかない、自分で読んで、自分でできるヘアアレンジの本です。かわいくしたいけど、聞いたり、やって、って頼むのもはずかしいし・・・というときに、自分でみて、やれますね!

 

『おもしろ踏切大百科』イカロス出版
お待ちかね!子どもが読める、踏切ばかり集めた本ができました!全国の踏切、踏切の種類と仕組みなど、踏切好きはうっとり!四日市のめずらしい踏切ものっています。

 

『おかしのヒミツ研究所』3時のおやつ科学機構 えほんの杜
「ピュレグミ」の食感のヒミツ、「柿の種」のカリっと感のヒミツ、「きのこの山」の、あきない味のヒミツなど、みんなが大好きなあのおかしの味のヒミツを、科学で考えます。自由研究にもいいね!

 

『イラストを活かす仕事図鑑』グラフィック社
イラストを描くのが大好き。これを仕事にできたらいいなあ、と思う人へ。「好き」と「仕事」は別。イラストだけで生きていくのは難しい。でも、「イラスト」の活かし方によって、方法はある。イラストで生きていく方法を具体的に教えてくれる本です。

 

『4歳から楽しめる即興工作大図鑑』野呂祐人/著 KADOKAWA
家に、その場にあるもので、少しの材料で、今、すぐにできる工作。これこれ、こういうのでいいんだよ!って思います。著者の野呂さんは、YouTubeで動画をたくさんあげているので、そちらもどうぞ!

 

『東海道五十三次 江戸の世界を旅する』岩崎書店
江戸時代、江戸から京都までの宿場が53か所。そのうちの43番目が、四日市ですね。五十三次のことや、旅をした人の様子や持ち物など、この1冊で東海道のことがいろいろわかります。

 

『東京ディズニーリゾート キャストの仕事』講談社
みんなのあこがれ!ディズニーリゾートのキャストのひみつがいっぱいです。どんな仕事?どんなユニフォーム?どうやったらなれるの?この本をよんでみてね。

 

『おいしいをつくる チョコレートのおしごと事典』白泉社
私たちがよく食べるチョコレート。でも、昔は飲み物だったんですよ。カカオからできるチョコレートがどうやって発明されたのか。おいしいチョコレートのひみつを探りましょう!

 

『ほるんだ、恐竜化石!モンゴル恐竜発掘記』平田貴章/写真・文 小学館
福井の大学に恐竜学部ができるくらい、日本では恐竜が今アツい!そもそも、博物館にある恐竜の化石ってどうやって発掘されるんでしょう?化石を発掘する大変さを、一冊の本にまとめました。

 

あたらしく入った本(令和7年6月UP)

雨の日は、おうちでたっぷり読書を楽しむのもいいですね。
図書館には新しい本も入っていますよ。
おすすめを紹介しますので、ぜひ読んでみてね!

★赤ちゃん


『だーれ?』得田之久/作 北村人/絵 童心社
うたっているのはだれかな?ころがっているのはだれかな?赤ちゃんとお話ししながら読んでみて。一緒にまねっこするのも楽しいよ。

 

★絵本


『ママのおくちチャック!』さいとうしのぶ/作 KADOKAWA
ママがいつも口にする言葉。ダメ! 早くしなさい!じっとして!…。そんなママのお口にチャック !世のママさんみんな心当たりありますよね。でも、かわいい結末には、ほっこりさせられます。


『おかあさん、いいことおしえてあげる』シャーロット・ゾロトウ/文 ジュリー・モースタッド/絵 工学図書
アメリカで読みつがれているシャーロット・ゾロトウの名作が、新しい解釈でよみがえりました。60年前に出版された本では、兄が妹にやってあげたいことを語る内容でした。今回は、母と子の愛の物語として描かれています。読んだら心が温まりますよ。


『おんぶねこ』殿本祐子/作 講談社
おんぶじゃなきゃダメなわが子。お父さんはどんな時も背中に背負って奮闘します。アルアルないたずらにもめげず、なんとかなるよと。なんだかクスッとさせられます。


『ベランダでわたをつくったよ』あおきあさみ/作 福音館書店
小さなタネから、ふわふわの白い綿ができ、それを糸につむいで、布を織る。あたりまえにあるものを一から作ってみるのは、かんたんではないけれど、この絵本で体験するのもいいし、実際にやってみるのも楽しそう。


『ガマ千びき イワナ千びき』最上一平/文 ザ・キャビンカンパニー/絵 文溪堂
イワナが、滝をのぼろうとします。そのたび、失敗します。それを見ていたガマは、あきれました。でも、イワナが何度も挑戦する姿をみて、ガマはイワナにあこがれるようになります。イワナは、滝をのぼれるでしょうか。滝の上に何があるのか、お楽しみに。


『きつねの木』石川えりこ/作 講談社
はじめて巣穴からとびだしたキツネの子たち。大きな木の下で、いろいろな生き物たちと出会いながら育っていきます。あたたかな石川さんの絵が気持ちいい。


『ピーマンマンとてんさいむしばキン』さくらともこ/文 中村景児/絵 岩崎書店
25年ぶりにピーマンマンシリーズの続編が出ました。ピーマンマンはゲームとお菓子に夢中になり、歯みがきもせず寝てしまいました。それを見ていたむしばがっこうのせいとたちは、ピーマンマンを虫歯にしてやろうと近づきます!危うし、ピーマンマン!


『じゃないものさがし』中垣ゆたか/作 ポプラ社
さがし絵は好きですか?この本は世にもめずらしい、じゃないものさがしをします!「めがね"じゃないもの"」「ハンバーガー"じゃないもの"」など…頭の体操になりそうですね!


『ぷ』たなかひかる/作 金の星社
もうすっかり人気絵本作家、たなかひかるさんの新しい絵本は、みんな、大すき、だよね?お・な・ら!ほとんど、「ぷ」だけで、できています。思うぞんぶん、ぷ!ぷ!ぷ!と言おう!


『アラコ刑事(デカ)』IQGM(イケガミ)/作 KADOKAWA
人情派コアラの、コアラ刑事いやアラコ刑事の活躍を楽しんでください!顔はリアルコアラ、体と行動はリアル人間、というビミョーな気持ち悪さがクセになりそう!作者のインスタで、アラコ刑事の4コマまんがが読めます!


『100ぴきつなひき』矢野アケミ/作 鈴木出版
のはら、くさむら、もり、つちのうえ、みずべの虫たちに、つなひき大会にきてね!というおしらせがきました!赤白にわかれて、100ぴきの虫たちのつなひきがはじまります。ほんとうに100ぴきいるかな?かぞえてみてね。


『ぼくのなまえはサンゴール』ウイリアムズ&モハメッド/文 ストック/絵 ゆぎ書房
難民となって、スーダンからアメリカにきた、サンゴール。家も学校も参加するサッカーチームもできたけれど、どこでも、名前を正確に呼んでもらえない。どうしたらちゃんと呼んでもらえる?サンゴールのアイデアが、みんなをつなぎます。

 

★読み物


『どろぼうジャンボリ』阿部結/作 ほるぷ出版
書き間違えたり、恥ずかしくなってだすのをやめたり、書きかけの手紙をゴミ箱に捨てたことってない?どろぼうジャンボリがぬすむのは、そんな手紙のたね。誰かのいらないものも、ジャンボリにとっては大事な宝物です。でも、あるときゴミ箱から手紙が消えてしまいます。低学年から


『ペンギンのトビオ』斉藤倫・うきまる/作 偕成社
生まれてはじめて飛行機にのる、ペンギンのトビオ。氷と魚をたくさんかばんにつめて、さあ出発!なんだかゆかいな、ドキドキの一人たび。いっしょにワクワクできますよ。意外な目的地にも、にっこりさせられます。低学年から


『サメのイェニー』リーサ・ルンドマルク/作 岩波書店
一人で静かに本を読むのが好きなイェニー。みんなといっしょに遊ぶことや、大きな声で発言するようにと注意されるのは大きらい。サメのように強く一人で過ごしたい。先生やみんなにわかってもらおうとがんばるのですが…。10代から


『ぶたのしっぽ』海緒裕/作 講談社
誰にも言えない趣味をかくしながら、明るくふるまう豪太郎。長髪の転校生や不登校のクラスメイトと出会うなかで、普通であること、自分らしくあることを、それぞれが悩みながら見つけていきます!さわやかな物語。10代から


『煙のように消えるねこ』リンダ・ニューベリー/作 徳間書店
引っ越してきたサイモンのお隣には、ヘーゼルさんという人が住んでいます。でも、サイモンは隣の庭で、ヘーゼルさんとは違うおばあさんを見かけます。おばあさんの近くには猫がいつもいますが、サイモンにしか見えないみたい…。10代から


★知識


『木から家ができるまで 和室はすごい』モリナガヨウ/作 ほるぷ出版
みんなの家には和室はありますか?木や土や草など、自然のものを使ってつくられる和室には、日本ならではの文化や技術、たくさんの工夫がこめられています。和室ってすごい!


『海あそびのやくそく』汐文社
夏が近づいてきました!海、山、川、たくさんあそびにいきたいですね。でもちょっとまって!自然は、きけんととなりあわせ。安全にあそぶルールをしっかり守ってね。
「海」「山」「川」それぞれの本がありますよ。


『サッカードリブル解剖図鑑』三笘薫/著 エクスナレッジ
プレミアリーグのブライトン所属、日本代表のMF、世界のドリブラー、三笘の1ミリ、の三笘薫が、ドリブルを解説します!本格的なサッカー本だけど、すべてふりがなつきだから、小学生でも読めるよ!


『こどもせいきょういくはじめます』フクチマミ 村瀬幸浩 北山ひと美/著 KADOKAWA
『おうち性教育はじめます』という、性教育を考えるシリーズの1冊。1年生から6年生まで、年齢順に、どんな問題がおこりやすいか、どう考えるか、どう伝えるか、などをマンガで読みやすくしてあります。高学年なら自分で読んでも。


『子どものスキンケア・メイク』秋山浩子/文 汐文社
おはだのことも、メイクのことも、気になりますよね。「してはだめ」ではなく、どうすればいいのか、親子で考えてみませんか。『子どもの体毛ケア・においケア』『子どものヘアケア・ネイルケア』もあります。


『ズーミング!空港』チャーリィ古庄/著 秀和システム
これなんだろう?と思う場所や部分を、ずいーっと拡大してみたら、わかってくるものがある!「ズーミング」シリーズに空港がなかま入り!飛行機や建物だけではなく、機内食やレーダー、安全対策など、空港のすみからすみまで見てみよう!

 

あたらしく入った本(令和7年4月UP)

ドキドキわくわくの新学期が始まりましたね。
図書館にもぞくぞくと新しい本が入っていますよ。
おすすめを紹介しますので、ぜひ読んでみてね!

 

 

★赤ちゃん

 

『パパさんぽ』きくちちき/作 文溪堂
「パパ」シリーズ第3弾!一緒に散歩に出かけると、わくわく気になる発見がいっぱい。もちろん最後はパパの出番!読みながら是非一緒に楽しんで。

 


★絵本

 

『ドラゴンはどこ?』レオ・ティマース/作 化学同人
おうさまがドラゴンをみたんだって!けらいたちは、見たことのないドラゴンをやっつけにでかけます。まっくらな中だと、なにもかもこわく見えるよね。さあ、ドラゴンは見つかるかな。けらいたちのドキドキが楽しいドラゴン退治の本。

 

『ぶたくんのそーっとそーっと』ふくだじゅんこ/作 大日本図書
声をかけられれば、かけられるほど、むしゃくしゃするときってない?ぷんぷん、どすどす!むしゃくしゃを止められないぶたくんは、もぐらさんの言葉でかわっていきます。もしかしたら、みんなもまねできるかも!

 

『ユキヒラさんとおなかのすいたゾウさん』いわまタケツグ/文 蟹江杏/絵 クレヨンハウス
おなかのすいたゾウさんを前に、ユキヒラさんがとりだしたのは、みどり色のちいさなおたま。いったい何をするのでしょう。読んでいる私たちも満たされた気持ちになりますよ。

 

『ひつじシステム』大串ゆうじ/作 小学館
なかなかねむれないときは、ひつじが1ぴき、ひつじが2ひき…と数えるといいっていうよね。ぼくも数えはじめたけれど、ひつじがどんどんふえて、えぇぇ!まさか!の展開に。はたして、無事にねむれたのかな?

 

『ガタンゴトンしょうてんがい』古沢たつお/作 PHP研究所
ようちえんの帰りに、おかあさんと買い物にきたコウくん。ガタンゴトンとやってきたのは、やおやさんや、ぱんやさん、レストランもある電車のしょうてんがい。こんなお店に行きたいね。でんしゃの好きな子、さあ、どうぞ。

 

『ここは、ようかいチビッコえん ヒュードロ・タウンのようかいたち』富安陽子/文 大島妙子/絵 福音館書店
ヒュードロ・タウンのチビッコえんには、げんきなこどもたちがいっぱい。あそびもおさんぽも、きゅうしょくもあります。あれ?でも少しちがう?楽しいチビッコえんのいちにちのお話です。

 

『はるがきた!いいものいくつ?』おおたぐろまり/作 福音館書店
こうえんではるをさがしてみよう!なにかいいもの、見つかるかな?カナヘビやチョウチョウ、ハチやメダカがたくさんいるよ。数えながら、さがしてみてね。

 

『もじもじモンスター』キリーロバ・ナージャ/文 古谷萌/絵 五十嵐淳子/絵 文響社
ほかのだれかとは、ちょっとちがう。そんな子どもが主役のえほん『レアキッズのための絵本』シリーズ。学校でほとんどしゃべらない、もじもじくんもじもじさんが主役です。

 

『巨石運搬! 海をこえて大阪城へ』鎌田歩/作 アリス館
お城の大きな石。どこにあったの?どうやってはこんだの?
この絵本の大きな石は、瀬戸内海の島から運ばれます。大きな大きな石を、人が道具をつかって割って、運びます。読みながら、がんばれ!って、おもわずさけんじゃいそう。がんばれ!

 

『あのひのきもち』かさいまり/文 岡田千晶/絵 金の星社
なかよしのネズミとリス。きょうのネズミは、かなしいきもちでいっぱい。リスは、ネズミの話を静かに聞きます。よりそうことのしあわせが染みる絵本です。

 

『ともちゃんとうし』市川朔久子/文 おくやまゆか/絵 岩崎書店
学校にいきたくないともちゃんと、牧場から逃げてきた、うし。のはらでいっしょに遊びます。「もっ」としゃべる、とぼけたうしさんと、わたしもあそびたい!

 

『ぐうたらねこ』ひがしちから/作 佼成出版社
はるくんの家のぐうたらねこは、とにかく、ぐうたら!表紙からぐうたら。ぐうたらポーズのねこが、はしからはしまで、楽しめます!

 

『すいちゃんはいそがしい』こどもの視点ラボ/企画 てんてん/写真 Gakken
4さいのすいちゃんの一日を、ずーっとカメラで追います。子どもはよく遊んでよく動くもの、と思ってはいたけれど、起きてから寝るまで、こんなにいろんなことをして、こんなに動いているんだ!と、びっくりです!

 


★読み物

 

『子ねずみウォルターはのんびりや』マージョリー・フラック/作 徳間書店
気づくと一人ぼっちになっていた、のんびりすぎるウォルター。家族さがしの旅のなかで、ゆかいな仲間と出会います。短い10章に分かれているので、一人で物語を読み始めた人や、おうちの人が読んであげるのにぴったりの一冊。低学年から

 

『つくしちゃんとながれぼし』いとうみく/作 福音館書店
つくしちゃんのおはなし2作目。今回は友だちとのお話が3つ。色えんぴつをかしてあげたくない友だちとのことや、ねこをあずかるお話など、いやだなあと思ったり、すごいなあと思ったり。つくしちゃんのお話を楽しんで。低学年から

 

『純喫茶クライ 地図にないお店』吉田桃子/作 岩崎書店
純喫茶クライは、地図にのっていない不思議なお店。子どもが困っているときに、現れます。喫茶店では代金はいりませんが、メニューをひとつ食べないといけません。喫茶店の心温まる5つのお話を味わってください。高学年から

 

『ライオン』ウイリアム・ペーン・デュボア/作 瑞雲舎
ずーっとむかし。動物は、天使がつくっていました。まず名前を考え、つぎに、それにふさわしい形を考えます。「ライオン」という名前を思ついた天使は、さて、どんな動物をつくるでしょうか。低学年から

 


★知識

『わらって、考える!イグ・ノーベル賞ずかん』ほるぷ出版
人々を笑わせ、思わず考える研究をする人に贈られるイグ・ノーベル賞。
研究内容はとても"ヘン"で、笑ってしまいます。お気に入りは「本当にバナナの皮はすべりやすいのか?」です。

 

『知って極める!ラーメンのすべて』ラーメンのすべて編集部/編 メイツユニバーサルコンテンツ
今や国民食といえる"ラーメン"ですが、ラーメンってそもそもどうやって作るか知っていますか?気になるご当地ラーメンものっていて、読んでいるだけでもお腹がすいてきますね!

 

『そうだったのか!カタツムリとナメクジ』嶋田泰子/著 はたこうしろう/絵 童心社
カタツムリは正式な名前じゃない?仲間は日本に800種類以上もいるって本当?ナメクジはカタツムリの進化したもの?じっくりながめて調べてみると、不思議と驚きがたくさん!

 

『宝石おりがみ キラキラにかがやく』日本文芸社/編 日本文芸社
ダイヤモンド、ルビー、トパーズ、キラキラかがやく宝石が大好きな人、すてきな宝石が折り紙で作れちゃいます。作った宝石はかざったり、アクセサリーにしたり、アイディアもいっぱい!きれいな石の本を探している子、みてね。

 

『星空写真家KAGAYA月と星座 月』KAGAYA/写真 山下美樹/文 金の星社
夜空の楽しみ方を美しい写真とともに紹介しています。月の満ち欠けや月食のしくみだけでなく、天体観測や月の撮影の仕方なども解説してくれています。今日の夜空はどんなかな?

 

『こどもふざけ方教室』オモコロ/著 小学館
『コロコロコミック』の「オモコロ放課後クラブ」のファンブック、だそうです。アツい!とにかくアツい!オトナになってしまったわたしには、読むのも大変だしよくわからないのですが、小学生のみんななら楽しい!

 

『川あそびのやくそく』汐文社
海よりも身近にある、川。橋を渡ったり、河原におりたり。「いつもの場所」だから、その危険に気づきにくいこともあります。毎年、何人ものこどもが、川で命を落とします。命を守るために、危険を知っておきたいですね。

 

『スクールハラスメント』さ・え・ら書房
こどもには、こどもの権利があります。家庭でも社会でも、守られ、こどもにとっていちばんよいことをしてもらう権利があります。それはこどもが長い時間をすごす学校でも、同じです。おとなも、こどもも、この本でいっしょに学びましょう。

 

 『SNSから心をまもる本 被害者にも加害者にもならないために』Gakken
友だちとつながったり、推しとつながったり、楽しいことの多いSNS。でも、ちょっと油断すると危険なことがたくさんあることは、みんな知っているでしょう。わかっているけど、もう一度、きちんとルールとマナーを学びませんか。とりかえしのつかないことになる前に。

 

『じぶんのおていれ、じぶんでできるかな?』岩崎書店
目、はな、耳、歯、つめ、体、かみのけ。全部で7冊。なぜきれいにしなきゃいけないの?どうやってやればいいの?子どもが自分で読んで、自分でできるように書かれています。意外に、おとなでも知らなかったりするかも。

 

『100%スキー』ギョーム・デミュール/著 サウザンブックス社
この冬は、大雪がありましたね。雪の遊びといえば、スキー!スノボ!スキーのことをこの本で読んで、次の冬には、ゲレンデにいってみませんか?菰野町の御在所岳(ございしょだけ)でもスキーができるんですよ。次の冬をお楽しみに!

 

 

 

 

あたらしく入った本(令和7年2月UP)

まだまだ外は寒いけれど、少しずつ春の気配を感じますね!

新しく入った本の中から、おすすめを紹介します。

ぜひ読んでみてね!

 

★絵本

『あくたれラルフますますあくたれる』 ジャック・ガントス/文 ニコール・ルーベル/絵 出版ワークス

るすばんをしていたラルフのところへやってきたのらねこたち。いたずらのかぎりをつくし、町はおおさわぎ!ますますパワーアップするラルフにおどろいて!

 

『カレーライスだいすき』 苅田澄子/文 いわさきまゆこ/絵 金の星社
カレーライスは好きですか?この本では、ていねいにカレーライスを作ります。
特に見てほしいのは、なべのふたをあける瞬間!湯気とともにおいしそうなカレーがページいっぱいに広がります!
今日の晩ごはんのメニュー決定!

 

『100ぴきかぞくすいぞくかんへいく』 古沢たつお/作 大日本図書
ねこのかぞくが、すいぞくかんへ。おなじかおに見えても、みんな、きているものもやっていることもちがう。
すいぞくかん、あなたはどこがすきかな。

 

『ミーコ』 長谷川義史/作 講談社
長谷川義史さんが子どものころに飼っていたねこのミーコ。イヌネコ本の好きな人、泣きます。注意。

 

『それゆけ!ばあちゃんぐんだん!』 ジュディス・カー/作 好学社
なんともパワフルで、ゆかいなおばあちゃんぐんだん!こまったときには、えっ!とおどろくとくいわざで、さっと助けてくれるたのもしさ!
なんだかワクワクするよ。

 

『おせち』 内田有美/作 満留邦子/料理 福音館書店 
実際に作られたおせちを、絵にしました。ひとつひとつの料理の説明と、それがみんな詰まったお重の、なんて美しくておいしそうなこと!

 

『はたらく図書館』『はたらく製本所』 矢萩多聞/文 吉田亮人/写真 創元社 
「写真絵本はたらく」シリーズ、待っていた図書館バージョン!
わたしたちの一日も、ほんとにこんな感じです。これに、行事や会議など様々なことが足されていきます。
製本所の仕事と合わせて、本好き必読です!

 

『せかいにひとつ あなたのうた』 二コラ・デイビス/文 マーク・マーティン/絵 子どもの未来社 
この絵本がうたうのは、「こどものけんり」です。うまれたらすぐ、「こどもらしくいきる」うたがはじまります。それは、ひとりひとりにかならずある、だれにもうばうことができないうた。さあ、うたおう!

 

『ともだち』 リンダ・サラ/文 ベンジー・デイヴィス/絵 ひさかたチャイルド 
とてもなかよしだ、って思っているともだちに、もうひとり、なかよしができたらどう思う?え、って、なんで?って、じゃまをしないでって、思わない?ともだちって、むずかしいけど、大すきだよね。

 

『ペットボトルくんのねっけつ!リサイクルものがたり』 田中六大/作 佼成出版社
みなさんは、ごみをきちんと分別してすてていますか?
ペットボトルをすてるとき、これ、ほんとにリサイクルされてるのかな?なんて思いませんか?では、ペットボトルくんにおしえてもらいましょう!

 


★読み物

『山の学校 キツネのとしょいいん』 葦原かも/作 講談社
本のかしだしカードのピッをやってみたいなあ。そうだ、としょいいんになろう!と、学校にやってきたキツネの子。
図書館でも、バーコードのピッと、本のせなかをコシコシこするのも、人気でした。低学年から

 

『こてんちゃんがきた!』 いとうみく/作 理論社
てんにゅうせいのこてんくんは、ちょっとへん?はねをせおい、げたをはき、うちわをもって…。元気いっぱいこてんくんの楽しいおはなし。低学年から

 

『今日も誰かの誕生日』 二宮敦人/作 光村図書出版
誕生日はやっぱりちょっと特別な日。おめでとうの言葉も、プレゼントも。
誕生日にまつわる6つのお話が入っています。心がほわっとあたたくなるよ。10代から

 

『ハルカの世界』小森香折/作 BL出版
中学生になり、美術部に入った遥は最近、不思議な夢を見る。アウレリアという王国に自分がいる夢だ。どうやらアウレリアは、「絵の中の世界」らしい。遥はその王国を救うため、戦うことを決意する。10代から

 

『トッケビ梅雨時商店街』 ユ・ヨングァン/作 静山社
不幸を売って思うがままの幸せを手に入れる。トッケビたちの待ち受ける不思議な商店街へ向かったセリン。梅雨の間だけの世界。どんな幸せを手に入れる?韓国の小説。10代から

 

★知識

『こおりのせかい なんきょくへいこう』 ひさかたチャイルド
日本から遠くはなれたところにある、世界一寒い南極。南極には、地球のことを知るヒントがたくさん隠されています。南極の自然や地球の秘密を知るために、観測隊員たちがどんな研究をしているのか、見てみよう!

 

『せかいの国鳥 にっぽんの県鳥』 ポンプラボ/編集 カンゼン
多くの鳥の中から、県を代表するシンボルとして選ばれた"県鳥"。また、国を象徴する存在として選ばれた"国鳥"。きれいな写真とともに、紹介されています。
ちなみに三重県の"県鳥"は…知っているかな?

 

『ときめくニッポン職人図鑑』 大牧圭吾/著 オークラ出版
日本各地には、その土地の素材や歴史を生かした伝統工芸品があります。
今回はその伝統工芸品を作る職人さんに注目しました。31人の職人さんに工芸品の作り方やスゴ技のコツ、いろんなことをインタビューしました。三重県の職人さんも登場しますよ。

 

『スポーツを支える仕事』 元永知宏/著 岩波書店
スポーツの仕事とは、選手で活躍することばかりではありません。
広報、記録員、介助員、栄養士、通訳など、さまざまなジャンルがあります。
好きなスポーツに関わりたいけど、選手としては…と思っている人も、チャレンジしてみませんか?

 

『支える仕事の一日』 WILLこども知育研究所/編著 保育社 
「会社員の仕事見る知るシリーズ」の1冊。会社の仕事って、実は、あまりわからない。
そんな、会社の中での仕事を紹介してくれるシリーズです。

 

『動物の今と昔ずかん くらべてみたらすごかった!』 土屋健/著 ほるぷ出版
今見ている動物たちは、昔はこんなすがただったの?大きさも食べ物も、あまりのちがいにビックリ。今の方が少しかわいい気がするのは、見慣れているからかな。面白いよ。見て!

 

『みんなが知りたい!不思議な「カビ」のすべて』 メイツユニバーサルコンテンツ
ダンボールに入れていたみかんにカビがはえてしまった…そんな経験ありませんか?
でも、カビは私たちが使う薬になったり、食べ物になったり、役立つこともあるんです。

 

 

 

あたらしくはいった本(令和6年12月UP)

だんだん日が暮れるのが早くなって、夜の時間が長くなってきましたね。こんなときこそ読書のチャンス!新しく入った本の中から、おすすめを紹介します。ぜひ読んでみてね!
 
★赤ちゃん
『ねぇだっこ』 柿木原政広/作 ブロンズ新社
 だっこだっこ、ねぇだっこ。かわいいやさいやくだものがだっこをしたり、ゆらしたり。
目と口をつけただけで、かわいい声がきこえてきそう。おひざにだっこしながら、一緒に読んでね。
 
『ケーキ』 小西英子/作 福音館書店 
たまごとさとうをしゃかしゃか、ぐるぐるとろーり、こむぎこさくさく。
フルーツたっぷりのケーキ。できあがりが待ちどおしい、絵も音もおいしい絵本。きょうのおやつは、ケーキかな。

『だいすきドクターイエロー』 小賀野実/写真・文 JTBパブリッシング
歴代ドクターイエローの写真や、仕事、整備されているようすなど、ぜんぶひらがなで書いてあり、小さい人から読めます。もうすぐ引退することも書いてあります。
 
★絵本
『トドにおとどけ』 大塚健太/文 かのうかりん/絵 パイインターナショナル
トドにプレゼントのお届けものをたのまれたカモメさん。ところが、とてもにている生きものがたくさん!
みんなは、ちがいがわかるかな?
 
『おちば』 おーなり由子/文 はたこうしろう/絵 ほるぷ出版 
あかいはっぱ、きいろいはっぱ、とがったはっぱ、ちぎれたはっぱ。
あつめてあつめて、かさこそ、ぱり、ざく、こそそ、がさっ…。おちばの歌がきこえてくるよ。
 
『ごはんのつぶとおこめのつぶ』 二宮由紀子/文 いとうひろし/絵 アリス館 
おちている米つぶをふんづけたり、くつしたの裏にカピカピになったごはんつぶがついてること、よくあるよね?
うっかり床におっこちた、ごはんのつぶとお米のつぶが出会うと、とっても楽しいことがおこります。
 
『かおたいそう』 むらたよしこ/作 偕成社
0さいの赤ちゃんから、100さいの人、日本の人から外国の人、地球の人から宇宙のなにかまで楽しめる!
一日のはじまりは、かおをほぐすたいそうからはじめましょう!それ「ま!」「む!」「のーん!」
 
『クジラがしんだら』 江口絵理/文 かわさきしゅんいち/絵 童心社
命を終えたクジラが、深海にしずむ。まずサメ。次にほかの魚。カニ。ウニ。大きな生物から順に肉を食べ、骨だけになる。その骨を食べる生物が最後に現れる。
死んだクジラに集まってくるものを、「鯨骨生物群集」というそうです。死んでも最後まで、クジラはほかの生物を生かすのです。
 
『さいごのさよなら』 エリン・ケルシー/文 ソイアン・キム/絵 新評論
人間以外でも、死んだ仲間に悲しみを表す動物がいるそうです。ありがとう。だいすき。さよなら。そして、仲間は土にかえり、ずっと先の子どもたちを見守り、育てていくのです。
 
『ぼくのカキだよ!』 市川里美/作 BL出版
あまくておいしいカキがなりました。友達と食べようと思ったのに、カラスに全部食べられてしまいます。
そんなケンちゃんに、おばあちゃんがしぶガキがおいしくなるひみつを教えてくれます。おいしいカキ、友達と食べられるといいね。
 
『チョウになりたい』 マルク・マジュスキ/作 金の星社
大好きなチョウのかっこうをボロボロにされてしまい、ひとりでしょんぼり。
でも、パパがいっしょにもっとステキなチョウを作ってくれて、もう一度外へ。
作る楽しさと自由にやってみる楽しさが、きれいな色の中で描かれた絵本。


★読み物
『みかんファミリー』 椰月美智子/作 講談社
母親の突然の宣言から始まった他人家族との同居生活。一緒に暮らすことになったのは、まさかのあの子。
ただの同居人から始まる新しい家族の物語。10代から
 
『へんてこもりのころがりざか』 たかどのほうこ/作 偕成社
「へんてこもり」シリーズに新刊です!まるぼについて、まるぼまんじゅうをとりにいった4人ですが、きけんなころがりざかが目の前に!今回も期待通りの楽しいお話です。低学年から
 
『バッタマンション』 北川佳奈/作 アリス館  
虫たちのくらすバッタマンションはヒビがはいっているけど、大家さんのつくるドクダミ茶はぜっぴん。きょうもお茶をのみながら、みんなでおしゃべり。たずねて行きたくなるような、楽しい虫たちのお話。低学年から
 
『出てこい、写楽!』 楠誠一郎/作 静山社 
大繁盛の日本橋の版元の一番人気はなんといっても写楽の浮世絵。なのに写楽はもう絵をやめるという!
版元「耕書堂」の主、蔦屋重三郎は江戸の人気作家の力を借り、思いとどまらせようとするが、問題がひとつ。写楽は誰?
現代まで続く写楽の秘密を探るお話。10代から


★知識
『すごいトイレのはなし』 佐藤満春/著 Gakken
 家でも学校でも、ないと困るトイレ。トイレ愛にあふれる作者が、トイレの歴史や構造、進化など、雑学盛りだくさんで紹介します。当たり前に使っていたけど、気づかなかったことがたくさんあるかも。

『かいた絵をはるだけ!はじめての推しぬい』寺西恵里子/著 汐文社 (594)
最近、自分で作る"推しぬい"が流行っていますね。針も糸も使わない、"推しぬい"のつくり方がこの本では紹介されています。おさいほうが苦手な人も、挑戦してみましょう!
 
『あたらしい自然あそび 大人も子どもも楽しい』 奥山英治/著 山と溪谷社   
モンシロチョウを日焼け止めで誘ったり、カエルをこんにゃくでだましたり。
ちょっと変わったあそびをたくさん紹介しています。身近な自然に目を向けてみると、きっと楽しい発見があるはず!
 
『マンガでわかるスマホ脳の恐怖』 金の星社
「スマホ脳」というものが本当に存在するかどうかはわかりません。でも、いつもスマホが手元にある。通知が気になる。わからない単語を調べたつもりが、気づいたら動画を見ている。悪い姿勢でだらだらスマホをいじっている。
このようなことは心当たりがありますね!?この本で自分をふるいたたせて、行動を変えていこう!
 
『本当に危ない闇バイトの話』 金の星社
マンガと解説で、中学生から理解できるように書かれています。いちばん誘惑が多くて怖いのは、何といってもスマホ。ほぼすべてが、スマホからの誘惑です。家族で読んで、対応を話し合ってみましょう。
 
 
『身近で発見「激レア」図鑑』 おかべたかし/著 小学館
身の回りのもの、自然、たてもの、食べものなどのなかから、これが見られたら!これがでてきたら!それは激レアのブツだ!というものを写真でしょうかい。四日市と菰野からも、1つずつ選ばれてるよ!
 
『たまご 命が生まれるしゅんかん』 BL出版 
たまごから生きものが出てくるしゅんかんを、みたことがありますか?鳥、カメ、トカゲ、チョウやトンボなど、いろんな生きものが生まれるところを、順番に写真で見せてくれます。おどろきですよ!ヒョウモンガメがイチオシ!
 
『働く現場をみてみよう!わたしたちが寝ている時間の仕事』 保育社 
みんなが寝ている間にしか、できない仕事がある。考えてみたことがありますか?テーマパークがいつもきれいで安全なこと。朝どれの野菜がスーパーに並んでいること。遠くに聞こえる救急車のサイレン。
夜空を飛ぶ飛行機。夜から始まる道路の工事。たくさんの、夜に働く人々に、ふと、心を寄せてみてください。
 
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