あたらしいこどもの本

あたらしくはいった本(令和5年3月)up

少しずつあたたかくなってきて、はながさき、
ことしも春がやってきましたね。
としょかんでは、あたらしい本をよういして、
みなさんがくるのをまっています。

★えほん★

『おうさまのまえでみぎむけーみぎ!』 
 柏原佳世子/作(Pカ) KADOKAWA
 みんなそろって、みぎむけーみぎ!あれれ、みぎはどっち?スプーンをもつほう?
 じゃあ、ひだりはどっち?みんなで、うまくできるかな。
 あの『おうさまがかえってくる100びょうまえ!』を描いた作者の新作です!

『ちいさなちいさなヤクのガーティ』
 ルー・フレイザー/文 ケイト・ヒンドリー/絵(Pヒ) 岩崎書店
 おおきければなんだってできるはず!おおきくなりたいと、
  いろいろちょうせんするガーティですが、なかなかおおきくなれません。
 でもちいさいからできることだってあるんですよね!

『あらしとわたし しぜんのなかでいきる』 
ジェイン・ヨーレン,ハイジE.Y.ステンプル/文 クリスチャン・ハウデッシェル,ケビン・ハウデッシェル/絵(Pハ) 評論社
 たつまきやあらし、ふぶきやこおりにとざされれ、もりがもえ、うみがあれる日。
 しぜんは大きな力でわたしたちにおそいかかり、とおりすぎる。
 そして、わたしたちも力づよく、やりすごす。
 しぜんの中で生きるわたしたちを、はげましてくれる本。

『こっちとあっち』 
 谷川俊太郎/文 樋勝朋巳/絵(Pヒ) クレヨンハウス
 詩人・谷川俊太郎と、人気急上昇中の樋勝朋巳。
 すごくかんたんな言葉しかないのに、ひとのつながりを、
 深く考えさせられてしまいます。小学生にもおとなにも読んでみてほしい。

『色とりどりのぼくのつめ』
 アリシア・アコスタ,ルイス・アマヴィスカ/文 ガスティ/絵(Pク) 光村教育図書
 だいすきな色でマニキュアをぬるとワクワクするぼく。
 ともだちにからかわれたけど、たんじょうびにすてきなプレゼントが!

『どんないえにすみたい?』
 ジョージ・メンドーサ/文 ドリス・スーザン・スミス/絵(Pス) 好学社
 ネズミのヘンリエッタはけんちくか。みんなにぴったりのいえをせっけいします。
 ページいっぱいに細かく描かれたいえをみながら、どんないえにすみたい?ってだれかと話したくなります。

『まほうのオッジィ』 
 田村あつこ/文 高畠那生/絵(Pタ) フレーベル館
 「ハオマ スクーマ エスプーマ!」オッジィがじゅもんをとなえると、
 みんなのゆめがかなっちゃう!すてきにへんしんできましたよ!


★赤ちゃんえほん★

『ぞうさんのおふろ』
 内田麟太郎/文 村田エミコ/絵(Pム) 童心社
 おおきなおふろにみんなでぽかぽか。きもちよさそうなぞうさんたち。
 あれあれ、だれかさんもいるよ。

『ホットプレートよ~いどん!』
 さいとうしのぶ/作(Pサ) 白泉社
 みなさんの家には、いろいろに使えるホットプレートはありますか?
 イカ、ニンジン、キャベツにタコ、ホットプレートにとびこんだら、なにができるのかな?

『おだんごちょうだい』
 せなけいこ/作(Pセ) 童心社
 あか、あお、きいろ。ふくとおなじいろのぼうしをかぶってみんなでおでかけ。
 いぬちゃんもきて、みんなでおやつのじかんだよ。
 表紙の春色のおだんごが、とってもおいしそう! 


★よみもの★

『箱舟に8時集合!』
 ウルリヒ・フーブ/作(943フフ) 岩波書店
 「神さまがみているよ。」「神さまなんていないよ。」
 いつもけんかしちゃうなかよしペンギン3人(?)組。
 ある日、この世が終わる前に2人だけ助けてやると神さまのお使いがやってきた。2人だけ…?
 クスッとわらえるハラハラストーリー。で、神さまはいたのかな?10代から

『エツコさん』
 昼田弥子/作(Fヒ) アリス館
 エツコさんは認知症をかかえたおばあさん。時々記憶があっちへいったり、
 こっちへいったり。町で見かけたら助けてあげるのよと、お母さんに言われたぼくは
 ドキドキしながら声をかけると…。心がふわっとあたたかくなるお話。10代から

『ガリバーのむすこ』
 マイケル・モーパーゴ/作(933モハ) 小学館
 イギリスへ向かうはずの小さな船から荒れる海へなげだされたオマールは、
 気づけば小さな人々に囲まれていた!ガリバーのむすことして歓迎を受けるのだが、
 何か事情があるよう。はたしてオマールはイギリスへたどり着けるのか?
 オマールみたいな大男が私たちの前にも現れてほしいと思う1冊です。10代から  

『だんまりうさぎ』
 安房直子/作(Fア) 偕成社
 ていねいにはたけしごとをするだんまりうさぎと、おりょうりだいすき
 おしゃべりうさぎとのたのしいお話が3つ。
 はじめて読み物を読むお子さんにおすすめです。低学年から

★ちしきの本★ 

『作って発見!日本の美術』
 金子信久/著(702) 東京美術
 ペットボトル埴輪(はにわ)!鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)ライダー!
 その発想はなかった!ぜったい作りたくなる工作。世界の美術編もあります。

『世界の探知犬図鑑』 (645) 文研出版
 警察犬や盲導犬は聞いたことがある人も多いよね。でも犯罪や危険物をさがしたり、
 病気を見つけたり…と、犬たちの活躍はもっともっと!!

『カメラにうつらなかった真実』
 エリザベス・パートリッジ/文(334) 徳間書店
 第二次世界大戦が始まったその時、アメリカに住んでいた日系アメリカ人は、
 突然、日系人収容所という施設に連れていかれました。
 家も、車も、何もかも置いたまま。そんな場所を映した3人の写真家たち。
 何を伝えるために、どんな写真を撮ったのでしょう。
 今もまだ、ほとんどの人が知らない戦争の真実があるのかもしれません。

『プロの履歴書からわかる生きものの仕事』
 松橋利光/著(366) 山と渓谷社
 獣医、飼育員、トリマー・・・だけではなく、生きものとかかわる仕事は
 こんなにある!なかなか知られていない生きものの仕事、職場、
 その人たちの経歴について、とてもくわしくわかります。中学生におすすめ。

『しごとへの道 1』
 鈴木のりたけ/作(366) ブロンズ新社
 1巻は、パン職人、新幹線運転士、研究者。
 『しごとば』とは違い、一人の仕事人生を、じっくり描きます。人の人生なのに、感動・・・。
 未来を探している人、仕事をしながら生きてきた人に。

『世界のお菓子図鑑 地球の歩き方BOOKS』 
 (383) Gakken
 みんなが大好きなお菓子。世界の人たちはこんなものが好き。
 そして日本でもこんなにいろいろ。
 これ食べたいと思う人、レシピもあります!

『森鷗外、自分を探す』
 出口智之/著(910) 岩波書店
 森鴎外の「舞姫」、学校で習ったな、なつかしい!と思わず手に取ったこの本。 
 若き森鴎外が「舞姫」を書いた裏側の事情とは?
 軽やかな語り口であまり気負わずに読むことができます。


「じどうしつだより新刊まとめ」を発行しました

このコーナーで1年間紹介してきた中から
選び抜いた新刊を掲載した「じどうしつだより」を発行しました。
「えほん編」と「ちしき・よみもの編」の2種類です。
児童室入口の掲示板下に置いてあります。

「じどうしつだより」は、
図書館に入った本の中から選んだ「新刊編」と、
テーマごとに本を紹介した「特集編」を、2ヵ月に一度発行しています。
本選びの参考にご利用ください。

あたらしくはいった本(令和4年11月)up

やまの木も少しずつ色がかわり、秋が深まってきますね。
本を読むのにぴったりの季節。
お気に入りの本をぜひ見つけてくださいね。

★えほん★

『1枚のがようし』
 長坂真護/作(Pナ) あかね書房
 アフリカのガーナ。先進国が捨てたゴミで生活する、ひどい環境の子どもたち。1まいの画用紙に絵をかく。売る。
 売れたお金でまた紙を買い。絵をかく。売る。みんなが豊かになるように。廃材アーティストの作者の、実体験に基づく絵本。

『おじゃましまーす』
 りとうようい/作(Pリ) 金の星社
 くっつくのがだいすきなこばんざめ。かめ、とり、あふりかのぞう、
 ついにおつきにさまにまでぴとっ。 
 こんなふうにくっついてぼうけんできたらいいね。

『わたしがいじわるオオカミになった日』 
 アメリ・ジャヴォー/文 アニック・マソン/絵(Pマ) パイ・インターナショナル
 とてもあたたかい絵本。でもこれは、いじめがどう始まって、どんな気持ちが現れるのかを描いています。
 いじめを考えたいおとな、子ども、どちらにも読んでほしい。

『カピバラがやってきた』
 アルフレド・ソデルギット/作(Pソ) 岩崎書店
 あんぜんなニワトリ小屋に、カピバラがやってきた。
 やってきただけでなにもしないしなにも話さないのに、近づかないで!と親ニワトリ。
 でも、ニワトリの気持ちが変わるにつれ、カピバラの見え方がどんどん変わっていきます。
 めずらしいウルグアイの絵本。

『ちいさいおふねのぼうけん』
 マリーナ・アロムシターム/文 ヴィクトーリヤ・セムィーキナ/絵(Pセ) 成山堂
 紙でできたおふねが、海を目指して大冒険。海はどこ?いろいろな船に出会い、たずねます。
 やっとたどり着いた海は嵐。びしょぬれになり、海の底へ沈んでしまったおふね。
 でも人間に拾われて、とある場所へ。「きみこそほんもののふねだ!」と言ってくれたのは?

『イライラのあらし』
 ルイーズ・グレッグ/文 ジュリア・サルダ/絵(Pサ) 金の星社
 ちょっとふきげんなエド、ちっちゃなイライラが、大きなあらしになって、
 まちじゅうがたいへんなことに!エドのイライラどうしたらいい?
 そこに、あたらしいかぜがふいてきましたよ…。

『めをさませ』
 五味太郎/作(Pコ) 絵本館
 チビのフクロウが月でうっとりねていたら、あれっ下へ下へと落ちていきます。
 とちゅう、星やコウモリに話しかけられてもぐっすりねむったまま。
 このままでだいじょうぶ? 

『いぬがほしいの!』
 ジョン・エイジー/作(Pア) 潮出版社
 ペットにいぬがほしいと、どうぶつあいごセンターへ!すてきなペットにであえるかな?

『とびらのむこうにドラゴンなんびき?』
 ヴァージニア・カール/作(Pカ) 徳間書店
 こっそりおしろにつれてかえったちびドラゴン。だいじょうぶ?おうさまにみつからない?

『おまえたち、くっちゃうぞ~!』
 ジョン・ヘア/作(Pへ) 岩崎書店 
 わにがめのアルはつりめいじん。おおきな口をあけて、じーっとまちます。
 さあ、おいしいさかなをつかまえられるかな?

『おおきいかさ』
 エイミー・ジューン・ベイツ/作 ジュニパー・ベイツ/作(Pヘ) 化学同人
 あかいかさはおおきくて、やさしいかさ。雨が降ってきたらみんなを入れてくれるかさ。
 どんなにせがたかくても、毛がふさふさでも…。
 だれでもつつみこんでくれるかさでほっこりやさしい気持ちに。

『ふっと・・・』
 内田麟太郎/文 松成真理子/絵(Pマ)  BL出版
 ふっと、くもにぶらさがったぞう。ふっと、ふじさんによこになったビル。
 ふっと、なにかしたくなることってあるよね。フフッとわらってしまう絵本です。
 絵をよーくみてつぎのページをめくってね。

『あのこ』
 樋勝朋巳/作(Pヒ) ブロンズ新社
 トントン、トントン、小さなまどからやってくるあのこ。いつも、ちいさなおみやげをもってきます。。
 きょうはともだちのカールといっしょ。うちにもあのこがやってきたらいいのにね。なんてなまえかなぁ。

『じぶんのきもち みんなのきもち』
 サラ・オレアリー/文 チィン・レン/絵(Pレ) あかね書房
 いっつも聞かれる質問。そんなのどっちでもいいじゃん。それより、こっちを聞いてよね!
 集まってくる子どもたち、みんな楽しそう。

★かみしばい★

『てんぐのけんか』
 りとうようい/作(紙芝居) 教育画劇
 はげ山の赤てんぐととなりの山の青てんぐは、いつもけんかばかり。
  きょうもからかわれておこった青てんぐは、じぶんの山の木やくさをなげつけ、きがつけばはげ山に!
 てんぐのけんかってすごい!でも、さいごはなかなおり。けんかは、だめだね。奈良県に伝わる民話です。

★赤ちゃんえほん★

『タオルちゃん』
 室井滋/文 ひらぎみつえ/絵(赤ちゃん) 金の星社
 ふわふわタオルちゃんのいっしゅうかん!赤ちゃんのおともだちですね。


★よみもの★

『やまの動物病院』
 なかがわちひろ/作(Fナ) 徳間書店
 まちに一つだけある動物病院。じつは夜「やまの動物病院」をひらいています。
 その病院の先生は、ねこのとらまる。昼は人間の先生のしんさつを、しっかり見ているから大丈夫。
 さてさて、今日のかんじゃは、だれかな? 低学年から

『三まいのはがき』
 おくやまゆか/作(Fオ) 福音館書店
 ある日ナメヨ、ガマコ、ニョロミから、ゆうたにとどいた「あそびにきてください」のはがき。
 あそびにいくと、どこもだいかんげいです。
 ところが、みんなゆうたとなかよしになりたくて、おおげんかをはじめてしまいます。
 さあ、さいごはどうなったかな。ゆうたとふしぎな三にんの楽しいおはなしです。 低学年から

『空と大地に出会う夏』
 濱野京子/作(Fハ) くもん出版
 言葉できちんと説明できないことが嫌いな理一郎(りいちろう)。無駄なことが嫌いな両親。
 いつも明るくめげない海空良(みそら)と、転校してから会うことのなかった大智(ひろと)との再会。
 言葉にしない思いも、じんわりみえてくるような成長の物語。 中学年から

『アーマのうそ』
 キャロル・ライリー・ブリンク/作(933フリ) 文溪堂
 そんなつもりはなかったのに、うそがうそをよんでどんどん大変なことに!
 なんとか切りぬけようと必死に考えたアーマは、とんでもないことを思いつきます。 中学年から

『かわいい子ランキング』
 ブリジット・ヤング/作(933ヤン) ほるぷ出版 
 中学校の生徒たちにメールで送られてきた、学校のかわいい女の子ランキング。
 2位はみんなの憧れのソフィーで1位はいつも目立たないイヴだった。
 1位になった妹を心配する兄のエイヴの、自分が過去の失敗から学んだ言葉は必読です。 10代から

『ガリレオの事件簿 ①②』
 東野圭吾/作(Fヒ) 文芸春秋
 天才物理学者・ガリレオをしっていますか?
 福山雅治でドラマ化もされた、東野圭吾の大人気小説。
 シリーズの中から4つの短編を集めてあります。
 これが面白かったら、一般の小説『探偵ガリレオ』から読んでみよう! 10代から


★ちしきの本★ 

『バリバリしゅうしゅうしゃ』
 くにすえたくし/絵(537)  視覚デザイン研究所/作・出版
 決まった日にやってくるごみしゅうしゅうしゃは、いつもおおいそがし!
 大きな口でバリバリとごみをかたづけます。
 おや、いたずらカラスたちもがんばっておてつだい。小さな人でも楽しめる働く車の本です。

『ハグして! アミとランのおとなになるまえの性の絵本1』
 安藤由紀/作 岩崎書店(367)
 性教育の名著『いいタッチわるいタッチ』の安藤由紀さんによる、性の本。
 あらゆる情報を含んで、でもやさしくわかりやすくなっています。

『知識の海へ』児童図書館基本蔵書目録3
 (研究028) 東京子ども図書館
 東京子ども図書館による、ちしきの本の目録。すばらしいのは、本当によい本が選ばれていることと、件名索引があること。
 「助ける」というテーマの本は?などで探せます。

『みんなえがおになれますように』
うい/作(367) 学研
 小学生のういさんが、体と心のちがいのこと、気になることをインタビューしています。
 むずかしいことはわからなくても、いろんな人がいるんだよって、受けとめられるような本です。

『鉄道“周辺世界”趣味入門線路』
 (536) イカロス出版
 乗り物が好きな人、こんな本はいかが?
 新幹線も貨物列車も、線路がないと走れません。
 意外と知らない線路の仕組み、知ってから乗るともっと楽しいかも! 

『名列車透視図鑑』
 (536) 小学館
 鉄道開業150年。蒸気機関車から作業車、観光列車、リニアまで、車体の中が見えるイラストを楽しもう!

『タガヤセ!日本』
 白石優生/作(612) 河出書房新社
 農業に興味がある人もない人も、自分が毎日口にしている食べ物について、ちょっと考えてみませんか?
 日本の農業の魅力を伝える国家公務員YouTuberが、わかりやすく伝えます。大人の人もぜひご一緒に。

『2~5才のかわいいおりがみえほん』
 いしばしなおこ/作(754) パイインターナショナル
 主人公のねずみが冒険しながらさまざまな動物と出会う物語のなかで、かわいい折り紙の作品をご紹介。
 登場する作品はハシビロコウ、アルパカなど40種!
 折り方の手順はすべて写真で解説してあるのでわかりやすいです。

『ずかん単位』
 (420) 技術評論社
 メートル、キロ、坪、エーカー…などなど。長さ、重さ、時間や暦まで。
 単位のことなら、なんでもござれ!

あたらしくはいった本(令和4年9月)up

空にはうろこぐも、くさむらからは虫のこえがきこえてきます。
まだあついけれど、秋はすぐそこ。
としょかんでも、秋の本をよういしてまっています。


★えほん★


『ぼくはひこうき』
 はっとりひろき/作 (Pク) 講談社
 おとうさんのあしのうえから、ひこうきたろうごうがしゅぱつだ!
 ぐんぐんそらたかく、うみのうえ、まちのうえ…。
 きもちのいいそらのたびをたのしめます。

『ようかいのもり たぬきクリニック』
 長谷川あかり/作 (Pハ) 大日本図書
 たぬきクリニックには、なんだかちょっとかわったかんじゃさんが
 つぎからつぎへとやってきます。いったいどんなクリニック?

『あの子はぼくらのスーパースター』
 フラン・ピンタデラ/文 ラクウェル・カタリーナ/絵 (Pカ) 評論社
 いつもはだしのマダニーくんは、ぼくらのチームのスーパープレイヤー。
 大事な試合の前の日にマダニーくんが買ったものは!

『バスが来ましたよ』
 由美村嬉々/文 松本春野/絵 (Pマ) アリス館
 小さな子どもたちがつなぐ声は、バスをまつ「わたし」だけでなく、
 だれをもあたたかなきもちにさせてくれます。
 せかいじゅうにこの気持ちが広がればいいなあ。

『おばけのジョージーたからさがし』 
 ロバート・ブライト/作 (Pフ) 好学社
 おとなりに住む農家のスニードさんは仕事をほったらかしてたからさがしに夢中。
 おたからは見つかるかな?人からは見えない、やさしいおばけのジョージーが今回もだい
 かつやく!

『まよなかのおしっこ』 
 さいとうしのぶ/作 (Pサ) KADOKAWA
 まよなかにおしっこにいきたくてめがさめちゃった。
 でも、こわい!おばけがでたらどうしよう。でんきをつけて、ろうかをあるいて・・・。
 さいごは、よかったー。たのしいみんなのアルアルえほんです。

『おばけのかわをむいたら』 
 たなかひかる/作 (Pタ) 文響社
 えっ、おばけのかわ?むくって、どういうこと?そんなふうに!?
 毎回、衝撃がすごい。はまったら抜け出せない、たなかひかるワールドへどうぞ!

『くみたて』 
 田中達也/作 (Pタ) 福音館書店
 身の回りにある小さなもので、ミニチュアの街が完成!
 小学生のあなたにもオススメ。見れば見るほどやみつきになりますよ。

『森のささやきの標本室』 
 たなか鮎子/作 (Pタ) A&F
 呼び声にさそわれて本の中へ。
 鳥の声、風の音、いろんな音が響く森。そんな音が消えてしまった。
 音がすいこまれていく先で会ったのは、音を標本にしているフォッグさん。
 おいしいハーブティーをごちそうになったけれど…。

『なみのむこうに』 
 ブリッタ・テッケントラップ/作 (Pテ) BL出版
 どこからも遠い、くらい海に、ひとりでふねにのっているエラ。
 とてもさみしいし、不安。はげましてくれる声、光はどこから?
 さみしさによりそい、希望をあたえてくれます。

『ようかいびより』 
 堀切リエ/文 いしいつとむ/絵 (Pイ) あかね書房
 あしたはえんそく。
 「テルテルボウズ、テルボウズ、雨なら、くびをチョンぎるぞ!」と
 うたったら、なんだかへんな天気。ようかいだらけの、ようかいびよりになっちゃった。
  怖すぎない、ようかい絵本です。

『パパかいぞくのこもりうた』 
 アントン・ロマーエフ/作 (Pロ) 成山堂書店
 とってもやんちゃな男の子。もうねないといけないのに、おしゃべりばっかり。
 パパかいぞくが歌うこもりうたは、どんどん物語が広がって…
 「ぼくねむってなんかいられない!」渋い絵に、心惹かれる大人が多そうです。
 
『なみのいちにち』 
 阿部結/作 (Pア) ほるぷ出版
 海に行きたい!読んだらきっと、なみに会いたくなります。
 たくさんの人に読んでほしい。とってもすてきな絵本です。

『だれのほね?②ぼくたちきょうりゅう』 
 たけうちちひろ/作(Pタ) 出版ワークス
 切り絵でえがかれた、だれかのほね。
 きょうりゅうが好きな人なら、すぐわかるね。
 一冊めの「だれのほね」は、どうぶつのほねですよ。

『ホホジロザメ』
 沼口麻子/文 関 俊一/絵 (Pセ) 福音館書店
 サメの研究者×魚の絵のプロフェッショナル(三重大学の教授)による、ど迫力(はくりょく)! 
  の絵本。絵は、写真以上にくわしく、正しく、わかりやすく見せてくれますよ。

『ことりのメル おっこちる』
 コーリー・R・テイバー/作 (Pセ) 科学同人
 きょう、とぶって決めた!
 ママのるすに、えいっと高い木のえだからとびおりたメル!
 おちるおちるおちるおちていって…。
 とちゅうでひっくり返したり、ページの開きかたがおもしろいのです。

『わたしとあなたのものがたり』
 アドリア・シオドア/文 エリン・K・ロビンソン/絵 (Pロ) 光村教育図書
 第一印象は、奴隷制のことをかいた絵本。
 でも本当は、すべての子どもは大切なたった一人の自分で、
 自由で、なんにでもなることができるのだ、と、力強く背中を押してくれる絵本です。

『スイッチョねこ』
 大佛次郎/文 朝倉摂/絵 (Pア) 青幻社
 画家で、舞台芸術でも活躍した朝倉摂(アサクラセツ)と、
 大のネコ好き人気作家・大佛次郎(オサラギジロウ)が組んだという、めずらしい絵本の復刊
  です。
 おなかにスイッチョンが入ってしまって、困ってしまいます。ネコがかわいい!



★赤ちゃんえほん★


『じゃーんけん』
 山岡ひかる (Pヤ) アリス館
 うさぎさん、とりさん、いろいろなどうぶつと、じゃーんけん ぽん!
 どうぶつたちは、どうやってじゃんけんするのかな。

『トイレトイレ』
 西村敏雄/作 (Pニ) 小学館
 もりのきのしたのトイレに、どうぶつたちがつぎつぎにやってきた。
 なかなかでないうさぎさんに、みんながおうえん。
 みんなすっきり、じょうずにできたかな?


★ちしきの本★ 


『ブラックホールってなんだろう?』
 嶺重慎/文 (443) 福音館書店
 宇宙や空のことがちょっとでも気になるあなたにおすすめしたい1冊。
 とおい宇宙のおはなしですが、みんなの身近なものにたとえながら
 わかりやすい文で書かれています。モノクロの絵にも注目してみてね。

『じぶんでよめるたべものずかん』 
 成美堂出版編集部/編著 (596) 成美堂出版
 好きなたべものはなんですか?オムライス、いちごのパフェやハンバーガー…。
 それぞれ何でできているのでしょう。
 自分の好きなたべものがのっているか探したくなりますよ。

『すごいゴミのはなし』 
 滝沢秀一/文 (518) 学研プラス
 お笑い芸人で現役ゴミ清掃員の作者が、ゴミ回収の現場で起きている問題を
 わかりやすく教えてくれます。
 たくさんのイラストや写真で身近な「ごみ」の裏側を知ろう!大人も読んで損のない内容で
  す。

『ぼうはん』
  (368) 学研プラス
 あぶないばしょや、あぶない人からにげるにはどうすればいいのかな?、
 じゅんびやこうどうのルールをおぼえて、きけんからみをまもろう!
 おまもりルールをしっかりおぼえれば、おとなになってもやくだつよ。
 保護者のおまもりルールつき。


『かみなり』
 (451) ポプラ社
 ピカッ!ゴロゴロ。
 そらがひかって、すごい音とおちてくる「かみなり」。かみなりのしょうたいはなに?どうして
   おこるの?
 小さな人でもよくわかる写真絵本です。


『算数の実験大図鑑』
 (410)DK社
 実験といわれると面倒だなと思うけど、工作なら好きというアナタ!(いると思います!)
 実は工作いっぱいの、この本、きっといろいろ試したくなりますよ。
 算数だから…と思いこまずに、レッツトライ!

『中高生のスポーツハローワーク』
 (366)学研プラス
 競技者でなくても、スポーツにかかわり、やりがいのある仕事はたくさんある。
 そんな視点で作られた本です。
 スポーツに打ち込んでいる人もそうでない人も、この多様さをいちど見てほしい!

『見たことのないものをつかまえたい!!世界の変な生き物探訪記』
 平坂寛/作 (482) 偕成社
 作者は、リアル珍獣ハンター!写真とゆるいイラストで、三年生ぐらいからでも読みやすい
   本です。
 もちろん大きい人にもおすすめ!

『お山のライチョウ』
 戸塚学/写真・文 (488 )偕成社
 高い山のすずしいところが好きなライチョウは、地球温暖化で気温があがることで
 住める場所がへってきています。
 ライチョウがどんな鳥か、どうやって守っていこうとしてるかを知ることができます。



★よみもの★



『はじめましてのダンネバード』
 工藤純子/作 (Fク) くもん出版
 外国からきた転校生は日本語が話せない?給食も食べないし、学校も休みがち。特別な
   の?でも、気になるよ。
 本当はなかよくしたいんだけど、どうしたらいいんだろう…。10代から

『じいちゃんの山小屋』
 佐和みずえ/作 (Fサ) 小峰書店
 わけあって、トイレも風呂もない山小屋でおじいちゃんと暮らすことにした航太。
 初めてのことに面食らうことが多いけど、満天の星空に、食べたことのないおいしいもの
   に…、
 ワクワクすることもたくさん!10代から

『黄色い竜』 
 村上康成/作 (Fム) 徳間書店
 『ピーマン村』シリーズなどで人気の絵本作家、村上康成さん初のよみもの。
 こどもの頃から釣りが好きだったんですね。体験談からうまれた物語。中学年から

『魔法のほね』 
 安田登/作 (Fヤ) 亜紀書房
 ずっと昔の古代文字がかかれた骨、未来をしめすオラクル・ボーンを見つけた、たつき。
 どうやったらこの文字が読めるのか探すうちに、昔々の中国に来てしまった!?
 たつきたちは、謎をとき、元の世界に戻れるのか。10代から

『笹森くんのスカート』 
 神戸遥真/作 (Fコ) 講談社
 高校2学期の始業式。笹森くんの制服はスカートだった。
 理由は「穿いてみたかったから」。男の子がスカートを穿くLGBTQの物語…
 なんて、数学の答えみたいな物語じゃないですよ。
 思春期の、言葉には出さない心のうち。単純なようで複雑。10代から

『いのちの木のあるところ』 
 新藤悦子/作 (Fシ) 福音館書店
 好奇心いっぱいで、自由な王女トゥーラーンが見た巨大な建物、大モスク。
 想いのこめられたモスク、遊牧民に伝わる「いのちの木」。命を削る争いと、魂の願い。
  トルコの世界遺産「ディヴリーの大モスクと治癒院」がテーマです。
 秘められた歴史か、ファンタジーか。じっくり読みたい長編物語。10代から


あたらしく入った本(令和4年7月UP)

きづけば夏!
まいにち、とてもあついですね。
しっかり水分をとって、むりせずに、
たのしい夏をすごしてくださいね。



★えほん★


『あひるちゃん まって!』
 マグナス・ウェイトマン/作(Pウ) ひさかたチャイルド
 たいへん!アヒルちゃんがながされた!
 おもちゃのアヒルをおいかけて、かわをくだります。
 やまから、まちへ、みなとをすぎて、うみへ。
 アヒルちゃんをさがす、たのしいボートのたびです。

『おとうとがおおきくなったら』
 ソフィー・ラグーナ/文 ジュディ・ワトソン/絵(Pワ) 徳間書店
 おとうとがおおきくなったら、いっしょにやりたいことがいっぱい。
 じてんしゃでジャングルにいったり、ボートでうみにむかい、あちこちぼうけんしたり。
 きれいな色でかかれた、ふたりといっぴきのぼうけんにわくわく!

『つきをなくしたクマくん』
 谷口智則/作(Pタ) ぶんけい
 とうみんからめざめたクマくんはびっくり!むねについているつきがありません。
 いつもひとりぼっちのクマくんのつきを、いっしょにさがしてくれたのは、
 ペンダントのつきをなくしたおんなのこ。
 ふたりのつきはみつかるかな。

『えんどうまめばあさんとそらまめじいさんのいそがしい毎日』
 松岡享子/原案・文(Pフ) 福音館書店
 えんどうまめばあさんとそらまめじいさんは、たくさんの動物といっしょになかよく暮らしています。
 さて、きょうはどんないそがしい一日がまっているかな。

『お祭りが大好きパヤベくん』
 長倉洋海/著(Pナ) アリス館
 パプアニューギニアに住むパヤベくん、とっても元気な3さい。1年に一度のみんなで祝うお祭りが大好き!
 写真の絵本シリーズ。アフガニスタンの学校に通うアクバルくんの一日を紹介する本もありますよ。

『ゆきちゃんは、ぼくのともだち!』
 武田美穂/作(Pタ) 童心社
 びょういんからかえってきたおばあちゃんが、なんだかへん。
 もしかして、こどものころのゆきちゃんになってるのかな?
 だいすきなおばあちゃんは、どんなときもぼくのともだち!

『サンサロようふく店』
 アン・ゼソン/作(Pア) TOYpublishing
 町にはじめてできたようふく店。ひとはりひとはり、ていねいに仕立てて作ります。
 時がながれても受けつがれる、ようふく作りへの思いが伝わる韓国の絵本です。

『のせのせせーの!』
 斉藤倫・うきまる/文 くのまり/絵(Pク) ブロンズ新社
 せーの!で、絵本の次のページをのせてみたら…。おもわずうっとり?おもわずクスッと?
 あそびごころまんさいの絵本です。

『きょうりゅうバスでとしょかんへ』
 リウ ユースエン/文 リン シャオペイ/絵(Pリ) 世界文化社
 きょうは、としょかんのおはなしの日!きょうりゅうバスにのって、としょかんへ!
 こんなバスにのってみたいな。

『パパのかえりがおそいわけ』
 キム・ヨンジン/作(Pキ) 岩崎書店
 ちょっとおどろきの、ちょっとわらえる、パパのりゆう。でも、こころがあったかくなるよ。
 おとうさんも、おかあさんも、それぞれの思いで楽しめるのでは?

『どうぶつ勝負(かちまけ)はっけよい!』
 大橋慶子/作(Pオ) 教育画劇
 どうぶつのおすもうは、力くらべじゃありません。
 カバはおおきなくちをあけて、さあ、勝つのはどっち!?
 ナマケモノは?クジャクは?ライオンは?ページが開いて大迫力の絵本。

『うろおぼえ一家のパーティ』
 出口かすみ/作(Pテ) 理論社
 おぼえているような、おぼえていないような、いろんなことが、うろおぼえの家族。
 前作『うろおぼえ一家のおかいもの』でも、うろおぼえだったけど、ちゃんとパーティーできるかな?
 絵をよーく見てくださいね!

『ヤングさんのオーケストラ』
 なかえよしを/文 小池敏彦/絵(Pコ) ポプラ社
 有名な指揮者のヤングさんは、取材で昔の話をしているうちに、音楽にふれるきっかけになった大切な出会いを思い出します。
 ねずみくんシリーズの、なかえよしをさんの文です。

『ぼくらのサブウェイ・ベイビー』
 ピーター・マーキュリオ/作 レオ・エスピノーサ/絵(Pエ) サウザンブックス社
 ニューヨークの地下鉄の駅に捨てられていた赤ちゃんを助けたダニー。
 偶然と奇跡で、赤ちゃんはダニーとピートの大切な家族になりました。
 赤ちゃんに、パートナーに、人間にたいする大きな愛にあふれています。

『へんしん すがたをかえるイモムシ』
 桃山鈴子/作(Pモ) 福音館書店
 なんて美しいチョウ、そしてイモムシ。うっとりするほど繊細な点描で描かれています。
 イモムシを愛するイモムシ画家・桃山鈴子さんの初絵本です。地元在住ですよ。

『みらいのえんそく かざんのしまへ』
 ジョン・ヘア/作 椎名かおる/文(Pヘ) あすなろ書房
 前回は月。今回はどこかの火山の島。やっぱりきみょうないきものがあらわれてます。
 きれいなお花がふたり(?)をつなぎます。

『2ひきのかえる』
 クリス・ウォーメル/作(Pウ) 徳間書店
 漫才かい!というような会話が、池のすいれんの葉の上でくり広げられます。
 なのに絵はリアルカエル!そのギャップが楽しい。

『戦争をやめた人たち』
 鈴木まもる/作(Pス) あすなろ書房
 1914年、第一次世界大戦のクリスマスの日。
 敵同士のイギリス軍とドイツ軍でしたが、ふと始まった「きよしこのよる」の歌が、
 兵士たちにクリスマスであることを思い出させ…。
 じっさいにあったことです。

『エリックの赤・緑』
 ジュリー・アンダーソン/作 デビッド・ロペス/絵(Pロ) しかく学習カラーメイト
 色の見え方が違う少数の人について描いた絵本です。色覚のちがいについてよくわかります。
 でもなにより、絵本として面白いこと。自分の色覚に気がついたエリックが自分でおこす行動と、
 クラスメイトや先生の行動が、これこそ「合理的配慮」なんだ!と教えてくれました。

『ことばコレクター』
 ピーター・レイノルズ/作(Pレ) ほるぷ出版
 虫、マンガ、ふせんなど、集めるものは人それぞれ。「ことば」を集める人もいます。
 いつも使うことばでも、ことばは、まわりや世界を変える大きな力を持っています。


★赤ちゃんえほん★


『おんぷちゃんとねこ』
 とよたかずひこ/作(Pト) ひさかたチャイルド
 ピーコロロン。おんぷちゃんがふえをふくと、ねこさんがニャオン。
 このはがざわざわ、ぶらんこゆーらり。
 おとのくりかえしがたのしいえほん。


★ちしきの本★


『池の水なぜぬくの?』
 (481) くもん出版
 テレビでよく見る池の水ぬき。なぜ水をぬくのかな。
 掃除するため?池にすむ生き物をつかまえるため?
 ぬいた後は、何をしてる?実はいろんな理由がある水ぬきのことが、よくわかります。

『日本の「絶滅危惧種」動物がわかる本』
 (482) メイツ出版
 ラッコ、ジュゴン、シマフクロウ…。
 水族館や図鑑などでおなじみの生きものたちにもじつは絶滅の危険がせまっています。
 日本に暮らすおなじみの生きものをきっかけに、野生動物におこっている問題を考えてみるのもいいかも。

『鳥博士と天才カラス』
 (488) 文一総合出版
 じゃぐちをひねって、水道の水をのむカラスがいる?
 おどろきのニュースの真実を確かめに鳥博士がうごきます。カラスって一体どんな鳥なんでしょう。
 まわりの生き物を観察したくなるかも。

『つくるたね』
 (750) ごま書房新社
 子どもも大人もみんなでたのしめる、つくりたくなる「工作のたね」がもりだくさん!
 まずはページをめくって気になるものをつくってみてね。
 イラストもたのしい本です。

『堀内誠一 絵の世界』
 (研究726) 平凡社
 ぐるんぱや、たろうのような絵本、おはなしのさし絵から、
 anan、クロワッサン、ブルータスのような雑誌のロゴ、装丁まで、
 堀内さんのアートを見たことのない人はいないはず。だれでもワクワクして見れる画集です。


★よみもの★


『はりねずみのノート屋さん』
 ななもりさちこ/作(Fナ) 福音館書店
 はずかしがりやの、はりねずみのツンタ。
 おじいちゃんのおうちで、一週間だけるすばんをすることになりました。
 はじめての町、はじめてのおともだち。
 はじめてつくった手づくりノートは、よろこんでもらえるかな?  中学年から

『コカチン 草原の姫、海原をゆく』
 佐和みずえ/作(Fサ) 静山社
 モンゴル皇帝の一番たいせつな娘のコカチンは、砂漠の国の王と結婚することになった。
 待ちうける海賊、鬼女の島、魔物の住む海に立ちむかうコカチン。
 マルコ・ポーロの「東方見聞録」をもとにした、勇気と愛のファンタジー。 10代から

『13枚のピンぼけ写真』
 キアラ・カルミナーティ/作(973)  岩波書店
 第一次世界大戦中のイタリアを舞台に、離れ離れになった家族の再会を願い、
 存在すら知らなかった祖母の元へ姉妹は向かうのですが…。
 2014年にイタリアで出版され、この度翻訳された本ですが、現在のウクライナでの
 出来事と重なり、多くのこと考えさせらます。 10代から

『あなたも名探偵 ガイドブック』
 杉山亮/作(Fス) 偕成社
 大人気!ミルキー杉山と、そのシリーズのことがみっちりつまったガイドブック。ファン必読!