2017年1月の記事一覧
あたらしく入った本(平成29年 1月up)
あけましておめでとうございます。
2017年もみなさんとまた、
図書館でおあいできる日をたのしみにしています。
えほん
『ねこってこんなふう?』
ブレンダン・ウェンツェル/作(Pウ)講談社
しっぽをたてて、とことこあるくねこ。いぬからみるとこんなふう。
きつねからみるときっとこんなふう。ねずみからみると…。おなじねこなのにいろいろ。
あなたはどんなふうにみえているかな?
『にぎやかなえのぐばこ』
バーブ・ローゼンストック/文 メアリー・グランプレ/絵(Pク)ほるぷ出版
ロシアのお金持ちに家にうまれたワーシャ。勉強したり音楽をしたり、がまんばかりしている毎日。
小さな絵具ばこに出会うまでは。
ある日、赤色と黄色を色をまぜてみると、シューという音がきこえてきた。
絵の具で絵をかいてみると音楽がながれ…。画家のワーシャ・カディンスキーのおはなし。
『されどオオカミ』
きむらゆういち/作(Pキ)あるまじろ書房
「ウオオオオーン」バートルのすむむらでは、いつもヒツジやニワトリがオオカミにおそわれる。
バートルはいつかオオカミをやっつけるために、ボスのタオのあとをついてまわると、いがいなことがわかった。
タオもバートルのことをいつも見ていた。オオカミとにんげんといっしょに生きていくことはできないものかと
考えていたある日・・・・。モンゴルの村のお話。
『ぼくのにゃんた』
鈴木康広/作(Pス)ブロンズ新社
にゃんたはかわったねこ。にゃんたはどこにでもいる。家の中でも家の外でも、いつでもどこでも。
猫好きでもそうでなくても、つい笑ってしまうダジャレ絵本。
『まあちゃんのすてきなエプロン』
たかどのほうこ/さく(Pタ とも)福音館書店
まあちゃんシリーズの3作目です!おかあさんが作ってくれた新しいエプロン。ポケットの中には、すてきなハンカチ。
うきうき、みんなとピクニック。あれあれ?今日もふしぎなことが…?
『パン屋のイーストン』
巣山ひろみ/文 佐竹美保/絵(Pサ)河出書房新社
ふくふく、ふくらむ、おいしいパン。森のみんなが、おまちかね。つむじ風みたいな、つむじ雨。
大事なパンを焼く粉が、びしょぬれになって大変だ!おいわいのパンが焼けないよ…。
森のみんなと作るパン。イーストンはどんなパンを焼くのかな?
『キルトでつづるものがたり』
バーバラ・ハーカート/文 ヴァネッサ・ブラントリー=ニュートン/絵(Pフ)さえら書房
昔、アメリカでは動物と同じように人を売り買いしていました。そんなふうに売り買いされた奴隷(どれい)たちは、
学校へ行くこともなく、文字を覚えることができませんでした。代わりにパッチワークで物語を伝えていたのです。
今も残されているキルトには、大事な物語がこめられています。そのキルトを作ったハリエットのおはなし。
『いろがみびりびりぴったんこ』
松田奈那子/作(Pマ)アリス館
いろがみをちぎります。びり。びりびり。ちいさくちぎれたいろがみたち。こんどは、とことこ。とことことこ。
うごきだしてみんなでぴったんこ。りんご、おはなばたけ、いろんなものにだいへんしん。
さあ、いっしょにちぎりえであそぼう!ちぎりえのあそびかたものっています。
『おしりだよ』
乾栄里子 /作 西村敏雄/絵(Pニ)教育画劇
あるひ、むーちゃんがおふろでからだをあらっていると、うしろでこえがきこえてきて・・・。
そのひから、むーちゃんとおしりとのとくべつなまいにちがはじまったのです!
『ほしじいたけほしばあたけ じめじめ谷でききいっぱつ』
石川基子/作(Pイ)講談社
しわしわでかたい、ほししいたけのおじいさんとおばあさん。でも、みんながあぶなくなると、
水につかって、ほら、ぷるぷるの若者にヘンシン!
今回は、温泉でうっかりわかがえってしまったほしじいたけ。またしても、いいところを
ほしばあたけにとられてしまったかも・・・。
『パンタロンとケーキやさん』
キャサリン・ジャクソン/文 レナード・ワイズガード/絵(Pワ)好学社
ベーカーさんのケーキが大すきな、プードル犬のパンタロン。すきすぎて、なんとかおてつだいをしたい!
と思います。パンタロンはおてつだいできたかな?
『たべたあい』
高山なおみ/文 中野真典/絵(Pナ)リトルモア
料理研究家でエッセイストの高山なおみさんの絵本。まず、表紙の絵の迫力に
ビビりますが、最後までずっとこの調子です。「食べる」というのは、ほかの命を取り込みながら
「生きる」ことなのだ、と、問答無用で語りかけてきます。
あかちゃんえほん
『ゆきみちさんぽ』
えがしらみちこ/作(Pエ)講談社
マフラーまいて、ぼうしにてぶくろ、ブーツをはいて、ゆきみちさんぽにいってきまーす。
さくさくさく。赤いつばき、きらきらつらら。そりやゆきだるま。
ゆきみちさんぽは、たのしいことがいっぱい。ざくっ、ざくっ、あそんだあとにきこえてきた音は?
ゆきの日のたのしいおはなし
『さむがりペンギン』
コンスタンツェ・フォン・キッツィング/作(Pキ)小学館
さむがりやのペンギン。あたたかくなるためにまふらーをあんだり、たきびをしたり。
スケートをしてもやっぱりあたたかくならなくて…さいごは…。あったかくなった!
こころもほっこりあたたまる本。
『すやんこすやんこおやすみなさい』
オームラトモコ/作(Pオ)すずき出版
てんとうむしさんが、かえるさんが、りすやくまさんが、ふゆじたくをはじめます。
かれはをあつめたり、はっぱをならべたりして、すやんこすやんこ。
そとはさむいふゆがやってきても、みんなあったかおふとんですやんこすやんこ。
なんだかねむーくなってくる。
『パンダなりきりたいそう』
いりやまさとし /作(Pイ)講談社
なりきりたいそうはじめるよ。りょうてをうえにあげて、ぐーんとのびて。ちゅーりっぷ、ばなな、ひこうき、
おにぎり・・・。さいごのたいそう、せなかをまるめて、まるめて、あれあれ、ころころがとまらない。
どうしよう・・・。パンダたちといっしょに、さあみんなでいっしょにへんしん!『パンダともだちたいそう』に
つづくたのしいパンダ絵本です。
よみもの
『日小見不思議草紙』
藤重ヒカル/作(Fフ)偕成社
のんびりとした城下町の日小見市には、江戸時代のころから伝わる話がある。
忠明院ね境内にねむる「たんぽぽ丸」という刀の話、草冠の花嫁の話、龍田川の話などなど。
だれも知らない、日小見の不思議な本当の五つの話。
この話を読んでもし日小見にいくことがあれば、どこに行くといいかも終わりにはかいてあります。
日小見どこかなぁ。もしかして意外にちかくにあるのかも。10代から。
『工場見学のお客さま』
みずのよしえ/作(Fミ)偕成社
町のはずれにある工場。ガタンゴトンとまいにちいそがしくはたらいています。
ここはねこたちのはたらく工場。にんげんたちにはないしょでこっそり風をつくっています。
えっ?どんな風?それは読んでのお楽しみ。
もしかしたらあなたの町でふく風もこんな工場でつくっているのかも。中学年から。
『ひかり生まれるところ』
まはら三桃/作(Fマ)小学館
生まじめな希美が神主として働いている三雲神社。神社の境内にはご神木の大きな楠がある。
ある時、楠の前に希美にしか見えない女の子のすがたが…。
主人公の希美が大人になって、中学生の時からかかえている悩みとむきあい、成長していく物語。
今いろいろなことで悩んでいる人たち、ぜひ読んで。10代から。
『X-01(エックスゼロワン) 壱(いち)』
あさのあつこ/作(Fア)講談社
人気作家あさのあつこさんの新シリーズ!
もうすぐ15歳になる由宇(ゆう)と、戦士として戦うラタ。全く違う世界で生きる二人。
しかしX-01によって、ふたつの魂が重なりあっていく…。
「戦いでは何かを創り上げることはできない。破壊のみ」と話すあさのあつこさんが紡ぐ、戦いと希望の物語。10代から
『あかりさん、どこへ行くの?』
近藤尚子/作 江頭路子/絵(Fコ)フレーベル館
ぼくのおばあちゃん「あかりさん」は、最近どこかへんだ。次々にうちにおこる小さな事件。
おかあさんから打ち明けられた、病名は「認知症」。わが家の日常はどんどんくずれていった。
あかりさんはどこへ行くんだろう。ぼくには何ができるんだろう。
認知症の祖母とその家族の物語。高学年から
ちしきのほん
『研究するって面白い!』
(402)岩波書店
あなたはリケジョですか?理系というと、それだけでなんだか難しい感じがする?いえいえ、実は面白いことだらけかもしれませんよ。
ひとつのことに夢中になるのも悪くない!働く女性もかっこいい!将来のこと考え始めたら、こんな本を読んでみるのもいいかも。
『未来のために学ぶ四大公害病』
(498)岩崎書店
みなさんが学校で学ぶ「四大公害病」「四日市公害」について、写真や絵でわかりやすく
解説した本です。公害は、むかしのことではありません。いまも、未来も、環境を守っていくために
学んでいきましょう。
『小学校の生活』
はまのゆか/絵(Pハ)学研
絵本、となっていますが、小学校の6年間を、絵で見せる本です。80ページぐらいあります。
入学、授業、行事など、こんなことをしているんだよ、ということを見せてくれます。
これから小学生になる人、もうすぐ卒業する人、みんなでわいわい楽しめます。