あたらしいこどもの本

あたらしく入った本(令和2年1月up)


新年あけましておめでとうございます。
お正月は楽しくすごせましたか?
カゼをひいたりしなかったでしょうか。
今年も元気にとしょかんへ来てくださいね!



 


★えほん★


『くまくまパン いちにちパンやさん』
西村敏雄/作 (P/二) あかね書房

 くまのパン屋を見学した子どもたち、パンづくりにチャレンジ。
 こねてまるめて、たのしそう。でも手が小さなりすくんはうまくできなくて…。


『もりのおくのクリスマスツリー』
ユーヴァル・ゾマー/作 (Pソ) ほるぷ出版

 ぼくは、小さくてかたむいていて、ぐらぐらするいっぽんの木。
 まわりの木はクリスマスツリーに選ばれて、ひとりぼっち。
 さみしくて、「だ、だ、だれかいる?」と夜のやみによびかけたら・・・。
 心がぽっとあたたかくなります。絵もとってもきれい!


『おそろしいよる』
きむらゆういち/作 殿内真帆/絵 (Pト) すずき出版

 しずまりかえったよる、こぶたがひとりでほんをよんでいると、
 ぱっとでんきがきえて、あたりはまっくら。
 すると、ドアがひらいてだれかがはいってきます。
 キラリとひかるきばに、こぶたはおもわずつくえにかくれて…。
 こぶたといっしょにドキドキする、ちょっぴりおそろしいえほんです。


『きのこのばけもの』
唯野元弘/文 石川えりこ/絵 (Pイ) すずき出版

 むかし、あるむらになまけもののおとこがすんでいました。
 そのむらでは、夜になっても月のひかりがあたりません。
 それが、きのこのばけもののせいだと気づいたおとこは、
 あるさくせんを思いつきます。


『ねことねこ』
町田尚子/作 (Pマ) こぐま社

 ねことねこ、おなじところどこだ?ぜんぜんちがうねこに見えても、よーく見てみると
 おなじところがあります。じっくりみくらべてみて。


『このままじゃ学校にいけません』
ブラッシェアーズ/文 エリザベス・バーグランド/絵 福本友美子/訳 (Pハ) 屑の工房
 学校にいきたくないエディは、ぶらさがってかくれていたらいいコウモリになったり、
 いじわるな子をこらしめるイカになったり。いろいろなどうぶつになってみますが、
 どれもうまくいきません。なみだをこぼして「あした学校にいきたくないかもしれないの」と
 うちあけたエディにママは…。想像力ゆたかな女の子が、一歩成長するおはなしです。


『わたしねこがかいたいの』
ミシェル・ロビンソン/文 チンルン・リー/絵 三原泉/訳 (Pリ) 岩崎書店
 けいとだまにやわらかいクッション。ねこがすきなものをならべてみたけれど、
 いっぴきもきません。えほんをかかえてねむりについたら、
 ねこがいっぱいあつまってきた!
 けれども、そのねこたちにはほんとうの飼い主がいて…。


『わたしのわごむはわたさない』
ヨシタケシンスケ/作 (Pヨ) PHP

 ヨシタケさんは、タイトルを考えて、それに合った絵本を作るそうです。
 この絵本も、子どもあるあるな感じで、オチの一つ手前は予想通り!
 それが楽しいヨシタケさんの絵本です。


『はぐれくん、おおきなマルにであう』
シルヴァスタイン/作 (Pシ) あすなろ書房

 『ぼくを探しに』の続編で、以前は『ビッグ・オーとの出会い』というタイトルでしたが、
 新しく村上春樹の訳で出版されました。


『の』
junaida/作 福音館書店 (Pシ)
 人気画家junaidaの絵本です。『これはのみのぴこ』のような、
 「積み上げ歌(きりなしうた)」の形式ですが、
 とにかく、美しい絵を楽しんでください。


『やぎのグッドウィン』
ドン・フリーマン/さく (Pフ) 福音館書店
  『くまのコールテンくん』などで有名なドン・フリーマンが、
 昔の経験をモチーフに描いた絵本です。
 自由気ままなグッドウィンと、騒動の行方は…?


『フォックスさんのにわ』 ブライアン・リーズ/作 (Pリ) 評論社
 フォックスさんといぬはいつもいっしょ。
 あそぶのも、たべるのも、ねむるのも。どんなときでもはなれたことはありません。
 なかでも、いちばんすきなのは、いっしょにはたけしごとをすること。
 でも、ある日、かなしいことがおきて…。


『おうちをさがしてみかたをかえてごらん』
ケイト&ジョール・テンプル/文 テリ・ローズ・ベイントン/絵 (Pヘ) 潮出版社
 すむばしょがない、あしかのおやこ。おやこはあたらしいすむばしょがみつけられたかな?
 まえから、うしろから、よんでみてね。見方をかえるとせかいがかわります。


『コレットのにげたインコ』
イザベル・アルスノー/作 (Pア) 偕成社
 新しい町にひっこしてきたコレットが思わずついてしまった小さな「うそ」。
 にげたインコをさがすうちに近所のいろいろな友達と出会います。
 コレットの「うそ」は、どんどん大きくふくらんで…。


『とんでいったふうせんは』
ジェシー・オリベロス/文 ダナ・ウルエコッテ/絵 (Pウ) 絵本塾出版
 ぼくはふうせんをもっている。「思い出」という、ふうせん。
 おじいちゃんは、ぼくよりたくさんのふうせんをもっていた。
 ある日、おじいちゃんの手から、ふうせんがどんどんはなれて、飛んでいったのに、
 おじいちゃんは気づかなくて…。


★あかちゃんえほん★



『ぎゅぎゅぎゅのぎゅー』
森あさこ/作 (Pモ) ひかりのくに

 にゃあにゃあねこが、ぎゅぎゅぎゅのぎゅー。
 きんぎょもおばけも、はりねずみも。
 みんなでぎゅーってしてみてね。


★よみもの★



『マイク』
アンドリュー・ノリス/著 (933ノリ) 小学館

 プロテニスプレイヤーを目指すフロイド。ある日、テニスコートに見知らぬ男マイクが現れる。
 調子を崩し、試合もままならない。しかもマイクは、フロイド以外には見えないらしい。
 これからもテニスを続けるべきか、迷うフロイド。マイクは一体なぜ現れたのか。
 今、何か迷っていることがある、あなたへ届けたい物語。  10代から


★ちしきのほん★



『古墳のなぞがわかる本』
河野正訓/監修 (210) 岩崎書店

 日本のあちこちのにある古墳。いろいろな形があるよね。
 いつ、だれのために作られたのかな?中はどんなふうになっているの?
 古墳のなぞがわかります。かわいい「はにわ」もいっぱい!
  


『蒲生氏郷』コミック版日本の歴史シリーズ
(289カ) ポプラ社
 
 蒲生氏郷は、松坂城を築き、松阪市が商業で発展する元をつくりました。
 一方、信長の元、氏郷にひどく攻められた北伊勢や伊賀ではとても恐れられ、
 言うことをきかない子どもを「"がもじ"が来るぞ」とおどしたそうですよ。
 言われたことのある人はいるかな?


『子ども教養図鑑 世の中のしくみ』
小学校社会科授業づくり研究会/著 (307) 誠文堂新光社

 「選挙に行ったほうがいい?行かなくてもいい?」「税金で外国を援助するのは正しい?」
 社会、政治、環境など、いろいろな問いに対して、自分はどう思うか、と
 考えているうちに読み進めていけます。
 討論形式で、いろいろな意見を否定しないのがいいですね。


『ふゆとみずのまほう こおり』
片平孝/写真・文(451)ポプラ社

 ふゆになって気温がどんどんさがっていくと、いろんな場所にこおりができます。
 こおりは、場所やその時の気温によって、いろんなすがたかたちに変化します。


『道路のひみつ図鑑』
スタジオタッククリエイティブ (514)

 全国の道路の紹介や、標識、ガードレール、信号、作られ方など、
 ありそうでなかった道路のことだけの本。


『わたしたちの高速道路』
中日本高速 (514)

 高速道路上にあるすべてのもののこと、作られ方、歴史と、
 高速道路に関することすべてがつまった本!


『はじめよう!ブックコミュニケーション』
村中李衣・伊木洋/著 (子どもの本研究) 金子書房

 学校の教室で、先生と生徒でなく、人間同士として、
 本に気づかされたことや本との思い出などを自分の言葉で語りかける。
 そのようなことを、ブックコミュニケーションと呼ぶそうです。
 ブックトークでも読みきかせでもなく、準備も不要。
 一度、やってみたいですね。

あたらしくはいった本(令和元年11月up)

秋もふかくなって、夜のじかんがふえました。
本をよむのにぴったりのきせつです。
楽しい本をさがしにきてね。



★えほん★


『うみのあじ』
    たけがみたえ/作 (Pタ) あかね書房
    はじめていったうみ。犬の「べら」はおべんとうのばん。
    くんくん。のどがかわいて、みずをのむと、げっ、しょっぱい!
    うみのなかは、ゆーらゆーら、なんだかおもしろそう。なにかいる!

『丘のうえのいっぽんの木に』
    今森光彦/作 (Pイ) 童心社
    ちいさな丘のうえのいっぽんの「エノキ」の木。
    はる、オオムラサキのようちゅうが顔をだし、虫やとりがやってきて・・・。
    写真家・今森光彦さんの切り紙でたどる里山の一年。

『かわにくまがおっこちた』
    リチャード・T・モリス/著 レウィン・ファム/絵 木坂涼/訳(Pフ)岩崎書店
    あるところにながれているかわは、じぶんがかわであることをしりませんでした。
    あることがおこるまでは…。
    次のページでどんなことがおこるのか、気になる絵本です。

『うっかりおじさん』
 エマ・ヴィルケ/作(Pウ)朔北社
   おでかけのじゅんびをしている、うっかりおじさん。
     でかけるためにひつようなものはなにかな?
  うっかりおじさん、ぶじにじゅんびできるかな?

『チェクポ おばあちゃんがくれたたいせつなつつみ』
    イ・チュニ/文 キムドソン/絵 (Pキ)福音館
   チェクポとは、韓国のふろしき状の布のこと。
    オギは、おばあちゃんが作ってくれたチェクボをかばんにしています。
    でも、友だちのあたらしいかばんがうらやましくてたまりません・・・。

『王子と騎士』『村娘と王女』
    ダニエル・ハーク/作 スティーヴィー・ルイス/絵 河村めぐみ/訳 オークラ出版(P/ル)
   『王子と騎士』の王子は両親とともに花嫁をさがす旅に出ます。
   『村娘と王女』の村娘はある国の王子が花嫁をさがすための舞踏会にまねかれます。
    しかし、ほんとうは、王子が求めている相手は女性ではなく、
    村娘も男性である王子とは結婚したくありませんでした。
    そして、ふたりの前に運命の人があらわれます。
    それぞれの、ほんとうのしあわせについてかんがえる絵本です。

『うみへいったちいさなカニカニ』
    クリス・ホートン/作 BL出版 (Pホ)
    小さなカニカニの海デビュー!
   「おもうに・・・いちばんのてきは、なみじゃないかな。
    でも、ちょっとだけゆうきをだせば、いいかもね!」
    読みきかせをしたら、たのしそうな絵本です。

『ライオンになるには』
    エド・ヴィアー/作 BL出版 (Pウ)
    ライオンは、おそろしくてあらっぽくてらんぼうなもの。
    やさしいライオンだったら、変わらなくちゃいけないの?
   「自分らしく」生きたいライオンが、おどしではなくやさしいことばを使って、
   同じライオンや、読者に伝えてます。

『じゃない!』
    チョーヒカル/作 フレーベル館(Pチ)
    きゅうり・・・じゃない!いちご・・・じゃない!
    えーっ!?絵本ならではの表現が生きる、びっくり絵本。
    これ以上は説明できないので、ぜひ読んでみて!

『ねこおどる』
    広瀬克也(Pヒ) 絵本館
    ねこたちあつまりおどりだす。
    トンネルくぐって、ほんだなのぼって、ニャンニャンミャンミャンねこおどる。
    ねこたちといっしょにおどってみよう!

『こどもかいぎ』
    北村裕花(Pキ) フレーベル館
  「おこられたときはどうしたらいいか」こどもかいぎがはじまります。
  ごめんなさいってあやまる?ないちゃう?
  いろんないけんがでてきます。みんなもいっしょにかんがえてみる?


★よみもの★


『おかしえんのごろんたん』
  おくやまれいこ/作・絵(Fオ)双葉社
  「なつぞら」のモデル、奥山玲子さんが1980年に出版したおはなし。
  夫である、アニメーターの小田部羊一さんのインタビューも収録されています。
     低学年から。

『もえぎ草子』
  久保田香里/作 (Fク) くもん出版
  貴族とふつうの人たちの生活に、大きな違いがあった平安時代。
  おばが、主とともに地方にいくことになり、萌黄は大内裏で下働きをすることになる。
  持っているのは、見知らぬ父が作ったという、まっしろな紙だけ。
  萌黄は、清少納言や路上の歌うたいと出会い、「言葉」を書き広める紙の魅力に
       ひかれていく。
  紙が特別なものだったこの時代、枕草子から生まれた物語。10代から。

『おばけとしょかん』
  斉藤洋/作(Fサ)講談社
  本をよみながら、としょかんでねむってしまったぼくは、おばけバスにのるゆめを見ます。
   「もしもし」という声がきこえて目をさますと…。低学年から。

『しぶがきほしがきあまいかき』
  石川えりこ/作 (Fイ) 福音館
  秋、おばあちゃんに「ほしがき」の作り方をおしえてもらったちえちゃん。
  かきのかわをむき、ひとつひとつつるします。あまーいあまーいかきになあれ!
  そんなある夜…。さあ、おいしいほしがきがたべられるかな? 中学年から。

『ハヤクさん一家とかしこいねこ』
  マイケル・ローゼン/作 トニー・ロス/絵 ないとうふみこ/訳 (933/ロセ/19) 徳間書店
  いつもあわてているハヤクさんちのおとうさんとおかあさん。
  ある朝、むすこのハリーを学校に送っていくのをわすれてしまいます。
  それをみていた飼いねこのトラーがとった行動とは?中学年から。


★ちしきの本★


『しかけは世界を変える!!』
  松村真宏/著 東京ニュース通信社(141)
  ここでいう「しかけ」は、「べんりにすること」「くふうすること」というような意味。
  ごみをすてたくなるしかけ。待つのが楽しくなる信号機のしかけ。
  いろんな発見とくふうが見つかります。

『地獄の歩き方』
  田村正彦/監修 小野崎理香・水野ぷりん/絵 (181) 金の星社
  人は死んだらどうなるの?どんなところへ行くの?
  だいじょうぶ!この本をよめば、まよいません。
  知ってるようでよくわからない地獄のガイドブック。え?行きたくなかった?

『読む喜びをすべての人に 日本点字図書館を創った本間一夫』 
  金治直美/文(289ホ)佼成出版社
  点字を作った人といえばルイ・ブライユ!(ですよね?)
  では、点字図書館を作った人といえば?
  だれもが本を読めるように、戦争で建物が壊れても、もう一度作り上げた人。
  点字のことを調べるときは、点字図書館のことも調べてみてね。

『死ぬんじゃねーぞ!!いじめられている君はゼッタイ悪くない』
  中川翔子/著(371)文藝春秋
  作者が学校でいじめられた経験から生み出した、生きるためのヒントを与えてくれます。
  いじめで悩んでいる人、いじめについて考えたい人など、
  こどもだけでなくおとなにも読んでほしい一冊です。

『おばあちゃんのちいさかったとき』
  おちとよこ/文 ながたはるみ/絵 (384) 福音館書店
  30年ほど前の本『母さんのちいさかったころ』のリニューアルです。
  当時の「母さん」は、今の子どもから見て「おばあさん」の世代になり、
  絵やものの名前をつけ足したり、文章を改めたりしてあります。

『親子で楽しむ和算の図鑑』
  谷津鋼一/著 (419) 技術評論社
  江戸時代、子どもたちが寺子屋でならっていた算術。
  九九をしたり、重さや距離をはかったり。今の算数とにてるけど、少しちがうね。
  算数のルーツ「江戸の算術」に、ぜひチャレンジしてみて!

『くらべる骨格動物図鑑』
  川崎悟司/著 (481) 新星出版社
  この本のポイントは、「いろいろな動物のすがたを、
      海パンのおじさんがマネしているイラスト」。
  イラストのインパクトが強すぎて、内容が頭に入ってこないという問題があります・・・。

『親子で楽しむかんたんプラモデル』
  廣田恵介/著 (507) スティングレイ
  プラモデル、作ったことありますか?
  ガンプラを作ったなあ、という親の世代は多いでしょうね。
  ガンダムやスター・ウォーズなどのほかにも、ポケモンやくまモン、
  昆虫などもあるんですよ!自分で作り出すのは楽しいよ。

『ごみ育 日本一楽しいごみ分別の本』 
  滝沢秀一/著(518)太田出版
  このゴミは燃えるごみ?資源ごみ?まるで謎解きみたいです。
  めんどくさーいと言わずに考えてみてね。
  お父さんお母さんにも教えてあげよう! 

『日本100名城のひみつ』
  萩原さちこ/著 日本城郭協会/監修 (521) 小学館
  遠くからみても、近くからみても、「よく建てたなぁ!」とびっくりするお城。
  だれが、何のために、どうやって建てたか。そんなお城のひみつがいっぱいの本。
  各地の名城がよーくわかります。これであなたもお城博士。

『よくわかるVR 何ができる?社会はどう変わる?』
  舘暲/監修(548)PHP研究所
  VRについてどのくらいしっていますか?
  VRを活用することで、わたしたちの暮らしはどのようにかわるのでしょうか。
 
『放課後の文章教室』
  小手鞠るい/著(816)偕成社
  作家作家の小手鞠るいさんが、Twitter、小説、翻訳、作文など、
  さまざまな文章の書き方について、質問に答えてくれます。
  自身の経験を踏まえたていねいな回答は、まるで物語を読んでいるようにも思えます。

あたらしくはいった本(令和元年9月up)

あつかった夏もすぎて、秋がちかづいてきました。
お気に入りの一冊をぜひみつけて読書の秋を楽しんでみてね。


★えほん★


『このほんよんでくれ!』  
  ベネディクト・カルボネリ/文 ミカエル・ドゥリュリュー/絵 (Pト)クレヨンハウス

  おやこが絵本をよんでいるのを、うしろで聞いていたオオカミ。
  落としていった絵本をひろったけど、本が読めません。森の動物たちに、
  「読んで」とたのむのですが・・・。さあ、づづきはどうなるかな。

『ヒキガエルがいく』 
  パク・ジョンチェ/作 (Pハ)岩波書店

  トン いっぴきのヒキガエルがあらわれた。ト トトン。もういっぴきあらわれた。
  ドンドンダンダン ドンドンドンドン。つぎつぎにあらわれるカエルたち。圧巻!

『ぼくたちはみんな旅をする』 
  ローラ・ノウルズ/文 クリス・マッデン/絵 (Pマ)講談社

  水の中、高い空、広い大地、動物たちは旅をする。季節がかわり、子どもを
 そだて、食べ物をさがして。驚くほどたくさんの動物たちの旅を、みて。

『ヒロシマ 消えた家族』  
  指田和/著 鈴木六郎/写真  (Pス)ポプラ社

  太平洋戦争末期、昭和20年、8月6日。たった一発の原子爆弾が、えがおに
 あふれた6人家族、鈴木六郎さん一家を消し去った。戦争中であっても愛に
 つつまれてしあわせにすごしていた、家族の記録写真を通して戦争と平和に
 ついて考える写真絵本。

『ナマコ天国』 
  本川達雄/作 こしだミカ/絵 (Pコ)偕成社

   まっぷたつにされてもへいきだったり、ゴシゴシこすると、とけたり、
  ナマコにはへんなところがいっぱい!知れば知るほどおもしろい
  ナマコの絵本です。

『みなとまちから』 
  nakaban/作 植田真/絵 (Pウ)佼成出版社

 しずかな みなと。みみをすませていると、いろんなおとがきこえてくる。
 あめがふってきた。あまやどりに入ったみせでみた、ふしぎなゆめ…。
 作者が入れ替わった『とおいまちのこと』もぜひ。

『すきっていわなきゃだめ?』 
  辻村深月/作 今日マチ子/絵 (Pキ)

『すきなひと』 
  桜庭一樹/作 嶽まいこ/絵 (Pタ) 岩崎書店・恋の絵本シリーズ

  人気小説家が、「恋」をテーマに、絵本の文章を書くシリーズ。
  2冊とも、「恋」の話だけど、「普通」「同じ」でなくていいよ、
 というメッセージにもなっていて、年齢、性別関係なく心に響く絵本です。

『しろちゃんとはりちゃん なつのいちにち』 
  たしろちさと/作・絵 (Pタ)ひかりのくに

  大のなかよしのしろちゃんとはりちゃんは、1本のアイスキャンディーをめぐって
  おおげんかをしてしまいます。なかなおりできるかな?

『エジソン ネズミの海底大冒険』 
  トーベン・クールマン/作 (Pク)ブロンズ新社

 ネズミの冒険シリーズ、次は海!先祖がのこした手紙をもって、ネズミの大学に
 やってきたピート。その宝を見つけるためには、海にもぐらなくてはいけない…!
 空を飛び、月へ行ったネズミがいるなら、海にもぐれないはずはない!ぜひ一度、手にとって欲しいシリーズです。


『じごく ごくらく こころノート』 
  くら田たまえ/作(Pク)風濤社

 じごくでも、ごくらくでも、同じ長いはしを使うけど、食べ方はだいぶ違うみたい。
 じごくのこころと、ごくらくのこころ。あなたのこころシールは、どちらがたくさん
 たまるかな?

『夜のあいだに』 
  テリー・ファン,エリック・ファン/作(Pフ)ゴブリン書房

 ウィリアムがまどの外をみると、通りに町の人たちがあつまっていました。
 いそいできがえて、階段をおり、おもてへとびだしてみると・・・。ようこそ
 グリムロック通りへ!さあ、これからこの通りにふしぎなことがおこります。
 そして気づけば、町にも人にも変化が・・・。

『ばらいろのかさ』 
  アメリー・カロ/文 ジュヌヴィエーヴ・ゴドブー/絵(Pコ)福音館書店

 いつも明るいカフェのアデル。でも雨の日は、まったくやる気がでなくなって、
 閉じこもってしまいます。そんなある日、店に置いてあったのは、大好きなばらいろのくつ。
 次のときには、ばらいろのレインコート。いったいだれが?苦手な雨の日だけど、外へ出てみると…。

『たぬきのひみつ』 
  加藤休ミ/作(Pカ)文溪堂

 「だれにもいっちゃいけないよ。」たぬきのひみつをしったどうぶつたちは
 つぎつぎにじぶんのひみつをはなしますが・・・。どうぶつたちのおいしいひみつって!?

『エミージーンのぼうし』
  メアリー・チャルマーズ/作(Pチ)岩波書店

 小さな絵本「こねこのハリー」を知ってますか?同じ作者が描いた絵本が、
 新しく翻訳されました。幼いこどもたちと動物たちのやりとりが楽しい、手のひらサイズの絵本です。

『みらいのえんそく』 
  ジョン・ヘア/作(Pヘ)あすなろ書房
  
  えんそくは、月へ!地球をながめたり、写生をしたり。おっと、先住民がいる!
  ファーストコンタクト(?)絵本です。

『ねこになりたい』
  山口哲司/作・絵(Pヤ)出版ワークス

  ねこになりたい、ねこのように自由気ままに外を冒険してみたい、とおもったことはありますか?
  この絵本は、そんなねがいをかなえてくれます。


★あかちゃんのえほん★

『そらまめくんこんにちは』 
  なかやみわ/作 (Pナ)小学館

  そらまめくんがおでかけです。大人気のそらまめくん赤ちゃん絵本シリーズ第二弾。

『おばけのばあ』 
  せなけいこ/作・絵 (Pセ)角川書店

 だあれ、だあれ、いない、いない、ばあ!うさこちゃんもねこちゃんも・・・。
  あれ?おつぎはだあれ?さいごには、おばけもあらわれて・・・!?絵本作家
  デビュー50周年を迎えたせなけいこさんがこどもたちのために貼り絵で
  描きおろした<いないいないばああそび>赤ちゃん絵本。

『だっぴ!』 
  北村直子/作 (Pキ)こぐま社

  おや?だんごむしが、もぞもぞ。だっぴ!ヘビもイモリもセミももぞもぞ。そしてさいごは?


★よみもの★


『タヌキのきょうしつ』 
  長谷川義史/作 (Fハ)あかね書房

  小学校をのぞいたタヌキのおとうさんは、「これからはタヌキの子どもにもきょういくがひつようだ。」と、 
  夜のきょうしつでべんきょうを教えはじめました。 ところがある日、せんそうがはじまって・・・。
  少し前の、ひろしまでのお話。低学年から。

『タテルさん ゆめのいえをたてる』 
  ステファン・テマーソン/作 (989)エクスナレッジ

 さあ、あなたのゆめの家はどんな家?おしろのような家?庭つきの家?
  たてる家が決まりました!いつも話を 聞かずに、つっぱしってしまうタテルさん。
  どんな家になるのでしょう? 中学年から。

『ぼくんちの海賊トレジャ』 
  柏葉幸子/作 (Fカ)偕成社

 どしゃぶりの雨が止んだら、ぼくの家の上に海賊の船が落ちてきた!船から出てきた
  海賊は、ぼくにしか見えない!?たからものを出せって言われても、なんのことだかわからないし。 
  「青くて四角でうたうもの」って、いったいなんだろう? 中学年から。

『ジークの睡眠相談所』 
  春間美幸/作 (Fハ)講談社

毎日ねむくてしょうがない小学五年生のミントは、ある日謎の睡魔・ジークと出会う。
「眠気」を求めてわるさをする睡魔を、ふたりは退治できるのか?高学年から。



★ちしきの本★


『名もなき花たちと 戦争混血孤児の家「エリザベス・サンダース・ホーム」』 
  小手鞠るい/著(369)原書房

 敵国の子だから、肌や目の色がちがうから。そんな理由で、
  戦後、アメリカ兵と日本人のあいだに生まれ、日本のあちこちに置き捨てられた、たくさんの混血孤児たち。
  子どもたちを引き取り、大切に育てた、澤田美喜と、エリザベス・サンダース・ホームの
  愛のノンフィクション。

『親子で学ぶお金と経済の図鑑』 
  (330)技術評論社

  生活のお金、ものの価格、銀行、社会保障、税金、株、世界経済・・・お金に関する
  あらゆることの基本を、たくさんの図でわかりやすく解説してあります。ふりがなつき。

『月のみちかけ』 
  藤井旭/監修・写真 (446)ほるぷ出版

  「月のひみつシリーズ」全3巻のうちの1冊。写真とイラストでやさしく説明してあります。
  小学校低学年ぐらいに、いちばんわかりやすい本ではないでしょうか。

『化石ハンター』 
  (457)PHP

 恐竜といえば小林快次先生。が、子どものころは恐竜少年ではなかった。 
   じゃあ、なぜ恐竜学者になったの?小林先生が恐竜に出あうまでのいろいろ。
  好きなこと、気になっていることへの一歩をふみだしたくなる本。

『ファーブル先生の昆虫教室③』 
  奥本大三郎/文 (486)ポプラ社

 昆虫大好き!…というほどではないけど、ちょっとは好き。昆虫の写真は
  苦手だけど、絵なら読みたいな、でも物語ではないちゃんと昆虫のことが
  わかる本…このシリーズをおすすめします!ひそかに人気ですよ。

『庭に咲く花えほん』 
  (627)あすなろ書房

  見たことがある花でも、色や咲き方がちがうものもあります。
  じぶんのまわりにはどの花がさいているかさがしてみてね。

『はじめてのラグビー』 
  (783)世界文化社

  2019年に、日本で開かれるワールドラグビー。でもラグビーのルールって
   どんなの? ラグビーのルール、練習方法、心がまえ、そして観戦のしかた。
   レジェンドが教える、子どもたちへのメッセージ。

『図書館のための簡単な本の修理』 
  (014研究)少年写真新聞社

   トイレットペーパーの芯や竹串など、身の回りにあるものできれいに本を直せます!
  写真入りで、本の修理をとてもわかりやすく教えてくれます。

『かこさとしの世界』 
  (726研究)平凡社 

  若いころの絵画から絵本の下絵まで、かこさとしの業績を振り返ります。 
  『とこちゃんはどこ』のパースや、科学絵本の下絵などは圧巻!

『わたしが障害者じゃなくなる日』 
  海老原宏美/著 (369人権)旬報社

 生まれたときから病気の人、体のどこかがわるい人は、みんな障害者?そうじゃないよ。
  障害はその人にあるんじゃなくて、周りのたてものや社会が障害をつくってる。
  どうやったらなくせるのかな?元気なわたしたちにできることはなんだろう?

『イソップ絵本はどこからきたのか』 
  加藤康子、三宅興子、高岡厚子/著 (成人726.5)三弥井書店

  「イソップ物語」は、紀元前にギリシャで誕生したといわれていますが、
  日本に入ったのも早く、 江戸時代には「伊曾保物語」として出版されています。
  和風の絵のイソップ物語もなかなか楽しそう。


あたらしくはいった本(令和元年7月up)


もうすぐ夏休みですね!
図書館は、本がたくさんあって、宿題ができて、すずしくって、夏休みにはぴったり。
自由研究や読書感想文に使う本のことで、聞きたいことがあったら、
図書館の人に聞いてね。
みんなが来てくれるのを楽しみにしています!


 

★えほん★


『へいわとせんそう』
 谷川俊太郎/文 Noritake/絵 (Pノ) ブロンズ新社

 へいわのボクとせんそうのボク、へいわのかぞくとせんそうのかぞく。
 同じ人や物、場所でも、ページをめくっていくうちに、かわっていく。
 へいわとせんそうのちがいがわかるかな?あたらしいへいわ絵本。


『タタタタ』
 りとうようい/作 (Pリ) すずき出版

 タタタタ、はしってくるチーター。きがついたガゼルがにげる。
 あれれ?チーターはガゼルをとびこし、ヌーのむれもとびこし、タタタタ。
 いっしょにたのしくはしりたくなるね。


『なまえのないねこ』
 竹下文子/文 町田尚子/絵 (Pマ) 小峰書店

 ぼくはなまえがない「ねこ」。ほんやさんのねこも、やおやののねこも、
 みんななまえをもっている。ぼくもなまえをさがしにいったけど、
 みつからなくてあまやどりをしていると・・・。
 ちいさな女の子にであって、わかった。ほんとうにほしかったもの。


『らくごえほん てんしき』
 川端誠/作  (Pカ にんき者) 角川書店

 川端誠さんのらくごえほん、出版社を変えて新作が登場です。


『とりづくし』
 内田麟太郎/作 石井聖岳/絵 (Pイ) 鈴木出版

 ことり ちりとり きれいずき。 きれいな へやに うっとり ことり。
 あんな「とり」、こんな「とり」。そんな「とり」?
 「とり」づくしのことばあそびえほん。


『もしもだるまにであったら』
 山田マチ/作 福島モンタ/絵 (Pフ) あかね書房

  もしも道ばたでだるまにであったらどうしますか?もしもこいのぼりが泳いでいたら…?
  そんな、もしもの世界にまよいこんだときのための絵本です。


『マチルダとふたりのパパ』
 メル・エリオット/さく (Pエ) 岩崎書店

 てんこうせいのマチルダには、パパがふたりいるんだって。だからきっと、
 楽しさも2ばい!はやくマチルダのうちにいきたくて、ウズウズしてたけど…
 思ったよりおもしろくない。だって、ぜんぜん、ふつうなんだもん!


『あみかけクジラ』『クジラまつり』『もりくいクジラ』
 川村たかし/文 赤羽末吉/絵 (Pア) BL出版

 1973年に出版された絵本が復刻しました。四日市にもクジラにまつわる話や、
 お祭りがありますね。昔むかしの、クジラと人とのつながりを感じさせる絵本です。


『もじもじこぶくん』
 小野寺悦子/ぶん きくちちき/え (Pキ) 福音館

 とってもはずかしがりやで、いつも、もじもじしている「こぶくん」。その姿を見ていると、
 小さいころの自分を思い出します…。私もそうだった…という大人にも、
 引っ込み思案なこどもたちにも、読んでほしい絵本です。
 がんばれ、こぶくん。おいしいアイスクリームのために!


『かめくんのさんぽ』
 なかのひろたか/作 (Pナ にんき者) 福音館

 今日は、ぽかぽかいい天気。おさんぽにいこうとさそいますが、みんなおひるね。
 えっちら、おっちら、かめくんのさんぽのはじまりです。
 「ぞうくんのさんぽ」に新しい一冊が加わりましたよ。


『DJ YOYO』 
 おおなり修司/文 飯野和好/絵 (Pイ) 絵本館 

 もうおきろYO!ちこくするYO!おきようYO!YOYOYO!
 こんなDJであさ、おこしてくれるんなら、すぐおきちゃうよね!


『でんせつのじゃんけんバトル』
 D・ディウォㇽト/文 A・レックス/絵 (Pレ) 河出書房新社

 ふつうのじゃんけんなんだけど、なんでこんなにハイテンション!?
 読みきかせに人気の本です。絵本の文字の迫力に負けないよう、
 盛り盛りで読むのがコツ!


 

★あかちゃんのえほん★


『ぺったんこぷっくらこ』
 矢野アケミ/作 アリス館

 ホットケーキはぺったんこ。シュークリームはぷっくらこ。じゃあ、ふうせんは…?
 いろんなぺったんことぷっくらこをみつけてみよう。


『さんびきのおさる』
 あべけんじ/作 福音館書店

 いぼん、にぼん、さぼんはさんびきのおさる。なかよくおさんぽにおでかけ。
 くりくりおめめにふわっとした毛並がかわいい、フランスの子どもたちが夢中になったそう。


 

★よみもの★


『鬼遊び 鬼よぶわらべ歌』
 廣島玲子/作 (Fヒ) 小峰書店

 知らない子どもがそばにいる。知ってる子どもが消えている。鬼のあそびはほんとに
 こわい。遊んでいるうちに、ふとしたことで鬼の領域に足をふみいれた子どもたち。
 うっすらこわい8つのおはなしを、夏の夜にぜひどうぞ。中学年から。


『こわいオオカミのはなしをしよう』
 ウィリアム・マクリーリー/作 (933マク) 岩波書店

 マイケルはパパに、おはなしをしてもらうのが大好き。お気に入りのオオカミが
 登場したおはなしは、マイケルの手助けでどんどん進み…。親子のやりとりが楽しい、
 一気に読みたくなる物語です。高学年から。


『マザーグースのうた』
 蜂飼 耳/文 (931)ポプラ社

 欧米でよく知られているマザーグース。おもしろい歌、ふしぎな歌、すこしこわい歌。
 どこかで聞いたことがあるかも。ページの終わりにのっている英文は、
 リズムがあってとっても楽しい。中学年から。


 

★ちしきの本★


『水木しげるの妖怪えほん』
 水木しげる/著  (388) 講談社

 たくさんの妖怪のすがたを絵にしてきた、水木しげるの世界にようこそ。
 NHKEテレ「てれび絵本」で人気をよんだ「水木しげる妖怪えほん」が本になりました。
 子どもも大人も楽しめる妖怪絵本。


『日本昔ばなしのことば絵本』
 (388) ナツメ社

 昔ばなしには、今ではあまりみかけたり聞きなれない道具や仕事が出てきます。
 そういったことばをジャンルごとに章にわけ、絵と説明文でわかりやすく紹介しています。
 読んで楽しいまめちしきや行事の由来、行事にまつわる出来事も知ることができます。


『なぜなぜ?かいけつルーペくん』
 うえたに夫婦/著 (404) パイインターナショナル

 おうちのふしぎをさがせ!えんぴつ、電子レンジ、カビ、お金…あれもこれも、気になる!
 小学生低学年にもおすすめできる、科学の本です。


『身近なアリけんさくブック』
 (486) 仮説社

 日本に住んでいる約300種類のアリの中から、よく見かけるアリをえらんでくわしく説明。
 体の大きさ、色、住んでいる場所、とくちょうなど、アリの生活がよーくわかります。
 こんなにいっぱいいたのかと、びっくり!これであなたもアリ博士。


『そうだったのか!しゅんかん図鑑』
 伊知地国夫/写真  (746) 小学館

 シャボン玉がわれるしゅんかんを見たことがありますか?シャボン玉のほかにも
 いっしゅんでおわってしまう「しゅんかん」をじっくり見ることができる図鑑です。


『数え方図鑑 身近なモノをなんでも数えてみたくなる!』
 やまぐちかおり/絵 (815) 日本図書センター

 ものの数え方にはちゃんとルールや意味があると知っていますか?
 この本では、宇宙人など架空の生きものの数え方も教えてくれます。


『かがくのとものもと』月刊科学絵本「かがくのとも」の50年
 (019 研究)福音館書店

 『ばばばあちゃん』や『みんなうんち』など、雑誌「かがくのとも」からは、たくさんの
 すばらしい絵本が生まれました。50周年を記念し作られたこの本は、
 かがくのとも全リストや、作家のコメント、一冊のかがくのともができるまで、など、
 もりだくさんで楽しさいっぱいです!

あたらしくはいった本(令和元年5月up)


新学期もスタートして、新生活にもなれてきたかな?
お天気のいい日は外で本をよむのもすてきですね!



★えほん★



『おにぎりに はいりたいやつ よっといで』 
  岡田よしたか/作 (Pオ) 佼成出版社 

 おさらにならんだ、できたてのおにぎりたち。じぶんたちにはいる、おにぎりの
 「ぐ」をさがしにでかけます。さいごには、どの「ぐ」がはいるかな? 

『かんぺきなこども』 
 ミカエル・エスコフィエ/作 マチュー・モデ/絵 (Pモ) ポプラ社

 マカロン夫妻が「子どもストア」に出かけて買ったものは、「かんぺきなこども」。
 きれいに食べるし、ちらかさないであそぶし、テレビを見ずに本を読みます。
 「かんぺきなこども」に、マカロン夫妻は大満足でしたが・・・フランス的ユーモアの絵本です。

『ゆげゆげ~』 
 さいとうしのぶ/作 (Pサ) 教育画劇

 朝ごはんのみそ汁、ゆげゆげ~。炊き立てごはん、ゆげゆげ~。パン屋さんの
 やきたてパンも、給食も、みんなみんなゆげゆげ~。元気なゆげのたのしい絵本。

『いき』 
 中川ひろたか/作 北村裕花/絵 (Pキ) アリス館

 いきているものは、にんげんもしょくぶつだって、みんないきをしている。でも、
 さいきんは森がすくなくなって、しょくぶつのさんそがへってきているんだって。

『みんなとちがうきみだけど』 
 ジャクリーン・ウッドソン/作 ラファエル・ロペス/絵 (Pロ) 汐文社

 きょうしつにはいると、そこにいるみんながきみとちがっています。
 みんなとちがうことはくるしいことかもしれません。でもすてきなことでもあるのです

『たべものやさんしりとりたいかいかいさいします』 
 シゲタサヤカ/作 (Pシ) 白泉社

 まちのたべものやさんが集まってしりとりたいかい!いろんな食べ物たちが
 気合を入れて登場します。いったいどんなしりとりたいかいになるのでしょうか?

『どこどここけし』 
 山田マチ/作 花山かずみ/絵 (Pハ) こぐま社

 あれ?こけしがいなくなっちゃった!たいこのバチ、キリンのツノ……こけしが
 いろんなものに変身しながら旅にでます。こけしのお顔がとてもかわいいです。
 どこにこけしがいるのかさがしながら読んでみよう。

『パパといっしょ』 
 スーシー/ぶん・え(Pス) トゥーヴァージンズ

 おおきなパパ。ちいさなわたし。にぎやかな雰囲気ではないけれど、ほっとする
 日常の姿が描かれています。

『とびきりおかしなマラソンレース 1904年セントルイスオリンピック』 
 メーガン・マッカーシー/作 (Pマ) 光村教育図書

 セントルイスで行なわれた、はじめてのオリンピックのマラソン競技のほんとうの話。
 選手たちはおなかがいたくなったり、ぬすんだモモをたべたり、犬においかけられたり。
 同じ年に行なわれた万博で、みんなははじめてホットドッグを食べ、コーラをのみ、コーン
 つきアイスクリームを食べたとか。びっくりすることばかり。はじめてって、おもしろい!
 どのチームが優勝するのか予想してみてください。

『こんとん』 
 夢枕獏/文 松本大洋/絵 (Pマ) 偕成社

 漢字にすると混沌…いや、それとは別かもしれない。むかしむかしのこと。
 「こんとん」といういきもの…妖怪…まぁ、そんな何かがいた。いつも笑っていた
 「こんとん」その身におきた、ある出来事…。

『数字はわたしのことば』 
 シェリル・バードー/文 バーバラ・マクリントック/絵 (Pマ) ほるぷ出版

 女性は勉強をする必要はないといわれていた、むかしのこと。数学が大好きな女の子がいました。
 彼女の名前はソフィー・ジェルマン。ソフィーにとって、数学はことばと同じ。わかりやすい決まりで
 できていて、世界をあらわしている。理系女子におすすめ!

『イライラくんとこえだちゃん』 
 レモニー・スニケット/文 マシュー・フォーサイス/絵 (Pフ) 評論社

 イライラくんがそばにやってくると、ちいさなおんなのこもおかあさんもみんなふきげんになります。
 反対に、こえだちゃんをひろったひとは、なぜだかとってもごきげんなきもちになります。
 ちょっとしたことでふきげんになったり、ごきげんになったりするきもちの絵本。


★あかちゃんのえほん★

『すごいぞ!!きょうりゅう』 
 鎌田歩/作 教育画劇

 プテラノドン、トリケラトプス、ティラノサウルス、めくってたのしいきょうりゅうえほん。

『ぱんだんす』 
 やまぐちりりこ/文 すがわらけいこ/絵 アリス館

 ぱんだのだんす ぱんだんす。おしりふりふりしたり、ぷるんぷるんしたり。
 さんぽをしたり、だっしゅをしたり、そしてさいごは…。たのしくておどりたくなっちゃう絵本。

そらまめくんとおまめのなかま』
 なかやみわ/作 小学館

 大人気シリーズ「そらまめくん」の初めての赤ちゃん絵本です。お豆たちと
 たのしくあそびましょ。

『パンダかぞえたいそう』
 いりやまさとし/作 講談社

 まるくてあまーい、1はいちご。りょうてをぱたぱた、こけこっこー、2はにわとり。
 さあ、パンダといっしょにかぞえたいそうはじめよう!
 パンダとたいそうシリーズの新作でました。

『けんちゃんとあそぼう』シリーズ全3巻 
 くろいけん/さく・え あかね書房

 1982年に発売されたされた絵本ですが、今も買うことができます!
 長く読み継がれている証拠ですね。
 みんなもいっしょに、けんちゃんとあそびましょう!


★よみもの★


『ウィリーのぼうけん』 
 マーガレット・ワイズ・ブラウン/作 (933フラ)福音館  

 ウィリーは小さい男の子。冒険といっても、家の中や、ほんの庭のまわりのこと。
 でもこの年齢の子どもにとっては、それが毎日の大冒険!エルマーやウーフと
 同じように、隣に座って読んであげたい幼年童話。

「さらわれたオレオマーガリン王子」 
 マーク・トウェインとフィリップ・ステッド/作 エリン・ステッド/画 ひこ・田中と横川寿美子/訳(933トウ) 福音館

 あの「トム・ソーヤの冒険」を書いたマーク・トウェインが、自分の子どもたちに語った知られざる物語。
 トウェインと語り合いながら仕立て直した物語は、どんな結末を迎えるのか…。高学年から

『羊の告解』 
 いとうみく/作 (Fイ) 静山社

 父さんは人を殺した。真相もわからないまま、突然「加害者家族」となってしまった中学3年の涼平。
 オレは父さんと同じ犯罪者なのか?ゆれ動く少年の再生と許しの物語。10代から


★ちしきのほん★


『図解はじめて学ぶみんなの政治』
 (310) 晶文社

 イギリス発、世界で人気の政治の入門書です。図が豊富で、たとえが本当に身近で、
 なるほどそれも政治か!と納得できます。政治を理解すれば、世の中にも人生にも
 役に立ちます。子どもと若者、おとな、すべての人に読んでほしい!

『キモい!生きもの』
 (480) 宝島社  

  キモいというか、キモカッコいい生きもの大集合。おやつのレシピページが
  (ちゃんと本当に作れるレシピです)、おしゃれでおいしそう!正体を知らなきゃね・・・。

『コロコロ迷路』
 (750)イカダ社
  
  ピンポン玉やビー玉をコロコロ転がす、みんなが大すきな迷路が身のまわりに
  あるものでかんたんに作れちゃう。そして、少しむずかしいアレンジ迷路、
  二階建て迷路、紙皿迷路なども。いろいろ作ってあそんでみよう!

『地図で見る日本の外国人』
 (334) ナカニシヤ出版 

  3月から、日本に住んで働く外国の人のための法律がかわりました。しかし今すでに、
    大勢の外国の人が日本に住んでいて、四日市市は、全国と比べても外国の人が多い市です。
    地図とグラフで、これらの状況を確認してみましょう。

『わたしは女の子だから 世界を変える夢をあきらめない子どもたち』
  ローズマリー・マカーニーほか/文 (367) 西村書店  

   わたしは女の子だから、学校にいけない。とても貧しい。とても危険にさらされている。
   だけど、わたしは女の子だからこそ、教育を受け、人を助け、世界を変える。
   そんな少女たちと出会い、考える本です。

『こどものための防災教室 身の守りかたがわかる本』
 今泉マユ子/著 (369)  理論社

  災害大国、日本。いつどこで、だれが災害にあうか、わかりません。少しでも被害を
  減らすことができるように、大人も子どもも防災について考えてみましょう。
  姉妹本の「災害食がわかる本」もチェックしてくださいね。
 
『ことばハンター』
 飯間浩明/著 (813) ポプラ社

    辞書を作る人になるためには、言葉に敏感でなくてはいけない!カメラを持って街を歩いたり、
    毎晩アニメをチェックしたり…。ん?おかしいって?いやいや、これは飯間さんの生活の一部
    なんです。どんな人かぜひ読んでみてください。

『家をせおって歩く』
  村上慧/作 (702)

   ページを開いてみて。小さな小さな家が道を歩いている、おかしな写真に出会えます。
    アーティストの村上慧さんが、発泡スチロール製の家をかついで日本中歩いた
    様子を写真とイラストで記録しました。 とにかく一度見てほしい面白さ!