あたらしいこどもの本

あたらしくはいった本(平成31年1月up)

新しい一年がスタートしました。
かぜをひかないようにあたたかくして図書館にきてくださいね。



★えほん★
 
『おなじ月をみて』  
 ジミー・リャオ/作(Pシ) ブロンズ社

  まどからそとをみているハンハンの前につぎつぎにやってくるのは、けがをした
 どうぶつたち。そしてある日とまった一台の車からおりてきたのは・・・!
 戦争からかえってくるパパをまつ家族の話。
 
『めぐる森の物語』  
 いまいあやの/作(Pイ) BL出版

   どんぐりを落とした野うさぎのあとをおいかけて、たどりついた荒れ地。地面に
  どんぐりをうめるうさぎ。鳥たち。森の動物や虫たち。ぼくはなんだかねむく
  なってきて、めざめると・・・。森でつながっていく、 いのちの物語。
 
『せん』 
 スージー・リー/作(Pリ) 岩波書店

  白い紙にかかれたえんぴつのせん。飛びでてきたのはスケートぐつをはいた
   女の子。文字のない楽しい世界が、紙の上でどんどんひろがります。

『それしかないわけないでしょう』
 ヨシタケシンスケ/作(Pヨ) 白泉社

  ぼくたち、わたしたちが大人からきく未来は、びっくりするようなことばかりだけど、
   それほんと? 未来はだれにもわからない。 ヨシタケシンスケさんの新刊です。
 
『れいぞうこのおくのおく』  
  うえだしげこ/作(Pウ) 教育画劇 

  みんなのいえのれいぞうこは、すっきりしているかな?いちばん上のたなのいちばん
  おくに、ふるーいものが、なにかのこってない?読んでいる親が ドキッとします。

『くろいの』  
  田中清代/作(Pタ) 偕成社  

  『トマトさん』などの作者の本ですが、モノクロでずいぶん感じがちがいます。
  くろいの?こわいの?こわくないの?かわいいの?くろいのって、なんだろう?

『かいちゅうでんとう』
 みやこしあきこ/作(Pミ とも) 福音館書店

  スイッチ カチッ。ぼく、いいものもってるから、くらいの、こわくないんだ。いっしょにたんけんしようよ。

『影絵の絵本 アンデルセン』
 藤城清治/作(Pフ むかし話) 講談社

 物語の世界を影絵で表現した、藤城清治の絵本。今回はアンデルセンです。
 影絵の細やかで味わい深い表現が、大人でも楽しめる一冊になっています。
 
『オーロラの国の子どもたち』 
 イングリとエドガー・パーリン・ドーレア/さく(Pト) 福音館書店

 北ヨーロッパに住むサーミの人たちの暮らしを描いた絵本。こまかい点描の絵が魅力的。
 寒い地方のおはなしですが、見ていると暖かい心地がするのが不思議です。

『Michi みち』 
 junaida/著(Pシ) 福音館書店

 どこまでもつながっていく道の先には、つぎつぎと新しい街があらわれます。
 文字はありません。前から見ても、後ろから見ても、道はつながっていきます。
 街の中に入り込んでいくと、あなただけの物語が見つかりそうな絵本です。

『みずとはなんじゃ?』  
  かこさとし/作 すずきまもる/絵(Pス) 小峰書店

 みずとはなにか。生活のなかでであう身近な例とともに紹介する絵本です。
 かこさとしさんの原案を、鈴木まもるさんが絵本にしあげました。かこさんの
 書斎風景や、などを紹介する冊子もぜひごらんください。絵本の中に
 かこさんの作品に登場するキャラクターたちも出てきます。

『うみのごちそうしろくま』
  柴田ケイコ/作(Pシ) PHP研究社

 たべることが大好きなしろくまシリーズの第4弾!今回はうみのごちそうの中にはいっちゃうよ。
  あぁ、かんがえただけで、よだれがでちゃう!

『クレーンからおりなさい』
  ティベ・フェルトカンプ/作 アリス・ホッホスタット/絵(Pホ)フレーベル館

 バートは、工事現場がだいすきな男の子。ある日、とつぜん、さくをのりこえて工事現場に入り、ロードローラーや
  クレーンに乗ってしまったから、さあたいへん!けいさつかんやみんながおどろいたそのわけは・・・?

『あいうえおりょうりめしあがれ』
  accototoふくだとしお+あきこ/作(Pア)イースト・プレス

  ようこそいらっしゃいませ。ほんじつはあいうえおのもじをつかったおりょうりになります。どうぞめしあがれ。
  すんこーぷー、ふぼーどーま、いかすれーら、さてさて、どんなおりょうりになるかわかるかな?


★あかちゃんのえほん★

『さぁ、てをだして』
 スギヤマカナヨ/作(Pス 赤ちゃん) アリス館

  まるまるぴかぴかりんご、きれいなおはな、ことりがピピピ。えほんをめくると、
 どんなことがおこるかな?てをだしてあそんでみよう。(か)
 中にはいっちゃうよ。あぁ、かんがえただけで、よだれがでちゃう!


★よみもの★


『ソロモンの白いキツネ』
 ジャッキー・モリス/作(933モリ) あすなろ書房

 12歳のソロモンは、お父さんにたのんで、シアトルの港にあらわれた白いキツネをアラスカ
 までつれて行く。旅の間に、はなれていた心がかよいはじめる父と子。そして、ソロモンは
 ある決断をする。家族が悲しみをのりこえ、もう一度心を通わせる話。10代から。

『学校へ行こう ちゃんとりん』 
 いとうひろし/作(Fイ) 理論社

 きょうも学校へむかうふたりの女の子。学校はきらいじゃないけど、なんで
 行かなきゃいけないの?ずっと行かなくてすむ方法を考えながらあるきます。そして・・・。
 ふたりのおしゃべりにわらってしまう。中学年から。

『まえばちゃん』
  かわしまえつこ/作 いとうみき/絵(Fカ) 童心社

 わたしにはじめてはえた「は」のまえばちゃん。 わたしのすきなたべものも、かけっこで
  ころんじゃったのも知ってる。ずっといっしょだったけど、もうすぐぬけちゃうみたい。低学年から。
 
『アンデルセンのメルヘン文庫 第35集』 
  (F) アンデルセン・パン生活文化研究所

 「アンデルセンのメルヘン大賞」という童話コンクールの作品集です。四日市市の
 小学6年生の作品『かおり屋むうの長い一日』が、こども部門の大賞に選ばれています。
 
『ウパーラは眠る』 
  小森香折/作(Fコ) BL出版

 修道院に入ることになったアイラ。美しいシスター・クラリスを始め、個性的な修道女たち、
 謎の言葉「ウパーラ」などに彩られた古い修道院が舞台のファンタジー。細密画のような
 さし絵も魅力的です。高学年から。
 
『アリーテ姫の冒険』 
  ダイアナ・コールズ/作(933コル) 大月書店

 その賢さと勇気で、危機を乗り越え、道を切り開いていくアリーテ姫。1983年にイギリスで
 出版されたこの本を、1986年に日本で出版しようとしたとき、「賢いお姫さまの話なんか
  受けない」と言われたそうです。でもこの本は少女たちに受け入れられました。
 そして、「賢いお姫さま」は当然となったいま、クラウドファンディングによって新装・改訳で
 よみがえりました。まだ読んだことのない方は、ぜひ手に取ってください。中学年から。
 
『右手にミミズク』 
 蓼内明子/作(Fタ) フレーベル館

  小学6年生のタケルは、いまだに右と左の区別がつかない。そのことを友人に打ち明けて 
 いると、転校生の美里に聞かれてしまう。そんなタケルの右手に美里はミミズクの絵を描いてくれて・・・。高学年から。

『図工室の日曜日 おいしい話に気をつけろ』 
 村上しいこ/作(Fム) 講談社

 日曜日シリーズの新刊です。図工室、今度はなにがおこったかな?低学年から。

『風と行く者』
 上橋菜穂子/作(Fウ) 偕成社
  
 「守り人」シリーズ外伝。バルサとタンダは、旅芸人の一座の護衛としてロタに向かうことになります。
 一座の若い頭の少女に、バルサは昔の、ジグロとの旅を重ねます守り人ファンは読み逃しなく!中学年から。

 

 ★ちしきのほん★


『日本鉄道地図鑑 電車を見よう!撮ろう!乗ろう!日本の鉄道のすべてがわかる決定版!』   
  (536) 平凡社

 日本地図の上に乗せられた、日本中の鉄道の駅名。ここしかないという場所を
 電車は走っているんだね、とびっくり。鉄道を撮影する場所やコツや車両を見たり
 調べたりする施設、路線図もあって旅の計画もばっちり!

『花・木の実・藍・野菜・葉っぱのかんたん染めもの』
 (753) 偕成社

  紙や布ををきれいな色に染めてみたいけど、むずかしそう?だいじょうぶ!思っているより、
  ずっとかんたん。布の種類によって色も少しちがってでるよ。さあ、はじめてみよう!

『モスクへおいでよ』 
  瀧井宏臣/著(167) 小峰書店

   現在、世界の4人にひとりがイスラーム教徒。いったいどんな宗教なの?テロや難民の問題って
   どう考えればいいの?いま話題のモスク(礼拝所)・東京ジャーミイの案内人、下山茂さんが
   やさしく教えてくれます。

『こどもアナウンスブック』 
  常世晶子・茂木亜希子/著 (809) 子どもの未来社  
 
  声を出す、朗読する、人に伝える・・・。わたしたちは、毎日だれかに話をしています。
  それが好きな人も、にがてな人も、ちょっとだけトレーニングするだけで、気持ちが楽になり、
  自信が持てますよ!
  

                                                  

あたらしくはいった本(平成30年11月up)

すっかり秋になって、すこしずつ寒くなってきました。
みなさん、カゼに気をつけてくださいね!

「読書の秋」、どんな本を読もうかな?

★あかちゃんのえほん★

『ふるふるフルーツ』 
 ひがしなおこ/文 はらぺこめがね/絵 (Pハ) 学研プラス

 おいしそうで、カラフルなフルーツがいっぱい!
 たのしいオノマトペは、ぜひ、声にだしてよんでみてね。
 フルーツがたくさんあつまると、さいごには… (さ)


★えほん★

『プロペラちどり』
 U-suke/作 (Pユ) フレーベル館

 四日市出身の絵本作家、U-sukeさんの最新作!
 なつのおわり、ミーシャとなかよしのメダイチドリたちは、シベリアからあたたかいみなみのくにへむかいます。
 とちゅうで、にっぽんのやつひがたによるよていです。
 海をこえ、ミーシャたちはぶじに日本にやって来られるかな。(の)
                                                                                                                     
『スタンリーとちいさな火星人』
 サイモン・ジェームズ/作 (Pシ) あすなろ書房

 かあさんが泊りがけで出かけた日、スタンリーは宇宙に飛び立った。そして戻ってきたのはちいさな火星人。
 子どもは、お母さんが留守になることへの気持ちに共感し、
 大人は、火星人を自然に受け入れる家族の姿にあこがれるでしょう。(ち)

『忍者の迷路』
 香川源太郎/作 (Pカにんき者) PHP

 迷路シリーズ、今度は忍者だ!手裏剣や巻物を探すぞ!(ち)

『ねこはまいにちいそがしい』
 ジョー・ウィリアムソン/作・絵 (Pウ) 徳間書店

  ぼくはねこ。まいにち、とってもいそがしい。うちのかぞくはぼくがいないとだめなんだ。
  あさはやく、かぞくをおこして、そともみはって、おばあちゃんのあみものや子どもたちの
  しゅくだいのおてつだいまでして・・・。
  あさからばんまで、にんげんのかぞくのためにいろんなしごとをしている、ねこのいそがしい、
  一日をねこの目からえがいた、とってもユーモラスな絵本。(か)

『おっと、あぶない!』
 サトウマサノリ/作 (Pサ) パイ インターナショナル

 むかし、遠いところからここにやってきたわれら。生きぬくために、どんどんからだを変えてきた。
 おどろおどろしい絵だけれど、ホラーではありません。たぶん・・・(ち)

『石たちの声がきこえる』
 マーグリート・ルアーズ/作 ニザール・アリー・バドル/絵 (Pハ) 新日本出版社

 石で描かれた絵がとってもリアル。声が聞こえてきそうなぐらいです。
 さまざまな争いがもとで難民になってしまった人々の、私たちと変わらない何気ない生活。
 そして平和への祈りがじんわりとしみわたる絵本です(い)

『シカクさん』
 マック・バーネット/文 ジョン・クラッセン/絵 長谷川義史/訳 (Pク) クレヨンハウス

 ジョン・クラッセンの絵と関西弁は、なぜこんなに馴染みがいいのでしょう!
 文章は違う人ですが、今回もひねりのある展開。
 もしかしたら、大人のほうが好きになる絵本作家なのかも。(い)
                  
『わたしのせいじゃない ーせきにんについてー』
 レイフ・クリスチャンソン/文 ディック・ステンベリ/絵 (Pス) 岩崎書店

 大きなサイズになって再登場しました。
 教室でないているひとりの男の子。みてないから、ぼくはしらない。
 おおぜいでやっていたから、とめられなかった。わたしのせいじゃない。
 はじめたのは、わたしじゃない。考えていることがちがうんだ。いいつければいいのに。
 ずっとつづいていく、いいわけ。いじめや、社会問題を考えるきっかけになる本。(の)


『ソフィーとちいさなおともだち』
 パット・ジトロー・ミラー/文 アン・ウィルスドルフ/絵 二宮由紀子/訳 (Pウ) 光村教育図書

 ソフィーは「ファーマーズ・マーケット」でかぼちゃをえらばせてもらいました。
 パパとママはかぼちゃをピザにするつもりだったけど、
 かぼちゃはソフィーがだっこするのにも、ひざにのせてポンポンするのにもぴったり。
 「この子のなまえは、バーニスにしたわ!」(さ)

『ねこです。』
 北村裕花/作 (Pキ) 講談社

 ねこですか?ねこです。
 いろんなねこが出てきます。ちょっと、あなたの近くのねこににているかも?(さ)

『いちばんのともだち』
 ジェニファー・K・マン/作 林木林/訳 (Pマ) 光村教育図書 

 サムのいちばんのともだちは、うさぎのぬいぐるみのジャンプ。 
 どこへ行くのも、なにをするのもいっしょ。
 ある日、サムはジャンプをすなはまに忘れてしまって…。(さ)

『めん たべよう』
 小西栄子/作 (Pコ) 福音館書店

 きょうはどんなめんの気分?
 うどんだったらきつねうどん、スパゲッティだったらナポリタン!
 おもわず、よだれがでてきそうな絵本です。(さ)

『10ぽんのぷりぷりソーセージ』 
 ミシェル・ロビンソン/文 トール・フリーマン/絵 もとしたいづみ/訳 (Pフ) ほるぷ出版

 ぷりぷりソーセージ、フライパンでじりじりじり。
 ちょっとまってくれ。
 プチッ!とやぶれて、ポン!とばくはつするなんて、ぜったいにいやだ!(さ)


★よみもの★


『ふたりはとっても本がすき!』
 如月かずさ/作 いちかわなつこ/絵 (Fキ) 小峰書店

 本を読むのはすき?どんな本を読むかな?読むのは早いほう?ゆっくりなほう?
 チーターのチッタちゃんと、カバのヒッポくんは本がだいすき。でも読み方はちょっとちがうみたい。
 どんどん読んじゃうチッタちゃんと、じっくり本を読むヒッポくん。どっちの読み方もいいなぁ。 低学年から(い)

『アチチの子鬼』
 岡田淳/作 (Fオ) 偕成社

 ぼくのおじいちゃんはすごい!おもしろい話をたくさんしてくれる。
 ともだちのサキザキくんや、魔女からねむりひめをしょうかいされた時のこと。
 須磨にいたウミンバ、子鬼とワニ、オオカミ、わるい大鬼の話。
 ぼくのおじいちゃんの冒険の話、三冊目。めちゃ、わらっちゃう!低学年から(の)


『ねこの商売』
 林原玉枝/文 (Fハ) 福音館書店

 とある商店街にある、おまんじゅうやさんの幸福堂。「ねこのて おかしします」のはり紙を
 見て電話をしたら、やってきたのは一ぴきの三毛猫。どうやってお客さんを呼んでくるのかな?  中学年から(い)

『あさって町のフミオくん』
 昼田弥子/作 高畠那生/絵 (Fヒ) ブロンズ新社

  小学3年生のフミオくんが住んでいる、「あさって町」は、どこかへん。
 スーパーではシマウマの子どもとまちがわれたり、
  がいこつのおじさんとプールへいったり。フミオくんの日常はヘンテコがあふれてる!
 あさって町でおこる、ふしぎなおはなし四話収録。中学年から(か)


『くろグミ団は名探偵 S博士を追え!』
 ユリアン・プレス/作・絵 (943) 岩波書店

 イラストに隠された謎を見つけよう!謎解きは好きだけど、難しいのはイヤな人。
 文章が多いとつかれるな…、そんな人にオススメです!シリーズもありますよ。 高学年から(い)

『ぼくがスカートをはく日』
 エイミ・ポロンスキー/著 西田佳子/訳 (933ホロ) 学研プラス

 12歳のグレイソンは、だれにも言えない秘密を抱えていた。
 誰かに打ち明けても、きっと受け入れてもらえない。
 でも、本当は、もっと自由に自分らしく生きたい!高学年から(さ)


★ちしきのほん★

『クイズドリル』(初級編・中級編・上級編)
 セブンデイズウォー (031)

テレビでクイズ番組が大人気ですね。あんなふうに答えたい!と思っているクイズ好きな人必見の本です。
辞書を全部覚えたりしなくても、クイズに強くなるコツがあるんです。(ち)


『こどものための防災教室』
 今泉マユ子/作 (369) 理論社

 さまざまな災害の時に、どうやって身を守るか、どんな準備をしたらいいのか。
 えらび方からしまい方を災害食を中心に、備えるもの、料理のしかたなどなど、
 よーくわかります。(の)

『ナージャの5つのがっこう』
 キリーロバ・ナージャ/文 市原淳/絵 (376) 大日本図書

 「がっこう」って国によって、きょうしつも、もっていくものも、せんせいも、クラスメイトもぜんぜんちがうんだって!
 てんこうせいのナージャが、ほんとうにたいけんした、5つの国のがっこうをしょうかいするよ。(さ)


『ため池の外来生物がわかる本』
 加藤英明/著 (468) 徳間書店

 テレビ番組『池の水ぜんぶ抜く』でおなじみの、加藤先生の本です。池の水をぬく
 「かいぼり」のことや、外来生物のことなどを、たくさんの絵や写真でやさしくおしえてくれます(ち)

 
『女性アスリートの教科書』
 須永美歌子/著 (780) 主婦の友社

 健康に、ケガなく、スポーツにうちこむために、女子の体と気持ちを詳しく解説。
 すべての女子選手、保護者、指導者に知ってほしい本です。(ち)


『ストローとモールでつくる幾何学オブジェ』
 公益財団法人 日本数学検定協会/著 (750) 丸善出版

 工作が苦手な人でもできそう。キラキラモールで作って、部屋に飾ってもステキ。
 算数の図形がちょっとわかる…かもしれません(い)

『話したくなるオリンピックの歴史』
 コンデックス情報研究所/編著 (780) 清水書院

 東京オリンピックまであと2年ですね。さて、今度のオリンピックは何回目でしょう?
 メダルに描かれている絵はどんなデザイン?今はなくなった競技には、どんな競技がある?
 読むうちにオリンピックがどんどん楽しみになる本です!(い)

あたらしくはいった本(平成30年9月up)

まだまだあついけれど、空は秋のくも。
夜は秋の虫がないています。
本をよむのにぴったりのきせつです。
図書館では、いろいろな本をよういして、みんなをまってます。


★あかちゃんのえほん★

 

『きんぎょさんとめだかさん』
  とよたかずひこ/作 (Pト) 世界文化社

  きんぎょさんが いちにいちに。めだかさんが いちにいちに。
  くるっとまわって いちにいちに。うでをのばして・・・。
  おやこでいっしょに、たいそう。いちに。


『どろんばあ おばけかぞえうた』
 小野寺悦子/文 植垣歩子/絵 (Pウ) 福音館書店

   どろんばあ。ひとつ、ひとつめこぞうさん。どろんばあ。
  ふたつ、ふたごのかっぱさん・・・。
  「どろんばあ」のかけごえとともに、ゆかいなおばけたちが、たくさん登場!
   たのしい数え歌の絵本。

『まほうつかい』 
 いしかわこうじ/作 (Pイ) 偕成社

  まほうつかいがまほうをかけると、りんごが、でかでかどーん!
  ふうせんがぷかぷかふわりーん!
  あかちゃんも、あっとおどろくたのしい絵本。
 


★えほん★ 


『またまた ねえ、どれがいい?』
 ジョン・バーニンガム/作 評論社(Pハ)

  もしもだよ、きみがえらぶなら、どれがいい?
  ラクダのげろ、ゾウのおなら、ウシのうんち。
  『ねえ、どれがいい?』のつづきの本です。

『おしっこちょっぴりもれたろう』
 ヨシタケシンスケ/作  PHP (Pヨ)

  おしっこのあと、パンツをはくとさ・・・だれかわかってよ、このきもち!
  もぞもぞしてるのはそのせいでしょ?
  え?くつしたがずれたから?うわぎの中で
  シャツのそでがぐしゃぐしゃだから?
  いや、それもきもちわるいけどさ・・・。
  そうそう!って思っちゃう、ヨシタケワールド!

『ペロのおしごと』
  樋勝朋巳 /作 (Pヒ) 小学館

  いぬのペロは、かいぬしのおかあさんがだいすき。
  ある日、おかあさんにプレゼントをしようと、大けっしん。
  ペロは、おしごとに行くことにしました。
  さあ、ペロはプレゼントをかうことができるかな?

『出発』
  小泉るみ子/作 (Pコ) 新日本出版

  戦争から帰ってから心をとざしたままの浩。
  あねが結婚することになり、おめでたい唐草もようのふろしきで
  つつんだ荷物を運ぶことになった。 
  とちゅう知らない人たちにかけられたあたたかいことばに、
  だんだん心をひらき・・。
  戦争で傷ついた人の心が、だんだん元気になっていく話。

『おっちゃん山』
  椎名誠/作 塚本やすし/絵(Pツ)新日本出版社

   ある日、ひとりで山にのぼったおっちゃん。
  うっかり、「デロデロ虫」にかみつかれてしまった。
   それから、どんどんからだがおおきくなってしまい、ゆうめいになりすぎた、
  おっちゃんは、かぞくをまもるためにあることをけつだんします。

『はなびのひ』 
  たしろちさと/作・絵 (Pタ) 佼成出版社

  きょうは、まちにまった、お江戸の花火大会。
  はやくよるにならないかなと、
  たいくつしていた、ぽんきちは、おかあちゃんにたのまれて、
  花火職人のおとうちゃんのところへ夜食をとどけにいくことに。
  それをみていたまちのひとびとが次々とあとをついてゆき、まちじゅうおおさわぎ!

『きょうだいぎつねのコンとキン』 
  村山桂子/文 岡田千晶/絵 (Pオ) フレーベル社

  あるいいてんきのひ、きつねのきょうだいの「コン」と「キン」は
  まいごになっている、にんげんのおんなの子にであいました。
  おかあさんには「にんげんにはきをつけるのよ」と言われているけど…。
  やさしいきつねのきょうだいに、ほっこりする絵本です。

『だんしゃく王とメークイン女王』 
  北村裕花/絵 苅田澄子/文 (Pキ) 講談社

  じめんのしたにある「じゃがいものくに」にすむだんしゃく王とメークイン女王。
  おなじしろでくらしているのに、ふたりはなかがよくないみたい。
  ふたりのねがい、「カレーライスの具になれますように」はかなうのかな?
 
『おたすけじぞう』 
  はるくはるる/文 田中六大/絵 (Pタ) 文芸社

  がっこうのうらにいるおじぞうさんは、しゅくだいをやってくれるんだって!
  なつやすみのさいごの日なのに、まだしゅくだいがおわっていないみっちゃんは、
  しゅくだいをもっておじぞうさんのところへ走ります。

『ひよこのピケキョ』 
  ジャニーン・ブライアン/作 ダニー・スネル/絵 (Pス) 東京書店

  きょうだいはみんな「ピヨ」。
  よんばんめにうまれたピーちゃんは、ほかの子とちがって「ピケキョ」
  みんなは「ピヨ」でもわたしは「ピケキョ」なんだもん!
  ちがう、をみとめる絵本です。

『ちょうちょのためにドアをあけよう』 
  ルース・クラウス/文 モーリス・センダック/絵 (Pセ) 岩波書店

 「だっこうたを おぼえておくと いいよ」「あかちゃんが うまれたってことは 
  こぶんが うまれたってこと」など、こどもからこどもへのアドバイス。
  ぷっと笑っちゃうような言葉がたくさん。

『はつめいだいすき』 
  ピップ・ジョーンズ/文 サラ・オギルヴィー/絵(Pオ) BL出版

  はつめいが、だいすきなイジーは、どんどんあたらしいマシンをつくりだす。
  でも、うまくいくとはかぎらない。しっぱいすると、あたまにきちゃう!
  「なんども、なんども、やってみるんだ。うまくいくまでな」と
  おじいちゃんにいわれて、そとをあるいていると、けがをしたカラスが!
  もういちどカラスにそらをとべるようにしてあげられるかな?

 

 


★よみもの★


『ひきがえるにげんまん』 
  最上一平/作 武田美穂/絵 (Fモ) ポプラ社

  クラスのはるかちゃんのおかあさんが、びょうきでなくなった。
  つぎの日、どうろでひきがえるが車にひかれてぺちゃんこになっているのを見て、
  3人が思ったことは。
  死に向き合うおはなしです。低学年から

『こだわっていこう』
  村上しいこ/作(Fム)学研プラス

   物知りで、ときどき「こだわりスイッチ」が入るそうまくん。
   あるじけんから、「そうまくんとは、遊ばないほうがいいよ。」と
  お母さんに言われてしまったぼく。
  そうまくんはぼくのたいせつな友達なのに・・・。中学年から

『ふたごのカウボーイ』 
  フローレンス・ストボドキン/文 ルイス・スロボドキン/絵(933スロ) 瑞雲舎

  ふたごのネッドとドニーは、カウボーイごっこがだいすき。
  きょうも二人はカウボーイのスティーブとジムになりきります。
  にわを出て、ひろいみちをわたり、商店街まで、だいぼうけん!
  でも、おかあさんはおおあわて。ここまでなりきれたら素晴らしい!中学年から

『疾風の女子マネ!』
 まはら三桃/作  (Fマ)  小学館

  "いい男ねらい”で陸上部のマネージャーになった女子高生の咲良。
  ところが入ってみると大違い。
  しかし、退部を言い出せずにいたある日、試合で選手たちの走る姿に大感動。
  短距離リレーの魅力をとおして、成長していく高校生たちの青春。10代から

『ヤイレスーホ』
  菅野雪虫/作 (Fス) 講談社

  チポロが魔物からイレシュを救い出してから数年。あの時の魔物ヤイレスーホの
  もとに「呪い」の力を授けてほしいという少女があらわれる。
  なぜか、ヤイレスーホはチポロたちのもとに、少女をあずけにくる。『チポロ』続編。10代から

『結び蝶物語』
  横山充男/作 (Fヨ)あかね書房

  中学生のあかりが、夏休みにおばあちゃんの家で見た一枚の写真と家紋。
  そえられた不思議なことばにさそわれて、
  あかりは滋賀、神戸、京都の神社へ自分のルーツをさがしに出かける。
  行く先々で出会った不思議な三つの物語。10代から

『あたしが乗った列車は進む』
  ポール・モイシャー (933モシ) 鈴木出版

  家族を亡くし、シカゴに住む会ったことのない大おじの家にいくことになったあたし。
  少しひねくれ気味の態度をとっていたあたしが、数日間の長距離列車の中で出会ったのは、
  家族とも思える人たち。
  不機嫌そうで口数も少ないあたしは、列車の中で13歳誕生日をむかえ、
  まわりの人にささえられ心を開いていく。10代から

 

 

 

   

★ちしきの本★


 
『昆虫の体重測定』
  吉谷昭憲/文・絵 福音館書店(486)

  みなさんは、学校で体重測定をしましたか?体重は何キロ?おとなのゾウは3000キロ。
  一円玉は1グラム。じゃあ、テントウムシの重さを知ってる?カは?カブトムシは?
  重さをはかってみると、いろんなことがわかるよ。

『牛乳パックで作るミニチュア家電』
  佐藤京子/著 ブティック社(754)

  ドラム式洗濯機、おそうじロボ、エアコン、など、おうちの家電が牛乳パックで作れちゃう!動かすことも
  できるよ。

『絵本の冒険 「絵」と「ことば」で楽しむ』
  小野明/編 フィルムアート社(研究 726)

  絵本ってなんなの?絵本作家はどういう気持ちでかいているの?など、絵本に関するすべてがわかる一冊。
  五味太郎、荒井良二、tuperatuperaもインタビューで登場。モノクロの地味な本ですが、中身は濃い!

『子どもの命を守る防災教育絵本①土砂災害の基本②土石流のチカラ③土砂災害と避難』
 佐藤丈晴/作 (369) 吉備人出版

  土砂災害について、迷路や4コマまんがも使い、低学年の子にも教えやすい本になっています。

『虫のしわざ探偵団』 
  新開孝/写真・文 (486) 少年写真新聞社

  しぜんの中の「これ、なんだろう?」。それ、じつは虫の「しわざ」なんです!
  みんなも「しわざ探偵団」になって、おうちの庭やこうえん、じんじゃで「しわざ」を見つけよう!

『サナギのひみつ』 
  三輪一雄/著(486) ポプラ社

  いも虫から、まったく違う形に変化するサナギ。
  どうしてサナギになるの?いったい中はどうなってるの?
  謎だらけのサナギをチェック!

 

 

 

あたらしくはいった本(平成30年7月up)

いよいよ夏本番!
楽しい夏やすみもすぐそこです。
としょかんも、夏やすみのじゅんびのまっさいちゅうです。
いろいろな本をよういして、みんなをまってます!



★あかちゃんのえほん★

 

『みんな みんな いないいないばあ』
  いまむらあしこ/文 さいとうたかお/ 絵 (Pサ) あすなろ書房

    ころころころろ。かえるさんが、いないいないばあ。
    ちゅうちゅうねずみさん、ほうほうふくろうさん、みんなみんな、いないいないばあ。
   あかちゃんと、たのしくうたいながらどうぞ。


『おばきゃー!』
  藤本ともひこ/作(Pフあかちゃん) 世界文化社

   おばけ どこどこ? おばけ ここだよ
   かわいいおばけが、さけんだら、どんな声?
   読んだらくせになりそうな「おばきゃー!」の絵本です。


『とらんぽりんぽーん』 
  ふくだじゅんこ/文・絵(Pフ)大日本図書

    とらんぽりん じゃんぷ  よーい どん!
    さいしょにとぶのは、やるき まんまん とまとくん。まっかなかおで、「ふん!」
    ちからいっぱい、とらんぽりんにジャーンプ!ページをめくると、ぼよ~ん!
    いろんなやさいたちが次々にとうじょうしてみんなじゃーんぷ!
   「ひょい!」「ぴょんぴょん」さてさて、さいごにとうじょうするのはだれかな?

 

★えほん★ 

 

『あむ』
  小風さち/文 山口マオ/絵 (Pヤとも) 福音館書店

   おれは、かっちゃんの家のにわでくらしている、くろいぬの「あむ」。
   だいすきなのは、さんぽ。かっちゃんがともだちとでかけたので、ひとりでさんぽ。
   かっちゃんをおいかけて、うみまでいけるかな?がんばれ!あむ!


『ツリーハウスがほしいなら』
  カーター・ヒギンズ/文 エミリー・ヒューズ/絵 (Pヒ) ブロンズ新社

   ツリーハウスがほしかったら、まず、そらをみあげて。
    どっしりした大きな木に、はしごをかけて、はしらにいたをわたしてボルトでしめる。
    ブランコかロープ、としょかんも。たべものとねぶくろ、かいちゅうでんとう。
    みんな一回はすんでみたい、たのしいツリーハウスのおはなし。


『なくのかな』 
  内田麟太郎/文 大島妙子/絵 (Pオ) 童心社

   おでかけのとちゅう、おとうさんやおかあさんとはぐれてしまったぼく。
   なくのをがまんしていたけど・・・。
   オニも、まいごになったらなくのかな?オオカミも、つよいサムライも、
   ひとりぼっちになったら、なくのかな?
   そう。みんな、なくとおもうよ。なきたいときは、ないてもいいんだよ。


『うまはかける』 
  内田麟太郎/文 山村浩二/絵 文溪堂

  おおかみは、かける。おいかけられて、うまはかける。ちゅうをかけて、あしをひっかけ、
  はがかけ…。かけるって、こんなにいっぱい意味があるんだね。
  ぴったりの絵にわらっちゃう。


『そらからぼふーん』 
  高畠那生/作 (Pタ) くもん出版

   あるひ、すごいおとがしたから見にいってみると…
  そらからおおきなホットケーキがおちてきた!
   ホカホカのホットケーキのにおいがしてきそうな絵本です!
   あなたならそらからおちてきたホットケーキをどうする?


『さとやまさん』 
  工藤直子/文 今森光彦/写真 (Pイ)アリス館

   さとやまってしってる?わたしたちが住んでいるまちと
  森や山とのあいだの畑や林のことを、 「さとやま」とよんでいます。
  さとやまはいろんな「めぐみ」をあたえてくれます。
   みんなも「さとやまさん」とよんで、「さとやまさん」に会いに行こう!


『おさがり』 
  くすのきしげのり/作 北村裕花/絵 (Pキ) 東洋館出版社

   はるかちゃんはおねえちゃんからの「おさがり」のものさしがはずかしいみたい。
   でも「おさがり」っていいものなんだよ。
   きみのまわりにも実はたくさんの「おさがり」があるかも!


『いたずらトロルと音楽隊』
  アニタ・ローベル/さく(Pロ) ロクリン社

   音楽をかなでながら旅をする音楽隊の5人組。
   どこへいっても、音楽を聴いた人は、国じゅうで一番だと思いました。
   演奏し続けて、疲れて寝ていた森のはずれ。
   トロルが演奏を聴こうと5人組を起こします。
   でも、ちっとも起きない5人組。
   怒ったトロルがかけた魔法で、楽器は動物の鳴き声に!
   音を取り戻すためにはどうしたら?


『もりのたんじょうびパーティ』もりのこえほんシリーズ4冊
 エリザベス・イワノフスキー/作(Pイ) 岩波書店

   1944年に出版されたベルギーの絵本「サン・スーシ」シリーズのうち4冊が
  「もりのこえほん」として復刻されました。サン・スーシとはフランス語で、
   心配なくお気楽にという意味だそうです。ほっと気持ちが落ち着くような
   素朴なイラスト。本のサイズも小さいんですよ。


『いっしょにおいでよ』
  ホリー・M・マギー/文 パスカル・ルメートル/絵(Pル) 廣済堂あかつき株式会社

   テレビのニュースを見ていて怖くなった女の子。「こんなのっていやだ。
   どうしたらいいの」とおとうさんに尋ねます。「いっしょにおいで」と外に
   出たら、たくさんの人。いろんな国の人。ちょっとしたことで、世界はすてきな
   場所に変わるかもしれない。大人も勇気づけられるような絵本です。


『しゅりけんとうちゃん いがぐりしょうぶのまき』
  寿金之輔/作 忌野清志郎/絵 えほんPイ 岩崎書店

    ぼくのおとうさんは、いつもはかっこいいいビジネスマン。そして日曜日は、ニンジャ!
    2002年にキンダーブックに掲載された、忌野清士郎まぼろしの絵本!


『ずっと ねがいはひとつだけ』
  ケイト・クライス/文 M・サラ・クライス/絵(Pク)WAVE出版

   赤ちゃんのときからエリとずっといっしょにくらしていた、だいじなかぞく、いぬのバロン。
    だんだんととしをとっていくバロンとのおわかれがちかいことがわかり、
  エリはあることをおもいつきました。
    どんなときもそっとよりそってくれた、ちいさないのちとの
  きずなと愛情をやさしくえがいた絵本。

 

★よみもの★


 
 菜の子ちゃんとキツネ力士』
 富安陽子/作  (Fト)  福音館書店

  「まけきらい稲荷」伝説がある、兵庫県の丹波篠山。
  負け越しの大ピンチのキツネ力士をたすけに、
  菜の子ちゃんとリリコは雲にのってむかう。
  菜の子ちゃんがんばれ!中学年から


『まじょ子とステキなおひめさまドレス』 
 藤真知子/作 (Fフ)ポプラ社

  まじょ子のあたらしいおはなしです!
   ハンドメイド王国のヌエールひめを助けるために、ステキなおひめさまドレスをつくります。
 低学年から


『四人のヤッコ』 
  西内ミナミ/作 (Fニ) すずき出版

  べんきょうもピアノのれんしゅうもやりたくない!あーあ、じぶんがもう一人いたらなぁ…
  なんて思っていたら、わたしがふえちゃった!?四人になったヤッコはこれからどうなる?
  低学年から


『波うちぎわのシアン』 
   斉藤倫/著 (Fサ) 偕成社

  ちいさな島ラーラ。ある夜、そこにたどり着いた船は炎に包まれていた。
  思わずその船に飛び込んだフジ先生が見つけたのは、左手を固くにぎりしめた赤ん坊。
  その左手は、まるで巻貝みたい。耳をあてると潮騒が聞こえ、誰もがお母さんの
  お腹の中にいた時のことを思い出します…。
 ちょっぴり切なくて、ちょっぴりドキドキする物語。
  詩人でもある作者の文章は、柔らかな布団のような心地がします。高学年から


『コクルおばあさんとねこ』
  フィリパ・ピアス/作 (933ヒア) 徳間書店

   家出したネコのピーターをさがす、ふうせんうりのおばあさん。
   ある風の強い日、ふうせんごと空へ、ぴゅー!
   1972年刊の『おばあさん空をとぶ』のタイトル変更と、
  少し訳が変更されています。中学年から


   

★ちしきの本★


 
 『みじかな樹木のほん』
  国土緑化推進機構/編 平田美紗子/絵 (653) ポプラ社

   家や学校、公園や森で、まいにち見かける木。
   花がさいたり、実がなったり。はっぱが落ちたり、鳥や虫もやってくる。
   いつも見ている木が、わたしたちのくらしと、どんなつながりがあるのかな。
   まいにち見ていても、知らないことがいっぱい。木となかよしになれる本。


『世界一おもしろい国旗の本』
 ロバート・G・フレッソン/作(288) 河出書房新社

  ありそうでなかった国旗の本。日本の国旗は、ほぼずっと同じデザインだけど、
  ほかの国は昔とは違うデザインのところが多いんだよ。歴史と深いつながりがある国旗。 
  国旗の意味もよくわかります。読んでいるとつい間違い探しをしてしまうのかな。
 「ウォーリーをさがせ!」が思い浮かぶのは私だけ?


『戦争体験を「語り」・「継ぐ」』
 大石学/監修 (319)学研

   広島、長崎・沖縄を中心に行われている、太平洋戦争の記憶を伝える様々な活動を紹介。
   戦争を体験した人々が、少なくなっていくなか、変わりつつある平和教育と、
   関わる人々の想いや伝えたいことにふれて、平和を次世代へつないでいくために
   今、何ができるのか考える一冊。


『「単位」の学習に役立つはかってみよう 長さ・重さ・時間』シリーズ全3冊
  新間竹彦/作 (420) 汐文社

  うでや手をつかって長さをはかったり、1円玉をつかって重さをはかったり、
  自分のかげで時間をはかったりするよ。算数の勉強だとよくわからないことも
  自分でやってみると面白いかも。自由研究にもできるかな?


『楽しい日本の恐竜案内』
 平凡社 (457)

   地方別に、日本の恐竜が紹介されています。
   日本各地の恐竜に会える博物館のリストもあります。
   子ども向けの本ではありませんが、恐竜好きキッズとその親は必見!

 

 


 

あたらしくはいった本(平成30年5月UP)


ここちよい風がふく季節になりましたね。
あたらしい学校生活には、なれましたか?
ちょっとひといきしたい時は、図書館にきてね。



☆あかちゃんえほん☆


『あかちゃん新社長がやってきた』
マーラ・フレイジー/作(Pフ) 講談社

 あかちゃん社長の家にやってきた、いもうと!
 そのあとどうなったかは、きっとご想像の通り!
 でもやっぱり仲良しになるんですよね。…まあ、だいたいは、ですけど。
 前作の『あかちゃん社長がやってきた』も読んでみてくださいね。


☆えほん☆

 
『あいさつってたのしい』
石津ちひろ/文 松田奈那子/絵(Pマ) 小学館

 おはよう、いただきます、ありがとう・・・。
 あいさつをすると、あれあれ?
 どうぶつにへんしんしちゃった!
 みんなで、たのしくあいさつすると、きっと、なかよくなれるね。

『もうちょっと もうちょっと』
きむらゆういち/文 高畠純/絵 (Pタ) 福音館書店
 
 りんごをみつけたコブタ。落ちてきたりんごに「やったあ!」と、
 よろこんだのもいっしゅん。りんごはコロコロとあなの中へ…。
 手をのばしてもとどかない…。ツンッ!もっと、おくにいっちゃった!
 コブタはりんごが食べられるかな?

『おはなみくまちゃん』
シャーリー・パレントー/文 ディヴィッド・ウォーカー/絵 (Pウ) 岩崎書店

 さくらがまんかいになって、くまちゃんたちは、みんなでおはなみに行きます。
 バスケットにおべんとうとおおきなタオルをつめて、
 みんなであそぶ、たこももって。
 あたたかい春のかぜをかんじるような絵本です。

『わたしはヴァネッサと歩く』
ケラスコエット/文・絵 (Pケ) 岩崎書店

 転校生のヴァネッサ。なんだかみんなとなじめないみたい。
 わたしがヴァネッサにしてあげられることってなんだろう?
 いじめについて考える、文字のない絵本です。

『きつねうどん たぬきうどん』
古内ヨシ/作 (Pフ) 大日本図書

 きつねうどんがだいすきなきつねくんと、たぬきうどんがだいすきなたぬきくんは
 いつも人にばけてうどんやさんへ。
 でもほんとうにおいしいのはいったいどっち?とけんかになってしまって…。

『ぼくのきいろいくつした』
かんのゆきこ/作 (Pカ)アリス館

 ねこの「まーる」は、だいすきなきいろいくつしたをなくしちゃった! 
 さがしに出かけると、あった!…あれ、ちがったみたい。
 まーるはきいろいくつしたを見つけることはできるのでしょうか?

『かべのむこうになにがある?』
ブリッタ・テッケントラップ/作(Pテ) BL出版

 おおきなあかいかべがありました。
 なぜあるのか、いつからあるのかはだれもわからないかべ。
 むこうにはなにがあるのかな?
 少し考えさせられる絵本です。

『はなちゃんおとなになります』
千葉智江/作 (Pチ) 小学館

 「おとなになるんだもん」が、くちぐせのはなちゃん。
 おとなになるためには、いろんなことができないといけないって、おねえちゃんはいいます。
 おとなになるってどういうことかな?


『大名行列』
シゲリカツヒコ/作 (Pツ) 小学館

 「したにー、したにっ」ぎょうれつがやってきた。
 ところが、あっ、とのがたいへん!ぽちがとびだした!
 つぎつぎにあらわれるへんなもの。ようかい、まんもす、えっ?うみのなか?
 ふしぎなぎょうれつを、じっくりたのしんでね。


『ぼくのきもちはね』
コリ・ドーフェルフド/作(Pト) 光村教育図書

 いっしょうけんめい積んだ積み木がこわれてしまった。
 その気持ちを、話す?さけぶ?笑いとばす?忘れる?
 どれもちがう。ぼくのきもちは・・・。
 つらい気持ちの人によりそうことを教えてくれる絵本です。


☆よみもの☆


『しらとりくんはてんこうせい』
枡野浩一/作 (Fマ)あかね書房

  さんすうとシュークリームがだいすきな、しらとりくんはてんこうせいだ。
  せがたかくて色白でおれとはぜんぜんちがう。やきゅうをやろうぜってさそっても、
  公園までついてくるけど、いいわけしてかえってしまう・・・。
  しらとりくんのことが気になる主人公。じぶんとのちがいをみつけて、
  ともだちになっていくまでを主人公の目線でえがいたお話。
  歌人の枡野浩一自身の幼少期をもとにした、自伝的児童小説です。
 低学年から

『ぼくはなんでもできるもん』
いとうみく/作 (Fイ) ポプラ社

 ぼくは、きのうのきのうのきのうから一年生になった。
 なのにランドセルはカバーできいろいし、
 六年生のおねえさんは、ぼくをあかちゃんあつかいしてくる。
 ぼくはもう一年生で、なんでもできるんだよ!
 低学年から

『なみきビブリオバトル・ストーリー2』
森川成美・おおやなぎちか・赤羽じゅんこ・松本聰美/作 (F)さ・え・ら書房

 並木小学校の学校公開日に四年二組のクラスで行われるビブリオバトル。
 それぞれの思いを込めて本を紹介します。
 今回のビブリオバトルは前作「なみきビブリオバトル・ストーリー」とは違う舞台で、
 繰り広げられます。
 中学年から

『4ミリ同盟』
高楼方子/著(Fタ) 福音館書店

 みんなが一度は食べてる<フラココノ実> それが普通で当たり前。
 でもなぜだかその時がやってこない人もいる。
 そんなポイット氏が出会ったエビータさんとの共通点。
 実は二人とも浮いている!?4ミリだけ!
 <フラココノ実>を食べた人は、<何か>をなくしてしまうらしいけど、
 <何か>が残っているならそれもいいかも。
 なんだかふわふわと、心許ないような、心地いいような不思議な読後感の物語。
 中学年から


『神々と戦士たちⅤ 最後の戦い』
ミシェル・ペイヴァー/作 (933ヘイ) あすなろ書房

 妹と剣、どちらもあきらめることなんかできない。
 故郷の村に帰ってきたヒュラスはかつての友だちと戦うことになる。
 <火の女神>に託された使命をはたすことができるのか。
 古代ギリシャを舞台にした物語の完結編。
 ミシェル・ペイヴァーの作品は人間だけでなく、動物からの目線もとても面白く、
 男の子も女の子も楽しめます。
 10代から


☆ちしきの本☆



『かならずお返事書くからね』
ケイトリン・アリフィレンカ/著, マーティン・ギャンタ/゙著(289) PHP

 学校の課題で、外国に住む同年代の子と文通を始めることになった、アメリカに住む少女ケイトリン。
 文通相手は、それまで聞いたこともないアフリカのジンバブエという国の少年、マーティン。
 好奇心旺盛なケイトリンは、手紙に何をどう書けばいいか迷いながらも、
 マーティンへ一通目の手紙を書き始める。
 でもこのときのケイトリンは、まだ、マーティンの実情は知らず・・・。
 一万キロの距離を超えて、心を通わせ、支え合い、
 かけがいのない親友を異国に見つけた、二人の実話です。
 10代から

『マルコとパパ ダウン症のあるむすことぼくのスケッチブック』
グスティ/作・絵(378人権) 偕成社

 その子のままでいいと受け入れるのは難しかった、
 パパであるグスティさんにとっては。
 ママのアンヌと長男のテオにはなんの問題もなかった。
 あなたはどうだろう。私はどうだろう。
 ユーモアたっぷりのイラストと言葉のコラージュが
 何気ない日常の一コマを伝えてくれます。
 
『羽毛恐竜』
大島英太郎/作 真鍋真/監修 (457)

 スズメ、カラス、ツバメ・・・よく知っている鳥たちは、
 現代の恐竜なのだと知っていましたか?
 1996年に初めてあきらかになった「羽毛恐竜」。
 その進化の仕組みを、絵本のようにわかりやすく解説してくれています。