あたらしくはいった本(平成31年1月up)
新しい一年がスタートしました。
かぜをひかないようにあたたかくして図書館にきてくださいね。
★えほん★
『おなじ月をみて』
ジミー・リャオ/作(Pシ) ブロンズ社
まどからそとをみているハンハンの前につぎつぎにやってくるのは、けがをした
どうぶつたち。そしてある日とまった一台の車からおりてきたのは・・・!
戦争からかえってくるパパをまつ家族の話。
『めぐる森の物語』
いまいあやの/作(Pイ) BL出版
どんぐりを落とした野うさぎのあとをおいかけて、たどりついた荒れ地。地面に
どんぐりをうめるうさぎ。鳥たち。森の動物や虫たち。ぼくはなんだかねむく
なってきて、めざめると・・・。森でつながっていく、 いのちの物語。
『せん』
スージー・リー/作(Pリ) 岩波書店
白い紙にかかれたえんぴつのせん。飛びでてきたのはスケートぐつをはいた
女の子。文字のない楽しい世界が、紙の上でどんどんひろがります。
『それしかないわけないでしょう』
ヨシタケシンスケ/作(Pヨ) 白泉社
ぼくたち、わたしたちが大人からきく未来は、びっくりするようなことばかりだけど、
それほんと? 未来はだれにもわからない。 ヨシタケシンスケさんの新刊です。
『れいぞうこのおくのおく』
うえだしげこ/作(Pウ) 教育画劇
みんなのいえのれいぞうこは、すっきりしているかな?いちばん上のたなのいちばん
おくに、ふるーいものが、なにかのこってない?読んでいる親が ドキッとします。
『くろいの』
田中清代/作(Pタ) 偕成社
『トマトさん』などの作者の本ですが、モノクロでずいぶん感じがちがいます。
くろいの?こわいの?こわくないの?かわいいの?くろいのって、なんだろう?
『かいちゅうでんとう』
みやこしあきこ/作(Pミ とも) 福音館書店
スイッチ カチッ。ぼく、いいものもってるから、くらいの、こわくないんだ。いっしょにたんけんしようよ。
『影絵の絵本 アンデルセン』
藤城清治/作(Pフ むかし話) 講談社
物語の世界を影絵で表現した、藤城清治の絵本。今回はアンデルセンです。
影絵の細やかで味わい深い表現が、大人でも楽しめる一冊になっています。
『オーロラの国の子どもたち』
イングリとエドガー・パーリン・ドーレア/さく(Pト) 福音館書店
北ヨーロッパに住むサーミの人たちの暮らしを描いた絵本。こまかい点描の絵が魅力的。
寒い地方のおはなしですが、見ていると暖かい心地がするのが不思議です。
『Michi みち』
junaida/著(Pシ) 福音館書店
どこまでもつながっていく道の先には、つぎつぎと新しい街があらわれます。
文字はありません。前から見ても、後ろから見ても、道はつながっていきます。
街の中に入り込んでいくと、あなただけの物語が見つかりそうな絵本です。
『みずとはなんじゃ?』
かこさとし/作 すずきまもる/絵(Pス) 小峰書店
みずとはなにか。生活のなかでであう身近な例とともに紹介する絵本です。
かこさとしさんの原案を、鈴木まもるさんが絵本にしあげました。かこさんの
書斎風景や、などを紹介する冊子もぜひごらんください。絵本の中に
かこさんの作品に登場するキャラクターたちも出てきます。
『うみのごちそうしろくま』
柴田ケイコ/作(Pシ) PHP研究社
たべることが大好きなしろくまシリーズの第4弾!今回はうみのごちそうの中にはいっちゃうよ。
あぁ、かんがえただけで、よだれがでちゃう!
『クレーンからおりなさい』
ティベ・フェルトカンプ/作 アリス・ホッホスタット/絵(Pホ)フレーベル館
バートは、工事現場がだいすきな男の子。ある日、とつぜん、さくをのりこえて工事現場に入り、ロードローラーや
クレーンに乗ってしまったから、さあたいへん!けいさつかんやみんながおどろいたそのわけは・・・?
『あいうえおりょうりめしあがれ』
accototoふくだとしお+あきこ/作(Pア)イースト・プレス
ようこそいらっしゃいませ。ほんじつはあいうえおのもじをつかったおりょうりになります。どうぞめしあがれ。
すんこーぷー、ふぼーどーま、いかすれーら、さてさて、どんなおりょうりになるかわかるかな?
★あかちゃんのえほん★
『さぁ、てをだして』
スギヤマカナヨ/作(Pス 赤ちゃん) アリス館
まるまるぴかぴかりんご、きれいなおはな、ことりがピピピ。えほんをめくると、
どんなことがおこるかな?てをだしてあそんでみよう。(か)
中にはいっちゃうよ。あぁ、かんがえただけで、よだれがでちゃう!
★よみもの★
『ソロモンの白いキツネ』
ジャッキー・モリス/作(933モリ) あすなろ書房
12歳のソロモンは、お父さんにたのんで、シアトルの港にあらわれた白いキツネをアラスカ
までつれて行く。旅の間に、はなれていた心がかよいはじめる父と子。そして、ソロモンは
ある決断をする。家族が悲しみをのりこえ、もう一度心を通わせる話。10代から。
『学校へ行こう ちゃんとりん』
いとうひろし/作(Fイ) 理論社
きょうも学校へむかうふたりの女の子。学校はきらいじゃないけど、なんで
行かなきゃいけないの?ずっと行かなくてすむ方法を考えながらあるきます。そして・・・。
ふたりのおしゃべりにわらってしまう。中学年から。
『まえばちゃん』
かわしまえつこ/作 いとうみき/絵(Fカ) 童心社
わたしにはじめてはえた「は」のまえばちゃん。 わたしのすきなたべものも、かけっこで
ころんじゃったのも知ってる。ずっといっしょだったけど、もうすぐぬけちゃうみたい。低学年から。
『アンデルセンのメルヘン文庫 第35集』
(F) アンデルセン・パン生活文化研究所
「アンデルセンのメルヘン大賞」という童話コンクールの作品集です。四日市市の
小学6年生の作品『かおり屋むうの長い一日』が、こども部門の大賞に選ばれています。
『ウパーラは眠る』
小森香折/作(Fコ) BL出版
修道院に入ることになったアイラ。美しいシスター・クラリスを始め、個性的な修道女たち、
謎の言葉「ウパーラ」などに彩られた古い修道院が舞台のファンタジー。細密画のような
さし絵も魅力的です。高学年から。
『アリーテ姫の冒険』
ダイアナ・コールズ/作(933コル) 大月書店
その賢さと勇気で、危機を乗り越え、道を切り開いていくアリーテ姫。1983年にイギリスで
出版されたこの本を、1986年に日本で出版しようとしたとき、「賢いお姫さまの話なんか
受けない」と言われたそうです。でもこの本は少女たちに受け入れられました。
そして、「賢いお姫さま」は当然となったいま、クラウドファンディングによって新装・改訳で
よみがえりました。まだ読んだことのない方は、ぜひ手に取ってください。中学年から。
『右手にミミズク』
蓼内明子/作(Fタ) フレーベル館
小学6年生のタケルは、いまだに右と左の区別がつかない。そのことを友人に打ち明けて
いると、転校生の美里に聞かれてしまう。そんなタケルの右手に美里はミミズクの絵を描いてくれて・・・。高学年から。
『図工室の日曜日 おいしい話に気をつけろ』
村上しいこ/作(Fム) 講談社
日曜日シリーズの新刊です。図工室、今度はなにがおこったかな?低学年から。
『風と行く者』
上橋菜穂子/作(Fウ) 偕成社
「守り人」シリーズ外伝。バルサとタンダは、旅芸人の一座の護衛としてロタに向かうことになります。
一座の若い頭の少女に、バルサは昔の、ジグロとの旅を重ねます守り人ファンは読み逃しなく!中学年から。
★ちしきのほん★
『日本鉄道地図鑑 電車を見よう!撮ろう!乗ろう!日本の鉄道のすべてがわかる決定版!』
(536) 平凡社
日本地図の上に乗せられた、日本中の鉄道の駅名。ここしかないという場所を
電車は走っているんだね、とびっくり。鉄道を撮影する場所やコツや車両を見たり
調べたりする施設、路線図もあって旅の計画もばっちり!
『花・木の実・藍・野菜・葉っぱのかんたん染めもの』
(753) 偕成社
紙や布ををきれいな色に染めてみたいけど、むずかしそう?だいじょうぶ!思っているより、
ずっとかんたん。布の種類によって色も少しちがってでるよ。さあ、はじめてみよう!
『モスクへおいでよ』
瀧井宏臣/著(167) 小峰書店
現在、世界の4人にひとりがイスラーム教徒。いったいどんな宗教なの?テロや難民の問題って
どう考えればいいの?いま話題のモスク(礼拝所)・東京ジャーミイの案内人、下山茂さんが
やさしく教えてくれます。
『こどもアナウンスブック』
常世晶子・茂木亜希子/著 (809) 子どもの未来社
声を出す、朗読する、人に伝える・・・。わたしたちは、毎日だれかに話をしています。
それが好きな人も、にがてな人も、ちょっとだけトレーニングするだけで、気持ちが楽になり、
自信が持てますよ!