あたらしく入った本(令和2年1月up)
新年あけましておめでとうございます。
お正月は楽しくすごせましたか?
カゼをひいたりしなかったでしょうか。
今年も元気にとしょかんへ来てくださいね!
★えほん★
『くまくまパン いちにちパンやさん』
西村敏雄/作 (P/二) あかね書房
くまのパン屋を見学した子どもたち、パンづくりにチャレンジ。
こねてまるめて、たのしそう。でも手が小さなりすくんはうまくできなくて…。
『もりのおくのクリスマスツリー』
ユーヴァル・ゾマー/作 (Pソ) ほるぷ出版
ぼくは、小さくてかたむいていて、ぐらぐらするいっぽんの木。
まわりの木はクリスマスツリーに選ばれて、ひとりぼっち。
さみしくて、「だ、だ、だれかいる?」と夜のやみによびかけたら・・・。
心がぽっとあたたかくなります。絵もとってもきれい!
『おそろしいよる』
きむらゆういち/作 殿内真帆/絵 (Pト) すずき出版
しずまりかえったよる、こぶたがひとりでほんをよんでいると、
ぱっとでんきがきえて、あたりはまっくら。
すると、ドアがひらいてだれかがはいってきます。
キラリとひかるきばに、こぶたはおもわずつくえにかくれて…。
こぶたといっしょにドキドキする、ちょっぴりおそろしいえほんです。
『きのこのばけもの』
唯野元弘/文 石川えりこ/絵 (Pイ) すずき出版
むかし、あるむらになまけもののおとこがすんでいました。
そのむらでは、夜になっても月のひかりがあたりません。
それが、きのこのばけもののせいだと気づいたおとこは、
あるさくせんを思いつきます。
『ねことねこ』
町田尚子/作 (Pマ) こぐま社
ねことねこ、おなじところどこだ?ぜんぜんちがうねこに見えても、よーく見てみると
おなじところがあります。じっくりみくらべてみて。
『このままじゃ学校にいけません』
ブラッシェアーズ/文 エリザベス・バーグランド/絵 福本友美子/訳 (Pハ) 屑の工房
学校にいきたくないエディは、ぶらさがってかくれていたらいいコウモリになったり、
いじわるな子をこらしめるイカになったり。いろいろなどうぶつになってみますが、
どれもうまくいきません。なみだをこぼして「あした学校にいきたくないかもしれないの」と
うちあけたエディにママは…。想像力ゆたかな女の子が、一歩成長するおはなしです。
『わたしねこがかいたいの』
ミシェル・ロビンソン/文 チンルン・リー/絵 三原泉/訳 (Pリ) 岩崎書店
けいとだまにやわらかいクッション。ねこがすきなものをならべてみたけれど、
いっぴきもきません。えほんをかかえてねむりについたら、
ねこがいっぱいあつまってきた!
けれども、そのねこたちにはほんとうの飼い主がいて…。
『わたしのわごむはわたさない』
ヨシタケシンスケ/作 (Pヨ) PHP
ヨシタケさんは、タイトルを考えて、それに合った絵本を作るそうです。
この絵本も、子どもあるあるな感じで、オチの一つ手前は予想通り!
それが楽しいヨシタケさんの絵本です。
『はぐれくん、おおきなマルにであう』
シルヴァスタイン/作 (Pシ) あすなろ書房
『ぼくを探しに』の続編で、以前は『ビッグ・オーとの出会い』というタイトルでしたが、
新しく村上春樹の訳で出版されました。
『の』
junaida/作 福音館書店 (Pシ)
人気画家junaidaの絵本です。『これはのみのぴこ』のような、
「積み上げ歌(きりなしうた)」の形式ですが、
とにかく、美しい絵を楽しんでください。
『やぎのグッドウィン』
ドン・フリーマン/さく (Pフ) 福音館書店
『くまのコールテンくん』などで有名なドン・フリーマンが、
昔の経験をモチーフに描いた絵本です。
自由気ままなグッドウィンと、騒動の行方は…?
『フォックスさんのにわ』 ブライアン・リーズ/作 (Pリ) 評論社
フォックスさんといぬはいつもいっしょ。
あそぶのも、たべるのも、ねむるのも。どんなときでもはなれたことはありません。
なかでも、いちばんすきなのは、いっしょにはたけしごとをすること。
でも、ある日、かなしいことがおきて…。
『おうちをさがしてみかたをかえてごらん』
ケイト&ジョール・テンプル/文 テリ・ローズ・ベイントン/絵 (Pヘ) 潮出版社
すむばしょがない、あしかのおやこ。おやこはあたらしいすむばしょがみつけられたかな?
まえから、うしろから、よんでみてね。見方をかえるとせかいがかわります。
『コレットのにげたインコ』
イザベル・アルスノー/作 (Pア) 偕成社
新しい町にひっこしてきたコレットが思わずついてしまった小さな「うそ」。
にげたインコをさがすうちに近所のいろいろな友達と出会います。
コレットの「うそ」は、どんどん大きくふくらんで…。
『とんでいったふうせんは』
ジェシー・オリベロス/文 ダナ・ウルエコッテ/絵 (Pウ) 絵本塾出版
ぼくはふうせんをもっている。「思い出」という、ふうせん。
おじいちゃんは、ぼくよりたくさんのふうせんをもっていた。
ある日、おじいちゃんの手から、ふうせんがどんどんはなれて、飛んでいったのに、
おじいちゃんは気づかなくて…。
★あかちゃんえほん★
『ぎゅぎゅぎゅのぎゅー』
森あさこ/作 (Pモ) ひかりのくに
にゃあにゃあねこが、ぎゅぎゅぎゅのぎゅー。
きんぎょもおばけも、はりねずみも。
みんなでぎゅーってしてみてね。
★よみもの★
『マイク』
アンドリュー・ノリス/著 (933ノリ) 小学館
プロテニスプレイヤーを目指すフロイド。ある日、テニスコートに見知らぬ男マイクが現れる。
調子を崩し、試合もままならない。しかもマイクは、フロイド以外には見えないらしい。
これからもテニスを続けるべきか、迷うフロイド。マイクは一体なぜ現れたのか。
今、何か迷っていることがある、あなたへ届けたい物語。 10代から
★ちしきのほん★
『古墳のなぞがわかる本』
河野正訓/監修 (210) 岩崎書店
日本のあちこちのにある古墳。いろいろな形があるよね。
いつ、だれのために作られたのかな?中はどんなふうになっているの?
古墳のなぞがわかります。かわいい「はにわ」もいっぱい!
『蒲生氏郷』コミック版日本の歴史シリーズ
(289カ) ポプラ社
蒲生氏郷は、松坂城を築き、松阪市が商業で発展する元をつくりました。
一方、信長の元、氏郷にひどく攻められた北伊勢や伊賀ではとても恐れられ、
言うことをきかない子どもを「"がもじ"が来るぞ」とおどしたそうですよ。
言われたことのある人はいるかな?
『子ども教養図鑑 世の中のしくみ』
小学校社会科授業づくり研究会/著 (307) 誠文堂新光社
「選挙に行ったほうがいい?行かなくてもいい?」「税金で外国を援助するのは正しい?」
社会、政治、環境など、いろいろな問いに対して、自分はどう思うか、と
考えているうちに読み進めていけます。
討論形式で、いろいろな意見を否定しないのがいいですね。
『ふゆとみずのまほう こおり』
片平孝/写真・文(451)ポプラ社
ふゆになって気温がどんどんさがっていくと、いろんな場所にこおりができます。
こおりは、場所やその時の気温によって、いろんなすがたかたちに変化します。
『道路のひみつ図鑑』
スタジオタッククリエイティブ (514)
全国の道路の紹介や、標識、ガードレール、信号、作られ方など、
ありそうでなかった道路のことだけの本。
『わたしたちの高速道路』
中日本高速 (514)
高速道路上にあるすべてのもののこと、作られ方、歴史と、
高速道路に関することすべてがつまった本!
『はじめよう!ブックコミュニケーション』
村中李衣・伊木洋/著 (子どもの本研究) 金子書房
学校の教室で、先生と生徒でなく、人間同士として、
本に気づかされたことや本との思い出などを自分の言葉で語りかける。
そのようなことを、ブックコミュニケーションと呼ぶそうです。
ブックトークでも読みきかせでもなく、準備も不要。
一度、やってみたいですね。