あたらしく入った本(令和7年9月UP)
新学期が始まりましたね。まだまだ暑い日が続くので、体を休める
ついでに、家の涼しい場所で、読書を楽しんでくださいね。
新しい本の中から、おすすめの本を紹介します。
★絵本
『くるりがもりのおべんとうやさん』ボコヤマクリタ/作 めくるむ
たぬきのお弁当屋さんの作るお弁当の、なんておいしそうなこと。食べる相手へ思いを込めて、食材を手に入れ、一つ一つていねいに作ります。なんだかいやされた気持ちになりますよ。
『ジョナサンいいかげんにして!』ウィリアム・コール/作 トミー・ウンゲラー/絵 好学社
ジョナサンのいたずらは、ほんとうにすごい!いつも悩まされるパパとママは、とうとうジョナサンを病院に連れていくことに。元気いっぱいのお子さんと一緒に読んでみては?
『ふなでだ、ホイ!』ソフィー・ブラッコール/作 評論社
じゅうたんを海に見立てて、さあ、ふなでだ!おうちの人も、掃除機をかけるつもりが、ピーナッツくんの主張にどんどんまきこまれてしまいます。読んでいる側もワクワクするよ。こんなふうに遊べると楽しいだろうな。
『ワニがしごとにでかけます』ジョヴァンナ・ゾーボリ/作 マリアキアラ・ディ・ジョルジョ/絵 BL出版
朝起きて、ネクタイをえらび、朝ごはんを食べて、ワニが仕事にでかけます。電車に乗って、いつもの道を通って、やっと到着。さて、ワニの仕事って、なんだと思う?じっくり絵を楽しんでね!
『ララのまほうのことば』グレーシー・ジャン/作 工学図書
ゆだるような暑さでも、元気いっぱいのララ。空き地に生えるみどりの友だちが大好き。毎日植物たちに話しかけるララの気持ちは、ちゃんと友だちに届いていたよ。どんな魔法が起こるかな。
『やさしいカタチ』大西 暢夫/作 彩流社
見たことがない、かわったカタチの乗り物。それは、重症心身障害者が使う姿勢保持装置。わずかな動きを観察して、その人の体の一部になるように作られています。どうやって作っているのかな。どんなふうに使われているんだろう。
『うっかり書房』そのだえり/作 理論社
ワオキツネザルのワオくんは、本が大好き。でも、本をあつめすぎて家がかたむいちゃった!本を手ばなすことができないワオくんは、本屋さんをひらくことにします。本が捨てられない気持ち、よくわかります。
『けがをした日』エンマ・アドボーゲ/作 ブロンズ新社
ねんざして足首を固めて、くつがはけない、とクロックスをはいて、つえををついている友だちが、ちょっと、うらやましかったこと、ありませんか?そんな感じを、かいてくれている絵本です。日本でもスウェーデンでも同じなんですね!
『ねこのおうさま』ポール・ガルドン/作 好学社
くろネコのトムとおばあさんが待っている家に、おはかを掘る仕事をしているおじいさんが帰ってきました。「おい、トム・ティルドラムって、だれだ!」おはかで、不気味なネコたちに会ったそうです。さて、トム・ティルドラムはだれ?イギリスのゆうれい話です。
『うさぎのしま』近藤えり たてのひろし/作 世界文化社
瀬戸内海の大久野島は、うさぎがたくさんいる「うさぎの島」として知られています。かつて、小学校で飼われていたウサギが、天敵の少ない環境で野生化して、増えていったそうです。うさぎにほっこりする島。でも、うさぎ島になるずっと前、悲しい歴史があるのです。
『ビーバーのギイコは はこびたい』出口かずみ/作 ほるぷ出版
ビーバーのギイコは、とにかくはこぶのが大すき!つかれたおじいさんも、およぐのがめんどくさいサケも、はこんで!とたのまれたら大よろこび。でもね、ビーバーだから、歩くのは土の上だけじゃないんです…。
『すずめばち』舘野鴻/作 福音館書店
うわっ!と、思わず逃げてしまいそうになるほどの、迫力ある表紙。害虫と思われがちなスズメバチですが、女王バチも、はたらきバチも、子孫を残すために懸命に生きています。
『つめのくに』シゲリカツヒコ/作 金の星社
つめを、いつもかんでしまう人、いますね?じつは、つめをかむと、こんなふうになってしまうんです!
(先におとなが読んで、見せてもいいかどうか考えてから、お子さんに読んでくださいね)
『みてみて!』小西貴士/写真 谷川俊太郎/ことば 福音館書店
「こどものとも年中向き」が、10年以上たって絵本になりました。写真の小西さんは、森の案内人。子どもたちの「みてみて!これ!」を写真におさめたら、すてきな本になりました。じつは、谷川さんは「この写真にことばはいらないね」と言って、最後に、1編の詩だけを寄せています。
『すいかのたね』押本達希/作 ブロンズ新社
すいかのたねが、まじっているよ。ひとつだけ横になっていたり、音符の中にまじって演奏の邪魔をしたり…。新感覚の絵さがし絵本です。ちょっとむずかしいけど、ぜひやってみてね!
★読み物
『それからぼくはひとりで歩く』アリシア・モリーナ/作 ほるぷ出版
突然午後からの授業がなくなったものの、連絡手段の携帯がない…。目の見えないハイメは、ちょっとした成り行きから、一人でバスに乗ることに…。ハイメが感じる音の世界や、彼の勇気があざやかに感じられる一冊。(中学年から)
『まるみかん大一番』まはら三桃/作 小学館
毎日のように通う、地元の図書館「まるみかん」が突然の閉館宣言。反対を訴えたいけれど、どうすればいい?子どもも大人も、政治家も巻き込んでの大一番はどんな展開に?読みながらワクワクするのは私だけ?図書館が好きな人に。(10代から)
『ゲド戦記別冊 火明かり』アーシュラ・ル・グウィン/作 岩波書店
『ゲド戦記』の世界にかかわる短編が2つ、ほかは、エッセイなど、作者の言葉たちが収められています。短編は、あの人がでてきたり、あ、これはあれかな、という楽しみを。エッセイは、『ゲド戦記』に対する作者の内面を見せてくれます。(10代から)
★知識
『山の木、とどけ!』キッチンミノル/作 テキサスブックセラーズ
机や家など、私たちの周りには木でできたものがたくさん。その木はどこから?写真でわかりやすく山の仕事を紹介する本。プロの技や専用の車も!山や木の大切さも伝わります。
『はじめてでもかんたん!小学生のヘアアレンジ』成美堂出版
ありそうでなかなかない、自分で読んで、自分でできるヘアアレンジの本です。かわいくしたいけど、聞いたり、やって、って頼むのもはずかしいし・・・というときに、自分でみて、やれますね!
『おもしろ踏切大百科』イカロス出版
お待ちかね!子どもが読める、踏切ばかり集めた本ができました!全国の踏切、踏切の種類と仕組みなど、踏切好きはうっとり!四日市のめずらしい踏切ものっています。
『おかしのヒミツ研究所』3時のおやつ科学機構 えほんの杜
「ピュレグミ」の食感のヒミツ、「柿の種」のカリっと感のヒミツ、「きのこの山」の、あきない味のヒミツなど、みんなが大好きなあのおかしの味のヒミツを、科学で考えます。自由研究にもいいね!
『イラストを活かす仕事図鑑』グラフィック社
イラストを描くのが大好き。これを仕事にできたらいいなあ、と思う人へ。「好き」と「仕事」は別。イラストだけで生きていくのは難しい。でも、「イラスト」の活かし方によって、方法はある。イラストで生きていく方法を具体的に教えてくれる本です。
『4歳から楽しめる即興工作大図鑑』野呂祐人/著 KADOKAWA
家に、その場にあるもので、少しの材料で、今、すぐにできる工作。これこれ、こういうのでいいんだよ!って思います。著者の野呂さんは、YouTubeで動画をたくさんあげているので、そちらもどうぞ!
『東海道五十三次 江戸の世界を旅する』岩崎書店
江戸時代、江戸から京都までの宿場が53か所。そのうちの43番目が、四日市ですね。五十三次のことや、旅をした人の様子や持ち物など、この1冊で東海道のことがいろいろわかります。
『東京ディズニーリゾート キャストの仕事』講談社
みんなのあこがれ!ディズニーリゾートのキャストのひみつがいっぱいです。どんな仕事?どんなユニフォーム?どうやったらなれるの?この本をよんでみてね。
『おいしいをつくる チョコレートのおしごと事典』白泉社
私たちがよく食べるチョコレート。でも、昔は飲み物だったんですよ。カカオからできるチョコレートがどうやって発明されたのか。おいしいチョコレートのひみつを探りましょう!
『ほるんだ、恐竜化石!モンゴル恐竜発掘記』平田貴章/写真・文 小学館
福井の大学に恐竜学部ができるくらい、日本では恐竜が今アツい!そもそも、博物館にある恐竜の化石ってどうやって発掘されるんでしょう?化石を発掘する大変さを、一冊の本にまとめました。