あたらしくはいった本(令和3年9月UP)
思うように出かけれない日が続いていますが、
本の中では、自由にどこにでも行けますよ!
冒険の世界も、笑いの世界も、知識の世界も!
本の中でいろいろな世界をのぞいてみてくださいね。
★えほん★
『おはよう!げんき?』
村上勉/作(Pム) 講談社
あさ、ありがどんどんのぼるみどりのみち。いろいろないきものにであって、
たどりついたのは・・・!いっぱいにひろがった絵にわくわく。
『お月さんのシャーベット』
ペク・ヒナ/作(Pへ) ブロンズ新社
あんまりあつくてとけだしたお月さん。おばあちゃんがシャーベットをつくってみんなにわけると、
みんなつめたくてあまーいゆめをみた。お月さんのたのしいはなし。
『ちょとつ』
立川治樹/文 くすはら順子/絵(Pク) 絵本塾出版
ぼくイノシシ。まっすぐしかはしらへんで。
かんにんやで。はたけも、よそのいえのなかも、しんごうがあかのどうろも。
でもこんなときは・・・。
がんがんはしるイノシシに、おもわずわらってしまう。
『ぱったんして』
松田奈那子/作(Pマ) KADOKAWA
あかいてんとあかいまる ぱったんすると りんご!
かみをおって、えのぐをだして、ぱったん。
色あそびがどんどんうかぶ、楽しいえほん。
『ねえさんの青いヒジャブ』
イブティハージ・ムハンマド&S・K・アリ/文 ハテム・アリ/絵(Pア) BL出版
イスラム教の女性が、髪をおおうためにつけるヒジャブ。それを初めてつけて学校へ行った日。
ねえさんはどんな気持ち?ママのセリフも胸を打ちます。
『かみなのに』
たにうちつねお/作(Pタ) 大日本図書
紙の楽しさは無限大!はねて、のびて、こわい!…かみなのに?
ぜひいっしょに遊んでみてください。
『カラフルなひとりごと』
種村有希子/作(Pタ) ほるぷ出版
こころのなかでおしゃべりしたことあるよね?あのこもこのこもおしゃべりしているよ。
どんなおしゃべりかきいてみない?
『うちゅうひゃっかてん』
黒岩まゆ/作(Pク) 小学館
ちいさなほしをまるまるかいぞうした「うちゅうひゃっかてん」には、いろいろなほしから
おきゃくさんがやってきます。おや、なんだかおかしなおきゃくさんがやってきましたよ。
『アレッポのキャットマン』
アイリーン・レイサム、カリーム・シャムシ・パシャ/文 清水裕子/絵(Pシ) あかね書房
シリアにあるアレッポという街が戦争によってこわされ、多くのねこたちが取り残されました。
しかしそのねこたちを助ける活動が世界中に広まり、支援によってねこのみならず街を救うこととなりました。
世界中の人々を動かした一人の故郷を思う心に胸が打たれます。
『ついてくる』
小川育/作(Pオ) 教育画劇
くらい道をあるいているとだれかがあとをついてくるような…。
うしろが気になってドキドキしちゃう。そして、あっ!とおどろくラストです。大人もぜひ。
『ばけねこ』
杉山亮/文 アン マサコ/絵(Pア) ポプラ社
あるひ、ねこのタマがいなくなってしまいました。おんなのこは、タマをさがしに
こわいうわさがあるねこみみやまにむかいましたが…。
ちょっぴりぶきみでふしぎなおはなしです。
『おおきなかべがあったとさ』
サトシン/文 広瀬克也/絵(Pヒ) 文溪堂
めのまえにのぼれないくらいたかいかべがあったらどうする?
はしごをかけたり、よじのぼったりできるね。
でも、もっとたかいかべがあったら…。なかまといっしょならのりこえられるかも!
『アリィはおとどけやさん』
大久保雨咲/文 吉田尚令/絵(Pヨ) ひさかたチャイルド
アリのアリィのお仕事は、おとどけやさん。
「アリィにおまかせ!」って、きっちりはこんでくれるんです。
そんなアリィが、ともだちのイモムーのためにしたことは、何かな?
『とうもろこしぬぐぞう』
はらしままみ/作(Pハ) ポプラ社
夏にとうもろこしは食べたかな?かわはついてた?
けっこうたいへんなかわむき、ぬぐぞうはじぶんでがしがしぬいでいきます!
かわをむくだけなんだけど、すごくすっきりした気分になります。
『学校が大好き アクバルくん』
長倉洋海/作(Pナ) アリス館
この顔!表紙を見ただけで読みたくなる!
写真家の作者も、教室に入ったとたん、アクバル君に目が行ったそう。
アフガニスタンの子どもたちがずっと、こんな顔でいられる世界になってほしいと
心からいのります。
『子どもの本で平和をつくる』
キャシー・スティンソン/文 マリー・ラフランス/絵(Pラ) 小学館
戦争で傷ついた子どもの笑顔を取り戻したのは、あちこちの国から贈られた本でした。
本でつながることが、平和につながる。イエラ・レップマンの思いは今に続いています。
『真夜中のちいさなようせい』
シンソンミ/作(Pシ) ポプラ社
ある日、熱を出してしまった男の子が出会った、ちいさなようせいたち。
実は、ママがこどもだったころ、おともだちだったことがわかり・・・。
ちいさかったころのママと男の子の心の交流を描く、美しくあたたかな物語。
チマチョゴリの女の子のイラストが絵画のように美しく描かれていて、大人も楽しめる絵本。
『すいめん』
高久至/作(Pタ) アリス館
上から見る。下から見る。真ん中で見る。魚が見る。人が見る。
それぞれで景色を変える、水面。美しくはかない写真集です。
★赤ちゃんえほん★
『びりびり』
中新井純子/作(Pナ) 童心社
びりびり びりり。いろがみをやぶってみると、いろいろなものにへんしん。
さあ、いっしょに!あっ、ほんはやぶらないでね。
★よみもの★
『トムと3時の小人』
たかどのほうこ/作(Fタ) ポプラ社
お母さんと入った古道具屋さんで見つけた本。
どうしても気になって図書館でさがして読んだつとむ。
ところが続きがなくて・・・。
3時にあらわれる小人とトムの楽しいおはなし。 中学年から
『ランペシカ』
菅野雪虫/作(Fス) 講談社
師匠のチポロについて弓の修行をするランペシカは、つらい記憶を忘れることができない。
そんな時ふたたびあらわれたヤイレスーホ。村の平和は守られるのか。
アイヌファンタジーの完結編。 10代から
『すみれちゃんとようかいばあちゃん』
最上一平/作(Fモ) 新日本出版社
すみれちゃんがとまりにきたのは、山の中のようかいばあちゃんの家。
きつねや、てんぐさまのともだちというばあちゃん。こんな家にとまってみたいな。
低学年から
『正吉とヤギ』
塩野米松/作(Fシ) 福音館書店
おじいがつれてきた小さな子ヤギ。
自分の友だちやまるで子どものように、よろこんで世話をはじめた正吉でしたが、
せんそうがすぐそばまでやってきていたのです。 中学年から
『あしたもオカピ』
斉藤倫/作(Fサ) 偕成社
ふしぎなよつば月の日は、どうぶつたちのねがいごとがかなう日。
どうぶつえんにいるオカピやぞうたち、どんなことをおねがいをしたのかな。
低学年から
『ボーダレス・ケアラー』
山本悦子/作(Fヤ) 理論社
夏休みの間だけ、認知症のおばあちゃんの面倒をみることになった海斗。
もういなくなった犬との散歩を始めたら不思議なことが…。
ヤングケアラーが話題になる中、茶化すような物語はどうかなと迷いましたが、
読み始めたら止まりませんでした。 10代から
『世界とキレル』
佐藤まどか/作(Fサ) あすなろ書房
山奥のサマースクールに3週間。食べるものはオーガニックなものだけ。
デジタル・デトックスのためスマホは没収。
そんなのありえない!スマホもない、お菓子も食べられない、
ないないづくしの場所から飛び出した舞は…。 10代から
『イナバさんと雨ふりの町』
野見山響子/作(Fノ) 理論社
ちょっとうっかりなイナバさん(白うさぎで、はたらくおとな)。
今回も、場所も時間も飛び越えたトラブルにまきこまれます。ゆるっと楽しい一冊。
中学年から
『パラゴンとレインボーマシン』
ジラ・ベゼル/作(933ヘセ) 小学館
色の見えないオーデン、新しい小学校の友だちヴィヴィ、不思議なロボット…?パラゴン。
おじさんの死と、パラゴンの役割。僕たちが求めているのは一つだけ。
本当のことを知りたい!近未来の冒険譚。 10代から
『りぼんちゃん』
村上雅郁/作(Fム) フレーベル館
転校生の大きなりぼんをつけた女の子、理緒と出会った朱里。
ある出来事をきっかけに彼女の心の闇や痛みを知ってしまう。
友達を守るためにはどうしたらいいのか?
だれにでも起こりうる、人生にふりかかる「わざわい」というオオカミとたたかうために
朱里や理緒が出した答えとは・・・? 10代から
『チョコレートのおみやげ』
岡田淳/作(Fオ) BL出版
神戸にある異人館、風見鶏、そしてチョコレートから始まる不思議なおはなし。
チョコレートは時間がとけていくみたい。ゆっくり想像しながら読んでみて。
10代から
★ちしきの本★
『ににんがし!』
吉田戦車/作(410) 学研プラス
九九をおぼえる前によむと、いい?
虫たちが個性的すぎて、そちらのほうが気になってしまうかもしれませんけどね!
『チバニアン誕生』
岡田誠/著(456) ポプラ社
方位磁石が北を指すのは、N極が北にあるから。実は、大昔にひっくり返ったことがあったらしい。
それがわかる場所が千葉県。いったい何が起こった?どうしてわかる?世界的な発見に注目!
『水族館 いきものとひとのいちにち』
ほりかわあやこ/作(480) 福音館書店
まちの水族館のいちにちと、はたらく人のようすがよくわかります。
イラストなので、すっきり見やすく、小さい人にもおすすめ!
くすっと笑えるうらばなしもあちこちにかかれています。
『なぜからはじまる体の科学』
(491) 保育社
「聞く・話す」「見る」「食べる・出す」の3冊。
「見る」であれば、目のしくみだけでなく、目の病気や検査の機械、見えにくい、見えない人のことや、
それを助けるための道具や仕組みについても詳しく書かれていることがすばらしい。
『くさい!』
クライヴ・ギフォード/作(491) 河出書房新社
くさいにはわけがある!身を守るため?きずなのため?新しい未来のための発見も!
最強くさいから新しい技術まで、においパワー炸裂の一冊。
『たいせつなぎゅうにゅう』
キッチンミノル/著(645) 白泉社
わたしたちがいつも飲んでいる牛乳は、どうやって作られるのかな?
「ぎゅうにゅうができるまで」をダイナミックな写真とあたたかいまなざしで伝えます。
『食べ物の「なぜ」を探ろう!キッチン実験室』
(596) オレンジページ
身近な食べ物の「なぜ?」を実際に作って、さまざまな変化のふしぎにせまってみよう。
『学研の図鑑LIVEpetit もふもふ動物の赤ちゃん』
(480) 学研プラス
もふもふでかわいい動物の赤ちゃんがいーっぱい!
ぬいぐるみみたいなすがたにキュンキュンしまくりです。
ハムスターやハリネズミなどのちいさな動物たちがすきな人には
『ミニミニ動物』もおすすめです。
『なぜなのママ?』『なぜなのパパ?』
きたざわきょうこ/作 やなせたかし/絵(367) 復刊ドットコム
あかちゃんはどこから?の最初の一冊にこの本を。
子どもの見慣れたやなせたかしさんの絵で、文も長すぎずわかりやすくすばらしい。
1972年に出版されたものの復刊です。でも、いまの本よりうんとすてき。
『命の境界線』
今西乃子/著(489) 合同出版
奈良県では神様の使いとして大切にされ、あるところでは害獣として駆除される鹿。
同じ生き物でも対応は違う。ペットと野生動物もそう。その境界線は?
読んで考える、読書感想文にもいいかもしれません。