あたらしく入った本(平成27年11月UP)
葉っぱが少しずつ赤く色づいてきましたね。
あしもとには、どんぐりなどの木の実がみつけられるかも。
気になる葉や木の実があったら調べにきてくださいね。
えほん
『どうぶつうんどうかい』
さとうあきら/写真 さえぐさひろこ/文(Pサ) アリス館
きょうはどうぶつたちのうんどうかい。どんなことするのかな?サルくんはとくいなジャンプ。
しろくまくんはザッブーン。おうえだんもおおきなこえでいっしょうけんめい。
かけっこ、ぼうはこび、すもうもあるよ。みんながんばれー!
すてきなどうぶつたちにあえる写真絵本です。(か)
『はっきょい どーん』
やまもとななこ/作(Pヤ) 講談社
ゆうしょうがかかったすもうのおおいちばん。ちいさな明の海がよこづなにたちむかう。
はっきょい どーん!がんばれ、明の海!はくりょくのある絵に力がはいります。
さいごは、たちあがってはくしゅがしたくなります。(の)
『そらいろ男爵(だんしゃく)』
ジル・ボム/文 ティエリー・デデュー/絵(Pテ) 主婦の友社
戦争にさんかしなければいけなくなった、飛行機乗りのそらいろ男爵。爆弾のかわりに落としたものは、ぶあつい本。その本はやがて、物語の本になり、知識の本になり、詩集になり、そしてさいごに落としたものは・・・。
ことばの、本の、文字の持つ大切なものを感じてください。(ち)
『せいめいのれきし』
バージニア・リー・バートン/作(Pハ) 岩波書店
「ちいさいおうち」のバートンが1962年にアメリカで発表した絵本で、地球の誕生から現代までを、絵でやさしく教えてくれます。日本でも1964年に出版されましたが、50年たち、古代や恐竜について、どんどん新しい発見がなされ、科学的に正しくなくなってきた部分が増えてきたため、最新の知識に合わせたものが、改訂版として出版されました。まだ読んだことのない人は、ぜひ一読を!(ち)
『せんそうしない』
たにかわしゅんたろう/文 えがしらみちこ/え(Pエ) 講談社
こどもとこどもは せんそうしない。けんかはするけど せんそうしない。
「せんそうしない」と、はっきり、まっすぐに谷川俊太郎さんが語ります。みんなで考えたい一冊。(ち)
『みんな』
きくちちき/作(Pキ) WAVE出版
たのしいものも、こわいものも、きれいなものも、きたないものも、
ぜーんぶいっしょになっちゃう子どもの世界。
勢いのあるイラストに、大人はドキドキしてしまうかも…!?(い)
『ぼくらが5歳の子ども兵士だったとき -内戦のコンゴで-』
ジャシカ・ディー・ハンフリーズ、ミシェル・チクワニネ/作 クローディア・ダビラ/絵(Pタ) 汐文社
1993年、コンゴという国で起きた話。昔のことのように思えるけど、つい最近の話。
その時子どもだった人が、大人になって話した本当の話。なんのまえぶれもなく
兵士にさせられて、むりやり人殺しをさせられた。知りたくない?でも知ってほしい。
コミックのような絵で読みやすく、でも、ぐっと胸に刺さります。(い)
『ことらちゃんの冒険』
石井桃子/お話 深沢紅子/絵(Pフ) 河出書房新社
トラになりたい「ことら」ちゃん。動物園に行ったり、犬にとびのってみたり。弟と妹ができても
やんちゃな「ことら」ちゃん。40年以上前の絵本の復刻版ですが、今も読んでも愛らしいです。
短いおはなしが全部で8話。おやすみ前の読み聞かせにもいかが?(い)
『シルヴィーどうぶつえんへいく』
ジョン・バーニンガム/作 (Pハ) BL出版
あるひ、しんしつのかべのドアにきがついたシルヴィー。ドアをあけると、そこにはどうぶつえん。
まいにち、ちがったどうぶつをつれてきていっしょにねむるシルヴィー。ところがあるあさドアをしめわすれてでかけてしまって…。
かえってきたら、へやにはたいへんなことに。どうぶつがだいすきなひと、うらやましくなります。(の)
あかちゃんえほん
『そおっとそおっとね』
たんじあきこ/作(Pタ赤ちゃんえほん) ほるぷ出版
そおっとそおっといちごのおかしをもっていくよ。おっとっと!
ふぅ。あぶないあぶない。ちゃんとテーブルまでぶじにはこべるかな。
おてつだいがたのしくなってきちゃう絵本です。(か)
『おっぱいばいばい』
みついゆきこ/さく くぜじゅんき/え (Pク)おとうさんおかあさんへコーナー グランまま社
「あなたがうまれてはじめておっぱいをのんでいたすがたを ママはわすれません」
はじめて赤ちゃんをだいた日を思い出す一冊です。(ち)
『まって』
アントワネット・ポーティス/作 (Pホ)おとうさんおかあさんへコーナー あすなろ書房
「遅れそう!」「早く早く!」そんなときにかぎって、子どもは「まって」「まって!」「まって!!」
ついつい無視しちゃうけど、おねがい、ちょとだけ立ち止まって。そしたらほら、すてきなものが見えますよ!(ち)
『おかあさんのいのり』
武鹿悦子/さく 江頭路子/絵 (Pエ)おとうさんおかあさんへコーナー 小峰書店
その手が武器など握らないように。「へいわ」というたからものが、世界中の子どもたちを守ってくれますように。
すべての親が、子どもに寄せる願いを、やわらかい絵と、やさしい言葉で語りかけてます。(ち)
よみもの
『波の底にも』
末吉暁子/作(Fス) 偕成社
水底の国のタマオの前に、上つ国からおちてきた帝と名のる少年。
大君に命じられ、少年のなくした宝剣をさがしにタマオたちは旅にでる。
平家物語をもとにした日本のファンタジー。高学年から(の)
『天(あめ)と地(つち)の方程式 第一巻・第二巻』
富安陽子/作(Fト) 講談社
新しくできた「栗栖の丘学園」は、生徒もまだ70人程度。しかしアレイをはじめその中の数人は、
それぞれが特殊能力を持つ、選ばれたものだった。そして今、黄泉ツ神を黄泉へと送り返す戦いが始まった。
古事記をモチーフにしたファンタジー開幕!10代の人にぜひ読んでほしい!面白いぞ!高学年から(ち)
『ちゃいろいつつみ紙のはなし』
アリソン・アトリー/作(933アト) 福音館書店
大事な箱をつつんだちゃいろい紙は、あっちへいったり、こっちへきたり。
ずっと遠くのおうちまで運ばれていきます。そのあとも大事にしまわれて、家の中を
ながめていました。そしてまた、同じ箱をつつんだあとは…。低学年から(い)
ちしきのほん
『子どもたちへ、今こそ伝える戦争 子どもの本の作家たち19人の真実』
長新太・和歌山静子・那須正幹 他/文(210 人権) 講談社
戦後70年の今年。戦争のことをしっている人が少なくなってきました。
二度とあのひげきをくりかえさないために、子どもの本の作家たち19人がかきおろしの文と
絵で子どもたちにかたるたいけん記。しりょうとして年表、地図付き。
イラストや文中の言葉について、かいせつものっています。(か)
『稲と日本人』
甲斐信枝/さく(616) 福音館書店
日本人の食事にはかかせないお米。その稲と、長い長い歴史。あたりまえのようにあるお米だけれど、
本当はずっとずーっとつないできた、かけがえのない仲間なんですね。じっくり読むと、噛めば噛むほど
味わい深いお米のように、じわーっと、稲と日本人のつながりが伝わってきます。(い)
『その道のプロに聞く 生きものの持ちかた』
松橋利光/著(480) 大和書房
こんちゅう、ペット、はちゅうるいから、サソリ、タランチュラまで!!それぞれの正しい持ちかたを
写真で教えてくれます。え、そんなとこ持ってよかったの!?と、意外に知らないものですよ(ち)