あたらしくはいった本(平成30年5月UP)
ここちよい風がふく季節になりましたね。
あたらしい学校生活には、なれましたか?
ちょっとひといきしたい時は、図書館にきてね。
☆あかちゃんえほん☆
『あかちゃん新社長がやってきた』
マーラ・フレイジー/作(Pフ) 講談社
あかちゃん社長の家にやってきた、いもうと!
そのあとどうなったかは、きっとご想像の通り!
でもやっぱり仲良しになるんですよね。…まあ、だいたいは、ですけど。
前作の『あかちゃん社長がやってきた』も読んでみてくださいね。
☆えほん☆
『あいさつってたのしい』
石津ちひろ/文 松田奈那子/絵(Pマ) 小学館
おはよう、いただきます、ありがとう・・・。
あいさつをすると、あれあれ?
どうぶつにへんしんしちゃった!
みんなで、たのしくあいさつすると、きっと、なかよくなれるね。
『もうちょっと もうちょっと』
きむらゆういち/文 高畠純/絵 (Pタ) 福音館書店
りんごをみつけたコブタ。落ちてきたりんごに「やったあ!」と、
よろこんだのもいっしゅん。りんごはコロコロとあなの中へ…。
手をのばしてもとどかない…。ツンッ!もっと、おくにいっちゃった!
コブタはりんごが食べられるかな?
『おはなみくまちゃん』
シャーリー・パレントー/文 ディヴィッド・ウォーカー/絵 (Pウ) 岩崎書店
さくらがまんかいになって、くまちゃんたちは、みんなでおはなみに行きます。
バスケットにおべんとうとおおきなタオルをつめて、
みんなであそぶ、たこももって。
あたたかい春のかぜをかんじるような絵本です。
『わたしはヴァネッサと歩く』
ケラスコエット/文・絵 (Pケ) 岩崎書店
転校生のヴァネッサ。なんだかみんなとなじめないみたい。
わたしがヴァネッサにしてあげられることってなんだろう?
いじめについて考える、文字のない絵本です。
『きつねうどん たぬきうどん』
古内ヨシ/作 (Pフ) 大日本図書
きつねうどんがだいすきなきつねくんと、たぬきうどんがだいすきなたぬきくんは
いつも人にばけてうどんやさんへ。
でもほんとうにおいしいのはいったいどっち?とけんかになってしまって…。
『ぼくのきいろいくつした』
かんのゆきこ/作 (Pカ)アリス館
ねこの「まーる」は、だいすきなきいろいくつしたをなくしちゃった!
さがしに出かけると、あった!…あれ、ちがったみたい。
まーるはきいろいくつしたを見つけることはできるのでしょうか?
『かべのむこうになにがある?』
ブリッタ・テッケントラップ/作(Pテ) BL出版
おおきなあかいかべがありました。
なぜあるのか、いつからあるのかはだれもわからないかべ。
むこうにはなにがあるのかな?
少し考えさせられる絵本です。
『はなちゃんおとなになります』
千葉智江/作 (Pチ) 小学館
「おとなになるんだもん」が、くちぐせのはなちゃん。
おとなになるためには、いろんなことができないといけないって、おねえちゃんはいいます。
おとなになるってどういうことかな?
『大名行列』
シゲリカツヒコ/作 (Pツ) 小学館
「したにー、したにっ」ぎょうれつがやってきた。
ところが、あっ、とのがたいへん!ぽちがとびだした!
つぎつぎにあらわれるへんなもの。ようかい、まんもす、えっ?うみのなか?
ふしぎなぎょうれつを、じっくりたのしんでね。
『ぼくのきもちはね』
コリ・ドーフェルフド/作(Pト) 光村教育図書
いっしょうけんめい積んだ積み木がこわれてしまった。
その気持ちを、話す?さけぶ?笑いとばす?忘れる?
どれもちがう。ぼくのきもちは・・・。
つらい気持ちの人によりそうことを教えてくれる絵本です。
☆よみもの☆
『しらとりくんはてんこうせい』
枡野浩一/作 (Fマ)あかね書房
さんすうとシュークリームがだいすきな、しらとりくんはてんこうせいだ。
せがたかくて色白でおれとはぜんぜんちがう。やきゅうをやろうぜってさそっても、
公園までついてくるけど、いいわけしてかえってしまう・・・。
しらとりくんのことが気になる主人公。じぶんとのちがいをみつけて、
ともだちになっていくまでを主人公の目線でえがいたお話。
歌人の枡野浩一自身の幼少期をもとにした、自伝的児童小説です。
低学年から
『ぼくはなんでもできるもん』
いとうみく/作 (Fイ) ポプラ社
ぼくは、きのうのきのうのきのうから一年生になった。
なのにランドセルはカバーできいろいし、
六年生のおねえさんは、ぼくをあかちゃんあつかいしてくる。
ぼくはもう一年生で、なんでもできるんだよ!
低学年から
『なみきビブリオバトル・ストーリー2』
森川成美・おおやなぎちか・赤羽じゅんこ・松本聰美/作 (F)さ・え・ら書房
並木小学校の学校公開日に四年二組のクラスで行われるビブリオバトル。
それぞれの思いを込めて本を紹介します。
今回のビブリオバトルは前作「なみきビブリオバトル・ストーリー」とは違う舞台で、
繰り広げられます。
中学年から
『4ミリ同盟』
高楼方子/著(Fタ) 福音館書店
みんなが一度は食べてる<フラココノ実> それが普通で当たり前。
でもなぜだかその時がやってこない人もいる。
そんなポイット氏が出会ったエビータさんとの共通点。
実は二人とも浮いている!?4ミリだけ!
<フラココノ実>を食べた人は、<何か>をなくしてしまうらしいけど、
<何か>が残っているならそれもいいかも。
なんだかふわふわと、心許ないような、心地いいような不思議な読後感の物語。
中学年から
『神々と戦士たちⅤ 最後の戦い』
ミシェル・ペイヴァー/作 (933ヘイ) あすなろ書房
妹と剣、どちらもあきらめることなんかできない。
故郷の村に帰ってきたヒュラスはかつての友だちと戦うことになる。
<火の女神>に託された使命をはたすことができるのか。
古代ギリシャを舞台にした物語の完結編。
ミシェル・ペイヴァーの作品は人間だけでなく、動物からの目線もとても面白く、
男の子も女の子も楽しめます。
10代から
☆ちしきの本☆
『かならずお返事書くからね』
ケイトリン・アリフィレンカ/著, マーティン・ギャンタ/゙著(289) PHP
学校の課題で、外国に住む同年代の子と文通を始めることになった、アメリカに住む少女ケイトリン。
文通相手は、それまで聞いたこともないアフリカのジンバブエという国の少年、マーティン。
好奇心旺盛なケイトリンは、手紙に何をどう書けばいいか迷いながらも、
マーティンへ一通目の手紙を書き始める。
でもこのときのケイトリンは、まだ、マーティンの実情は知らず・・・。
一万キロの距離を超えて、心を通わせ、支え合い、
かけがいのない親友を異国に見つけた、二人の実話です。
10代から
『マルコとパパ ダウン症のあるむすことぼくのスケッチブック』
グスティ/作・絵(378人権) 偕成社
その子のままでいいと受け入れるのは難しかった、
パパであるグスティさんにとっては。
ママのアンヌと長男のテオにはなんの問題もなかった。
あなたはどうだろう。私はどうだろう。
ユーモアたっぷりのイラストと言葉のコラージュが
何気ない日常の一コマを伝えてくれます。
『羽毛恐竜』
大島英太郎/作 真鍋真/監修 (457)
スズメ、カラス、ツバメ・・・よく知っている鳥たちは、
現代の恐竜なのだと知っていましたか?
1996年に初めてあきらかになった「羽毛恐竜」。
その進化の仕組みを、絵本のようにわかりやすく解説してくれています。