あたらしくはいった本(令和3年3月up)
あたたかくなってきましたね。
つくしもでてきて、はなもさきはじめました。
としょかんでは、たのしいはるの本をよういして、
みなさんをまっています。
★えほん★
『氷上カーニバル』
あべ弘士/作 (Pア) のら書店
そのよる、いっせいに花火がうちあがる。
おんがくがながれると、ひともどうぶつもいっせいに氷の上をすべりはじめる。
カーニバルのはじまりだ!
北海道であった、春をむかえるおまつりのおはなし。
『みたら みられた』
たけがみたえ/作 (Pタ) アリス館
やねのうえのねこ、くさむらのかまきり、ぼくじょうのうし。
みたら、みられてた!ほら、みて。すいこまれそうなおおきな「め」。
『かける』
はらぺこめがね/作 (Pハ) 佼成出版社
かけます かけます。ケチャップ、おしょうゆ、シロップ、ふりかけ。
かけるとおいしいものがいっぱい。
かけるとたのしい。かけるはまほうだね。
『おさるちゃんのおしごと』
樋勝朋巳/作 (Pヒ) 小学館
せっこついんではたらいているおさるちゃん。
きょうはペロちゃんといっしょに、みんながまつやまへ。
マッサージのあとはみんなでランチをたべたり、おんせんにはいったり。
さよならのときはなみだがでたけれどね。
おさるちゃんのながいいちにちのおはなし。
『ながいながいねこのおかあさん』
キューライス/文 ヒグチユウコ/絵 (Pヒ) 白泉社
ページをめくってちょっとびっくり。
ねこのおかあさんがとってもながい!
こねこが、かぜにふきとばされて大ピンチだけど、
だいじょうぶかな?
『キス・スキ』
越野民雄/作 高畠純/絵(Pタ)講談社
ページをめくると、とにかくキス・キス・キス!
キスがいっぱい!
動物たちと絵本の中で、たくさんスキンシップしちゃおう。
『このかみなあに トイレットペーパーのはなし』
谷内つねお/作 (Pタとも) 福音館書店
本も横長。のばしたり、ひねったり、ひたしたり・・・
毎日おせわになっているかみの、おもしろ写真えほん。
『こたつ』
麻生知子/作 (Pア) 福音館
家にこたつはありますか?こたつはすばらしいです。
さいしょからさいごまで、こたつを上からみおろしで
観察した、かぞくのえほんです。
『ニマとおにばば』
ピエール・ベルトラン/文 チェン・ジャンホン/絵 (Pチ) 徳間書店
ネパールに何度も足を運んだフランスの人が文を書き、
中国生まれでパリに住む絵本作家が絵を描き、
どこの国の子どもたちも楽しめる昔話ふうのおはなし。
『さんまいのおふだ』を思い出します。
『かけだしたイス』
サトシン/文 ドーリー/絵(Pト) 主婦の友社
ある日、イスはふと思った。
まいにちすわられるだけでいいのか?
ここからとびだしてもいいんじゃないか?
かくして、イスのぼうけんがはじまる。
そしてまた、つくえはふと・・・
『とっています』
市原淳/作 (Pイ) 世界文化社
「とっています」って、おすもう?
いやいや、むしをとっています。
いやいや、しょくじをとっています。
たくさんの「とっています」がおもしろい。
『つちんこつっちゃん』
石黒亜矢子/作 (Pイ) 好学社
ぴいこちゃんがひろったのはなんと!まぼろしの「つちのこ」。
ぴいこちゃんは、つっちゃんをおふろにいれたり、
ごはんをたべさせたり、いっしょうけんめいおせわします。
けれど、つっちゃんがとつぜんうごかなくなってしまって…。
『インクレディブルホテル』
ケイト・デイヴィス/文 イザベル・フォラス/絵 (Pフ) BL出版
インクレディブルホテルではたらくステファンのゆめは、
パティシエになっておかしをつくること。
でも、いつもみならいのしごとばかり。
すると、ある日、気むずかしいお客さんがやってきて…。
おかしづくりがだいすきな男の子のおはなしです。
『レミーさんのひきだし』
斎藤倫/作 くらはしれい/絵 (Pク) 小学館
いちばんしたのひきだしに、ちゃいろいこばこがしまわれました。
こばこは、つぎにそとに出られる日をたのしみにしますが…。
みなさんが、ひきだしにたいせつにしまってあるものはなんですか?
『ごちそうたべにきてください』
茂市久美子/文 しもかわらゆみ/絵 (Fシ) 講談社
ごちそうするのがすきなうさぎは、たくさんのきのみをたくわえています。
しかし、ふゆがちかづくにつれてきのみはどんどんへっていき、
とうとうなくなってしまいました。
そこでうさぎがおもいついたのは…?
こころがあたたかくなるどうぶつたちのおはなしです。
『いぬのせんせい』
ジェーン・グドール/文 ジュリー・リッティ/絵 (Pリ) グランまま社
いぬのせんせいは、こどもたちのへやをみてまわります。
そして、ぐあいがわるくなったこどものそばによりそいます。
びょうきでつらかったり、ふあんにおもっているかんじゃさんにとって、
いぬのせんせいは、げんきをくれるたいせつなそんざいなのです。
『ゆうこさんのルーペ』
多屋光孫/作 (Pタ人権) 合同出版
本を読むためにつかっているもの。
あれ、あれなんだろう?ふしぎに思ったはやたくん。
知らないことをきくのはドキドキしますね。
でも、きいてくれたことが、ゆうこさんの
“ひみつのたからもの”になりました。
障害について考えるきっかけになる絵本です。
『子どもの権利ってなあに?』
アラン・セール/文 オレリア・フロンティ/絵 (Pフ人権) エルくらぶ
子どもにはだいじにされる権利があります。
しかし、すべての子どもが守られているわけではありません。
大人はどうあるべきか考えさせられます。
★よみもの★
『くもとり山のイノシシびょういん』
かこさとし/作 (Fカ) 福音館書店
イノシシ先生のびょういんのまちあいしつは、きょうもいっぱい。
おなかのいたいたぬきのポンちゃん、ヤギばあちゃん、
クチュンクチョンのかまきりさん。
先生はおはなしをきいてなおしてくれます。
やさしい7つのおはなし。低学年から
『大阪城のシロ』
あんずゆき/作 (Fア) くもん出版
豊臣秀吉の天下、大阪城にすんでいたばけものみたいな「とら」の
えさとしてつれてこられた犬のシロ。とらをたおしたシロと、
少女サチ、少年安吉をめぐる能勢町に伝わるはなし。中学年から
『キニ子の日記 下』
間部香代/作 (Fマ) WAVE出版
キニ子の2学期・3学期がはじまりました。
今度はうちゅうのことやガソリンスタンドが気になるキニ子。
そして、キニ子の友だちにも気になることがいっぱい!?
ぜひ上巻も読んでみてください。中学年から
『およぐ!』
麻生かづこ/作 (Fア) 文研出版
運動はとくいだけど、泳ぐのは苦手な歩夢。
9月の水泳大会までにどうしても泳げるようになりたい歩夢は、
スイミングスクールに通いはじめましたが…。
苦手なものでも、やってみればむちゅうになれるかも!中学年から
『拝啓パンクスノットデッドさま』
石川宏千花 (Fイ) くもん出版
「パンク」に心をうばわれた主人公が、音楽を通して前向きに生きていく物語。
自分らしく生きることは、とても素敵なことだと思いませんか?
たとえどんな状況にあっても、好きなことを見失わないのは
カッコイイですよね。10代から
『キャンドル』
村上雅郁/作 (Fフ) フレーベル館
さまざまな問題や、やるせなさをかかえている主人公たちが、
悩みながらも乗りこえていく物語。友だち関係や自分らしさについて、
見つめなおすきっかけになるかもしれません。10代から
★ちしきの本★
『車いすで国会へ』
船後靖彦/著 (289フ人権) こどもの未来社
2019年、車いすの人が選挙で国会議員になりました。
ニュースでも取り上げられたので知っている人も多いと思います。
何をめざして国会議員になったのか、普段はどんな暮らしをしているのか。
船後さんのこと、ALSという病気のこと、たくさんの写真から知ることができます。
『セント・キルダの子』
ベス・ウォーターズ/文・絵(290) 岩波書店
セント・キルダ諸島は「世界の果ての島々」とよばれており、
世界遺産に登録されています。
今はだれも住んでいませんが、昔はきびしい環境のなか、
住人たちは支えあってくらしていました。
なぜ、セント・キルダ諸島のくらしは失われてしまったのでしょうか。
『カカ・ムラド ナカムラのおじさん』
ガフワラ/原作 さだまさし/訳・文 (333人権) 双葉社
アフガニスタンで、死の谷と呼ばれるほど水のない地域。
そこで医師として活動していた中村哲(てつ)さん。
医師として病気を治すことよりも、清潔な水を届けることの方が
もっと大切と気づき、現地の人と水の整備に励みました。
中村さんに助けてもらったことを伝えていくために、現地の人が紡いだ物語です。
『女の子はどう生きるか 教えて!上野先生』
上野千鶴子/著 (367) 岩波書店
「女の話は長い」とか、「女は」「女だから」そういうようなことを
いう人がいたら、声を上げよう。
今のうちから学び、知識を得よう。
そのためにこの本も読もう。
『昔のくらし昔の道具これなあに?』
春風亭昇太/著 (383)幻冬舎
いま、当たり前に使っているものって昔はどんな姿だったの?
家電にはどんな歴史があるの?
今、見るからこそ面白い、アイデア光る昔の道具の世界を
落語家の春風亭昇太さんが案内します。
ところどころにえがかれた、クスッとわらえるイラストにも注目です。
『はじめまして相対性理論』『はじめまして量子力学』
シェダード・カイド=サラーフ・フェロン、エドゥアール・アルタリーバ/著 (421) 化学同人
かの有名なアインシュタインが考えたこと。時間とはなにか。空間とはなにか。
はたまた、物体・物質をつくっている一番小さいものはなにか。
大学で勉強したり、専門家が考え続けたり、とても難しいことだけど、
とても面白いことかもしれないよ。小学生高学年からわかる本…かも!
『ながれぼし』
武田康男/監修・写真 小杉みのり/構成・文 (447) 岩崎書店
ながれぼしって見たことある?
ながれぼしは地球に落ちてきた小さな小さな星のかけら。
光って消えて、どこへいくのかな?
ながれぼしを見たことがある人もない人も、ながれぼしが見たくなる本です。
『きれいでふしぎな粘菌』
新井文彦/著 川上修一/監修(473) 文一総合出版
とっても小さくてさがしにくいけれど、色とりどりできれいな粘菌(ねんきん)。
実は菌の仲間じゃないって知っていますか?
答えは本の中にありますよ。
『消えたレッサーパンダを追え!警視庁「生きもの係」事件簿』
たけたにちほみ/文 (481) 学研
ある日、動物園から動物がぬすまれた!
犯人はドアをこわしたり、がんじょうな金あみに穴をあけたり、
かなり力が強そうだ。
いったい犯人はどんな目的で動物たちをぬすんだのか?
「生きもの係」の刑事が犯人を追う、本当にあったお話です。
『空を飛ぶミジンコのなぞ』
星輝行/写真・文 少年写真新聞社 (485)
田んぼや水たまりにあらわれ、すぐにいなくなるふしぎなミジンコ。
どこからきてどこへ行くの?
ミジンコを育ててわかったことは、なんと、ミジンコは空を飛ぶ!
ミジンコの生き残り作戦にも、飼育できることにもびっくり。
『できるかな?人体おもしろチャレンジ』
(491) えほんの杜
「手を使わずに耳だけ動かせる人と動かせない人がいる?」、
「かき氷を食べたら頭がキーンとするのはどうして?」など、
人体のふしぎを身体を使って遊びながら、学べる本。
友達といっしょにやってみたくなる、おもしろチャレンジもたくさん!
『宇宙の話をしよう』
小野雅裕/作(538)SBクリエイティブ
宇宙のことを知りたいけれど、本を読むのは難しそう…と思っている人。
この本は、わく星についての豆ちしきや、ロケットを開発した人について、
さらっと楽しく学べます。
『草と花のカラフルおやつ』
(596) 農文協
道ばたにのタンポポやスギナ、ハルジオン。庭のきれいなバラ。
よく見る草花からクッキーやむしパン、きれいな色のシロップが
作れること知ってた?
集め方、作り方までていねいに書いてあり、おままごとが本当になる本。
さあ、みんなでタンポポの花50こあつめよう!
『修学旅行が楽しくなる仏像“ここ見て”調査隊 京都編』
中村文人/著 (718) くもん出版
お寺に行っても面白くないんだけどな、って、ちょっと待って!
仏像を見るポイント、仏像の意味、道具の名前など、
ふふっ、と笑うように教えてくれます。おとなもぜひ!
『自由帳みせて!』
小学生のみなさん/絵 すずきこうせい/文・イラスト (726) 福音館書店
小学生の自由帳にかいてあるものをたくさん集めた本です。
迷路やまんが、洋服、昆虫、かいじゅう、かお遊び・・・。
お城の絵をかいていた子が建築の仕事をしていたり、
その後のインタビューもおもしろい。
みなさんはなにをかいていますか?