四日市市立図書館
 
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図書館用語・背ラベルについて

 

図書館用語

  • 請求記号
    図書館資料の書架上の位置を示す記号。分類記号と図書記号、図書記号は著者記号、巻冊記号、その他補助記号からなる。
  • 書誌(しょし)
    図書そのものについての正確な記述。タイトル、著者名、出版者、出版年、ページ数など。
  • 目録(もくろく)
    受け入れた資料がどんな資料で、図書館のどこにあるかがわかるように、タイトル、著者名、出版者、分類記号などの情報を集めたもの。冊子目録、カード目録、コンピュータ目録があるが、現在は多くの図書館でコンピュータ目録が使われている。
  • 参考図書
    質問に回答を出したり、調べものをするときに役立つように作られた資料のこと。例えば、辞書、事典、年鑑、統計、目録など。
  • 禁帯出(きんたいしゅつ)
    図書館資料の利用を図書館内に限定すること。また、そのような限定をした資料のこと。例えば、辞書、事典、年鑑など。
  • レファレンスサービス(参考業務)
    何らかの情報や資料を求めている利用者に対し、図書館員が図書館の資料と機能を活用して、必要としている資料の検索方法を教えたり、回答を提供したりするサービスのこと。
  • OPAC(オーパック)
    Online Public Access Catalogの略。オンライン閲覧目録。利用者がコンピュータを利用して、その図書館の所蔵する資料をオンラインで検索できるようにした目録システムのこと。
  • 相互貸借(そうごたいしゃく)
    図書館に利用者が求める資料がない場合、他の図書館との間で所蔵資料の貸し借りを行うこと。
  • BM(ビーエム)
    Book Mobileの略。移動図書館・自動車文庫ともいう。図書館を直接利用しにくい地域の利用者のために、資料を積んで定められた場所に行き、貸出・返却を行うための車両のこと。
 

図書館資料の背ラベルについて

たくさんの資料の中から、目的の資料を探しやすくするために、図書館資料の背表紙にはラベルが貼られています。この背ラベルには請求記号が表示されており、図書館資料はこの請求記号にしたがって並べられています。
 

請求記号

1段目 分類記号
2段目 図書記号
3段目 巻冊番号
からなります。
 
図書館ラベルのイメージ
 

分類記号

資料を書かれている内容によってグループ分けしたもので、日本十進分類法によって決まります。
同じような内容の資料を集めたり、類似した内容や関係のある資料を近くの場所に置くことができるようになります。
 

図書記号

同じ分類記号の資料がたくさんある場合、資料がみつけにくくなってしまうため、資料をさらに区別するためにつける記号です。図書記号のつけ方は図書館によって異なります。おおよそ次の5つのタイプに分かれます。
  1. 著者記号
  2. 著者名の読み
  3. 書名の読み
  4. 受入順
  5. 出版年
 

巻冊番号

1冊だけでなくシリーズで何冊も出版されている場合は、何巻目かがわかるように巻冊数を書いたり、同じ図書が複数冊ある場合は、複本の番号を書いたりする図書館もあります。
 

四日市市立図書館の請求記号のつけ方は以下のとおりです。

1段目 分類記号  →  日本十進分類法による
2段目 図書記号  →  空欄、または著者名の読み(片仮名で名字の頭二文字)※注意1
3段目 巻冊番号  →  受入年、また全集やシリーズはその巻数、一部は場所表示


例:『螢の河』(伊藤桂一/著)

913.6
イト
14
1段目 913.6(近代の小説)
2段目 イト(伊藤桂一の頭二文字)
3段目 14(2014年の受入)
[注意1]
2段目に著者名の読みが入るのは、289(伝記)、726.1(まんが)、910.26(作家研究)、912.6(戯曲)、912.7(シナリオ)、913.6(近代の小説)、914.6(近代のエッセイ)、915.6(近代の日記、紀行)、916(ルポルタージュ)、918.68(個人全集)、933(英米の小説)です。

雑誌はラベルをつけていません。
児童書、地域資料については、これに含まれません。
 

参考資料

『図書館学基礎資料 第11版』 樹村房
『最新図書館用語大辞典』   柏書房
『図書館のしごと』      読書工房