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図書館スタッフおすすめ本

 
図書館スタッフおすすめ本
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2021/09/12

エッセーのすすめ

| by 図書館

『仙台ぐらし』 伊坂幸太郎/著 荒蝦夷 (市立・成人 914.6/イサ/12)


 高校生のころ、お気に入り作家の新作小説だ!と思って読んだら何だか変。いつまでたっても登場人物が出てこない。ストーリーがすすまない。何これ? というのが、当時、フィクションしか読んだことがなかった私とエッセーの出会い。
 その後、「笑っちゃうから電車で読んだら絶対だめ」と友人に原田宗典さんのエッセーを紹介され、どっぷりはまったのでした。
 特に、小説家のエッセーは、小説を読んでいるだけではなかなか目に浮かばない書き手の姿をリアルに感じることができ、距離感がぐっと近づくように思います。


 『仙台ぐらし』はそんな作家の一人、伊坂幸太郎さんのエッセー。
 仙台の地域誌に掲載していたものを2011年に書籍化予定でしたが、震災により翌年に延期された経緯があります。震災より前に書かれた、くすっと笑えるおだやかな日常と、震災後、もう一度「作品を書く」ということに向き合っていく伊坂さんの言葉。伊坂さんの新作小説を楽しく読みながらも、ときどきこのエッセーを振り返るように読んでいます。


 なお、現在、図書館では「読書に関するエッセーコンクール」の作品を募集中。今年のテーマは「無人島に1冊持っていくなら?」です。
 非日常だったいろんなことが、日常となりつつある今、あなたの思いをつづってみませんか。メールでもご応募できます。
 興味がある方はこちらもご覧ください(図書館ホームページ「読書に関するエッセーコンクール」作品募集のお知らせ記事が開きます)。


11:30
2021/09/12

青空文庫で読んでみる

| by 図書館

『三国志』1~8巻 吉川英治/著 講談社 (市立・成人 B/913.6/ヨシ/12)


 なかなか思うように外出できない日々が続きます。
 図書館に行けない、でも読みたい・・・そんなときは、「青空文庫」を利用してみてはいかがでしょう。
 
 「青空文庫」は、著作権保護期間の終わった作品や、著者・訳者が公開に同意した作品を、web上で誰でも読めるようにしたもの。今では、かなりの作品数が公開されています。

・・・でも「青空文庫」って、芥川とか、古いのばっかりでしょ(ごめんなさい!)、と思ったあなた。
 そう、確かに古い。ですが、「文豪」をとりあげた漫画やアニメがヒットした影響もあり、若い世代の方でも作品が読み直されているんです。今まで読んだことがない人も、むかし読んだけど響かなかった人も、今だからこそ、味わえる作品に出会えるかもしれません。

 
 ちなみに私が今、目をつけているのは、吉川英治の「三国志」全8巻。
 かつて、友人に「おもしろくて一気読みだよ!」とすすめられたのですが、挫折。途中までは一気に読むのですが、いつも自然消滅。今回、3度目のチャレンジです。

 返却期限がない青空文庫、図書館とともに活用してはいかがでしょうか。


11:00
2021/09/01

抹茶本

| by 図書館
『抹茶本』 昭文社 (市立・成人 596.6//21) 

 どのページを開いても、抹茶、抹茶、抹茶。
 
 抹茶好きにはたまらない1冊です。
 パフェはもちろん、かき氷やパンケーキ、はたまた綿菓子と幅広いデサートが沢山あります。カフェだけでなく、コンビニや各お菓子メーカーの商品も掲載されているところも嬉しいポイントです。もちろん、抹茶好きの私も食べた事のある商品ばかりです。他にも、お取り寄せ商品も掲載されているので、お家で食べたいなと思った方でも大丈夫。製茶技法や飲茶方法のほかにも、抹茶の歴史が平安~令和まであり、とても詳しいですよ。
 ここまで抹茶だらけにしなくてもと思うくらい、沢山の抹茶を堪能できます。
 皆さんも1度読んだら、抹茶好きになりますね。
06:00
2021/08/01

ご存じですか「仏像のひみつ」

| by 図書館

『完本 仏像のひみつ』 山本 勉/著 朝日出版社 (市立・成人 718//21)


 最近、お寺で仏像を見に行くことが好きになってきた私ですが、どちらかと言えば美術作品として鑑賞していました。
 
 ですが、この本を読んで、仏像の奥深さ、日本人の仏教文化の流れを知り、違った視点で鑑賞することが出来ました。仏像にも人間社会の様に”ソシキ”があること、仏像のスタイルも時代によって違うこと、仏像には色がいろいろあることなど、10項目をひみつとして分かりやすい文章と可愛いイラストで教えてくれます。

 これから、お寺や博物館で仏像を鑑賞する機会がある方は、ぜひ一度手に取って見てください。きっと、今までとは違った楽しい鑑賞の時間を過ごすことが出来ること間違いないと思います。


06:00
2021/07/01

目指せ、アイドル

| by 図書館

『トラぺジウム』 高山一実/著 KADOKAWA (市立・成人 913.6/タカ/19)

 
 乃木坂46に所属する現役のアイドルが書いた小説です。
 あらすじとしては、アイドルを夢見る主人公の女子高生が東西南北の美少女を集めてデビューを目指すという内容です。
 個人的におすすめな点は、作者自身もアイドルなためアイドルの裏面が一部書かれていたり、アイドルになるための苦労や努力もありアイドル当事者だからこそ書ける部分があるという点です。
 本をあまり読まない方でも読みやすく親しみやすい小説ですので、ぜひご一読ください。


06:30
2021/07/01

学校の怪談、流行ったなあ

| by 図書館

『日本現代怪異事典』 朝里樹/著 笹間書院 (市立・成人 388.1//20)


この本は不可思議で超自然的な現象・存在・呪い・占い・物体などにまつわる話を収集して事典の形にまとめられたものです。

戦後日本を舞台として、都市伝説などもたくさん書かれています。
赤い紙・青い紙、メリーさんの電話、お菊人形、こっくりさん等、子どもの頃聞いた怪異から、こんな話もあったんだと初めて知るものもあり、おもしろかったです。
私は最初から読んでいきましたが、結構な文量なので、50音順になっていて索引も付けてもらってあるので、興味を引かれたものから見るもよし、な本です。


 


06:30
2021/07/01

うっかり読んだ本

| by 図書館
『むらさきのスカートの女』 今村 夏子/著 朝日新聞出版 (市立・成人 913.6/イマ/19)


休みの日はホラー映画ばかり観ている。
タオルケット,ポテトチップス、コーラを用意すれば準備完了。
カーテンを閉め切って、薄暗い中で一日中ホラー映画を観ている。
ステイホームは大の得意なのだ。

そんなホラー映画好きな私はあまりホラー小説は読まない。
読むほうが、想像してしまうほうが、怖いからである。
だけど、このあいだ、うっかりホラー小説を読んでしまった。
うっかり読んでしまうホラー小説ほど後悔するものはない。
もしこれをうっかり読んでしまった場合は、ぜひともその怖さについて話し合いましょう。


 


06:30
2021/06/01

あのマンガの家って・・・

| by 図書館

『名作マンガの間取り』 影山 明仁/著 SBクリエイティブ (市立・成人 726.1//15)


サザエさんやドラえもんの家の間取りを、テレビで見たことがある。
でも他のマンガやアニメに出てくる家って、どんな間取りなんだろう。

書架でこの本を見かけた時、そんなことを思いながら手にとってみました。

『スラムダンク』の赤木邸はけっこう広いんだな。
『クレヨンしんちゃん』そうそう。野原家はこんな感じ!
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』じんたんの部屋こんなに狭そうだった?

昔のマンガから最近のマンガまで幅広くピックアップされているので、知らないマンガもたくさんあります。でも見ていたらなんだか、いろんなマンガを読み返したくなってきました。
皆さんも、好きだったマンガの間取りを探してみませんか。


06:00
2021/06/01

『捨てられない』あなたへ

| by 図書館

『28文字の捨てかた』 yur.3/著 主婦の友社 (市立・成人 597.5//21)


「この箱、もしかしたら何かに使えるかも…」
「この服はいつか着るかもしれないし、捨てずにしまっておこう…」
 
こんな経験、ありませんか?私はよくあります。

この本は、そんな『捨てられない』人へ向けた28文字の短いメッセージが、多数収録されています。
メッセージの内容は、個人的に身に覚えのあるものが多く、読みながら何度もドキッとさせられました。
服やキッチン用品、思い出のもの…などなど。
何か1つでも「そろそろ捨てなきゃいけないかな」と感じていたら、読んでみてください。

同じ著者の前作『28文字の片づけ』も、市立図書館にて所蔵しています。


06:00
2021/05/01

虫という自然を武器に

| by 図書館

『法医昆虫学捜査官』シリーズ 川瀬七緒/著 講談社 (913.6/カワ/12~)

 
 法医昆虫学とは、遺体に寄って来る虫の種類やその生態から、殺害が行われた時間・環境等を割り出し、事件解決への手掛かりとするというものです。物語は、まだマイナーなこの分野を、捜査手法の一つとして確立・実用化しようと奮闘する、一人の学者を主人公として進んでいきます。
 どこまでも本能に忠実な虫たちには、自我や思考によるブレがありません。どんな状況下においても、虫たちは常に、それに即した“正しい”行動をとる。それを知悉している法医昆虫学者の推理・考察は(判断を下せない段階では下さない、という選択も含めて)、科学的根拠に基づいて実に的確です。こうした作品の常で捜査本部の方針とはよくぶつかりますが、昆虫学の知識と行動力で着実に真相ににじり寄っていくその様には、理が通っているからこその安定感と爽快感があります。
 
 取り扱う題材が題材だけに、事件現場の有様も凄まじいものが多く、映像化は難しいかと思われます。ぜひ文章でお楽しみ下さい。


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