2024年12月の記事一覧

【報告】点訳体験講座を開催しました

講師が黒板に点字を書き説明する様子

点字器と点筆を使って点字を書く様子

11月8・15・22日の3日間、点訳グループくすの木の方を講師に迎え、点訳体験講座を開催しました。
点字は視覚障害者が指で読む文字です。それに対して、活字など目で読む文字を墨字といいます。墨字を点字に直すことが「点訳」です。
参加された方々は、点字や点字を書くときのきまりを学び、講師のサポートを受けながら点訳を体験しました。また、点字を墨字に訳す宿題にも取り組みました。

1日目は点字の歴史や、点字を書くための機器「点字器」の利用方法、50音の点字など、点訳の基本について学びました。点字一覧表を確認しながら、1点ずつ丁寧に書かれていました。
2日目は「分かち書き」など、点字を書くときのきまりを中心に学びました。初日に比べ、一人でどんどんと作業を進めることができるようになる方も多くみえました。
3日目は英字の書き方を学んだ後、図書館からの案内文を点訳しました。長文の点訳でしたが、みなさん真剣な表情で取り組んでいました。

参加された方々からは、「点字が少し読めるようになってよかった」「分かち書きなど、点字独自の書き方で、読みやすくしていることがわかった」といった声をいただきました。

誰もが読書できる環境を確保するため、図書館には点字図書の製作に携わる点訳者の存在が欠かせません。
この講座を通じて、一人でも多くの方が点訳に興味をもち、一緒に活動していただけることを願っています。

また、図書館では、点訳などの障害者サービスに関連する図書も数多く取り揃えています。ご興味がある方は、お気軽に図書館へお尋ねください。

第26回「おしゃべりえほんの会『新刊絵本を読む』」を開催しました!

12月6日(金)に、「おしゃべりえほんの会」を行いました。
「おしゃべりえほんの会」は、絵本を好きな人が集まり、絵本について気軽に話をする会です。

この日のテーマは『新刊絵本を読む』。
2024年に図書館に入った本の中から、司書が選んだ70冊の本を自由に見ていただきました。

お子さん連れの方、また読み聞かせの活動をされている方など、
さまざまな方がじっくりと時間をかけて本を読んだり、感想を述べ合ったりしていました。
お集まりいただき、ありがとうございました。

当日、話題にのぼった本のリストをアフターレポートに載せていますのでご覧ください。

おしゃべりえほんの会 第26回アフターレポート.pdf

次回の開催は未定ですが、図書館ホームページや広報よっかいち等でお知らせさせていただきます。

「おうちで読みきかせ はじめのいっぽ!」を開催しました

12月1日(日)、「おうちで読みきかせ はじめのいっぽ!」を開催しました。
おうちで赤ちゃんに絵本の読みきかせをする時の本の選び方や、読む時のちょっとしたコツをお話ししました。最後に全員が読みきかせを体験しました。おうちで読むような自然体の声が心地良く響きました。
この講座でなくても、児童室ではいつでも絵本の選び方などのご相談をお受けしています。
お気軽にお声かけください。

 

いろいろな本の紹介をしている写真

いろいろな本の紹介

一人ずつ読み聞かせをしている写真

ひとりずつ読み聞かせ