図書館用語・背ラベルについて

図書館用語

図書館資料の背ラベルについて

たくさんの資料の中から、目的の資料を探しやすくするために、図書館資料の背表紙にはラベルが貼られています。この背ラベルには請求記号が表示されており、図書館資料はこの請求記号にしたがって並べられています。

請求記号

1段目 分類記号
2段目 図書記号
3段目 巻冊番号
からなります。

図書館ラベルのイメージ

四日市市立図書館の請求記号のつけ方

1段目 分類記号

日本十進分類法による

(書かれている内容によってグループ分けしたもので、類似した内容の資料を近くの場所に置くことができる)

2段目 図書記号 空欄、または著者名等の読み(片仮名で頭二文字)※注意1
3段目 巻冊番号 受入年(西暦の下二桁)、また全集やシリーズはその巻数


例:『螢の河』(伊藤桂一/著)

913.6
イト
14

1段目 913.6(近代の小説)
2段目 イト(伊藤桂一の頭二文字)
3段目 14(2014年の受入)

[注意1]
2段目に著者名の読みが入るのは、289(伝記)、726.1(まんが)、910.26(作家研究)、912.6(戯曲)、912.7(シナリオ)、913.6(近代の小説)、914.6(近代のエッセイ)、915.6(近代の日記、紀行)、916(ルポルタージュ)、918.68(個人全集)、933.7(英米の小説)です。

雑誌は背ラベルをつけていません。
児童書、地域資料については、これに含まれません。

参考資料

『図書館学基礎資料 第11版』 樹村房
『最新図書館用語大辞典』   柏書房
『図書館のしごと』      読書工房