行事

【報告】子ども読書研修会「おはなし会を楽しもう」を開催しました

12月15日(日)、四日市市子ども読書ネットワーク協議会事業として、令和6年度子ども読書研修会「おはなし会を楽しもう~読み聞かせの方法・みんなで楽しむ工夫~」を開催しました。

 年末の寒い中でしたが、16名の方にご参加いただきました。
 今回は、講師に日間賀京子さんを迎え、絵本に隠された物語の紹介、絵本を読む際のポイントの説明、読み聞かせの実演などを行いました。
 また、おはなし会をみんなで楽しむための工夫として絵本に関連する手作り工作を紹介し、参加者の方も工作を手に取って楽しんでいらっしゃいました。
 本研修が何かを学び取るきっかけとなり、今後の読み聞かせ活動に役立てていただけることを期待しています!

研修会の様子①

研修会の様子②

【報告】点訳体験講座を開催しました

講師が黒板に点字を書き説明する様子

点字器と点筆を使って点字を書く様子

11月8・15・22日の3日間、点訳グループくすの木の方を講師に迎え、点訳体験講座を開催しました。
点字は視覚障害者が指で読む文字です。それに対して、活字など目で読む文字を墨字といいます。墨字を点字に直すことが「点訳」です。
参加された方々は、点字や点字を書くときのきまりを学び、講師のサポートを受けながら点訳を体験しました。また、点字を墨字に訳す宿題にも取り組みました。

1日目は点字の歴史や、点字を書くための機器「点字器」の利用方法、50音の点字など、点訳の基本について学びました。点字一覧表を確認しながら、1点ずつ丁寧に書かれていました。
2日目は「分かち書き」など、点字を書くときのきまりを中心に学びました。初日に比べ、一人でどんどんと作業を進めることができるようになる方も多くみえました。
3日目は英字の書き方を学んだ後、図書館からの案内文を点訳しました。長文の点訳でしたが、みなさん真剣な表情で取り組んでいました。

参加された方々からは、「点字が少し読めるようになってよかった」「分かち書きなど、点字独自の書き方で、読みやすくしていることがわかった」といった声をいただきました。

誰もが読書できる環境を確保するため、図書館には点字図書の製作に携わる点訳者の存在が欠かせません。
この講座を通じて、一人でも多くの方が点訳に興味をもち、一緒に活動していただけることを願っています。

また、図書館では、点訳などの障害者サービスに関連する図書も数多く取り揃えています。ご興味がある方は、お気軽に図書館へお尋ねください。

第26回「おしゃべりえほんの会『新刊絵本を読む』」を開催しました!

12月6日(金)に、「おしゃべりえほんの会」を行いました。
「おしゃべりえほんの会」は、絵本を好きな人が集まり、絵本について気軽に話をする会です。

この日のテーマは『新刊絵本を読む』。
2024年に図書館に入った本の中から、司書が選んだ70冊の本を自由に見ていただきました。

お子さん連れの方、また読み聞かせの活動をされている方など、
さまざまな方がじっくりと時間をかけて本を読んだり、感想を述べ合ったりしていました。
お集まりいただき、ありがとうございました。

当日、話題にのぼった本のリストをアフターレポートに載せていますのでご覧ください。

おしゃべりえほんの会 第26回アフターレポート.pdf

次回の開催は未定ですが、図書館ホームページや広報よっかいち等でお知らせさせていただきます。

「おうちで読みきかせ はじめのいっぽ!」を開催しました

12月1日(日)、「おうちで読みきかせ はじめのいっぽ!」を開催しました。
おうちで赤ちゃんに絵本の読みきかせをする時の本の選び方や、読む時のちょっとしたコツをお話ししました。最後に全員が読みきかせを体験しました。おうちで読むような自然体の声が心地良く響きました。
この講座でなくても、児童室ではいつでも絵本の選び方などのご相談をお受けしています。
お気軽にお声かけください。

 

いろいろな本の紹介をしている写真

いろいろな本の紹介

一人ずつ読み聞かせをしている写真

ひとりずつ読み聞かせ

【開催終了】子ども読書研修会「おはなし会を楽しもう」を開催します!

【12月15日追記】
開催終了しました。たくさんのご来場ありがとうございます。



 久居おはなしの会かたつむり前代表 日間賀京子さんによる講座、子ども読書研修会「おはなし会を楽しもう ~読み聞かせの方法・みんなで楽しむ工夫~」を開催します。

 読み聞かせの方法や、絵本の選び方、楽しむためのちょっとした工夫について、アドバイスをしていただきます。

〈講   師〉 久居おはなしの会かたつむり前代表 日間賀京子さん

〈日   時〉 令和6年12月15日(日)10時~11時30分

〈場   所〉 四日市市立図書館2階視聴覚ホール

〈対   象〉 読み聞かせボランティア等の活動をしている方や、活動に興味のある方

〈定   員〉 30人(事前申込制・先着順)

〈申込方法〉 ファクス・Web・四日市市立図書館窓口
        11月27日(水)9時30分から申込受付開始

・Webからの申込み
申し込み専用フォームからご入力ください。(市立図書館ホームページ外のページが開きます)

〈申込先・お問い合わせ〉
四日市市立図書館 TEL 059-352-5108 FAX 059-352-9897
メールアドレス tosyokan@city.yokkaichi.mie.jp

〈その他〉

令和6年度子ども読書研修会チラシ・参加申込書.pdf

【報告】音訳体験講座を開催しました

10月16・23・30日の3日間、四日市録音奉仕の会の方を講師に迎え、音訳体験講座を開催しました。

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講師が発音やアクセントなどを説明する様子    録音をするためのパソコンやマイクをセッティングした様子
 
 
墨字で書かれた文章を音声に変換することが「音訳」です。
 
1日目は腹式呼吸や発声法の基礎から始めました。みなさん最初は緊張していましたが徐々に声が出るようになりました。
 
2日目は文章の意味が正確に伝わるような読み方の練習をしました。みなさん日常で意識することのない声のスピードや息継ぎに苦戦しているようでした。
 
3日目は実際にマイクに向かって文章を読み、録音をする実習を行いました。1回目の録音ののち、講師からの一言アドバイスを受け、2回目の録音を行いました。
みなさん真剣な表情でしっかりと声を出して読まれていました。
2回の録音を終えたのちは、参加者全員で録音したものを聴いて、感想を出し合いました。
普段自分の声を録音して聴くことや、他人から評価をしてもらうことがないため新鮮だったという感想を多くいただきました。最後に、講師から一人ずつアドバイスもあり、皆さん充分に満足された様子でした。
やさしく丁寧に教えてもらえた、楽しく受講できた、もっと詳しく学びたいという声も、多く寄せられました。
 
そういった声に応えていくためにも、当館では今後もこのような講座を開催していく予定です。
図書館では、録音図書の製作や対面読書に携わる音訳者の存在が欠かせません。
この講座を通じて、一人でも多くの方が音訳に興味をもち、一緒に活動していただけることを願っています。
 
また、図書館では、音訳などの障害者サービスに関連する図書も数多く取り揃えています。興味がある方は、お気軽に図書館へお尋ねください。

舘野鴻(たてのひろし)講演会 終了しました

 8月31日土曜日、講演会『絵本のむこうがわ ~自然・生命・環境~』のために、絵本作家・生物画家の舘野鴻さんは、台風の迫る中、関東から何時間もかけて来てくださいました。さすが、普段から水泳や観察のための山登りなどで、体力と筋力をつけている舘野さんです。

 講演会は、舘野さんの(激動の)半生、「日本のファーブル」とも呼ばれた、画家の熊田千佳慕(くまだちかぼ)さんとの出会い、自然に身を置いた研究や、絵を描くことなど、多岐にわたる活動を聞かせていただきました。
 観察をし、記録し、描くことで見えてくる、自然や環境の変化がある。すぐそばの街の植え込みの中でも、そこでの生態系ができている、というお話はにはハッとさせられました。講演会を通して、絵本の向こうがわにある舘野さんの観察者としての眼を、わたしたちも共有することができた気がします。

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 また、舘野さんは四日市市にいくらかの縁があり、関東で環境アセスメント調査のアルバイトをしていたときから20年以上付き合いのある、四日市市桜新町にある「トンボ研究所」所長・松沢孝晋さんとの気心の知れた掛け合いも。

 終了後には、著作へのサイン会も行い、イラスト入りのサインをていねいに描いてくださいました。

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【報告】子ども読書研修会「ステップアップ読み聞かせ」を開催しました

 2月23日(金曜日・祝)、四日市市子ども読書ネットワーク協議会事業として、令和5年度子ども読書研修会「ステップアップ読み聞かせ~楽しむ準備・楽しむ工夫~」を開催しました。

 雨がちらつく曇り空のお天気でしたが、26名の方にご参加いただきました。今回は、講師に木村由美子さんを迎え、読み聞かせが楽しいものとなるのはどういう時か、どのような工夫が楽しい読み聞かせに繋がるのかなど講義形式でお話ししてもらいました。実際に絵本を使いながら実演を交えて解説していただき、参加者の方は頷きながら聞いている方もいらっしゃいました。
本研修を今後の読み聞かせのステップアップやブラッシュアップに役立てていただけることを期待しています!
《研修会の様子》



(1月31日追記)
定員に達したため、受付を終了しました。
たくさんのお申込み、ありがとうございました。

 JPIC読書アドバイザー木村由美子さんによる講座、子ども読書研修会「ステップアップ読み聞かせ ~楽しむ準備・楽しむ工夫~」を開催します。

 読み聞かせを行うときや、本を楽しんでもらうための工夫についてアドバイスをしていただきます。絵本の紹介も予定しています!

〈講師〉 JPIC読書アドバイザー 木村由美子さん

〈日時〉 令和6年2月23日(金・祝)10時~11時30分

〈場所〉 四日市市立図書館2階視聴覚ホール

〈対象〉 読み聞かせボランティア等の活動をしている方や、活動に興味のある方

〈定員〉 30人(事前申込制・先着順)

〈申込方法〉
ファクス・Web・四日市市立図書館窓口
1月24日(水)9時30分から申込受付開始

・Webからの申込み
申し込み専用フォーム(市立図書館ホームページ外のページが開きます)からご入力ください。

〈申込先・お問い合わせ〉
四日市市立図書館 TEL 059-352-5108  FAX 059-352-9897
メールアドレス tosyokan@city.yokkaichi.mie.jp

〈その他〉
「R5子ども読書研修会」チラシ・参加申込書.pdf

終了しました「桃山鈴子さんのお話と読み聞かせ」

12月5日 追記
【報告】
令和5年11月23日(木・祝)、四日市市在住でイモムシ画家の桃山鈴子さんによる「桃山鈴子さんのお話と読み聞かせ」を開催しました。 
 参加者は、午前の部・午後の部合わせて49人。
 両回とも、初めに桃山さんが自身の著書『へんしん~すがたをかえるイモムシ~』(福音館書店刊)の読み聞かせをイラストレーター・ヒロミチイトさんのギター伴奏付きで行いました。ギターと桃山さんの心地よい声に、みなさんじっと聞き入っていました。

 読み聞かせの後、午前の部は子どもたちに向けて「イモムシとの出会い」や「子どもの頃好きだった本」などのお話を、午後の部は大人に向けて絵本『へんしん』ができるまでや、なぜイモムシでなぜ「ひらき」なのか、点描画制作の裏側などのお話をしていただきました。
もちろん、両回ともイモムシやチョウの話も満載! 

 参加者からは、「イモムシの話がおもしろかった!」「紙をフンで染めるのにびっくり」「イモムシ愛に感動した」「制作の裏側を聞いてさらに作品への興味がわいた」などの感想が寄せられました。

  


11月7日追記
定員になりましたので、申込受付を終了しました。
原画展は11月26日(日)まで開催中しています。
原画展「桃山鈴子の世界~もしもしイモムシ~」 - 四日市市立図書館 (yokkaichi-lib.jp)


市立図書館では、11月26日(日)まで開催中の原画展「桃山鈴子の世界~もしもしイモムシ」に合わせ、
「桃山鈴子さんのお話と読み聞かせ」を行います。

現在、「午後の部(中学生以上)」の参加者を若干名、追加募集をしています。
中学生から大人までが対象で、『へんしん』の読み聞かせのほか、
制作方法やイモムシについても、お話をしていただきます。
虫好きな方、絵画が好きな方、ぜひ、ご参加ください。
なお、午前の部は定員を超える応募をいただきましたので、受付終了しました。

【日時】11月23日(木・祝)
    14:00~15:00 中学生以上
【場所】市立図書館2階 視聴覚ホール
【定員】若干名(先着順、定員(25名)になり次第募集終了)
【申込方法】
申込専用フォームからお申し込みください。

申込専用フォーム(リンク)


【報告】新図書館に向けてのワークショップを行いました

 令和5年11月23日(木・祝)、新図書館に向けて、世代を問わず誰でも参加できるワークショップを開催しました。

 24名の方の参加があり、6つの班に分かれてワークショップを行いました。
 今回は今年度の第1回~第3回のワークショップで出た意見を参考に作成したフロア構成案や、第4回、第5回ワークショップで出た意見、現時点で想定している機能・要素を説明した後、「追加してほしいこと、見直してほしいこと」や「今の案の中で賛成・実現してほしいこと」、「フロアデザインの方向性やその他の要望」について各個人で意見を書き出してもらいました。それらの意見をもとに、グループで話し合いを行い、それぞれのグループで出た意見、話し合ったことをまとめて各班ごとに発表しました。参加者の年代も10代から80代までと幅がある中、とても活発に意見交換をしていただきました。「シニア向けのスペースがほしい」「ドライブスルーで予約本の受け取りができるようにしてほしい」「図書館だとすぐにわかるような外観デザインがいい」「階が変わる毎に雰囲気が変わってほしい」「JR四日市駅からの送迎バスがほしい」「学習室はほどよく外から見えるようにしてほしい。居心地が良すぎて使いたい時に使えないと困る」といった幅広いたくさんのご意見がでました。

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以下はワークショップ当日に参加者に配布された資料です。