夏です!あついけれど、おもしろいこともたくさんありそう!
としょかんでも、楽しい本をいろいろあつめてまっています
★えほん★
『こしたんたん』
りとうようい/作 (Pリ) 絵本館
くさむらで、えものをねらうトラが「こしたんたん」。
めのまえにウサギ、そしてシカ、どうぶつたちがつぎつぎとやってきた。
トラの口からよだれがたら~り。
こわいはずのトラのかおに、おおわらい!めがはなせません。
『にぎやかもりのツリーハウス』
新井悦子/文 どいかや/絵 (Pト) フレーベル館
ツリーハウスってあこがれませんか? にぎやかもりではどうぶつたちが
あつまれるツリーハウスをつくるんですって!どんないえになるのかな?
『せんそうがおわるまで、あと2分』
ジャック・ゴールドスティン/作 (Pコ) 合同出版
よくわからないうちに戦争に巻き込まれていくジュールとジム。
当たり前の日常も、大事な人も、そして自分をも失ってしまう戦争。
あらためておろかさとおそろしさをつきつけられます。
『アーノルド・ローベルのへんてこなとりたち』
アーノルド・ローベル/作 (Pロ) 好学社
頭や体がアイスクリームになっていたり、えんぴつのかたちをしていたり…?!
へんてこでかわいくて、ちょこっと不気味。
アーノルド・ローベルがえがくふしぎなトリたちは、なんだかにくめません。
じぶんのお気に入りを見つけたくなりますよ。
『トマト』
荒井真紀/作 (Pア) 小学館
サラダやスープ、ピザなど、いろんなたべものにはいっている
にんきもののやさいといえば?そう、トマト!!この本は、トマトのタネからの
成長を、みずみずしくこまやかなイラストで描いています。
トマト料理が食べたくなる~!
『ニコラ・テスラものがたり』
アザデー・ウェスターガード/文 フリア・サルダ/絵 (Pサ) 評論社
ニコラ・テスラがいなければ、電気を使ったいまのべんりな生活はないかも…?!
エジソンのライバルと呼ばれたニコラですが、動物への愛情を最後まで
忘れなかったというエピソードも。彼の伝記を、絵本でどうぞ。
『しりながおばけ』
たなかひかる/作 (Pタ) 文響社
かわのむけるおばけに続いて、しりなが・・・
おしりの、ながい、おばけ、なんですよ・・・。
『どうながプレッツェルとこいぬたち』
マーグレット・レイ/文 H.A.レイ/絵 (Pレ) 福音館書店
『どうながのプレッツェル』の最後でグレタと結婚した、《世界一どうながのダックスフント》
プレッツェルの、その後のお話です。『おさるのジョージ』の作者の絵本ですよ。
★赤ちゃんえほん★
『ずぼっじー』
高橋祐次/作 (赤ちゃんPタ) 講談社
うちの子も、かつての私も、みーんなやったことあるずぼっじー。
いったいなにをたどるのかな? 読んだあとは、すなばへいきたくなるかも!
★ちしきの本★
『地図でわかる世界の戦争・紛争』全3巻
(319) 汐文社
①ヨーロッパ・アメリカ②中東・アジア③アフリカ
ニュースをテレビで見たり、ラジオで聞いたりしていますか。
ヨーロッパもアジアもアフリカも、連日のように新しい紛争が起こってるのを知っていますか。
ネットニュースだけでは正確なことはわかりません。
ラジオもテレビも本も、いろいろな方法を広く使って、できる限り正しい現実を知ってください。
『めざせ、イグ・ノーベル賞!?おもしろ自由研究』全3巻
(404) 汐文社
バナナの皮で本当に転ぶのか?など、世界の人を笑わせるイグ・ノーベル賞(おもしろい
ノーベル賞)を参考にすれば、あなたも自分が気になっていることを自信をもって研究
できますよ。やる気スイッチ(②巻)も見つかるかも!
自由研究に悩む人にも、もっとおもしろい自由研究をしたい人にもぜひ!
『にているものどこかがちがうの? 生きもの・しぜん』
(460) Gakken
とてもにているのに、ちがうものってたくさんあるね。
きょうりゅうとワニ、ダンゴムシとワラジムシ。
いったいどこがちがうの?「何が」「どう」「なぜ」をしらべてみると、
おもしろいことがわかります。
シリーズに『食べもの』『のりもの・どうぐ』もあります。ハカセちゃんへのみちのはじまり。
『キッチンラボ どうしてそうなる?実験レシピ 温度編』
露久保美夏/著 (596) 偕成社
料理をつくるとき、温度がかわると、色や、におい、かたさもかわります。
ゆでたり、やいたり、ひやしたり、どうかんじるかな?あなたの「おいしい!」は、どれ?
シリーズに『食材編』『調味料編』もあります。
『ひとりあそびの教科書』
宇野常寛/著 (790) 河出書房新社
みんなと仲良く遊ぶのも大切なことだけど、一人で遊ぶこともその後の人生、
また社会においても大きな力になると著者は提案します。
ひとりが好きな人にはもちろん、ひとりが苦手な人にも、さらに子育て中の人、
いや子育てが終わった人にも、手にとってほしい本。
★よみもの★
『こんにちは、アンリくん』
エディット・ヴァシュロン/文 ヴァージニア・カール/文・絵 (933ウァ) 徳間書店
みじかいおはなしが3つ。自分で読み始めるころによい本です。
1959年に書かれた本ですが、絵もおはなしもかわいくて、おとなもいっしょに楽しめそう。
年長から
『はなとりかえっこ』
角野栄子/作 (Fカ) 偕成社
くしゃみのとまらないアラさん。「このはなすてちゃおう」とさけんだところへ、
ブタさんがやってきてとりかえっこ。ブタさんのはなはすごいいきおい。ほこりだって
ひとふきでとばします。 とりかえっこした「はな」、どうなるかな?低学年から
『ききみみトーマス』
桂雀喜/原作 あおきひろえ/作 (Fア) あかね書房
テキサスにひっこしをしてきたトーマスは、はらぺこキツネにおいなりバーガーをあげました。
おれいに神さまからもらったはねをあたまにさすと、どうぶつのはなしがわかるように・・・。
落語をもとにした、おもしろいお話。低学年から
『うさぎとハリネズミ きょうもいいひ』『うさぎとハリネズミ きっとあえる』
はらまさかず/作 (Fハ) ひだまり舎
すりばち森にくらす、ハリネズミとうさぎは、ぬけたトゲとぬけたふわふわの毛で
お店をだすことに…。だれかのやくにたつのかな?
それぞれ、ほのぼのとしたお話がぜんぶで4つ。
やさしいきもちになれたり、ゆうきをもらえたりしますよ。低学年から
『ノクツドウライオウ 靴ノ往来堂』
佐藤まどか/作 (Fサ) あすなろ書房
将来はシューズデザイナーになりたい!と夢見る夏希。
突然いなくなった兄のかわりに、老舗靴店の家業を継ぐか悩みますが、
ひとまず、職人見習いとして、マエストロから靴づくりを学んでみることに…。
宿敵?のクラスメイトの男の子が登場してからは、物語が一気に進んで目が離せません。
中学生から
『へそまがりの魔女』
安東みきえ/作 (Fア) アリス館
森の奥にすむ年老いた魔女。そこへ迷いこんだ娘。ある日、王子が生まれたお祝いに、
魔女がかけた呪いは…。ん?ホントに呪いかな?「へそまがり」だけど、めでたしめでたし。
とても素敵な挿絵にも注目。中学年から
『あきらめなかった男 大黒屋光太夫の漂流記』
小前亮/作 (Fコ) 静山社
江戸時代、北の海に漂流した日本人。命は助かっても日本に帰る見込みは
ありませんでした。餓え、寒さ、病気、政治、たくさんの苦難を乗り越え、
ついにロシア女帝から勲章をもらい、帰国した光太夫の壮大な冒険物語。
大黒屋光太夫は、現在の鈴鹿の人です。10代から