まだまだあつい日がつづいていますね。
夏休みがおわっても、としょかんへおこしくださいね。
★えほん★
『ぽんぽこあめふり』
田中友佳子/作(Pタ) 徳間書店
とつぜんの雨。もっと外であそびたいぽんたのまえにあらわれたのは、
雨がだいすきなあのこたち!おもいっきり雨のなかであそぶすがたが、
きもちよさそう!
『ヨシ』
リン・コックス/文 リチャード・ジョーンズ/絵(Pシ) あすなろ書房
漁師に助けられたウミガメの子どもヨシは、水族館で20年を過ごします。
おとなのカメになり、海へ帰されることになったのですが…。実話がもとの絵本です。
自然の偉大さにおどろくばかりです。
『ともだちはマーメイド』
ブライオニー・メイ・スミス/作(Pス) 岩崎書店
みなとまちにすむモリーと海にすむメルは、だいのなかよし。
あうのはいつも海だけど、年にいちどのつきまつりのよるは、
海にすむいきものたちもとんで町にやってきます。
ふしぎでたのしい、つきのよるのおはなし。
『けろずもう』
つるたあき/作(Pツ) KADOKAWA
はっけろけろ~い、のこった!
ケロケロ、ゲッゲッ、クワックワッとかえるのがっしょうがきこえてきたら、
かえるのすもうがはじまってるかも?!かえるをみつけるのがたのしくなりそう。
『宿場町の一日』
いわた慎二郎/作(Pイ) 講談社
車も電車もない江戸時代、みんなはどうやって旅行に行っていたのかな?
今も昔も楽しいおでかけ。みんなが泊まれる「はたご屋」という旅館があつまった宿場町
のようすをのぞいてみよう。
『ポストがぽつん』
北川チハル/文 小池アミイゴ/絵(Pコ) アリス館
海のそこにねむるポストにひさしぶりのお手紙が。
みんなの思いをとどけにさあしゅっぱつ!
海のなかだけじゃないよ。どこへいくのかな?
『ねこの5ふんご』
ハラミチヨ/作(Pハ) 白泉社
ねこをかったことのある人は、あるある~!のれんぞくだと思います。
きまぐれでマイペース、そして目がはなせない。
そんなねこの日常が、やわらかなタッチでえがかれています。
『イヌワシつかいのエルジャン』
イチンノロブ・ガンバートル/文 バーサンスレン・ボロルマー/絵(Pホ) あかつき教育図書
羽をひろげると2メートルにもなるイヌワシをあやつるカザフ族。
お父さんにおそわりながらエルジャンが小さなひなからそだてあげます。
どんなイヌワシつかいになるのでしょう。
『ぼくはもう怪獣じゃないぞ!』
中程斎人/文 ながおたくま/絵(Pナ人権) 三恵社
周りの大人がなかなか気づけない、こだわり。本人も言葉にしにくい、決まりごと。
うまく伝わらないと怪獣になっちゃう「ぎんちゃん」。ある日、気づいてくれた人がいた。
保育士、デイサービスなどでの経験から生まれた本当のおはなし。
『カップねこ』
塚本やすし/作(Pツ) ニコモ
お湯をそそいで、3分まったら、できるネコ。ネコとあそびたいときにお湯をいれるだけで、
かんたんインスタントねこ生活!でも、作り方は守ってね!
時間が短くても長くても、お湯のほかになにか入れても、たいへんなことになるよ!
『おばあちゃんのにわ』
ジョーダン・スコット/文 シドニー・スミス/絵(Pス) 偕成社
すてきな絵本『ぼくは川のように話す』の作者が再び組んだ絵本。
おばあちゃんとぼくの間に言葉はないけれど、二人は理解し合っている。
それを、この本は絵で語る。何もかもが、五感に入り込んでくるような感覚になります。
『きょりゅうゆうえんち』
やましたこうへい/作(Pヤ) ポプラ社
「きょうりゅうゆうえんち」の招待状が届いたら、どうしますか?
きょうりゅうが好きな人も、物語が好きな人も楽しめる本です。
『ねぞうプロレス』
ひらぎみつえ/作(Pヒ) 教育画劇
あなたのねぞうはよい?わるい?
どの家でも毎晩くり広げられているであろう、ねぞうvs.ねぞうのはげしい戦い!
今夜も戦闘開始のゴングがなるぜ!
★赤ちゃんえほん★
『ぴったんこ』
高橋祐次/作 カワダクニコ/作(赤ちゃんPカ) エンブックス
こっちとあっちが、ぴったんこ!
つぎはなにができるかな?ってページをめくるたびにわくわく。
おやこでいっしょに楽しめる絵本です。
★ちしきの本★
『パンダはどうしてパンダになったのか?』
方盛国/著(489) 技術評論社
みんなの人気者のかわいいパンダ。
パンダの進化をたどってみると、800万年前の始パンダのすがたにびっくり!
なにがって?
読んだらもうもどれない。心してページをめくってね。
『すもうのずかん』
(788) 学研
ふたりの力士がぶつかりあい、いろいろなわざでしょうぶする、すもう。
力士のからだのひみつや、力士をサポートする人たちについて、知ってる?
すもうにきょうみがあっても、なくても!知って、見て、たのしい絵本のようなずかん。
『美しい実験図鑑』
さとうかよこ/著(407) 新星出版社
ほのおの魔術。金属の森。錬金術。美しくてちょっとあやしい魔術・・・いや、実験の数々。
いますぐに、やってみたくなりますよ。
『ようこそ!虫のぬけがら博覧会』
森上信夫/写真・文(486) 少年写真新聞社
これでもか!というぐらい、ぬけがらがいっぱい!
ひゃっほー!と楽しくなり、今すぐにぬけがら探しに出かけたくなります!
『ニッポン環境問題史』全4巻
(519) さ・え・ら書房
明治から現代まで。国の発展中で、いつ、どこで、どのような環境問題が発生したのか。
なぜそれがおこり、どう対応したのか。年代ごとに学ぶことができます。
2巻は四日市公害。私たちは、しっかり学ばなければいけません。
★よみもの★
『一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』
鹿島和夫/編 ヨシタケシンスケ/絵(911) 理論社
子どもたちが「あのね帳」に書いて先生とやりとりした、小さな、けれどキラキラした、子どもたちの詩。
再編集して装い新たに発刊されました。心から楽しんで!
『ブニーとブールド』
山下篤/作(Fヤ) 福音館書店
2ひきのかわいいこぶたのちょきんばこ。だいすきなパンをかいにまちへでかけます。
もちろんちょきんばこですから、おかねもだいすき。パンをかったら、おかねはどうなる?
なんともけなげでかわいい2ひきにほっこりします。 低学年から
『クグが拾った物語』
いとうひろし/作(Fイ) 理論社
ほかのひとから見たらガラクタでも、自分にとっては宝物だってことあるよね。
この本は、クグが世界中でひろいあつめたそんな「宝物」にまつわる物語の、おはなし。
10代から
『希望のひとしずく』
キース・カラブレーゼ/作(933カラ) 理論社
「偶然」なのか「魔法」なのか、願いが叶うという井戸の伝説に、アーネストたちは思わぬことで次々と関わることに。
ところが話はとんでもない方向に!登場人物がどんなふうにつながるのかもおたのしみに! 10代から
『水平線のかなたに 真珠湾とヒロシマ』
ロイス・ローリー/著(933ラウ) 講談社
こどもの頃、家族で撮った映像に映っていたのは、真珠湾で攻撃を受けて沈んだアメリカの戦艦「アリゾナ」。
アメリカで生まれ、日本で暮らした作者がつづる、詩のような「物語」。
想像をつないで、こどもから大人になった「今」、作者が思うことは? そして、あなたは? 10代から
『図書館がくれた宝物』
ケイト・アルバス/作(933アル) 徳間書店
戦争がはげしくなる中、3人きりになったきょうだいは、ロンドンを離れていなかへ。
きびしい暮らしの中で3人を助けたのは、図書館のたくさんの本と、司書。
きょうだいが読んで楽しむ本は、日本でもよく知られたものばかり。
本と図書館の力、ひとの力をじゅうぶんに感じます。 10代から
『そして、あの日 エンリコのスケッチブック』
リンデルト・クロムハウト/作(949クロ) 岩崎書店
イタリアの村にすむ、絵の大好きな少年エンリコ。実際におこった大地震から着想していて、悲しいこともたくさんあるのに、なぜか、明るく、楽しい気持ちにもなれるのです。
「エンリコが描いた」さし絵もすてき。 10代から。