2018年3月の記事一覧
あたらしくはいった本(平成30年4月UP)
あちらこちらで、さくらがさきはじめました。
あたらしいことがはじまる、わくわく、どきどきのきせつです。
としょかんでも、あたらしい本をよういしてまっています。
★えほん★
『くまがまく』
丸山誠司/作(Pマ)絵本館
くまがまく たねをまく。くまはまく まめをまく。
くまはまく まわしをまく。しおもまく。
くまが、いろいろ、どんどんまいてしまう。
まくものってこんなにあるんだね。
くりかえしの、たのしいことばあそびのえほん。
『ネルはいぬのめいたんてい』
ジュリア・ドナルドソン/文 サラ・オギルヴィー/絵 (Pオ) BL出版
ピーターとすんでいる、いぬのネルはめいたんてい。
くんくんくん。おさらのなか、ソファのすみ、くつにくつした、とんでったボール。
なんでもみつけます。ある日、がっこうの本がぜんぶなくなって・・・!
さあ、ネル!がんばって!
『ネルソンせんせいがきえちゃった!』
ハリー・アラード/文 ジェイムズ・マーシャル/絵 もりうちすみこ/訳(Pマ)朔北社
2ねん1くみは、がっこうじゅうでいちばんおぎょうぎのわるいクラス。
おしゃべりしたりふざけたり、ネルソンせんせいのいうことをぜんぜんききません。
そんなある日、ネルソンせんせいがとつぜんいなくなってしまいました。
かわりにきたのはまじょのように、とってもこわくてきびしい、スワンプせんせい。
ネルソンせんせいはどうなっちゃったの!?はやくかえってきて!
『うそうそかわうそのむかしばなし』
はやしますみ/作(Pハ)小学館
むか~しむかしのことざんす。ものしりがおのかわうその
ほんとみたいな、うそうそ、うそんこ、むかしばなしのはじまり、はじまり~。
『かんぱいよっぱらい』
はらぺこめがね/作 (Pハ) 岩崎書店
かんぱーい!ビールにワインにあつかんにクリームソーダ!?
いろんなかんぱい、いろんなヨッパライ!
たのしいかんぱいで、かわいくよっぱらいたいね。もちろん、子どもはお酒はだめだよ。
『ママが10にん!?』
天野慶/文 はまのゆか/絵 (Pハ)ほるぷ出版
ママは、いつもいそがしそう。あーあ、ママが10人いたらいいのになぁ。
そしたら、ひとり目のママは、ぼくと遊んでくれて、ふたり目のママは、
おもしろい本をよんでくれて、3にん目のママは、たのしいうたをうたってくれて、
4にん目のママは・・・ってどんどんママがふえちゃった!?
『もうちょっと もうちょっと』
きむらゆういち/文 高畠純/絵 (Pタ) 福音館書店
りんごをみつけたコブタ。落ちてきたりんごに「やったあ!」と、
よろこんだのもいっしゅん。りんごはコロコロとあなの中へ…。
手をのばしてもとどかない…。ツンッ!もっとおくにいっちゃった!
コブタはりんごが食べられるかな?
『おはなみくまちゃん』
シャーリー・パレントー/文 ディヴィッド・ウォーカー/絵 福本友美子/訳 (Pウ) 岩崎書店
さくらがまんかいになって、くまちゃんたちがみんなでおはなみに行きます。
バスケットにおべんとうとおおきなタオルをつめて、みんなであそぶたこももって。
あたたかい春のかぜをかんじるような絵本になっています。
『わたしはヴァネッサと歩く』
ケラスコエット/文・絵 (Pケ) 岩崎書店
転校生のヴァネッサ。なんだかみんなとなじめないみたい。
わたしがヴァネッサにしてあげられることってなんだろう?
いじめについて考える、文字のない絵本です。
『きつねうどん たぬきうどん』
古内ヨシ/作 (Pフ) 大日本図書
きつねうどんがだいすきなきつねくんと、たぬきうどんがだいすきなたぬきくんは
いつも人にばけてうどんやさんへ。
でもほんとうにおいしいのはいったいどっち?とけんかになってしまって…。
『いろいろいろんなかぞくのほん』
メアリ・ホフマン/文 ロス・アスクィス/絵 (Pア) 少年写真新聞社
だいたいの人にはかぞくがいる。でも、かぞくはいろいろ。
国も、家も、しごとも、くらしかたも、きもちも、
みんなちがう。「ちがうこと」を、たのしくやさしくおしえてくれるえほん。
★あかちゃんのえほん★
『安西水丸のどうぶつパシャパシャ』
安西水丸/絵 安西かおり/文(Pア赤ちゃん)文芸社
ゾウさん、ワニさん、カバさん、イヌさん・・・・みんなカメラでパシャパシャ。
みんな、じょうずにしゃしんがとれたかな?
『ポンチ』
織田りねん/文 ちえちひろ/絵 (Pチあかちゃん) パイ・インターナショナル
ポンチ ポンチ みかんがポンチ。ポンチ ポンチ キウイがポンチ。
いろいろなくだものがいっぱいでてきて、さいごはみんなで・・・。
うたうような、くりかえしがたのしいえほん。
★よみもの★
『こんぴら狗』
今井恭子/作(Fイ) くもん出版
かい主の弥生の病気がなおるようにと、金毘羅(こんぴら)さんへとおまいりにだされた
犬のムツキ。
いっしょに旅をはじめた「ごいんきょ」がたおれ、ひとりにぼっちに・・・。
いろいろな人たちに助けられ、やっと金毘羅さんにたどりつく。
江戸から今の香川県までを往復する、ムツキとたびであった人たちの、おはなし。10代から
『図書館につづく道』
草谷桂子/著(Fク) 子どもの未来社
みなさんにとって図書館はどんな存在でしょう。
たくさん本を読める場所?ちょっと休憩するところ?
子どものための場所?いやいや図書館なんて自分とは縁がない、
という人もいるかもしれませんね。
小さな村にある深山町図書館はどうでしょう。
図書館からつながっていく人との出会い。
あなたの知っている誰かに似ている人がいるかもしれませんよ。中学年から。
『シロクマが家にやってきた!』
マリア・ファーラー/作(933ファ)あかね書房
障害のある弟のために、アーサーはいつもがまんしてばっかり。
もう二度と家に戻るもんか!と飛び出したら、家の前にいたのはシロクマ。
……え?シロクマ!?シロクマと一緒の生活ってどんな感じ?
言葉がつうじなくても伝わるのかな。読むと気持ちがほっこりする本です。10代から。
『熊とにんげん』
ライナー・チムニク/作 (943)徳間書店
ともに旅をする熊とおじさん。その交流ときずな、メロディーが心を打ちます。
多くの児童文学者が 大好きだという名作が、やっと復刊。
未読の人はぜひ読んでください。10代から。
『満月の娘たち』
安東みきえ/著(Fア)講談社
どこにでもいる、標準的見た目の中学生のあたしと、オカルトマニアで女子力の高い
美月ちゃんは、保育園からの幼なじみ。ママ同士も友達だ。
ある日、美月ちゃんの頼みで、クラスでも人気の男子、日比野を誘い、3人で幽霊屋敷へ
肝だめしに行くことになって・・・。幽霊屋敷探検をしているうちにおこる、様々な
出来事を通してそれぞれの母と娘たちとの葛藤と成長。
話題の母娘問題が、リアルに独特の観察眼で描かれる感動作。10代から。
★ちしきの本★
『赤ちゃんと母(ママ)の火の夜』
早乙女勝元/作 タミヒロコ/絵(210)
昭和20年3月10日、未明に東京をおそった、大空襲(だいくうしゅう)。
一夜にして10万人ものいのちが失われた「火の夜」。
その直前に生まれた赤ちゃんとお母さんを焼夷弾(しょういだん)の炎の中、
必死に守りきった医師と看護師さんたち。でもその時、赤ちゃんの12人の兄妹、
家族は・・・。 忘れてはいけない大空襲秘話。
『べんりなしっぽ!ふしぎなしっぽ!』
小宮輝之/文・写真 メディアパル(481)
だいたいの動物にはあるけど、人間にはない「しっぽ」。
いろんな動物のしっぽ(と、おしり)写真がいっぱい。
動物によってちがう形ややくわりが、よくわかります。
『クレヨンで描いたおいしい魚図鑑』
加藤休ミ/作 晶文社(664)
かぎりなく魚の図鑑に近い、「魚料理」図鑑。表紙はシーチキンとサラダ菜。
カラーで見ると本物そっくりで、クレパスで描いたとは思えないほどおいしそう!
作者の加藤休ミさんは、絵本もたくさんかいています。
『イチからつくるカレーライス』
関野吉晴/編 農文協 (610)
大学生が、イチからカレーを作ることになった。
イチからということは、野菜や米やスパイスを育て、肉となる生き物を育て、
収穫し、殺すこと。食べること、命の重みを感じます。