2020年11月の記事一覧
あたらしくはいった本(令和2年11月up)
はっぱのいろがきれいなあきになりました。
としょかんでは、たのしいあきやふゆの本をよういして、
みなさんをまっています。
★えほん★
『おおぐいタローいっちょくせん』
マスダカルシ/作 (Pマ) 白泉社
だれかがこっちむいて走ってくる!タローだ!
スポーツ中継みたいに読みきかせをしてみたい絵本です。
『あっ、ごきぶりだ!』
塚本やすし/作 (Pツ) ポプラ社
ヤツです。ヤツの本です。ヤツがやってきた!
平和な一家をおそう恐怖‼※苦手な人は読まないでね。
『かべのあっちとこっち』
ジョン・エイジー/作 (Pア) 潮出版社
ほんのまんなかにあるかべ。
ほら、あっちにはこわいものがいるけど、かべのおかげでこっちはあんぜん!
だけど、あれ?なんだかこっちのようすがおかしいぞ…。
『あるヘラジカの物語』
星野道夫/原案 鈴木まもる/絵と文 (Pス)あすなろ書房
角がからまったまま骨になった2頭のヘラジカ。
なぜ角はからまってしまったのか?
死んでしまったあとはどうなったの?
大自然の命のつながりをえがいたものがたりです。
『かわいいことりちゃん』
コナツマキコ/文 コナツコウイチ/絵(Pコ)ニジノ絵本屋
わたし、ことりちゃん。
ひとりでごはんもたべられるし、はねもきれいにできるよ。
かわいいことりちゃんのせいかつをのぞいてみよう!
『ねこはるすばん』
町田尚子/作(Pマ)ほるぷ出版
にんげんがいえを出ていったあと、ねこはなにをしているとおもう?
おとなしくるすばん?
いいえ。ねこだってそとにでかけてたのしくすごしています。
『おじいちゃんの手帳』
藤川幸之助/文 よしだよしえい/絵(Pヨ) クリエイツかもがわ
おじいちゃんが、いつも持ち歩いている
小さな小さな手帳には、スケジュールがびっしり。
最初のページには「今日は何月何日ですか?」
「あなたのお名前は?」と質問が書かれています。
それに答えて、おじいちゃんの一日が始まります。
認知症のことを子どもに伝えたい時、
まず、この本はいかがですか?
『どきどきオムライス』
刈田澄子/文 ドーリー/絵(Pト)すずき出版
こぶのぶうぶは、オムライスがだいすき。
たまごがほしくて、たくさんたまごをもっている、
こわそうなおおかみに、どきどきしながら、話しかけますが・・・。
みなさんも、どきどきしながら、よんでみてね。
『雨の日の地下トンネル』
鎌田歩/作 (Pカ) アリス館
雨の日、ふった水はどこにいくのかな?
道路の下に流れた水は、雨水管(うすいかん)にあつまり・・・。
まちを守るしくみがはくりょくのある絵でよくわかります。
『にんじゃいぬタロー』
渡辺陽子/作 (Pワ) 講談社
ケンタのうちにやってきた、ふろしきをせおったあやしい犬のタロー。
とのさまをさがすため、いっしょに、にんじゃのしゅぎょうをはじめます。
とのさまはみつかるかな?
『サンドイッチにはさまれたいやつよっといで』
岡田よしたか/作 佼成出版社
サンドイッチに入りたい!ハム、トマト、焼きそば、
たい焼き(えっ?)たこ焼き(えっ!?えっ!?)
★赤ちゃんえほん★
『しょうぼうしのくまさん』
フィービ・ウォージントンとオリバー・ウィリアムス/作(Pウ) 福音館書店
『ボートやのくまさん』
フィービ・ウォージントン/作(Pウ) 福音館書店
このくまさん、いろんなお仕事をしています。最初の出版は1987年。
長く読みつがれてきたシリーズに、待望の続編が2作でました。
★よみもの★
『めいたんていサムくん』
那須正幹/作 (Fナ) 童心社
ふつうの小学生にみえるサムくんは、めいたんてい。
空色のハンカチとずのうで、むずかしいじけんもかいけつ。
なくなった上ぐつ、きえたにんぎょう、のら犬のひみつ・・・。
サムくんのかつやくを、ぜひよんで。低学年から。
『かしこいうさぎのローズバッド』
ルドウィッヒ・ベーメルマンス/作(933ヘメ)大日本図書
うさぎのローズバッドは、本に「うさぎがおくびょうですぐにげる」と
かいてあるのをよみました。
それにおこったローズバッドは、
あるさくせんをかんがえます。低学年から。
『キニ子の日記(上)』
間部香代/作(Fマ)WAVE出版
色々なことが気になるキニ子。
たとえば消しゴム。
なぜえんぴつは消せるのに、色えんぴつは消せないの?
身近なぎもんを先生におしえてもらいながら、
たのしく学べます。中学年から。
『ハジメテヒラク』
こまつあやこ/作 (Fコ) 講談社
小学5年生のとき友だちから仲間外れにされたあみ。
しかし、そんなことを気にせずにいられる
ある方法を教えてもらいます。
あみの生活はどのように変わったと思いますか?
なやんでいる人、もちろん毎日が楽しい人も前向きになれるお話です。10代から。
『ぼくのまつり縫い』
神戸遥真/作 (Fコ) 偕成社
裁縫が得意でなことを隠し、無理してサッカー部にいたハリくん。
たまたま演劇部の衣装づくりを手伝ったことで、被服部にかかわっていく。
すきなこと、やっていいよね?シリーズ2冊あり。10代から。
『ステラ・モンゴメリーの冒険 海辺の町の怪事件』
ジュディス・ロッセル/作 (933ロッ) 評論社
三人のおばさんと海辺のホテルで毎日をすごすステラ。
楽しみは古い地図帳を見ること。
ある日、老紳士から小さな包みをあずかってから、ふしぎな事件に巻き込まれて・・・。
ビクトリア朝のイギリスを舞台にした、ステラの冒険三部作。10代から。
『きみの声がききたくて』
オーウェン・コルファー/作(933コル) 文研出版
お母さんから離されたけど、しあわせになれると思ったのに…
心に傷を負い、鳴かなくなった子犬。
その子犬にオズと名付け、ようやく仲良くなった少年パトリック。
楽しい日々もつかの間、パトリックにも声を出すことをやめてしまうほど、
つらいできごとが訪れます。
そんなパトリックに、オズは…。10代から。
『宇宙の神秘 時を超える宇宙船』
ルーシー・ホーキング/作 (933ホキ) 岩崎書店
物理学者として有名なホーキング博士と、娘のルーシーさんが書いた
スペース・アドベンチャー完結!
宇宙についての解説ページも読み応えがあります。
宇宙についてもっと知りたい人も、物語が好きな人も
じっくり楽しめる全6巻のシリーズです。10代から。
『グラフィック版 アンネの日記』
アリ・フォルマン/編 デイビッド・ポロンスキー/絵(949)あすなろ書房
「アンネの日記」を読んだことはありますか?
戦争、ナチス、ユダヤ人虐殺…そんな言葉が怖くて、
私は読めずにいましたが、この本なら大丈夫でした。
漫画ようなイラストが読むのを手助けしてくれます。
もっと読みたい、知りたい気持ちになりました。
「アンネの日記」を読みたいけど怖い、
そんなあなたへおすすめします。10代から。
『おじいちゃんとの最後の旅』
ウルフ・スタルク/作(949スタ)徳間書店
死ぬ前に、昔住んでいた家に行きたいと言うおじいちゃん。
がんこで怒りっぽく、きたない言葉を平気で使うおじいちゃんと、
そんなおじいちゃんが大好きなまごのぼく(ウルフ)が立てた、
そうだいな計画とは・・・。
切なくて、ちょっぴり、ユーモラスな物語です。
スウェーデンを代表する児童文学作家、
ウルフ・スタルクの残した、最後の作品。10代から。
★ちしきの本★
『命のうた』
竹内早希子/著(210)童心社
「戦争孤児」という言葉を知っていますか?
戦争で親や家族をなくした子どもたち。
第二次世界大戦後、日本全国に12万人以上いたそうです。
たすけてくれる人がいなかった戦争孤児たちは、路上や駅などでくらしていました。
差別やいじめなど、野良犬のようにあつかわれながらも、
必死に生きていた戦争孤児たちの声がとどきますように。
『珪藻美術館』
奥修/文・写真 (43) 福音館
珪藻(けいそう)とは、ガラスのからを持つ「藻(も)」のなかま。
川や山だけではなく、水道や魚の表面など、水のあるところ、
あったところならどこでも見つかるし、化石もみつかります。
顕微鏡でのぞきながら作っていくアートの、なんと美しいこと!
息を止めて本をながめてしまいます。
『はっけん!ニホンヤモリ』
関慎太郎/写真 (487) 緑書房
家の中や軒下で、ときどきみかけるヤモリ。
みじかにいるヤモリの生活、飼い方、歴史や文化まで、
キュートなヤモリのすべてがわかる本。
『赤ちゃんはどうやってうまれるの?』
F.ローラン S.シェブレ/作 (491) 汐文社
赤ちゃんがうまれるというのは、すごいこと。
たとえば体外受精をしたり、お腹を切ったり、小さく生まれたり。
そんなこともきちんと書いてくれてあります。
そう、ママのおっぱいじゃなくても、愛情をたっぷりもらうことが、
赤ちゃんにいちばん大切なこと!
『こども文様じてん』
下中菜穂/作(727) 平凡社
自然や動物をあらわした、昔からあるマークのようなものを
「文様(もんよう)」と言います。
うさぎや鳥、雲や雷。見ているだけでも楽しいです。
紙を折って切って開く「もんきりあそび」もやってみませんか?