2023年11月の記事一覧
あたらしくはいった本(令和5年11月UP)
だんだんと秋も深まって、夜が長くなってきました。
そうです、いまは読書にぴったりのきせつ!じどうしつでは、
あたらしい本がなかまいり。楽しい本をさがしにきてね。
★えほん★
『ねみちゃんのチョッキ』
なかえよしを/文 上野紀子/絵(Pウにんき者) ポプラ社
ねずみくんシリーズ第40巻!実は、上野さんは亡くなっていますが、また新しい絵本が出ました!上野さんが描いた絵を合成・加筆して、なかえさんがお話を作っています。今回はほぼ『ねずみくんのチョッキ』の時の絵を使っているそうです。動物たちの向きを変えたり、後ろ向きの絵を作ったりしています。一緒に比べて読むと楽しそう。ポプラ社のホームページにあるインタビューも面白いですよ。
『心をひらいて、音をかんじて』
シャノン・ストッカー/文 デヴォン・ホルズワース/絵(Pホ) 光村教育図書
シャノン・ストッカー/文 デヴォン・ホルズワース/絵(Pホ) 光村教育図書
耳の聞こえない打楽器奏者・エヴェリン。「あなたには無理だ」と言われるたびに、
その障害をたたいてこわし、自分で、自分の人生を切り開きました。そしていまや、世界的な打楽器奏者になったのです!
『おうちにおばけがすんでいます』
オリヴァー・ジェファーズ/作(Pシ) 化学同人
オリヴァー・ジェファーズ/作(Pシ) 化学同人
ようこそ。ふるーいおやしきへ。じつはここ、おばけが住んでいるの。見えないけどね。
でもみんなは、うすーいページをめくったら、おばけが見えるの!!しかけを楽しむおばけ絵本。
『あてっこどうぶつずかん だれ』
あべ弘士/作(Pア) KADOKAWA
あべ弘士/作(Pア) KADOKAWA
あてっこクイズをするけれど、クイズの本ではないよ。動物のことを、あべ弘士さんが楽しく教えてくれる絵本なんだよ。
『どすこいみいちゃんパンやさん』
町田尚子/作(Pマ) ほるぷ出版
町田尚子/作(Pマ) ほるぷ出版
それはもう、どすこい!なネコ、みいちゃんは、パンを焼きます。焼けるまでのあいだは、すもうをとります。
『ねこはるすばん』など、絶妙なかわいさかげんのネコ絵本で人気の町田尚子さん作。
『おおきくなったリス』
伊佐久美/作(Pイ) 講談社
伊佐久美/作(Pイ) 講談社
あさ目がさめたら、からだがとってもおおきくなっていた!どうする?なにする?
カラフルポップな表紙にガツン!と心つかまれ、なんだかシュールなリスにクスっとしちゃう。
『どんぐり』
たてのひろし/作(Pタ) 小峰書店
たてのひろし/作(Pタ) 小峰書店
高い木からおちてくるどんぐり。落ちた実は、森の生きものの食べ物になったり、芽吹いたり。
やがてほんの一部のどんぐりは小さな木になる。繊細な線で描かれた森のめぐる命の絵本。
『ホットドッグ』
ダグ・サラティ/作(Pサ) 学研
ダグ・サラティ/作(Pサ) 学研
うだるような暑さ、さんぽに出ても、もう1ミリも歩きたくない。
クラクションがひびく中、飼い主がつれていったのは、広い海。
すなはまを走り、なみとおいかけっこをしたり。暑い夏のきもちのいいお話。
『海にしずんだクジラ』
メリッサ・スチュワート/文 ロブ・ダンラヴィ/絵(Pタ) BL出版
メリッサ・スチュワート/文 ロブ・ダンラヴィ/絵(Pタ) BL出版
一頭のクジラの死は、どのくらいの期間で分解されると思いますか?
深い海の底で、想像を超える年月にわたりつながれる命の数々。まさにおどろきの世界です。
まだまだナゾの多い深海の生き物もたくさん登場します。
『たびにでよう』
降矢なな/作(Pフ) 童心社
降矢なな/作(Pフ) 童心社
リュックをせおって、さあしゅっぱつ!
あたらしい出会いも、とんでもないできごとも…、たびは思いもよらないできごとだらけ。
「絵」のみのストーリです。さあ一緒にでかけてみましょう。
『しんちゃんのひつじ』
川村みどり/文 すぎはらともこ/絵(Pス) 徳間書店
川村みどり/文 すぎはらともこ/絵(Pス) 徳間書店
ねむれないときに数えるのはひつじですよね!
でも、ひつじを知らないしんちゃんは、ひつじへの妄想をどんどんふくらませます。
思わずクスッと笑ってしまう本。ところでしんちゃんはねむれたのかしら?
『トットちゃんの15つぶのだいず』
黒柳徹子/原案 柏葉幸子/文 松本春野/絵(Pマ) 講談社
黒柳徹子/原案 柏葉幸子/文 松本春野/絵(Pマ) 講談社
黒柳徹子さんの小さいころのあだ名は、トットちゃん。
まだ子どもだった黒柳さんが、学校で出会った先生やおともだちのことを書いたエッセイが『窓ぎわのトットちゃん』です。
その本にはなかった、トットちゃんのもうひとつのお話が絵本になりました。
絵を描いたのは、『窓ぎわのトットちゃん』の挿絵を描いた、いわさきちひろさんの孫、松本春野さん。
そして、42年ぶりにエッセイの続編も刊行されました。今も読みつがれるトットちゃん。
本を通して会ってみませんか。
★赤ちゃんえほん★
『かえるぴょこぴょこ』
みなみじゅんこ/作(Pミ) アリス館
みなみじゅんこ/作(Pミ) アリス館
おなじみの早口ことばであかちゃんとあそんでみませんか?
リズムよく、おうちの人も楽しめますね。
かえるのおりがみのしょうかいもあり、あそびがひろがります。
★ちしきの本★ 『読書バリアフリー 見つけよう!自分にあった読書のカタチ』
読書工房/編著(019) 国土社
読書のカタチはいろいろ。縦書きの本もあれば横書きもあります。大きな文字の本もあるし、点字図書、LL本、電子図書、オーディオブックなど、いろんなカタチの本があります。だれもが本を読めるように工夫がいっぱい。紙だけ、縦書きだけ、小さい文字だけ、じゃない、読書のカタチを広げてくれる案内本です。
『未知なる冒険の書 自然に学び、地球で遊ぶ336の知恵』
名もなき冒険家/作(786) トゥーヴァージンズ
ただの冒険じゃない!自分一人でどこまでいけるかわからない。怪我をするかもしれない。もしかしたら帰れないかもしれない。そんな冒険に旅立つには、しっかりした準備と知識が必要だ。名もなき冒険家が残したこの本を読んでほしい。じっくり読めばいつでも旅立てるようになる…かもしれない!
『つくってあそぼう楽器工作①』
(750) 汐文社
(750) 汐文社
小さい子は、音が大好き。空きカン、カップめんの容器、チーズの箱など、かわいくて安全で楽しい楽器を、家でつくってみませんか?
家族で合奏するのも楽しいかも!
『日本のことばずかん はな』
(814) 講談社
(814) 講談社
日本にさく「はな」にまつわるさまざまなことばがわかる本。
季節の花をよんだ歌や俳句に、伊藤若冲や葛飾北斎がえがいた花のしょうかいなど、よみごたえ・みごたえたっぷり。
シリーズに『そら』『いろ』『かず』もあります。
『はっぱのほん』
いわさゆうこ/著(471) 文一総合出版
いわさゆうこ/著(471) 文一総合出版
いろーんなはっぱが、イラストで120しゅるいものっています!
バナナやみかん、ぶどうのはっぱがどれかわかるかな。いろいろみわけて、はっぱはかせになっちゃう?
これからのきせつに、シリーズ『おちばのほん』もどうぞ。
『目でみるえいごのずかん』
おかべたかし/文 やまでたかし/写真(834)
おかべたかし/文 やまでたかし/写真(834)
「目でみることば」シリーズ、こんどは英語です!似ている英語、同じつづりでもちがう意味の英語、足すと生まれる英語。1ページに、ひとつのことばとおおきな写真がのっているので、ぱっとひらいてたのしめます。もっと英語が見たくなる!
『すごいグラウンドの育て方』
金沢健児/著(783) 学研
金沢健児/著(783) 学研
球児のあこがれの地「甲子園球場」はグランドも日本一。
選手が最高のプレーができるように作られたマウンドには、グラウンドキーパーのプロの技がつまっています。
猛暑や豪雨といった自然を相手に彼らの仕事のすごさとは?
みなさんのグラウンド整備のコツも教えてくれています。
『レッツとネコさん』
ひこ・田中/作(Fヒ) 講談社
ひこ・田中/作(Fヒ) 講談社
レッツの家にネコがやってきたのは、むか~しむか~し、
3さいだったとき。次の日、レッツはようちえんでおともだちがよろこんだことを、ネコにしてあげた。
ネコのなまえは、さいごのおたのしみ。くすっと笑えるお話です。
自分で読むなら低学年から。
ネコのなまえは、さいごのおたのしみ。くすっと笑えるお話です。
自分で読むなら低学年から。
『クロニクル千古の闇⑦ 魔導士の娘 』
ミシェル・ペイヴァー/作(933ヘイ) 評論社
ミシェル・ペイヴァー/作(933ヘイ) 評論社
紀元前4千年、ワタリガラス族の娘レンと暮らしていたトラク。ある日、レンが姿を消してしまう。
トラクは、兄弟のきずなで結ばれたオオカミのウルフとともにレンを探しに出たが、魂食らいの呪いが立ちはだかった。
シリーズの第7弾。10代から。
シリーズの第7弾。10代から。