2014年6月の記事一覧

あたらしく入った本(平成26年7月up)

早くもあつい日がやってきましたね。
じどうしつは夏休みにむけて準備開始(じゅんびかいし)です!
みなさんも宿題の準備はおはやめに・・・!


えほん

『おやすみおやすみ』
シャーロット・ゾロトウ/文 ウラジミール・ポプリ/絵  (Pホ) 岩波書店

 クマ、ハト、サカナ、ウマ、イモムシ、こねこなど、たくさんの動物たちのねむるようすを
 やさしいことばと色づかいで描いた絵本です。おやすみ前にぴったり!(か)

『ならんでるならんでる』
竹下文子/作 鈴木まもる/絵 (Pス)偕成社

 
ちいさいありがならんでる。あひるがならんでる。こどもが10にんならんでる。
 それから、それから、どんなたのしいことがまってるのかな?きっと、ならぶのがどんどんたのしくなってきますよ。
 鈴木まもるさんのやさしくてかわいい絵もすてきな絵本です。(か)

『あかいえのぐ』
エドワード・アーディゾーニ/作 (Pア)瑞雲社

 
お父さんは絵かき。お金はありませんが、5人かぞくはなかよしです。
 さいごのしあげの赤い絵の具も、たべるものもなくなり大ピンチになったとき、
 ふたりの子どもががんばります。名作をたくさんかいているアーディゾーニが残した、すてきなえほん。(ち)

『大きくなるってこんなこと!』
ヘレン・オクセンバリー/作 (Pオ)評論社

 小さいぼうやの冬の服をはこにしまい、春がきて、夏がきて秋がきて、
 また冬になってはこをあけると、もう服は小さくなっていました。ぼくは大きくなったんだ!
きせつとともに、ぼうやの成長をえがきます。(ち)

『どっとこどうぶつえん』
中村至男/作 (Pナとも)福音館書店

 □■■□のように、いろんな色の□ばかりでどうぶつをかいてみたよ!なんのどうぶつかわかるかな?(ち)

『あっ、ひっかかった』
オリヴァー・ジェファーズ/作・絵 (Pシ)徳間書店

 
凧(たこ)をとばして、あそんでいたら、木にひっかかっちゃった!凧をとるために、くつをなげ、
 ネコをなげ、あれもこれもなげて…。どうして、そんなものまで、なげちゃうの!?ラストは、
きっとツッコミを入れたくなりますよ。(い)

『ほうれんそうは ないています』
鎌田實/文 長谷川義史/絵 (Pハ)ポプラ社

 農家の人がいっしょうけんめい育てたほうれんそう。おいしくなあれ、おいしくなあれと、笑いかけていた野菜。
 酪農家の人がいっしょうけんめい育てた牛。おいしいね、おいしいねと、笑いかけていた牛乳。
 原発事故がおきて、すべて捨てられてしまいました。その悲しさに気づく絵本です。(い)


『どうぶつたちは しっている』 
イーラ/写真 マーガレット・ワイズ・ブラウン/文 (Pイ)文遊社

 どうぶつたちの目が、じっとなにかを見つめています。いったい、なに?なにがあるの?
 白黒写真はあんまり…と、読まずにいるのはもったいないですよ。(い)


『ぼく、みつけたよ』 
あべ弘士/作 (Pア)ビリケン出版

 とても あつい ある日。 ぼくは ふしぎな あしあとを みつけた。
 きっと 恐竜のあしあと! ふしぎな あしあとを さがしに しゅっぱつ!
 じつは、このあしあと、三重県総合博物館にかざられています。あなたは見つけられるかな?(い)

『ミスターワッフル!』 
ディヴィッド・ウィズナー/作 (Pウ)BL出版

 とある家に迷いこんだ、うちゅうじんみたいな生き物。ネコのワッフルがちょっかいを出しますが、
 あちらは命がけの争い!何語をしゃべっているのかわかりませんが、じっと見つめてしまいます。
 この面白さに気づいたら、ぜひ同じ作者の絵本も読んでみてください。(い)


『あめふりうります』
平田昌広/文 絵/野村たかあき (Pノ)講談社

 〈ねこがかおをあらうとあめがふる〉とはむかしからのいいつたえ。
 ある日、ぐうたらねこのねこきちはおかしなしょうばいを思いた。
 「ひがーしのはたけにあめざんざん」そういって、かおをごしごし。すると…。(の)

『ねむいんだもん』
福田幸広/写真 ゆうきえつこ/文 (Pフ)そうえんしゃ

 すやすや すーやすや。まきばでうまが、パンダがきのうえで、らっこがうみのうえで。
 ねむっているときってなんだかわらっているみたいだね。ああ、なんだかねむたくなってくる。(の)

『やぎや』
長野ヒデ子/作 スズキコージ/絵 (Pス)すずき出版

 まちはずれのもりのなか、トンネルをくぐるとやぎのいっかがくらしてた。
 みんなではたけをたがやして、パンをやいてスープをつくって。めえー、めえー。うめえーうめえー。(の)

『うみべのいす』
内田麟太郎/文 nakaban/絵 (Pナ)佼成出版社

 しろい はまべに いすが ひとつ。すわっているのは だれ?
 ねこが うみのほうに みているのは さかな。
 くまが みているのは?みんな それぞれ みえるものが ちがいます。
 あなたは なにが みえるかな。(の)

あかちゃんえほん


『ぎゅうぎゅうぎゅう』
おーなり由子/作 はたこうしろう/絵 (赤ちゃんえほん Pハ)講談社

 おててをぎゅう。おなかをぎゅう。おかあさんやみんなでぎゅうってたくさんすると、
 とってもあたたかいきもちになれる赤ちゃん絵本です。
 ぜひ親子のスキンシップにも使ってみてください。読み聞かせにもぴったりです。(か)

『なにからできているでしょーか?』
大森裕子/作  (赤ちゃんえほん Pオ)白泉社

 おにぎり、ラーメン、ハンバーガー・・・。おいしそうな食べものがいっぱい。
 でも、なにからできてるのかな?ぜひ、親子でお話ししながら、いっしょにページをめくって楽しんでください。(か)


よみもの




『そこから逃げ出す魔法のことば』
岡田淳/作  (F/オ)偕成社

 ぼくのおじいちゃんはすごい!こたつの妖怪から逃げ出したり、一寸法師になったり、
 安全ピンで海賊とたたかったり。このすごいおじいちゃんの冒険は、ふたりだけのひみつ。   
 小学校中学年から(の)

『ネネとヨヨのもしもの魔法』
白倉由美/作 (Fシ)徳間書店

 もしも…とか、こうだったらな…と「想像」することが禁じられた世界。
 聖マルグリット学院で暮らす子供たち。ネネが見つけた<もしもの魔法>ノートが、新しい世界を開いていきます。
 小学校高学年から(い)


ちしきのほん

『図解!!やりかた大百科 for KIDS』   
Joseph Pred/著 (033) パイ インターナショナル

 静電気で水を曲げるには?ロケットを発射するには?月の満ち欠けの見方、おたまじゃくしの育て方など
 役立ちそうな実験や探検のやりかたがいっぱい!でもこの本はそれだけではない!
 ガムを鼻でふくらませるには?ゾンビになるには?忍者の障害コースの走り方など
 おもしろくてちょっとかわった、学校では教えてくれないけど役にたつ(かもしれない)241の豆知識がいっぱいです。(か)

『日本の駅 なるほど百科』
(546)交通新聞社

 約4600あるJRの駅名を、ぜんぶのせました!面白い駅は写真と解説つき。アイウエオ順の
 駅名リストもカンペキ。交通新聞社の本は、マニアには目が離せません。(ち)

『古くて新しい椅子』 
中嶋 浩郎 /文 パオラ・ボルドリーニ /絵 (583)福音館書店

 10歳のマルコは勉強机をもらうことになりました。何十年も前の、古くてボロボロの机とイス。
 新しい机を買ってもらえると思ったのにな…。でも家具職人に直してもらったら、まるで新品のよう。
 イタリアではそういった職人が、今も生活の中にとけこんでいるそうです。そんなふうに長く物を
 使っていけたらいいですよね。(い)

『「赤毛のアン」と花子 翻訳家・村岡花子の物語』 
村岡恵理/文 布川愛子/絵 (910)学研

 名作、「赤毛のアン」を初めて日本に紹介した、村岡花子。
 彼女はどんな人だったのでしょうか。子どもたちに夢や希望をもってもらおうと
 戦争中も必死に訳し続けることをあきらめなかった、一人の女性の物語。
 朝の連続テレビ小説、「花子とアン」も人気の今、こちらもおすすめです。(か)


『「少年探偵団」大研究 上下』
(Fエ)ポプラ社

 『少年探偵団』『怪人二十面相』のシリーズを読んだことありますか?
 学校の図書室の隅にある、ぶきみだけど気になってしまう表紙。みんなのお父さんやお母さん、
 ひょっとしたらおじいさんやおばあさんも、子どものころ、むちゅうになって読んだはず。
 登場人物や、個々の作品、舞台の地図など、シリーズの魅力をすべて網羅した研究本です。(ち)