2014年11月の記事一覧

あたらしく入った本(平成26年11月up)

あきもあっという間にすぎて、だんだん寒くなってきました。
みんなもかぜをひかないように気を付けてね。


えほん



『こけしのゆめ』   
 チャンキー松本/作 いぬんこ/絵 (Pイ)学研教育出版
 
    
 「しけこ」と「こけみ」はこけしの姉妹。ふたりにはとってもたのしい、ひみつの
  あそびがあります。それは、みやげ屋の前を通る人たちのゆめをのぞくこと!
  でも、ふたりをつくってくれたじさまは元気がなくてしんぱいです。どうしたら
  また元気になってくれるのでしょうか(か)


『ひみつのかんかん』   
 花山かずみ/作 (Pハ)偕成社
 
わたしには、おばあちゃんのおかあさん、ひいばあちゃんがいます。
 ときどきおかあさんとあそびにいくけど、いつもおなじことをきくし、
 いっしょにあそばないから、あまりなかよしってわけではありません。
 でもある日、ひいばあちゃんのたくさんの思い出とひみつがつまった宝物のかんかんをみつけて・・。
 女の子とひいばあちゃんとのあたたかな会話が楽しい絵本です。(か)


『いえでをしたくなったので』
 リーゼル・モーク・スコーペン/文 ドリス・バーン/絵 (Pハ)ほるぷ出版

 45年ほどまえに、アメリカでかかれた絵本。
 いえでをしたくなった4にんきょうだいが、あっちへいったりこっちへ行ったり。
 白黒なのに、いきいきとばめんが伝わってきます。(ち)

『ウルトラ怪獣あいうえお』
 (P)交通新聞社

 ウルトラかいじゅうのなまえで、「あいうえお」を、おぼえよう!
 お父さんやおじいちゃんが絵本をよむきっかけにもなるかも。(ち)


『おえかきしりとり』
 (P)講談社

  
ひょうしをよーく見て!鈴木のりたけ、よしながこうたく、高畠那生、新井洋行と、
 四人のにがおえ。人気作家がせいぞろい。絵を読みといてしりとりしてもよし、
 絵だけをじっくりながめてもよし、誰の絵か考えるのもよし。いろいろたのしい一冊。
 絵本ナビ(ネット上の絵本サイト)で、4人の爆笑インタビューが読めます。(ち)


『ぞうまうぞ・さるのるさ』
 石津ちひろ/文 高畠純/絵 (Pタ)ポプラ社
 
「ぞうどうぞ」「ぞうくさくうぞ」「さるのるさ」
  「さる くま うま くるさ」「さる・・・」
  上からよんでも下からよんでもおなじことばですすむおはなし。
  おもわずアハハっとわらってしまいます。 絵とことばもぴったり!(の)


『しょうてんがいはふしぎどおり』
 内田麟太郎/文 村田エミコ/絵 (Pム)佼成出版

 
あけぼのしょうてんがいは、おばあちゃんとでかけるとふしぎどおりにかわる。とけいや
  さんのすなどけいがさばくになったり。あっ、たぬきのおきものがおじさんに・・・。
  あっ、おあげをかいにきた人のかげが・・・。楽しい版画絵本。(の)


『クリスティーナとおおきなはこ』 
 パトリシア・リー・ゴーチ/作 ドリス・バーン/絵 (Pハ)偕成社
 
ダンボールなんて、ただのゴミ?いやいや、クリスティーナにかかれば、こんなにたくさんのことができます。
 想像力の豊かさにびっくりするような絵本です。大人が読むと、どこか懐かしい気持ちになるかも。(い)


『クジラにあいたいときは』  
 ジュリー・フォリアーノ/文 エリン・E・ステッド/絵 (Pス)講談社
 
クジラにあいたいときは……どうしようかな? うみに いこうかな。いかないと 
  あえないかな? じっと まどから そとを みてみる。なぜだか、せかせかして
  しまう大人の方にもおすすめ。眠る前の読み聞かせにもいいかもしれません。(い)


『ぱっぴ ぷっぺ ぽん』 
 もろかおり/絵 うしろよしあき/文 (Pモ)ポプラ社

 
おもわず口ずさみたくなる楽しい絵本。カラフルな色も楽しい。とにかく楽しく遊びたくなる絵本です!
  大きな声で、子どもも大人も「ぱっぴ ぷっぺ ぽん」!(い)

『クレヨンからのおねがい!』 
 ドリュー・デイウォルト/文 オリヴァー・ジェファーズ/絵 (Pシ)ほるぷ出版

 
お絵かきしてる?どんな色がすき?あんまり使わない色もあるよね?
 ある日、ケビンにとどいた手紙。そこにはクレヨンからのおねがいが、びっしり!ケンカしているクレヨンもいるみたい。
 さてさて、ケビンはどんな絵を描いたのかな…?小学生の子にもおすすめです。(い)


『希望の牧場』 
 森絵都/作 吉田尚令/絵 (Pヨ)岩崎書店
 
原子力発電所の事故のあと、近くの牧場の牛は、食べられなくなったので殺すことになりました。
 でも、生きている牛です。毎日、お世話をした牛です。だから殺さなかった牧場もあります。
 もう食べられないけれど、殺さなかった。どうして?どうしたらいい?なにが『希望』なんだろう?
 もう一度、考えてほしい。何度だって考えてほしい。そんな絵本です。(い)


『かえるの竹取ものがたり」 
 俵万智/文 斉藤隆夫/絵 (Pサ)福音館書店
 
みんなもよく知っている、日本でいちばん古いといわれている「かぐや姫」のおはなし。
 でもこの絵本にでてくるのはみんな「かえる」。それだけで「かぐや姫」のおはなしが、なんだかちがった感じ。
 絵はまるで「源氏物語絵巻」のよう。「源氏物語絵巻」をしらない人は、図書館できいてね。
 「かえるの平家ものがたり」もいっしょにみてね。(の)



赤ちゃんえほん


『とんとんとんとんひげじいさん』
  
 藤本ともひこ/構成・絵 ひさかたチャイルド 

 
とんとんとんとん、ひげじいさん。きつねさん、たぬきさんがたのしくあそんでいると・・
 あれれ?どんどんたぬきさんがへんしん?みんながよくしっているわらべうたが絵本になりました。
 あかちゃんとの手あそびにもぜひどうぞ。楽譜もついています。(か)


よみもの

『鹿の王』上下 
 上橋菜穂子/作 (Fウ)角川書店

 
3年をかけて書き上げたという、読みごたえたっぷりの物語。
 上橋さんの物語はいつも、ただ「生きのびろ!」とせまってきます。
 食事の場面が多くてとても食欲をそそるのも、家族や友人との愛情が
 細やかに描かれるのも、それが生きることの根源だからでしょう。
 主人公は、体内に何かを宿した40歳の戦士と、新しい医術を追い求める若い医師。
 エボラ出血熱の流行と重なり、ぞくぞくする物語が展開します。 10代から(ち)

『こぶたのぶうくん』 
 小沢正/作 (Fオ)フレーベル館

 
おふろに入るのを、いやがってにげだした、こぶたのぶうくん。タオルやセッケンが
 おいかけますが、はだかんぼのまま、どんどこどんどこ にげだします。セッケンに
 つかまりそうになってつるりとすべり、ころげおちたところは、おふろずきの
 オオカミのおうち。どこかにいそうな、こぶたのぶうくんのおはなしです。
 小学低学年から。(の)


ちしきのほん

『ゾウのひみつ』  
 池田菜津美/文 松橋利光/写真 神田めぐみ/イラスト(489) 新日本出版社

 
「どうして耳がおおきいの?」「歯はどんなかたち?」などなどどうぶつえんの
 にんきもの、ゾウのひみつをわかりやすくおしえてくれる写真えほんです。
 ゾウクイズやくわしいちしきなど、もりだくさん。ゾウ博士をめざそう!(か)

『100冊の絵本と親子の3000日』
 (019)研究 教育出版

 
18組の親子の、0歳から八年間の読み聞かせを、専門家が研究した記録です。
  といっても硬い本ではなく、絵本の読み聞かせが与えてくれる、すてきな時間を教えてくれます。
  年齢ごとの子どもの様子や、子どもの発達の解説、絵本リストもあります。
  絵本とともにプレゼントしてもいいですね。(ち)

粒でできた世界』 
 結城千代子、田中幸/作(431) 太郎次郎社エディタス

 科学の世界を、ゆっくり楽しむ「ワンダー・ラボラトリ」シリーズ。
 むずかしい知識や数式は必要なし。ちょっと想像力をプラスすれば、
 まるで新しいものがたりを読んでいるよう……な気持ちになるかもしれません。
 理科や科学と聞くと、なんだか逃げたくなる、そんなあなたへ贈ります。(い)

『「もしも?」の図鑑 珍獣大決戦』 
 今泉忠明/作(480) 実業之日本社

 
「動物」ってなに?じゃあ、「珍獣」ってどんな動物?うーんと考えこんだ人は読んでみて。
 珍獣がどこにすんでいてどんなことをしているかがわかります。
 珍獣と人間の「もしも」の対決にもびっくり!これであなたも珍獣博士。(の)