カテゴリ:こどもの本のしょうかい

あたらしく入った本(令和7年4月UP)

ドキドキわくわくの新学期が始まりましたね。
図書館にもぞくぞくと新しい本が入っていますよ。
おすすめを紹介しますので、ぜひ読んでみてね!

 

 

★赤ちゃん

 

『パパさんぽ』きくちちき/作 文溪堂
「パパ」シリーズ第3弾!一緒に散歩に出かけると、わくわく気になる発見がいっぱい。もちろん最後はパパの出番!読みながら是非一緒に楽しんで。

 


★絵本

 

『ドラゴンはどこ?』レオ・ティマース/作 化学同人
おうさまがドラゴンをみたんだって!けらいたちは、見たことのないドラゴンをやっつけにでかけます。まっくらな中だと、なにもかもこわく見えるよね。さあ、ドラゴンは見つかるかな。けらいたちのドキドキが楽しいドラゴン退治の本。

 

『ぶたくんのそーっとそーっと』ふくだじゅんこ/作 大日本図書
声をかけられれば、かけられるほど、むしゃくしゃするときってない?ぷんぷん、どすどす!むしゃくしゃを止められないぶたくんは、もぐらさんの言葉でかわっていきます。もしかしたら、みんなもまねできるかも!

 

『ユキヒラさんとおなかのすいたゾウさん』いわまタケツグ/文 蟹江杏/絵 クレヨンハウス
おなかのすいたゾウさんを前に、ユキヒラさんがとりだしたのは、みどり色のちいさなおたま。いったい何をするのでしょう。読んでいる私たちも満たされた気持ちになりますよ。

 

『ひつじシステム』大串ゆうじ/作 小学館
なかなかねむれないときは、ひつじが1ぴき、ひつじが2ひき…と数えるといいっていうよね。ぼくも数えはじめたけれど、ひつじがどんどんふえて、えぇぇ!まさか!の展開に。はたして、無事にねむれたのかな?

 

『ガタンゴトンしょうてんがい』古沢たつお/作 PHP研究所
ようちえんの帰りに、おかあさんと買い物にきたコウくん。ガタンゴトンとやってきたのは、やおやさんや、ぱんやさん、レストランもある電車のしょうてんがい。こんなお店に行きたいね。でんしゃの好きな子、さあ、どうぞ。

 

『ここは、ようかいチビッコえん ヒュードロ・タウンのようかいたち』富安陽子/文 大島妙子/絵 福音館書店
ヒュードロ・タウンのチビッコえんには、げんきなこどもたちがいっぱい。あそびもおさんぽも、きゅうしょくもあります。あれ?でも少しちがう?楽しいチビッコえんのいちにちのお話です。

 

『はるがきた!いいものいくつ?』おおたぐろまり/作 福音館書店
こうえんではるをさがしてみよう!なにかいいもの、見つかるかな?カナヘビやチョウチョウ、ハチやメダカがたくさんいるよ。数えながら、さがしてみてね。

 

『もじもじモンスター』キリーロバ・ナージャ/文 古谷萌/絵 五十嵐淳子/絵 文響社
ほかのだれかとは、ちょっとちがう。そんな子どもが主役のえほん『レアキッズのための絵本』シリーズ。学校でほとんどしゃべらない、もじもじくんもじもじさんが主役です。

 

『巨石運搬! 海をこえて大阪城へ』鎌田歩/作 アリス館
お城の大きな石。どこにあったの?どうやってはこんだの?
この絵本の大きな石は、瀬戸内海の島から運ばれます。大きな大きな石を、人が道具をつかって割って、運びます。読みながら、がんばれ!って、おもわずさけんじゃいそう。がんばれ!

 

『あのひのきもち』かさいまり/文 岡田千晶/絵 金の星社
なかよしのネズミとリス。きょうのネズミは、かなしいきもちでいっぱい。リスは、ネズミの話を静かに聞きます。よりそうことのしあわせが染みる絵本です。

 

『ともちゃんとうし』市川朔久子/文 おくやまゆか/絵 岩崎書店
学校にいきたくないともちゃんと、牧場から逃げてきた、うし。のはらでいっしょに遊びます。「もっ」としゃべる、とぼけたうしさんと、わたしもあそびたい!

 

『ぐうたらねこ』ひがしちから/作 佼成出版社
はるくんの家のぐうたらねこは、とにかく、ぐうたら!表紙からぐうたら。ぐうたらポーズのねこが、はしからはしまで、楽しめます!

 

『すいちゃんはいそがしい』こどもの視点ラボ/企画 てんてん/写真 Gakken
4さいのすいちゃんの一日を、ずーっとカメラで追います。子どもはよく遊んでよく動くもの、と思ってはいたけれど、起きてから寝るまで、こんなにいろんなことをして、こんなに動いているんだ!と、びっくりです!

 


★読み物

 

『子ねずみウォルターはのんびりや』マージョリー・フラック/作 徳間書店
気づくと一人ぼっちになっていた、のんびりすぎるウォルター。家族さがしの旅のなかで、ゆかいな仲間と出会います。短い10章に分かれているので、一人で物語を読み始めた人や、おうちの人が読んであげるのにぴったりの一冊。低学年から

 

『つくしちゃんとながれぼし』いとうみく/作 福音館書店
つくしちゃんのおはなし2作目。今回は友だちとのお話が3つ。色えんぴつをかしてあげたくない友だちとのことや、ねこをあずかるお話など、いやだなあと思ったり、すごいなあと思ったり。つくしちゃんのお話を楽しんで。低学年から

 

『純喫茶クライ 地図にないお店』吉田桃子/作 岩崎書店
純喫茶クライは、地図にのっていない不思議なお店。子どもが困っているときに、現れます。喫茶店では代金はいりませんが、メニューをひとつ食べないといけません。喫茶店の心温まる5つのお話を味わってください。高学年から

 

『ライオン』ウイリアム・ペーン・デュボア/作 瑞雲舎
ずーっとむかし。動物は、天使がつくっていました。まず名前を考え、つぎに、それにふさわしい形を考えます。「ライオン」という名前を思ついた天使は、さて、どんな動物をつくるでしょうか。低学年から

 


★知識

『わらって、考える!イグ・ノーベル賞ずかん』ほるぷ出版
人々を笑わせ、思わず考える研究をする人に贈られるイグ・ノーベル賞。
研究内容はとても"ヘン"で、笑ってしまいます。お気に入りは「本当にバナナの皮はすべりやすいのか?」です。

 

『知って極める!ラーメンのすべて』ラーメンのすべて編集部/編 メイツユニバーサルコンテンツ
今や国民食といえる"ラーメン"ですが、ラーメンってそもそもどうやって作るか知っていますか?気になるご当地ラーメンものっていて、読んでいるだけでもお腹がすいてきますね!

 

『そうだったのか!カタツムリとナメクジ』嶋田泰子/著 はたこうしろう/絵 童心社
カタツムリは正式な名前じゃない?仲間は日本に800種類以上もいるって本当?ナメクジはカタツムリの進化したもの?じっくりながめて調べてみると、不思議と驚きがたくさん!

 

『宝石おりがみ キラキラにかがやく』日本文芸社/編 日本文芸社
ダイヤモンド、ルビー、トパーズ、キラキラかがやく宝石が大好きな人、すてきな宝石が折り紙で作れちゃいます。作った宝石はかざったり、アクセサリーにしたり、アイディアもいっぱい!きれいな石の本を探している子、みてね。

 

『星空写真家KAGAYA月と星座 月』KAGAYA/写真 山下美樹/文 金の星社
夜空の楽しみ方を美しい写真とともに紹介しています。月の満ち欠けや月食のしくみだけでなく、天体観測や月の撮影の仕方なども解説してくれています。今日の夜空はどんなかな?

 

『こどもふざけ方教室』オモコロ/著 小学館
『コロコロコミック』の「オモコロ放課後クラブ」のファンブック、だそうです。アツい!とにかくアツい!オトナになってしまったわたしには、読むのも大変だしよくわからないのですが、小学生のみんななら楽しい!

 

『川あそびのやくそく』汐文社
海よりも身近にある、川。橋を渡ったり、河原におりたり。「いつもの場所」だから、その危険に気づきにくいこともあります。毎年、何人ものこどもが、川で命を落とします。命を守るために、危険を知っておきたいですね。

 

『スクールハラスメント』さ・え・ら書房
こどもには、こどもの権利があります。家庭でも社会でも、守られ、こどもにとっていちばんよいことをしてもらう権利があります。それはこどもが長い時間をすごす学校でも、同じです。おとなも、こどもも、この本でいっしょに学びましょう。

 

 『SNSから心をまもる本 被害者にも加害者にもならないために』Gakken
友だちとつながったり、推しとつながったり、楽しいことの多いSNS。でも、ちょっと油断すると危険なことがたくさんあることは、みんな知っているでしょう。わかっているけど、もう一度、きちんとルールとマナーを学びませんか。とりかえしのつかないことになる前に。

 

『じぶんのおていれ、じぶんでできるかな?』岩崎書店
目、はな、耳、歯、つめ、体、かみのけ。全部で7冊。なぜきれいにしなきゃいけないの?どうやってやればいいの?子どもが自分で読んで、自分でできるように書かれています。意外に、おとなでも知らなかったりするかも。

 

『100%スキー』ギョーム・デミュール/著 サウザンブックス社
この冬は、大雪がありましたね。雪の遊びといえば、スキー!スノボ!スキーのことをこの本で読んで、次の冬には、ゲレンデにいってみませんか?菰野町の御在所岳(ございしょだけ)でもスキーができるんですよ。次の冬をお楽しみに!

 

 

 

 

あたらしく入った本(令和7年2月UP)

まだまだ外は寒いけれど、少しずつ春の気配を感じますね!

新しく入った本の中から、おすすめを紹介します。

ぜひ読んでみてね!

 

★絵本

『あくたれラルフますますあくたれる』 ジャック・ガントス/文 ニコール・ルーベル/絵 出版ワークス

るすばんをしていたラルフのところへやってきたのらねこたち。いたずらのかぎりをつくし、町はおおさわぎ!ますますパワーアップするラルフにおどろいて!

 

『カレーライスだいすき』 苅田澄子/文 いわさきまゆこ/絵 金の星社
カレーライスは好きですか?この本では、ていねいにカレーライスを作ります。
特に見てほしいのは、なべのふたをあける瞬間!湯気とともにおいしそうなカレーがページいっぱいに広がります!
今日の晩ごはんのメニュー決定!

 

『100ぴきかぞくすいぞくかんへいく』 古沢たつお/作 大日本図書
ねこのかぞくが、すいぞくかんへ。おなじかおに見えても、みんな、きているものもやっていることもちがう。
すいぞくかん、あなたはどこがすきかな。

 

『ミーコ』 長谷川義史/作 講談社
長谷川義史さんが子どものころに飼っていたねこのミーコ。イヌネコ本の好きな人、泣きます。注意。

 

『それゆけ!ばあちゃんぐんだん!』 ジュディス・カー/作 好学社
なんともパワフルで、ゆかいなおばあちゃんぐんだん!こまったときには、えっ!とおどろくとくいわざで、さっと助けてくれるたのもしさ!
なんだかワクワクするよ。

 

『おせち』 内田有美/作 満留邦子/料理 福音館書店 
実際に作られたおせちを、絵にしました。ひとつひとつの料理の説明と、それがみんな詰まったお重の、なんて美しくておいしそうなこと!

 

『はたらく図書館』『はたらく製本所』 矢萩多聞/文 吉田亮人/写真 創元社 
「写真絵本はたらく」シリーズ、待っていた図書館バージョン!
わたしたちの一日も、ほんとにこんな感じです。これに、行事や会議など様々なことが足されていきます。
製本所の仕事と合わせて、本好き必読です!

 

『せかいにひとつ あなたのうた』 二コラ・デイビス/文 マーク・マーティン/絵 子どもの未来社 
この絵本がうたうのは、「こどものけんり」です。うまれたらすぐ、「こどもらしくいきる」うたがはじまります。それは、ひとりひとりにかならずある、だれにもうばうことができないうた。さあ、うたおう!

 

『ともだち』 リンダ・サラ/文 ベンジー・デイヴィス/絵 ひさかたチャイルド 
とてもなかよしだ、って思っているともだちに、もうひとり、なかよしができたらどう思う?え、って、なんで?って、じゃまをしないでって、思わない?ともだちって、むずかしいけど、大すきだよね。

 

『ペットボトルくんのねっけつ!リサイクルものがたり』 田中六大/作 佼成出版社
みなさんは、ごみをきちんと分別してすてていますか?
ペットボトルをすてるとき、これ、ほんとにリサイクルされてるのかな?なんて思いませんか?では、ペットボトルくんにおしえてもらいましょう!

 


★読み物

『山の学校 キツネのとしょいいん』 葦原かも/作 講談社
本のかしだしカードのピッをやってみたいなあ。そうだ、としょいいんになろう!と、学校にやってきたキツネの子。
図書館でも、バーコードのピッと、本のせなかをコシコシこするのも、人気でした。低学年から

 

『こてんちゃんがきた!』 いとうみく/作 理論社
てんにゅうせいのこてんくんは、ちょっとへん?はねをせおい、げたをはき、うちわをもって…。元気いっぱいこてんくんの楽しいおはなし。低学年から

 

『今日も誰かの誕生日』 二宮敦人/作 光村図書出版
誕生日はやっぱりちょっと特別な日。おめでとうの言葉も、プレゼントも。
誕生日にまつわる6つのお話が入っています。心がほわっとあたたくなるよ。10代から

 

『ハルカの世界』小森香折/作 BL出版
中学生になり、美術部に入った遥は最近、不思議な夢を見る。アウレリアという王国に自分がいる夢だ。どうやらアウレリアは、「絵の中の世界」らしい。遥はその王国を救うため、戦うことを決意する。10代から

 

『トッケビ梅雨時商店街』 ユ・ヨングァン/作 静山社
不幸を売って思うがままの幸せを手に入れる。トッケビたちの待ち受ける不思議な商店街へ向かったセリン。梅雨の間だけの世界。どんな幸せを手に入れる?韓国の小説。10代から

 

★知識

『こおりのせかい なんきょくへいこう』 ひさかたチャイルド
日本から遠くはなれたところにある、世界一寒い南極。南極には、地球のことを知るヒントがたくさん隠されています。南極の自然や地球の秘密を知るために、観測隊員たちがどんな研究をしているのか、見てみよう!

 

『せかいの国鳥 にっぽんの県鳥』 ポンプラボ/編集 カンゼン
多くの鳥の中から、県を代表するシンボルとして選ばれた"県鳥"。また、国を象徴する存在として選ばれた"国鳥"。きれいな写真とともに、紹介されています。
ちなみに三重県の"県鳥"は…知っているかな?

 

『ときめくニッポン職人図鑑』 大牧圭吾/著 オークラ出版
日本各地には、その土地の素材や歴史を生かした伝統工芸品があります。
今回はその伝統工芸品を作る職人さんに注目しました。31人の職人さんに工芸品の作り方やスゴ技のコツ、いろんなことをインタビューしました。三重県の職人さんも登場しますよ。

 

『スポーツを支える仕事』 元永知宏/著 岩波書店
スポーツの仕事とは、選手で活躍することばかりではありません。
広報、記録員、介助員、栄養士、通訳など、さまざまなジャンルがあります。
好きなスポーツに関わりたいけど、選手としては…と思っている人も、チャレンジしてみませんか?

 

『支える仕事の一日』 WILLこども知育研究所/編著 保育社 
「会社員の仕事見る知るシリーズ」の1冊。会社の仕事って、実は、あまりわからない。
そんな、会社の中での仕事を紹介してくれるシリーズです。

 

『動物の今と昔ずかん くらべてみたらすごかった!』 土屋健/著 ほるぷ出版
今見ている動物たちは、昔はこんなすがただったの?大きさも食べ物も、あまりのちがいにビックリ。今の方が少しかわいい気がするのは、見慣れているからかな。面白いよ。見て!

 

『みんなが知りたい!不思議な「カビ」のすべて』 メイツユニバーサルコンテンツ
ダンボールに入れていたみかんにカビがはえてしまった…そんな経験ありませんか?
でも、カビは私たちが使う薬になったり、食べ物になったり、役立つこともあるんです。

 

 

 

あたらしくはいった本(令和2年9月up)

しんがっきがはじまりましたね。まだまだ、あつい日もあるので、
たいちょうにきをつけて、おきにいりの一さつをみつけてくださいね。



★えほん★

『フンころがさず』
  大塚健太/文 高畠純/絵(Pタ) 角川書店
   ぼく、フンをころがすのがだいすきなフンころがし。でもみんなは、へんなやつっていう。
   よし、なまえをかえよう。フンけり、フンこね・・・そうだ!フンころがさず!

『いし』 
  中川ひろたか/文 高畠那生/絵(Pタ) アリス館
   どこにでもころがっている石。この石はどこからきたのかな?
   ふつうのくらしの中にある、「かがく」をたのしくかんがえる絵本。

『うどんできた!』
  加藤休ミ/作(Pカ) 福音館書店
   こなとしおみずをまぜて、どんどんこねる。うどんだんごになったら、
   ふくろにいれて、あしでふみふみ。しばらくやすませて、ぼうでころころぺったん。
   うどんのレシピもついています。

『みずをくむプリンセス』
  スーザン・ヴァーデ/文 ピーター・H・レイノルズ/絵 さくまゆみこ/訳(Pレ) さえら書房
   アフリカにすむ女の子・ジージーは、まいあさ遠くまで水をくみに行きます。でも、水はよごれているので
   すぐにのむことはできません。水がすぐ手に入るくらしが、どれほどしあわせなことかわかります。

『よい子れんしゅう帳』
  おかべりか/作(Pオ) 福音館書店
   つい、わすれものをしちゃう…。ちこくをしちゃう…。でも、このれんしゅう帳をよめば
   そんなしっぱい、なくなるかも!?

『スナックだいさくせん!』
  テリー・ボーダー/作(Pホ) 岩崎書店
   袋からぬけ出したおかし(スナック)たち。楽しく遊んでいたけど、
   <モンスターぼうや>が帰ってきたら食べられちゃう!
   なんとか逃げる方法を考えたけど、うまくいくのか!?
   裏表紙まで、しっかり見てね

『おんどりあるくよ』
  リチャード・スキャリー/さく(Pス) 好学社
   歩いたり、走ったり、飛んだり、いろんな動物が出てきます。
   動物が好きなお子さんにおすすめ。絵がすっきり収まった、
   絶妙な本のサイズにも、ときめいてしまいました。

『えほん なぞなぞうた』
  谷川俊太郎/文 あべ弘士/絵(Pア) 童話屋
   これはなぞなぞかな?詩かな?答えを読むと、ちょっとせつなくなるような、
   ふしぎな絵本の登場です。

『にんぎょのルーシー』
  SOOSH/ぶん・え(Pス) トゥーヴァージンズ
   だれも信じてくれなかったけど、わたしはずっと人魚に夢中。
   いつか会いたいと海へいっていたら、本当に会えた!でも、
   彼女とともだちになって、毎日遊んでいたある日、大きな嵐がやってきて…。
 
『だれのほね?』
  たけうちちひろ/文・切り絵(Pタ) 出版ワークス
   切り絵で描かれた骨の絵。だれの骨か、当てられるかな?
   次のページを見たら、ちょっとびっくりしちゃうかも。動物が好きなあなたにおすすめ。

『ジュリアンはマーメイド』
  ジェシカ・ラブ/作(Pラ)
サウザンブックス社 
   通り過ぎたマーメイドが頭をはなれないジュリアン。人魚のまねをしていると、おばあちゃんに見つかってしまった。
  マイノリティというテーマが、鮮やかな色彩で描かれる。なんといってもおばあちゃんが素敵!

『はかせのふしぎなプール』
  中村至男/作(Pナとも)福音館 
   はかせのけんきゅうじょの、おおきなプールで、はかせと「じょしゅくん」が、
  これはなんだ?と あてっこをしていますよ。作者はグラフィックデザイナー。
  シンプルでわかりやすく、シュッとし た絵のえほんです。

『75億人のひみつをさがせ!』
  クリスティン・ローシフト/作(Pロ) 岩崎書店 
   75億、とは、世界中に住んでいる人のかず。探し絵本のような見かけで、
  読んでいくといつの間にか、ひとりひとり違っていて、そして大切なんだよ、と
  語っている絵本です。親子で読んでみてください

『せんそうがやってきた日』
  二コラ・デイビス/作 レベッカ・コップ/絵(Pコ) すずき出版
   とつぜんやってきた戦争にすべてをなくし、難民になった子どもたちがいる。
  イギリスで、教育を受ける権利の象徴として描かれた一脚のいすは、希望のいすになり、広がっていく。
  やさしい詩とやさしい絵が、心を打ちます。

『おむすびころりんはっけよい!』
  森くま堂/作 ひろかわさえこ/絵(Pヒ) 偕成社

    いがみあう、さんかくおむすびのくにとまんまるおむすびのくに。
    ふたつのくにのとのさまは、とのさまどうしのおすもうで決着をつけることになりますが・・・。
    手にあせにぎる戦いのゆくえはいかに!?400個以上のおむすびが登場!
    おむすび好きにはたまらない絵本です。

★赤ちゃんえほん★


『かえるじゃん』
  つるたあき/作・絵 (Pツ) 角川書店
    これな~んだ?おいしそうなトマト!とおもったら・・・
    次々とオドロキの絵があらわれます。ドキドキしながら、ページをめくらずにはいられない。 

『ねんころりん』
  ジョン・バーニンガム/作・絵(Pハ) ほるぷ出版
    ねむくてねむくてたまらない。ねこのあかちゃん、おかあさん。
    ぐっすりねむって、げんきになあれ。いっしょにねむってしまいそうな、やさしい絵本。


★よみもの★

『きつねのしっぽ』
 おくはらゆめ/作(Fオ) 小峰書店
    一日三かい、ていれをしているきつねのしっぽ。
    たいへん!あるあめの日、だいじなくしをおとしてしまいました。
    こころが、ふんわりあたたかくなるおはなしです。低学年から

『ウサギとぼくのこまった毎日』
 ジュディス・カー/作・絵 こまだともこ/絵(933/ケル) 徳間書店
   トミーは、学校の先生がかっているまっしろなウサギをあずかることになりました。
   でも、そのウサギがいえにきてから、わるいことばかりおこります。
   このウサギはのろわれているのでしょうか。低学年から

『ルドルフとノラねこブッチー』
 斎藤洋/作(Fサ) 講談社
   ひっこした金物屋さんの飼いねこだったブッチーは、今はノラねこです。
    しかしルドルフは、最近ブッチーの元飼い主が町にいるのを見かけました。
   ふしぎに思ったルドルフは、仲間とともに、その理由をさぐり始めます。中学年から

『無限の中心で』
 まはら三桃/著(Fマ) 講談社
 数学っていったい何?なぜマイナスかけるマイナスがプラスになるの?
 それすら意味がよくわからないのに、数学研究部へ取材に行けなんて頼まれても困る!
 完全に文系女子の「とわ」が出会った、数研のミステリーとは…?10代から

『スイマー』
 高田由紀子/作(Fタ)ポプラ社
  新潟県の佐渡にひっこしてきた航(こう)。水泳はもうやらないと決めたけれど、熱心なクラスメイトにさそわれて、
  しぶしぶプールに通いはじめます。しかし、町にたった一つのそのプールがなくなるかもしれなくて…。
  水泳を通して航たちが成長していく姿をえがいた青春小説です。10代から

『歌がにがてな人魚』
 ルイス・スロボドキン/作(933スロ) 瑞雲社
 
 絵本でもおはなしでも、作品がいつもあったかいスロボドキン。歌が好きなのに、
 にがてな人魚シンシアのおはなしも、安心して楽しめます。短いので、読んであげるなら年長さんからでも。

『じりじりの移動図書館(ブックカー)』
 廣嶋玲子・まはら三桃・濱野京子・工藤純子・菅野雪虫/著(F)講談社

  人気児童文学作家、5人の競作リレー小説、第三弾。
 今回の舞台は移動図書館「ミネルヴァ号」。ドアの向こうの車内にはたくさんの本!
 でもご用心!あんまり本に夢中になっていると気が付いたら、そこは、あなたの知らないセカイかも!
 『ぐるぐるの図書室』、『ぎりぎりの本屋さん』を描いた5人が、それぞれの作品に不思議なブックカーを
 登場させ、本にまつわる5色の物語をつむぎます。10代から

『バウムクーヘンとヒロシマ』 
 巣山ひろみ/著(Fス)くもん出版

 デパートなどで人気のユーハイムのバウムクーヘン。実は、日本で初めて販売されたのは
 広島の物産陳列館、のちの産業奨励館、そして今は、原爆ドームと呼ばれている場所だと
 いうことを知っていましたか?どのようにして、日本に来て、お菓子を作ることになったのでしょうか?
 ひとりのドイツ人菓子職人を通して、戦争と平和を考えます。10代から


 ★ちしきの本★ 


『こどもプレゼン教室』
 前田鎌利/著(809) 宝島社
  みんなにじぶんの考えていることをわかってもらうのって、むずかしいよね。
   この本は、あいてに思っていることを伝えるための、コツがかいてあるよ。
 
『タコとイカはどうちがう?』
 峯水亮/写真 池田菜津美/文 杉本親要/監修 (484)  ポプラ社
   海にすんでいるタコとイカ。足がたくさんあって、スミをだしてにげて。
   タコとイカはどこがちがって、どっちがすごいの?
   タコとイカのひみつがいっぱいの本。

『あいうえおさん』
 森絵都/文 荒井良二/絵(807) 河出書房新社
   いっけん意味のない文章に思えますが、絵もいっしょに見るとクスッと笑える
   リズミカルな本です。声に出して読んでみてはどうでしょうか。大人にもおすすめです。

『たくさんのふしぎ版 南極のさかな大図鑑』
 岩見哲夫/文 廣野研一/絵(487) 福音館書店
   南極海は世界で一番冷たい海です。そこに住んでいる魚がこおらないのはどうしてでしょうか。
   生きるためにさまざまな変化をした魚たちに出会ってみよう!

『こどもたちと楽しむ お相撲ことば』
 「おすもうさん」編集部/編著(788) ベースボール・マガジン社
   「押しの一手」「揚げ足を取る」「待ったなし」などなど。相撲ではどういう意味で
 使っている?相撲をくわしく知らない人でも楽しめます。例文での使い方が、これまた面白い。
 
『ハクトウワシ』
 前川貴行/写真・文(488) 新日本出版社 
 
   表紙はハクトウワシのアップ!すごい迫力です!目力に引き込まれてしまいます。
  極寒の地でたくましく生きる姿は、神々しいほど。一時は絶滅危惧種にも指定されていました。
 彼らが空を飛ぶ姿を、自分の目で見てみたいです。

『チェンジ!』
 越智貴雄/著(780人権) くもん出版
   自分に残されたもの最大限に活かして、パラリンピックを目指すアスリートたち。
   障害者のイメージを超えた、パラアスリートのカッコいい写真を見てほしい!
 オッチーカメラマンの熱意が伝わってきます。

『さかな博士のレアうま魚図鑑』
 伊藤柚貴/著(664) 日東書院
   とあるテレビ番組で人気になった、さかな博士ちゃん。手描きの魚のイラストに、大人顔負けの解説。
 おいしく食べてほしいから、自分で魚もさばきます。
 手に入れやすさと、おいしさをランク分けしているところも面白いですよ!

『超リアル戦国 武士と忍者の戦い図鑑』
 (210) G.B 
   武士の下着の形とか、槍のリアルな長さとかって、知ってますか?とぼけたイラストと解説に、つい笑っちゃう本です。

『ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ』
 前野ウルド浩太郎/著(486) 光文社 
   おとな向きででていた本ですが、サイズを大きくし、ルビつき、解説つき、フルカラー写真のこども向きも出ました。
   金なしコネなし、モーリタニアでバッタ相手に奮闘する様子にどんどん引き込まれていくこと間違いなし!
   著者がやっと研究所に採用されるあたりでは、本人に同調して泣けてくるほどだ!

『博物館のプロのスゴ技で自然を調べよう』全4巻 
  小川誠・奥山清市・矢野真志/共著(407) 少年写真新聞社 
   ①発見と採集②観察と調査③標本と工作④展示と発表。生き物から植物まで、どんな道具を使い、
   どんな手段で採集をすればよいのか。標本はどう作り、どう見せればいいのか。博物館の学芸員が
   教えてくれます。小学生から大人まで有効な調査の方法がわかります。

『話せばわかる!イヌごころ』 
 (645)ポプラ社

   イヌがあくびするときってどんなきもちかな?ペロペロ、人間のかおをなめるのはどうして?
   かわいいポーズのしゃしんもたっぷり!ねこが大すきな人には『ネコごころ』もよんでみてね。

あたらしくはいった本(令和元年7月up)


もうすぐ夏休みですね!
図書館は、本がたくさんあって、宿題ができて、すずしくって、夏休みにはぴったり。
自由研究や読書感想文に使う本のことで、聞きたいことがあったら、
図書館の人に聞いてね。
みんなが来てくれるのを楽しみにしています!


 

★えほん★


『へいわとせんそう』
 谷川俊太郎/文 Noritake/絵 (Pノ) ブロンズ新社

 へいわのボクとせんそうのボク、へいわのかぞくとせんそうのかぞく。
 同じ人や物、場所でも、ページをめくっていくうちに、かわっていく。
 へいわとせんそうのちがいがわかるかな?あたらしいへいわ絵本。


『タタタタ』
 りとうようい/作 (Pリ) すずき出版

 タタタタ、はしってくるチーター。きがついたガゼルがにげる。
 あれれ?チーターはガゼルをとびこし、ヌーのむれもとびこし、タタタタ。
 いっしょにたのしくはしりたくなるね。


『なまえのないねこ』
 竹下文子/文 町田尚子/絵 (Pマ) 小峰書店

 ぼくはなまえがない「ねこ」。ほんやさんのねこも、やおやののねこも、
 みんななまえをもっている。ぼくもなまえをさがしにいったけど、
 みつからなくてあまやどりをしていると・・・。
 ちいさな女の子にであって、わかった。ほんとうにほしかったもの。


『らくごえほん てんしき』
 川端誠/作  (Pカ にんき者) 角川書店

 川端誠さんのらくごえほん、出版社を変えて新作が登場です。


『とりづくし』
 内田麟太郎/作 石井聖岳/絵 (Pイ) 鈴木出版

 ことり ちりとり きれいずき。 きれいな へやに うっとり ことり。
 あんな「とり」、こんな「とり」。そんな「とり」?
 「とり」づくしのことばあそびえほん。


『もしもだるまにであったら』
 山田マチ/作 福島モンタ/絵 (Pフ) あかね書房

  もしも道ばたでだるまにであったらどうしますか?もしもこいのぼりが泳いでいたら…?
  そんな、もしもの世界にまよいこんだときのための絵本です。


『マチルダとふたりのパパ』
 メル・エリオット/さく (Pエ) 岩崎書店

 てんこうせいのマチルダには、パパがふたりいるんだって。だからきっと、
 楽しさも2ばい!はやくマチルダのうちにいきたくて、ウズウズしてたけど…
 思ったよりおもしろくない。だって、ぜんぜん、ふつうなんだもん!


『あみかけクジラ』『クジラまつり』『もりくいクジラ』
 川村たかし/文 赤羽末吉/絵 (Pア) BL出版

 1973年に出版された絵本が復刻しました。四日市にもクジラにまつわる話や、
 お祭りがありますね。昔むかしの、クジラと人とのつながりを感じさせる絵本です。


『もじもじこぶくん』
 小野寺悦子/ぶん きくちちき/え (Pキ) 福音館

 とってもはずかしがりやで、いつも、もじもじしている「こぶくん」。その姿を見ていると、
 小さいころの自分を思い出します…。私もそうだった…という大人にも、
 引っ込み思案なこどもたちにも、読んでほしい絵本です。
 がんばれ、こぶくん。おいしいアイスクリームのために!


『かめくんのさんぽ』
 なかのひろたか/作 (Pナ にんき者) 福音館

 今日は、ぽかぽかいい天気。おさんぽにいこうとさそいますが、みんなおひるね。
 えっちら、おっちら、かめくんのさんぽのはじまりです。
 「ぞうくんのさんぽ」に新しい一冊が加わりましたよ。


『DJ YOYO』 
 おおなり修司/文 飯野和好/絵 (Pイ) 絵本館 

 もうおきろYO!ちこくするYO!おきようYO!YOYOYO!
 こんなDJであさ、おこしてくれるんなら、すぐおきちゃうよね!


『でんせつのじゃんけんバトル』
 D・ディウォㇽト/文 A・レックス/絵 (Pレ) 河出書房新社

 ふつうのじゃんけんなんだけど、なんでこんなにハイテンション!?
 読みきかせに人気の本です。絵本の文字の迫力に負けないよう、
 盛り盛りで読むのがコツ!


 

★あかちゃんのえほん★


『ぺったんこぷっくらこ』
 矢野アケミ/作 アリス館

 ホットケーキはぺったんこ。シュークリームはぷっくらこ。じゃあ、ふうせんは…?
 いろんなぺったんことぷっくらこをみつけてみよう。


『さんびきのおさる』
 あべけんじ/作 福音館書店

 いぼん、にぼん、さぼんはさんびきのおさる。なかよくおさんぽにおでかけ。
 くりくりおめめにふわっとした毛並がかわいい、フランスの子どもたちが夢中になったそう。


 

★よみもの★


『鬼遊び 鬼よぶわらべ歌』
 廣島玲子/作 (Fヒ) 小峰書店

 知らない子どもがそばにいる。知ってる子どもが消えている。鬼のあそびはほんとに
 こわい。遊んでいるうちに、ふとしたことで鬼の領域に足をふみいれた子どもたち。
 うっすらこわい8つのおはなしを、夏の夜にぜひどうぞ。中学年から。


『こわいオオカミのはなしをしよう』
 ウィリアム・マクリーリー/作 (933マク) 岩波書店

 マイケルはパパに、おはなしをしてもらうのが大好き。お気に入りのオオカミが
 登場したおはなしは、マイケルの手助けでどんどん進み…。親子のやりとりが楽しい、
 一気に読みたくなる物語です。高学年から。


『マザーグースのうた』
 蜂飼 耳/文 (931)ポプラ社

 欧米でよく知られているマザーグース。おもしろい歌、ふしぎな歌、すこしこわい歌。
 どこかで聞いたことがあるかも。ページの終わりにのっている英文は、
 リズムがあってとっても楽しい。中学年から。


 

★ちしきの本★


『水木しげるの妖怪えほん』
 水木しげる/著  (388) 講談社

 たくさんの妖怪のすがたを絵にしてきた、水木しげるの世界にようこそ。
 NHKEテレ「てれび絵本」で人気をよんだ「水木しげる妖怪えほん」が本になりました。
 子どもも大人も楽しめる妖怪絵本。


『日本昔ばなしのことば絵本』
 (388) ナツメ社

 昔ばなしには、今ではあまりみかけたり聞きなれない道具や仕事が出てきます。
 そういったことばをジャンルごとに章にわけ、絵と説明文でわかりやすく紹介しています。
 読んで楽しいまめちしきや行事の由来、行事にまつわる出来事も知ることができます。


『なぜなぜ?かいけつルーペくん』
 うえたに夫婦/著 (404) パイインターナショナル

 おうちのふしぎをさがせ!えんぴつ、電子レンジ、カビ、お金…あれもこれも、気になる!
 小学生低学年にもおすすめできる、科学の本です。


『身近なアリけんさくブック』
 (486) 仮説社

 日本に住んでいる約300種類のアリの中から、よく見かけるアリをえらんでくわしく説明。
 体の大きさ、色、住んでいる場所、とくちょうなど、アリの生活がよーくわかります。
 こんなにいっぱいいたのかと、びっくり!これであなたもアリ博士。


『そうだったのか!しゅんかん図鑑』
 伊知地国夫/写真  (746) 小学館

 シャボン玉がわれるしゅんかんを見たことがありますか?シャボン玉のほかにも
 いっしゅんでおわってしまう「しゅんかん」をじっくり見ることができる図鑑です。


『数え方図鑑 身近なモノをなんでも数えてみたくなる!』
 やまぐちかおり/絵 (815) 日本図書センター

 ものの数え方にはちゃんとルールや意味があると知っていますか?
 この本では、宇宙人など架空の生きものの数え方も教えてくれます。


『かがくのとものもと』月刊科学絵本「かがくのとも」の50年
 (019 研究)福音館書店

 『ばばばあちゃん』や『みんなうんち』など、雑誌「かがくのとも」からは、たくさんの
 すばらしい絵本が生まれました。50周年を記念し作られたこの本は、
 かがくのとも全リストや、作家のコメント、一冊のかがくのともができるまで、など、
 もりだくさんで楽しさいっぱいです!

あたらしく入った本(平成28年 11月up)

秋もおわってだんだん冬にちかづいてきましたね。
さむい日はあたたかいへやの中でゆっくり本をよむのもいいですよ。
かぜをひかないように気をつけてくださいね。


えほん



『夢にめざめる世界』
 ロブ・ゴンサルヴェス/作(Pコ)ほるぷ出版

  『終わらない夜』『真昼の夢』に続く、夢のような、だまし絵のような絵本。
  一枚一枚の絵を、じっくりみてください

『まどべにならんだ 五つのおもちゃ』
  ケビン・ヘンクス/作(Pヘ)徳間書店

  あなたのおうちの、まどのまえに、なにか小さいものをかざっていませんか?その人たち
 は、まどべでずうっと「なにか」をたのしみにまっているんですよ。つぎは、なにがやって
 くるかな、ってね


『ふくろうおやこ おやここうもり』
  フィッツパトリック/作(Pフ)BL出版

 いっぽんの木のえだ。上には、ふくろうのおやこ。下には、こうもりのおやこ。上と下とで、
 それぞれじけんがおこります。字のないえほんなので、ねんれいをえらばず、楽しめます。


『あくたれラルフのハロウィン』
  ジャック・ガントス/文 ニコールー・ルーベル/絵(Pル)PHP研究所

 おともだちのハロウィンパーティーにいくことになったセーラとラルフ。
 なかよしのふたりはおたがいのまねをしてでかけますが、ラルフはいたずらばっかり。
 セーラはなきだしてしまいます。なかよしのふたり、なかなおりはできるかな。


『おおどろぼうヌスート』 
  高畠純子/文 高畠純/絵(Pタ)ほるぷ出版

 王さまからおおどろぼうヌスートにとどいた手紙。
 「なんでもぬすめるなら、わしの宝をぬすんでみよ。勝負だ!」とかいてありました。
 ヌスートはあることを思いつき、返事をだしました。
 さあ、この勝負、王さまとヌスートはどちらが勝つのかな?


『キリンですけど』
  高倉浩司/文 丸山誠司/絵(Pマ)絵本館

 キリンですけど、チーターにあこがれています。チーターになったゆめをみてじそく
 100キロではしりました。でも、チーターにむいてないかも。キリンですけど、ウシにも
 なってみたい・・・。ゆめのなかでいろいろなものになっているキリンのはなし。おもわず
 アハハとわらってしまう。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

『プーさんとであった日』 
  リンジー・マティック/ぶん ソフィー・ブラッコール/え(Pフ)評論社

 「くまのプーさん」その名前を一度は聞いたことがありませんか?実は、本物のくまの
 ウィニーがいたんです。1914年、ある兵士がこぐまに出会いました。そして、軍隊でいっ
 しょにくらすようになったんです。ウィニーの名前は、大事なふるさとの名前。戦争が進む
 につれて、いっしょにはいられなくなったけど、ウィニーはあのクリストファー・ロビンに出
 会います。世界でいちばんゆうめいなクマ、プーさんのおはなしです。


『いたずらえほんがたべちゃった!』 
  リチャード・バーン/作(Pハ)ブロンズ新社

 え!ウソ!ホントにたべちゃったの!?おさんぽしてたら犬がいなくなったり、救急車が
 きえちゃったり、えほんが全部たべちゃった!!ありそうでなかった、おかしな絵本。
 だれかこの絵本に、いたずらしちゃダメ!って言ってあげて。


あかちゃんえほん



『とりがいるよ』
  風木一人/さく たかしまてつを/え(Pタ赤ちゃん絵本)角川書店

 とりがいるよ いっぱいいるよ あかいとり、あおいとり、ちいさなとり、おおきなとり、
 まあるいとり。いっぱいいるよ いろんなとりがいるよ はじめてのかず、いろ、おおきさに
 ふれる絵本。ぜひ赤ちゃんと一緒にゆびさししながら楽しんでみてください。

 

『10ねこ』
 岩合光昭/作(Pイ赤ちゃん絵本)福音館書店

 最近、はやりのねこちゃんたち。元祖といえば写真家の岩合さん。今回も、世界中で

 撮影された、かわいいねこたちがいっぱい。ページをめくるたびに1ねこ、2ねこと

 増えていくかぞえねこの写真絵本です。



よみもの


『くじらのくじらん』
 市川宣子/作(Fイ)リーブル

 海のそこでバナナをみつけたくじらのくじらん。
 くじらんはバナナをお月さまだとおもって、
 空にふきあげました。ところがお日さまはしらんかお…。低学年から


『世界一の三人きょうだい』 
 グードルン・メプス/作(943メフ)徳間書店

 両親とはなれて、大学生のお兄ちゃんのアパートで一週間くらすことになった、三年生の
 女の子マキシと弟のレオン。三人だけでくらすのはちょっと大変かな…。でも、はじめての
 ことばっかりで楽しいかも!歳の差があるきょうだいって、こんな感じ?中学年から


『もりモリさまの森』 
 田島征三/作 さとうなおゆき/絵(Fタ)理論社

 おじいちゃんに届いた葉っぱの手紙。動物になってしまったリンタロウたち。けずられて
 いく山。ケモノたちといっしょに人間と闘うことになってしまい…。
 絵本をたくさん描いている田島征三さんが、20年かけて書いた、初めての児童文学です。
 田島さんが子どもの頃に体験した、団地の開発が元になっています。高学年から

 

『星になった子ねずみ』 
 手島悠介/作 岡本楓子/絵(Fテ)講談社

 子ねずみのチッくんは、日本がむかし昭和の戦争をしていたころに、鹿児島の飛行場で
 生まれました。いつもやさしくしてくれた特攻隊員のパイロット、千倉少尉(しょうい)の
 手紙を届けるために鹿児島から東京へむかいますが、待ち受けていたのは焼夷(しょうい) 
 弾の嵐で・・・。戦争中のこどもたちのこと、神風特攻隊員の青年たちのことを伝える物語。
 やさしい絵とわかりやすい文章で書かれています。高学年から

 

『昔話法廷』
 今井雅子/原作 NHKEテレ「昔話法廷」制作班/編(F)金の星社

 これから3つのふしぎな裁判がおこなわれます。被告人は『三匹のこぶた』のコブタ、
 『かちかち山』のウサギ、『白雪姫』の王妃。いったいどんな裁判になるのでしょうか。

 あなたも傍聴(ぼうちょう)席でいっしょに裁判を見守りましょう。昔話の登場人物たちを
 現代の法律で裁(さば)く「昔話法廷」開廷(かいてい)!高学年から



ちしきのほん


『世界の恐竜MAP』 
  (457)エクスナレッジ

 最新の調査記録によるデータから、世界の地図と、、そこで見つかった恐竜を、
 こまかく、かっこいいイラストでえがいてあります。一家に一冊ほしい!
 さいごの、さくいんページをぜひみて!

『その道のプロに聞くふつうじゃない生きものの飼いかた』
 (480)大和書房

 サソリ!?そんなもの飼えるの?買ってきたアサリ、ウズラの卵をふ化させて・・・。
 さあ、どんなものでも飼ってみましょう!

『さかなクンの一魚一会(いちぎょいちえ)』
 さかなクン/作(289サ)講談社

 テレビで、楽しそうにお魚の話をしているさかなクン。子どものころはどんなふうだった?
 高校や大学へ進学するときは?とってもゆかいで夢中な人生。進路に迷っている人は
 ぜひ読んでみてね


『こどものとうひょう おとなのせんきょ』
 かこさとし/作(314)復刊ドットコム

 1983年の本の復刊です。選挙とは?投票とは?民主主義とは?すべてひらがなで
 書かれていて、絵本のよう。でも、本当に大切なことが書いてある。『からすのぱんやさん』 
 のかこさとしさんが、「少数でもすぐれた考えや案を、狭い利害や自己中心になりやすい
 多数派が学び、反省する、最も大切な『民主主義の神髄』をとりもどしたいという願いで
 かいたものです」と語っています。1983年から、わたしたちは成長したでしょうか?

『みんなのおりぞめ』 
  (753)仮説社

 和紙を半分におって、また折ってまた折って…。折ったかどを染料につけて広げて
 みると…!びっくり!きれいなもようが紙いっぱいにあらわれます。色をかえたり、折り方
 をかえてみたり、いろいろためしてみてね。そめた紙で作るグッズものっています。






あたらしく入った本(平成28年9月UP)

あつい夏もすぎて、少しずつすずしくなってきました。
秋はおいしいたべものがいっぱいありますが、
ついついたべすぎておなかをこわさないようにきをつけてくださいね。

えほん



『ぼくのいちにちどんなおと?』 
  山下洋輔/文 むろまいこ/絵(Pム) 福音館書店

 こうちゃんがあさおきて、かおをあらいます。ぴちゃら、ぱしゃら、ぺしゃら、ぷるるる・・・。
 ごはんをたべて、学校へ。すると、にゃごら、にゃごろ、きばがきかて、ほらおん、ほらおん、ぐわわ・・・。
 ねこと、いぬが、けんかのまっさいちゅう。いえへかえって、ぽしゃらだ、ぱしゃら、ぺしゃら・・、みずまき
 をしていると、ままもめ、むめめ、むかもかめか。なんだかママがおこっています。
 こうちゃんのいちにちは、音でいっぱい。あなたのまわりの音はどんなかな?

『おたのしみじどうはんばいき』 
 宮地和代/作(Pミ) アリス館

 「なにがでるか おたのしみ」とかいてあるじどうはんばいき。
 のどがかわいたから、ジュースがのみたいなあと、1のぼたんをおすといちごがごろごろ。
 なんだかへんだな、と2のぼたんをおすと、びっくり!にんじゃがいっぱいでてきた。
 さあ、ほかのぼたんからは、いったいなにがでてくるかな?


『ジャック船長とちびっこかいぞく』
  ピーター・ベントリー/文 ヘレン・オクセンバリー/絵(Pオ) BL出版

 ジャックとザックとカスパーのさんにんぐみ。
 おそれをしらないうみのゆうしゃは、すなはまでかいぞくせんをつくっている。
 できあがったかいぞくせんにのって、ジャックせんちょうはさけぶ。
 「いかりをあげろ!」。マストにかぜをうけ、さんにんぐみはせかいじゅうへしゅっぱつ!
 さんにんの、たのしいぼうけんのおはなし。


『ぶきみなよるのけものたち』
 ジアナ・マリノ/作(Pマ) BL出版

 まっくらやみのなか、ぶきみなよるのけものたちが、うろついている。こわい。こわい。
 アウーーアウアウアウーーー。ぶきみなこえもきこえてくる。
 こわくてこわくて、けものたちはみんないっしょに、ぶきみなよるのけものからにげまわる。
 パチッ。きゃーっ!とつぜんあかりにてらされたのは・・・・?だれ?

『小さなサンと天の竜』
 チェン・ジャンホン/作(Pチ) 徳間書店

 『ウェン王子とトラ』などのチェン・ジャンホン新刊。
 できるわけない、と言われたことに立ち向かい、やがて山を動かした小さなサン。
 迫力ある竜、そしてサンのまっすぐな目がこちらに向かってくるようです。

『スタジオジブリの乗りものがいっぱい』
 (Pにんき者) 徳間書店

 メーヴェ、ガンシップ、ゴリアテ、サボイアS‐21・・・これでワクワクした人へおすすめ!
 ジブリアニメの、機械の乗り物だけを集めた絵本です。もちろんハウルの城も!

『とうきび』  
 クォン・ジョンセン/詩 キム・ファンヨン/絵(Pキ) 童心社
 たのしみにそだつのをまっていた、とうきび。せんそうがおきて、ぼくたちは
 とうきびもすててみしらぬとちへにげることになった。作者のクォン・ジョンセンが
 小学生のときに書いた詩を日・中・韓平和絵本シリーズにてしゅっぱんされました。

『300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート』
 エミリー・ジェンキンス/文 ソフィー・ブラッコール/絵(Pフ) あすなろ書房
 ブラックベリー・フールってなあに?見れば見るほど、おいしそう!
 昔は作るのもたいへんだったんだね。今なら、すぐに作れそう?
 ちゃんとレシピものっていますよ。


『ハワイ島(しま)のボンダンス』 
 いわねあい/ぶん おおともやすお/え(Pオ) 福音館書店

 日本の夏といえば、花火や祭りに、盆踊り。ハワイに、盆踊りそっくりな
 ボンダンスがあるのを知っていますか?先祖に感謝をして、いっしょに
 楽しむのがボンダンス。日本のお盆と同じですね。
 絵本を読みながら、ハワイのボンダンスをのぞいて見てみましょう。

『がらくた学級の奇跡』 
 パトリシア・ポラッコ/作(Pホ) 小峰書店

 ピーターソン先生の特別クラスは「がらくた学級」。私も新学期からこの
 クラスに入った。ちょっとかわった子が多いクラス。がらくた置き場の
 ゴミクズみたいだから、そんな風に呼ばれるのかな。ちがうよ、本当は
 もっとちがう意味があるんだよって、教えてくれたのはピーターソン先生だった。
 人と違うことに不安になった時、そっと背を支えてくれるおはなしです。




あかちゃんえほん


『ぞうちゃんのいやいや』 
 三浦太郎 /作 (Pミ赤ちゃんえほん) 講談社

 ぞうちゃんのきらいなものはぜんぶ「いやいや」
 すきなものは?おしゃべりがすこしできるようになった子どもたちにぴったりの絵本です。


よみもの


『ツトムとでんしゃのカミサマ』
 にしかわおさむ/文・絵(Fニ) 小峰書店

 えをかくのがだいすきなツトム。きょうも、だいすきなおばさんのうちへなにかを
 だいじそうにもってやってきますが・・。「スズメのおんがえし」など、ツトムとたくさんの
 おともだちとのたのしいおはなしが6つのっています。低学年から

『ペットのきんぎょがおならしたら・・・・・・?』
 マイケル・ローゼン/作(933ロセ) 徳間書店

 子いぬがほしくてたまらないエルビー。ところがある日、ママがつれてかえったのは、なんときんぎょ!
  しかたがないのでエルビーはきんぎょに「フワフワ」というなまえをつけていぬのげいを
 おしえることにしますが・・。エルビーときんぎょのフワフワのあかるくゆかいなものがたりです。低学年から


『七十二歳の卒業制作』
 田村せい子/作(Fタ) 福音館書店

 たったひと月しか通えなかった中学校。63歳の田村さんは
 <やっと自分の番が来た>と、夜間中学校に入学し、高校・大学まで進みます。
 そして、児童文学作家の富安陽子さんの教室で書いた、小説の数々が本になりました。
 戦後の懐かしい景色が目に浮かぶようです。十代から


『なきむしこぞう』
 今村葦子/さく 酒井駒子/え(Fイ) 理論社

  しずかな、なつの、ゆうがた。そっと、いえでをした、ぬいぐるみの、
 ぞうと、きりんと、らいおん。あのこが、あんまり、かってばかりするから、
 いやになって、いえでをしたのです。でも、あのこが、なきながら、よんでいるときいて…。
 ぬいぐるみたちの愛らしさ、あのこの寂しそうな姿に胸がきゅっとします。低学年から


『せなか町から、ずっと』
 斉藤倫/著(Fサ) 福音館書店

 不思議な形をした、せなか島。そこに暮らす人たちの、ちょっぴり不思議なできごと。
 想像してみて。風があるのにちっともゆれないカーテン、いつも走り回って名前をおとしてしまった女の子、
 カウボーイが見たまっしろな夢…。詩人が書いた、想像の扉を開くような物語です。中学年から


『カルペパー一家のおはなし』
 マリオン・アピントン/文(933アヒ) 瑞雲舎

 ルイス・スロボドキンの絵もかわいらしい、紙人形の家族のおはなしです。
 家のすみに作られたカルペパーさんのおうち。そこから始まる家族のくらし。
 子どもが見つからなくなったり、旅行に出かけたり、びっくりするような知り合いができたり…。
 カルペパーさん一家は、きょうは、なにをしているのかな?中学年から


 

ちしきの本

『まちのしくみ』
 (307)  東京書籍

 まいにちたくさんの人たちがつかっている駅。駅員さんや駅長さんは、どこでどんな仕事をしているの?
 みんながだいすきな、回るおすしはどんなふうにつくられているの?
 動物園の動物たちはなにをたべているの?びょうきになったときはどうするの?
 みんなの知らないバックヤードのひみつが、よーくわかります。

 

『チリメンモンスターのひみつ』
 (667) 偕成社

 まだまだ、いるいる!チリメンモンスター!
 チリメンジャコを買ってきたら、探して、見つけて、食べちゃおう!


『サメのひみつ10』 
 (487) ブックマン社

 クイズ!サメのなかまはどれ?①クジラ②イルカ③エイ
 どれだと思う?答えは本を開けばすぐわかるよ。
 サメのすごさ、サメの不思議がつまった一冊。写真がけっこう怖いのです…。

あたらしく入った本(平成27年1月up)

新年あけましておめでとうございます。
今年も、どうぞよろしくお願いします。
2015年も、図書館をたくさん利用してくださいね。



えほん


『もりのふくろう』
 おおなり修司/文 おぼまこと/絵 (Pオ) 絵本館

 しずかなよるのもり。リスたちはつかれてぐっすりねむっているし、
 キジはたまごをあたためながらうとうとしている。
 シカもサルも、どうぶつたちはみんなねむっている。おきているのは…。
 しずかなしずかなえほんです。おやすみまえにどうぞ。(の)

『カッパもやっぱりキュウリでしょ?』
 シゲタサヤカ/作 (Pシ)講談社

 どうしてもキュウリがたべたい!よる、じどうはんばいきでキュウリをかったかえりにカッパがであったのは…。
 だれかたおれている!これは…もしかして…。いえにつれてきてかんびょうするカッパだけど…。
 おおわらいすることまちがいなし。(の)


『せんひくよろこび』こどものとも年中向き2014年12月号
 片山健/作 福音館

 みちにせんをひくっておもしろいよね。まっすぐまっすぐ、まがってまがって、ずんずんずんずん。
 どこまでひけるかな。あー、やってみたいね。(の)


『ゆでたまごひめとみーとどろぼーる』
 刈田澄子/さく 山村浩二/え (Pヤ)教育画劇

 おべんとうばこのおしろには、かわいいゆでたまごひめがすんでいます。
 あるひ、おしろのたからばこがからっぽになってしまいました。
 どうやらはんにんは、まんまるあたまのさんにんぐみ「みーとどろぼーる」のしわざみたい!
 ゆでたまごひめたちがさんにんのあしあとをおいかけていくと…。
 おべんとうばこのなかまたちがかつやくするゆでたまごひめの絵本、第二弾。(か)


『コアラのクリスマス』
 渡辺鉄太/さく 加藤チャコ/え (Pカ)福音館書店
   
 コアラさんのすむ、もりのなかのどうぶつむらは、あついなつにクリスマスがやってきます。
 ことしもどうぶつたちは、じゅんびでおおいそがし。コアラさんが木のうえでうとうとしていると、
 「きたのくにぐにが ゆきあらしで みなみのくにまで プレゼントをくばりにいけません」というサンタからの
 てがみがとどきました。みんなでそうだんしてコアラさんがサンタになることになり…。
 たのしみにしている子どもたちに、プレゼントはちゃんととどくかな?(か)


『ほんをひらいて』
 トニ&スレイド・モリスン/文 シャドラ・ストリックランド/絵 (Pス)ほるぷ出版

 ひとりぼっちじゃないよ。こわくないよ。本をひらけばほら!ひろいせかいがみえてくる。
 アメリカの、とてもゆうめいなさっか、トニ・モリスンが、本をよむことのたのしさをおしえてくれます。(ち)


『ゆらゆらチンアナゴ』
 横塚眞己人/しゃしん 江口絵里/ぶん (Pヨ)ほるぷ出版

 すいぞくかんでにんきがでてきている、「チンアナゴ」をしっていますか?
 水のそこのすなからひゅーっとのびて、ゆらゆらゆれる、ほそなが~いいきものです。
 チンアナゴって、ヘビ?サカナ?ミミズ?こたえは、本をみてね。(ち)


『ふゆのむしとり!?』
 はたこうしろう・奥山英治/作 (Pハ)ほるぷ出版

 ふゆに虫なんていないでしょ?……ほんとうに、そうかな?さむいふゆだって、
 あっちにもこっちにも、気になる虫がたくさん!ふゆだって、虫とりは面白い。
 虫のこと、もっともっと知りたくなっちゃう楽しい絵本です。(い)


『ぼくのニセモノをつくるには』
 ヨシタケシンスケ/作 (Pヨ)ブロンズ新社

 やりたくないことはロボットにやってもらおう!ロボットを買って、
 ぼくのニセモノをつくる!え、ぼくはどんな人かって?いろいろ答えてるんだけど、
 まだ足りないの?えーと、うーんと……ぼくって、どんな人?(い)


『マララさん こんにちは』
 ローズマリー・マカーニー/文 (P)西村書店

 ノーベル平和賞の受賞者マララ・ユスフザイさん。強い意志をもって勉強を続ける彼女。
 教育を受けるのが当たり前の日本では、遠い国の人?いえいえ、世界中のこどもたちが、
 まるで友達のようにマララさんを見ていますよ。マララさんと、女の子たちの声を聞いて
 みてくださいね。きっと、あなたも挨拶をしたくなりますよ。(い)


『トムテと赤いマフラー』
 レーナ・アッロ/文 カタリーナ・クルースヴァル/絵 (Pク)光村教育図書

 小さいころ、なくしてしまった赤いマフラー。どうなってしまったのか気になってしかたがありません。
  スウェーデンに伝わる小人トムテから、聞こえてきたマフラーと旅のお話…。
 もしかしたら、あなたがなくしたマフラーもこんな旅をしてきたのかも?想像をめぐらせたくなる絵本です。(い)


あかちゃんえほん

 

『きょうのおやつは かがみのえほん』
 わたなべちなつ/さく (Pワ 赤ちゃん絵本コーナー)福音館書店

 おやつのしたくをはじめよう。ボウルにたまご、こむぎこ、おさとう、ぎゅうにゅうをいれて…。
 えほんをまっすぐひらくとえがうつって、立体的にみえるかがみのような紙のふしぎなえほんです。
 ぜひ手にとってよんでみてください。(か)

 


よみもの


『あしたあさってしあさって』
 もりやまみやこ/作 はたこうしろう/絵 (Fモ)小峰書店

 くまのこのおとうさんは、しばらく、うちをはなれ、とおくのまちでしごとをしています。
 おかあさんに「いつかえってくるの?」ときくと「しあさって。」とおしえてもらいました。
 はやくしあさってになあれ!うれしくてたまらないくまのこは…。
 こころがじんわりあたたかくなるおはなしです。(か)


『シロガラス ①②③』(つづきあり)
 佐藤多佳子/作 (Fサ)偕成社

 そんなに仲良くもない同士もいる、五年生の6人。白烏(しろがらす)神社の境内に
 ぐうぜん6人がそろったとき、とつぜんなぞの青い光にうたれ、全員がたおれた。
 『一瞬の風になれ』の佐藤多佳子による、先が楽しみなファンタジーです(ち)


『星のこども』
 川島えつこ/作 (Fカ) ポプラ社

 五年生の新しいクラスになかなかなじめない「ゆい」。お姉ちゃんは生物の先生。
 サンショウウオとか、メダカやイモリなんかをたくさん飼っている。そんなお姉ちゃんが
 「あかちゃんがうまれるんだ」って……びっくり!おなかの中の赤ちゃんって、どんな顔をしているのかな?
 はたこうしろうさんの、やわらかな絵も素敵な物語です。小学校高学年から(い)


『オリガミ・ヨーダの研究レポート』
 トム・アングルバーガー/作 徳間書店(933アン)

 ドワイトの指にいつもはまっているオリガミのヨーダ。相談をすると、けっこういい答えをくれるらしい。
 ヨーダはもちろん、スター・ウォーズにでてくる偉大なるジェダイマスター。
 あちこちにかわいいスター・ウォーズのイラストがちりばめられています。
 でもお話は、アメリカのふつうのティーンの日常。アメリカの子どもにとても支持されている本なのです!
 オリガミ・ヨーダを考案したのは、日本の折り紙作家・川畑文昭さんですよ。高学年から。(ち)


『ラモーゼ 上下』
 キャロル・ウィルキンソン/作 (933ウィ) くもん出版

 エジプトに暮らす王子ラモーゼ。父王の後妻に暗殺されかけたが、生きのび宮殿をぬけだす。
 初めてのことばかりで戸惑うラモーゼ。奴隷の女の子との友情や、見知らぬ生活。
 王宮に戻ることはできるのか…。下巻では予想外の展開に、ページをめくる手が止まりませんでした。
  西洋のファンタジーとは違う、エジプトの神話や空気が伝わる作品です。高学年から(い)

 


ちしきのほん


『みんなのチャンス』
 石井光太 (367)少年写真新聞社

 家がなく、学校にも行けず、一日中はたらいている子どもが、地球で4億人いることを知っていますか?
 その子どもたちの写真と、日本の日常の写真がならべられ、問いかけてきます。
 どんなにひどい環境でも、笑顔を向ける子どもたち。一枚の写真は、どんなことばよりも、事実を伝えてくれます。(ち)


『<できること>の見つけ方』
 石田由香里・西村幹子/著 (369) 岩波ジュニア新書

 視覚障害を持ちながら、和歌山を出て東京の大学に通い、フィリピンやイギリスに留学している石田さん。
 前向きな生き方をしているようにみえても、親に「お前さえいなかったら」と言われ、
 何度も何度もくじけています。今、生きることに疲れている人、進路に悩む人、
 自分とはなにかわからなくなっている人、すべての人に読んでほしい1冊です。(ち)


『地雷をふんだゾウ』
 藤原幸一 (489) 岩崎書店

 東南アジアでは野生のゾウより、家畜のゾウのほうが多いと言われているそうです。
 地雷を踏んでしまい足をなくしてしまったゾウは、重い体重を支えきれずに死んでしまうこともあります。
 地雷の怖さと、家畜のゾウのつらい現実が目に飛び込んできます。(い)


『みんな知りたい!ドクターイエローのひみつ』
 飯田守/作 (546) 講談社

 時刻表にものっていない、新幹線のおいしゃさんドクターイエロー。名前は知っていてもなかなか
 見ることのできない新幹線。ドクターイエローはどんなことをしているの?そんななぞにつつまれた
 ドクターイエローのひみつをさがしに、しゅっぱつしんこう!(の)


『親子で楽しむ!プラバンでつくる本格マスコット』
 NanaAkua/作 (751) 日東書院本社

 絵をかいてオーブントースターにいれて、あっというまにできてしまうプラバンのマスコット。
 おーっ!これならできるとおもうものがいっぱい。やけどをしないようにちゅういして、がんばってつくってみてね。(の)

あたらしく入った本(平成26年7月up)

早くもあつい日がやってきましたね。
じどうしつは夏休みにむけて準備開始(じゅんびかいし)です!
みなさんも宿題の準備はおはやめに・・・!


えほん

『おやすみおやすみ』
シャーロット・ゾロトウ/文 ウラジミール・ポプリ/絵  (Pホ) 岩波書店

 クマ、ハト、サカナ、ウマ、イモムシ、こねこなど、たくさんの動物たちのねむるようすを
 やさしいことばと色づかいで描いた絵本です。おやすみ前にぴったり!(か)

『ならんでるならんでる』
竹下文子/作 鈴木まもる/絵 (Pス)偕成社

 
ちいさいありがならんでる。あひるがならんでる。こどもが10にんならんでる。
 それから、それから、どんなたのしいことがまってるのかな?きっと、ならぶのがどんどんたのしくなってきますよ。
 鈴木まもるさんのやさしくてかわいい絵もすてきな絵本です。(か)

『あかいえのぐ』
エドワード・アーディゾーニ/作 (Pア)瑞雲社

 
お父さんは絵かき。お金はありませんが、5人かぞくはなかよしです。
 さいごのしあげの赤い絵の具も、たべるものもなくなり大ピンチになったとき、
 ふたりの子どもががんばります。名作をたくさんかいているアーディゾーニが残した、すてきなえほん。(ち)

『大きくなるってこんなこと!』
ヘレン・オクセンバリー/作 (Pオ)評論社

 小さいぼうやの冬の服をはこにしまい、春がきて、夏がきて秋がきて、
 また冬になってはこをあけると、もう服は小さくなっていました。ぼくは大きくなったんだ!
きせつとともに、ぼうやの成長をえがきます。(ち)

『どっとこどうぶつえん』
中村至男/作 (Pナとも)福音館書店

 □■■□のように、いろんな色の□ばかりでどうぶつをかいてみたよ!なんのどうぶつかわかるかな?(ち)

『あっ、ひっかかった』
オリヴァー・ジェファーズ/作・絵 (Pシ)徳間書店

 
凧(たこ)をとばして、あそんでいたら、木にひっかかっちゃった!凧をとるために、くつをなげ、
 ネコをなげ、あれもこれもなげて…。どうして、そんなものまで、なげちゃうの!?ラストは、
きっとツッコミを入れたくなりますよ。(い)

『ほうれんそうは ないています』
鎌田實/文 長谷川義史/絵 (Pハ)ポプラ社

 農家の人がいっしょうけんめい育てたほうれんそう。おいしくなあれ、おいしくなあれと、笑いかけていた野菜。
 酪農家の人がいっしょうけんめい育てた牛。おいしいね、おいしいねと、笑いかけていた牛乳。
 原発事故がおきて、すべて捨てられてしまいました。その悲しさに気づく絵本です。(い)


『どうぶつたちは しっている』 
イーラ/写真 マーガレット・ワイズ・ブラウン/文 (Pイ)文遊社

 どうぶつたちの目が、じっとなにかを見つめています。いったい、なに?なにがあるの?
 白黒写真はあんまり…と、読まずにいるのはもったいないですよ。(い)


『ぼく、みつけたよ』 
あべ弘士/作 (Pア)ビリケン出版

 とても あつい ある日。 ぼくは ふしぎな あしあとを みつけた。
 きっと 恐竜のあしあと! ふしぎな あしあとを さがしに しゅっぱつ!
 じつは、このあしあと、三重県総合博物館にかざられています。あなたは見つけられるかな?(い)

『ミスターワッフル!』 
ディヴィッド・ウィズナー/作 (Pウ)BL出版

 とある家に迷いこんだ、うちゅうじんみたいな生き物。ネコのワッフルがちょっかいを出しますが、
 あちらは命がけの争い!何語をしゃべっているのかわかりませんが、じっと見つめてしまいます。
 この面白さに気づいたら、ぜひ同じ作者の絵本も読んでみてください。(い)


『あめふりうります』
平田昌広/文 絵/野村たかあき (Pノ)講談社

 〈ねこがかおをあらうとあめがふる〉とはむかしからのいいつたえ。
 ある日、ぐうたらねこのねこきちはおかしなしょうばいを思いた。
 「ひがーしのはたけにあめざんざん」そういって、かおをごしごし。すると…。(の)

『ねむいんだもん』
福田幸広/写真 ゆうきえつこ/文 (Pフ)そうえんしゃ

 すやすや すーやすや。まきばでうまが、パンダがきのうえで、らっこがうみのうえで。
 ねむっているときってなんだかわらっているみたいだね。ああ、なんだかねむたくなってくる。(の)

『やぎや』
長野ヒデ子/作 スズキコージ/絵 (Pス)すずき出版

 まちはずれのもりのなか、トンネルをくぐるとやぎのいっかがくらしてた。
 みんなではたけをたがやして、パンをやいてスープをつくって。めえー、めえー。うめえーうめえー。(の)

『うみべのいす』
内田麟太郎/文 nakaban/絵 (Pナ)佼成出版社

 しろい はまべに いすが ひとつ。すわっているのは だれ?
 ねこが うみのほうに みているのは さかな。
 くまが みているのは?みんな それぞれ みえるものが ちがいます。
 あなたは なにが みえるかな。(の)

あかちゃんえほん


『ぎゅうぎゅうぎゅう』
おーなり由子/作 はたこうしろう/絵 (赤ちゃんえほん Pハ)講談社

 おててをぎゅう。おなかをぎゅう。おかあさんやみんなでぎゅうってたくさんすると、
 とってもあたたかいきもちになれる赤ちゃん絵本です。
 ぜひ親子のスキンシップにも使ってみてください。読み聞かせにもぴったりです。(か)

『なにからできているでしょーか?』
大森裕子/作  (赤ちゃんえほん Pオ)白泉社

 おにぎり、ラーメン、ハンバーガー・・・。おいしそうな食べものがいっぱい。
 でも、なにからできてるのかな?ぜひ、親子でお話ししながら、いっしょにページをめくって楽しんでください。(か)


よみもの




『そこから逃げ出す魔法のことば』
岡田淳/作  (F/オ)偕成社

 ぼくのおじいちゃんはすごい!こたつの妖怪から逃げ出したり、一寸法師になったり、
 安全ピンで海賊とたたかったり。このすごいおじいちゃんの冒険は、ふたりだけのひみつ。   
 小学校中学年から(の)

『ネネとヨヨのもしもの魔法』
白倉由美/作 (Fシ)徳間書店

 もしも…とか、こうだったらな…と「想像」することが禁じられた世界。
 聖マルグリット学院で暮らす子供たち。ネネが見つけた<もしもの魔法>ノートが、新しい世界を開いていきます。
 小学校高学年から(い)


ちしきのほん

『図解!!やりかた大百科 for KIDS』   
Joseph Pred/著 (033) パイ インターナショナル

 静電気で水を曲げるには?ロケットを発射するには?月の満ち欠けの見方、おたまじゃくしの育て方など
 役立ちそうな実験や探検のやりかたがいっぱい!でもこの本はそれだけではない!
 ガムを鼻でふくらませるには?ゾンビになるには?忍者の障害コースの走り方など
 おもしろくてちょっとかわった、学校では教えてくれないけど役にたつ(かもしれない)241の豆知識がいっぱいです。(か)

『日本の駅 なるほど百科』
(546)交通新聞社

 約4600あるJRの駅名を、ぜんぶのせました!面白い駅は写真と解説つき。アイウエオ順の
 駅名リストもカンペキ。交通新聞社の本は、マニアには目が離せません。(ち)

『古くて新しい椅子』 
中嶋 浩郎 /文 パオラ・ボルドリーニ /絵 (583)福音館書店

 10歳のマルコは勉強机をもらうことになりました。何十年も前の、古くてボロボロの机とイス。
 新しい机を買ってもらえると思ったのにな…。でも家具職人に直してもらったら、まるで新品のよう。
 イタリアではそういった職人が、今も生活の中にとけこんでいるそうです。そんなふうに長く物を
 使っていけたらいいですよね。(い)

『「赤毛のアン」と花子 翻訳家・村岡花子の物語』 
村岡恵理/文 布川愛子/絵 (910)学研

 名作、「赤毛のアン」を初めて日本に紹介した、村岡花子。
 彼女はどんな人だったのでしょうか。子どもたちに夢や希望をもってもらおうと
 戦争中も必死に訳し続けることをあきらめなかった、一人の女性の物語。
 朝の連続テレビ小説、「花子とアン」も人気の今、こちらもおすすめです。(か)


『「少年探偵団」大研究 上下』
(Fエ)ポプラ社

 『少年探偵団』『怪人二十面相』のシリーズを読んだことありますか?
 学校の図書室の隅にある、ぶきみだけど気になってしまう表紙。みんなのお父さんやお母さん、
 ひょっとしたらおじいさんやおばあさんも、子どものころ、むちゅうになって読んだはず。
 登場人物や、個々の作品、舞台の地図など、シリーズの魅力をすべて網羅した研究本です。(ち)

あたらしく入った本(平成26年5月up)

昨年から少しずつかわってきたじどうしつ。いすとつくえも、ぜんぶ新しくなっています。
かわいい色とかたちのいす、ぜひすわってみてくださいね!

えほん

『どっしーん!』
 岩田明子/作・絵 (Pイ)大日本図書
 急げ!急げ!急がなくっちゃあっちからもこっちからも、みんなが急いではしったから、どっしーん!
 いたたっ。ぶつかっちゃった!あれれ?なんだか、からだがおかしくなってきて・・。 (か)

『雪のおしろへいったウッレ』
 エルサ・ペスコフ/作・絵 (Pへ)徳間書店
 スウェーデンに住む男の子ウッレ。あたらしいスキーをはきたくて、しかたがない。早く冬が来ないかなぁ。
 きれいに雪が積もったら、冬王さまにごあいさつ。やさしい童話のような絵本です。 (い)

『やくそく』
 ニコラ・デイビス/文 ローラ・カーリン/絵 (Pカ)BL出版
 わたしはスリだった。ある日、おばあさんから、カバンをぬすんだ。食べものやお金が入っているはずのカバン。
 でも中に入っていたのは、みどり色のドングリ。「おまえさんにやるよ。これを植えるってやくそくするんならね」
 このステキなやくそくを、わたしは守ろうと思った…。(い)

『どんぐり』
 エドワード・ギブス/作 谷川俊太郎/訳 (Pキ)光村教育出版
 じめんにおちていたちっちゃなどんぐり。いろいろなどうぶつがやってきて、たべようとします。
 どんぐりはそのたびに「もっとおいしくなるから、たべないで。」とおねがいします。
 どうぶつたちがつぎつぎといってしまったあと、どんぐりから、めがでて、おおきくなって。
 うわー!どうなったかは、お楽しみ。(の)

 
あかちゃんえほん

『おんなじおんなじおんなじね』
 苅田澄子/作 つちだのぶこ/絵 (赤ちゃんえほん)学研
 みいちゃんのおめめ、だれとおんなじ?ぷくぷくほっぺ、だれとおんなじ?おんなじ、おんなじ、みつけるのは、たのしいね。
 みんなはだれとおんなじところがあるかな?かぞくみんなでたのしめるえほんです。(か)

『かしの木の子もりうた』
  ロバート・マンチ/原作  細谷亮太/文  いせひでこ/絵
                (お父さんお母さんへコーナーPイ)岩崎書店
 どんなに大きくなっても、あなたはかわいい、わたしのあかちゃん。優しい言葉の繰り返しが、じんわりと心にしみます。
 おとうさん、おかあさん、赤ちゃんに接する人に、ぜひ読んでほしい一冊です。(い)


よみもの

『メリサンド姫 むてきの算数!』
 E・ネズビット/作 (933/ネス)小峰書店
 人間と妖精がいっしょに暮らしていたむかし、いじわるな妖精に呪いをかけられてしまった お姫さま。
 呪いをとくため、やってきたひとりの王子さま算数の力で妖精の呪いに
 たちむかう。お話の中には作者の好きだった、いろいろなお話が少しずつかくれています。
 なんのお話かは読んでのお楽しみ。(の)

『迷宮ヶ丘 』 1丁目~0丁目
 (F)偕成社
 あなたのすぐそばで起きるかもしれない、きみょうなお話をあつめた全10巻のシリーズ。
 短編集です。6丁目の「不自然な街」では、鈴鹿市在住の伊藤美香さんの作品が読めますよ!(ち)


ちしきのほん

『いまこそ沖縄 沖縄に親しむ50問50答』
  行田稔彦/著 (29)新日本出版社
 メンソーレ!海がきれいで食べものはおいしいっ。大人気の観光スポット沖縄。
 でも、実は知っているようで、ほんとは知らないことも多いのでは?
 歴史、文化、基地のことなど、沖縄について、50問50答、Q&Aで紹介します。
 調べ学習や、旅行に行く前にぜひ、さんこうにしてみてね。(か)

『思い出をレスキューせよ!
 堀米薫/文 (36)くもん出版
 ぼろぼろになった古い本を直す、紙本・書籍保存修復士、金野さん。大津波で
 変わりはててしまった故郷の一面のがれきの山の中には、大事な”思い出”がたくさんありました。
 きれいに元通りになった写真が、希望をつないでいきます。(い)
 
『江戸時代の科学者』
 西田知己/著  (40)汐文社
 江戸時代の科学者、玉川兄弟、青木昆陽、平賀源内などなど。どんな人で、
 いつ、どんなことをしたかがよくわかります。おーっ!こんなことをしていたのかとびっくり!
 みらいの科学者をめざすあなた。ぜひ読んでね。(の)

『花のつくりのおもしろさ』
 写真・文/川上昭吾 (47)トンボ出版
 花を分解したりした写真で、どんなつくりになっているのか、とてもわかりやすく
 おしえてくれます。にている本はほかにもあるけど、これはおすすめ!(ち)

『新 なでしこゴール 女子のためのサッカーの本』
 (78)講談社 
 サッカーをやりたい女の子のための、すべてがつまった本。めざせ!未来のなでしこ!(ち)

『歩未とばあちゃんのシャボン玉』
 國森康弘/写真・文 (49)農文協
 南相馬市に暮らすおばあさんと、ガンで寝たきりになってしまったおじいさん。
 楽しみは、孫の歩未(あゆみ)ちゃんの顔を見ること。そして、仮設住宅でそっと
 息をひきとったおじいさん。悔しさも悲しみも、時間とともに流れていきます。
 「いのちのバトン」をつないでいくように。(い)

『バケツで実践!超豪快イネつくり』
  (61)農文協
 たった一粒の種モミが、一万粒にもなる!・・・と聞けば、挑戦してみたくなるよね!
 なんと、バケツでできるんだよ!さあ、さっそく始めてみよう!(ち)

あたらしく入った本(平成26年3月up)

あたらしく入った本のなかから、
じどうしつのかかりが気に入った本をしょうかいします。

☆としょかんのホームページがあたらしくなりました☆
  図書館にあたらしく入った本の中から、じどうしつのかかりが
  お気に入りの本をしょうかいしていきます。たのしみにしていてね。
(か)


『チャーリー、おじいちゃんにあう』
 エイミー・ヘスト/文 ヘレン・オクセンバリー/絵(Pオ 岩崎書店)
  おじいちゃんがやってくる!ぼくとチャーリーはえきにむかえにいくことになった。
チャーリーをおじいちゃんにしょうかいするのだけれど、おじいちゃんはいぬと、ともだちになるやりかたをしらないらしい。
さあ、ふたりはともだちになれるかな。(の)

『はしれ ディーゼルきかんしゃデーデ』 
 すとうあさえ/文 鈴木まもる/絵(Pス 童心社)        
  新潟(にいがた)から、福島(ふくしま)の郡山(こおりやま)まで、まよなかに出発!
雪が降ってくるし、長い坂道でデーデは止まってしまいそう。
福島まで走りきることができるでしょうか。
力強いきかんしゃの音が聞こえてきそうです。(い)   

『いのちをいただく』 
 内田美智子/作 魚戸おさむとゆかいななかまたち/絵(Pウ 講談社)           
  牛肉は、だいじに育てた牛を殺してつくる。
坂本さんはかなしくて、「(牛を育てるのは)もう止めよう」と、なんども思った。
それでも止めなかったのは…?だいじに育てた牛を、だいじに食べること。
じっくり読んでほしい絵本です。(い)        

『ジャーニー 女の子とまほうのマーカー』 
 アーロン・ベッカー/作(Pヘ 講談社)         
  女の子が見つけた赤いマーカー。ドアかいたら、その向こうはふしぎな森。
川にきたら、ふねをかこう。女の子のぼうけんはどこまで続くんだろう。
文字がないから、あなたの言葉をつけたしてね。(い)        

『だるまなんだ』 
 おおなり修司/文 丸山誠司/絵(Pマ 絵本館)                    
  だ・る・ま・さ・ん・が・・・えぇ、そんなことに!?動きも、絵も、なんだか変。
このおもしろさ、読んでのおたのしみ。(い)        

『犬になった王子』 
 君島久子/文 後藤仁/絵(Pコ 岩波書店)     
  『白いりゅう 黒いりゅう』(92 岩波書店)に収録されているチベットの民話が、
うつくしい絵本になりました。大切な食べ物、麦をめぐる、王子の冒険の物語。
宮崎駿の『シュナの旅』(72 児庫)という作品は、この物語をベースにかかれたそうです。(ち)     

『ぼくらのひみつけんきゅうじょ』 
 森洋子/作(Pモ PHP研究所)     
  家の前の道は、ぼくらのあそび場。なわとびゆらせばジャングルだ。
やかんにすわれば宇宙飛行。黒と赤だけでかかれる絵に注目。(ち)     

 
『どこどこハート』 
 tupera tupera /作(赤ちゃんえほん ブロンズ新社)      
  にわとり、ゴリラ、おんなのこ・・。ページをひらけば、たくさんのハート・ハート・ハート!!
いろとりどりのせかいがひろがります。いくつみつけられるかな?
ひとりでもおやこでもいっしょにたのしめます。(か)      
 
『にんじん だいこん ごぼう ~日本の昔話より~』 
 植垣歩子/再話・絵 (赤ちゃんえほん 福音館)      
  にんじんとだいこんとごぼうの色は、もともとはしろかったんですって!
あるひ、どろんこあそびをしていたら・・。あらら。
なかよしさんにんは、どうしてあんな色になっちゃったのかな?
日本の昔話をもとにした、絵もおもしろくて、たのしい絵本です。(か)      
 

『ゾウと旅した戦争の冬』
 マイケル・モーパーゴ/作(933モ 徳間書店)      
  空襲警報のなるドイツの町を脱出し、少女リジーと家族、小ゾウのマレーネの旅が始まった。
苦しい中にも、小ゾウの存在が人々を助け、読むほうの心も温かくしてくれます。10代から。(ち)      
 
『にげだした王さま』 
 宮下すずか/作(Fミ くもん出版)      
  本の中の文字が、夜になると、ごしょごしょおはなし。
いばりんぼうの「王」が「玉」にむかって、「へんてこな点があって、かっこわるいね」
なんて言ったからさあたいへん!点のついてる文字たちにおいかけられて、「王」はにげだしちゃった。(い)      
 
『絵本の記憶、子どもの気持ち』 
 山口雅子/著(研究 019 福音館)        
  子どものころに「読んでもらった」絵本を覚えていますか?
著者に導かれて大学生が思い出す絵本の記憶は、母親との暖かい思いでした。
子どもにかかわるすべての人に読んでもらいたい本です。(ち)       

『「生きられた家」をつむぐ』
 奥山明日香/著(平凡社 520)       
  いろいろな形の家や、建築家の言葉がでてくる「くうねるところに すむところ」シリーズ(い)       
 
『漫画家たちの戦争』(シリーズ全6巻) 
 手塚治虫ほか/作(まんが 金の星社 726)       
  手塚治虫、赤塚不二夫、ちばてつやなど、日本を代表する、
漫画家たちが、戦争の悲劇や二度と起こしてはならないという
メッセージをこめて描いた作品を集め、シリーズ化されました。
漫画を通して、戦争というものをあらためて、考えさせられる作品ばかりです。(か)       
 
『なぞかけ動物園』『なぞかけ食堂』
 ねづっち/著(理論社 807)       
  「○○とかけて、△△ととく、その心は!」江戸時代にうまれた、なぞなぞの形。
ちょっとむずかしい?大人もちょっと困っちゃうような、なぞかけがいっぱいです。(い)