2026年10月の記事一覧
災害はきっと起きてしまうから、その後のことを考えよう
『今さら聞けない防災の超基本 地震・津波・台風・猛暑・豪雪etc.から命を守る』 永田 宏和/監修 朝日新聞出版(市立・成人 369.3//25)
近年、地震や豪雨など災害のニュースを目にすることが増えたように思う。特に大雨被害なんて頻発しているので、数十年に一度なんて嘘やん、と思っている。発災後、日常を取り戻すまでの辛い生活を思うと恐怖しかない。職業柄か性分なのか、「今、地震が起きたらどうなるだろう」とか、「浸水被害にあったらどうしよう」とか、ふとしたときに不安でいっぱいになる。
「防災」って何をすればいいのか。いつだって「想定外」がある。「こうしておけばよかった」は、あとからなら言えるけど、それって間に合ってない。被災後で困ってる時点で言っても、なんの役にも立たないじゃん、って思ってしまう。
この本には、発災時のシミュレーション、災害への備え、避難生活の基本、被災後の生活再建などが分かりやすく紹介されている。被災した後のイメージトレーニングがしやすくて、かなりおススメできる。
人は一度経験したことには耐性がつくようにできているらしい。実際に被災してしまう前にイメージトレーニングを繰り返しておけば、「起きてほしくないけど、きっと起こってしまう災害」を乗り越えていけるような気がする。
この場所、昔はこんな風景だったのか!
『保存版 四日市今昔写真帖』 岡野 繁松・森 逸郎/監修 郷土出版社(市立・地域 L223//01)
今回ご紹介するのは、明治から平成までの四日市や三重郡のまちの様子を収めた写真集です。商店街や病院、学校、映画館など、当時の風景だけでなく、人々の日常が生き生きと写し出されています。
自分が生まれる前の時代でも、なぜか懐かしさを感じる一冊。昔を知る方には「あの頃」を思い出すきっかけに、若い世代には自分の暮らすまちの新たな一面を発見できる内容です。
ご家族や友人と写真を見ながら語り合うのもおすすめです。気になった方は、ぜひ手に取ってみてください。
「世界のかけら」見てみませんか?
『世界のかけら図鑑 The collection of the beautiful pieces in the world』 古河 郁/著 KADOKAWA(市立・成人 404//24)
本のタイトルと、表紙の印象的なイラストに惹かれて手に取った一冊です。
フラクタル、魔法陣、ラプラスの悪魔。スプートニク、月の石。
何となく聞いたことはあるけれど、よく分からないまま生きてきた言葉。
この世界を構成するそんな概念や知識が「世界のかけら」として紹介されています。
天文学・物理学・数学・生物学に関する72の「世界のかけら」。
12名のイラストレーターによる素敵な挿絵と共に、分かりやすく解説されています。
それぞれ見開き1ページで構成されているので、どこから読んでも大丈夫。
まずは目次を開いて、心惹かれる「世界のかけら」を探してみてください。完全に文系な私でもイメージを膨らませながら愉しめる一冊でした。
また、関連図書や参考文献・資料も丁寧に記載されているので、興味を持った分野について、さらに探求する手がかりにもなります。