カテゴリ:こどもの本のしょうかい

あたらしく入った本(平成28年9月UP)

あつい夏もすぎて、少しずつすずしくなってきました。
秋はおいしいたべものがいっぱいありますが、
ついついたべすぎておなかをこわさないようにきをつけてくださいね。

えほん



『ぼくのいちにちどんなおと?』 
  山下洋輔/文 むろまいこ/絵(Pム) 福音館書店

 こうちゃんがあさおきて、かおをあらいます。ぴちゃら、ぱしゃら、ぺしゃら、ぷるるる・・・。
 ごはんをたべて、学校へ。すると、にゃごら、にゃごろ、きばがきかて、ほらおん、ほらおん、ぐわわ・・・。
 ねこと、いぬが、けんかのまっさいちゅう。いえへかえって、ぽしゃらだ、ぱしゃら、ぺしゃら・・、みずまき
 をしていると、ままもめ、むめめ、むかもかめか。なんだかママがおこっています。
 こうちゃんのいちにちは、音でいっぱい。あなたのまわりの音はどんなかな?

『おたのしみじどうはんばいき』 
 宮地和代/作(Pミ) アリス館

 「なにがでるか おたのしみ」とかいてあるじどうはんばいき。
 のどがかわいたから、ジュースがのみたいなあと、1のぼたんをおすといちごがごろごろ。
 なんだかへんだな、と2のぼたんをおすと、びっくり!にんじゃがいっぱいでてきた。
 さあ、ほかのぼたんからは、いったいなにがでてくるかな?


『ジャック船長とちびっこかいぞく』
  ピーター・ベントリー/文 ヘレン・オクセンバリー/絵(Pオ) BL出版

 ジャックとザックとカスパーのさんにんぐみ。
 おそれをしらないうみのゆうしゃは、すなはまでかいぞくせんをつくっている。
 できあがったかいぞくせんにのって、ジャックせんちょうはさけぶ。
 「いかりをあげろ!」。マストにかぜをうけ、さんにんぐみはせかいじゅうへしゅっぱつ!
 さんにんの、たのしいぼうけんのおはなし。


『ぶきみなよるのけものたち』
 ジアナ・マリノ/作(Pマ) BL出版

 まっくらやみのなか、ぶきみなよるのけものたちが、うろついている。こわい。こわい。
 アウーーアウアウアウーーー。ぶきみなこえもきこえてくる。
 こわくてこわくて、けものたちはみんないっしょに、ぶきみなよるのけものからにげまわる。
 パチッ。きゃーっ!とつぜんあかりにてらされたのは・・・・?だれ?

『小さなサンと天の竜』
 チェン・ジャンホン/作(Pチ) 徳間書店

 『ウェン王子とトラ』などのチェン・ジャンホン新刊。
 できるわけない、と言われたことに立ち向かい、やがて山を動かした小さなサン。
 迫力ある竜、そしてサンのまっすぐな目がこちらに向かってくるようです。

『スタジオジブリの乗りものがいっぱい』
 (Pにんき者) 徳間書店

 メーヴェ、ガンシップ、ゴリアテ、サボイアS‐21・・・これでワクワクした人へおすすめ!
 ジブリアニメの、機械の乗り物だけを集めた絵本です。もちろんハウルの城も!

『とうきび』  
 クォン・ジョンセン/詩 キム・ファンヨン/絵(Pキ) 童心社
 たのしみにそだつのをまっていた、とうきび。せんそうがおきて、ぼくたちは
 とうきびもすててみしらぬとちへにげることになった。作者のクォン・ジョンセンが
 小学生のときに書いた詩を日・中・韓平和絵本シリーズにてしゅっぱんされました。

『300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート』
 エミリー・ジェンキンス/文 ソフィー・ブラッコール/絵(Pフ) あすなろ書房
 ブラックベリー・フールってなあに?見れば見るほど、おいしそう!
 昔は作るのもたいへんだったんだね。今なら、すぐに作れそう?
 ちゃんとレシピものっていますよ。


『ハワイ島(しま)のボンダンス』 
 いわねあい/ぶん おおともやすお/え(Pオ) 福音館書店

 日本の夏といえば、花火や祭りに、盆踊り。ハワイに、盆踊りそっくりな
 ボンダンスがあるのを知っていますか?先祖に感謝をして、いっしょに
 楽しむのがボンダンス。日本のお盆と同じですね。
 絵本を読みながら、ハワイのボンダンスをのぞいて見てみましょう。

『がらくた学級の奇跡』 
 パトリシア・ポラッコ/作(Pホ) 小峰書店

 ピーターソン先生の特別クラスは「がらくた学級」。私も新学期からこの
 クラスに入った。ちょっとかわった子が多いクラス。がらくた置き場の
 ゴミクズみたいだから、そんな風に呼ばれるのかな。ちがうよ、本当は
 もっとちがう意味があるんだよって、教えてくれたのはピーターソン先生だった。
 人と違うことに不安になった時、そっと背を支えてくれるおはなしです。




あかちゃんえほん


『ぞうちゃんのいやいや』 
 三浦太郎 /作 (Pミ赤ちゃんえほん) 講談社

 ぞうちゃんのきらいなものはぜんぶ「いやいや」
 すきなものは?おしゃべりがすこしできるようになった子どもたちにぴったりの絵本です。


よみもの


『ツトムとでんしゃのカミサマ』
 にしかわおさむ/文・絵(Fニ) 小峰書店

 えをかくのがだいすきなツトム。きょうも、だいすきなおばさんのうちへなにかを
 だいじそうにもってやってきますが・・。「スズメのおんがえし」など、ツトムとたくさんの
 おともだちとのたのしいおはなしが6つのっています。低学年から

『ペットのきんぎょがおならしたら・・・・・・?』
 マイケル・ローゼン/作(933ロセ) 徳間書店

 子いぬがほしくてたまらないエルビー。ところがある日、ママがつれてかえったのは、なんときんぎょ!
  しかたがないのでエルビーはきんぎょに「フワフワ」というなまえをつけていぬのげいを
 おしえることにしますが・・。エルビーときんぎょのフワフワのあかるくゆかいなものがたりです。低学年から


『七十二歳の卒業制作』
 田村せい子/作(Fタ) 福音館書店

 たったひと月しか通えなかった中学校。63歳の田村さんは
 <やっと自分の番が来た>と、夜間中学校に入学し、高校・大学まで進みます。
 そして、児童文学作家の富安陽子さんの教室で書いた、小説の数々が本になりました。
 戦後の懐かしい景色が目に浮かぶようです。十代から


『なきむしこぞう』
 今村葦子/さく 酒井駒子/え(Fイ) 理論社

  しずかな、なつの、ゆうがた。そっと、いえでをした、ぬいぐるみの、
 ぞうと、きりんと、らいおん。あのこが、あんまり、かってばかりするから、
 いやになって、いえでをしたのです。でも、あのこが、なきながら、よんでいるときいて…。
 ぬいぐるみたちの愛らしさ、あのこの寂しそうな姿に胸がきゅっとします。低学年から


『せなか町から、ずっと』
 斉藤倫/著(Fサ) 福音館書店

 不思議な形をした、せなか島。そこに暮らす人たちの、ちょっぴり不思議なできごと。
 想像してみて。風があるのにちっともゆれないカーテン、いつも走り回って名前をおとしてしまった女の子、
 カウボーイが見たまっしろな夢…。詩人が書いた、想像の扉を開くような物語です。中学年から


『カルペパー一家のおはなし』
 マリオン・アピントン/文(933アヒ) 瑞雲舎

 ルイス・スロボドキンの絵もかわいらしい、紙人形の家族のおはなしです。
 家のすみに作られたカルペパーさんのおうち。そこから始まる家族のくらし。
 子どもが見つからなくなったり、旅行に出かけたり、びっくりするような知り合いができたり…。
 カルペパーさん一家は、きょうは、なにをしているのかな?中学年から


 

ちしきの本

『まちのしくみ』
 (307)  東京書籍

 まいにちたくさんの人たちがつかっている駅。駅員さんや駅長さんは、どこでどんな仕事をしているの?
 みんながだいすきな、回るおすしはどんなふうにつくられているの?
 動物園の動物たちはなにをたべているの?びょうきになったときはどうするの?
 みんなの知らないバックヤードのひみつが、よーくわかります。

 

『チリメンモンスターのひみつ』
 (667) 偕成社

 まだまだ、いるいる!チリメンモンスター!
 チリメンジャコを買ってきたら、探して、見つけて、食べちゃおう!


『サメのひみつ10』 
 (487) ブックマン社

 クイズ!サメのなかまはどれ?①クジラ②イルカ③エイ
 どれだと思う?答えは本を開けばすぐわかるよ。
 サメのすごさ、サメの不思議がつまった一冊。写真がけっこう怖いのです…。

あたらしく入った本(平成27年1月up)

新年あけましておめでとうございます。
今年も、どうぞよろしくお願いします。
2015年も、図書館をたくさん利用してくださいね。



えほん


『もりのふくろう』
 おおなり修司/文 おぼまこと/絵 (Pオ) 絵本館

 しずかなよるのもり。リスたちはつかれてぐっすりねむっているし、
 キジはたまごをあたためながらうとうとしている。
 シカもサルも、どうぶつたちはみんなねむっている。おきているのは…。
 しずかなしずかなえほんです。おやすみまえにどうぞ。(の)

『カッパもやっぱりキュウリでしょ?』
 シゲタサヤカ/作 (Pシ)講談社

 どうしてもキュウリがたべたい!よる、じどうはんばいきでキュウリをかったかえりにカッパがであったのは…。
 だれかたおれている!これは…もしかして…。いえにつれてきてかんびょうするカッパだけど…。
 おおわらいすることまちがいなし。(の)


『せんひくよろこび』こどものとも年中向き2014年12月号
 片山健/作 福音館

 みちにせんをひくっておもしろいよね。まっすぐまっすぐ、まがってまがって、ずんずんずんずん。
 どこまでひけるかな。あー、やってみたいね。(の)


『ゆでたまごひめとみーとどろぼーる』
 刈田澄子/さく 山村浩二/え (Pヤ)教育画劇

 おべんとうばこのおしろには、かわいいゆでたまごひめがすんでいます。
 あるひ、おしろのたからばこがからっぽになってしまいました。
 どうやらはんにんは、まんまるあたまのさんにんぐみ「みーとどろぼーる」のしわざみたい!
 ゆでたまごひめたちがさんにんのあしあとをおいかけていくと…。
 おべんとうばこのなかまたちがかつやくするゆでたまごひめの絵本、第二弾。(か)


『コアラのクリスマス』
 渡辺鉄太/さく 加藤チャコ/え (Pカ)福音館書店
   
 コアラさんのすむ、もりのなかのどうぶつむらは、あついなつにクリスマスがやってきます。
 ことしもどうぶつたちは、じゅんびでおおいそがし。コアラさんが木のうえでうとうとしていると、
 「きたのくにぐにが ゆきあらしで みなみのくにまで プレゼントをくばりにいけません」というサンタからの
 てがみがとどきました。みんなでそうだんしてコアラさんがサンタになることになり…。
 たのしみにしている子どもたちに、プレゼントはちゃんととどくかな?(か)


『ほんをひらいて』
 トニ&スレイド・モリスン/文 シャドラ・ストリックランド/絵 (Pス)ほるぷ出版

 ひとりぼっちじゃないよ。こわくないよ。本をひらけばほら!ひろいせかいがみえてくる。
 アメリカの、とてもゆうめいなさっか、トニ・モリスンが、本をよむことのたのしさをおしえてくれます。(ち)


『ゆらゆらチンアナゴ』
 横塚眞己人/しゃしん 江口絵里/ぶん (Pヨ)ほるぷ出版

 すいぞくかんでにんきがでてきている、「チンアナゴ」をしっていますか?
 水のそこのすなからひゅーっとのびて、ゆらゆらゆれる、ほそなが~いいきものです。
 チンアナゴって、ヘビ?サカナ?ミミズ?こたえは、本をみてね。(ち)


『ふゆのむしとり!?』
 はたこうしろう・奥山英治/作 (Pハ)ほるぷ出版

 ふゆに虫なんていないでしょ?……ほんとうに、そうかな?さむいふゆだって、
 あっちにもこっちにも、気になる虫がたくさん!ふゆだって、虫とりは面白い。
 虫のこと、もっともっと知りたくなっちゃう楽しい絵本です。(い)


『ぼくのニセモノをつくるには』
 ヨシタケシンスケ/作 (Pヨ)ブロンズ新社

 やりたくないことはロボットにやってもらおう!ロボットを買って、
 ぼくのニセモノをつくる!え、ぼくはどんな人かって?いろいろ答えてるんだけど、
 まだ足りないの?えーと、うーんと……ぼくって、どんな人?(い)


『マララさん こんにちは』
 ローズマリー・マカーニー/文 (P)西村書店

 ノーベル平和賞の受賞者マララ・ユスフザイさん。強い意志をもって勉強を続ける彼女。
 教育を受けるのが当たり前の日本では、遠い国の人?いえいえ、世界中のこどもたちが、
 まるで友達のようにマララさんを見ていますよ。マララさんと、女の子たちの声を聞いて
 みてくださいね。きっと、あなたも挨拶をしたくなりますよ。(い)


『トムテと赤いマフラー』
 レーナ・アッロ/文 カタリーナ・クルースヴァル/絵 (Pク)光村教育図書

 小さいころ、なくしてしまった赤いマフラー。どうなってしまったのか気になってしかたがありません。
  スウェーデンに伝わる小人トムテから、聞こえてきたマフラーと旅のお話…。
 もしかしたら、あなたがなくしたマフラーもこんな旅をしてきたのかも?想像をめぐらせたくなる絵本です。(い)


あかちゃんえほん

 

『きょうのおやつは かがみのえほん』
 わたなべちなつ/さく (Pワ 赤ちゃん絵本コーナー)福音館書店

 おやつのしたくをはじめよう。ボウルにたまご、こむぎこ、おさとう、ぎゅうにゅうをいれて…。
 えほんをまっすぐひらくとえがうつって、立体的にみえるかがみのような紙のふしぎなえほんです。
 ぜひ手にとってよんでみてください。(か)

 


よみもの


『あしたあさってしあさって』
 もりやまみやこ/作 はたこうしろう/絵 (Fモ)小峰書店

 くまのこのおとうさんは、しばらく、うちをはなれ、とおくのまちでしごとをしています。
 おかあさんに「いつかえってくるの?」ときくと「しあさって。」とおしえてもらいました。
 はやくしあさってになあれ!うれしくてたまらないくまのこは…。
 こころがじんわりあたたかくなるおはなしです。(か)


『シロガラス ①②③』(つづきあり)
 佐藤多佳子/作 (Fサ)偕成社

 そんなに仲良くもない同士もいる、五年生の6人。白烏(しろがらす)神社の境内に
 ぐうぜん6人がそろったとき、とつぜんなぞの青い光にうたれ、全員がたおれた。
 『一瞬の風になれ』の佐藤多佳子による、先が楽しみなファンタジーです(ち)


『星のこども』
 川島えつこ/作 (Fカ) ポプラ社

 五年生の新しいクラスになかなかなじめない「ゆい」。お姉ちゃんは生物の先生。
 サンショウウオとか、メダカやイモリなんかをたくさん飼っている。そんなお姉ちゃんが
 「あかちゃんがうまれるんだ」って……びっくり!おなかの中の赤ちゃんって、どんな顔をしているのかな?
 はたこうしろうさんの、やわらかな絵も素敵な物語です。小学校高学年から(い)


『オリガミ・ヨーダの研究レポート』
 トム・アングルバーガー/作 徳間書店(933アン)

 ドワイトの指にいつもはまっているオリガミのヨーダ。相談をすると、けっこういい答えをくれるらしい。
 ヨーダはもちろん、スター・ウォーズにでてくる偉大なるジェダイマスター。
 あちこちにかわいいスター・ウォーズのイラストがちりばめられています。
 でもお話は、アメリカのふつうのティーンの日常。アメリカの子どもにとても支持されている本なのです!
 オリガミ・ヨーダを考案したのは、日本の折り紙作家・川畑文昭さんですよ。高学年から。(ち)


『ラモーゼ 上下』
 キャロル・ウィルキンソン/作 (933ウィ) くもん出版

 エジプトに暮らす王子ラモーゼ。父王の後妻に暗殺されかけたが、生きのび宮殿をぬけだす。
 初めてのことばかりで戸惑うラモーゼ。奴隷の女の子との友情や、見知らぬ生活。
 王宮に戻ることはできるのか…。下巻では予想外の展開に、ページをめくる手が止まりませんでした。
  西洋のファンタジーとは違う、エジプトの神話や空気が伝わる作品です。高学年から(い)

 


ちしきのほん


『みんなのチャンス』
 石井光太 (367)少年写真新聞社

 家がなく、学校にも行けず、一日中はたらいている子どもが、地球で4億人いることを知っていますか?
 その子どもたちの写真と、日本の日常の写真がならべられ、問いかけてきます。
 どんなにひどい環境でも、笑顔を向ける子どもたち。一枚の写真は、どんなことばよりも、事実を伝えてくれます。(ち)


『<できること>の見つけ方』
 石田由香里・西村幹子/著 (369) 岩波ジュニア新書

 視覚障害を持ちながら、和歌山を出て東京の大学に通い、フィリピンやイギリスに留学している石田さん。
 前向きな生き方をしているようにみえても、親に「お前さえいなかったら」と言われ、
 何度も何度もくじけています。今、生きることに疲れている人、進路に悩む人、
 自分とはなにかわからなくなっている人、すべての人に読んでほしい1冊です。(ち)


『地雷をふんだゾウ』
 藤原幸一 (489) 岩崎書店

 東南アジアでは野生のゾウより、家畜のゾウのほうが多いと言われているそうです。
 地雷を踏んでしまい足をなくしてしまったゾウは、重い体重を支えきれずに死んでしまうこともあります。
 地雷の怖さと、家畜のゾウのつらい現実が目に飛び込んできます。(い)


『みんな知りたい!ドクターイエローのひみつ』
 飯田守/作 (546) 講談社

 時刻表にものっていない、新幹線のおいしゃさんドクターイエロー。名前は知っていてもなかなか
 見ることのできない新幹線。ドクターイエローはどんなことをしているの?そんななぞにつつまれた
 ドクターイエローのひみつをさがしに、しゅっぱつしんこう!(の)


『親子で楽しむ!プラバンでつくる本格マスコット』
 NanaAkua/作 (751) 日東書院本社

 絵をかいてオーブントースターにいれて、あっというまにできてしまうプラバンのマスコット。
 おーっ!これならできるとおもうものがいっぱい。やけどをしないようにちゅういして、がんばってつくってみてね。(の)

あたらしく入った本(平成26年7月up)

早くもあつい日がやってきましたね。
じどうしつは夏休みにむけて準備開始(じゅんびかいし)です!
みなさんも宿題の準備はおはやめに・・・!


えほん

『おやすみおやすみ』
シャーロット・ゾロトウ/文 ウラジミール・ポプリ/絵  (Pホ) 岩波書店

 クマ、ハト、サカナ、ウマ、イモムシ、こねこなど、たくさんの動物たちのねむるようすを
 やさしいことばと色づかいで描いた絵本です。おやすみ前にぴったり!(か)

『ならんでるならんでる』
竹下文子/作 鈴木まもる/絵 (Pス)偕成社

 
ちいさいありがならんでる。あひるがならんでる。こどもが10にんならんでる。
 それから、それから、どんなたのしいことがまってるのかな?きっと、ならぶのがどんどんたのしくなってきますよ。
 鈴木まもるさんのやさしくてかわいい絵もすてきな絵本です。(か)

『あかいえのぐ』
エドワード・アーディゾーニ/作 (Pア)瑞雲社

 
お父さんは絵かき。お金はありませんが、5人かぞくはなかよしです。
 さいごのしあげの赤い絵の具も、たべるものもなくなり大ピンチになったとき、
 ふたりの子どもががんばります。名作をたくさんかいているアーディゾーニが残した、すてきなえほん。(ち)

『大きくなるってこんなこと!』
ヘレン・オクセンバリー/作 (Pオ)評論社

 小さいぼうやの冬の服をはこにしまい、春がきて、夏がきて秋がきて、
 また冬になってはこをあけると、もう服は小さくなっていました。ぼくは大きくなったんだ!
きせつとともに、ぼうやの成長をえがきます。(ち)

『どっとこどうぶつえん』
中村至男/作 (Pナとも)福音館書店

 □■■□のように、いろんな色の□ばかりでどうぶつをかいてみたよ!なんのどうぶつかわかるかな?(ち)

『あっ、ひっかかった』
オリヴァー・ジェファーズ/作・絵 (Pシ)徳間書店

 
凧(たこ)をとばして、あそんでいたら、木にひっかかっちゃった!凧をとるために、くつをなげ、
 ネコをなげ、あれもこれもなげて…。どうして、そんなものまで、なげちゃうの!?ラストは、
きっとツッコミを入れたくなりますよ。(い)

『ほうれんそうは ないています』
鎌田實/文 長谷川義史/絵 (Pハ)ポプラ社

 農家の人がいっしょうけんめい育てたほうれんそう。おいしくなあれ、おいしくなあれと、笑いかけていた野菜。
 酪農家の人がいっしょうけんめい育てた牛。おいしいね、おいしいねと、笑いかけていた牛乳。
 原発事故がおきて、すべて捨てられてしまいました。その悲しさに気づく絵本です。(い)


『どうぶつたちは しっている』 
イーラ/写真 マーガレット・ワイズ・ブラウン/文 (Pイ)文遊社

 どうぶつたちの目が、じっとなにかを見つめています。いったい、なに?なにがあるの?
 白黒写真はあんまり…と、読まずにいるのはもったいないですよ。(い)


『ぼく、みつけたよ』 
あべ弘士/作 (Pア)ビリケン出版

 とても あつい ある日。 ぼくは ふしぎな あしあとを みつけた。
 きっと 恐竜のあしあと! ふしぎな あしあとを さがしに しゅっぱつ!
 じつは、このあしあと、三重県総合博物館にかざられています。あなたは見つけられるかな?(い)

『ミスターワッフル!』 
ディヴィッド・ウィズナー/作 (Pウ)BL出版

 とある家に迷いこんだ、うちゅうじんみたいな生き物。ネコのワッフルがちょっかいを出しますが、
 あちらは命がけの争い!何語をしゃべっているのかわかりませんが、じっと見つめてしまいます。
 この面白さに気づいたら、ぜひ同じ作者の絵本も読んでみてください。(い)


『あめふりうります』
平田昌広/文 絵/野村たかあき (Pノ)講談社

 〈ねこがかおをあらうとあめがふる〉とはむかしからのいいつたえ。
 ある日、ぐうたらねこのねこきちはおかしなしょうばいを思いた。
 「ひがーしのはたけにあめざんざん」そういって、かおをごしごし。すると…。(の)

『ねむいんだもん』
福田幸広/写真 ゆうきえつこ/文 (Pフ)そうえんしゃ

 すやすや すーやすや。まきばでうまが、パンダがきのうえで、らっこがうみのうえで。
 ねむっているときってなんだかわらっているみたいだね。ああ、なんだかねむたくなってくる。(の)

『やぎや』
長野ヒデ子/作 スズキコージ/絵 (Pス)すずき出版

 まちはずれのもりのなか、トンネルをくぐるとやぎのいっかがくらしてた。
 みんなではたけをたがやして、パンをやいてスープをつくって。めえー、めえー。うめえーうめえー。(の)

『うみべのいす』
内田麟太郎/文 nakaban/絵 (Pナ)佼成出版社

 しろい はまべに いすが ひとつ。すわっているのは だれ?
 ねこが うみのほうに みているのは さかな。
 くまが みているのは?みんな それぞれ みえるものが ちがいます。
 あなたは なにが みえるかな。(の)

あかちゃんえほん


『ぎゅうぎゅうぎゅう』
おーなり由子/作 はたこうしろう/絵 (赤ちゃんえほん Pハ)講談社

 おててをぎゅう。おなかをぎゅう。おかあさんやみんなでぎゅうってたくさんすると、
 とってもあたたかいきもちになれる赤ちゃん絵本です。
 ぜひ親子のスキンシップにも使ってみてください。読み聞かせにもぴったりです。(か)

『なにからできているでしょーか?』
大森裕子/作  (赤ちゃんえほん Pオ)白泉社

 おにぎり、ラーメン、ハンバーガー・・・。おいしそうな食べものがいっぱい。
 でも、なにからできてるのかな?ぜひ、親子でお話ししながら、いっしょにページをめくって楽しんでください。(か)


よみもの




『そこから逃げ出す魔法のことば』
岡田淳/作  (F/オ)偕成社

 ぼくのおじいちゃんはすごい!こたつの妖怪から逃げ出したり、一寸法師になったり、
 安全ピンで海賊とたたかったり。このすごいおじいちゃんの冒険は、ふたりだけのひみつ。   
 小学校中学年から(の)

『ネネとヨヨのもしもの魔法』
白倉由美/作 (Fシ)徳間書店

 もしも…とか、こうだったらな…と「想像」することが禁じられた世界。
 聖マルグリット学院で暮らす子供たち。ネネが見つけた<もしもの魔法>ノートが、新しい世界を開いていきます。
 小学校高学年から(い)


ちしきのほん

『図解!!やりかた大百科 for KIDS』   
Joseph Pred/著 (033) パイ インターナショナル

 静電気で水を曲げるには?ロケットを発射するには?月の満ち欠けの見方、おたまじゃくしの育て方など
 役立ちそうな実験や探検のやりかたがいっぱい!でもこの本はそれだけではない!
 ガムを鼻でふくらませるには?ゾンビになるには?忍者の障害コースの走り方など
 おもしろくてちょっとかわった、学校では教えてくれないけど役にたつ(かもしれない)241の豆知識がいっぱいです。(か)

『日本の駅 なるほど百科』
(546)交通新聞社

 約4600あるJRの駅名を、ぜんぶのせました!面白い駅は写真と解説つき。アイウエオ順の
 駅名リストもカンペキ。交通新聞社の本は、マニアには目が離せません。(ち)

『古くて新しい椅子』 
中嶋 浩郎 /文 パオラ・ボルドリーニ /絵 (583)福音館書店

 10歳のマルコは勉強机をもらうことになりました。何十年も前の、古くてボロボロの机とイス。
 新しい机を買ってもらえると思ったのにな…。でも家具職人に直してもらったら、まるで新品のよう。
 イタリアではそういった職人が、今も生活の中にとけこんでいるそうです。そんなふうに長く物を
 使っていけたらいいですよね。(い)

『「赤毛のアン」と花子 翻訳家・村岡花子の物語』 
村岡恵理/文 布川愛子/絵 (910)学研

 名作、「赤毛のアン」を初めて日本に紹介した、村岡花子。
 彼女はどんな人だったのでしょうか。子どもたちに夢や希望をもってもらおうと
 戦争中も必死に訳し続けることをあきらめなかった、一人の女性の物語。
 朝の連続テレビ小説、「花子とアン」も人気の今、こちらもおすすめです。(か)


『「少年探偵団」大研究 上下』
(Fエ)ポプラ社

 『少年探偵団』『怪人二十面相』のシリーズを読んだことありますか?
 学校の図書室の隅にある、ぶきみだけど気になってしまう表紙。みんなのお父さんやお母さん、
 ひょっとしたらおじいさんやおばあさんも、子どものころ、むちゅうになって読んだはず。
 登場人物や、個々の作品、舞台の地図など、シリーズの魅力をすべて網羅した研究本です。(ち)

あたらしく入った本(平成26年5月up)

昨年から少しずつかわってきたじどうしつ。いすとつくえも、ぜんぶ新しくなっています。
かわいい色とかたちのいす、ぜひすわってみてくださいね!

えほん

『どっしーん!』
 岩田明子/作・絵 (Pイ)大日本図書
 急げ!急げ!急がなくっちゃあっちからもこっちからも、みんなが急いではしったから、どっしーん!
 いたたっ。ぶつかっちゃった!あれれ?なんだか、からだがおかしくなってきて・・。 (か)

『雪のおしろへいったウッレ』
 エルサ・ペスコフ/作・絵 (Pへ)徳間書店
 スウェーデンに住む男の子ウッレ。あたらしいスキーをはきたくて、しかたがない。早く冬が来ないかなぁ。
 きれいに雪が積もったら、冬王さまにごあいさつ。やさしい童話のような絵本です。 (い)

『やくそく』
 ニコラ・デイビス/文 ローラ・カーリン/絵 (Pカ)BL出版
 わたしはスリだった。ある日、おばあさんから、カバンをぬすんだ。食べものやお金が入っているはずのカバン。
 でも中に入っていたのは、みどり色のドングリ。「おまえさんにやるよ。これを植えるってやくそくするんならね」
 このステキなやくそくを、わたしは守ろうと思った…。(い)

『どんぐり』
 エドワード・ギブス/作 谷川俊太郎/訳 (Pキ)光村教育出版
 じめんにおちていたちっちゃなどんぐり。いろいろなどうぶつがやってきて、たべようとします。
 どんぐりはそのたびに「もっとおいしくなるから、たべないで。」とおねがいします。
 どうぶつたちがつぎつぎといってしまったあと、どんぐりから、めがでて、おおきくなって。
 うわー!どうなったかは、お楽しみ。(の)

 
あかちゃんえほん

『おんなじおんなじおんなじね』
 苅田澄子/作 つちだのぶこ/絵 (赤ちゃんえほん)学研
 みいちゃんのおめめ、だれとおんなじ?ぷくぷくほっぺ、だれとおんなじ?おんなじ、おんなじ、みつけるのは、たのしいね。
 みんなはだれとおんなじところがあるかな?かぞくみんなでたのしめるえほんです。(か)

『かしの木の子もりうた』
  ロバート・マンチ/原作  細谷亮太/文  いせひでこ/絵
                (お父さんお母さんへコーナーPイ)岩崎書店
 どんなに大きくなっても、あなたはかわいい、わたしのあかちゃん。優しい言葉の繰り返しが、じんわりと心にしみます。
 おとうさん、おかあさん、赤ちゃんに接する人に、ぜひ読んでほしい一冊です。(い)


よみもの

『メリサンド姫 むてきの算数!』
 E・ネズビット/作 (933/ネス)小峰書店
 人間と妖精がいっしょに暮らしていたむかし、いじわるな妖精に呪いをかけられてしまった お姫さま。
 呪いをとくため、やってきたひとりの王子さま算数の力で妖精の呪いに
 たちむかう。お話の中には作者の好きだった、いろいろなお話が少しずつかくれています。
 なんのお話かは読んでのお楽しみ。(の)

『迷宮ヶ丘 』 1丁目~0丁目
 (F)偕成社
 あなたのすぐそばで起きるかもしれない、きみょうなお話をあつめた全10巻のシリーズ。
 短編集です。6丁目の「不自然な街」では、鈴鹿市在住の伊藤美香さんの作品が読めますよ!(ち)


ちしきのほん

『いまこそ沖縄 沖縄に親しむ50問50答』
  行田稔彦/著 (29)新日本出版社
 メンソーレ!海がきれいで食べものはおいしいっ。大人気の観光スポット沖縄。
 でも、実は知っているようで、ほんとは知らないことも多いのでは?
 歴史、文化、基地のことなど、沖縄について、50問50答、Q&Aで紹介します。
 調べ学習や、旅行に行く前にぜひ、さんこうにしてみてね。(か)

『思い出をレスキューせよ!
 堀米薫/文 (36)くもん出版
 ぼろぼろになった古い本を直す、紙本・書籍保存修復士、金野さん。大津波で
 変わりはててしまった故郷の一面のがれきの山の中には、大事な”思い出”がたくさんありました。
 きれいに元通りになった写真が、希望をつないでいきます。(い)
 
『江戸時代の科学者』
 西田知己/著  (40)汐文社
 江戸時代の科学者、玉川兄弟、青木昆陽、平賀源内などなど。どんな人で、
 いつ、どんなことをしたかがよくわかります。おーっ!こんなことをしていたのかとびっくり!
 みらいの科学者をめざすあなた。ぜひ読んでね。(の)

『花のつくりのおもしろさ』
 写真・文/川上昭吾 (47)トンボ出版
 花を分解したりした写真で、どんなつくりになっているのか、とてもわかりやすく
 おしえてくれます。にている本はほかにもあるけど、これはおすすめ!(ち)

『新 なでしこゴール 女子のためのサッカーの本』
 (78)講談社 
 サッカーをやりたい女の子のための、すべてがつまった本。めざせ!未来のなでしこ!(ち)

『歩未とばあちゃんのシャボン玉』
 國森康弘/写真・文 (49)農文協
 南相馬市に暮らすおばあさんと、ガンで寝たきりになってしまったおじいさん。
 楽しみは、孫の歩未(あゆみ)ちゃんの顔を見ること。そして、仮設住宅でそっと
 息をひきとったおじいさん。悔しさも悲しみも、時間とともに流れていきます。
 「いのちのバトン」をつないでいくように。(い)

『バケツで実践!超豪快イネつくり』
  (61)農文協
 たった一粒の種モミが、一万粒にもなる!・・・と聞けば、挑戦してみたくなるよね!
 なんと、バケツでできるんだよ!さあ、さっそく始めてみよう!(ち)

あたらしく入った本(平成26年3月up)

あたらしく入った本のなかから、
じどうしつのかかりが気に入った本をしょうかいします。

☆としょかんのホームページがあたらしくなりました☆
  図書館にあたらしく入った本の中から、じどうしつのかかりが
  お気に入りの本をしょうかいしていきます。たのしみにしていてね。
(か)


『チャーリー、おじいちゃんにあう』
 エイミー・ヘスト/文 ヘレン・オクセンバリー/絵(Pオ 岩崎書店)
  おじいちゃんがやってくる!ぼくとチャーリーはえきにむかえにいくことになった。
チャーリーをおじいちゃんにしょうかいするのだけれど、おじいちゃんはいぬと、ともだちになるやりかたをしらないらしい。
さあ、ふたりはともだちになれるかな。(の)

『はしれ ディーゼルきかんしゃデーデ』 
 すとうあさえ/文 鈴木まもる/絵(Pス 童心社)        
  新潟(にいがた)から、福島(ふくしま)の郡山(こおりやま)まで、まよなかに出発!
雪が降ってくるし、長い坂道でデーデは止まってしまいそう。
福島まで走りきることができるでしょうか。
力強いきかんしゃの音が聞こえてきそうです。(い)   

『いのちをいただく』 
 内田美智子/作 魚戸おさむとゆかいななかまたち/絵(Pウ 講談社)           
  牛肉は、だいじに育てた牛を殺してつくる。
坂本さんはかなしくて、「(牛を育てるのは)もう止めよう」と、なんども思った。
それでも止めなかったのは…?だいじに育てた牛を、だいじに食べること。
じっくり読んでほしい絵本です。(い)        

『ジャーニー 女の子とまほうのマーカー』 
 アーロン・ベッカー/作(Pヘ 講談社)         
  女の子が見つけた赤いマーカー。ドアかいたら、その向こうはふしぎな森。
川にきたら、ふねをかこう。女の子のぼうけんはどこまで続くんだろう。
文字がないから、あなたの言葉をつけたしてね。(い)        

『だるまなんだ』 
 おおなり修司/文 丸山誠司/絵(Pマ 絵本館)                    
  だ・る・ま・さ・ん・が・・・えぇ、そんなことに!?動きも、絵も、なんだか変。
このおもしろさ、読んでのおたのしみ。(い)        

『犬になった王子』 
 君島久子/文 後藤仁/絵(Pコ 岩波書店)     
  『白いりゅう 黒いりゅう』(92 岩波書店)に収録されているチベットの民話が、
うつくしい絵本になりました。大切な食べ物、麦をめぐる、王子の冒険の物語。
宮崎駿の『シュナの旅』(72 児庫)という作品は、この物語をベースにかかれたそうです。(ち)     

『ぼくらのひみつけんきゅうじょ』 
 森洋子/作(Pモ PHP研究所)     
  家の前の道は、ぼくらのあそび場。なわとびゆらせばジャングルだ。
やかんにすわれば宇宙飛行。黒と赤だけでかかれる絵に注目。(ち)     

 
『どこどこハート』 
 tupera tupera /作(赤ちゃんえほん ブロンズ新社)      
  にわとり、ゴリラ、おんなのこ・・。ページをひらけば、たくさんのハート・ハート・ハート!!
いろとりどりのせかいがひろがります。いくつみつけられるかな?
ひとりでもおやこでもいっしょにたのしめます。(か)      
 
『にんじん だいこん ごぼう ~日本の昔話より~』 
 植垣歩子/再話・絵 (赤ちゃんえほん 福音館)      
  にんじんとだいこんとごぼうの色は、もともとはしろかったんですって!
あるひ、どろんこあそびをしていたら・・。あらら。
なかよしさんにんは、どうしてあんな色になっちゃったのかな?
日本の昔話をもとにした、絵もおもしろくて、たのしい絵本です。(か)      
 

『ゾウと旅した戦争の冬』
 マイケル・モーパーゴ/作(933モ 徳間書店)      
  空襲警報のなるドイツの町を脱出し、少女リジーと家族、小ゾウのマレーネの旅が始まった。
苦しい中にも、小ゾウの存在が人々を助け、読むほうの心も温かくしてくれます。10代から。(ち)      
 
『にげだした王さま』 
 宮下すずか/作(Fミ くもん出版)      
  本の中の文字が、夜になると、ごしょごしょおはなし。
いばりんぼうの「王」が「玉」にむかって、「へんてこな点があって、かっこわるいね」
なんて言ったからさあたいへん!点のついてる文字たちにおいかけられて、「王」はにげだしちゃった。(い)      
 
『絵本の記憶、子どもの気持ち』 
 山口雅子/著(研究 019 福音館)        
  子どものころに「読んでもらった」絵本を覚えていますか?
著者に導かれて大学生が思い出す絵本の記憶は、母親との暖かい思いでした。
子どもにかかわるすべての人に読んでもらいたい本です。(ち)       

『「生きられた家」をつむぐ』
 奥山明日香/著(平凡社 520)       
  いろいろな形の家や、建築家の言葉がでてくる「くうねるところに すむところ」シリーズ(い)       
 
『漫画家たちの戦争』(シリーズ全6巻) 
 手塚治虫ほか/作(まんが 金の星社 726)       
  手塚治虫、赤塚不二夫、ちばてつやなど、日本を代表する、
漫画家たちが、戦争の悲劇や二度と起こしてはならないという
メッセージをこめて描いた作品を集め、シリーズ化されました。
漫画を通して、戦争というものをあらためて、考えさせられる作品ばかりです。(か)       
 
『なぞかけ動物園』『なぞかけ食堂』
 ねづっち/著(理論社 807)       
  「○○とかけて、△△ととく、その心は!」江戸時代にうまれた、なぞなぞの形。
ちょっとむずかしい?大人もちょっと困っちゃうような、なぞかけがいっぱいです。(い)