あたらしいこどもの本
あたらしくはいった本(令和6年12月UP)
だんだん日が暮れるのが早くなって、夜の時間が長くなってきましたね。こんなときこそ読書のチャンス!新しく入った本の中から、おすすめを紹介します。ぜひ読んでみてね!
『ねぇだっこ』 柿木原政広/作 ブロンズ新社
だっこだっこ、ねぇだっこ。かわいいやさいやくだものがだっこをしたり、ゆらしたり。
目と口をつけただけで、かわいい声がきこえてきそう。おひざにだっこしながら、一緒に読んでね。
『ケーキ』 小西英子/作 福音館書店
たまごとさとうをしゃかしゃか、ぐるぐるとろーり、こむぎこさくさく。
フルーツたっぷりのケーキ。できあがりが待ちどおしい、絵も音もおいしい絵本。きょうのおやつは、ケーキかな。
『だいすきドクターイエロー』 小賀野実/写真・文 JTBパブリッシング
歴代ドクターイエローの写真や、仕事、整備されているようすなど、ぜんぶひらがなで書いてあり、小さい人から読めます。もうすぐ引退することも書いてあります。
★絵本
『トドにおとどけ』 大塚健太/文 かのうかりん/絵 パイインターナショナル
トドにプレゼントのお届けものをたのまれたカモメさん。ところが、とてもにている生きものがたくさん!
みんなは、ちがいがわかるかな?
『おちば』 おーなり由子/文 はたこうしろう/絵 ほるぷ出版
あかいはっぱ、きいろいはっぱ、とがったはっぱ、ちぎれたはっぱ。
あつめてあつめて、かさこそ、ぱり、ざく、こそそ、がさっ…。おちばの歌がきこえてくるよ。
『ごはんのつぶとおこめのつぶ』 二宮由紀子/文 いとうひろし/絵 アリス館
おちている米つぶをふんづけたり、くつしたの裏にカピカピになったごはんつぶがついてること、よくあるよね?
うっかり床におっこちた、ごはんのつぶとお米のつぶが出会うと、とっても楽しいことがおこります。
『かおたいそう』 むらたよしこ/作 偕成社
0さいの赤ちゃんから、100さいの人、日本の人から外国の人、地球の人から宇宙のなにかまで楽しめる!
一日のはじまりは、かおをほぐすたいそうからはじめましょう!それ「ま!」「む!」「のーん!」
『クジラがしんだら』 江口絵理/文 かわさきしゅんいち/絵 童心社
命を終えたクジラが、深海にしずむ。まずサメ。次にほかの魚。カニ。ウニ。大きな生物から順に肉を食べ、骨だけになる。その骨を食べる生物が最後に現れる。
死んだクジラに集まってくるものを、「鯨骨生物群集」というそうです。死んでも最後まで、クジラはほかの生物を生かすのです。
『さいごのさよなら』 エリン・ケルシー/文 ソイアン・キム/絵 新評論
人間以外でも、死んだ仲間に悲しみを表す動物がいるそうです。ありがとう。だいすき。さよなら。そして、仲間は土にかえり、ずっと先の子どもたちを見守り、育てていくのです。
『ぼくのカキだよ!』 市川里美/作 BL出版
あまくておいしいカキがなりました。友達と食べようと思ったのに、カラスに全部食べられてしまいます。
そんなケンちゃんに、おばあちゃんがしぶガキがおいしくなるひみつを教えてくれます。おいしいカキ、友達と食べられるといいね。
『チョウになりたい』 マルク・マジュスキ/作 金の星社
大好きなチョウのかっこうをボロボロにされてしまい、ひとりでしょんぼり。
でも、パパがいっしょにもっとステキなチョウを作ってくれて、もう一度外へ。
作る楽しさと自由にやってみる楽しさが、きれいな色の中で描かれた絵本。
★読み物
『みかんファミリー』 椰月美智子/作 講談社
母親の突然の宣言から始まった他人家族との同居生活。一緒に暮らすことになったのは、まさかのあの子。
ただの同居人から始まる新しい家族の物語。10代から
『へんてこもりのころがりざか』 たかどのほうこ/作 偕成社
「へんてこもり」シリーズに新刊です!まるぼについて、まるぼまんじゅうをとりにいった4人ですが、きけんなころがりざかが目の前に!今回も期待通りの楽しいお話です。低学年から
『バッタマンション』 北川佳奈/作 アリス館
虫たちのくらすバッタマンションはヒビがはいっているけど、大家さんのつくるドクダミ茶はぜっぴん。きょうもお茶をのみながら、みんなでおしゃべり。たずねて行きたくなるような、楽しい虫たちのお話。低学年から
『出てこい、写楽!』 楠誠一郎/作 静山社
大繁盛の日本橋の版元の一番人気はなんといっても写楽の浮世絵。なのに写楽はもう絵をやめるという!
版元「耕書堂」の主、蔦屋重三郎は江戸の人気作家の力を借り、思いとどまらせようとするが、問題がひとつ。写楽は誰?
現代まで続く写楽の秘密を探るお話。10代から
★知識
『すごいトイレのはなし』 佐藤満春/著 Gakken
家でも学校でも、ないと困るトイレ。トイレ愛にあふれる作者が、トイレの歴史や構造、進化など、雑学盛りだくさんで紹介します。当たり前に使っていたけど、気づかなかったことがたくさんあるかも。
『かいた絵をはるだけ!はじめての推しぬい』寺西恵里子/著 汐文社 (594)
最近、自分で作る"推しぬい"が流行っていますね。針も糸も使わない、"推しぬい"のつくり方がこの本では紹介されています。おさいほうが苦手な人も、挑戦してみましょう!
『あたらしい自然あそび 大人も子どもも楽しい』 奥山英治/著 山と溪谷社
モンシロチョウを日焼け止めで誘ったり、カエルをこんにゃくでだましたり。
ちょっと変わったあそびをたくさん紹介しています。身近な自然に目を向けてみると、きっと楽しい発見があるはず!
『マンガでわかるスマホ脳の恐怖』 金の星社
「スマホ脳」というものが本当に存在するかどうかはわかりません。でも、いつもスマホが手元にある。通知が気になる。わからない単語を調べたつもりが、気づいたら動画を見ている。悪い姿勢でだらだらスマホをいじっている。
このようなことは心当たりがありますね!?この本で自分をふるいたたせて、行動を変えていこう!
『本当に危ない闇バイトの話』 金の星社
マンガと解説で、中学生から理解できるように書かれています。いちばん誘惑が多くて怖いのは、何といってもスマホ。ほぼすべてが、スマホからの誘惑です。家族で読んで、対応を話し合ってみましょう。
『身近で発見「激レア」図鑑』 おかべたかし/著 小学館
身の回りのもの、自然、たてもの、食べものなどのなかから、これが見られたら!これがでてきたら!それは激レアのブツだ!というものを写真でしょうかい。四日市と菰野からも、1つずつ選ばれてるよ!
『たまご 命が生まれるしゅんかん』 BL出版
たまごから生きものが出てくるしゅんかんを、みたことがありますか?鳥、カメ、トカゲ、チョウやトンボなど、いろんな生きものが生まれるところを、順番に写真で見せてくれます。おどろきですよ!ヒョウモンガメがイチオシ!
『働く現場をみてみよう!わたしたちが寝ている時間の仕事』 保育社
みんなが寝ている間にしか、できない仕事がある。考えてみたことがありますか?テーマパークがいつもきれいで安全なこと。朝どれの野菜がスーパーに並んでいること。遠くに聞こえる救急車のサイレン。
夜空を飛ぶ飛行機。夜から始まる道路の工事。たくさんの、夜に働く人々に、ふと、心を寄せてみてください。