あたらしいこどもの本
あたらしくはいった本(令和4年11月)up
やまの木も少しずつ色がかわり、秋が深まってきますね。
本を読むのにぴったりの季節。
お気に入りの本をぜひ見つけてくださいね。
★えほん★
『1枚のがようし』
長坂真護/作(Pナ) あかね書房
アフリカのガーナ。先進国が捨てたゴミで生活する、ひどい環境の子どもたち。1まいの画用紙に絵をかく。売る。
売れたお金でまた紙を買い。絵をかく。売る。みんなが豊かになるように。廃材アーティストの作者の、実体験に基づく絵本。
『おじゃましまーす』
りとうようい/作(Pリ) 金の星社
くっつくのがだいすきなこばんざめ。かめ、とり、あふりかのぞう、
ついにおつきにさまにまでぴとっ。
こんなふうにくっついてぼうけんできたらいいね。
『わたしがいじわるオオカミになった日』
アメリ・ジャヴォー/文 アニック・マソン/絵(Pマ) パイ・インターナショナル
とてもあたたかい絵本。でもこれは、いじめがどう始まって、どんな気持ちが現れるのかを描いています。
いじめを考えたいおとな、子ども、どちらにも読んでほしい。
『カピバラがやってきた』
アルフレド・ソデルギット/作(Pソ) 岩崎書店
あんぜんなニワトリ小屋に、カピバラがやってきた。
やってきただけでなにもしないしなにも話さないのに、近づかないで!と親ニワトリ。
でも、ニワトリの気持ちが変わるにつれ、カピバラの見え方がどんどん変わっていきます。
めずらしいウルグアイの絵本。
『ちいさいおふねのぼうけん』
マリーナ・アロムシターム/文 ヴィクトーリヤ・セムィーキナ/絵(Pセ) 成山堂
紙でできたおふねが、海を目指して大冒険。海はどこ?いろいろな船に出会い、たずねます。
やっとたどり着いた海は嵐。びしょぬれになり、海の底へ沈んでしまったおふね。
でも人間に拾われて、とある場所へ。「きみこそほんもののふねだ!」と言ってくれたのは?
『イライラのあらし』
ルイーズ・グレッグ/文 ジュリア・サルダ/絵(Pサ) 金の星社
ちょっとふきげんなエド、ちっちゃなイライラが、大きなあらしになって、
まちじゅうがたいへんなことに!エドのイライラどうしたらいい?
そこに、あたらしいかぜがふいてきましたよ…。
『めをさませ』
五味太郎/作(Pコ) 絵本館
チビのフクロウが月でうっとりねていたら、あれっ下へ下へと落ちていきます。
とちゅう、星やコウモリに話しかけられてもぐっすりねむったまま。
このままでだいじょうぶ?
『いぬがほしいの!』
ジョン・エイジー/作(Pア) 潮出版社
ペットにいぬがほしいと、どうぶつあいごセンターへ!すてきなペットにであえるかな?
『とびらのむこうにドラゴンなんびき?』
ヴァージニア・カール/作(Pカ) 徳間書店
こっそりおしろにつれてかえったちびドラゴン。だいじょうぶ?おうさまにみつからない?
『おまえたち、くっちゃうぞ~!』
ジョン・ヘア/作(Pへ) 岩崎書店
わにがめのアルはつりめいじん。おおきな口をあけて、じーっとまちます。
さあ、おいしいさかなをつかまえられるかな?
『おおきいかさ』
エイミー・ジューン・ベイツ/作 ジュニパー・ベイツ/作(Pヘ) 化学同人
あかいかさはおおきくて、やさしいかさ。雨が降ってきたらみんなを入れてくれるかさ。
どんなにせがたかくても、毛がふさふさでも…。
だれでもつつみこんでくれるかさでほっこりやさしい気持ちに。
『ふっと・・・』
内田麟太郎/文 松成真理子/絵(Pマ) BL出版
ふっと、くもにぶらさがったぞう。ふっと、ふじさんによこになったビル。
ふっと、なにかしたくなることってあるよね。フフッとわらってしまう絵本です。
絵をよーくみてつぎのページをめくってね。
『あのこ』
樋勝朋巳/作(Pヒ) ブロンズ新社
トントン、トントン、小さなまどからやってくるあのこ。いつも、ちいさなおみやげをもってきます。。
きょうはともだちのカールといっしょ。うちにもあのこがやってきたらいいのにね。なんてなまえかなぁ。
『じぶんのきもち みんなのきもち』
サラ・オレアリー/文 チィン・レン/絵(Pレ) あかね書房
いっつも聞かれる質問。そんなのどっちでもいいじゃん。それより、こっちを聞いてよね!
集まってくる子どもたち、みんな楽しそう。
★かみしばい★
『てんぐのけんか』
りとうようい/作(紙芝居) 教育画劇
はげ山の赤てんぐととなりの山の青てんぐは、いつもけんかばかり。
きょうもからかわれておこった青てんぐは、じぶんの山の木やくさをなげつけ、きがつけばはげ山に!
てんぐのけんかってすごい!でも、さいごはなかなおり。けんかは、だめだね。奈良県に伝わる民話です。
★赤ちゃんえほん★
『タオルちゃん』
室井滋/文 ひらぎみつえ/絵(赤ちゃん) 金の星社
ふわふわタオルちゃんのいっしゅうかん!赤ちゃんのおともだちですね。
★よみもの★
『やまの動物病院』
なかがわちひろ/作(Fナ) 徳間書店
まちに一つだけある動物病院。じつは夜「やまの動物病院」をひらいています。
その病院の先生は、ねこのとらまる。昼は人間の先生のしんさつを、しっかり見ているから大丈夫。
さてさて、今日のかんじゃは、だれかな? 低学年から
『三まいのはがき』
おくやまゆか/作(Fオ) 福音館書店
ある日ナメヨ、ガマコ、ニョロミから、ゆうたにとどいた「あそびにきてください」のはがき。
あそびにいくと、どこもだいかんげいです。
ところが、みんなゆうたとなかよしになりたくて、おおげんかをはじめてしまいます。
さあ、さいごはどうなったかな。ゆうたとふしぎな三にんの楽しいおはなしです。 低学年から
『空と大地に出会う夏』
濱野京子/作(Fハ) くもん出版
言葉できちんと説明できないことが嫌いな理一郎(りいちろう)。無駄なことが嫌いな両親。
いつも明るくめげない海空良(みそら)と、転校してから会うことのなかった大智(ひろと)との再会。
言葉にしない思いも、じんわりみえてくるような成長の物語。 中学年から
『アーマのうそ』
キャロル・ライリー・ブリンク/作(933フリ) 文溪堂
そんなつもりはなかったのに、うそがうそをよんでどんどん大変なことに!
なんとか切りぬけようと必死に考えたアーマは、とんでもないことを思いつきます。 中学年から
『かわいい子ランキング』
ブリジット・ヤング/作(933ヤン) ほるぷ出版
中学校の生徒たちにメールで送られてきた、学校のかわいい女の子ランキング。
2位はみんなの憧れのソフィーで1位はいつも目立たないイヴだった。
1位になった妹を心配する兄のエイヴの、自分が過去の失敗から学んだ言葉は必読です。 10代から
『ガリレオの事件簿 ①②』
東野圭吾/作(Fヒ) 文芸春秋
天才物理学者・ガリレオをしっていますか?
福山雅治でドラマ化もされた、東野圭吾の大人気小説。
シリーズの中から4つの短編を集めてあります。
これが面白かったら、一般の小説『探偵ガリレオ』から読んでみよう! 10代から
★ちしきの本★
『バリバリしゅうしゅうしゃ』
くにすえたくし/絵(537) 視覚デザイン研究所/作・出版
決まった日にやってくるごみしゅうしゅうしゃは、いつもおおいそがし!
大きな口でバリバリとごみをかたづけます。
おや、いたずらカラスたちもがんばっておてつだい。小さな人でも楽しめる働く車の本です。
『ハグして! アミとランのおとなになるまえの性の絵本1』
安藤由紀/作 岩崎書店(367)
性教育の名著『いいタッチわるいタッチ』の安藤由紀さんによる、性の本。
あらゆる情報を含んで、でもやさしくわかりやすくなっています。
『知識の海へ』児童図書館基本蔵書目録3
(研究028) 東京子ども図書館
東京子ども図書館による、ちしきの本の目録。すばらしいのは、本当によい本が選ばれていることと、件名索引があること。
「助ける」というテーマの本は?などで探せます。
『みんなえがおになれますように』
うい/作(367) 学研
小学生のういさんが、体と心のちがいのこと、気になることをインタビューしています。
むずかしいことはわからなくても、いろんな人がいるんだよって、受けとめられるような本です。
『鉄道“周辺世界”趣味入門線路』
(536) イカロス出版
乗り物が好きな人、こんな本はいかが?
新幹線も貨物列車も、線路がないと走れません。
意外と知らない線路の仕組み、知ってから乗るともっと楽しいかも!
『名列車透視図鑑』
(536) 小学館
鉄道開業150年。蒸気機関車から作業車、観光列車、リニアまで、車体の中が見えるイラストを楽しもう!
『タガヤセ!日本』
白石優生/作(612) 河出書房新社
農業に興味がある人もない人も、自分が毎日口にしている食べ物について、ちょっと考えてみませんか?
日本の農業の魅力を伝える国家公務員YouTuberが、わかりやすく伝えます。大人の人もぜひご一緒に。
『2~5才のかわいいおりがみえほん』
いしばしなおこ/作(754) パイインターナショナル
主人公のねずみが冒険しながらさまざまな動物と出会う物語のなかで、かわいい折り紙の作品をご紹介。
登場する作品はハシビロコウ、アルパカなど40種!
折り方の手順はすべて写真で解説してあるのでわかりやすいです。
『ずかん単位』
(420) 技術評論社
メートル、キロ、坪、エーカー…などなど。長さ、重さ、時間や暦まで。
単位のことなら、なんでもござれ!