あたらしいこどもの本
あたらしく入った本(平成26年9月up)
あきです。虫ののなきかたもとってもじょうずになってきました。
おいしいあき、たのしいあき、しずかなあき。
みんなのすきなあきはどんなかな?
としょかんにさがしにきてね。
えほん
『かがみのなか』
恩田陸/作 樋口佳絵/絵 (Pヒ)岩崎書店
いえのなか、おみせ、まちかど、まいにちみているかがみ。
右手をだせば左手をだす。でもときどきまちがえる。えっ?きゃーっ!
読んだあと、かがみをみられるかな。
こわいの大好きな人、ぜひどうぞ。(の)
『いろいろいろのほん』
エルヴェ・テュレ/絵 たにかわしゅんたろう/訳 (Pテ)ポプラ社
ページをひらくと色がいっぱい。さわってみたりゆすってみたり、
あっ色がかわった!
絵具をぺたぺた手につけてさわっているみたいなきもちになれる本。(の)
『ライオンのひみつ』
マーガレット・ワイルド/文 リトバ・ボウティラ/絵 (Pホ)国土社
図書館の前にいる、石でできたライオン。あるとき、動きたい!と、
つよくつよくねがうじけんにであいます。そして・・・。
図書館ではたらく人は、なにがおこってもおどろいてはいけません。(ち)
『そうちゃんはおこってるんだもん』
筒井頼子/文 渡辺洋二/絵 (Pワ)福音館書店
ちょっとしたことですねて、つくえの下にもぐりこんだそうちゃん。
なにもかもタイミングが悪くて、もうおこっているのかどうかわからなく
なっても、つくえの下から出られません。そんなことって、あるよね。
子どもにも、親にもあるある、の1冊。(ち)
『ふしぎなともだち』
たじま ゆきひこ/作 (Pタ)くもん出版
島にひっこしてきた「ゆうすけ」が出会った、自閉症の子「やっくん」。
どんなふうに接したらいいのかな?この絵本を読むと、
少しわかってくるような 気がします。つかず離れず、
クラスみんなのあたたかいまなざしが伝わってくるようです。(い)
『ヨハンナの電車のたび』
カトリーン・シェーラー/作 (Pシ)西村書店
さて、白い紙を用意して、これからお話を作ります。
まずは電車を描いているところ。いろんな動物が電車に乗っています。
次はブタさんを描いて……おや?ブタさんが話しかけてきました。
なんだかおもしろいたびになりそうです。(い)
『オオサンショウウオ』
福田幸広/写真 ゆうきえつこ/文 (Pフ)そうえん社
80センチにもなる大きないきもの!川の中ではどんなふうに動いているのかな?
卵を育てているときは、ちょっとびっくりする行動をします。
大切な赤ちゃんに、うっかりハプニングもおこったり…。
あんまりオオサンショウウオが好きじゃなかった人も、
ちょっと好きになるかも。(い)
『きみの すきな どうぶつ なあに?』
(P)ポプラ社
エリック・カールと13人のなかまたちが、大好きな動物の絵をかきました。
いろんな動物、いろんな絵。絵本が好きな大人が見ると、もっと楽しいかも。
最後に絵本作家たちの、子どものころの写真もあります。
見ているうちにあなたも動物の絵を描きたくなるかもしれませんよ。(い)
『はーいミミせんせいですよ!』
やなせたかし/作・絵(Pヤ)フレーベル
うさぎのミミ先生のことを子どもたちはみんなだいすき。
だっていつでも「まかせて!」とかいけつしてくれるんです。
やなせたかし作「ミミ先生は好きよ」の歌にそった、
ミミ先生と子どもたちのお話です。
アンパンマンもでてくるよ!がくふや歌のふりつけもついている、
歌っておどれる楽しい絵本です。(か)
赤ちゃんえほん
『わらってるわらってる』『ないてるないてる』
クレヨンハウス 赤ちゃんえほん
わらっている顔、ないている顔ばかりあつめた字のないえほん。
二十の顔は、二十人の作家が一つずつかいています。
赤ちゃんと一緒にながめているだけでも楽しいけれど、大人は、
誰の絵かあててみたり、最後のページのコメントを読むのも楽しい!(ち)
よみもの
『ダンゴムシだんごろう』
みおちづる/作 (Fミ)
おいら、ダンゴムシのだんごろう。
おっかさんと99ひきのおとうとたちのため、たびにでるでござる。
まいごのアリをたすけ、よわむしのカブトムシのかわりにすもうをとり、
ちいさなだんごろうはだいかつやく。えっ、どんなふうにって?
それは読んでのおたのしみでござる。低学年から。(の)
『たんぽぽの目』
村岡花子/ 作 (Fム)
テレビでも話題の「赤毛のアン」のほんやく者、村岡花子さんの童話集。
「たんぽぽの目」のほか「なみださん」「みみずの女王」など
おはなしがいっぱい。
やさしくていねいな文章で心にしみわたります。中学年から。(の)
ちしきのほん
『学校図書館の対話力』
渡邊重夫/著 (071研究)青弓社
昨年は、日本国内で、『はだしのゲン』を自由にみられないようにしたり、
『アンネの日記』関係図書がたくさん破られたり、という、
子どもの本に関する事件が起こりました。
それらは、本のまわりで働く者にとって、重大な問題です。
子どもたちの未来のために、図書館や学校は、どう考え、
どう教えるべきかを論じたこの本、たくさんの人に読んで、
考えてもらいたいものです。(ち)
『語りつぎお話絵本 せんそうってなんだったの?』シリーズ
(210)学研
戦争のこと、考えるのはむずかしい……
そんな人に、まずはじめに読んでほしい本。
まるで戦争を体験した人に、目の前で話をしてもらっているようです。
「集団的自衛権(しゅうだんてきじえいけん)」とはどんなものか考える時、
やっぱり戦争のことも知っておくべきなのかもしれませんね。(い)
『日本の妖怪完全ビジュアルガイド』
小松和彦/監修,飯倉義之/監修(388)カンゼン
日本全国の妖怪150種類以上をデータ化。
大迫力のカラーイラストと解説がついています。
妖怪の言い伝えや昔話がある地域をマップで表記、
歴史的資料も掲載されています。
日本全国、妖怪さがしめぐりをしてみてはいかがですか?
これを読めばきっとあなたも妖怪博士!(か)
『図鑑大好き!』
(460)彩流社
みんな大好きなずかん。図鑑の歴史や作られかた、学芸員のおすすめ図鑑、
科学者・学者たちのお気に入りの図鑑などがしょうかいされ、
とってもたのしい1冊になっています。子ども向けの本ではないのですが、
ずかん好きはねんれいを問わずぜひ見て!(ち)
『13歳からの料理のきほん34』
アントラム栢木利美/著(596)海竜社
塩少々とひとつまみのちがいってなに?1カップと1合ってちがうの?
などなど料理の本を読んでいてもわからないことってたくさんありますよね。
そんなきほんからじょうしきまでわかりやすくかいせつしてくれる本です。
これから料理をはじめようかなと思っている子どもたちから、
料理の苦手な大人まで役立つことまちがいなしです。(か)
『ずかんフルーツ』
(625)技術評論社
日本ではあまりなじみのない熱帯フルーツ。
どこでどんなふうに育っているのかな?
いったいどうやって食べたらいいの?
では調べてみましょう。熱帯フルーツが
生まれてみんなのもとへやってくるまでがよくわかります。(の)
『ちょこっとできる びっくり!工作』シリーズ
(750)偕成社
わごむ、ストロー、せんたくばさみ、かいちゅうでんとうを使って、
いろんな工作をしてみよう!ちょっと工夫すると、
おもしろい形ができあがるよ。
たくさん用意して作ると、本よりもすっごいものができるかもね。(い)
『パパママおしえてアートミステリー13話』
(704)辰巳出版
なぜ「モナ・リザ」はほほ笑んでいるの?
イエス・キリストはどんな顔していたの?
「アペレストの題」ってなんのこと?などなど、
美術作品には疑問難問がいっぱい。
パパママ答えられますか?
うーんと思ったらこの一冊。芸術の秋にぴったり。
パパとママのための美術館ガイドつき。(の)
『新聞紙とガムテープでこんなのつくれた!』
関口光太郎/著 (750)講談社
よういするのは、新聞紙とガムテープだけ。
作れるものは、むげんだい!むずかしさのめやすも書いてあり、
ちいさい人からつくれます!(ち)
あたらしく入った本(平成26年7月up)
早くもあつい日がやってきましたね。
じどうしつは夏休みにむけて準備開始(じゅんびかいし)です!
みなさんも宿題の準備はおはやめに・・・!
えほん
『おやすみおやすみ』
シャーロット・ゾロトウ/文 ウラジミール・ポプリ/絵 (Pホ) 岩波書店
クマ、ハト、サカナ、ウマ、イモムシ、こねこなど、たくさんの動物たちのねむるようすを
やさしいことばと色づかいで描いた絵本です。おやすみ前にぴったり!(か)
『ならんでるならんでる』
竹下文子/作 鈴木まもる/絵 (Pス)偕成社
ちいさいありがならんでる。あひるがならんでる。こどもが10にんならんでる。
それから、それから、どんなたのしいことがまってるのかな?きっと、ならぶのがどんどんたのしくなってきますよ。
鈴木まもるさんのやさしくてかわいい絵もすてきな絵本です。(か)
『あかいえのぐ』
エドワード・アーディゾーニ/作 (Pア)瑞雲社
お父さんは絵かき。お金はありませんが、5人かぞくはなかよしです。
さいごのしあげの赤い絵の具も、たべるものもなくなり大ピンチになったとき、
ふたりの子どもががんばります。名作をたくさんかいているアーディゾーニが残した、すてきなえほん。(ち)
『大きくなるってこんなこと!』
ヘレン・オクセンバリー/作 (Pオ)評論社
小さいぼうやの冬の服をはこにしまい、春がきて、夏がきて秋がきて、
また冬になってはこをあけると、もう服は小さくなっていました。ぼくは大きくなったんだ!
きせつとともに、ぼうやの成長をえがきます。(ち)
『どっとこどうぶつえん』
中村至男/作 (Pナとも)福音館書店
□■■□のように、いろんな色の□ばかりでどうぶつをかいてみたよ!なんのどうぶつかわかるかな?(ち)
『あっ、ひっかかった』
オリヴァー・ジェファーズ/作・絵 (Pシ)徳間書店
凧(たこ)をとばして、あそんでいたら、木にひっかかっちゃった!凧をとるために、くつをなげ、
ネコをなげ、あれもこれもなげて…。どうして、そんなものまで、なげちゃうの!?ラストは、
きっとツッコミを入れたくなりますよ。(い)
『ほうれんそうは ないています』
鎌田實/文 長谷川義史/絵 (Pハ)ポプラ社
農家の人がいっしょうけんめい育てたほうれんそう。おいしくなあれ、おいしくなあれと、笑いかけていた野菜。
酪農家の人がいっしょうけんめい育てた牛。おいしいね、おいしいねと、笑いかけていた牛乳。
原発事故がおきて、すべて捨てられてしまいました。その悲しさに気づく絵本です。(い)
『どうぶつたちは しっている』
イーラ/写真 マーガレット・ワイズ・ブラウン/文 (Pイ)文遊社
どうぶつたちの目が、じっとなにかを見つめています。いったい、なに?なにがあるの?
白黒写真はあんまり…と、読まずにいるのはもったいないですよ。(い)
『ぼく、みつけたよ』
あべ弘士/作 (Pア)ビリケン出版
とても あつい ある日。 ぼくは ふしぎな あしあとを みつけた。
きっと 恐竜のあしあと! ふしぎな あしあとを さがしに しゅっぱつ!
じつは、このあしあと、三重県総合博物館にかざられています。あなたは見つけられるかな?(い)
『ミスターワッフル!』
ディヴィッド・ウィズナー/作 (Pウ)BL出版
とある家に迷いこんだ、うちゅうじんみたいな生き物。ネコのワッフルがちょっかいを出しますが、
あちらは命がけの争い!何語をしゃべっているのかわかりませんが、じっと見つめてしまいます。
この面白さに気づいたら、ぜひ同じ作者の絵本も読んでみてください。(い)
『あめふりうります』
平田昌広/文 絵/野村たかあき (Pノ)講談社
〈ねこがかおをあらうとあめがふる〉とはむかしからのいいつたえ。
ある日、ぐうたらねこのねこきちはおかしなしょうばいを思いた。
「ひがーしのはたけにあめざんざん」そういって、かおをごしごし。すると…。(の)
『ねむいんだもん』
福田幸広/写真 ゆうきえつこ/文 (Pフ)そうえんしゃ
すやすや すーやすや。まきばでうまが、パンダがきのうえで、らっこがうみのうえで。
ねむっているときってなんだかわらっているみたいだね。ああ、なんだかねむたくなってくる。(の)
『やぎや』
長野ヒデ子/作 スズキコージ/絵 (Pス)すずき出版
まちはずれのもりのなか、トンネルをくぐるとやぎのいっかがくらしてた。
みんなではたけをたがやして、パンをやいてスープをつくって。めえー、めえー。うめえーうめえー。(の)
『うみべのいす』
内田麟太郎/文 nakaban/絵 (Pナ)佼成出版社
しろい はまべに いすが ひとつ。すわっているのは だれ?
ねこが うみのほうに みているのは さかな。
くまが みているのは?みんな それぞれ みえるものが ちがいます。
あなたは なにが みえるかな。(の)
あかちゃんえほん
『ぎゅうぎゅうぎゅう』
おーなり由子/作 はたこうしろう/絵 (赤ちゃんえほん Pハ)講談社
おててをぎゅう。おなかをぎゅう。おかあさんやみんなでぎゅうってたくさんすると、
とってもあたたかいきもちになれる赤ちゃん絵本です。
ぜひ親子のスキンシップにも使ってみてください。読み聞かせにもぴったりです。(か)
『なにからできているでしょーか?』
大森裕子/作 (赤ちゃんえほん Pオ)白泉社
おにぎり、ラーメン、ハンバーガー・・・。おいしそうな食べものがいっぱい。
でも、なにからできてるのかな?ぜひ、親子でお話ししながら、いっしょにページをめくって楽しんでください。(か)
よみもの
『そこから逃げ出す魔法のことば』
岡田淳/作 (F/オ)偕成社
ぼくのおじいちゃんはすごい!こたつの妖怪から逃げ出したり、一寸法師になったり、
安全ピンで海賊とたたかったり。このすごいおじいちゃんの冒険は、ふたりだけのひみつ。
小学校中学年から(の)
『ネネとヨヨのもしもの魔法』
白倉由美/作 (Fシ)徳間書店
もしも…とか、こうだったらな…と「想像」することが禁じられた世界。
聖マルグリット学院で暮らす子供たち。ネネが見つけた<もしもの魔法>ノートが、新しい世界を開いていきます。
小学校高学年から(い)
ちしきのほん
『図解!!やりかた大百科 for KIDS』
Joseph Pred/著 (033) パイ インターナショナル
静電気で水を曲げるには?ロケットを発射するには?月の満ち欠けの見方、おたまじゃくしの育て方など
役立ちそうな実験や探検のやりかたがいっぱい!でもこの本はそれだけではない!
ガムを鼻でふくらませるには?ゾンビになるには?忍者の障害コースの走り方など
おもしろくてちょっとかわった、学校では教えてくれないけど役にたつ(かもしれない)241の豆知識がいっぱいです。(か)
『日本の駅 なるほど百科』
(546)交通新聞社
約4600あるJRの駅名を、ぜんぶのせました!面白い駅は写真と解説つき。アイウエオ順の
駅名リストもカンペキ。交通新聞社の本は、マニアには目が離せません。(ち)
『古くて新しい椅子』
中嶋 浩郎 /文 パオラ・ボルドリーニ /絵 (583)福音館書店
10歳のマルコは勉強机をもらうことになりました。何十年も前の、古くてボロボロの机とイス。
新しい机を買ってもらえると思ったのにな…。でも家具職人に直してもらったら、まるで新品のよう。
イタリアではそういった職人が、今も生活の中にとけこんでいるそうです。そんなふうに長く物を
使っていけたらいいですよね。(い)
『「赤毛のアン」と花子 翻訳家・村岡花子の物語』
村岡恵理/文 布川愛子/絵 (910)学研
名作、「赤毛のアン」を初めて日本に紹介した、村岡花子。
彼女はどんな人だったのでしょうか。子どもたちに夢や希望をもってもらおうと
戦争中も必死に訳し続けることをあきらめなかった、一人の女性の物語。
朝の連続テレビ小説、「花子とアン」も人気の今、こちらもおすすめです。(か)
『「少年探偵団」大研究 上下』
(Fエ)ポプラ社
『少年探偵団』『怪人二十面相』のシリーズを読んだことありますか?
学校の図書室の隅にある、ぶきみだけど気になってしまう表紙。みんなのお父さんやお母さん、
ひょっとしたらおじいさんやおばあさんも、子どものころ、むちゅうになって読んだはず。
登場人物や、個々の作品、舞台の地図など、シリーズの魅力をすべて網羅した研究本です。(ち)
あたらしく入った本(平成26年5月up)
かわいい色とかたちのいす、ぜひすわってみてくださいね!
いたたっ。ぶつかっちゃった!あれれ?なんだか、からだがおかしくなってきて・・。 (か)
きれいに雪が積もったら、冬王さまにごあいさつ。やさしい童話のような絵本です。 (い)
『やくそく』
でも中に入っていたのは、みどり色のドングリ。「おまえさんにやるよ。これを植えるってやくそくするんならね」
このステキなやくそくを、わたしは守ろうと思った…。(い)
『どんぐり』
どんぐりはそのたびに「もっとおいしくなるから、たべないで。」とおねがいします。
おとうさん、おかあさん、赤ちゃんに接する人に、ぜひ読んでほしい一冊です。(い)
呪いをとくため、やってきたひとりの王子さま算数の力で妖精の呪いに
『いまこそ沖縄 沖縄に親しむ50問50答』
あたらしく入った本(平成26年3月up)
あたらしく入った本のなかから、
じどうしつのかかりが気に入った本をしょうかいします。
☆としょかんのホームページがあたらしくなりました☆
図書館にあたらしく入った本の中から、じどうしつのかかりが
お気に入りの本をしょうかいしていきます。たのしみにしていてね。(か)
『チャーリー、おじいちゃんにあう』
エイミー・ヘスト/文 ヘレン・オクセンバリー/絵(Pオ 岩崎書店)
おじいちゃんがやってくる!ぼくとチャーリーはえきにむかえにいくことになった。
チャーリーをおじいちゃんにしょうかいするのだけれど、おじいちゃんはいぬと、ともだちになるやりかたをしらないらしい。
さあ、ふたりはともだちになれるかな。(の)
『はしれ ディーゼルきかんしゃデーデ』
すとうあさえ/文 鈴木まもる/絵(Pス 童心社)
新潟(にいがた)から、福島(ふくしま)の郡山(こおりやま)まで、まよなかに出発!
雪が降ってくるし、長い坂道でデーデは止まってしまいそう。
福島まで走りきることができるでしょうか。
力強いきかんしゃの音が聞こえてきそうです。(い)
『いのちをいただく』
内田美智子/作 魚戸おさむとゆかいななかまたち/絵(Pウ 講談社)
牛肉は、だいじに育てた牛を殺してつくる。
坂本さんはかなしくて、「(牛を育てるのは)もう止めよう」と、なんども思った。
それでも止めなかったのは…?だいじに育てた牛を、だいじに食べること。
じっくり読んでほしい絵本です。(い)
『ジャーニー 女の子とまほうのマーカー』
アーロン・ベッカー/作(Pヘ 講談社)
女の子が見つけた赤いマーカー。ドアかいたら、その向こうはふしぎな森。
川にきたら、ふねをかこう。女の子のぼうけんはどこまで続くんだろう。
文字がないから、あなたの言葉をつけたしてね。(い)
『だるまなんだ』
おおなり修司/文 丸山誠司/絵(Pマ 絵本館)
だ・る・ま・さ・ん・が・・・えぇ、そんなことに!?動きも、絵も、なんだか変。
このおもしろさ、読んでのおたのしみ。(い)
『犬になった王子』
君島久子/文 後藤仁/絵(Pコ 岩波書店)
『白いりゅう 黒いりゅう』(92 岩波書店)に収録されているチベットの民話が、
うつくしい絵本になりました。大切な食べ物、麦をめぐる、王子の冒険の物語。
宮崎駿の『シュナの旅』(72 児庫)という作品は、この物語をベースにかかれたそうです。(ち)
『ぼくらのひみつけんきゅうじょ』
森洋子/作(Pモ PHP研究所)
家の前の道は、ぼくらのあそび場。なわとびゆらせばジャングルだ。
やかんにすわれば宇宙飛行。黒と赤だけでかかれる絵に注目。(ち)
『どこどこハート』
tupera tupera /作(赤ちゃんえほん ブロンズ新社)
にわとり、ゴリラ、おんなのこ・・。ページをひらけば、たくさんのハート・ハート・ハート!!
いろとりどりのせかいがひろがります。いくつみつけられるかな?
ひとりでもおやこでもいっしょにたのしめます。(か)
『にんじん だいこん ごぼう ~日本の昔話より~』
植垣歩子/再話・絵 (赤ちゃんえほん 福音館)
にんじんとだいこんとごぼうの色は、もともとはしろかったんですって!
あるひ、どろんこあそびをしていたら・・。あらら。
なかよしさんにんは、どうしてあんな色になっちゃったのかな?
日本の昔話をもとにした、絵もおもしろくて、たのしい絵本です。(か)
『ゾウと旅した戦争の冬』
マイケル・モーパーゴ/作(933モ 徳間書店)
空襲警報のなるドイツの町を脱出し、少女リジーと家族、小ゾウのマレーネの旅が始まった。
苦しい中にも、小ゾウの存在が人々を助け、読むほうの心も温かくしてくれます。10代から。(ち)
『にげだした王さま』
宮下すずか/作(Fミ くもん出版)
本の中の文字が、夜になると、ごしょごしょおはなし。
いばりんぼうの「王」が「玉」にむかって、「へんてこな点があって、かっこわるいね」
なんて言ったからさあたいへん!点のついてる文字たちにおいかけられて、「王」はにげだしちゃった。(い)
『絵本の記憶、子どもの気持ち』
山口雅子/著(研究 019 福音館)
子どものころに「読んでもらった」絵本を覚えていますか?
著者に導かれて大学生が思い出す絵本の記憶は、母親との暖かい思いでした。
子どもにかかわるすべての人に読んでもらいたい本です。(ち)
『「生きられた家」をつむぐ』
奥山明日香/著(平凡社 520)
いろいろな形の家や、建築家の言葉がでてくる「くうねるところに すむところ」シリーズ(い)
『漫画家たちの戦争』(シリーズ全6巻)
手塚治虫ほか/作(まんが 金の星社 726)
手塚治虫、赤塚不二夫、ちばてつやなど、日本を代表する、
漫画家たちが、戦争の悲劇や二度と起こしてはならないという
メッセージをこめて描いた作品を集め、シリーズ化されました。
漫画を通して、戦争というものをあらためて、考えさせられる作品ばかりです。(か)
『なぞかけ動物園』『なぞかけ食堂』
ねづっち/著(理論社 807)
「○○とかけて、△△ととく、その心は!」江戸時代にうまれた、なぞなぞの形。
ちょっとむずかしい?大人もちょっと困っちゃうような、なぞかけがいっぱいです。(い)