あたらしいこどもの本
あたらしく入った本(令和2年1月up)
新年あけましておめでとうございます。
お正月は楽しくすごせましたか?
カゼをひいたりしなかったでしょうか。
今年も元気にとしょかんへ来てくださいね!
★えほん★
『くまくまパン いちにちパンやさん』
西村敏雄/作 (P/二) あかね書房
くまのパン屋を見学した子どもたち、パンづくりにチャレンジ。
こねてまるめて、たのしそう。でも手が小さなりすくんはうまくできなくて…。
『もりのおくのクリスマスツリー』
ユーヴァル・ゾマー/作 (Pソ) ほるぷ出版
ぼくは、小さくてかたむいていて、ぐらぐらするいっぽんの木。
まわりの木はクリスマスツリーに選ばれて、ひとりぼっち。
さみしくて、「だ、だ、だれかいる?」と夜のやみによびかけたら・・・。
心がぽっとあたたかくなります。絵もとってもきれい!
『おそろしいよる』
きむらゆういち/作 殿内真帆/絵 (Pト) すずき出版
しずまりかえったよる、こぶたがひとりでほんをよんでいると、
ぱっとでんきがきえて、あたりはまっくら。
すると、ドアがひらいてだれかがはいってきます。
キラリとひかるきばに、こぶたはおもわずつくえにかくれて…。
こぶたといっしょにドキドキする、ちょっぴりおそろしいえほんです。
『きのこのばけもの』
唯野元弘/文 石川えりこ/絵 (Pイ) すずき出版
むかし、あるむらになまけもののおとこがすんでいました。
そのむらでは、夜になっても月のひかりがあたりません。
それが、きのこのばけもののせいだと気づいたおとこは、
あるさくせんを思いつきます。
『ねことねこ』
町田尚子/作 (Pマ) こぐま社
ねことねこ、おなじところどこだ?ぜんぜんちがうねこに見えても、よーく見てみると
おなじところがあります。じっくりみくらべてみて。
『このままじゃ学校にいけません』
ブラッシェアーズ/文 エリザベス・バーグランド/絵 福本友美子/訳 (Pハ) 屑の工房
学校にいきたくないエディは、ぶらさがってかくれていたらいいコウモリになったり、
いじわるな子をこらしめるイカになったり。いろいろなどうぶつになってみますが、
どれもうまくいきません。なみだをこぼして「あした学校にいきたくないかもしれないの」と
うちあけたエディにママは…。想像力ゆたかな女の子が、一歩成長するおはなしです。
『わたしねこがかいたいの』
ミシェル・ロビンソン/文 チンルン・リー/絵 三原泉/訳 (Pリ) 岩崎書店
けいとだまにやわらかいクッション。ねこがすきなものをならべてみたけれど、
いっぴきもきません。えほんをかかえてねむりについたら、
ねこがいっぱいあつまってきた!
けれども、そのねこたちにはほんとうの飼い主がいて…。
『わたしのわごむはわたさない』
ヨシタケシンスケ/作 (Pヨ) PHP
ヨシタケさんは、タイトルを考えて、それに合った絵本を作るそうです。
この絵本も、子どもあるあるな感じで、オチの一つ手前は予想通り!
それが楽しいヨシタケさんの絵本です。
『はぐれくん、おおきなマルにであう』
シルヴァスタイン/作 (Pシ) あすなろ書房
『ぼくを探しに』の続編で、以前は『ビッグ・オーとの出会い』というタイトルでしたが、
新しく村上春樹の訳で出版されました。
『の』
junaida/作 福音館書店 (Pシ)
人気画家junaidaの絵本です。『これはのみのぴこ』のような、
「積み上げ歌(きりなしうた)」の形式ですが、
とにかく、美しい絵を楽しんでください。
『やぎのグッドウィン』
ドン・フリーマン/さく (Pフ) 福音館書店
『くまのコールテンくん』などで有名なドン・フリーマンが、
昔の経験をモチーフに描いた絵本です。
自由気ままなグッドウィンと、騒動の行方は…?
『フォックスさんのにわ』 ブライアン・リーズ/作 (Pリ) 評論社
フォックスさんといぬはいつもいっしょ。
あそぶのも、たべるのも、ねむるのも。どんなときでもはなれたことはありません。
なかでも、いちばんすきなのは、いっしょにはたけしごとをすること。
でも、ある日、かなしいことがおきて…。
『おうちをさがしてみかたをかえてごらん』
ケイト&ジョール・テンプル/文 テリ・ローズ・ベイントン/絵 (Pヘ) 潮出版社
すむばしょがない、あしかのおやこ。おやこはあたらしいすむばしょがみつけられたかな?
まえから、うしろから、よんでみてね。見方をかえるとせかいがかわります。
『コレットのにげたインコ』
イザベル・アルスノー/作 (Pア) 偕成社
新しい町にひっこしてきたコレットが思わずついてしまった小さな「うそ」。
にげたインコをさがすうちに近所のいろいろな友達と出会います。
コレットの「うそ」は、どんどん大きくふくらんで…。
『とんでいったふうせんは』
ジェシー・オリベロス/文 ダナ・ウルエコッテ/絵 (Pウ) 絵本塾出版
ぼくはふうせんをもっている。「思い出」という、ふうせん。
おじいちゃんは、ぼくよりたくさんのふうせんをもっていた。
ある日、おじいちゃんの手から、ふうせんがどんどんはなれて、飛んでいったのに、
おじいちゃんは気づかなくて…。
★あかちゃんえほん★
『ぎゅぎゅぎゅのぎゅー』
森あさこ/作 (Pモ) ひかりのくに
にゃあにゃあねこが、ぎゅぎゅぎゅのぎゅー。
きんぎょもおばけも、はりねずみも。
みんなでぎゅーってしてみてね。
★よみもの★
『マイク』
アンドリュー・ノリス/著 (933ノリ) 小学館
プロテニスプレイヤーを目指すフロイド。ある日、テニスコートに見知らぬ男マイクが現れる。
調子を崩し、試合もままならない。しかもマイクは、フロイド以外には見えないらしい。
これからもテニスを続けるべきか、迷うフロイド。マイクは一体なぜ現れたのか。
今、何か迷っていることがある、あなたへ届けたい物語。 10代から
★ちしきのほん★
『古墳のなぞがわかる本』
河野正訓/監修 (210) 岩崎書店
日本のあちこちのにある古墳。いろいろな形があるよね。
いつ、だれのために作られたのかな?中はどんなふうになっているの?
古墳のなぞがわかります。かわいい「はにわ」もいっぱい!
『蒲生氏郷』コミック版日本の歴史シリーズ
(289カ) ポプラ社
蒲生氏郷は、松坂城を築き、松阪市が商業で発展する元をつくりました。
一方、信長の元、氏郷にひどく攻められた北伊勢や伊賀ではとても恐れられ、
言うことをきかない子どもを「"がもじ"が来るぞ」とおどしたそうですよ。
言われたことのある人はいるかな?
『子ども教養図鑑 世の中のしくみ』
小学校社会科授業づくり研究会/著 (307) 誠文堂新光社
「選挙に行ったほうがいい?行かなくてもいい?」「税金で外国を援助するのは正しい?」
社会、政治、環境など、いろいろな問いに対して、自分はどう思うか、と
考えているうちに読み進めていけます。
討論形式で、いろいろな意見を否定しないのがいいですね。
『ふゆとみずのまほう こおり』
片平孝/写真・文(451)ポプラ社
ふゆになって気温がどんどんさがっていくと、いろんな場所にこおりができます。
こおりは、場所やその時の気温によって、いろんなすがたかたちに変化します。
『道路のひみつ図鑑』
スタジオタッククリエイティブ (514)
全国の道路の紹介や、標識、ガードレール、信号、作られ方など、
ありそうでなかった道路のことだけの本。
『わたしたちの高速道路』
中日本高速 (514)
高速道路上にあるすべてのもののこと、作られ方、歴史と、
高速道路に関することすべてがつまった本!
『はじめよう!ブックコミュニケーション』
村中李衣・伊木洋/著 (子どもの本研究) 金子書房
学校の教室で、先生と生徒でなく、人間同士として、
本に気づかされたことや本との思い出などを自分の言葉で語りかける。
そのようなことを、ブックコミュニケーションと呼ぶそうです。
ブックトークでも読みきかせでもなく、準備も不要。
一度、やってみたいですね。
あたらしくはいった本(令和元年11月up)
本をよむのにぴったりのきせつです。
楽しい本をさがしにきてね。
★えほん★
『うみのあじ』
★よみもの★
『おかしえんのごろんたん』
低学年から。
ひかれていく。
『しかけは世界を変える!!』
海パンのおじさんがマネしているイラスト」。
『よくわかるVR 何ができる?社会はどう変わる?』
あたらしくはいった本(令和元年9月up)
あつかった夏もすぎて、秋がちかづいてきました。
お気に入りの一冊をぜひみつけて読書の秋を楽しんでみてね。
★えほん★
『このほんよんでくれ!』
ベネディクト・カルボネリ/文 ミカエル・ドゥリュリュー/絵 (Pト)クレヨンハウス
おやこが絵本をよんでいるのを、うしろで聞いていたオオカミ。
落としていった絵本をひろったけど、本が読めません。森の動物たちに、
「読んで」とたのむのですが・・・。さあ、づづきはどうなるかな。
『ヒキガエルがいく』
パク・ジョンチェ/作 (Pハ)岩波書店
トン いっぴきのヒキガエルがあらわれた。ト トトン。もういっぴきあらわれた。
ドンドンダンダン ドンドンドンドン。つぎつぎにあらわれるカエルたち。圧巻!
『ぼくたちはみんな旅をする』
ローラ・ノウルズ/文 クリス・マッデン/絵 (Pマ)講談社
水の中、高い空、広い大地、動物たちは旅をする。季節がかわり、子どもを
そだて、食べ物をさがして。驚くほどたくさんの動物たちの旅を、みて。
『ヒロシマ 消えた家族』
指田和/著 鈴木六郎/写真 (Pス)ポプラ社
太平洋戦争末期、昭和20年、8月6日。たった一発の原子爆弾が、えがおに
あふれた6人家族、鈴木六郎さん一家を消し去った。戦争中であっても愛に
つつまれてしあわせにすごしていた、家族の記録写真を通して戦争と平和に
ついて考える写真絵本。
『ナマコ天国』
本川達雄/作 こしだミカ/絵 (Pコ)偕成社
まっぷたつにされてもへいきだったり、ゴシゴシこすると、とけたり、
ナマコにはへんなところがいっぱい!知れば知るほどおもしろい
ナマコの絵本です。
『みなとまちから』
nakaban/作 植田真/絵 (Pウ)佼成出版社
しずかな みなと。みみをすませていると、いろんなおとがきこえてくる。
あめがふってきた。あまやどりに入ったみせでみた、ふしぎなゆめ…。
作者が入れ替わった『とおいまちのこと』もぜひ。
『すきっていわなきゃだめ?』
辻村深月/作 今日マチ子/絵 (Pキ)
『すきなひと』
桜庭一樹/作 嶽まいこ/絵 (Pタ) 岩崎書店・恋の絵本シリーズ
人気小説家が、「恋」をテーマに、絵本の文章を書くシリーズ。
2冊とも、「恋」の話だけど、「普通」「同じ」でなくていいよ、
というメッセージにもなっていて、年齢、性別関係なく心に響く絵本です。
『しろちゃんとはりちゃん なつのいちにち』
たしろちさと/作・絵 (Pタ)ひかりのくに
大のなかよしのしろちゃんとはりちゃんは、1本のアイスキャンディーをめぐって
おおげんかをしてしまいます。なかなおりできるかな?
『エジソン ネズミの海底大冒険』
トーベン・クールマン/作 (Pク)ブロンズ新社
ネズミの冒険シリーズ、次は海!先祖がのこした手紙をもって、ネズミの大学に
やってきたピート。その宝を見つけるためには、海にもぐらなくてはいけない…!
空を飛び、月へ行ったネズミがいるなら、海にもぐれないはずはない!ぜひ一度、手にとって欲しいシリーズです。
『じごく ごくらく こころノート』
くら田たまえ/作(Pク)風濤社
じごくでも、ごくらくでも、同じ長いはしを使うけど、食べ方はだいぶ違うみたい。
じごくのこころと、ごくらくのこころ。あなたのこころシールは、どちらがたくさん
たまるかな?
『夜のあいだに』
テリー・ファン,エリック・ファン/作(Pフ)ゴブリン書房
ウィリアムがまどの外をみると、通りに町の人たちがあつまっていました。
いそいできがえて、階段をおり、おもてへとびだしてみると・・・。ようこそ
グリムロック通りへ!さあ、これからこの通りにふしぎなことがおこります。
そして気づけば、町にも人にも変化が・・・。
『ばらいろのかさ』
アメリー・カロ/文 ジュヌヴィエーヴ・ゴドブー/絵(Pコ)福音館書店
いつも明るいカフェのアデル。でも雨の日は、まったくやる気がでなくなって、
閉じこもってしまいます。そんなある日、店に置いてあったのは、大好きなばらいろのくつ。
次のときには、ばらいろのレインコート。いったいだれが?苦手な雨の日だけど、外へ出てみると…。
『たぬきのひみつ』
加藤休ミ/作(Pカ)文溪堂
「だれにもいっちゃいけないよ。」たぬきのひみつをしったどうぶつたちは
つぎつぎにじぶんのひみつをはなしますが・・・。どうぶつたちのおいしいひみつって!?
『エミージーンのぼうし』
メアリー・チャルマーズ/作(Pチ)岩波書店
小さな絵本「こねこのハリー」を知ってますか?同じ作者が描いた絵本が、
新しく翻訳されました。幼いこどもたちと動物たちのやりとりが楽しい、手のひらサイズの絵本です。
『みらいのえんそく』
ジョン・ヘア/作(Pヘ)あすなろ書房
えんそくは、月へ!地球をながめたり、写生をしたり。おっと、先住民がいる!
ファーストコンタクト(?)絵本です。
『ねこになりたい』
山口哲司/作・絵(Pヤ)出版ワークス
ねこになりたい、ねこのように自由気ままに外を冒険してみたい、とおもったことはありますか?
この絵本は、そんなねがいをかなえてくれます。
★あかちゃんのえほん★
『そらまめくんこんにちは』
なかやみわ/作 (Pナ)小学館
そらまめくんがおでかけです。大人気のそらまめくん赤ちゃん絵本シリーズ第二弾。
『おばけのばあ』
せなけいこ/作・絵 (Pセ)角川書店
だあれ、だあれ、いない、いない、ばあ!うさこちゃんもねこちゃんも・・・。
あれ?おつぎはだあれ?さいごには、おばけもあらわれて・・・!?絵本作家
デビュー50周年を迎えたせなけいこさんがこどもたちのために貼り絵で
描きおろした<いないいないばああそび>赤ちゃん絵本。
『だっぴ!』
北村直子/作 (Pキ)こぐま社
おや?だんごむしが、もぞもぞ。だっぴ!ヘビもイモリもセミももぞもぞ。そしてさいごは?
★よみもの★
『タヌキのきょうしつ』
長谷川義史/作 (Fハ)あかね書房
小学校をのぞいたタヌキのおとうさんは、「これからはタヌキの子どもにもきょういくがひつようだ。」と、
夜のきょうしつでべんきょうを教えはじめました。 ところがある日、せんそうがはじまって・・・。
少し前の、ひろしまでのお話。低学年から。
『タテルさん ゆめのいえをたてる』
ステファン・テマーソン/作 (989)エクスナレッジ
さあ、あなたのゆめの家はどんな家?おしろのような家?庭つきの家?
たてる家が決まりました!いつも話を 聞かずに、つっぱしってしまうタテルさん。
どんな家になるのでしょう? 中学年から。
『ぼくんちの海賊トレジャ』
柏葉幸子/作 (Fカ)偕成社
どしゃぶりの雨が止んだら、ぼくの家の上に海賊の船が落ちてきた!船から出てきた
海賊は、ぼくにしか見えない!?たからものを出せって言われても、なんのことだかわからないし。
「青くて四角でうたうもの」って、いったいなんだろう? 中学年から。
『ジークの睡眠相談所』
春間美幸/作 (Fハ)講談社
毎日ねむくてしょうがない小学五年生のミントは、ある日謎の睡魔・ジークと出会う。
「眠気」を求めてわるさをする睡魔を、ふたりは退治できるのか?高学年から。
★ちしきの本★
『名もなき花たちと 戦争混血孤児の家「エリザベス・サンダース・ホーム」』
小手鞠るい/著(369)原書房
敵国の子だから、肌や目の色がちがうから。そんな理由で、
戦後、アメリカ兵と日本人のあいだに生まれ、日本のあちこちに置き捨てられた、たくさんの混血孤児たち。
子どもたちを引き取り、大切に育てた、澤田美喜と、エリザベス・サンダース・ホームの
愛のノンフィクション。
『親子で学ぶお金と経済の図鑑』
(330)技術評論社
生活のお金、ものの価格、銀行、社会保障、税金、株、世界経済・・・お金に関する
あらゆることの基本を、たくさんの図でわかりやすく解説してあります。ふりがなつき。
『月のみちかけ』
藤井旭/監修・写真 (446)ほるぷ出版
「月のひみつシリーズ」全3巻のうちの1冊。写真とイラストでやさしく説明してあります。
小学校低学年ぐらいに、いちばんわかりやすい本ではないでしょうか。
『化石ハンター』
(457)PHP
恐竜といえば小林快次先生。が、子どものころは恐竜少年ではなかった。
じゃあ、なぜ恐竜学者になったの?小林先生が恐竜に出あうまでのいろいろ。
好きなこと、気になっていることへの一歩をふみだしたくなる本。
『ファーブル先生の昆虫教室③』
奥本大三郎/文 (486)ポプラ社
昆虫大好き!…というほどではないけど、ちょっとは好き。昆虫の写真は
苦手だけど、絵なら読みたいな、でも物語ではないちゃんと昆虫のことが
わかる本…このシリーズをおすすめします!ひそかに人気ですよ。
『庭に咲く花えほん』
(627)あすなろ書房
見たことがある花でも、色や咲き方がちがうものもあります。
じぶんのまわりにはどの花がさいているかさがしてみてね。
『はじめてのラグビー』
(783)世界文化社
2019年に、日本で開かれるワールドラグビー。でもラグビーのルールって
どんなの? ラグビーのルール、練習方法、心がまえ、そして観戦のしかた。
レジェンドが教える、子どもたちへのメッセージ。
『図書館のための簡単な本の修理』
(014研究)少年写真新聞社
トイレットペーパーの芯や竹串など、身の回りにあるものできれいに本を直せます!
写真入りで、本の修理をとてもわかりやすく教えてくれます。
『かこさとしの世界』
(726研究)平凡社
若いころの絵画から絵本の下絵まで、かこさとしの業績を振り返ります。
『とこちゃんはどこ』のパースや、科学絵本の下絵などは圧巻!
『わたしが障害者じゃなくなる日』
海老原宏美/著 (369人権)旬報社
生まれたときから病気の人、体のどこかがわるい人は、みんな障害者?そうじゃないよ。
障害はその人にあるんじゃなくて、周りのたてものや社会が障害をつくってる。
どうやったらなくせるのかな?元気なわたしたちにできることはなんだろう?
『イソップ絵本はどこからきたのか』
加藤康子、三宅興子、高岡厚子/著 (成人726.5)三弥井書店
「イソップ物語」は、紀元前にギリシャで誕生したといわれていますが、
日本に入ったのも早く、 江戸時代には「伊曾保物語」として出版されています。
和風の絵のイソップ物語もなかなか楽しそう。
あたらしくはいった本(令和元年7月up)
もうすぐ夏休みですね!
図書館は、本がたくさんあって、宿題ができて、すずしくって、夏休みにはぴったり。
自由研究や読書感想文に使う本のことで、聞きたいことがあったら、
図書館の人に聞いてね。
みんなが来てくれるのを楽しみにしています!
★えほん★
『へいわとせんそう』
谷川俊太郎/文 Noritake/絵 (Pノ) ブロンズ新社
へいわのボクとせんそうのボク、へいわのかぞくとせんそうのかぞく。
同じ人や物、場所でも、ページをめくっていくうちに、かわっていく。
へいわとせんそうのちがいがわかるかな?あたらしいへいわ絵本。
『タタタタ』
りとうようい/作 (Pリ) すずき出版
タタタタ、はしってくるチーター。きがついたガゼルがにげる。
あれれ?チーターはガゼルをとびこし、ヌーのむれもとびこし、タタタタ。
いっしょにたのしくはしりたくなるね。
『なまえのないねこ』
竹下文子/文 町田尚子/絵 (Pマ) 小峰書店
ぼくはなまえがない「ねこ」。ほんやさんのねこも、やおやののねこも、
みんななまえをもっている。ぼくもなまえをさがしにいったけど、
みつからなくてあまやどりをしていると・・・。
ちいさな女の子にであって、わかった。ほんとうにほしかったもの。
『らくごえほん てんしき』
川端誠/作 (Pカ にんき者) 角川書店
川端誠さんのらくごえほん、出版社を変えて新作が登場です。
『とりづくし』
内田麟太郎/作 石井聖岳/絵 (Pイ) 鈴木出版
ことり ちりとり きれいずき。 きれいな へやに うっとり ことり。
あんな「とり」、こんな「とり」。そんな「とり」?
「とり」づくしのことばあそびえほん。
『もしもだるまにであったら』
山田マチ/作 福島モンタ/絵 (Pフ) あかね書房
もしも道ばたでだるまにであったらどうしますか?もしもこいのぼりが泳いでいたら…?
そんな、もしもの世界にまよいこんだときのための絵本です。
『マチルダとふたりのパパ』
メル・エリオット/さく (Pエ) 岩崎書店
てんこうせいのマチルダには、パパがふたりいるんだって。だからきっと、
楽しさも2ばい!はやくマチルダのうちにいきたくて、ウズウズしてたけど…
思ったよりおもしろくない。だって、ぜんぜん、ふつうなんだもん!
『あみかけクジラ』『クジラまつり』『もりくいクジラ』
川村たかし/文 赤羽末吉/絵 (Pア) BL出版
1973年に出版された絵本が復刻しました。四日市にもクジラにまつわる話や、
お祭りがありますね。昔むかしの、クジラと人とのつながりを感じさせる絵本です。
『もじもじこぶくん』
小野寺悦子/ぶん きくちちき/え (Pキ) 福音館
とってもはずかしがりやで、いつも、もじもじしている「こぶくん」。その姿を見ていると、
小さいころの自分を思い出します…。私もそうだった…という大人にも、
引っ込み思案なこどもたちにも、読んでほしい絵本です。
がんばれ、こぶくん。おいしいアイスクリームのために!
『かめくんのさんぽ』
なかのひろたか/作 (Pナ にんき者) 福音館
今日は、ぽかぽかいい天気。おさんぽにいこうとさそいますが、みんなおひるね。
えっちら、おっちら、かめくんのさんぽのはじまりです。
「ぞうくんのさんぽ」に新しい一冊が加わりましたよ。
『DJ YOYO』
おおなり修司/文 飯野和好/絵 (Pイ) 絵本館
もうおきろYO!ちこくするYO!おきようYO!YOYOYO!
こんなDJであさ、おこしてくれるんなら、すぐおきちゃうよね!
『でんせつのじゃんけんバトル』
D・ディウォㇽト/文 A・レックス/絵 (Pレ) 河出書房新社
ふつうのじゃんけんなんだけど、なんでこんなにハイテンション!?
読みきかせに人気の本です。絵本の文字の迫力に負けないよう、
盛り盛りで読むのがコツ!
★あかちゃんのえほん★
『ぺったんこぷっくらこ』
矢野アケミ/作 アリス館
ホットケーキはぺったんこ。シュークリームはぷっくらこ。じゃあ、ふうせんは…?
いろんなぺったんことぷっくらこをみつけてみよう。
『さんびきのおさる』
あべけんじ/作 福音館書店
いぼん、にぼん、さぼんはさんびきのおさる。なかよくおさんぽにおでかけ。
くりくりおめめにふわっとした毛並がかわいい、フランスの子どもたちが夢中になったそう。
★よみもの★
『鬼遊び 鬼よぶわらべ歌』
廣島玲子/作 (Fヒ) 小峰書店
知らない子どもがそばにいる。知ってる子どもが消えている。鬼のあそびはほんとに
こわい。遊んでいるうちに、ふとしたことで鬼の領域に足をふみいれた子どもたち。
うっすらこわい8つのおはなしを、夏の夜にぜひどうぞ。中学年から。
『こわいオオカミのはなしをしよう』
ウィリアム・マクリーリー/作 (933マク) 岩波書店
マイケルはパパに、おはなしをしてもらうのが大好き。お気に入りのオオカミが
登場したおはなしは、マイケルの手助けでどんどん進み…。親子のやりとりが楽しい、
一気に読みたくなる物語です。高学年から。
『マザーグースのうた』
蜂飼 耳/文 (931)ポプラ社
欧米でよく知られているマザーグース。おもしろい歌、ふしぎな歌、すこしこわい歌。
どこかで聞いたことがあるかも。ページの終わりにのっている英文は、
リズムがあってとっても楽しい。中学年から。
★ちしきの本★
『水木しげるの妖怪えほん』
水木しげる/著 (388) 講談社
たくさんの妖怪のすがたを絵にしてきた、水木しげるの世界にようこそ。
NHKEテレ「てれび絵本」で人気をよんだ「水木しげる妖怪えほん」が本になりました。
子どもも大人も楽しめる妖怪絵本。
『日本昔ばなしのことば絵本』
(388) ナツメ社
昔ばなしには、今ではあまりみかけたり聞きなれない道具や仕事が出てきます。
そういったことばをジャンルごとに章にわけ、絵と説明文でわかりやすく紹介しています。
読んで楽しいまめちしきや行事の由来、行事にまつわる出来事も知ることができます。
『なぜなぜ?かいけつルーペくん』
うえたに夫婦/著 (404) パイインターナショナル
おうちのふしぎをさがせ!えんぴつ、電子レンジ、カビ、お金…あれもこれも、気になる!
小学生低学年にもおすすめできる、科学の本です。
『身近なアリけんさくブック』
(486) 仮説社
日本に住んでいる約300種類のアリの中から、よく見かけるアリをえらんでくわしく説明。
体の大きさ、色、住んでいる場所、とくちょうなど、アリの生活がよーくわかります。
こんなにいっぱいいたのかと、びっくり!これであなたもアリ博士。
『そうだったのか!しゅんかん図鑑』
伊知地国夫/写真 (746) 小学館
シャボン玉がわれるしゅんかんを見たことがありますか?シャボン玉のほかにも
いっしゅんでおわってしまう「しゅんかん」をじっくり見ることができる図鑑です。
『数え方図鑑 身近なモノをなんでも数えてみたくなる!』
やまぐちかおり/絵 (815) 日本図書センター
ものの数え方にはちゃんとルールや意味があると知っていますか?
この本では、宇宙人など架空の生きものの数え方も教えてくれます。
『かがくのとものもと』月刊科学絵本「かがくのとも」の50年
(019 研究)福音館書店
『ばばばあちゃん』や『みんなうんち』など、雑誌「かがくのとも」からは、たくさんの
すばらしい絵本が生まれました。50周年を記念し作られたこの本は、
かがくのとも全リストや、作家のコメント、一冊のかがくのともができるまで、など、
もりだくさんで楽しさいっぱいです!
あたらしくはいった本(令和元年5月up)
新学期もスタートして、新生活にもなれてきたかな?
お天気のいい日は外で本をよむのもすてきですね!
★えほん★
『おにぎりに はいりたいやつ よっといで』
岡田よしたか/作 (Pオ) 佼成出版社
おさらにならんだ、できたてのおにぎりたち。じぶんたちにはいる、おにぎりの
「ぐ」をさがしにでかけます。さいごには、どの「ぐ」がはいるかな?
『かんぺきなこども』
ミカエル・エスコフィエ/作 マチュー・モデ/絵 (Pモ) ポプラ社
マカロン夫妻が「子どもストア」に出かけて買ったものは、「かんぺきなこども」。
きれいに食べるし、ちらかさないであそぶし、テレビを見ずに本を読みます。
「かんぺきなこども」に、マカロン夫妻は大満足でしたが・・・フランス的ユーモアの絵本です。
『ゆげゆげ~』
さいとうしのぶ/作 (Pサ) 教育画劇
朝ごはんのみそ汁、ゆげゆげ~。炊き立てごはん、ゆげゆげ~。パン屋さんの
やきたてパンも、給食も、みんなみんなゆげゆげ~。元気なゆげのたのしい絵本。
『いき』
中川ひろたか/作 北村裕花/絵 (Pキ) アリス館
いきているものは、にんげんもしょくぶつだって、みんないきをしている。でも、
さいきんは森がすくなくなって、しょくぶつのさんそがへってきているんだって。
『みんなとちがうきみだけど』
ジャクリーン・ウッドソン/作 ラファエル・ロペス/絵 (Pロ) 汐文社
きょうしつにはいると、そこにいるみんながきみとちがっています。
みんなとちがうことはくるしいことかもしれません。でもすてきなことでもあるのです
『たべものやさんしりとりたいかいかいさいします』
シゲタサヤカ/作 (Pシ) 白泉社
まちのたべものやさんが集まってしりとりたいかい!いろんな食べ物たちが
気合を入れて登場します。いったいどんなしりとりたいかいになるのでしょうか?
『どこどここけし』
山田マチ/作 花山かずみ/絵 (Pハ) こぐま社
あれ?こけしがいなくなっちゃった!たいこのバチ、キリンのツノ……こけしが
いろんなものに変身しながら旅にでます。こけしのお顔がとてもかわいいです。
どこにこけしがいるのかさがしながら読んでみよう。
『パパといっしょ』
スーシー/ぶん・え(Pス) トゥーヴァージンズ
おおきなパパ。ちいさなわたし。にぎやかな雰囲気ではないけれど、ほっとする
日常の姿が描かれています。
『とびきりおかしなマラソンレース 1904年セントルイスオリンピック』
メーガン・マッカーシー/作 (Pマ) 光村教育図書
セントルイスで行なわれた、はじめてのオリンピックのマラソン競技のほんとうの話。
選手たちはおなかがいたくなったり、ぬすんだモモをたべたり、犬においかけられたり。
同じ年に行なわれた万博で、みんなははじめてホットドッグを食べ、コーラをのみ、コーン
つきアイスクリームを食べたとか。びっくりすることばかり。はじめてって、おもしろい!
どのチームが優勝するのか予想してみてください。
『こんとん』
夢枕獏/文 松本大洋/絵 (Pマ) 偕成社
漢字にすると混沌…いや、それとは別かもしれない。むかしむかしのこと。
「こんとん」といういきもの…妖怪…まぁ、そんな何かがいた。いつも笑っていた
「こんとん」その身におきた、ある出来事…。
『数字はわたしのことば』
シェリル・バードー/文 バーバラ・マクリントック/絵 (Pマ) ほるぷ出版
女性は勉強をする必要はないといわれていた、むかしのこと。数学が大好きな女の子がいました。
彼女の名前はソフィー・ジェルマン。ソフィーにとって、数学はことばと同じ。わかりやすい決まりで
できていて、世界をあらわしている。理系女子におすすめ!
『イライラくんとこえだちゃん』
レモニー・スニケット/文 マシュー・フォーサイス/絵 (Pフ) 評論社
イライラくんがそばにやってくると、ちいさなおんなのこもおかあさんもみんなふきげんになります。
反対に、こえだちゃんをひろったひとは、なぜだかとってもごきげんなきもちになります。
ちょっとしたことでふきげんになったり、ごきげんになったりするきもちの絵本。
★あかちゃんのえほん★
『すごいぞ!!きょうりゅう』
鎌田歩/作 教育画劇
プテラノドン、トリケラトプス、ティラノサウルス、めくってたのしいきょうりゅうえほん。
『ぱんだんす』
やまぐちりりこ/文 すがわらけいこ/絵 アリス館
ぱんだのだんす ぱんだんす。おしりふりふりしたり、ぷるんぷるんしたり。
さんぽをしたり、だっしゅをしたり、そしてさいごは…。たのしくておどりたくなっちゃう絵本。
『そらまめくんとおまめのなかま』
なかやみわ/作 小学館
大人気シリーズ「そらまめくん」の初めての赤ちゃん絵本です。お豆たちと
たのしくあそびましょ。
『パンダかぞえたいそう』
いりやまさとし/作 講談社
まるくてあまーい、1はいちご。りょうてをぱたぱた、こけこっこー、2はにわとり。
さあ、パンダといっしょにかぞえたいそうはじめよう!
パンダとたいそうシリーズの新作でました。
『けんちゃんとあそぼう』シリーズ全3巻
くろいけん/さく・え あかね書房
1982年に発売されたされた絵本ですが、今も買うことができます!
長く読み継がれている証拠ですね。
みんなもいっしょに、けんちゃんとあそびましょう!
★よみもの★
『ウィリーのぼうけん』
マーガレット・ワイズ・ブラウン/作 (933フラ)福音館
ウィリーは小さい男の子。冒険といっても、家の中や、ほんの庭のまわりのこと。
でもこの年齢の子どもにとっては、それが毎日の大冒険!エルマーやウーフと
同じように、隣に座って読んであげたい幼年童話。
「さらわれたオレオマーガリン王子」
マーク・トウェインとフィリップ・ステッド/作 エリン・ステッド/画 ひこ・田中と横川寿美子/訳(933トウ) 福音館
あの「トム・ソーヤの冒険」を書いたマーク・トウェインが、自分の子どもたちに語った知られざる物語。
トウェインと語り合いながら仕立て直した物語は、どんな結末を迎えるのか…。高学年から
『羊の告解』
いとうみく/作 (Fイ) 静山社
父さんは人を殺した。真相もわからないまま、突然「加害者家族」となってしまった中学3年の涼平。
オレは父さんと同じ犯罪者なのか?ゆれ動く少年の再生と許しの物語。10代から
★ちしきのほん★
『図解はじめて学ぶみんなの政治』
(310) 晶文社
イギリス発、世界で人気の政治の入門書です。図が豊富で、たとえが本当に身近で、
なるほどそれも政治か!と納得できます。政治を理解すれば、世の中にも人生にも
役に立ちます。子どもと若者、おとな、すべての人に読んでほしい!
『キモい!生きもの』
(480) 宝島社
キモいというか、キモカッコいい生きもの大集合。おやつのレシピページが
(ちゃんと本当に作れるレシピです)、おしゃれでおいしそう!正体を知らなきゃね・・・。
『コロコロ迷路』
(750)イカダ社
ピンポン玉やビー玉をコロコロ転がす、みんなが大すきな迷路が身のまわりに
あるものでかんたんに作れちゃう。そして、少しむずかしいアレンジ迷路、
二階建て迷路、紙皿迷路なども。いろいろ作ってあそんでみよう!
『地図で見る日本の外国人』
(334) ナカニシヤ出版
3月から、日本に住んで働く外国の人のための法律がかわりました。しかし今すでに、
大勢の外国の人が日本に住んでいて、四日市市は、全国と比べても外国の人が多い市です。
地図とグラフで、これらの状況を確認してみましょう。
『わたしは女の子だから 世界を変える夢をあきらめない子どもたち』
ローズマリー・マカーニーほか/文 (367) 西村書店
わたしは女の子だから、学校にいけない。とても貧しい。とても危険にさらされている。
だけど、わたしは女の子だからこそ、教育を受け、人を助け、世界を変える。
そんな少女たちと出会い、考える本です。
『こどものための防災教室 身の守りかたがわかる本』
今泉マユ子/著 (369) 理論社
災害大国、日本。いつどこで、だれが災害にあうか、わかりません。少しでも被害を
減らすことができるように、大人も子どもも防災について考えてみましょう。
姉妹本の「災害食がわかる本」もチェックしてくださいね。
『ことばハンター』
飯間浩明/著 (813) ポプラ社
辞書を作る人になるためには、言葉に敏感でなくてはいけない!カメラを持って街を歩いたり、
毎晩アニメをチェックしたり…。ん?おかしいって?いやいや、これは飯間さんの生活の一部
なんです。どんな人かぜひ読んでみてください。
『家をせおって歩く』
村上慧/作 (702)
ページを開いてみて。小さな小さな家が道を歩いている、おかしな写真に出会えます。
アーティストの村上慧さんが、発泡スチロール製の家をかついで日本中歩いた
様子を写真とイラストで記録しました。 とにかく一度見てほしい面白さ!
あたらしくはいった本(平成31年1月up)
新しい一年がスタートしました。
かぜをひかないようにあたたかくして図書館にきてくださいね。
★えほん★
『おなじ月をみて』
ジミー・リャオ/作(Pシ) ブロンズ社
まどからそとをみているハンハンの前につぎつぎにやってくるのは、けがをした
どうぶつたち。そしてある日とまった一台の車からおりてきたのは・・・!
戦争からかえってくるパパをまつ家族の話。
『めぐる森の物語』
いまいあやの/作(Pイ) BL出版
どんぐりを落とした野うさぎのあとをおいかけて、たどりついた荒れ地。地面に
どんぐりをうめるうさぎ。鳥たち。森の動物や虫たち。ぼくはなんだかねむく
なってきて、めざめると・・・。森でつながっていく、 いのちの物語。
『せん』
スージー・リー/作(Pリ) 岩波書店
白い紙にかかれたえんぴつのせん。飛びでてきたのはスケートぐつをはいた
女の子。文字のない楽しい世界が、紙の上でどんどんひろがります。
『それしかないわけないでしょう』
ヨシタケシンスケ/作(Pヨ) 白泉社
ぼくたち、わたしたちが大人からきく未来は、びっくりするようなことばかりだけど、
それほんと? 未来はだれにもわからない。 ヨシタケシンスケさんの新刊です。
『れいぞうこのおくのおく』
うえだしげこ/作(Pウ) 教育画劇
みんなのいえのれいぞうこは、すっきりしているかな?いちばん上のたなのいちばん
おくに、ふるーいものが、なにかのこってない?読んでいる親が ドキッとします。
『くろいの』
田中清代/作(Pタ) 偕成社
『トマトさん』などの作者の本ですが、モノクロでずいぶん感じがちがいます。
くろいの?こわいの?こわくないの?かわいいの?くろいのって、なんだろう?
『かいちゅうでんとう』
みやこしあきこ/作(Pミ とも) 福音館書店
スイッチ カチッ。ぼく、いいものもってるから、くらいの、こわくないんだ。いっしょにたんけんしようよ。
『影絵の絵本 アンデルセン』
藤城清治/作(Pフ むかし話) 講談社
物語の世界を影絵で表現した、藤城清治の絵本。今回はアンデルセンです。
影絵の細やかで味わい深い表現が、大人でも楽しめる一冊になっています。
『オーロラの国の子どもたち』
イングリとエドガー・パーリン・ドーレア/さく(Pト) 福音館書店
北ヨーロッパに住むサーミの人たちの暮らしを描いた絵本。こまかい点描の絵が魅力的。
寒い地方のおはなしですが、見ていると暖かい心地がするのが不思議です。
『Michi みち』
junaida/著(Pシ) 福音館書店
どこまでもつながっていく道の先には、つぎつぎと新しい街があらわれます。
文字はありません。前から見ても、後ろから見ても、道はつながっていきます。
街の中に入り込んでいくと、あなただけの物語が見つかりそうな絵本です。
『みずとはなんじゃ?』
かこさとし/作 すずきまもる/絵(Pス) 小峰書店
みずとはなにか。生活のなかでであう身近な例とともに紹介する絵本です。
かこさとしさんの原案を、鈴木まもるさんが絵本にしあげました。かこさんの
書斎風景や、などを紹介する冊子もぜひごらんください。絵本の中に
かこさんの作品に登場するキャラクターたちも出てきます。
『うみのごちそうしろくま』
柴田ケイコ/作(Pシ) PHP研究社
たべることが大好きなしろくまシリーズの第4弾!今回はうみのごちそうの中にはいっちゃうよ。
あぁ、かんがえただけで、よだれがでちゃう!
『クレーンからおりなさい』
ティベ・フェルトカンプ/作 アリス・ホッホスタット/絵(Pホ)フレーベル館
バートは、工事現場がだいすきな男の子。ある日、とつぜん、さくをのりこえて工事現場に入り、ロードローラーや
クレーンに乗ってしまったから、さあたいへん!けいさつかんやみんながおどろいたそのわけは・・・?
『あいうえおりょうりめしあがれ』
accototoふくだとしお+あきこ/作(Pア)イースト・プレス
ようこそいらっしゃいませ。ほんじつはあいうえおのもじをつかったおりょうりになります。どうぞめしあがれ。
すんこーぷー、ふぼーどーま、いかすれーら、さてさて、どんなおりょうりになるかわかるかな?
★あかちゃんのえほん★
『さぁ、てをだして』
スギヤマカナヨ/作(Pス 赤ちゃん) アリス館
まるまるぴかぴかりんご、きれいなおはな、ことりがピピピ。えほんをめくると、
どんなことがおこるかな?てをだしてあそんでみよう。(か)
中にはいっちゃうよ。あぁ、かんがえただけで、よだれがでちゃう!
★よみもの★
『ソロモンの白いキツネ』
ジャッキー・モリス/作(933モリ) あすなろ書房
12歳のソロモンは、お父さんにたのんで、シアトルの港にあらわれた白いキツネをアラスカ
までつれて行く。旅の間に、はなれていた心がかよいはじめる父と子。そして、ソロモンは
ある決断をする。家族が悲しみをのりこえ、もう一度心を通わせる話。10代から。
『学校へ行こう ちゃんとりん』
いとうひろし/作(Fイ) 理論社
きょうも学校へむかうふたりの女の子。学校はきらいじゃないけど、なんで
行かなきゃいけないの?ずっと行かなくてすむ方法を考えながらあるきます。そして・・・。
ふたりのおしゃべりにわらってしまう。中学年から。
『まえばちゃん』
かわしまえつこ/作 いとうみき/絵(Fカ) 童心社
わたしにはじめてはえた「は」のまえばちゃん。 わたしのすきなたべものも、かけっこで
ころんじゃったのも知ってる。ずっといっしょだったけど、もうすぐぬけちゃうみたい。低学年から。
『アンデルセンのメルヘン文庫 第35集』
(F) アンデルセン・パン生活文化研究所
「アンデルセンのメルヘン大賞」という童話コンクールの作品集です。四日市市の
小学6年生の作品『かおり屋むうの長い一日』が、こども部門の大賞に選ばれています。
『ウパーラは眠る』
小森香折/作(Fコ) BL出版
修道院に入ることになったアイラ。美しいシスター・クラリスを始め、個性的な修道女たち、
謎の言葉「ウパーラ」などに彩られた古い修道院が舞台のファンタジー。細密画のような
さし絵も魅力的です。高学年から。
『アリーテ姫の冒険』
ダイアナ・コールズ/作(933コル) 大月書店
その賢さと勇気で、危機を乗り越え、道を切り開いていくアリーテ姫。1983年にイギリスで
出版されたこの本を、1986年に日本で出版しようとしたとき、「賢いお姫さまの話なんか
受けない」と言われたそうです。でもこの本は少女たちに受け入れられました。
そして、「賢いお姫さま」は当然となったいま、クラウドファンディングによって新装・改訳で
よみがえりました。まだ読んだことのない方は、ぜひ手に取ってください。中学年から。
『右手にミミズク』
蓼内明子/作(Fタ) フレーベル館
小学6年生のタケルは、いまだに右と左の区別がつかない。そのことを友人に打ち明けて
いると、転校生の美里に聞かれてしまう。そんなタケルの右手に美里はミミズクの絵を描いてくれて・・・。高学年から。
『図工室の日曜日 おいしい話に気をつけろ』
村上しいこ/作(Fム) 講談社
日曜日シリーズの新刊です。図工室、今度はなにがおこったかな?低学年から。
『風と行く者』
上橋菜穂子/作(Fウ) 偕成社
「守り人」シリーズ外伝。バルサとタンダは、旅芸人の一座の護衛としてロタに向かうことになります。
一座の若い頭の少女に、バルサは昔の、ジグロとの旅を重ねます守り人ファンは読み逃しなく!中学年から。
★ちしきのほん★
『日本鉄道地図鑑 電車を見よう!撮ろう!乗ろう!日本の鉄道のすべてがわかる決定版!』
(536) 平凡社
日本地図の上に乗せられた、日本中の鉄道の駅名。ここしかないという場所を
電車は走っているんだね、とびっくり。鉄道を撮影する場所やコツや車両を見たり
調べたりする施設、路線図もあって旅の計画もばっちり!
『花・木の実・藍・野菜・葉っぱのかんたん染めもの』
(753) 偕成社
紙や布ををきれいな色に染めてみたいけど、むずかしそう?だいじょうぶ!思っているより、
ずっとかんたん。布の種類によって色も少しちがってでるよ。さあ、はじめてみよう!
『モスクへおいでよ』
瀧井宏臣/著(167) 小峰書店
現在、世界の4人にひとりがイスラーム教徒。いったいどんな宗教なの?テロや難民の問題って
どう考えればいいの?いま話題のモスク(礼拝所)・東京ジャーミイの案内人、下山茂さんが
やさしく教えてくれます。
『こどもアナウンスブック』
常世晶子・茂木亜希子/著 (809) 子どもの未来社
声を出す、朗読する、人に伝える・・・。わたしたちは、毎日だれかに話をしています。
それが好きな人も、にがてな人も、ちょっとだけトレーニングするだけで、気持ちが楽になり、
自信が持てますよ!
あたらしくはいった本(平成30年11月up)
すっかり秋になって、すこしずつ寒くなってきました。
みなさん、カゼに気をつけてくださいね!
「読書の秋」、どんな本を読もうかな?
★あかちゃんのえほん★
『ふるふるフルーツ』
ひがしなおこ/文 はらぺこめがね/絵 (Pハ) 学研プラス
おいしそうで、カラフルなフルーツがいっぱい!
たのしいオノマトペは、ぜひ、声にだしてよんでみてね。
フルーツがたくさんあつまると、さいごには… (さ)
★えほん★
『プロペラちどり』
U-suke/作 (Pユ) フレーベル館
四日市出身の絵本作家、U-sukeさんの最新作!
なつのおわり、ミーシャとなかよしのメダイチドリたちは、シベリアからあたたかいみなみのくにへむかいます。
とちゅうで、にっぽんのやつひがたによるよていです。
海をこえ、ミーシャたちはぶじに日本にやって来られるかな。(の)
『スタンリーとちいさな火星人』
サイモン・ジェームズ/作 (Pシ) あすなろ書房
かあさんが泊りがけで出かけた日、スタンリーは宇宙に飛び立った。そして戻ってきたのはちいさな火星人。
子どもは、お母さんが留守になることへの気持ちに共感し、
大人は、火星人を自然に受け入れる家族の姿にあこがれるでしょう。(ち)
『忍者の迷路』
香川源太郎/作 (Pカにんき者) PHP
迷路シリーズ、今度は忍者だ!手裏剣や巻物を探すぞ!(ち)
『ねこはまいにちいそがしい』
ジョー・ウィリアムソン/作・絵 (Pウ) 徳間書店
ぼくはねこ。まいにち、とってもいそがしい。うちのかぞくはぼくがいないとだめなんだ。
あさはやく、かぞくをおこして、そともみはって、おばあちゃんのあみものや子どもたちの
しゅくだいのおてつだいまでして・・・。
あさからばんまで、にんげんのかぞくのためにいろんなしごとをしている、ねこのいそがしい、
一日をねこの目からえがいた、とってもユーモラスな絵本。(か)
『おっと、あぶない!』
サトウマサノリ/作 (Pサ) パイ インターナショナル
むかし、遠いところからここにやってきたわれら。生きぬくために、どんどんからだを変えてきた。
おどろおどろしい絵だけれど、ホラーではありません。たぶん・・・(ち)
『石たちの声がきこえる』
マーグリート・ルアーズ/作 ニザール・アリー・バドル/絵 (Pハ) 新日本出版社
石で描かれた絵がとってもリアル。声が聞こえてきそうなぐらいです。
さまざまな争いがもとで難民になってしまった人々の、私たちと変わらない何気ない生活。
そして平和への祈りがじんわりとしみわたる絵本です(い)
『シカクさん』
マック・バーネット/文 ジョン・クラッセン/絵 長谷川義史/訳 (Pク) クレヨンハウス
ジョン・クラッセンの絵と関西弁は、なぜこんなに馴染みがいいのでしょう!
文章は違う人ですが、今回もひねりのある展開。
もしかしたら、大人のほうが好きになる絵本作家なのかも。(い)
『わたしのせいじゃない ーせきにんについてー』
レイフ・クリスチャンソン/文 ディック・ステンベリ/絵 (Pス) 岩崎書店
大きなサイズになって再登場しました。
教室でないているひとりの男の子。みてないから、ぼくはしらない。
おおぜいでやっていたから、とめられなかった。わたしのせいじゃない。
はじめたのは、わたしじゃない。考えていることがちがうんだ。いいつければいいのに。
ずっとつづいていく、いいわけ。いじめや、社会問題を考えるきっかけになる本。(の)
『ソフィーとちいさなおともだち』
パット・ジトロー・ミラー/文 アン・ウィルスドルフ/絵 二宮由紀子/訳 (Pウ) 光村教育図書
ソフィーは「ファーマーズ・マーケット」でかぼちゃをえらばせてもらいました。
パパとママはかぼちゃをピザにするつもりだったけど、
かぼちゃはソフィーがだっこするのにも、ひざにのせてポンポンするのにもぴったり。
「この子のなまえは、バーニスにしたわ!」(さ)
『ねこです。』
北村裕花/作 (Pキ) 講談社
ねこですか?ねこです。
いろんなねこが出てきます。ちょっと、あなたの近くのねこににているかも?(さ)
『いちばんのともだち』
ジェニファー・K・マン/作 林木林/訳 (Pマ) 光村教育図書
サムのいちばんのともだちは、うさぎのぬいぐるみのジャンプ。
どこへ行くのも、なにをするのもいっしょ。
ある日、サムはジャンプをすなはまに忘れてしまって…。(さ)
『めん たべよう』
小西栄子/作 (Pコ) 福音館書店
きょうはどんなめんの気分?
うどんだったらきつねうどん、スパゲッティだったらナポリタン!
おもわず、よだれがでてきそうな絵本です。(さ)
『10ぽんのぷりぷりソーセージ』
ミシェル・ロビンソン/文 トール・フリーマン/絵 もとしたいづみ/訳 (Pフ) ほるぷ出版
ぷりぷりソーセージ、フライパンでじりじりじり。
ちょっとまってくれ。
プチッ!とやぶれて、ポン!とばくはつするなんて、ぜったいにいやだ!(さ)
★よみもの★
『ふたりはとっても本がすき!』
如月かずさ/作 いちかわなつこ/絵 (Fキ) 小峰書店
本を読むのはすき?どんな本を読むかな?読むのは早いほう?ゆっくりなほう?
チーターのチッタちゃんと、カバのヒッポくんは本がだいすき。でも読み方はちょっとちがうみたい。
どんどん読んじゃうチッタちゃんと、じっくり本を読むヒッポくん。どっちの読み方もいいなぁ。 低学年から(い)
『アチチの子鬼』
岡田淳/作 (Fオ) 偕成社
ぼくのおじいちゃんはすごい!おもしろい話をたくさんしてくれる。
ともだちのサキザキくんや、魔女からねむりひめをしょうかいされた時のこと。
須磨にいたウミンバ、子鬼とワニ、オオカミ、わるい大鬼の話。
ぼくのおじいちゃんの冒険の話、三冊目。めちゃ、わらっちゃう!低学年から(の)
『ねこの商売』
林原玉枝/文 (Fハ) 福音館書店
とある商店街にある、おまんじゅうやさんの幸福堂。「ねこのて おかしします」のはり紙を
見て電話をしたら、やってきたのは一ぴきの三毛猫。どうやってお客さんを呼んでくるのかな? 中学年から(い)
『あさって町のフミオくん』
昼田弥子/作 高畠那生/絵 (Fヒ) ブロンズ新社
小学3年生のフミオくんが住んでいる、「あさって町」は、どこかへん。
スーパーではシマウマの子どもとまちがわれたり、
がいこつのおじさんとプールへいったり。フミオくんの日常はヘンテコがあふれてる!
あさって町でおこる、ふしぎなおはなし四話収録。中学年から(か)
『くろグミ団は名探偵 S博士を追え!』
ユリアン・プレス/作・絵 (943) 岩波書店
イラストに隠された謎を見つけよう!謎解きは好きだけど、難しいのはイヤな人。
文章が多いとつかれるな…、そんな人にオススメです!シリーズもありますよ。 高学年から(い)
『ぼくがスカートをはく日』
エイミ・ポロンスキー/著 西田佳子/訳 (933ホロ) 学研プラス
12歳のグレイソンは、だれにも言えない秘密を抱えていた。
誰かに打ち明けても、きっと受け入れてもらえない。
でも、本当は、もっと自由に自分らしく生きたい!高学年から(さ)
★ちしきのほん★
『クイズドリル』(初級編・中級編・上級編)
セブンデイズウォー (031)
テレビでクイズ番組が大人気ですね。あんなふうに答えたい!と思っているクイズ好きな人必見の本です。
辞書を全部覚えたりしなくても、クイズに強くなるコツがあるんです。(ち)
『こどものための防災教室』
今泉マユ子/作 (369) 理論社
さまざまな災害の時に、どうやって身を守るか、どんな準備をしたらいいのか。
えらび方からしまい方を災害食を中心に、備えるもの、料理のしかたなどなど、
よーくわかります。(の)
『ナージャの5つのがっこう』
キリーロバ・ナージャ/文 市原淳/絵 (376) 大日本図書
「がっこう」って国によって、きょうしつも、もっていくものも、せんせいも、クラスメイトもぜんぜんちがうんだって!
てんこうせいのナージャが、ほんとうにたいけんした、5つの国のがっこうをしょうかいするよ。(さ)
『ため池の外来生物がわかる本』
加藤英明/著 (468) 徳間書店
テレビ番組『池の水ぜんぶ抜く』でおなじみの、加藤先生の本です。池の水をぬく
「かいぼり」のことや、外来生物のことなどを、たくさんの絵や写真でやさしくおしえてくれます(ち)
『女性アスリートの教科書』
須永美歌子/著 (780) 主婦の友社
健康に、ケガなく、スポーツにうちこむために、女子の体と気持ちを詳しく解説。
すべての女子選手、保護者、指導者に知ってほしい本です。(ち)
『ストローとモールでつくる幾何学オブジェ』
公益財団法人 日本数学検定協会/著 (750) 丸善出版
工作が苦手な人でもできそう。キラキラモールで作って、部屋に飾ってもステキ。
算数の図形がちょっとわかる…かもしれません(い)
『話したくなるオリンピックの歴史』
コンデックス情報研究所/編著 (780) 清水書院
東京オリンピックまであと2年ですね。さて、今度のオリンピックは何回目でしょう?
メダルに描かれている絵はどんなデザイン?今はなくなった競技には、どんな競技がある?
読むうちにオリンピックがどんどん楽しみになる本です!(い)
あたらしくはいった本(平成30年9月up)
まだまだあついけれど、空は秋のくも。
夜は秋の虫がないています。
本をよむのにぴったりのきせつです。
図書館では、いろいろな本をよういして、みんなをまってます。
★あかちゃんのえほん★
『きんぎょさんとめだかさん』
とよたかずひこ/作 (Pト) 世界文化社
きんぎょさんが いちにいちに。めだかさんが いちにいちに。
くるっとまわって いちにいちに。うでをのばして・・・。
おやこでいっしょに、たいそう。いちに。
『どろんばあ おばけかぞえうた』
小野寺悦子/文 植垣歩子/絵 (Pウ) 福音館書店
どろんばあ。ひとつ、ひとつめこぞうさん。どろんばあ。
ふたつ、ふたごのかっぱさん・・・。
「どろんばあ」のかけごえとともに、ゆかいなおばけたちが、たくさん登場!
たのしい数え歌の絵本。
『まほうつかい』
いしかわこうじ/作 (Pイ) 偕成社
まほうつかいがまほうをかけると、りんごが、でかでかどーん!
ふうせんがぷかぷかふわりーん!
あかちゃんも、あっとおどろくたのしい絵本。
★えほん★
『またまた ねえ、どれがいい?』
ジョン・バーニンガム/作 評論社(Pハ)
もしもだよ、きみがえらぶなら、どれがいい?
ラクダのげろ、ゾウのおなら、ウシのうんち。
『ねえ、どれがいい?』のつづきの本です。
『おしっこちょっぴりもれたろう』
ヨシタケシンスケ/作 PHP (Pヨ)
おしっこのあと、パンツをはくとさ・・・だれかわかってよ、このきもち!
もぞもぞしてるのはそのせいでしょ?
え?くつしたがずれたから?うわぎの中で
シャツのそでがぐしゃぐしゃだから?
いや、それもきもちわるいけどさ・・・。
そうそう!って思っちゃう、ヨシタケワールド!
『ペロのおしごと』
樋勝朋巳 /作 (Pヒ) 小学館
いぬのペロは、かいぬしのおかあさんがだいすき。
ある日、おかあさんにプレゼントをしようと、大けっしん。
ペロは、おしごとに行くことにしました。
さあ、ペロはプレゼントをかうことができるかな?
『出発』
小泉るみ子/作 (Pコ) 新日本出版
戦争から帰ってから心をとざしたままの浩。
あねが結婚することになり、おめでたい唐草もようのふろしきで
つつんだ荷物を運ぶことになった。
とちゅう知らない人たちにかけられたあたたかいことばに、
だんだん心をひらき・・。
戦争で傷ついた人の心が、だんだん元気になっていく話。
『おっちゃん山』
椎名誠/作 塚本やすし/絵(Pツ)新日本出版社
ある日、ひとりで山にのぼったおっちゃん。
うっかり、「デロデロ虫」にかみつかれてしまった。
それから、どんどんからだがおおきくなってしまい、ゆうめいになりすぎた、
おっちゃんは、かぞくをまもるためにあることをけつだんします。
『はなびのひ』
たしろちさと/作・絵 (Pタ) 佼成出版社
きょうは、まちにまった、お江戸の花火大会。
はやくよるにならないかなと、
たいくつしていた、ぽんきちは、おかあちゃんにたのまれて、
花火職人のおとうちゃんのところへ夜食をとどけにいくことに。
それをみていたまちのひとびとが次々とあとをついてゆき、まちじゅうおおさわぎ!
『きょうだいぎつねのコンとキン』
村山桂子/文 岡田千晶/絵 (Pオ) フレーベル社
あるいいてんきのひ、きつねのきょうだいの「コン」と「キン」は
まいごになっている、にんげんのおんなの子にであいました。
おかあさんには「にんげんにはきをつけるのよ」と言われているけど…。
やさしいきつねのきょうだいに、ほっこりする絵本です。
『だんしゃく王とメークイン女王』
北村裕花/絵 苅田澄子/文 (Pキ) 講談社
じめんのしたにある「じゃがいものくに」にすむだんしゃく王とメークイン女王。
おなじしろでくらしているのに、ふたりはなかがよくないみたい。
ふたりのねがい、「カレーライスの具になれますように」はかなうのかな?
『おたすけじぞう』
はるくはるる/文 田中六大/絵 (Pタ) 文芸社
がっこうのうらにいるおじぞうさんは、しゅくだいをやってくれるんだって!
なつやすみのさいごの日なのに、まだしゅくだいがおわっていないみっちゃんは、
しゅくだいをもっておじぞうさんのところへ走ります。
『ひよこのピケキョ』
ジャニーン・ブライアン/作 ダニー・スネル/絵 (Pス) 東京書店
きょうだいはみんな「ピヨ」。
よんばんめにうまれたピーちゃんは、ほかの子とちがって「ピケキョ」
みんなは「ピヨ」でもわたしは「ピケキョ」なんだもん!
ちがう、をみとめる絵本です。
『ちょうちょのためにドアをあけよう』
ルース・クラウス/文 モーリス・センダック/絵 (Pセ) 岩波書店
「だっこうたを おぼえておくと いいよ」「あかちゃんが うまれたってことは
こぶんが うまれたってこと」など、こどもからこどもへのアドバイス。
ぷっと笑っちゃうような言葉がたくさん。
『はつめいだいすき』
ピップ・ジョーンズ/文 サラ・オギルヴィー/絵(Pオ) BL出版
はつめいが、だいすきなイジーは、どんどんあたらしいマシンをつくりだす。
でも、うまくいくとはかぎらない。しっぱいすると、あたまにきちゃう!
「なんども、なんども、やってみるんだ。うまくいくまでな」と
おじいちゃんにいわれて、そとをあるいていると、けがをしたカラスが!
もういちどカラスにそらをとべるようにしてあげられるかな?
★よみもの★
『ひきがえるにげんまん』
最上一平/作 武田美穂/絵 (Fモ) ポプラ社
クラスのはるかちゃんのおかあさんが、びょうきでなくなった。
つぎの日、どうろでひきがえるが車にひかれてぺちゃんこになっているのを見て、
3人が思ったことは。
死に向き合うおはなしです。低学年から
『こだわっていこう』
村上しいこ/作(Fム)学研プラス
物知りで、ときどき「こだわりスイッチ」が入るそうまくん。
あるじけんから、「そうまくんとは、遊ばないほうがいいよ。」と
お母さんに言われてしまったぼく。
そうまくんはぼくのたいせつな友達なのに・・・。中学年から
『ふたごのカウボーイ』
フローレンス・ストボドキン/文 ルイス・スロボドキン/絵(933スロ) 瑞雲舎
ふたごのネッドとドニーは、カウボーイごっこがだいすき。
きょうも二人はカウボーイのスティーブとジムになりきります。
にわを出て、ひろいみちをわたり、商店街まで、だいぼうけん!
でも、おかあさんはおおあわて。ここまでなりきれたら素晴らしい!中学年から
『疾風の女子マネ!』
まはら三桃/作 (Fマ) 小学館
"いい男ねらい”で陸上部のマネージャーになった女子高生の咲良。
ところが入ってみると大違い。
しかし、退部を言い出せずにいたある日、試合で選手たちの走る姿に大感動。
短距離リレーの魅力をとおして、成長していく高校生たちの青春。10代から
『ヤイレスーホ』
菅野雪虫/作 (Fス) 講談社
チポロが魔物からイレシュを救い出してから数年。あの時の魔物ヤイレスーホの
もとに「呪い」の力を授けてほしいという少女があらわれる。
なぜか、ヤイレスーホはチポロたちのもとに、少女をあずけにくる。『チポロ』続編。10代から
『結び蝶物語』
横山充男/作 (Fヨ)あかね書房
中学生のあかりが、夏休みにおばあちゃんの家で見た一枚の写真と家紋。
そえられた不思議なことばにさそわれて、
あかりは滋賀、神戸、京都の神社へ自分のルーツをさがしに出かける。
行く先々で出会った不思議な三つの物語。10代から
『あたしが乗った列車は進む』
ポール・モイシャー (933モシ) 鈴木出版
家族を亡くし、シカゴに住む会ったことのない大おじの家にいくことになったあたし。
少しひねくれ気味の態度をとっていたあたしが、数日間の長距離列車の中で出会ったのは、
家族とも思える人たち。
不機嫌そうで口数も少ないあたしは、列車の中で13歳誕生日をむかえ、
まわりの人にささえられ心を開いていく。10代から
★ちしきの本★
『昆虫の体重測定』
吉谷昭憲/文・絵 福音館書店(486)
みなさんは、学校で体重測定をしましたか?体重は何キロ?おとなのゾウは3000キロ。
一円玉は1グラム。じゃあ、テントウムシの重さを知ってる?カは?カブトムシは?
重さをはかってみると、いろんなことがわかるよ。
『牛乳パックで作るミニチュア家電』
佐藤京子/著 ブティック社(754)
ドラム式洗濯機、おそうじロボ、エアコン、など、おうちの家電が牛乳パックで作れちゃう!動かすことも
できるよ。
『絵本の冒険 「絵」と「ことば」で楽しむ』
小野明/編 フィルムアート社(研究 726)
絵本ってなんなの?絵本作家はどういう気持ちでかいているの?など、絵本に関するすべてがわかる一冊。
五味太郎、荒井良二、tuperatuperaもインタビューで登場。モノクロの地味な本ですが、中身は濃い!
『子どもの命を守る防災教育絵本①土砂災害の基本②土石流のチカラ③土砂災害と避難』
佐藤丈晴/作 (369) 吉備人出版
土砂災害について、迷路や4コマまんがも使い、低学年の子にも教えやすい本になっています。
『虫のしわざ探偵団』
新開孝/写真・文 (486) 少年写真新聞社
しぜんの中の「これ、なんだろう?」。それ、じつは虫の「しわざ」なんです!
みんなも「しわざ探偵団」になって、おうちの庭やこうえん、じんじゃで「しわざ」を見つけよう!
『サナギのひみつ』
三輪一雄/著(486) ポプラ社
いも虫から、まったく違う形に変化するサナギ。
どうしてサナギになるの?いったい中はどうなってるの?
謎だらけのサナギをチェック!
あたらしくはいった本(平成30年7月up)
いよいよ夏本番!
楽しい夏やすみもすぐそこです。
としょかんも、夏やすみのじゅんびのまっさいちゅうです。
いろいろな本をよういして、みんなをまってます!
★あかちゃんのえほん★
『みんな みんな いないいないばあ』
いまむらあしこ/文 さいとうたかお/ 絵 (Pサ) あすなろ書房
ころころころろ。かえるさんが、いないいないばあ。
ちゅうちゅうねずみさん、ほうほうふくろうさん、みんなみんな、いないいないばあ。
あかちゃんと、たのしくうたいながらどうぞ。
『おばきゃー!』
藤本ともひこ/作(Pフあかちゃん) 世界文化社
おばけ どこどこ? おばけ ここだよ
かわいいおばけが、さけんだら、どんな声?
読んだらくせになりそうな「おばきゃー!」の絵本です。
『とらんぽりんぽーん』
ふくだじゅんこ/文・絵(Pフ)大日本図書
とらんぽりん じゃんぷ よーい どん!
さいしょにとぶのは、やるき まんまん とまとくん。まっかなかおで、「ふん!」
ちからいっぱい、とらんぽりんにジャーンプ!ページをめくると、ぼよ~ん!
いろんなやさいたちが次々にとうじょうしてみんなじゃーんぷ!
「ひょい!」「ぴょんぴょん」さてさて、さいごにとうじょうするのはだれかな?
★えほん★
『あむ』
小風さち/文 山口マオ/絵 (Pヤとも) 福音館書店
おれは、かっちゃんの家のにわでくらしている、くろいぬの「あむ」。
だいすきなのは、さんぽ。かっちゃんがともだちとでかけたので、ひとりでさんぽ。
かっちゃんをおいかけて、うみまでいけるかな?がんばれ!あむ!
『ツリーハウスがほしいなら』
カーター・ヒギンズ/文 エミリー・ヒューズ/絵 (Pヒ) ブロンズ新社
ツリーハウスがほしかったら、まず、そらをみあげて。
どっしりした大きな木に、はしごをかけて、はしらにいたをわたしてボルトでしめる。
ブランコかロープ、としょかんも。たべものとねぶくろ、かいちゅうでんとう。
みんな一回はすんでみたい、たのしいツリーハウスのおはなし。
『なくのかな』
内田麟太郎/文 大島妙子/絵 (Pオ) 童心社
おでかけのとちゅう、おとうさんやおかあさんとはぐれてしまったぼく。
なくのをがまんしていたけど・・・。
オニも、まいごになったらなくのかな?オオカミも、つよいサムライも、
ひとりぼっちになったら、なくのかな?
そう。みんな、なくとおもうよ。なきたいときは、ないてもいいんだよ。
『うまはかける』
内田麟太郎/文 山村浩二/絵 文溪堂
おおかみは、かける。おいかけられて、うまはかける。ちゅうをかけて、あしをひっかけ、
はがかけ…。かけるって、こんなにいっぱい意味があるんだね。
ぴったりの絵にわらっちゃう。
『そらからぼふーん』
高畠那生/作 (Pタ) くもん出版
あるひ、すごいおとがしたから見にいってみると…
そらからおおきなホットケーキがおちてきた!
ホカホカのホットケーキのにおいがしてきそうな絵本です!
あなたならそらからおちてきたホットケーキをどうする?
『さとやまさん』
工藤直子/文 今森光彦/写真 (Pイ)アリス館
さとやまってしってる?わたしたちが住んでいるまちと
森や山とのあいだの畑や林のことを、 「さとやま」とよんでいます。
さとやまはいろんな「めぐみ」をあたえてくれます。
みんなも「さとやまさん」とよんで、「さとやまさん」に会いに行こう!
『おさがり』
くすのきしげのり/作 北村裕花/絵 (Pキ) 東洋館出版社
はるかちゃんはおねえちゃんからの「おさがり」のものさしがはずかしいみたい。
でも「おさがり」っていいものなんだよ。
きみのまわりにも実はたくさんの「おさがり」があるかも!
『いたずらトロルと音楽隊』
アニタ・ローベル/さく(Pロ) ロクリン社
音楽をかなでながら旅をする音楽隊の5人組。
どこへいっても、音楽を聴いた人は、国じゅうで一番だと思いました。
演奏し続けて、疲れて寝ていた森のはずれ。
トロルが演奏を聴こうと5人組を起こします。
でも、ちっとも起きない5人組。
怒ったトロルがかけた魔法で、楽器は動物の鳴き声に!
音を取り戻すためにはどうしたら?
『もりのたんじょうびパーティ』もりのこえほんシリーズ4冊
エリザベス・イワノフスキー/作(Pイ) 岩波書店
1944年に出版されたベルギーの絵本「サン・スーシ」シリーズのうち4冊が
「もりのこえほん」として復刻されました。サン・スーシとはフランス語で、
心配なくお気楽にという意味だそうです。ほっと気持ちが落ち着くような
素朴なイラスト。本のサイズも小さいんですよ。
『いっしょにおいでよ』
ホリー・M・マギー/文 パスカル・ルメートル/絵(Pル) 廣済堂あかつき株式会社
テレビのニュースを見ていて怖くなった女の子。「こんなのっていやだ。
どうしたらいいの」とおとうさんに尋ねます。「いっしょにおいで」と外に
出たら、たくさんの人。いろんな国の人。ちょっとしたことで、世界はすてきな
場所に変わるかもしれない。大人も勇気づけられるような絵本です。
『しゅりけんとうちゃん いがぐりしょうぶのまき』
寿金之輔/作 忌野清志郎/絵 えほんPイ 岩崎書店
ぼくのおとうさんは、いつもはかっこいいいビジネスマン。そして日曜日は、ニンジャ!
2002年にキンダーブックに掲載された、忌野清士郎まぼろしの絵本!
『ずっと ねがいはひとつだけ』
ケイト・クライス/文 M・サラ・クライス/絵(Pク)WAVE出版
赤ちゃんのときからエリとずっといっしょにくらしていた、だいじなかぞく、いぬのバロン。
だんだんととしをとっていくバロンとのおわかれがちかいことがわかり、
エリはあることをおもいつきました。
どんなときもそっとよりそってくれた、ちいさないのちとの
きずなと愛情をやさしくえがいた絵本。
★よみもの★
菜の子ちゃんとキツネ力士』
富安陽子/作 (Fト) 福音館書店
「まけきらい稲荷」伝説がある、兵庫県の丹波篠山。
負け越しの大ピンチのキツネ力士をたすけに、
菜の子ちゃんとリリコは雲にのってむかう。
菜の子ちゃんがんばれ!中学年から
『まじょ子とステキなおひめさまドレス』
藤真知子/作 (Fフ)ポプラ社
まじょ子のあたらしいおはなしです!
ハンドメイド王国のヌエールひめを助けるために、ステキなおひめさまドレスをつくります。
低学年から
『四人のヤッコ』
西内ミナミ/作 (Fニ) すずき出版
べんきょうもピアノのれんしゅうもやりたくない!あーあ、じぶんがもう一人いたらなぁ…
なんて思っていたら、わたしがふえちゃった!?四人になったヤッコはこれからどうなる?
低学年から
『波うちぎわのシアン』
斉藤倫/著 (Fサ) 偕成社
ちいさな島ラーラ。ある夜、そこにたどり着いた船は炎に包まれていた。
思わずその船に飛び込んだフジ先生が見つけたのは、左手を固くにぎりしめた赤ん坊。
その左手は、まるで巻貝みたい。耳をあてると潮騒が聞こえ、誰もがお母さんの
お腹の中にいた時のことを思い出します…。
ちょっぴり切なくて、ちょっぴりドキドキする物語。
詩人でもある作者の文章は、柔らかな布団のような心地がします。高学年から
『コクルおばあさんとねこ』
フィリパ・ピアス/作 (933ヒア) 徳間書店
家出したネコのピーターをさがす、ふうせんうりのおばあさん。
ある風の強い日、ふうせんごと空へ、ぴゅー!
1972年刊の『おばあさん空をとぶ』のタイトル変更と、
少し訳が変更されています。中学年から
★ちしきの本★
『みじかな樹木のほん』
国土緑化推進機構/編 平田美紗子/絵 (653) ポプラ社
家や学校、公園や森で、まいにち見かける木。
花がさいたり、実がなったり。はっぱが落ちたり、鳥や虫もやってくる。
いつも見ている木が、わたしたちのくらしと、どんなつながりがあるのかな。
まいにち見ていても、知らないことがいっぱい。木となかよしになれる本。
『世界一おもしろい国旗の本』
ロバート・G・フレッソン/作(288) 河出書房新社
ありそうでなかった国旗の本。日本の国旗は、ほぼずっと同じデザインだけど、
ほかの国は昔とは違うデザインのところが多いんだよ。歴史と深いつながりがある国旗。
国旗の意味もよくわかります。読んでいるとつい間違い探しをしてしまうのかな。
「ウォーリーをさがせ!」が思い浮かぶのは私だけ?
『戦争体験を「語り」・「継ぐ」』
大石学/監修 (319)学研
広島、長崎・沖縄を中心に行われている、太平洋戦争の記憶を伝える様々な活動を紹介。
戦争を体験した人々が、少なくなっていくなか、変わりつつある平和教育と、
関わる人々の想いや伝えたいことにふれて、平和を次世代へつないでいくために
今、何ができるのか考える一冊。
『「単位」の学習に役立つはかってみよう 長さ・重さ・時間』シリーズ全3冊
新間竹彦/作 (420) 汐文社
うでや手をつかって長さをはかったり、1円玉をつかって重さをはかったり、
自分のかげで時間をはかったりするよ。算数の勉強だとよくわからないことも
自分でやってみると面白いかも。自由研究にもできるかな?
『楽しい日本の恐竜案内』
平凡社 (457)
地方別に、日本の恐竜が紹介されています。
日本各地の恐竜に会える博物館のリストもあります。
子ども向けの本ではありませんが、恐竜好きキッズとその親は必見!
あたらしくはいった本(平成30年5月UP)
ここちよい風がふく季節になりましたね。
あたらしい学校生活には、なれましたか?
ちょっとひといきしたい時は、図書館にきてね。
☆あかちゃんえほん☆
『あかちゃん新社長がやってきた』
マーラ・フレイジー/作(Pフ) 講談社
あかちゃん社長の家にやってきた、いもうと!
そのあとどうなったかは、きっとご想像の通り!
でもやっぱり仲良しになるんですよね。…まあ、だいたいは、ですけど。
前作の『あかちゃん社長がやってきた』も読んでみてくださいね。
☆えほん☆
『あいさつってたのしい』
石津ちひろ/文 松田奈那子/絵(Pマ) 小学館
おはよう、いただきます、ありがとう・・・。
あいさつをすると、あれあれ?
どうぶつにへんしんしちゃった!
みんなで、たのしくあいさつすると、きっと、なかよくなれるね。
『もうちょっと もうちょっと』
きむらゆういち/文 高畠純/絵 (Pタ) 福音館書店
りんごをみつけたコブタ。落ちてきたりんごに「やったあ!」と、
よろこんだのもいっしゅん。りんごはコロコロとあなの中へ…。
手をのばしてもとどかない…。ツンッ!もっと、おくにいっちゃった!
コブタはりんごが食べられるかな?
『おはなみくまちゃん』
シャーリー・パレントー/文 ディヴィッド・ウォーカー/絵 (Pウ) 岩崎書店
さくらがまんかいになって、くまちゃんたちは、みんなでおはなみに行きます。
バスケットにおべんとうとおおきなタオルをつめて、
みんなであそぶ、たこももって。
あたたかい春のかぜをかんじるような絵本です。
『わたしはヴァネッサと歩く』
ケラスコエット/文・絵 (Pケ) 岩崎書店
転校生のヴァネッサ。なんだかみんなとなじめないみたい。
わたしがヴァネッサにしてあげられることってなんだろう?
いじめについて考える、文字のない絵本です。
『きつねうどん たぬきうどん』
古内ヨシ/作 (Pフ) 大日本図書
きつねうどんがだいすきなきつねくんと、たぬきうどんがだいすきなたぬきくんは
いつも人にばけてうどんやさんへ。
でもほんとうにおいしいのはいったいどっち?とけんかになってしまって…。
『ぼくのきいろいくつした』
かんのゆきこ/作 (Pカ)アリス館
ねこの「まーる」は、だいすきなきいろいくつしたをなくしちゃった!
さがしに出かけると、あった!…あれ、ちがったみたい。
まーるはきいろいくつしたを見つけることはできるのでしょうか?
『かべのむこうになにがある?』
ブリッタ・テッケントラップ/作(Pテ) BL出版
おおきなあかいかべがありました。
なぜあるのか、いつからあるのかはだれもわからないかべ。
むこうにはなにがあるのかな?
少し考えさせられる絵本です。
『はなちゃんおとなになります』
千葉智江/作 (Pチ) 小学館
「おとなになるんだもん」が、くちぐせのはなちゃん。
おとなになるためには、いろんなことができないといけないって、おねえちゃんはいいます。
おとなになるってどういうことかな?
『大名行列』
シゲリカツヒコ/作 (Pツ) 小学館
「したにー、したにっ」ぎょうれつがやってきた。
ところが、あっ、とのがたいへん!ぽちがとびだした!
つぎつぎにあらわれるへんなもの。ようかい、まんもす、えっ?うみのなか?
ふしぎなぎょうれつを、じっくりたのしんでね。
『ぼくのきもちはね』
コリ・ドーフェルフド/作(Pト) 光村教育図書
いっしょうけんめい積んだ積み木がこわれてしまった。
その気持ちを、話す?さけぶ?笑いとばす?忘れる?
どれもちがう。ぼくのきもちは・・・。
つらい気持ちの人によりそうことを教えてくれる絵本です。
☆よみもの☆
『しらとりくんはてんこうせい』
枡野浩一/作 (Fマ)あかね書房
さんすうとシュークリームがだいすきな、しらとりくんはてんこうせいだ。
せがたかくて色白でおれとはぜんぜんちがう。やきゅうをやろうぜってさそっても、
公園までついてくるけど、いいわけしてかえってしまう・・・。
しらとりくんのことが気になる主人公。じぶんとのちがいをみつけて、
ともだちになっていくまでを主人公の目線でえがいたお話。
歌人の枡野浩一自身の幼少期をもとにした、自伝的児童小説です。
低学年から
『ぼくはなんでもできるもん』
いとうみく/作 (Fイ) ポプラ社
ぼくは、きのうのきのうのきのうから一年生になった。
なのにランドセルはカバーできいろいし、
六年生のおねえさんは、ぼくをあかちゃんあつかいしてくる。
ぼくはもう一年生で、なんでもできるんだよ!
低学年から
『なみきビブリオバトル・ストーリー2』
森川成美・おおやなぎちか・赤羽じゅんこ・松本聰美/作 (F)さ・え・ら書房
並木小学校の学校公開日に四年二組のクラスで行われるビブリオバトル。
それぞれの思いを込めて本を紹介します。
今回のビブリオバトルは前作「なみきビブリオバトル・ストーリー」とは違う舞台で、
繰り広げられます。
中学年から
『4ミリ同盟』
高楼方子/著(Fタ) 福音館書店
みんなが一度は食べてる<フラココノ実> それが普通で当たり前。
でもなぜだかその時がやってこない人もいる。
そんなポイット氏が出会ったエビータさんとの共通点。
実は二人とも浮いている!?4ミリだけ!
<フラココノ実>を食べた人は、<何か>をなくしてしまうらしいけど、
<何か>が残っているならそれもいいかも。
なんだかふわふわと、心許ないような、心地いいような不思議な読後感の物語。
中学年から
『神々と戦士たちⅤ 最後の戦い』
ミシェル・ペイヴァー/作 (933ヘイ) あすなろ書房
妹と剣、どちらもあきらめることなんかできない。
故郷の村に帰ってきたヒュラスはかつての友だちと戦うことになる。
<火の女神>に託された使命をはたすことができるのか。
古代ギリシャを舞台にした物語の完結編。
ミシェル・ペイヴァーの作品は人間だけでなく、動物からの目線もとても面白く、
男の子も女の子も楽しめます。
10代から
☆ちしきの本☆
『かならずお返事書くからね』
ケイトリン・アリフィレンカ/著, マーティン・ギャンタ/゙著(289) PHP
学校の課題で、外国に住む同年代の子と文通を始めることになった、アメリカに住む少女ケイトリン。
文通相手は、それまで聞いたこともないアフリカのジンバブエという国の少年、マーティン。
好奇心旺盛なケイトリンは、手紙に何をどう書けばいいか迷いながらも、
マーティンへ一通目の手紙を書き始める。
でもこのときのケイトリンは、まだ、マーティンの実情は知らず・・・。
一万キロの距離を超えて、心を通わせ、支え合い、
かけがいのない親友を異国に見つけた、二人の実話です。
10代から
『マルコとパパ ダウン症のあるむすことぼくのスケッチブック』
グスティ/作・絵(378人権) 偕成社
その子のままでいいと受け入れるのは難しかった、
パパであるグスティさんにとっては。
ママのアンヌと長男のテオにはなんの問題もなかった。
あなたはどうだろう。私はどうだろう。
ユーモアたっぷりのイラストと言葉のコラージュが
何気ない日常の一コマを伝えてくれます。
『羽毛恐竜』
大島英太郎/作 真鍋真/監修 (457)
スズメ、カラス、ツバメ・・・よく知っている鳥たちは、
現代の恐竜なのだと知っていましたか?
1996年に初めてあきらかになった「羽毛恐竜」。
その進化の仕組みを、絵本のようにわかりやすく解説してくれています。
あたらしくはいった本(平成30年4月UP)
あちらこちらで、さくらがさきはじめました。
あたらしいことがはじまる、わくわく、どきどきのきせつです。
としょかんでも、あたらしい本をよういしてまっています。
★えほん★
『くまがまく』
丸山誠司/作(Pマ)絵本館
くまがまく たねをまく。くまはまく まめをまく。
くまはまく まわしをまく。しおもまく。
くまが、いろいろ、どんどんまいてしまう。
まくものってこんなにあるんだね。
くりかえしの、たのしいことばあそびのえほん。
『ネルはいぬのめいたんてい』
ジュリア・ドナルドソン/文 サラ・オギルヴィー/絵 (Pオ) BL出版
ピーターとすんでいる、いぬのネルはめいたんてい。
くんくんくん。おさらのなか、ソファのすみ、くつにくつした、とんでったボール。
なんでもみつけます。ある日、がっこうの本がぜんぶなくなって・・・!
さあ、ネル!がんばって!
『ネルソンせんせいがきえちゃった!』
ハリー・アラード/文 ジェイムズ・マーシャル/絵 もりうちすみこ/訳(Pマ)朔北社
2ねん1くみは、がっこうじゅうでいちばんおぎょうぎのわるいクラス。
おしゃべりしたりふざけたり、ネルソンせんせいのいうことをぜんぜんききません。
そんなある日、ネルソンせんせいがとつぜんいなくなってしまいました。
かわりにきたのはまじょのように、とってもこわくてきびしい、スワンプせんせい。
ネルソンせんせいはどうなっちゃったの!?はやくかえってきて!
『うそうそかわうそのむかしばなし』
はやしますみ/作(Pハ)小学館
むか~しむかしのことざんす。ものしりがおのかわうその
ほんとみたいな、うそうそ、うそんこ、むかしばなしのはじまり、はじまり~。
『かんぱいよっぱらい』
はらぺこめがね/作 (Pハ) 岩崎書店
かんぱーい!ビールにワインにあつかんにクリームソーダ!?
いろんなかんぱい、いろんなヨッパライ!
たのしいかんぱいで、かわいくよっぱらいたいね。もちろん、子どもはお酒はだめだよ。
『ママが10にん!?』
天野慶/文 はまのゆか/絵 (Pハ)ほるぷ出版
ママは、いつもいそがしそう。あーあ、ママが10人いたらいいのになぁ。
そしたら、ひとり目のママは、ぼくと遊んでくれて、ふたり目のママは、
おもしろい本をよんでくれて、3にん目のママは、たのしいうたをうたってくれて、
4にん目のママは・・・ってどんどんママがふえちゃった!?
『もうちょっと もうちょっと』
きむらゆういち/文 高畠純/絵 (Pタ) 福音館書店
りんごをみつけたコブタ。落ちてきたりんごに「やったあ!」と、
よろこんだのもいっしゅん。りんごはコロコロとあなの中へ…。
手をのばしてもとどかない…。ツンッ!もっとおくにいっちゃった!
コブタはりんごが食べられるかな?
『おはなみくまちゃん』
シャーリー・パレントー/文 ディヴィッド・ウォーカー/絵 福本友美子/訳 (Pウ) 岩崎書店
さくらがまんかいになって、くまちゃんたちがみんなでおはなみに行きます。
バスケットにおべんとうとおおきなタオルをつめて、みんなであそぶたこももって。
あたたかい春のかぜをかんじるような絵本になっています。
『わたしはヴァネッサと歩く』
ケラスコエット/文・絵 (Pケ) 岩崎書店
転校生のヴァネッサ。なんだかみんなとなじめないみたい。
わたしがヴァネッサにしてあげられることってなんだろう?
いじめについて考える、文字のない絵本です。
『きつねうどん たぬきうどん』
古内ヨシ/作 (Pフ) 大日本図書
きつねうどんがだいすきなきつねくんと、たぬきうどんがだいすきなたぬきくんは
いつも人にばけてうどんやさんへ。
でもほんとうにおいしいのはいったいどっち?とけんかになってしまって…。
『いろいろいろんなかぞくのほん』
メアリ・ホフマン/文 ロス・アスクィス/絵 (Pア) 少年写真新聞社
だいたいの人にはかぞくがいる。でも、かぞくはいろいろ。
国も、家も、しごとも、くらしかたも、きもちも、
みんなちがう。「ちがうこと」を、たのしくやさしくおしえてくれるえほん。
★あかちゃんのえほん★
『安西水丸のどうぶつパシャパシャ』
安西水丸/絵 安西かおり/文(Pア赤ちゃん)文芸社
ゾウさん、ワニさん、カバさん、イヌさん・・・・みんなカメラでパシャパシャ。
みんな、じょうずにしゃしんがとれたかな?
『ポンチ』
織田りねん/文 ちえちひろ/絵 (Pチあかちゃん) パイ・インターナショナル
ポンチ ポンチ みかんがポンチ。ポンチ ポンチ キウイがポンチ。
いろいろなくだものがいっぱいでてきて、さいごはみんなで・・・。
うたうような、くりかえしがたのしいえほん。
★よみもの★
『こんぴら狗』
今井恭子/作(Fイ) くもん出版
かい主の弥生の病気がなおるようにと、金毘羅(こんぴら)さんへとおまいりにだされた
犬のムツキ。
いっしょに旅をはじめた「ごいんきょ」がたおれ、ひとりにぼっちに・・・。
いろいろな人たちに助けられ、やっと金毘羅さんにたどりつく。
江戸から今の香川県までを往復する、ムツキとたびであった人たちの、おはなし。10代から
『図書館につづく道』
草谷桂子/著(Fク) 子どもの未来社
みなさんにとって図書館はどんな存在でしょう。
たくさん本を読める場所?ちょっと休憩するところ?
子どものための場所?いやいや図書館なんて自分とは縁がない、
という人もいるかもしれませんね。
小さな村にある深山町図書館はどうでしょう。
図書館からつながっていく人との出会い。
あなたの知っている誰かに似ている人がいるかもしれませんよ。中学年から。
『シロクマが家にやってきた!』
マリア・ファーラー/作(933ファ)あかね書房
障害のある弟のために、アーサーはいつもがまんしてばっかり。
もう二度と家に戻るもんか!と飛び出したら、家の前にいたのはシロクマ。
……え?シロクマ!?シロクマと一緒の生活ってどんな感じ?
言葉がつうじなくても伝わるのかな。読むと気持ちがほっこりする本です。10代から。
『熊とにんげん』
ライナー・チムニク/作 (943)徳間書店
ともに旅をする熊とおじさん。その交流ときずな、メロディーが心を打ちます。
多くの児童文学者が 大好きだという名作が、やっと復刊。
未読の人はぜひ読んでください。10代から。
『満月の娘たち』
安東みきえ/著(Fア)講談社
どこにでもいる、標準的見た目の中学生のあたしと、オカルトマニアで女子力の高い
美月ちゃんは、保育園からの幼なじみ。ママ同士も友達だ。
ある日、美月ちゃんの頼みで、クラスでも人気の男子、日比野を誘い、3人で幽霊屋敷へ
肝だめしに行くことになって・・・。幽霊屋敷探検をしているうちにおこる、様々な
出来事を通してそれぞれの母と娘たちとの葛藤と成長。
話題の母娘問題が、リアルに独特の観察眼で描かれる感動作。10代から。
★ちしきの本★
『赤ちゃんと母(ママ)の火の夜』
早乙女勝元/作 タミヒロコ/絵(210)
昭和20年3月10日、未明に東京をおそった、大空襲(だいくうしゅう)。
一夜にして10万人ものいのちが失われた「火の夜」。
その直前に生まれた赤ちゃんとお母さんを焼夷弾(しょういだん)の炎の中、
必死に守りきった医師と看護師さんたち。でもその時、赤ちゃんの12人の兄妹、
家族は・・・。 忘れてはいけない大空襲秘話。
『べんりなしっぽ!ふしぎなしっぽ!』
小宮輝之/文・写真 メディアパル(481)
だいたいの動物にはあるけど、人間にはない「しっぽ」。
いろんな動物のしっぽ(と、おしり)写真がいっぱい。
動物によってちがう形ややくわりが、よくわかります。
『クレヨンで描いたおいしい魚図鑑』
加藤休ミ/作 晶文社(664)
かぎりなく魚の図鑑に近い、「魚料理」図鑑。表紙はシーチキンとサラダ菜。
カラーで見ると本物そっくりで、クレパスで描いたとは思えないほどおいしそう!
作者の加藤休ミさんは、絵本もたくさんかいています。
『イチからつくるカレーライス』
関野吉晴/編 農文協 (610)
大学生が、イチからカレーを作ることになった。
イチからということは、野菜や米やスパイスを育て、肉となる生き物を育て、
収穫し、殺すこと。食べること、命の重みを感じます。
あたらしく入った本(平成29年11月UP)
秋もふかまり、すっかりさむくなってきましたね。
図書館はもうすぐおやすみになります。
でも読書の秋なので、あたらしくはいった本をしょうかいします!
えほん
『サイモンは、ねこである』
ガリア・バーンスタイン/作 なかがわちひろ/訳 (Pハ) あすなろ書房
「ぼくたち、にてますね」とサイモンが言っても、ライオンたちは「ぜんぜんにてないよ!」と言う。
チーターのここも、クロヒョウのそこもサイモンとはこーんなにちがう!でも、なんとなくにている気がするんだ。
じゃあ、おれたちどこがにているんだ?ちいさなサイモンでもみんなとにているよ!
『こんやはてまきずし』
五味ヒロミ/作 石井聖岳/絵 (Pイ) 岩崎書店
みんなは「てまきずし」をつくったことがある?おきにいりの「ぐ」をのりとごはんでまいて…。
あたしはサーモン、おとうとのけいたはだいすきなイクラばっかり!きみはどんな「ぐ」がすき?
『空からのぞいた桃太郎』
影山徹/著 (Pカ) 岩崎書店
みんなもよくしっている「ももたろう」。おばあさんが川でひろったモモから生まれ、
おとものイヌ、サル、キジとともにオニをたいじしに行く。
そんな「ももたろう」のものがたりを、空から見てみたよ!いつもとちがった見方の「ももたろう」をどうぞ。
『ぽちっとあかいおともだち』
コーリン・アーヴェリス/文 フィオーナ・ウッドコック/絵 福本友美子/訳 (Pウ) 少年写真新聞社
ホッキョクグマのミキは、ゆきであそぶのがだいすき。
ゆきのなかをはしっていくと、むこうのほうにぽちっと、あかいものがいた。
においをくんくん。なんだかなかよくなれそうだ!
いっしょにはしって、あそんだあとには、だいすきなおかあさんのところへかえります。
『ぴりかちゃんのブーツ』
さとうあや/作 (Pサ) 福音館
ねこのぴりかちゃんにとどいた、だんじょうびプレゼントのブーツのクッキー。赤くてきれい。
どんな味だろうね。あらあら、まだたんじょうびじゃないのに、ちょっとだけ、ちょっとだけ食べてみちゃう?
『あおいジャッカル』
マーシャ・ブラウン/作 (Pマ) 瑞雲舎
かつて佑学社から出ていた『あおいやまいぬ』の新訳。
絵本は、インドの古い子ども向け物語から作られています。
『あおいやまいぬ』は瀬田貞二さんの訳ですが、この絵本は、新しいこの訳の方が、よりわかりやすく、正確に思います。
『ドレミファどうぶつコンサート』
二宮由紀子/文 みやざきひろかず/絵 (Pミ) 文研出版
「ド」どうか…「レ」レモンの…の「ミ」みなさま……ドレミでドうぶつコンサート。
でてくる曲を鳴らしながら読むとおもしろいかも!
『森のおくから』
レベッカ・ボンド/作 (Pホ) ゴブリン書房
むかし、カナダの森で大火事があり、川へ逃げた人々はただ、火を見ているしかなかった。
するとそこへ、森の奥からどんどんやってきたものは・・・。作者のおじいさんが、実際に体験した出来事だということです。
火事の話なのに、しんとした緊張感にあふれ、自然の不思議を感じます。
『わたしおべんきょうするの』
角野栄子/作 吉田尚令/絵 (Pヨ) 文渓堂
くりちゃんが 「わたし、おべんきょうするの」といいました。
「ぼくもするよ」、「わたしもする」といぬのムムとぬいぐるみのブタコさんもいいました。
ちょっぴりヘンテコでおもしろい、おべんきょうのじかんがはじまります。
『いえない いえない』
くすはら順子/作 (Pク) 文研出版
よそものがやってきたらしい。わるいやつらしい。きにくわない!って、みんなはいう。
あ、こじかがいる。かわいいから、たべたくないんだよね。でも、そんなことはいえない いえない。
いえないことは、ほかにもある。でも、きづかずに、いっちゃったわるぐちもある。
考えちゃうけど面白い。なんだか手ばなせない絵本です。
あかちゃんえほん
『パジャマでぽん』
くぼまちこ/著 (P赤ちゃん) アリス館
みーちゃん、きょうはひとりでパジャマきれるかな?
「それっ!」「あれっ あれれ・・・」「あたまがでない・・・」
「パジャマのなかまっくらだー」でもだいじょうぶ!
ちゃーんとでぐちがあるよ。「ひとりでおきがえ」がたのしくなる絵本。
よみもの
『理科準備室のヴィーナス』
戸森しるこ/著 (Fト) 講談社
中学1年生の結城瞳は入学してすぐに、同じクラスの南野さんに足を引っかけられて転ぶ。
ケガを見てもらいに保健室へ行くと、不思議な雰囲気をまとった「ヒトミ先生」がいた。
「ヒトミ先生」が気になり始めてずっと見つめていると、
同じように先生を見つめている人がいることに気が付いた。 高学年から
『かえたい二人』
令丈ヒロ子/著 (Fレ) PHP研究所
家の都合で引っ越しをしてきた月方穂木は、次の学校では『ヘンジンコ』と呼ばれないようにと奮闘する。
登校初日にクラスの目立つ女の子、萌奈のグループに入れてもらい無事クラスに馴染むことができた。
しかし、クラスに昔の自分を知る人がいて…。
見た目や持ち物、話題に気を付けて過ごすことに違和感を感じているけれど、仲間外れにはされたくない!
思春期の女の子たちのお話です。高学年から
『うっかりの玉』
大久保雨咲/作 (Fオ) 講談社
作者は鈴鹿市出身です。身近な、ちょっとしたものが主人公の小さなおはなしが、6つ入っています。
子どもに読んで聞かせてあげてほしいおはなしです。高学年から
『自分におどろく』
たなかかずお/文 あべ弘士/絵 (911人権) 童話屋
「考えてごらん いまここに きみはいる
なぜだ? なぜいるのだ どこから来たのだ きみは いったい だれだ?」
そんな問いかけから始まる、長い長い詩。宇宙の歴史、きみの歴史。つながっていく。つながっている自分に気づく。
自分が深まっていくような、どんどん広がっていくような感覚。子どもも大人にも、おすすめの一冊です。
ちしきのほん
『さらさらもじゃもじゃ かみのけのなぞ』
まえだみちこ/絵 うえきりえ/監修 (494) 少年写真新聞社
おおきくなったら、かみのけをそめたい?パーマをかけたい?
でもそれってかみのけにどのくらいダメージをあたえているか知ってる?
わたしたちって、思っているよりかみのけのことを知らないかも!
『マンボウのひみつ』
澤井悦郎/著 (487) 岩波ジュニア新書
マンボウ、知っていますか?マンボウが好きなあまり、研究者になった作者による、
マンボウのひみつがぎっしりつまった本です。
イラストも自分で書き、体を張った写真に、章の切れ目ごとのマンボウ俳句。
読めば、マンボウと研究者が好きになることうけ合いです。
『美しい数になった海のいきもの図鑑』
デビット・マクリマン/著 (481) 株式会社エクスナレッジ
1から10の数字が海のいきもので描かれています。思わず見惚れてしまうイラスト。
学名やその意味ものっているので、海に興味を持ってもらうにはぴったり。
数字の本を探しているお子さんにも、よさそうです。
『冬眠のひみつ』
近藤宜昭/監修 (481) PHP研究所
冬のあいだ、ずっと眠っていられるっていいな。眠る生き物はだれだろう?
冷たい雪の中で眠る動物もいる!昆虫も、植物も、冬眠中。
いろんな生き物が、見えないところで春が来る準備をしている。冬眠って不思議!
あたらしく入った本(平成29年9月UP)
あつさもやわらぎ、すごしやすくなってきましたね。
読書の秋、お気に入りの本をゆっくり
さがしてみるのもいいですね。
えほん
『いえすみねずみ』
ジョン・バーニンガム/作(Pハ)BL出版
このいえには、ふたつのかぞくがすんでいる。
かぞくがごはんをたべねむると、ねずみのかぞくがおきだして、ごはんをさがす。
ごはんがおわると、あそびはじめる。ねずみのこどもたちは、ぜったいににんげんに
みつからないように、いわれてる。でも、あるひ・・・。ふたつのかぞくのたのしいはなし。
『エルマーとブルーベリーパイ』
ジェーン・セアー/さく シーモア・フレイシュマン/え(Pフ)ほるぷ出版
人間の目には見えない、ちいさなようせいエルマー。ある日食べた
ブルーベリーパイがおいしすぎて忘れられない!
なんとか人間たちにブルーベリーパイを作ってもらおうとするのですが…。
この本を読むと、きっとブルーベリーパイを食べたくなりますよ。
『いのちのたべもの』
中川ひろたか/文 加藤休ミ/絵(Pカ)おむすび舎
買い物したものを、陸の食べ物と、海の食べ物に分けてみると、
いろんなことがわかってくる。そしてお鍋に一緒にしたらまるで地球そのもの!?
ぜひ読んで聞かせてあげたい、大人も考える、楽しい絵本です。
『たいふうのひ』
武田美穂/作(Pカ)講談社
たいふうがくるってどういうこと?おじいちゃんたちはたいふうにむけて、
じゅんびしてるけど…。びゅうびゅう、すごい風でおうちがとんでっちゃったり
しないかな…。たいふうを体でかんじている子どもたちのおはなしです。
『じいちゃんバナナ ばあちゃんバナナ』
のしさやか/作・絵(Pノ)ひさかたチャイルド
バナナくんがひとりであそんでいると、ゆかにじいちゃんのかわがぬぎっぱなし。
じゅくしてきたじいちゃんはチョコのおふろにどぽーん、チョコバナナに!
ばあちゃんはれいとうしつでアイスバナナ。ぼくはじいちゃんバナナになったら
何になろうかな。
『この本をかくして』
マーガレット・ワイルド/文 フレヤ・ブラックウッド/絵 アーサー・ビナード/訳(Pフ)岩崎書店
ばくだんがあたって、まちがもえて、図書館もばくはつしてしまった。
本はこっぱみじんになってしまった。のこったのは、ピーターのおとうさんが、
かりていた本、いっさつだけ。おとうさんから、たいせつなたからものとして、
本をあずかったピーターは、だいじにかくしながら、まもりぬきますが・・・。
『いちにちじごく』
ふくべあきひろ/さく かわしまななえ/絵(Pカ)PHP研究所
わるいことしたら、じごくにいくってほんとかな?よし、いちにち、
じごくのおにになって、たしかめてみよう!「いちにち」シリーズ第8弾。
あかちゃんえほん
『ぱんつ さいこう!』
ジャレッド・チャップマン/さく 木坂涼/やく(Pチ)ほるぷ出版
みんなはぱんつをはいてる?ぼくは、かっこいいぱんつをはいてるよ!
ぱんつにはいろいろ、あるんだ。おっきいの、ちいさいの、あかいの、きいろいの。
あかちゃんのぱんつは…あれれぱんつじゃない?
じぶんのぱんつはどんなの、ときになってしまうおはなし。
よみもの
『スイーツ駅伝』
二宮由紀子/作(F二)文溪堂
スイーツにも、それぞれ性格があるんです!ケーキ、和菓子、フルーツ、
コンビニの4チームが、日本一を目ざして勝負!わらっちゃって、おなかがすきます。
低学年から
『きらきらシャワー』
西村友里/作 岡田千晶/絵(F二)PHP研究所
プールのシャワーがにがてな広矢くん。もう一年生なんだから、と言われても
こわいものはこわい!でも、はっぱにのったアリをたすけてあげなくちゃ!
広矢くんはシャワーをくぐりぬけられるかな?低学年から
『ん ひらがな大へんしん!』
まつもとさとみ/作 すがわらけいこ/絵(Fマ)汐文社
なっちゃんは「ん」を書くのがにがて。
なっちゃんがろうかをスキップしていると足もとにへんなニョロニョロが!
「ん」といっしょにすごすうちに、なんだか「ん」のことがわかってきたかも?低学年から
『キダマッチ先生! 1―先生 かんじゃに のまれる』
今井恭子/文(Fイ)BL出版
カエルのおいしゃさん、キダマッチ先生はどんな病気もなおしてしまう名医(めいい)です。
アリのじいさんの足も、トカゲのおくさんの胸のいたみも、きちんとなおしてしまいます。
牧場(まきば)で子ウシがたおれているときいて、おおいそぎでむかいます。
キダマッチ先生もたいへんなことに!?中学年から
『靴屋のタスケさん』
角野栄子/作(Fカ)偕成社
1942年、東京。町の表通りに、わかい靴屋(くつや)さんがひっこしてきた。
ほそ長いせなかをいつもまるめ、ぶあついめがねをかけて、タスケさんは
ふるい靴をなおしていた。わたしはタスケさんがだいすきだった。
戦争の時代の、小さな女の子と靴屋のおにいさんのお話。中学年から
『ナイスキャッチ!』
横沢彰/作 スカイエマ/絵 (Fヨ) 新日本出版社
美術部に所属しているこころが校庭でスケッチをしているところに、
野球のボールが飛んできた。ホームランボールをキャッチしたこころを哲平は
野球部にスカウトするけど…?本当にやりたいことはなに?やりたいことに
チャレンジするお話です。高学年から
『なみきビブリオバトル・ストーリー』
赤羽じゅんこ他/作 黒須高嶺/絵(F)さ・え・ら書房
ビブリオバトルはみんなに読んでもらいたい本を紹介して、だれの本が
一番読みたいと思ったかを投票してもらうゲーム。
並木図書館に集まった4人にもそれぞれの本にこめた思いがあって…。
あなたなら、どんな本をみんなに紹介するかな?
ビブリオバトルがしたくなる一冊です。高学年から
『もうひとつのWONDER(ワンダー)』
R・J・パラシオ/作 中井はるの/訳(933ハラ)
前作WONDERのスピンオフ作品です。
いじめっこのジュリアン、幼なじみのクリストファー、同級生のシャーロット。
それぞれがオーガストと出会っておこった、なにかしらの変化とは?
オーガストを取り巻く人々のおはなしです。高学年から
『こんとんじいちゃんの裏庭』
村上しいこ/作(Fム)小学館
一緒にくらす、おじいちゃんは認知症。ある日、交通事故で意識不明になってしまった。
しかも車を運転していた人から、損害賠償請求(そんがいばいしょうせいきゅう)
されることに。「どうして?絶対におかしい!!」と、どうしてこんなことになって
しまったのか、自分で調べることにした中学生の少年。社会のしくみになっとくいかない
彼の前に、生死をさまようじいちゃんが、ふらふらあらわれたり、シリアスな問題を、
ちょっとユーモラスに、ちょっと少年探偵(たんてい)風にむずかしい問題をときあかして
いきます。高学年から
『物語の森へ』
東京子ども図書館(研究909)
東京子ども図書館のブックリストです。「とにかくこれは子どもに手渡したい」と
いう思いで作成されました。懐かしい本や、まだ知らない面白い本に出会えますよ!
件名や人(?)名など、索引も充実!「絵本の森へ」と合わせて、お楽しみください。
ちしきのほん
『はじめて見たよ!セミのなぞ』(486)少年写真新聞社
生まれてから、ずっと土の中すごすセミ。セミはいつ、どこで生まれるの?
セミの敵はだれ?なき声はきこえていても、あまり知らないセミのせいかつにびっくり!
『窓をひろげて考えよう 体験メディアリテラシー』(361)かもがわ出版
まいにちメディア(新聞、テレビ、LINE、ツィッター、インターネット)からながれてくる、
たくさんの情報。これは全部ほんとうのこと?
正しい情報でも、おおげさだったり、かんちがいがあったり。
ニュースでも、ともだちどうしの話でもはじめてきくことだったら、
「まだ、わからないね。」と考えてみよう。
まちがいをへらす「コツ」がわかる本。
『サルってさいこう!』(489)偕成社
「ほ乳類」のなかの「霊長類」のグループにはいるサル。
人とサルはにているけど、人はサルから進化したわけじゃない。でも、にているね。
サルっていったいなにもの?どんな種類がいて、どんなくらしをしているの?
サルのいろいろが、わかります。
『世界一のパンダファミリー』(489)講談社
和歌山県にある、「アドベンチャーワールド」では17年の間に、15頭の
赤ちゃんパンダが生まれ、元気にそだっています。パンダのふるさと、中国を
のぞいて、ひとつのしせつで、これほどたくさんのパンダをはんしょくさせている
ところは、世界でアドベンチャーワールドだけです。いったいどのようにして、
世界にほこる、こんなにすばらしい、パンダの大家族ができたのでしょうか。
三頭のパンダの名づけ親でもある、著者のパンダ愛がつまった一冊。
かわいい写真もいっぱいです。
あたらしく入った本(平成29年7月UP)
暑い日が続くようになってきましたね。
夏バテしていませんか?
体に気をつけて、楽しい夏をすごしましょう!
えほん
『うみがめぐり』
かわさきしゅんいち/絵と文(Pカ)仮説社
ウミガメの赤ちゃんが、めざす海。さまざまな生き物がダイナミックに描かれています。
まるで墨絵のような勢いのある絵に圧倒されます。
『ちかてつライオンせん』
サトウマサノリ/作(Pサ)パイインターナショナル
きょうも えきのホームに やってきた ライオンせん! どうぶつたちが のりこんだら しゅっぱつ!
つぎのえきも ライオンえきちょうは おおいそがし。 でんしゃは ぶじに しゅうてんへ とうちゃく。
おやおや、ここは…?
『つかまるわけないだろ!』
ティモシー・ナップマン/文 シモーナ・チラオロ/絵(Pチ) 徳間書店
ねこのトムが どれだけ おいかけても、ねずみのジェイクは ぜったい つかまりません。
「だって せかいいちあしが はやいんだから!」きつねも、おおかみも、くまも、ジェイクをつかまえられません。
もどってきたジェイクに トムが はなしたのは どんなこと?
『あめがふるふる』
田島征三/作 (Pタ) フレーベル館
あめのひ、ネノちゃんとキフくんはふたりでおるすばん。あめが ふるふるふる。
まどのそとにはカエルやオタマジャクシ、カタツムリがやってきて、おいでよとさそいます。
ふたりもきがつくと、まどのそと。あめが ふるふるふるふるふる。
あめはどんどんっふってきて、まるでみずのなかにいるみたい。
バッタやカマキリ、トカゲ・・・みんなが、たすけてといっています。ふたりは・・・。
あめのひが、たのしくなるおはなし。
『くまのまあすけ』『まあすけのぼうし』
馬場のぼる/作 (Pハ) ポプラ社
もりにすんでいる こぐまのまあすけ。
ふわふわとんでいるふうせんをおいかけたり、じてんしゃのれんしゅうをしたり。
まあすけとまわりのみんなの、たのしくおだやかなまいにちの
おはなし。ほっこり、やさしいきもちになれます。「11ぴきのねこ」の作者の新装版の絵本。
『しんごうきピコリ』
ザ・キャビンカンパニー/作・絵(Pサ) あかね書房
しんごうきピコリ!あおになりました。あおは「すすめ」。くるまはすすみます。
きいろやあかだと、くるまはどうするかな?あれれ?こんどはピンク、きみどり、むらさき・・。
いろんないろのしんごうがでてきたよ。どうなっちゃうの!?たのしいしんごうのおはなし。
『フワフワ』
おおなり修司/文 高畠那生/絵(Pタ) 絵本館
フワフワ、シュポ、ハックション!フワフワとんできた、
だちょうのはねからはじまるおおそうどう!
『しょうぎのくにのだいぼうけん』
中倉彰子/作 福山知沙/絵(Pフ) 講談社
14歳のプロ棋士がかつやくして、将棋をやってみたいと思った人。
まず、この絵本はどうですか?
おはなしをよんでいくと、将棋のこまのうごかし方がわかっちゃいます!
『ひとりになったライオン』
夏目義一/作(Pナ) 福音館書店
こちらをじっと見る、一頭のライオン。
写真のようなリアルな絵で、若いライオンの成長をえがきます。
リアルなのにクスっとわらえる、ふしぎな絵本。表紙、裏表紙も、しっかり見てくださいね。
『ゆうかんなねこ くろすけ』
エド・ヴィアー/作(Pウ) WAVE出版
ねこのくろすけは、かわいいけど、ゆうかん!リボンよりマントがすき。
でもじつは、ねずみをみたことがないのです。
かいぶつならしってるんだけどなあ・・・。
『きゃべつばたけのぴょこり』
甲斐信枝/作(Pカとも) 福音館書店
きゃべつのはっぱの裏にくっついているへんなもの、ぴょこり。
雨が降ってもぴょこりははっぱの裏から動きません。
しかし雨上がりの朝、ぴょこりの背中がわれて大空へと飛び立ちます!
『ちいさなかえるくん』
甲斐信枝/作(Pカとも) 福音館書店
ちいさなかえるくんがごちそうをもとめて飛び回ります。
おなかはぺこぺこなのに、失敗ばかり・・・。
かえるくんはぶじにごちそうにありつけるのでしょうか?
『ねぇ、しってる?』
かさいしんぺい/作 いせひでこ/絵(Pイ) 岩崎書店
もうすぐ家に赤ちゃんが来る、けいたくん。
ぞうのそらさんとおにいちゃんになる日をまっています。
でもおにいちゃんになってみると・・・。
『おぼろ月のおさんぽ 「銀色」』
ウォルター・デ・ラ・メア/詩 カロリーナ・ラベイ/絵(Pラ) 岩崎書店
みんながすっかりねむりについたころ、お月さまがぎんのくつでそっとおでかけ。
しずかなぎんいろのひかり。きがついた妖精たち、どうぶつたち、こどもたち。
そっとあとをついていくと・・・。きれいな夜のおはなし。
あかちゃんえほん
『ママのて』
やまもとゆうこ/作(Pヤあかちゃん) こぐま社
ママのてぎゅっぎゅっ、なにしてる?おにぎりできた
もぐもぐもぐ・・・。まほうつかいみたいなママの手。
ママの手がしてくれることはなんだってうれしいね!
よみもの
『時知らずの庭』
小森香折/作(Fコ) BL出版
「時知らずの庭」には、そこにしかない不思議な植物がたくさんある。
リスのホップは、そんな庭を手伝うことになりました。見習い庭師のホップには、ちょっと大変すぎるかも。
不思議な植物たちをお世話するには、どこかのだれかを見つけなくてはいけないのです。
はてさて、見習い庭師はうまくやれるかな? 高学年から
『キキとジジ』
角野栄子/作 (Fカ) 福音館書店
魔女の宅急便シリーズの特別編、第2弾!キキが生まれた時から物語は始まります。
ちっちゃなキキは、いつ魔女になったのでしょう。
そしてジジは、どうやって魔女の猫になっていくのでしょう。
とっても気になる、キキとジジの最初のおはなしです。 中学年から
ちしきのほん
『鳥の巣つくろう』
鈴木まもる(488) 岩崎書店
ふわふわの鳥の巣、とげとげの鳥の巣。
鳥たちと同じように枝や草をひろって、オリジナルの鳥の巣を作ってみない?
鳥の気分になれるかも。
『乳幼児おはなし会とわらべうた』
落合美和子/著(015研究) 児童図書館研究会
長年活動している「児童図書館研究会」による、長年の実践をまとめた本です。
図書館や児童館の職員は必読。子育て中の方にもぜひ読んでほしい本です。
『かこさとし 子どもと遊び、子どもに学ぶ』
(726研究)
昨年90歳になったかこさとしさん。
若いころの写真や絵、記録、インタビューなどが満載です。
その幅広さ、洞察の深さに感動します。
『深読み!絵本「せいめいのれきし」』
真鍋真/著(457) 岩波書店
バージニア・リー・バートンの絵本『せいめいのれきし』は2015年に改訂版が出版されました。
初版から50年の間に研究が進み、新しい発見が数多く出たためです。
その監修をした国立科学博物館の恐竜博士が絵本の見どころを教えてくれます。
フルカラーでワクワクする本、親子で楽しんでください。
『コロコロドミノ装置』
野出正和/著(750) いかだ社
トイレットペーパーやラップのしん、ティッシュのはこで、かんたんにピタゴラスイッチが作れちゃうぞ!
夏休みにチャレンジしてみよう!
あたらしく入った本(平成29年 5月up)
天気のよい日はこかげの下で、本をよむのもいいですね。
えほん
『なりたがりやの くも』
しらいしかずこ/文 ゆむらてるひこ/絵(Pユ)Pヴァイン,日販アイ・ピー・エス
伝説の詩人と、伝説のアーティストが組み、文も絵もギリギリまで
そぎ落とした、究極にシンプルで豊かな絵本。
1978年に出版されたものの復刊です。
『てのりにんじゃ』
山田マチ/文 北村結花/絵(Pキ)ひさかたチャイルド
てのひらにのるほど小さい、てのりにんじゃ。よーくかんさつしてみよう!
おせわをすると、いっしょにしゅぎょうしてくれたり、
ピンチにたすけてくれたりするよ。
『走れ!!機関車』
ブライアン・フロッカ/作・絵(Pフ)偕成社
昔、アメリカを東から西まで移動するのは、長い長い大変な旅でした。
長い一本の線路がつながるまでは…。乾いた大地を走る、真っ黒な機関車。
走る音や熱い空気まで感じられるようです。
まるで本当に旅をしているような気分になれますよ!
『ぼくの草のなまえ』
長尾玲子/さく(Pナ)福音館書店
庭でみつけた一本の草。これはなんて名前かな?おじいちゃんに聞けばわかるはず!
読むうちに草を調べるコツがわかる、大人もふむふむの絵本です。
『わたしだけのものがたり』
パメラ・ザガレンスキー/作・絵 (Pサ)フレーベル館
物語が大好きなエミリー。ある日、借りてきた本は、文字がぽろぽろとこぼれ落ちて、
絵だけになってしまいました。どんな物語かわからなくて悲しむエミリー。でも、物語を
想像してみると、どんどん楽しくなってきて…。
『どうして そんなに ないてるの?』
いしずまさし/作・絵(Pイ)えほんの杜
泣きぐずる赤ちゃんを前にすると、どうしていいかわからない…。
途方に暮れてしまいそうな時もありますが、この絵本を読むと
「ほっ」と気持ちがなごむかも。絵本は、子どもだけの物ならず。
大人だって絵本に癒される瞬間がありますね。
『からだ♡あいうえお』
中川ひろたか/文 佐々木一澄/絵 吉澤譲治/原案(Pサ)保育社
「あしはだいにのしんぞうだ」、「いちょうがげんきでいいちょうし」・・。
子どもたちにからだやけんこう、びょういんについてなど、かんけいすることばを
あいうえおじゅんに、わかりやすいイラストでかかれている絵本です。
『きゅうきゅうばこ 新版』
やまだまこと/ぶん やぎゅうげんいちろう/え(Pヤとも)福音館書店
「小さいケガのとき、しょうどくはしない」って、知ってましたか?
かがくのとも『きゅうきゅうばこ』が最初にしゅっぱんされた
1987年と今では、ケガのなおしかたがちがってきているのです!
この本をよんで、かぞくでべんきょうしてみてね!
『おいしそうなしろくま』
柴田ケイコ/作(Pシ)PHP研究所
おいしいものがだーいすきなしろくまは、じぶんが、おいしいもののなかに
はいってみることにしてみたよ!しあわせそうなしろくまの絵を楽しんで!
わたしは、にくまんとパンのページがおすすめ!
『にょっ!』
ザ・キャビンカンパニー/作(Pサ)小学館
ここはうみ。ひろくふかいうみ。「にょっ!」と、とびだしてきたあれ、なあに?
にんぎょのポニーテール?かぶとむしのつの?また、なにかがとびだしてきた。
「にょっ!」、「にょっ!」、「にょっ!」・・・。つぎからつぎへ、どんどん
とびだしてきた!あれ、なんだとおもう?
『いすにすわってたべなさい。』
平田昌広/作 平田景/絵(Pヒ)国土社
「いすにすわってたべなさい。」あをたすと・・・。「あいすにすわってたべなさい。」
1字たすといみがかわる、ことばのたしざんえほん。どこに1字たしたらいみがかわるかな。
かんがえながらさあ、よんでみましょう。
『ばあばは、だいじょうぶ』
楠章子/作 いしいつとむ/絵(Pイ)童心社
つばさは、ばあばがだいすき。学校からかえると、まず、ばあばのへやにいく。
さかあがりができなかったり、けいさんもんだいがとけなかったことも
「うんうん」ってきいてくれて、いつもいってくれる。「つばさはだいじょうぶだよ」って。
あたまをなでてくれる。だからだいすき。でもそんなばあばが、すこしずつ、
「わすれてしまう」びょうきになってしまった。 ぼくはどうしたらいいんだろう・・。
『マロンちゃん カレーつくってみよう』
西村敏雄/作 (Pニ) 文溪堂
おおきくなったら、レストランのシェフになりたいマロンちゃん。
オジーおじさんとかれーづくりをはじめます。
ざいりょうをトントンきって、おなべでコトコト、グツグツ、おいしくなーれ。
おなかいっぱいたべていると、いいにおいにつられて、ごきんじょさんがやってきました。
『とのさま1ねんせい』
長野ヒデ子・ホンダカヨ子/作・絵 (Pナ) あすなろ書房
あそぶのがだいすきなとのさま、1ねんせいになるのがいやでかくれてしまいます。
「どうしていやかなあ」きゅうしょくやせんせいのはなしをしているうちに、けらいたちも
1ねんせいになりたくなりました。よし、ランドセルつくりだ!
『あかですよ あおですよ』『あさですよ よるですよ』
かこさとし/さく(Pカ赤ちゃん絵本)福音館書店
かこさとしさんの昔の絵本が復刻しました!読み聞かせにもぴったりです。
読んだあとも、じっくり絵を見てくださいね。
『ことばのひろば ふ・ふ・ふ』
梅田さとえ/さく 多田ヒロシ/え(Pタ赤ちゃん絵本)廣済堂あかつき
「ふ」は、「ふわーっ」とふくらむ、ふうせんの「ふ」。「ふわふわふわ」と、とんでった「ふ」。
「ふっ」とかまどをふいたら「ふっ」、「ふっ」、「ふっ」、「ふわーっ」とふきこぼれた。
どんどんことばがつながる「ふ・ふ・ふ」のおはなし。
「は・は・は」につづいて、ことばあそびがたのしい、ことばのひろばシリーズです。
よみもの
『ふたりユースケ』
三田村信行/作(Fミ)理論社
お父さんの転勤で引っ越した小川ユースケ。この町には、伝説の神童とよばれた
大川ユースケという男の子がいたらしい。まちのみんなは「うまれかわりだ!」と
おおさわぎ。ぼくはぼくなのに。でも、ぼくにそっくりなユースケって、どんな子
だったんだろう。すこし知りたくなった。中学年から。
『ネコの家庭教師』
南部和也/さく(Fナ)福音館書店
おてんばがすぎて、おしろをおいだされてしまったトリア姫。
森でひろった白ネコのべスが家庭教師となってトリア姫はどんどんかわっていきます。
おとなとネコと子どものやりとりが楽しいよみもの。中学年から。
『僕は上手にしゃべれない』
椎野直弥/著(Fシ)ポプラ社
話したくても言葉がでてこない、言葉がつっかえてしまう吃音(きつおん)の悠太。
みんなにバカにされたり、笑われたりするのは嫌だ。治せるものなら治したい。
思いきって放送部に入部したけど、部長たった一人だけ?新部員の古部(こべ)さんと
練習をすることになったけど…。自分をそのままで受け止めてくれる人がいるから
変わることができる。そんな強さと優しさに気づく物語です。10代から
『おばけ遊園地はおおさわぎ』
柏葉幸子/作 (Fカ) ポプラ社
小学校5年生のまひるが館長をしているおばけ美術館。
このごろ、夜中に赤ちゃんの泣き声がきこえてくるといううわさがひろがっている。
まひるがおばけたちにたずねると、にんげんの赤ちゃんのベビーシッターをしているという。
そのわけは…。おばけ美術館シリーズ、第5話。中学年から。
ちしきのほん
『つくろう!プラレールレイアウト』 (507)ポプラ社
プラレールの線路の組みかたや、まちのつくりかたまで、いちから教えてくれるよ!
『先生が本(おはなし)なんだね』
伊藤明美/作 小澤昔ばなし研究所(015)研究
長年、語り(ストーリーテリング)を行ってきた著者が、子どもがいかに「おはなし」を
楽しんで聞くか、どのように子どもと対するか、などを紹介しています。子どもに
「先生に本はいらないんだね。先生が本なんだね」と言われたら、語り手冥利につきますね
『どうぶつの描き方100』
(725)グラフィック社
イヌをかいてみたいけど、じょうずにかけない。パンダやとりもかいてみたい。
もっといろいろなどうぶつをかいてみたい・・・とおもっているあなた。
だいじょうぶ!きっとじょうずにかけます!この本は絵がにがてなひとのみかたです。
『5回おったら完成!へんしんおりがみ』
(754)朝日新聞出版
1枚のおりがみを5回おっただけで、できるおりがみの本。さくひんのむきをかえたり、
さらにおったりするとびっくりだいへんしん!べつのさくひんにはやがわり。ふりがなつきで
わかりやすいので1人でもたのしくかんたんにできます。
『かがやく昆虫のひみつ』
中瀬悠太/著 野村周平/監修 内村尚志/イラスト(486)ポプラ社
コガネムシやオサムシ、ハチやチョウのなかまで、びっくりするほどきれいにかがやく虫がいる。
光る虫たちはどこにすんでいるの?なぜ光るの?「きらきら」のひみつがわかる本。
『子どもの本のよあけ-瀬田貞二伝』
荒木田隆子/著(909研究)福音館書店
せたていじ、という名前に覚えがない人でも、「がらがらどん」「おだんごぱん」
「ナルニア」「指輪」とくれば、よく覚えている本が1冊はあるはず。あなたの読んだ
文章を書いていたのが瀬田貞二さんです。絵本や児童文学の翻訳、紹介。民話の
発掘など、子どもの本の素晴らしさをたくさん教えてくれました。この本は、伝記であり、
子どもの本の歴史の本でもあります。『三びきのやぎのがらがらどん』は、
あの文になるまでに、何回も工夫をしてきているそうです。読んでみたいと思いませんか?
あたらしく入った本(平成29年 1月up)
あけましておめでとうございます。
2017年もみなさんとまた、
図書館でおあいできる日をたのしみにしています。
えほん
『ねこってこんなふう?』
ブレンダン・ウェンツェル/作(Pウ)講談社
しっぽをたてて、とことこあるくねこ。いぬからみるとこんなふう。
きつねからみるときっとこんなふう。ねずみからみると…。おなじねこなのにいろいろ。
あなたはどんなふうにみえているかな?
『にぎやかなえのぐばこ』
バーブ・ローゼンストック/文 メアリー・グランプレ/絵(Pク)ほるぷ出版
ロシアのお金持ちに家にうまれたワーシャ。勉強したり音楽をしたり、がまんばかりしている毎日。
小さな絵具ばこに出会うまでは。
ある日、赤色と黄色を色をまぜてみると、シューという音がきこえてきた。
絵の具で絵をかいてみると音楽がながれ…。画家のワーシャ・カディンスキーのおはなし。
『されどオオカミ』
きむらゆういち/作(Pキ)あるまじろ書房
「ウオオオオーン」バートルのすむむらでは、いつもヒツジやニワトリがオオカミにおそわれる。
バートルはいつかオオカミをやっつけるために、ボスのタオのあとをついてまわると、いがいなことがわかった。
タオもバートルのことをいつも見ていた。オオカミとにんげんといっしょに生きていくことはできないものかと
考えていたある日・・・・。モンゴルの村のお話。
『ぼくのにゃんた』
鈴木康広/作(Pス)ブロンズ新社
にゃんたはかわったねこ。にゃんたはどこにでもいる。家の中でも家の外でも、いつでもどこでも。
猫好きでもそうでなくても、つい笑ってしまうダジャレ絵本。
『まあちゃんのすてきなエプロン』
たかどのほうこ/さく(Pタ とも)福音館書店
まあちゃんシリーズの3作目です!おかあさんが作ってくれた新しいエプロン。ポケットの中には、すてきなハンカチ。
うきうき、みんなとピクニック。あれあれ?今日もふしぎなことが…?
『パン屋のイーストン』
巣山ひろみ/文 佐竹美保/絵(Pサ)河出書房新社
ふくふく、ふくらむ、おいしいパン。森のみんなが、おまちかね。つむじ風みたいな、つむじ雨。
大事なパンを焼く粉が、びしょぬれになって大変だ!おいわいのパンが焼けないよ…。
森のみんなと作るパン。イーストンはどんなパンを焼くのかな?
『キルトでつづるものがたり』
バーバラ・ハーカート/文 ヴァネッサ・ブラントリー=ニュートン/絵(Pフ)さえら書房
昔、アメリカでは動物と同じように人を売り買いしていました。そんなふうに売り買いされた奴隷(どれい)たちは、
学校へ行くこともなく、文字を覚えることができませんでした。代わりにパッチワークで物語を伝えていたのです。
今も残されているキルトには、大事な物語がこめられています。そのキルトを作ったハリエットのおはなし。
『いろがみびりびりぴったんこ』
松田奈那子/作(Pマ)アリス館
いろがみをちぎります。びり。びりびり。ちいさくちぎれたいろがみたち。こんどは、とことこ。とことことこ。
うごきだしてみんなでぴったんこ。りんご、おはなばたけ、いろんなものにだいへんしん。
さあ、いっしょにちぎりえであそぼう!ちぎりえのあそびかたものっています。
『おしりだよ』
乾栄里子 /作 西村敏雄/絵(Pニ)教育画劇
あるひ、むーちゃんがおふろでからだをあらっていると、うしろでこえがきこえてきて・・・。
そのひから、むーちゃんとおしりとのとくべつなまいにちがはじまったのです!
『ほしじいたけほしばあたけ じめじめ谷でききいっぱつ』
石川基子/作(Pイ)講談社
しわしわでかたい、ほししいたけのおじいさんとおばあさん。でも、みんながあぶなくなると、
水につかって、ほら、ぷるぷるの若者にヘンシン!
今回は、温泉でうっかりわかがえってしまったほしじいたけ。またしても、いいところを
ほしばあたけにとられてしまったかも・・・。
『パンタロンとケーキやさん』
キャサリン・ジャクソン/文 レナード・ワイズガード/絵(Pワ)好学社
ベーカーさんのケーキが大すきな、プードル犬のパンタロン。すきすぎて、なんとかおてつだいをしたい!
と思います。パンタロンはおてつだいできたかな?
『たべたあい』
高山なおみ/文 中野真典/絵(Pナ)リトルモア
料理研究家でエッセイストの高山なおみさんの絵本。まず、表紙の絵の迫力に
ビビりますが、最後までずっとこの調子です。「食べる」というのは、ほかの命を取り込みながら
「生きる」ことなのだ、と、問答無用で語りかけてきます。
あかちゃんえほん
『ゆきみちさんぽ』
えがしらみちこ/作(Pエ)講談社
マフラーまいて、ぼうしにてぶくろ、ブーツをはいて、ゆきみちさんぽにいってきまーす。
さくさくさく。赤いつばき、きらきらつらら。そりやゆきだるま。
ゆきみちさんぽは、たのしいことがいっぱい。ざくっ、ざくっ、あそんだあとにきこえてきた音は?
ゆきの日のたのしいおはなし
『さむがりペンギン』
コンスタンツェ・フォン・キッツィング/作(Pキ)小学館
さむがりやのペンギン。あたたかくなるためにまふらーをあんだり、たきびをしたり。
スケートをしてもやっぱりあたたかくならなくて…さいごは…。あったかくなった!
こころもほっこりあたたまる本。
『すやんこすやんこおやすみなさい』
オームラトモコ/作(Pオ)すずき出版
てんとうむしさんが、かえるさんが、りすやくまさんが、ふゆじたくをはじめます。
かれはをあつめたり、はっぱをならべたりして、すやんこすやんこ。
そとはさむいふゆがやってきても、みんなあったかおふとんですやんこすやんこ。
なんだかねむーくなってくる。
『パンダなりきりたいそう』
いりやまさとし /作(Pイ)講談社
なりきりたいそうはじめるよ。りょうてをうえにあげて、ぐーんとのびて。ちゅーりっぷ、ばなな、ひこうき、
おにぎり・・・。さいごのたいそう、せなかをまるめて、まるめて、あれあれ、ころころがとまらない。
どうしよう・・・。パンダたちといっしょに、さあみんなでいっしょにへんしん!『パンダともだちたいそう』に
つづくたのしいパンダ絵本です。
よみもの
『日小見不思議草紙』
藤重ヒカル/作(Fフ)偕成社
のんびりとした城下町の日小見市には、江戸時代のころから伝わる話がある。
忠明院ね境内にねむる「たんぽぽ丸」という刀の話、草冠の花嫁の話、龍田川の話などなど。
だれも知らない、日小見の不思議な本当の五つの話。
この話を読んでもし日小見にいくことがあれば、どこに行くといいかも終わりにはかいてあります。
日小見どこかなぁ。もしかして意外にちかくにあるのかも。10代から。
『工場見学のお客さま』
みずのよしえ/作(Fミ)偕成社
町のはずれにある工場。ガタンゴトンとまいにちいそがしくはたらいています。
ここはねこたちのはたらく工場。にんげんたちにはないしょでこっそり風をつくっています。
えっ?どんな風?それは読んでのお楽しみ。
もしかしたらあなたの町でふく風もこんな工場でつくっているのかも。中学年から。
『ひかり生まれるところ』
まはら三桃/作(Fマ)小学館
生まじめな希美が神主として働いている三雲神社。神社の境内にはご神木の大きな楠がある。
ある時、楠の前に希美にしか見えない女の子のすがたが…。
主人公の希美が大人になって、中学生の時からかかえている悩みとむきあい、成長していく物語。
今いろいろなことで悩んでいる人たち、ぜひ読んで。10代から。
『X-01(エックスゼロワン) 壱(いち)』
あさのあつこ/作(Fア)講談社
人気作家あさのあつこさんの新シリーズ!
もうすぐ15歳になる由宇(ゆう)と、戦士として戦うラタ。全く違う世界で生きる二人。
しかしX-01によって、ふたつの魂が重なりあっていく…。
「戦いでは何かを創り上げることはできない。破壊のみ」と話すあさのあつこさんが紡ぐ、戦いと希望の物語。10代から
『あかりさん、どこへ行くの?』
近藤尚子/作 江頭路子/絵(Fコ)フレーベル館
ぼくのおばあちゃん「あかりさん」は、最近どこかへんだ。次々にうちにおこる小さな事件。
おかあさんから打ち明けられた、病名は「認知症」。わが家の日常はどんどんくずれていった。
あかりさんはどこへ行くんだろう。ぼくには何ができるんだろう。
認知症の祖母とその家族の物語。高学年から
ちしきのほん
『研究するって面白い!』
(402)岩波書店
あなたはリケジョですか?理系というと、それだけでなんだか難しい感じがする?いえいえ、実は面白いことだらけかもしれませんよ。
ひとつのことに夢中になるのも悪くない!働く女性もかっこいい!将来のこと考え始めたら、こんな本を読んでみるのもいいかも。
『未来のために学ぶ四大公害病』
(498)岩崎書店
みなさんが学校で学ぶ「四大公害病」「四日市公害」について、写真や絵でわかりやすく
解説した本です。公害は、むかしのことではありません。いまも、未来も、環境を守っていくために
学んでいきましょう。
『小学校の生活』
はまのゆか/絵(Pハ)学研
絵本、となっていますが、小学校の6年間を、絵で見せる本です。80ページぐらいあります。
入学、授業、行事など、こんなことをしているんだよ、ということを見せてくれます。
これから小学生になる人、もうすぐ卒業する人、みんなでわいわい楽しめます。
あたらしく入った本(平成28年 11月up)
秋もおわってだんだん冬にちかづいてきましたね。
さむい日はあたたかいへやの中でゆっくり本をよむのもいいですよ。
かぜをひかないように気をつけてくださいね。
えほん
『夢にめざめる世界』
ロブ・ゴンサルヴェス/作(Pコ)ほるぷ出版
『終わらない夜』『真昼の夢』に続く、夢のような、だまし絵のような絵本。
一枚一枚の絵を、じっくりみてください
『まどべにならんだ 五つのおもちゃ』
ケビン・ヘンクス/作(Pヘ)徳間書店
あなたのおうちの、まどのまえに、なにか小さいものをかざっていませんか?その人たち
は、まどべでずうっと「なにか」をたのしみにまっているんですよ。つぎは、なにがやって
くるかな、ってね
『ふくろうおやこ おやここうもり』
フィッツパトリック/作(Pフ)BL出版
いっぽんの木のえだ。上には、ふくろうのおやこ。下には、こうもりのおやこ。上と下とで、
それぞれじけんがおこります。字のないえほんなので、ねんれいをえらばず、楽しめます。
『あくたれラルフのハロウィン』
ジャック・ガントス/文 ニコールー・ルーベル/絵(Pル)PHP研究所
おともだちのハロウィンパーティーにいくことになったセーラとラルフ。
なかよしのふたりはおたがいのまねをしてでかけますが、ラルフはいたずらばっかり。
セーラはなきだしてしまいます。なかよしのふたり、なかなおりはできるかな。
『おおどろぼうヌスート』
高畠純子/文 高畠純/絵(Pタ)ほるぷ出版
王さまからおおどろぼうヌスートにとどいた手紙。
「なんでもぬすめるなら、わしの宝をぬすんでみよ。勝負だ!」とかいてありました。
ヌスートはあることを思いつき、返事をだしました。
さあ、この勝負、王さまとヌスートはどちらが勝つのかな?
『キリンですけど』
高倉浩司/文 丸山誠司/絵(Pマ)絵本館
キリンですけど、チーターにあこがれています。チーターになったゆめをみてじそく
100キロではしりました。でも、チーターにむいてないかも。キリンですけど、ウシにも
なってみたい・・・。ゆめのなかでいろいろなものになっているキリンのはなし。おもわず
アハハとわらってしまう。
『プーさんとであった日』
リンジー・マティック/ぶん ソフィー・ブラッコール/え(Pフ)評論社
「くまのプーさん」その名前を一度は聞いたことがありませんか?実は、本物のくまの
ウィニーがいたんです。1914年、ある兵士がこぐまに出会いました。そして、軍隊でいっ
しょにくらすようになったんです。ウィニーの名前は、大事なふるさとの名前。戦争が進む
につれて、いっしょにはいられなくなったけど、ウィニーはあのクリストファー・ロビンに出
会います。世界でいちばんゆうめいなクマ、プーさんのおはなしです。
『いたずらえほんがたべちゃった!』
リチャード・バーン/作(Pハ)ブロンズ新社
え!ウソ!ホントにたべちゃったの!?おさんぽしてたら犬がいなくなったり、救急車が
きえちゃったり、えほんが全部たべちゃった!!ありそうでなかった、おかしな絵本。
だれかこの絵本に、いたずらしちゃダメ!って言ってあげて。
あかちゃんえほん
『とりがいるよ』
風木一人/さく たかしまてつを/え(Pタ赤ちゃん絵本)角川書店
とりがいるよ いっぱいいるよ あかいとり、あおいとり、ちいさなとり、おおきなとり、
まあるいとり。いっぱいいるよ いろんなとりがいるよ はじめてのかず、いろ、おおきさに
ふれる絵本。ぜひ赤ちゃんと一緒にゆびさししながら楽しんでみてください。
『10ねこ』
岩合光昭/作(Pイ赤ちゃん絵本)福音館書店
最近、はやりのねこちゃんたち。元祖といえば写真家の岩合さん。今回も、世界中で
撮影された、かわいいねこたちがいっぱい。ページをめくるたびに1ねこ、2ねこと
増えていくかぞえねこの写真絵本です。
よみもの
『くじらのくじらん』
市川宣子/作(Fイ)リーブル
海のそこでバナナをみつけたくじらのくじらん。
くじらんはバナナをお月さまだとおもって、
空にふきあげました。ところがお日さまはしらんかお…。低学年から
『世界一の三人きょうだい』
グードルン・メプス/作(943メフ)徳間書店
両親とはなれて、大学生のお兄ちゃんのアパートで一週間くらすことになった、三年生の
女の子マキシと弟のレオン。三人だけでくらすのはちょっと大変かな…。でも、はじめての
ことばっかりで楽しいかも!歳の差があるきょうだいって、こんな感じ?中学年から
『もりモリさまの森』
田島征三/作 さとうなおゆき/絵(Fタ)理論社
おじいちゃんに届いた葉っぱの手紙。動物になってしまったリンタロウたち。けずられて
いく山。ケモノたちといっしょに人間と闘うことになってしまい…。
絵本をたくさん描いている田島征三さんが、20年かけて書いた、初めての児童文学です。
田島さんが子どもの頃に体験した、団地の開発が元になっています。高学年から
『星になった子ねずみ』
手島悠介/作 岡本楓子/絵(Fテ)講談社
子ねずみのチッくんは、日本がむかし昭和の戦争をしていたころに、鹿児島の飛行場で
生まれました。いつもやさしくしてくれた特攻隊員のパイロット、千倉少尉(しょうい)の
手紙を届けるために鹿児島から東京へむかいますが、待ち受けていたのは焼夷(しょうい)
弾の嵐で・・・。戦争中のこどもたちのこと、神風特攻隊員の青年たちのことを伝える物語。
やさしい絵とわかりやすい文章で書かれています。高学年から
『昔話法廷』
今井雅子/原作 NHKEテレ「昔話法廷」制作班/編(F)金の星社
これから3つのふしぎな裁判がおこなわれます。被告人は『三匹のこぶた』のコブタ、
『かちかち山』のウサギ、『白雪姫』の王妃。いったいどんな裁判になるのでしょうか。
あなたも傍聴(ぼうちょう)席でいっしょに裁判を見守りましょう。昔話の登場人物たちを
現代の法律で裁(さば)く「昔話法廷」開廷(かいてい)!高学年から
ちしきのほん
『世界の恐竜MAP』
(457)エクスナレッジ
最新の調査記録によるデータから、世界の地図と、、そこで見つかった恐竜を、
こまかく、かっこいいイラストでえがいてあります。一家に一冊ほしい!
さいごの、さくいんページをぜひみて!
『その道のプロに聞くふつうじゃない生きものの飼いかた』
(480)大和書房
サソリ!?そんなもの飼えるの?買ってきたアサリ、ウズラの卵をふ化させて・・・。
さあ、どんなものでも飼ってみましょう!
『さかなクンの一魚一会(いちぎょいちえ)』
さかなクン/作(289サ)講談社
テレビで、楽しそうにお魚の話をしているさかなクン。子どものころはどんなふうだった?
高校や大学へ進学するときは?とってもゆかいで夢中な人生。進路に迷っている人は
ぜひ読んでみてね
『こどものとうひょう おとなのせんきょ』
かこさとし/作(314)復刊ドットコム
1983年の本の復刊です。選挙とは?投票とは?民主主義とは?すべてひらがなで
書かれていて、絵本のよう。でも、本当に大切なことが書いてある。『からすのぱんやさん』
のかこさとしさんが、「少数でもすぐれた考えや案を、狭い利害や自己中心になりやすい
多数派が学び、反省する、最も大切な『民主主義の神髄』をとりもどしたいという願いで
かいたものです」と語っています。1983年から、わたしたちは成長したでしょうか?
『みんなのおりぞめ』
(753)仮説社
和紙を半分におって、また折ってまた折って…。折ったかどを染料につけて広げて
みると…!びっくり!きれいなもようが紙いっぱいにあらわれます。色をかえたり、折り方
をかえてみたり、いろいろためしてみてね。そめた紙で作るグッズものっています。
あたらしく入った本(平成28年9月UP)
あつい夏もすぎて、少しずつすずしくなってきました。
秋はおいしいたべものがいっぱいありますが、
ついついたべすぎておなかをこわさないようにきをつけてくださいね。
えほん
『ぼくのいちにちどんなおと?』
山下洋輔/文 むろまいこ/絵(Pム) 福音館書店
こうちゃんがあさおきて、かおをあらいます。ぴちゃら、ぱしゃら、ぺしゃら、ぷるるる・・・。
ごはんをたべて、学校へ。すると、にゃごら、にゃごろ、きばがきかて、ほらおん、ほらおん、ぐわわ・・・。
ねこと、いぬが、けんかのまっさいちゅう。いえへかえって、ぽしゃらだ、ぱしゃら、ぺしゃら・・、みずまき
をしていると、ままもめ、むめめ、むかもかめか。なんだかママがおこっています。
こうちゃんのいちにちは、音でいっぱい。あなたのまわりの音はどんなかな?
『おたのしみじどうはんばいき』
宮地和代/作(Pミ) アリス館
「なにがでるか おたのしみ」とかいてあるじどうはんばいき。
のどがかわいたから、ジュースがのみたいなあと、1のぼたんをおすといちごがごろごろ。
なんだかへんだな、と2のぼたんをおすと、びっくり!にんじゃがいっぱいでてきた。
さあ、ほかのぼたんからは、いったいなにがでてくるかな?
『ジャック船長とちびっこかいぞく』
ピーター・ベントリー/文 ヘレン・オクセンバリー/絵(Pオ) BL出版
ジャックとザックとカスパーのさんにんぐみ。
おそれをしらないうみのゆうしゃは、すなはまでかいぞくせんをつくっている。
できあがったかいぞくせんにのって、ジャックせんちょうはさけぶ。
「いかりをあげろ!」。マストにかぜをうけ、さんにんぐみはせかいじゅうへしゅっぱつ!
さんにんの、たのしいぼうけんのおはなし。
『ぶきみなよるのけものたち』
ジアナ・マリノ/作(Pマ) BL出版
まっくらやみのなか、ぶきみなよるのけものたちが、うろついている。こわい。こわい。
アウーーアウアウアウーーー。ぶきみなこえもきこえてくる。
こわくてこわくて、けものたちはみんないっしょに、ぶきみなよるのけものからにげまわる。
パチッ。きゃーっ!とつぜんあかりにてらされたのは・・・・?だれ?
『小さなサンと天の竜』
チェン・ジャンホン/作(Pチ) 徳間書店
『ウェン王子とトラ』などのチェン・ジャンホン新刊。
できるわけない、と言われたことに立ち向かい、やがて山を動かした小さなサン。
迫力ある竜、そしてサンのまっすぐな目がこちらに向かってくるようです。
『スタジオジブリの乗りものがいっぱい』
(Pにんき者) 徳間書店
メーヴェ、ガンシップ、ゴリアテ、サボイアS‐21・・・これでワクワクした人へおすすめ!
ジブリアニメの、機械の乗り物だけを集めた絵本です。もちろんハウルの城も!
『とうきび』
クォン・ジョンセン/詩 キム・ファンヨン/絵(Pキ) 童心社
たのしみにそだつのをまっていた、とうきび。せんそうがおきて、ぼくたちは
とうきびもすててみしらぬとちへにげることになった。作者のクォン・ジョンセンが
小学生のときに書いた詩を日・中・韓平和絵本シリーズにてしゅっぱんされました。
『300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート』
エミリー・ジェンキンス/文 ソフィー・ブラッコール/絵(Pフ) あすなろ書房
ブラックベリー・フールってなあに?見れば見るほど、おいしそう!
昔は作るのもたいへんだったんだね。今なら、すぐに作れそう?
ちゃんとレシピものっていますよ。
『ハワイ島(しま)のボンダンス』
いわねあい/ぶん おおともやすお/え(Pオ) 福音館書店
日本の夏といえば、花火や祭りに、盆踊り。ハワイに、盆踊りそっくりな
ボンダンスがあるのを知っていますか?先祖に感謝をして、いっしょに
楽しむのがボンダンス。日本のお盆と同じですね。
絵本を読みながら、ハワイのボンダンスをのぞいて見てみましょう。
『がらくた学級の奇跡』
パトリシア・ポラッコ/作(Pホ) 小峰書店
ピーターソン先生の特別クラスは「がらくた学級」。私も新学期からこの
クラスに入った。ちょっとかわった子が多いクラス。がらくた置き場の
ゴミクズみたいだから、そんな風に呼ばれるのかな。ちがうよ、本当は
もっとちがう意味があるんだよって、教えてくれたのはピーターソン先生だった。
人と違うことに不安になった時、そっと背を支えてくれるおはなしです。
あかちゃんえほん
『ぞうちゃんのいやいや』
三浦太郎 /作 (Pミ赤ちゃんえほん) 講談社
ぞうちゃんのきらいなものはぜんぶ「いやいや」
すきなものは?おしゃべりがすこしできるようになった子どもたちにぴったりの絵本です。
よみもの
『ツトムとでんしゃのカミサマ』
にしかわおさむ/文・絵(Fニ) 小峰書店
えをかくのがだいすきなツトム。きょうも、だいすきなおばさんのうちへなにかを
だいじそうにもってやってきますが・・。「スズメのおんがえし」など、ツトムとたくさんの
おともだちとのたのしいおはなしが6つのっています。低学年から
『ペットのきんぎょがおならしたら・・・・・・?』
マイケル・ローゼン/作(933ロセ) 徳間書店
子いぬがほしくてたまらないエルビー。ところがある日、ママがつれてかえったのは、なんときんぎょ!
しかたがないのでエルビーはきんぎょに「フワフワ」というなまえをつけていぬのげいを
おしえることにしますが・・。エルビーときんぎょのフワフワのあかるくゆかいなものがたりです。低学年から
『七十二歳の卒業制作』
田村せい子/作(Fタ) 福音館書店
たったひと月しか通えなかった中学校。63歳の田村さんは
<やっと自分の番が来た>と、夜間中学校に入学し、高校・大学まで進みます。
そして、児童文学作家の富安陽子さんの教室で書いた、小説の数々が本になりました。
戦後の懐かしい景色が目に浮かぶようです。十代から
『なきむしこぞう』
今村葦子/さく 酒井駒子/え(Fイ) 理論社
しずかな、なつの、ゆうがた。そっと、いえでをした、ぬいぐるみの、
ぞうと、きりんと、らいおん。あのこが、あんまり、かってばかりするから、
いやになって、いえでをしたのです。でも、あのこが、なきながら、よんでいるときいて…。
ぬいぐるみたちの愛らしさ、あのこの寂しそうな姿に胸がきゅっとします。低学年から
『せなか町から、ずっと』
斉藤倫/著(Fサ) 福音館書店
不思議な形をした、せなか島。そこに暮らす人たちの、ちょっぴり不思議なできごと。
想像してみて。風があるのにちっともゆれないカーテン、いつも走り回って名前をおとしてしまった女の子、
カウボーイが見たまっしろな夢…。詩人が書いた、想像の扉を開くような物語です。中学年から
『カルペパー一家のおはなし』
マリオン・アピントン/文(933アヒ) 瑞雲舎
ルイス・スロボドキンの絵もかわいらしい、紙人形の家族のおはなしです。
家のすみに作られたカルペパーさんのおうち。そこから始まる家族のくらし。
子どもが見つからなくなったり、旅行に出かけたり、びっくりするような知り合いができたり…。
カルペパーさん一家は、きょうは、なにをしているのかな?中学年から
ちしきの本
『まちのしくみ』
(307) 東京書籍
まいにちたくさんの人たちがつかっている駅。駅員さんや駅長さんは、どこでどんな仕事をしているの?
みんながだいすきな、回るおすしはどんなふうにつくられているの?
動物園の動物たちはなにをたべているの?びょうきになったときはどうするの?
みんなの知らないバックヤードのひみつが、よーくわかります。
『チリメンモンスターのひみつ』
(667) 偕成社
まだまだ、いるいる!チリメンモンスター!
チリメンジャコを買ってきたら、探して、見つけて、食べちゃおう!
『サメのひみつ10』
(487) ブックマン社
クイズ!サメのなかまはどれ?①クジラ②イルカ③エイ
どれだと思う?答えは本を開けばすぐわかるよ。
サメのすごさ、サメの不思議がつまった一冊。写真がけっこう怖いのです…。
あたらしく入った本(平成28年7月UP)
たのしい夏休みと、ちょっとイヤなしゅくだい…。
夏のスケジュールをたてて、いっぱいいっぱいたのしもう!
えほん
『おかんとおとん』
平田昌広/ぶん 平田景/え(Pヒ) 大日本図書
ねーねー、おとんは どうして おかんと けっこんしたん?
ねーねー、おかんは どうして おとんと けっこんしたん?
やっぱり それは…?照れくささと、おもしろさがつまった絵本です。(い)
『おはなをあげる』
ジョナルノ・ローソン/作 シドニー・スミス/絵(Pス) ポプラ社
お父さんといっしょに歩いていく女の子。白黒の世界の中で、少しずつ増えていく色。
それは女の子がひろった花の色。ひろった花を、だれかにあげていくと…。
文字のない絵本だからこそ、想像が広がります。(い)
赤ちゃんえほん
『まだかな まだかな』
竹下文子/作 えがらしみちこ/絵(Pエ) ポプラ社
まだかな まだかな もうくるかな おかあさん。ねこもコアラも、あしかも、
にんげんも、こどもたちはみんなおかあさんをまっています。こどもたちの
だいすきとおかあさんのだいすきがいっぱい、いっぱいつまっています。(か)
『ちっちゃいさん』
イソール/作(Pイ) 講談社
ある日、とつぜんやってくる「ちっちゃいさん」は、とってもふしぎ。とってもかわいい。
アルゼンチンの作家による、ユーモアあふれる赤ちゃん誕生の絵本。
子どもが読んでも、親が読んでもすてき!(ち)
『おならしりとり』
tupera tupera/著(Pツ) 白泉社
出ました!tupera tuperaの新しい本!今度は「おなら」でしりとり。
こんな「おなら」あるかしら?どんな形をしているかしら?
どんどんつづけて『おならしりとり』!みんなで一緒に考えてみて。(い)
よみもの
『くろグミ団は名探偵』
ユリアン・プレス/作・絵(943フレ) 岩波書店
まちがい探しが好きなアナタ!でも、長いおはなしの本は苦手なアナタ!
この本をおすすめします!イラストにかくされたヒントを見つけながら、
主人公たちといっしょに謎を解いていきましょう。
この本を読み終えたら、長いおはなしを読むのも、少し平気になるかも?
姉妹編の『くろて団は名探偵』も、ぜひ。 10代から(い)
『穴の本』
ピーター・ニューエル/作(933ニユ) 亜紀書房
男の子が銃をいじくっていたら、たまがとびだした!
時計をうちぬき、壁を穴をあけ、いろんなものに穴をあけて世界一周!
本当に、本に穴が開いているんですよ。
懐かしい絵柄に大人もひきよせられます。 中学年から(い)
ちしきの本
『博物館のひみつ』
(069) PHP
本物みたいな、いろんな生き物の標本や骨がおいてある博物館。
どんな仕事をしてる?どうやって作ってる?四日市市立博物館でも、こんなお仕事しているのかな。
もっと博物館がおもしろくなる本です!(い)
『図書館のひみつ』
(010) PHP
図書館のしくみや、図書館の人がいつもしている仕事について、かなりくわしくしょうかいされています。
本が好きな人、図書館ではたらいてみたい人、いちどよんでみてね。(ち)
『シュヴァル 夢の宮殿をたてた郵便配達夫』
岡谷公二/文 山根秀信/絵(289) 福音館書店
100年ほど前のフランス。空想の大好きなシュヴァルは、郵便配達をしているとき、
あるものを発見しました!そして、たった一人で作り上げた宮殿のみごとなこと!
今でもフランスの文化財として残っているそうです。いつか見に行ってみたい!(い)
『ビジュアルデータブックにほんの地理』
(291) 学研
ほそながいかたちの日本。北と南では、海にすんでいる魚や作物もちがいます。
日本でいちばん高い山は?いちばん長い川は?食べているものは?どんな名字がおおいの?
国土や自然、産業や交通、文化まで、日本のいろいろがわかります。(の)
『小説・マンガで見つける!すてきな仕事』全5巻
(366) 学研
仕事から、読みたい本を探す?読んだ本から、仕事を探す?
保育士や鉄道員などの『①ささえる』、医師、消防士などの『②まもる』、
パティシエやコンシェルジュの『③もてなす』、農家や職人、技術者の『④うみだす』、
マンガ家やスポーツ選手、芸術家の『⑤つたえる』。
『宇宙兄弟』『舟を編む』など、最近のマンガや小説でえがかれたさまざまな「仕事」が紹介されています。(ち)
『絶滅から救え!日本の動物園&水族館』全三巻
(480) 河出書房新社
絶滅してしまったら、もうニ度と、会うこと・見ることはできなくなってしまいます。
知らなかったけど、絶滅しそうな動物たちがこんなにいます。
この動物も?あの動物も!?鳥羽水族館や東山動物園でも、会うことができるのに?
今、会いに行かなくては!そして、どうしたら守れるのか調べに行こう。(い)
『ウナギのいる川いない川』
内山りゅう/著(487) ポプラ社
レッドリストにのるほど数がへってしまったニホンウナギ。
そもそもウナギはどこに住んでるの?どうやって大きくなる?
日本人がウナギを食べはじめたのはいつから?まだまだ研究は進んでいます!(い)
『アリとくらすむし』
島田たく/写真・文(486) ポプラ社
あちこちでみかけるアリ。じつはアリはいろんな虫とくらしている。
アリからえさをもらうアリヅカコオロギ。アリにあまいしるをくれるアブラムシ。
アリをたべようとするクモのなかまやアリクイエンマムシ。
アリとおたがいにたすけあってくらす虫もいっぱい。アリのひみつをしりたい人は、ぜひよんでね。(の)
『おおふじひっこし大作戦』
塚本こなみ/文 一ノ関圭/絵(627) 福音館書店
藤の花を見たことがありますか?むらさき色の花が枝からおりてきて、とてもきれいですね。
その枝は屋根のように広がって、藤棚(ふじだな)とよばれます。
そんな大きな木を、別の場所へひっこすのは大変!
さてさて、上手にひっこしできるでしょうか…?(い)
『伝記を読もう いわさきちひろ』
松本由理子/文(726) あかね書房
「おふろでちゃぷちゃぷ」や「窓ぎわのトットちゃん」の絵など、
だれもが赤ちゃんのときからいちどは見たことがある絵ではないでしょうか。
では、この絵をかいた人はどんな人だったかしっていますか?
子どもたちのしあわせと平和をねがいつづげた、画家いわさきちひろの人生をしょうかいします。(か)
『こどもがつくるはじめてのこうさく』
(750) 高橋書店
つくることはむずかしい…。とおもっているひと、いませんか?
だいじょうぶ。ペットボトル、ストロー、せんたくばさみ、アルミホイル、あきばこ。
いえのなかにあるもので、いろいろなものがつくれてあそべます。
かんたんにつくれてあそべてしまうアイディアがいっぱいの本。
「あっ、いいことおもいついた。」とおもったら、とりあえずつくってみよう。(の)
あたらしく入った本(平成28年5月up)
外へお出かけするのも気持ちのいい季節です。
おでかけ先に、としょかんはいかが?
えほん
『北をめざして』
ニック・ドーソン/さく パトリック・ベンソン/え(Pヘ)福音館書店
地球の一番北、北極にはたくさんの動物がいます。そして北極をめざす動物たちも。
広い海、広い空をわたって、彼らは移動していきます。大きな都市の近くを通ることもあります。
そんな彼らの姿を、色えんぴつの優しいタッチで、でも力強く描いた絵本です。(い)
『のっぽのスイブル155』
こもりまこと/作(Pコ)偕成社
古い古いみどりいろのブルドーザーのスイブル。さびだらけで、うごくかどうかもわからない。
ある日、修理されてピカピカになったけど、長いえんとつは何のため?ぼくの仕事は何だっけ?
工事の車が好きな人はぜひ!こんなブルドーザー見たことないと思いますよ。(い)
『「やだ」っていったら、どうする?』
モーリーン・ファーガス/文 チン・レン/絵 (Pレ) 株式会社ワールドライブラリー
子どもに「やだ」って言われると、カッカするか、ため息が出てしまう…。
そんなお父さんお母さん、ちょっとこの本を読んでみませんか。
ここまで気長には付き合えないけど、
たまにはじっくり想像の世界へついていってあげてもいいかも…と思えるかもしれません。(い)
『あしたがすき』
指田和/文 阿部恭子/絵 (Pア) ポプラ社
震災のあと、岩手県釜石市に作られた「こすもす公園」。
手づくりのブランコやすべり台に、子どもたちは大喜びでした。
でも、目の前にある工場の大きな壁が、まるで津波のように見える…。
これじゃいけない!と、大きな壁に明るい絵を描くことになりました。
みんなの想いが壁画になった「こすもす公園」のおはなしです。
明るい笑顔がずっと続きますように。(い)
『ひみつのいもうと』
アストリッド・リンドグレーン/文 ハンス・アーノルド/絵(Pア) 岩波書店
わたしには、おとうさんもおかあさんも知らない、ふたごのいもうとがいる。
バラのしげみのあなの中に。かわいいプードルやウサギたち。
ちいさなニッコや、<キンノアシ><ギンノアシ>。ずっといっしょにいたいけれど…。(い)
『まじょになったら』
ヘルガ・バンシュ/作・絵(Pハ) 株式会社ワールドライブラリー
7ねんにいちどまじょたちは、ちいさなまじょにふさわしいこどもをひとりさがします。
ぴったりのこどもをみつけたらよなかにこっそりベッドからつれだし、まじょのくにへしゅっぱつです。
いちにんまえのまじょをめざしてしゅぎょうがはじまります。どんなことをべんきょうするのかな。(か)
『おしりポケット ウォンバットのあかちゃん』
ゆうきえつこ/文 福田幸広/写真(Pフ) そうえん社
せかいじゅうでオーストラリアだけにすんでいるウォンバット。
まるでおしりから顔をだしているようにみえますが、
ウォンバットのおかあさんにはうしろむきに、あかちゃんをいれるポケットがついています。
あかちゃんはポケットの中でおかあさんとすごしたあと2さいくらいまでおやこでくらします。
ウォンバットおやこのくらしを写真で伝えます。(か)
『ざしきわらしのおとちゃん』
飯野和好/作(Pイ) 小学館
やまのいっけんやにすんでいる、ざしきわらしのおとちゃん。
そのあきやに、あたらしいかぞくがひっこしてくることになりました。
さてひっこしのひ、「あぶないっ」たおれかけたにもつからこどもをたすけるはつしごと。
たのしいようかいえほん。(の)
『うめじいのたんじょうび』
かがくいひろし/作(Pカ) 講談社
かがくいひろしさん、デビューする前に、絵本新人賞の佳作となった、
今まで絵本にはなっていなかった作品です。もう見られないと思っていた新(?)作が、
こんな形で見られてうれしいですね(ち)
『ワンダーガーデン 生命の扉』
クリスティヤーナ・S・ウイリアムズ/絵 ジェニー・ブルーム/文(Pウ) 汐文社
カラーでみせたい、とてもきれいで、大きな本。
世界の5大陸の生きものと植物が、あざやかな色でえがかれています。
いつまでも、うっとりとながめていたい・・・。(ち)
『ライオン一頭』
ケイティ・コットン/文 スティーブン・ウォルトン/絵(Pウ) BL出版
ライオンと目が合う大迫力の表紙!よく見ると写真ではないのです。
でも毛並みの一本一本まで本物みたい!手に取って、じっくり見てほしい絵本です。(い)
赤ちゃんえほん
『そろそろそろーり』
たんじあきこ/さく(P ) ほるぷ出版
あそんでいるねずみさんのうしろから、そろそろそろーり。わ!
ちゅー!びっくりちゅー!ねこさんに、そろそろそろーり。
いぬさんに、くまさんに、そろそろそろーり。わ!びっくりしたのは?(の)
よみもの
『宇宙の法則』
ルーシー・ホーキング/作、スティーヴン・ホーキング/作(933ホキ) 岩崎書店
理論物理学者として有名なホーキング博士の、前作3巻に続く、宇宙を舞台にした冒険物語!
スーパーコンピューターのコスモスがつなぐ宇宙への扉。
なんだか今回はコスモスの様子がおかしい…?気づけば町の様子もおかしくなってる。
量子コンピューターって何だ?インターネットがあるとなんでもできるけど、
もしかすると何もかも支配されてしまうことがあるのかも…?
科学コラムや宇宙の写真もたくさん!科学が大好きな人も、そうじゃない人も、
まずは手に取ってほしい新しい冒険物語です。 高学年から(い)
『へっちゃらトーマス』
パット・ハッチンス/ぶん・え(933ハッ) 大日本図書
『ティッチ』や『おまたせクッキー』などの絵本も有名なハッチンスの、おはなしの本です。
字をおぼえないトーマスは、<きけん>のかんばんを読めずに、ペンキをバシャリ。
ドアを反対にあけては、みんなをひっくり返す。でも、いつだって「かんけいないね」。
でもでも、ついにおまわりさんに、つかまったトーマス!さぁどうする? 低学年から(い)
『うるうのもり』
小林賢太郎/作 (Fコ) 講談社
森で出会った不思議な「うるうびと」。僕たちふたりはうるう年生まれ。
僕たちはともだちになり、毎日楽しくすごしたが、うるうびとにはひみつがあった。
少しおもしろくて、少しかなしい。せつない友情のお話。 高学年から。(の)
『キキに出会った人びと』魔女の宅急便 特別編
角野栄子/作 (Fカ) 福音館
魔女の宅急便のコリコの町にすんでいた人たちのおはなし。おそのさんがパンやさんになったわけ。
コリコの町長さんのないしょばなしや、ヨモギさんにおきたはなし。キキが空を飛ぶのを見ただけの
青年のこと。読んでいると、キキのすがたがうかびます。
「魔女の宅急便」を読んでいない人も、読んだ人も楽しめます。 高学年から(の)
『てんきのいい日はつくしとり』
石川えりこ/さく・え (Fイ) 福音館
きょうは、いいおてんきです。ちえちゃんはあたらしい赤いかごをもって
おばあちゃん、おにいちゃん、おねえちゃんといっしょにつくしとりへしゅっぱーつ!
いちばんつくしはだれがみつけるかな?つくしとりにじゅんびするものや
おいしそうなたまごとじのつくりかたもしょうかいします。 低学年から(か)
ちしきのほん
『絵本に魅せられて』
佐藤英和・文(019 研究) こぐま社
こぐま社の社長として、編集者として、
たくさんの絵本を作り続けてきた著者の、こどもの本に対する思いが伝わります。
「こぐまちゃん」が、「11ぴきのねこ」が、「わたしのワンピース」がこんな
思いで作られたんだなあと思って読み返すと、まだまだ新しい発見がありそうです。(ち)
『私を救ったオットー・ヴァイト ナチスとたたかった真実の記録』
インゲ・ドイチュクローン/作藤森美織 /訳(234) 汐文社
第二次世界大戦中のドイツでは、ナチスという独裁政党が力ずくで国を支配して、
政治体制に反対する人たち、ユダヤ教など別の宗教を信じる人たちはみなぎゃくたいを受けていました。
特にユダヤの人々に対する差別は日ごとにはげしさをましていきました。
そんな時代に目の見えないオットー・ヴァイトは命がけでユダヤ人たちを守ろうとたたかいました。
彼に命をすくわれたユダヤ人の作者がつたえる真実の話。(か)
『ビジュアル版 日本の昔話百科』
石井正巳/著(388研究) 河出書房新社
浦島太郎、かちかち山など日本人ならだれでも知っている、古くから親しまれてきた昔話。
そんな昔話のあらすじや解説などを貴重な図版とともに紹介します。昔話の歴史ものっています。(か)
『伊勢・志摩の民話』
倉田正邦/編(388全集名作) 未來社
伊勢・志摩には、「生けどられた雷公」「モッコ山」「やまんば」などたくさんの民話が古くから伝わっています。
なんとなく知っているものや、はじめて聞くようなお話もあります。もちろん四日市は大入道のお話。
伊勢の神国、志摩の贄国、伊賀のまほろば、熊野のうまし国の四つにわかれ、それぞれのわらべうたつき(の)
『黄砂にいどむ』
高橋秀雄/作(454) 新日本出版社
お天気ニュースでも「黄砂」が話題になったりしますね。空が白っぽく見えたり、
咳がたくさん出てしまったりする日は、たくさん黄砂が飛んでいるのかも。
いったいどこから飛んでくるの?どうして砂がたくさん飛んだりするの?
砂漠化はすごい勢いで広がっています。このまま何もせずにいたら…?
砂漠化をおさえ、黄砂が飛ぶのもおさえる「雑草」を根づかせたい!
「雑草おじさん」と呼ばれた日本人を追いかけよう!(い)
『カラスウリ』
有沢重雄/文 藤丸篤夫/写真(479) そうえん社
夜にさく、うつくしい花。つやつやのまっかな実。花も実もいいカラスウリ。
わたしの子どものころは、ままごとによく使いました。
家の近くの、竹や木の多い場所で探してみてね!(ち)
『虫のしわざ観察ガイド』
新開孝/文・写真(486) 文一総合出版
はっぱのあな、くるくる、あみあみ。木のみきのぼこぼこ・・・。
そういえば、あれはなんであんなのなんだろう?
それはね、虫のしわざなんです。(ち)