あたらしいこどもの本
あたらしく入った本(令和2年1月up)
新年あけましておめでとうございます。
お正月は楽しくすごせましたか?
カゼをひいたりしなかったでしょうか。
今年も元気にとしょかんへ来てくださいね!
★えほん★
『くまくまパン いちにちパンやさん』
西村敏雄/作 (P/二) あかね書房
くまのパン屋を見学した子どもたち、パンづくりにチャレンジ。
こねてまるめて、たのしそう。でも手が小さなりすくんはうまくできなくて…。
『もりのおくのクリスマスツリー』
ユーヴァル・ゾマー/作 (Pソ) ほるぷ出版
ぼくは、小さくてかたむいていて、ぐらぐらするいっぽんの木。
まわりの木はクリスマスツリーに選ばれて、ひとりぼっち。
さみしくて、「だ、だ、だれかいる?」と夜のやみによびかけたら・・・。
心がぽっとあたたかくなります。絵もとってもきれい!
『おそろしいよる』
きむらゆういち/作 殿内真帆/絵 (Pト) すずき出版
しずまりかえったよる、こぶたがひとりでほんをよんでいると、
ぱっとでんきがきえて、あたりはまっくら。
すると、ドアがひらいてだれかがはいってきます。
キラリとひかるきばに、こぶたはおもわずつくえにかくれて…。
こぶたといっしょにドキドキする、ちょっぴりおそろしいえほんです。
『きのこのばけもの』
唯野元弘/文 石川えりこ/絵 (Pイ) すずき出版
むかし、あるむらになまけもののおとこがすんでいました。
そのむらでは、夜になっても月のひかりがあたりません。
それが、きのこのばけもののせいだと気づいたおとこは、
あるさくせんを思いつきます。
『ねことねこ』
町田尚子/作 (Pマ) こぐま社
ねことねこ、おなじところどこだ?ぜんぜんちがうねこに見えても、よーく見てみると
おなじところがあります。じっくりみくらべてみて。
『このままじゃ学校にいけません』
ブラッシェアーズ/文 エリザベス・バーグランド/絵 福本友美子/訳 (Pハ) 屑の工房
学校にいきたくないエディは、ぶらさがってかくれていたらいいコウモリになったり、
いじわるな子をこらしめるイカになったり。いろいろなどうぶつになってみますが、
どれもうまくいきません。なみだをこぼして「あした学校にいきたくないかもしれないの」と
うちあけたエディにママは…。想像力ゆたかな女の子が、一歩成長するおはなしです。
『わたしねこがかいたいの』
ミシェル・ロビンソン/文 チンルン・リー/絵 三原泉/訳 (Pリ) 岩崎書店
けいとだまにやわらかいクッション。ねこがすきなものをならべてみたけれど、
いっぴきもきません。えほんをかかえてねむりについたら、
ねこがいっぱいあつまってきた!
けれども、そのねこたちにはほんとうの飼い主がいて…。
『わたしのわごむはわたさない』
ヨシタケシンスケ/作 (Pヨ) PHP
ヨシタケさんは、タイトルを考えて、それに合った絵本を作るそうです。
この絵本も、子どもあるあるな感じで、オチの一つ手前は予想通り!
それが楽しいヨシタケさんの絵本です。
『はぐれくん、おおきなマルにであう』
シルヴァスタイン/作 (Pシ) あすなろ書房
『ぼくを探しに』の続編で、以前は『ビッグ・オーとの出会い』というタイトルでしたが、
新しく村上春樹の訳で出版されました。
『の』
junaida/作 福音館書店 (Pシ)
人気画家junaidaの絵本です。『これはのみのぴこ』のような、
「積み上げ歌(きりなしうた)」の形式ですが、
とにかく、美しい絵を楽しんでください。
『やぎのグッドウィン』
ドン・フリーマン/さく (Pフ) 福音館書店
『くまのコールテンくん』などで有名なドン・フリーマンが、
昔の経験をモチーフに描いた絵本です。
自由気ままなグッドウィンと、騒動の行方は…?
『フォックスさんのにわ』 ブライアン・リーズ/作 (Pリ) 評論社
フォックスさんといぬはいつもいっしょ。
あそぶのも、たべるのも、ねむるのも。どんなときでもはなれたことはありません。
なかでも、いちばんすきなのは、いっしょにはたけしごとをすること。
でも、ある日、かなしいことがおきて…。
『おうちをさがしてみかたをかえてごらん』
ケイト&ジョール・テンプル/文 テリ・ローズ・ベイントン/絵 (Pヘ) 潮出版社
すむばしょがない、あしかのおやこ。おやこはあたらしいすむばしょがみつけられたかな?
まえから、うしろから、よんでみてね。見方をかえるとせかいがかわります。
『コレットのにげたインコ』
イザベル・アルスノー/作 (Pア) 偕成社
新しい町にひっこしてきたコレットが思わずついてしまった小さな「うそ」。
にげたインコをさがすうちに近所のいろいろな友達と出会います。
コレットの「うそ」は、どんどん大きくふくらんで…。
『とんでいったふうせんは』
ジェシー・オリベロス/文 ダナ・ウルエコッテ/絵 (Pウ) 絵本塾出版
ぼくはふうせんをもっている。「思い出」という、ふうせん。
おじいちゃんは、ぼくよりたくさんのふうせんをもっていた。
ある日、おじいちゃんの手から、ふうせんがどんどんはなれて、飛んでいったのに、
おじいちゃんは気づかなくて…。
★あかちゃんえほん★
『ぎゅぎゅぎゅのぎゅー』
森あさこ/作 (Pモ) ひかりのくに
にゃあにゃあねこが、ぎゅぎゅぎゅのぎゅー。
きんぎょもおばけも、はりねずみも。
みんなでぎゅーってしてみてね。
★よみもの★
『マイク』
アンドリュー・ノリス/著 (933ノリ) 小学館
プロテニスプレイヤーを目指すフロイド。ある日、テニスコートに見知らぬ男マイクが現れる。
調子を崩し、試合もままならない。しかもマイクは、フロイド以外には見えないらしい。
これからもテニスを続けるべきか、迷うフロイド。マイクは一体なぜ現れたのか。
今、何か迷っていることがある、あなたへ届けたい物語。 10代から
★ちしきのほん★
『古墳のなぞがわかる本』
河野正訓/監修 (210) 岩崎書店
日本のあちこちのにある古墳。いろいろな形があるよね。
いつ、だれのために作られたのかな?中はどんなふうになっているの?
古墳のなぞがわかります。かわいい「はにわ」もいっぱい!
『蒲生氏郷』コミック版日本の歴史シリーズ
(289カ) ポプラ社
蒲生氏郷は、松坂城を築き、松阪市が商業で発展する元をつくりました。
一方、信長の元、氏郷にひどく攻められた北伊勢や伊賀ではとても恐れられ、
言うことをきかない子どもを「"がもじ"が来るぞ」とおどしたそうですよ。
言われたことのある人はいるかな?
『子ども教養図鑑 世の中のしくみ』
小学校社会科授業づくり研究会/著 (307) 誠文堂新光社
「選挙に行ったほうがいい?行かなくてもいい?」「税金で外国を援助するのは正しい?」
社会、政治、環境など、いろいろな問いに対して、自分はどう思うか、と
考えているうちに読み進めていけます。
討論形式で、いろいろな意見を否定しないのがいいですね。
『ふゆとみずのまほう こおり』
片平孝/写真・文(451)ポプラ社
ふゆになって気温がどんどんさがっていくと、いろんな場所にこおりができます。
こおりは、場所やその時の気温によって、いろんなすがたかたちに変化します。
『道路のひみつ図鑑』
スタジオタッククリエイティブ (514)
全国の道路の紹介や、標識、ガードレール、信号、作られ方など、
ありそうでなかった道路のことだけの本。
『わたしたちの高速道路』
中日本高速 (514)
高速道路上にあるすべてのもののこと、作られ方、歴史と、
高速道路に関することすべてがつまった本!
『はじめよう!ブックコミュニケーション』
村中李衣・伊木洋/著 (子どもの本研究) 金子書房
学校の教室で、先生と生徒でなく、人間同士として、
本に気づかされたことや本との思い出などを自分の言葉で語りかける。
そのようなことを、ブックコミュニケーションと呼ぶそうです。
ブックトークでも読みきかせでもなく、準備も不要。
一度、やってみたいですね。
あたらしくはいった本(令和元年11月up)
本をよむのにぴったりのきせつです。
楽しい本をさがしにきてね。
★えほん★
『うみのあじ』
★よみもの★
『おかしえんのごろんたん』
低学年から。
ひかれていく。
『しかけは世界を変える!!』
海パンのおじさんがマネしているイラスト」。
『よくわかるVR 何ができる?社会はどう変わる?』
あたらしくはいった本(令和元年9月up)
あつかった夏もすぎて、秋がちかづいてきました。
お気に入りの一冊をぜひみつけて読書の秋を楽しんでみてね。
★えほん★
『このほんよんでくれ!』
ベネディクト・カルボネリ/文 ミカエル・ドゥリュリュー/絵 (Pト)クレヨンハウス
おやこが絵本をよんでいるのを、うしろで聞いていたオオカミ。
落としていった絵本をひろったけど、本が読めません。森の動物たちに、
「読んで」とたのむのですが・・・。さあ、づづきはどうなるかな。
『ヒキガエルがいく』
パク・ジョンチェ/作 (Pハ)岩波書店
トン いっぴきのヒキガエルがあらわれた。ト トトン。もういっぴきあらわれた。
ドンドンダンダン ドンドンドンドン。つぎつぎにあらわれるカエルたち。圧巻!
『ぼくたちはみんな旅をする』
ローラ・ノウルズ/文 クリス・マッデン/絵 (Pマ)講談社
水の中、高い空、広い大地、動物たちは旅をする。季節がかわり、子どもを
そだて、食べ物をさがして。驚くほどたくさんの動物たちの旅を、みて。
『ヒロシマ 消えた家族』
指田和/著 鈴木六郎/写真 (Pス)ポプラ社
太平洋戦争末期、昭和20年、8月6日。たった一発の原子爆弾が、えがおに
あふれた6人家族、鈴木六郎さん一家を消し去った。戦争中であっても愛に
つつまれてしあわせにすごしていた、家族の記録写真を通して戦争と平和に
ついて考える写真絵本。
『ナマコ天国』
本川達雄/作 こしだミカ/絵 (Pコ)偕成社
まっぷたつにされてもへいきだったり、ゴシゴシこすると、とけたり、
ナマコにはへんなところがいっぱい!知れば知るほどおもしろい
ナマコの絵本です。
『みなとまちから』
nakaban/作 植田真/絵 (Pウ)佼成出版社
しずかな みなと。みみをすませていると、いろんなおとがきこえてくる。
あめがふってきた。あまやどりに入ったみせでみた、ふしぎなゆめ…。
作者が入れ替わった『とおいまちのこと』もぜひ。
『すきっていわなきゃだめ?』
辻村深月/作 今日マチ子/絵 (Pキ)
『すきなひと』
桜庭一樹/作 嶽まいこ/絵 (Pタ) 岩崎書店・恋の絵本シリーズ
人気小説家が、「恋」をテーマに、絵本の文章を書くシリーズ。
2冊とも、「恋」の話だけど、「普通」「同じ」でなくていいよ、
というメッセージにもなっていて、年齢、性別関係なく心に響く絵本です。
『しろちゃんとはりちゃん なつのいちにち』
たしろちさと/作・絵 (Pタ)ひかりのくに
大のなかよしのしろちゃんとはりちゃんは、1本のアイスキャンディーをめぐって
おおげんかをしてしまいます。なかなおりできるかな?
『エジソン ネズミの海底大冒険』
トーベン・クールマン/作 (Pク)ブロンズ新社
ネズミの冒険シリーズ、次は海!先祖がのこした手紙をもって、ネズミの大学に
やってきたピート。その宝を見つけるためには、海にもぐらなくてはいけない…!
空を飛び、月へ行ったネズミがいるなら、海にもぐれないはずはない!ぜひ一度、手にとって欲しいシリーズです。
『じごく ごくらく こころノート』
くら田たまえ/作(Pク)風濤社
じごくでも、ごくらくでも、同じ長いはしを使うけど、食べ方はだいぶ違うみたい。
じごくのこころと、ごくらくのこころ。あなたのこころシールは、どちらがたくさん
たまるかな?
『夜のあいだに』
テリー・ファン,エリック・ファン/作(Pフ)ゴブリン書房
ウィリアムがまどの外をみると、通りに町の人たちがあつまっていました。
いそいできがえて、階段をおり、おもてへとびだしてみると・・・。ようこそ
グリムロック通りへ!さあ、これからこの通りにふしぎなことがおこります。
そして気づけば、町にも人にも変化が・・・。
『ばらいろのかさ』
アメリー・カロ/文 ジュヌヴィエーヴ・ゴドブー/絵(Pコ)福音館書店
いつも明るいカフェのアデル。でも雨の日は、まったくやる気がでなくなって、
閉じこもってしまいます。そんなある日、店に置いてあったのは、大好きなばらいろのくつ。
次のときには、ばらいろのレインコート。いったいだれが?苦手な雨の日だけど、外へ出てみると…。
『たぬきのひみつ』
加藤休ミ/作(Pカ)文溪堂
「だれにもいっちゃいけないよ。」たぬきのひみつをしったどうぶつたちは
つぎつぎにじぶんのひみつをはなしますが・・・。どうぶつたちのおいしいひみつって!?
『エミージーンのぼうし』
メアリー・チャルマーズ/作(Pチ)岩波書店
小さな絵本「こねこのハリー」を知ってますか?同じ作者が描いた絵本が、
新しく翻訳されました。幼いこどもたちと動物たちのやりとりが楽しい、手のひらサイズの絵本です。
『みらいのえんそく』
ジョン・ヘア/作(Pヘ)あすなろ書房
えんそくは、月へ!地球をながめたり、写生をしたり。おっと、先住民がいる!
ファーストコンタクト(?)絵本です。
『ねこになりたい』
山口哲司/作・絵(Pヤ)出版ワークス
ねこになりたい、ねこのように自由気ままに外を冒険してみたい、とおもったことはありますか?
この絵本は、そんなねがいをかなえてくれます。
★あかちゃんのえほん★
『そらまめくんこんにちは』
なかやみわ/作 (Pナ)小学館
そらまめくんがおでかけです。大人気のそらまめくん赤ちゃん絵本シリーズ第二弾。
『おばけのばあ』
せなけいこ/作・絵 (Pセ)角川書店
だあれ、だあれ、いない、いない、ばあ!うさこちゃんもねこちゃんも・・・。
あれ?おつぎはだあれ?さいごには、おばけもあらわれて・・・!?絵本作家
デビュー50周年を迎えたせなけいこさんがこどもたちのために貼り絵で
描きおろした<いないいないばああそび>赤ちゃん絵本。
『だっぴ!』
北村直子/作 (Pキ)こぐま社
おや?だんごむしが、もぞもぞ。だっぴ!ヘビもイモリもセミももぞもぞ。そしてさいごは?
★よみもの★
『タヌキのきょうしつ』
長谷川義史/作 (Fハ)あかね書房
小学校をのぞいたタヌキのおとうさんは、「これからはタヌキの子どもにもきょういくがひつようだ。」と、
夜のきょうしつでべんきょうを教えはじめました。 ところがある日、せんそうがはじまって・・・。
少し前の、ひろしまでのお話。低学年から。
『タテルさん ゆめのいえをたてる』
ステファン・テマーソン/作 (989)エクスナレッジ
さあ、あなたのゆめの家はどんな家?おしろのような家?庭つきの家?
たてる家が決まりました!いつも話を 聞かずに、つっぱしってしまうタテルさん。
どんな家になるのでしょう? 中学年から。
『ぼくんちの海賊トレジャ』
柏葉幸子/作 (Fカ)偕成社
どしゃぶりの雨が止んだら、ぼくの家の上に海賊の船が落ちてきた!船から出てきた
海賊は、ぼくにしか見えない!?たからものを出せって言われても、なんのことだかわからないし。
「青くて四角でうたうもの」って、いったいなんだろう? 中学年から。
『ジークの睡眠相談所』
春間美幸/作 (Fハ)講談社
毎日ねむくてしょうがない小学五年生のミントは、ある日謎の睡魔・ジークと出会う。
「眠気」を求めてわるさをする睡魔を、ふたりは退治できるのか?高学年から。
★ちしきの本★
『名もなき花たちと 戦争混血孤児の家「エリザベス・サンダース・ホーム」』
小手鞠るい/著(369)原書房
敵国の子だから、肌や目の色がちがうから。そんな理由で、
戦後、アメリカ兵と日本人のあいだに生まれ、日本のあちこちに置き捨てられた、たくさんの混血孤児たち。
子どもたちを引き取り、大切に育てた、澤田美喜と、エリザベス・サンダース・ホームの
愛のノンフィクション。
『親子で学ぶお金と経済の図鑑』
(330)技術評論社
生活のお金、ものの価格、銀行、社会保障、税金、株、世界経済・・・お金に関する
あらゆることの基本を、たくさんの図でわかりやすく解説してあります。ふりがなつき。
『月のみちかけ』
藤井旭/監修・写真 (446)ほるぷ出版
「月のひみつシリーズ」全3巻のうちの1冊。写真とイラストでやさしく説明してあります。
小学校低学年ぐらいに、いちばんわかりやすい本ではないでしょうか。
『化石ハンター』
(457)PHP
恐竜といえば小林快次先生。が、子どものころは恐竜少年ではなかった。
じゃあ、なぜ恐竜学者になったの?小林先生が恐竜に出あうまでのいろいろ。
好きなこと、気になっていることへの一歩をふみだしたくなる本。
『ファーブル先生の昆虫教室③』
奥本大三郎/文 (486)ポプラ社
昆虫大好き!…というほどではないけど、ちょっとは好き。昆虫の写真は
苦手だけど、絵なら読みたいな、でも物語ではないちゃんと昆虫のことが
わかる本…このシリーズをおすすめします!ひそかに人気ですよ。
『庭に咲く花えほん』
(627)あすなろ書房
見たことがある花でも、色や咲き方がちがうものもあります。
じぶんのまわりにはどの花がさいているかさがしてみてね。
『はじめてのラグビー』
(783)世界文化社
2019年に、日本で開かれるワールドラグビー。でもラグビーのルールって
どんなの? ラグビーのルール、練習方法、心がまえ、そして観戦のしかた。
レジェンドが教える、子どもたちへのメッセージ。
『図書館のための簡単な本の修理』
(014研究)少年写真新聞社
トイレットペーパーの芯や竹串など、身の回りにあるものできれいに本を直せます!
写真入りで、本の修理をとてもわかりやすく教えてくれます。
『かこさとしの世界』
(726研究)平凡社
若いころの絵画から絵本の下絵まで、かこさとしの業績を振り返ります。
『とこちゃんはどこ』のパースや、科学絵本の下絵などは圧巻!
『わたしが障害者じゃなくなる日』
海老原宏美/著 (369人権)旬報社
生まれたときから病気の人、体のどこかがわるい人は、みんな障害者?そうじゃないよ。
障害はその人にあるんじゃなくて、周りのたてものや社会が障害をつくってる。
どうやったらなくせるのかな?元気なわたしたちにできることはなんだろう?
『イソップ絵本はどこからきたのか』
加藤康子、三宅興子、高岡厚子/著 (成人726.5)三弥井書店
「イソップ物語」は、紀元前にギリシャで誕生したといわれていますが、
日本に入ったのも早く、 江戸時代には「伊曾保物語」として出版されています。
和風の絵のイソップ物語もなかなか楽しそう。
あたらしくはいった本(令和元年7月up)
もうすぐ夏休みですね!
図書館は、本がたくさんあって、宿題ができて、すずしくって、夏休みにはぴったり。
自由研究や読書感想文に使う本のことで、聞きたいことがあったら、
図書館の人に聞いてね。
みんなが来てくれるのを楽しみにしています!
★えほん★
『へいわとせんそう』
谷川俊太郎/文 Noritake/絵 (Pノ) ブロンズ新社
へいわのボクとせんそうのボク、へいわのかぞくとせんそうのかぞく。
同じ人や物、場所でも、ページをめくっていくうちに、かわっていく。
へいわとせんそうのちがいがわかるかな?あたらしいへいわ絵本。
『タタタタ』
りとうようい/作 (Pリ) すずき出版
タタタタ、はしってくるチーター。きがついたガゼルがにげる。
あれれ?チーターはガゼルをとびこし、ヌーのむれもとびこし、タタタタ。
いっしょにたのしくはしりたくなるね。
『なまえのないねこ』
竹下文子/文 町田尚子/絵 (Pマ) 小峰書店
ぼくはなまえがない「ねこ」。ほんやさんのねこも、やおやののねこも、
みんななまえをもっている。ぼくもなまえをさがしにいったけど、
みつからなくてあまやどりをしていると・・・。
ちいさな女の子にであって、わかった。ほんとうにほしかったもの。
『らくごえほん てんしき』
川端誠/作 (Pカ にんき者) 角川書店
川端誠さんのらくごえほん、出版社を変えて新作が登場です。
『とりづくし』
内田麟太郎/作 石井聖岳/絵 (Pイ) 鈴木出版
ことり ちりとり きれいずき。 きれいな へやに うっとり ことり。
あんな「とり」、こんな「とり」。そんな「とり」?
「とり」づくしのことばあそびえほん。
『もしもだるまにであったら』
山田マチ/作 福島モンタ/絵 (Pフ) あかね書房
もしも道ばたでだるまにであったらどうしますか?もしもこいのぼりが泳いでいたら…?
そんな、もしもの世界にまよいこんだときのための絵本です。
『マチルダとふたりのパパ』
メル・エリオット/さく (Pエ) 岩崎書店
てんこうせいのマチルダには、パパがふたりいるんだって。だからきっと、
楽しさも2ばい!はやくマチルダのうちにいきたくて、ウズウズしてたけど…
思ったよりおもしろくない。だって、ぜんぜん、ふつうなんだもん!
『あみかけクジラ』『クジラまつり』『もりくいクジラ』
川村たかし/文 赤羽末吉/絵 (Pア) BL出版
1973年に出版された絵本が復刻しました。四日市にもクジラにまつわる話や、
お祭りがありますね。昔むかしの、クジラと人とのつながりを感じさせる絵本です。
『もじもじこぶくん』
小野寺悦子/ぶん きくちちき/え (Pキ) 福音館
とってもはずかしがりやで、いつも、もじもじしている「こぶくん」。その姿を見ていると、
小さいころの自分を思い出します…。私もそうだった…という大人にも、
引っ込み思案なこどもたちにも、読んでほしい絵本です。
がんばれ、こぶくん。おいしいアイスクリームのために!
『かめくんのさんぽ』
なかのひろたか/作 (Pナ にんき者) 福音館
今日は、ぽかぽかいい天気。おさんぽにいこうとさそいますが、みんなおひるね。
えっちら、おっちら、かめくんのさんぽのはじまりです。
「ぞうくんのさんぽ」に新しい一冊が加わりましたよ。
『DJ YOYO』
おおなり修司/文 飯野和好/絵 (Pイ) 絵本館
もうおきろYO!ちこくするYO!おきようYO!YOYOYO!
こんなDJであさ、おこしてくれるんなら、すぐおきちゃうよね!
『でんせつのじゃんけんバトル』
D・ディウォㇽト/文 A・レックス/絵 (Pレ) 河出書房新社
ふつうのじゃんけんなんだけど、なんでこんなにハイテンション!?
読みきかせに人気の本です。絵本の文字の迫力に負けないよう、
盛り盛りで読むのがコツ!
★あかちゃんのえほん★
『ぺったんこぷっくらこ』
矢野アケミ/作 アリス館
ホットケーキはぺったんこ。シュークリームはぷっくらこ。じゃあ、ふうせんは…?
いろんなぺったんことぷっくらこをみつけてみよう。
『さんびきのおさる』
あべけんじ/作 福音館書店
いぼん、にぼん、さぼんはさんびきのおさる。なかよくおさんぽにおでかけ。
くりくりおめめにふわっとした毛並がかわいい、フランスの子どもたちが夢中になったそう。
★よみもの★
『鬼遊び 鬼よぶわらべ歌』
廣島玲子/作 (Fヒ) 小峰書店
知らない子どもがそばにいる。知ってる子どもが消えている。鬼のあそびはほんとに
こわい。遊んでいるうちに、ふとしたことで鬼の領域に足をふみいれた子どもたち。
うっすらこわい8つのおはなしを、夏の夜にぜひどうぞ。中学年から。
『こわいオオカミのはなしをしよう』
ウィリアム・マクリーリー/作 (933マク) 岩波書店
マイケルはパパに、おはなしをしてもらうのが大好き。お気に入りのオオカミが
登場したおはなしは、マイケルの手助けでどんどん進み…。親子のやりとりが楽しい、
一気に読みたくなる物語です。高学年から。
『マザーグースのうた』
蜂飼 耳/文 (931)ポプラ社
欧米でよく知られているマザーグース。おもしろい歌、ふしぎな歌、すこしこわい歌。
どこかで聞いたことがあるかも。ページの終わりにのっている英文は、
リズムがあってとっても楽しい。中学年から。
★ちしきの本★
『水木しげるの妖怪えほん』
水木しげる/著 (388) 講談社
たくさんの妖怪のすがたを絵にしてきた、水木しげるの世界にようこそ。
NHKEテレ「てれび絵本」で人気をよんだ「水木しげる妖怪えほん」が本になりました。
子どもも大人も楽しめる妖怪絵本。
『日本昔ばなしのことば絵本』
(388) ナツメ社
昔ばなしには、今ではあまりみかけたり聞きなれない道具や仕事が出てきます。
そういったことばをジャンルごとに章にわけ、絵と説明文でわかりやすく紹介しています。
読んで楽しいまめちしきや行事の由来、行事にまつわる出来事も知ることができます。
『なぜなぜ?かいけつルーペくん』
うえたに夫婦/著 (404) パイインターナショナル
おうちのふしぎをさがせ!えんぴつ、電子レンジ、カビ、お金…あれもこれも、気になる!
小学生低学年にもおすすめできる、科学の本です。
『身近なアリけんさくブック』
(486) 仮説社
日本に住んでいる約300種類のアリの中から、よく見かけるアリをえらんでくわしく説明。
体の大きさ、色、住んでいる場所、とくちょうなど、アリの生活がよーくわかります。
こんなにいっぱいいたのかと、びっくり!これであなたもアリ博士。
『そうだったのか!しゅんかん図鑑』
伊知地国夫/写真 (746) 小学館
シャボン玉がわれるしゅんかんを見たことがありますか?シャボン玉のほかにも
いっしゅんでおわってしまう「しゅんかん」をじっくり見ることができる図鑑です。
『数え方図鑑 身近なモノをなんでも数えてみたくなる!』
やまぐちかおり/絵 (815) 日本図書センター
ものの数え方にはちゃんとルールや意味があると知っていますか?
この本では、宇宙人など架空の生きものの数え方も教えてくれます。
『かがくのとものもと』月刊科学絵本「かがくのとも」の50年
(019 研究)福音館書店
『ばばばあちゃん』や『みんなうんち』など、雑誌「かがくのとも」からは、たくさんの
すばらしい絵本が生まれました。50周年を記念し作られたこの本は、
かがくのとも全リストや、作家のコメント、一冊のかがくのともができるまで、など、
もりだくさんで楽しさいっぱいです!
あたらしくはいった本(令和元年5月up)
新学期もスタートして、新生活にもなれてきたかな?
お天気のいい日は外で本をよむのもすてきですね!
★えほん★
『おにぎりに はいりたいやつ よっといで』
岡田よしたか/作 (Pオ) 佼成出版社
おさらにならんだ、できたてのおにぎりたち。じぶんたちにはいる、おにぎりの
「ぐ」をさがしにでかけます。さいごには、どの「ぐ」がはいるかな?
『かんぺきなこども』
ミカエル・エスコフィエ/作 マチュー・モデ/絵 (Pモ) ポプラ社
マカロン夫妻が「子どもストア」に出かけて買ったものは、「かんぺきなこども」。
きれいに食べるし、ちらかさないであそぶし、テレビを見ずに本を読みます。
「かんぺきなこども」に、マカロン夫妻は大満足でしたが・・・フランス的ユーモアの絵本です。
『ゆげゆげ~』
さいとうしのぶ/作 (Pサ) 教育画劇
朝ごはんのみそ汁、ゆげゆげ~。炊き立てごはん、ゆげゆげ~。パン屋さんの
やきたてパンも、給食も、みんなみんなゆげゆげ~。元気なゆげのたのしい絵本。
『いき』
中川ひろたか/作 北村裕花/絵 (Pキ) アリス館
いきているものは、にんげんもしょくぶつだって、みんないきをしている。でも、
さいきんは森がすくなくなって、しょくぶつのさんそがへってきているんだって。
『みんなとちがうきみだけど』
ジャクリーン・ウッドソン/作 ラファエル・ロペス/絵 (Pロ) 汐文社
きょうしつにはいると、そこにいるみんながきみとちがっています。
みんなとちがうことはくるしいことかもしれません。でもすてきなことでもあるのです
『たべものやさんしりとりたいかいかいさいします』
シゲタサヤカ/作 (Pシ) 白泉社
まちのたべものやさんが集まってしりとりたいかい!いろんな食べ物たちが
気合を入れて登場します。いったいどんなしりとりたいかいになるのでしょうか?
『どこどここけし』
山田マチ/作 花山かずみ/絵 (Pハ) こぐま社
あれ?こけしがいなくなっちゃった!たいこのバチ、キリンのツノ……こけしが
いろんなものに変身しながら旅にでます。こけしのお顔がとてもかわいいです。
どこにこけしがいるのかさがしながら読んでみよう。
『パパといっしょ』
スーシー/ぶん・え(Pス) トゥーヴァージンズ
おおきなパパ。ちいさなわたし。にぎやかな雰囲気ではないけれど、ほっとする
日常の姿が描かれています。
『とびきりおかしなマラソンレース 1904年セントルイスオリンピック』
メーガン・マッカーシー/作 (Pマ) 光村教育図書
セントルイスで行なわれた、はじめてのオリンピックのマラソン競技のほんとうの話。
選手たちはおなかがいたくなったり、ぬすんだモモをたべたり、犬においかけられたり。
同じ年に行なわれた万博で、みんなははじめてホットドッグを食べ、コーラをのみ、コーン
つきアイスクリームを食べたとか。びっくりすることばかり。はじめてって、おもしろい!
どのチームが優勝するのか予想してみてください。
『こんとん』
夢枕獏/文 松本大洋/絵 (Pマ) 偕成社
漢字にすると混沌…いや、それとは別かもしれない。むかしむかしのこと。
「こんとん」といういきもの…妖怪…まぁ、そんな何かがいた。いつも笑っていた
「こんとん」その身におきた、ある出来事…。
『数字はわたしのことば』
シェリル・バードー/文 バーバラ・マクリントック/絵 (Pマ) ほるぷ出版
女性は勉強をする必要はないといわれていた、むかしのこと。数学が大好きな女の子がいました。
彼女の名前はソフィー・ジェルマン。ソフィーにとって、数学はことばと同じ。わかりやすい決まりで
できていて、世界をあらわしている。理系女子におすすめ!
『イライラくんとこえだちゃん』
レモニー・スニケット/文 マシュー・フォーサイス/絵 (Pフ) 評論社
イライラくんがそばにやってくると、ちいさなおんなのこもおかあさんもみんなふきげんになります。
反対に、こえだちゃんをひろったひとは、なぜだかとってもごきげんなきもちになります。
ちょっとしたことでふきげんになったり、ごきげんになったりするきもちの絵本。
★あかちゃんのえほん★
『すごいぞ!!きょうりゅう』
鎌田歩/作 教育画劇
プテラノドン、トリケラトプス、ティラノサウルス、めくってたのしいきょうりゅうえほん。
『ぱんだんす』
やまぐちりりこ/文 すがわらけいこ/絵 アリス館
ぱんだのだんす ぱんだんす。おしりふりふりしたり、ぷるんぷるんしたり。
さんぽをしたり、だっしゅをしたり、そしてさいごは…。たのしくておどりたくなっちゃう絵本。
『そらまめくんとおまめのなかま』
なかやみわ/作 小学館
大人気シリーズ「そらまめくん」の初めての赤ちゃん絵本です。お豆たちと
たのしくあそびましょ。
『パンダかぞえたいそう』
いりやまさとし/作 講談社
まるくてあまーい、1はいちご。りょうてをぱたぱた、こけこっこー、2はにわとり。
さあ、パンダといっしょにかぞえたいそうはじめよう!
パンダとたいそうシリーズの新作でました。
『けんちゃんとあそぼう』シリーズ全3巻
くろいけん/さく・え あかね書房
1982年に発売されたされた絵本ですが、今も買うことができます!
長く読み継がれている証拠ですね。
みんなもいっしょに、けんちゃんとあそびましょう!
★よみもの★
『ウィリーのぼうけん』
マーガレット・ワイズ・ブラウン/作 (933フラ)福音館
ウィリーは小さい男の子。冒険といっても、家の中や、ほんの庭のまわりのこと。
でもこの年齢の子どもにとっては、それが毎日の大冒険!エルマーやウーフと
同じように、隣に座って読んであげたい幼年童話。
「さらわれたオレオマーガリン王子」
マーク・トウェインとフィリップ・ステッド/作 エリン・ステッド/画 ひこ・田中と横川寿美子/訳(933トウ) 福音館
あの「トム・ソーヤの冒険」を書いたマーク・トウェインが、自分の子どもたちに語った知られざる物語。
トウェインと語り合いながら仕立て直した物語は、どんな結末を迎えるのか…。高学年から
『羊の告解』
いとうみく/作 (Fイ) 静山社
父さんは人を殺した。真相もわからないまま、突然「加害者家族」となってしまった中学3年の涼平。
オレは父さんと同じ犯罪者なのか?ゆれ動く少年の再生と許しの物語。10代から
★ちしきのほん★
『図解はじめて学ぶみんなの政治』
(310) 晶文社
イギリス発、世界で人気の政治の入門書です。図が豊富で、たとえが本当に身近で、
なるほどそれも政治か!と納得できます。政治を理解すれば、世の中にも人生にも
役に立ちます。子どもと若者、おとな、すべての人に読んでほしい!
『キモい!生きもの』
(480) 宝島社
キモいというか、キモカッコいい生きもの大集合。おやつのレシピページが
(ちゃんと本当に作れるレシピです)、おしゃれでおいしそう!正体を知らなきゃね・・・。
『コロコロ迷路』
(750)イカダ社
ピンポン玉やビー玉をコロコロ転がす、みんなが大すきな迷路が身のまわりに
あるものでかんたんに作れちゃう。そして、少しむずかしいアレンジ迷路、
二階建て迷路、紙皿迷路なども。いろいろ作ってあそんでみよう!
『地図で見る日本の外国人』
(334) ナカニシヤ出版
3月から、日本に住んで働く外国の人のための法律がかわりました。しかし今すでに、
大勢の外国の人が日本に住んでいて、四日市市は、全国と比べても外国の人が多い市です。
地図とグラフで、これらの状況を確認してみましょう。
『わたしは女の子だから 世界を変える夢をあきらめない子どもたち』
ローズマリー・マカーニーほか/文 (367) 西村書店
わたしは女の子だから、学校にいけない。とても貧しい。とても危険にさらされている。
だけど、わたしは女の子だからこそ、教育を受け、人を助け、世界を変える。
そんな少女たちと出会い、考える本です。
『こどものための防災教室 身の守りかたがわかる本』
今泉マユ子/著 (369) 理論社
災害大国、日本。いつどこで、だれが災害にあうか、わかりません。少しでも被害を
減らすことができるように、大人も子どもも防災について考えてみましょう。
姉妹本の「災害食がわかる本」もチェックしてくださいね。
『ことばハンター』
飯間浩明/著 (813) ポプラ社
辞書を作る人になるためには、言葉に敏感でなくてはいけない!カメラを持って街を歩いたり、
毎晩アニメをチェックしたり…。ん?おかしいって?いやいや、これは飯間さんの生活の一部
なんです。どんな人かぜひ読んでみてください。
『家をせおって歩く』
村上慧/作 (702)
ページを開いてみて。小さな小さな家が道を歩いている、おかしな写真に出会えます。
アーティストの村上慧さんが、発泡スチロール製の家をかついで日本中歩いた
様子を写真とイラストで記録しました。 とにかく一度見てほしい面白さ!
あたらしくはいった本(平成31年1月up)
新しい一年がスタートしました。
かぜをひかないようにあたたかくして図書館にきてくださいね。
★えほん★
『おなじ月をみて』
ジミー・リャオ/作(Pシ) ブロンズ社
まどからそとをみているハンハンの前につぎつぎにやってくるのは、けがをした
どうぶつたち。そしてある日とまった一台の車からおりてきたのは・・・!
戦争からかえってくるパパをまつ家族の話。
『めぐる森の物語』
いまいあやの/作(Pイ) BL出版
どんぐりを落とした野うさぎのあとをおいかけて、たどりついた荒れ地。地面に
どんぐりをうめるうさぎ。鳥たち。森の動物や虫たち。ぼくはなんだかねむく
なってきて、めざめると・・・。森でつながっていく、 いのちの物語。
『せん』
スージー・リー/作(Pリ) 岩波書店
白い紙にかかれたえんぴつのせん。飛びでてきたのはスケートぐつをはいた
女の子。文字のない楽しい世界が、紙の上でどんどんひろがります。
『それしかないわけないでしょう』
ヨシタケシンスケ/作(Pヨ) 白泉社
ぼくたち、わたしたちが大人からきく未来は、びっくりするようなことばかりだけど、
それほんと? 未来はだれにもわからない。 ヨシタケシンスケさんの新刊です。
『れいぞうこのおくのおく』
うえだしげこ/作(Pウ) 教育画劇
みんなのいえのれいぞうこは、すっきりしているかな?いちばん上のたなのいちばん
おくに、ふるーいものが、なにかのこってない?読んでいる親が ドキッとします。
『くろいの』
田中清代/作(Pタ) 偕成社
『トマトさん』などの作者の本ですが、モノクロでずいぶん感じがちがいます。
くろいの?こわいの?こわくないの?かわいいの?くろいのって、なんだろう?
『かいちゅうでんとう』
みやこしあきこ/作(Pミ とも) 福音館書店
スイッチ カチッ。ぼく、いいものもってるから、くらいの、こわくないんだ。いっしょにたんけんしようよ。
『影絵の絵本 アンデルセン』
藤城清治/作(Pフ むかし話) 講談社
物語の世界を影絵で表現した、藤城清治の絵本。今回はアンデルセンです。
影絵の細やかで味わい深い表現が、大人でも楽しめる一冊になっています。
『オーロラの国の子どもたち』
イングリとエドガー・パーリン・ドーレア/さく(Pト) 福音館書店
北ヨーロッパに住むサーミの人たちの暮らしを描いた絵本。こまかい点描の絵が魅力的。
寒い地方のおはなしですが、見ていると暖かい心地がするのが不思議です。
『Michi みち』
junaida/著(Pシ) 福音館書店
どこまでもつながっていく道の先には、つぎつぎと新しい街があらわれます。
文字はありません。前から見ても、後ろから見ても、道はつながっていきます。
街の中に入り込んでいくと、あなただけの物語が見つかりそうな絵本です。
『みずとはなんじゃ?』
かこさとし/作 すずきまもる/絵(Pス) 小峰書店
みずとはなにか。生活のなかでであう身近な例とともに紹介する絵本です。
かこさとしさんの原案を、鈴木まもるさんが絵本にしあげました。かこさんの
書斎風景や、などを紹介する冊子もぜひごらんください。絵本の中に
かこさんの作品に登場するキャラクターたちも出てきます。
『うみのごちそうしろくま』
柴田ケイコ/作(Pシ) PHP研究社
たべることが大好きなしろくまシリーズの第4弾!今回はうみのごちそうの中にはいっちゃうよ。
あぁ、かんがえただけで、よだれがでちゃう!
『クレーンからおりなさい』
ティベ・フェルトカンプ/作 アリス・ホッホスタット/絵(Pホ)フレーベル館
バートは、工事現場がだいすきな男の子。ある日、とつぜん、さくをのりこえて工事現場に入り、ロードローラーや
クレーンに乗ってしまったから、さあたいへん!けいさつかんやみんながおどろいたそのわけは・・・?
『あいうえおりょうりめしあがれ』
accototoふくだとしお+あきこ/作(Pア)イースト・プレス
ようこそいらっしゃいませ。ほんじつはあいうえおのもじをつかったおりょうりになります。どうぞめしあがれ。
すんこーぷー、ふぼーどーま、いかすれーら、さてさて、どんなおりょうりになるかわかるかな?
★あかちゃんのえほん★
『さぁ、てをだして』
スギヤマカナヨ/作(Pス 赤ちゃん) アリス館
まるまるぴかぴかりんご、きれいなおはな、ことりがピピピ。えほんをめくると、
どんなことがおこるかな?てをだしてあそんでみよう。(か)
中にはいっちゃうよ。あぁ、かんがえただけで、よだれがでちゃう!
★よみもの★
『ソロモンの白いキツネ』
ジャッキー・モリス/作(933モリ) あすなろ書房
12歳のソロモンは、お父さんにたのんで、シアトルの港にあらわれた白いキツネをアラスカ
までつれて行く。旅の間に、はなれていた心がかよいはじめる父と子。そして、ソロモンは
ある決断をする。家族が悲しみをのりこえ、もう一度心を通わせる話。10代から。
『学校へ行こう ちゃんとりん』
いとうひろし/作(Fイ) 理論社
きょうも学校へむかうふたりの女の子。学校はきらいじゃないけど、なんで
行かなきゃいけないの?ずっと行かなくてすむ方法を考えながらあるきます。そして・・・。
ふたりのおしゃべりにわらってしまう。中学年から。
『まえばちゃん』
かわしまえつこ/作 いとうみき/絵(Fカ) 童心社
わたしにはじめてはえた「は」のまえばちゃん。 わたしのすきなたべものも、かけっこで
ころんじゃったのも知ってる。ずっといっしょだったけど、もうすぐぬけちゃうみたい。低学年から。
『アンデルセンのメルヘン文庫 第35集』
(F) アンデルセン・パン生活文化研究所
「アンデルセンのメルヘン大賞」という童話コンクールの作品集です。四日市市の
小学6年生の作品『かおり屋むうの長い一日』が、こども部門の大賞に選ばれています。
『ウパーラは眠る』
小森香折/作(Fコ) BL出版
修道院に入ることになったアイラ。美しいシスター・クラリスを始め、個性的な修道女たち、
謎の言葉「ウパーラ」などに彩られた古い修道院が舞台のファンタジー。細密画のような
さし絵も魅力的です。高学年から。
『アリーテ姫の冒険』
ダイアナ・コールズ/作(933コル) 大月書店
その賢さと勇気で、危機を乗り越え、道を切り開いていくアリーテ姫。1983年にイギリスで
出版されたこの本を、1986年に日本で出版しようとしたとき、「賢いお姫さまの話なんか
受けない」と言われたそうです。でもこの本は少女たちに受け入れられました。
そして、「賢いお姫さま」は当然となったいま、クラウドファンディングによって新装・改訳で
よみがえりました。まだ読んだことのない方は、ぜひ手に取ってください。中学年から。
『右手にミミズク』
蓼内明子/作(Fタ) フレーベル館
小学6年生のタケルは、いまだに右と左の区別がつかない。そのことを友人に打ち明けて
いると、転校生の美里に聞かれてしまう。そんなタケルの右手に美里はミミズクの絵を描いてくれて・・・。高学年から。
『図工室の日曜日 おいしい話に気をつけろ』
村上しいこ/作(Fム) 講談社
日曜日シリーズの新刊です。図工室、今度はなにがおこったかな?低学年から。
『風と行く者』
上橋菜穂子/作(Fウ) 偕成社
「守り人」シリーズ外伝。バルサとタンダは、旅芸人の一座の護衛としてロタに向かうことになります。
一座の若い頭の少女に、バルサは昔の、ジグロとの旅を重ねます守り人ファンは読み逃しなく!中学年から。
★ちしきのほん★
『日本鉄道地図鑑 電車を見よう!撮ろう!乗ろう!日本の鉄道のすべてがわかる決定版!』
(536) 平凡社
日本地図の上に乗せられた、日本中の鉄道の駅名。ここしかないという場所を
電車は走っているんだね、とびっくり。鉄道を撮影する場所やコツや車両を見たり
調べたりする施設、路線図もあって旅の計画もばっちり!
『花・木の実・藍・野菜・葉っぱのかんたん染めもの』
(753) 偕成社
紙や布ををきれいな色に染めてみたいけど、むずかしそう?だいじょうぶ!思っているより、
ずっとかんたん。布の種類によって色も少しちがってでるよ。さあ、はじめてみよう!
『モスクへおいでよ』
瀧井宏臣/著(167) 小峰書店
現在、世界の4人にひとりがイスラーム教徒。いったいどんな宗教なの?テロや難民の問題って
どう考えればいいの?いま話題のモスク(礼拝所)・東京ジャーミイの案内人、下山茂さんが
やさしく教えてくれます。
『こどもアナウンスブック』
常世晶子・茂木亜希子/著 (809) 子どもの未来社
声を出す、朗読する、人に伝える・・・。わたしたちは、毎日だれかに話をしています。
それが好きな人も、にがてな人も、ちょっとだけトレーニングするだけで、気持ちが楽になり、
自信が持てますよ!
あたらしくはいった本(平成30年11月up)
すっかり秋になって、すこしずつ寒くなってきました。
みなさん、カゼに気をつけてくださいね!
「読書の秋」、どんな本を読もうかな?
★あかちゃんのえほん★
『ふるふるフルーツ』
ひがしなおこ/文 はらぺこめがね/絵 (Pハ) 学研プラス
おいしそうで、カラフルなフルーツがいっぱい!
たのしいオノマトペは、ぜひ、声にだしてよんでみてね。
フルーツがたくさんあつまると、さいごには… (さ)
★えほん★
『プロペラちどり』
U-suke/作 (Pユ) フレーベル館
四日市出身の絵本作家、U-sukeさんの最新作!
なつのおわり、ミーシャとなかよしのメダイチドリたちは、シベリアからあたたかいみなみのくにへむかいます。
とちゅうで、にっぽんのやつひがたによるよていです。
海をこえ、ミーシャたちはぶじに日本にやって来られるかな。(の)
『スタンリーとちいさな火星人』
サイモン・ジェームズ/作 (Pシ) あすなろ書房
かあさんが泊りがけで出かけた日、スタンリーは宇宙に飛び立った。そして戻ってきたのはちいさな火星人。
子どもは、お母さんが留守になることへの気持ちに共感し、
大人は、火星人を自然に受け入れる家族の姿にあこがれるでしょう。(ち)
『忍者の迷路』
香川源太郎/作 (Pカにんき者) PHP
迷路シリーズ、今度は忍者だ!手裏剣や巻物を探すぞ!(ち)
『ねこはまいにちいそがしい』
ジョー・ウィリアムソン/作・絵 (Pウ) 徳間書店
ぼくはねこ。まいにち、とってもいそがしい。うちのかぞくはぼくがいないとだめなんだ。
あさはやく、かぞくをおこして、そともみはって、おばあちゃんのあみものや子どもたちの
しゅくだいのおてつだいまでして・・・。
あさからばんまで、にんげんのかぞくのためにいろんなしごとをしている、ねこのいそがしい、
一日をねこの目からえがいた、とってもユーモラスな絵本。(か)
『おっと、あぶない!』
サトウマサノリ/作 (Pサ) パイ インターナショナル
むかし、遠いところからここにやってきたわれら。生きぬくために、どんどんからだを変えてきた。
おどろおどろしい絵だけれど、ホラーではありません。たぶん・・・(ち)
『石たちの声がきこえる』
マーグリート・ルアーズ/作 ニザール・アリー・バドル/絵 (Pハ) 新日本出版社
石で描かれた絵がとってもリアル。声が聞こえてきそうなぐらいです。
さまざまな争いがもとで難民になってしまった人々の、私たちと変わらない何気ない生活。
そして平和への祈りがじんわりとしみわたる絵本です(い)
『シカクさん』
マック・バーネット/文 ジョン・クラッセン/絵 長谷川義史/訳 (Pク) クレヨンハウス
ジョン・クラッセンの絵と関西弁は、なぜこんなに馴染みがいいのでしょう!
文章は違う人ですが、今回もひねりのある展開。
もしかしたら、大人のほうが好きになる絵本作家なのかも。(い)
『わたしのせいじゃない ーせきにんについてー』
レイフ・クリスチャンソン/文 ディック・ステンベリ/絵 (Pス) 岩崎書店
大きなサイズになって再登場しました。
教室でないているひとりの男の子。みてないから、ぼくはしらない。
おおぜいでやっていたから、とめられなかった。わたしのせいじゃない。
はじめたのは、わたしじゃない。考えていることがちがうんだ。いいつければいいのに。
ずっとつづいていく、いいわけ。いじめや、社会問題を考えるきっかけになる本。(の)
『ソフィーとちいさなおともだち』
パット・ジトロー・ミラー/文 アン・ウィルスドルフ/絵 二宮由紀子/訳 (Pウ) 光村教育図書
ソフィーは「ファーマーズ・マーケット」でかぼちゃをえらばせてもらいました。
パパとママはかぼちゃをピザにするつもりだったけど、
かぼちゃはソフィーがだっこするのにも、ひざにのせてポンポンするのにもぴったり。
「この子のなまえは、バーニスにしたわ!」(さ)
『ねこです。』
北村裕花/作 (Pキ) 講談社
ねこですか?ねこです。
いろんなねこが出てきます。ちょっと、あなたの近くのねこににているかも?(さ)
『いちばんのともだち』
ジェニファー・K・マン/作 林木林/訳 (Pマ) 光村教育図書
サムのいちばんのともだちは、うさぎのぬいぐるみのジャンプ。
どこへ行くのも、なにをするのもいっしょ。
ある日、サムはジャンプをすなはまに忘れてしまって…。(さ)
『めん たべよう』
小西栄子/作 (Pコ) 福音館書店
きょうはどんなめんの気分?
うどんだったらきつねうどん、スパゲッティだったらナポリタン!
おもわず、よだれがでてきそうな絵本です。(さ)
『10ぽんのぷりぷりソーセージ』
ミシェル・ロビンソン/文 トール・フリーマン/絵 もとしたいづみ/訳 (Pフ) ほるぷ出版
ぷりぷりソーセージ、フライパンでじりじりじり。
ちょっとまってくれ。
プチッ!とやぶれて、ポン!とばくはつするなんて、ぜったいにいやだ!(さ)
★よみもの★
『ふたりはとっても本がすき!』
如月かずさ/作 いちかわなつこ/絵 (Fキ) 小峰書店
本を読むのはすき?どんな本を読むかな?読むのは早いほう?ゆっくりなほう?
チーターのチッタちゃんと、カバのヒッポくんは本がだいすき。でも読み方はちょっとちがうみたい。
どんどん読んじゃうチッタちゃんと、じっくり本を読むヒッポくん。どっちの読み方もいいなぁ。 低学年から(い)
『アチチの子鬼』
岡田淳/作 (Fオ) 偕成社
ぼくのおじいちゃんはすごい!おもしろい話をたくさんしてくれる。
ともだちのサキザキくんや、魔女からねむりひめをしょうかいされた時のこと。
須磨にいたウミンバ、子鬼とワニ、オオカミ、わるい大鬼の話。
ぼくのおじいちゃんの冒険の話、三冊目。めちゃ、わらっちゃう!低学年から(の)
『ねこの商売』
林原玉枝/文 (Fハ) 福音館書店
とある商店街にある、おまんじゅうやさんの幸福堂。「ねこのて おかしします」のはり紙を
見て電話をしたら、やってきたのは一ぴきの三毛猫。どうやってお客さんを呼んでくるのかな? 中学年から(い)
『あさって町のフミオくん』
昼田弥子/作 高畠那生/絵 (Fヒ) ブロンズ新社
小学3年生のフミオくんが住んでいる、「あさって町」は、どこかへん。
スーパーではシマウマの子どもとまちがわれたり、
がいこつのおじさんとプールへいったり。フミオくんの日常はヘンテコがあふれてる!
あさって町でおこる、ふしぎなおはなし四話収録。中学年から(か)
『くろグミ団は名探偵 S博士を追え!』
ユリアン・プレス/作・絵 (943) 岩波書店
イラストに隠された謎を見つけよう!謎解きは好きだけど、難しいのはイヤな人。
文章が多いとつかれるな…、そんな人にオススメです!シリーズもありますよ。 高学年から(い)
『ぼくがスカートをはく日』
エイミ・ポロンスキー/著 西田佳子/訳 (933ホロ) 学研プラス
12歳のグレイソンは、だれにも言えない秘密を抱えていた。
誰かに打ち明けても、きっと受け入れてもらえない。
でも、本当は、もっと自由に自分らしく生きたい!高学年から(さ)
★ちしきのほん★
『クイズドリル』(初級編・中級編・上級編)
セブンデイズウォー (031)
テレビでクイズ番組が大人気ですね。あんなふうに答えたい!と思っているクイズ好きな人必見の本です。
辞書を全部覚えたりしなくても、クイズに強くなるコツがあるんです。(ち)
『こどものための防災教室』
今泉マユ子/作 (369) 理論社
さまざまな災害の時に、どうやって身を守るか、どんな準備をしたらいいのか。
えらび方からしまい方を災害食を中心に、備えるもの、料理のしかたなどなど、
よーくわかります。(の)
『ナージャの5つのがっこう』
キリーロバ・ナージャ/文 市原淳/絵 (376) 大日本図書
「がっこう」って国によって、きょうしつも、もっていくものも、せんせいも、クラスメイトもぜんぜんちがうんだって!
てんこうせいのナージャが、ほんとうにたいけんした、5つの国のがっこうをしょうかいするよ。(さ)
『ため池の外来生物がわかる本』
加藤英明/著 (468) 徳間書店
テレビ番組『池の水ぜんぶ抜く』でおなじみの、加藤先生の本です。池の水をぬく
「かいぼり」のことや、外来生物のことなどを、たくさんの絵や写真でやさしくおしえてくれます(ち)
『女性アスリートの教科書』
須永美歌子/著 (780) 主婦の友社
健康に、ケガなく、スポーツにうちこむために、女子の体と気持ちを詳しく解説。
すべての女子選手、保護者、指導者に知ってほしい本です。(ち)
『ストローとモールでつくる幾何学オブジェ』
公益財団法人 日本数学検定協会/著 (750) 丸善出版
工作が苦手な人でもできそう。キラキラモールで作って、部屋に飾ってもステキ。
算数の図形がちょっとわかる…かもしれません(い)
『話したくなるオリンピックの歴史』
コンデックス情報研究所/編著 (780) 清水書院
東京オリンピックまであと2年ですね。さて、今度のオリンピックは何回目でしょう?
メダルに描かれている絵はどんなデザイン?今はなくなった競技には、どんな競技がある?
読むうちにオリンピックがどんどん楽しみになる本です!(い)
あたらしくはいった本(平成30年9月up)
まだまだあついけれど、空は秋のくも。
夜は秋の虫がないています。
本をよむのにぴったりのきせつです。
図書館では、いろいろな本をよういして、みんなをまってます。
★あかちゃんのえほん★
『きんぎょさんとめだかさん』
とよたかずひこ/作 (Pト) 世界文化社
きんぎょさんが いちにいちに。めだかさんが いちにいちに。
くるっとまわって いちにいちに。うでをのばして・・・。
おやこでいっしょに、たいそう。いちに。
『どろんばあ おばけかぞえうた』
小野寺悦子/文 植垣歩子/絵 (Pウ) 福音館書店
どろんばあ。ひとつ、ひとつめこぞうさん。どろんばあ。
ふたつ、ふたごのかっぱさん・・・。
「どろんばあ」のかけごえとともに、ゆかいなおばけたちが、たくさん登場!
たのしい数え歌の絵本。
『まほうつかい』
いしかわこうじ/作 (Pイ) 偕成社
まほうつかいがまほうをかけると、りんごが、でかでかどーん!
ふうせんがぷかぷかふわりーん!
あかちゃんも、あっとおどろくたのしい絵本。
★えほん★
『またまた ねえ、どれがいい?』
ジョン・バーニンガム/作 評論社(Pハ)
もしもだよ、きみがえらぶなら、どれがいい?
ラクダのげろ、ゾウのおなら、ウシのうんち。
『ねえ、どれがいい?』のつづきの本です。
『おしっこちょっぴりもれたろう』
ヨシタケシンスケ/作 PHP (Pヨ)
おしっこのあと、パンツをはくとさ・・・だれかわかってよ、このきもち!
もぞもぞしてるのはそのせいでしょ?
え?くつしたがずれたから?うわぎの中で
シャツのそでがぐしゃぐしゃだから?
いや、それもきもちわるいけどさ・・・。
そうそう!って思っちゃう、ヨシタケワールド!
『ペロのおしごと』
樋勝朋巳 /作 (Pヒ) 小学館
いぬのペロは、かいぬしのおかあさんがだいすき。
ある日、おかあさんにプレゼントをしようと、大けっしん。
ペロは、おしごとに行くことにしました。
さあ、ペロはプレゼントをかうことができるかな?
『出発』
小泉るみ子/作 (Pコ) 新日本出版
戦争から帰ってから心をとざしたままの浩。
あねが結婚することになり、おめでたい唐草もようのふろしきで
つつんだ荷物を運ぶことになった。
とちゅう知らない人たちにかけられたあたたかいことばに、
だんだん心をひらき・・。
戦争で傷ついた人の心が、だんだん元気になっていく話。
『おっちゃん山』
椎名誠/作 塚本やすし/絵(Pツ)新日本出版社
ある日、ひとりで山にのぼったおっちゃん。
うっかり、「デロデロ虫」にかみつかれてしまった。
それから、どんどんからだがおおきくなってしまい、ゆうめいになりすぎた、
おっちゃんは、かぞくをまもるためにあることをけつだんします。
『はなびのひ』
たしろちさと/作・絵 (Pタ) 佼成出版社
きょうは、まちにまった、お江戸の花火大会。
はやくよるにならないかなと、
たいくつしていた、ぽんきちは、おかあちゃんにたのまれて、
花火職人のおとうちゃんのところへ夜食をとどけにいくことに。
それをみていたまちのひとびとが次々とあとをついてゆき、まちじゅうおおさわぎ!
『きょうだいぎつねのコンとキン』
村山桂子/文 岡田千晶/絵 (Pオ) フレーベル社
あるいいてんきのひ、きつねのきょうだいの「コン」と「キン」は
まいごになっている、にんげんのおんなの子にであいました。
おかあさんには「にんげんにはきをつけるのよ」と言われているけど…。
やさしいきつねのきょうだいに、ほっこりする絵本です。
『だんしゃく王とメークイン女王』
北村裕花/絵 苅田澄子/文 (Pキ) 講談社
じめんのしたにある「じゃがいものくに」にすむだんしゃく王とメークイン女王。
おなじしろでくらしているのに、ふたりはなかがよくないみたい。
ふたりのねがい、「カレーライスの具になれますように」はかなうのかな?
『おたすけじぞう』
はるくはるる/文 田中六大/絵 (Pタ) 文芸社
がっこうのうらにいるおじぞうさんは、しゅくだいをやってくれるんだって!
なつやすみのさいごの日なのに、まだしゅくだいがおわっていないみっちゃんは、
しゅくだいをもっておじぞうさんのところへ走ります。
『ひよこのピケキョ』
ジャニーン・ブライアン/作 ダニー・スネル/絵 (Pス) 東京書店
きょうだいはみんな「ピヨ」。
よんばんめにうまれたピーちゃんは、ほかの子とちがって「ピケキョ」
みんなは「ピヨ」でもわたしは「ピケキョ」なんだもん!
ちがう、をみとめる絵本です。
『ちょうちょのためにドアをあけよう』
ルース・クラウス/文 モーリス・センダック/絵 (Pセ) 岩波書店
「だっこうたを おぼえておくと いいよ」「あかちゃんが うまれたってことは
こぶんが うまれたってこと」など、こどもからこどもへのアドバイス。
ぷっと笑っちゃうような言葉がたくさん。
『はつめいだいすき』
ピップ・ジョーンズ/文 サラ・オギルヴィー/絵(Pオ) BL出版
はつめいが、だいすきなイジーは、どんどんあたらしいマシンをつくりだす。
でも、うまくいくとはかぎらない。しっぱいすると、あたまにきちゃう!
「なんども、なんども、やってみるんだ。うまくいくまでな」と
おじいちゃんにいわれて、そとをあるいていると、けがをしたカラスが!
もういちどカラスにそらをとべるようにしてあげられるかな?
★よみもの★
『ひきがえるにげんまん』
最上一平/作 武田美穂/絵 (Fモ) ポプラ社
クラスのはるかちゃんのおかあさんが、びょうきでなくなった。
つぎの日、どうろでひきがえるが車にひかれてぺちゃんこになっているのを見て、
3人が思ったことは。
死に向き合うおはなしです。低学年から
『こだわっていこう』
村上しいこ/作(Fム)学研プラス
物知りで、ときどき「こだわりスイッチ」が入るそうまくん。
あるじけんから、「そうまくんとは、遊ばないほうがいいよ。」と
お母さんに言われてしまったぼく。
そうまくんはぼくのたいせつな友達なのに・・・。中学年から
『ふたごのカウボーイ』
フローレンス・ストボドキン/文 ルイス・スロボドキン/絵(933スロ) 瑞雲舎
ふたごのネッドとドニーは、カウボーイごっこがだいすき。
きょうも二人はカウボーイのスティーブとジムになりきります。
にわを出て、ひろいみちをわたり、商店街まで、だいぼうけん!
でも、おかあさんはおおあわて。ここまでなりきれたら素晴らしい!中学年から
『疾風の女子マネ!』
まはら三桃/作 (Fマ) 小学館
"いい男ねらい”で陸上部のマネージャーになった女子高生の咲良。
ところが入ってみると大違い。
しかし、退部を言い出せずにいたある日、試合で選手たちの走る姿に大感動。
短距離リレーの魅力をとおして、成長していく高校生たちの青春。10代から
『ヤイレスーホ』
菅野雪虫/作 (Fス) 講談社
チポロが魔物からイレシュを救い出してから数年。あの時の魔物ヤイレスーホの
もとに「呪い」の力を授けてほしいという少女があらわれる。
なぜか、ヤイレスーホはチポロたちのもとに、少女をあずけにくる。『チポロ』続編。10代から
『結び蝶物語』
横山充男/作 (Fヨ)あかね書房
中学生のあかりが、夏休みにおばあちゃんの家で見た一枚の写真と家紋。
そえられた不思議なことばにさそわれて、
あかりは滋賀、神戸、京都の神社へ自分のルーツをさがしに出かける。
行く先々で出会った不思議な三つの物語。10代から
『あたしが乗った列車は進む』
ポール・モイシャー (933モシ) 鈴木出版
家族を亡くし、シカゴに住む会ったことのない大おじの家にいくことになったあたし。
少しひねくれ気味の態度をとっていたあたしが、数日間の長距離列車の中で出会ったのは、
家族とも思える人たち。
不機嫌そうで口数も少ないあたしは、列車の中で13歳誕生日をむかえ、
まわりの人にささえられ心を開いていく。10代から
★ちしきの本★
『昆虫の体重測定』
吉谷昭憲/文・絵 福音館書店(486)
みなさんは、学校で体重測定をしましたか?体重は何キロ?おとなのゾウは3000キロ。
一円玉は1グラム。じゃあ、テントウムシの重さを知ってる?カは?カブトムシは?
重さをはかってみると、いろんなことがわかるよ。
『牛乳パックで作るミニチュア家電』
佐藤京子/著 ブティック社(754)
ドラム式洗濯機、おそうじロボ、エアコン、など、おうちの家電が牛乳パックで作れちゃう!動かすことも
できるよ。
『絵本の冒険 「絵」と「ことば」で楽しむ』
小野明/編 フィルムアート社(研究 726)
絵本ってなんなの?絵本作家はどういう気持ちでかいているの?など、絵本に関するすべてがわかる一冊。
五味太郎、荒井良二、tuperatuperaもインタビューで登場。モノクロの地味な本ですが、中身は濃い!
『子どもの命を守る防災教育絵本①土砂災害の基本②土石流のチカラ③土砂災害と避難』
佐藤丈晴/作 (369) 吉備人出版
土砂災害について、迷路や4コマまんがも使い、低学年の子にも教えやすい本になっています。
『虫のしわざ探偵団』
新開孝/写真・文 (486) 少年写真新聞社
しぜんの中の「これ、なんだろう?」。それ、じつは虫の「しわざ」なんです!
みんなも「しわざ探偵団」になって、おうちの庭やこうえん、じんじゃで「しわざ」を見つけよう!
『サナギのひみつ』
三輪一雄/著(486) ポプラ社
いも虫から、まったく違う形に変化するサナギ。
どうしてサナギになるの?いったい中はどうなってるの?
謎だらけのサナギをチェック!
あたらしくはいった本(平成30年7月up)
いよいよ夏本番!
楽しい夏やすみもすぐそこです。
としょかんも、夏やすみのじゅんびのまっさいちゅうです。
いろいろな本をよういして、みんなをまってます!
★あかちゃんのえほん★
『みんな みんな いないいないばあ』
いまむらあしこ/文 さいとうたかお/ 絵 (Pサ) あすなろ書房
ころころころろ。かえるさんが、いないいないばあ。
ちゅうちゅうねずみさん、ほうほうふくろうさん、みんなみんな、いないいないばあ。
あかちゃんと、たのしくうたいながらどうぞ。
『おばきゃー!』
藤本ともひこ/作(Pフあかちゃん) 世界文化社
おばけ どこどこ? おばけ ここだよ
かわいいおばけが、さけんだら、どんな声?
読んだらくせになりそうな「おばきゃー!」の絵本です。
『とらんぽりんぽーん』
ふくだじゅんこ/文・絵(Pフ)大日本図書
とらんぽりん じゃんぷ よーい どん!
さいしょにとぶのは、やるき まんまん とまとくん。まっかなかおで、「ふん!」
ちからいっぱい、とらんぽりんにジャーンプ!ページをめくると、ぼよ~ん!
いろんなやさいたちが次々にとうじょうしてみんなじゃーんぷ!
「ひょい!」「ぴょんぴょん」さてさて、さいごにとうじょうするのはだれかな?
★えほん★
『あむ』
小風さち/文 山口マオ/絵 (Pヤとも) 福音館書店
おれは、かっちゃんの家のにわでくらしている、くろいぬの「あむ」。
だいすきなのは、さんぽ。かっちゃんがともだちとでかけたので、ひとりでさんぽ。
かっちゃんをおいかけて、うみまでいけるかな?がんばれ!あむ!
『ツリーハウスがほしいなら』
カーター・ヒギンズ/文 エミリー・ヒューズ/絵 (Pヒ) ブロンズ新社
ツリーハウスがほしかったら、まず、そらをみあげて。
どっしりした大きな木に、はしごをかけて、はしらにいたをわたしてボルトでしめる。
ブランコかロープ、としょかんも。たべものとねぶくろ、かいちゅうでんとう。
みんな一回はすんでみたい、たのしいツリーハウスのおはなし。
『なくのかな』
内田麟太郎/文 大島妙子/絵 (Pオ) 童心社
おでかけのとちゅう、おとうさんやおかあさんとはぐれてしまったぼく。
なくのをがまんしていたけど・・・。
オニも、まいごになったらなくのかな?オオカミも、つよいサムライも、
ひとりぼっちになったら、なくのかな?
そう。みんな、なくとおもうよ。なきたいときは、ないてもいいんだよ。
『うまはかける』
内田麟太郎/文 山村浩二/絵 文溪堂
おおかみは、かける。おいかけられて、うまはかける。ちゅうをかけて、あしをひっかけ、
はがかけ…。かけるって、こんなにいっぱい意味があるんだね。
ぴったりの絵にわらっちゃう。
『そらからぼふーん』
高畠那生/作 (Pタ) くもん出版
あるひ、すごいおとがしたから見にいってみると…
そらからおおきなホットケーキがおちてきた!
ホカホカのホットケーキのにおいがしてきそうな絵本です!
あなたならそらからおちてきたホットケーキをどうする?
『さとやまさん』
工藤直子/文 今森光彦/写真 (Pイ)アリス館
さとやまってしってる?わたしたちが住んでいるまちと
森や山とのあいだの畑や林のことを、 「さとやま」とよんでいます。
さとやまはいろんな「めぐみ」をあたえてくれます。
みんなも「さとやまさん」とよんで、「さとやまさん」に会いに行こう!
『おさがり』
くすのきしげのり/作 北村裕花/絵 (Pキ) 東洋館出版社
はるかちゃんはおねえちゃんからの「おさがり」のものさしがはずかしいみたい。
でも「おさがり」っていいものなんだよ。
きみのまわりにも実はたくさんの「おさがり」があるかも!
『いたずらトロルと音楽隊』
アニタ・ローベル/さく(Pロ) ロクリン社
音楽をかなでながら旅をする音楽隊の5人組。
どこへいっても、音楽を聴いた人は、国じゅうで一番だと思いました。
演奏し続けて、疲れて寝ていた森のはずれ。
トロルが演奏を聴こうと5人組を起こします。
でも、ちっとも起きない5人組。
怒ったトロルがかけた魔法で、楽器は動物の鳴き声に!
音を取り戻すためにはどうしたら?
『もりのたんじょうびパーティ』もりのこえほんシリーズ4冊
エリザベス・イワノフスキー/作(Pイ) 岩波書店
1944年に出版されたベルギーの絵本「サン・スーシ」シリーズのうち4冊が
「もりのこえほん」として復刻されました。サン・スーシとはフランス語で、
心配なくお気楽にという意味だそうです。ほっと気持ちが落ち着くような
素朴なイラスト。本のサイズも小さいんですよ。
『いっしょにおいでよ』
ホリー・M・マギー/文 パスカル・ルメートル/絵(Pル) 廣済堂あかつき株式会社
テレビのニュースを見ていて怖くなった女の子。「こんなのっていやだ。
どうしたらいいの」とおとうさんに尋ねます。「いっしょにおいで」と外に
出たら、たくさんの人。いろんな国の人。ちょっとしたことで、世界はすてきな
場所に変わるかもしれない。大人も勇気づけられるような絵本です。
『しゅりけんとうちゃん いがぐりしょうぶのまき』
寿金之輔/作 忌野清志郎/絵 えほんPイ 岩崎書店
ぼくのおとうさんは、いつもはかっこいいいビジネスマン。そして日曜日は、ニンジャ!
2002年にキンダーブックに掲載された、忌野清士郎まぼろしの絵本!
『ずっと ねがいはひとつだけ』
ケイト・クライス/文 M・サラ・クライス/絵(Pク)WAVE出版
赤ちゃんのときからエリとずっといっしょにくらしていた、だいじなかぞく、いぬのバロン。
だんだんととしをとっていくバロンとのおわかれがちかいことがわかり、
エリはあることをおもいつきました。
どんなときもそっとよりそってくれた、ちいさないのちとの
きずなと愛情をやさしくえがいた絵本。
★よみもの★
菜の子ちゃんとキツネ力士』
富安陽子/作 (Fト) 福音館書店
「まけきらい稲荷」伝説がある、兵庫県の丹波篠山。
負け越しの大ピンチのキツネ力士をたすけに、
菜の子ちゃんとリリコは雲にのってむかう。
菜の子ちゃんがんばれ!中学年から
『まじょ子とステキなおひめさまドレス』
藤真知子/作 (Fフ)ポプラ社
まじょ子のあたらしいおはなしです!
ハンドメイド王国のヌエールひめを助けるために、ステキなおひめさまドレスをつくります。
低学年から
『四人のヤッコ』
西内ミナミ/作 (Fニ) すずき出版
べんきょうもピアノのれんしゅうもやりたくない!あーあ、じぶんがもう一人いたらなぁ…
なんて思っていたら、わたしがふえちゃった!?四人になったヤッコはこれからどうなる?
低学年から
『波うちぎわのシアン』
斉藤倫/著 (Fサ) 偕成社
ちいさな島ラーラ。ある夜、そこにたどり着いた船は炎に包まれていた。
思わずその船に飛び込んだフジ先生が見つけたのは、左手を固くにぎりしめた赤ん坊。
その左手は、まるで巻貝みたい。耳をあてると潮騒が聞こえ、誰もがお母さんの
お腹の中にいた時のことを思い出します…。
ちょっぴり切なくて、ちょっぴりドキドキする物語。
詩人でもある作者の文章は、柔らかな布団のような心地がします。高学年から
『コクルおばあさんとねこ』
フィリパ・ピアス/作 (933ヒア) 徳間書店
家出したネコのピーターをさがす、ふうせんうりのおばあさん。
ある風の強い日、ふうせんごと空へ、ぴゅー!
1972年刊の『おばあさん空をとぶ』のタイトル変更と、
少し訳が変更されています。中学年から
★ちしきの本★
『みじかな樹木のほん』
国土緑化推進機構/編 平田美紗子/絵 (653) ポプラ社
家や学校、公園や森で、まいにち見かける木。
花がさいたり、実がなったり。はっぱが落ちたり、鳥や虫もやってくる。
いつも見ている木が、わたしたちのくらしと、どんなつながりがあるのかな。
まいにち見ていても、知らないことがいっぱい。木となかよしになれる本。
『世界一おもしろい国旗の本』
ロバート・G・フレッソン/作(288) 河出書房新社
ありそうでなかった国旗の本。日本の国旗は、ほぼずっと同じデザインだけど、
ほかの国は昔とは違うデザインのところが多いんだよ。歴史と深いつながりがある国旗。
国旗の意味もよくわかります。読んでいるとつい間違い探しをしてしまうのかな。
「ウォーリーをさがせ!」が思い浮かぶのは私だけ?
『戦争体験を「語り」・「継ぐ」』
大石学/監修 (319)学研
広島、長崎・沖縄を中心に行われている、太平洋戦争の記憶を伝える様々な活動を紹介。
戦争を体験した人々が、少なくなっていくなか、変わりつつある平和教育と、
関わる人々の想いや伝えたいことにふれて、平和を次世代へつないでいくために
今、何ができるのか考える一冊。
『「単位」の学習に役立つはかってみよう 長さ・重さ・時間』シリーズ全3冊
新間竹彦/作 (420) 汐文社
うでや手をつかって長さをはかったり、1円玉をつかって重さをはかったり、
自分のかげで時間をはかったりするよ。算数の勉強だとよくわからないことも
自分でやってみると面白いかも。自由研究にもできるかな?
『楽しい日本の恐竜案内』
平凡社 (457)
地方別に、日本の恐竜が紹介されています。
日本各地の恐竜に会える博物館のリストもあります。
子ども向けの本ではありませんが、恐竜好きキッズとその親は必見!
あたらしくはいった本(平成30年5月UP)
ここちよい風がふく季節になりましたね。
あたらしい学校生活には、なれましたか?
ちょっとひといきしたい時は、図書館にきてね。
☆あかちゃんえほん☆
『あかちゃん新社長がやってきた』
マーラ・フレイジー/作(Pフ) 講談社
あかちゃん社長の家にやってきた、いもうと!
そのあとどうなったかは、きっとご想像の通り!
でもやっぱり仲良しになるんですよね。…まあ、だいたいは、ですけど。
前作の『あかちゃん社長がやってきた』も読んでみてくださいね。
☆えほん☆
『あいさつってたのしい』
石津ちひろ/文 松田奈那子/絵(Pマ) 小学館
おはよう、いただきます、ありがとう・・・。
あいさつをすると、あれあれ?
どうぶつにへんしんしちゃった!
みんなで、たのしくあいさつすると、きっと、なかよくなれるね。
『もうちょっと もうちょっと』
きむらゆういち/文 高畠純/絵 (Pタ) 福音館書店
りんごをみつけたコブタ。落ちてきたりんごに「やったあ!」と、
よろこんだのもいっしゅん。りんごはコロコロとあなの中へ…。
手をのばしてもとどかない…。ツンッ!もっと、おくにいっちゃった!
コブタはりんごが食べられるかな?
『おはなみくまちゃん』
シャーリー・パレントー/文 ディヴィッド・ウォーカー/絵 (Pウ) 岩崎書店
さくらがまんかいになって、くまちゃんたちは、みんなでおはなみに行きます。
バスケットにおべんとうとおおきなタオルをつめて、
みんなであそぶ、たこももって。
あたたかい春のかぜをかんじるような絵本です。
『わたしはヴァネッサと歩く』
ケラスコエット/文・絵 (Pケ) 岩崎書店
転校生のヴァネッサ。なんだかみんなとなじめないみたい。
わたしがヴァネッサにしてあげられることってなんだろう?
いじめについて考える、文字のない絵本です。
『きつねうどん たぬきうどん』
古内ヨシ/作 (Pフ) 大日本図書
きつねうどんがだいすきなきつねくんと、たぬきうどんがだいすきなたぬきくんは
いつも人にばけてうどんやさんへ。
でもほんとうにおいしいのはいったいどっち?とけんかになってしまって…。
『ぼくのきいろいくつした』
かんのゆきこ/作 (Pカ)アリス館
ねこの「まーる」は、だいすきなきいろいくつしたをなくしちゃった!
さがしに出かけると、あった!…あれ、ちがったみたい。
まーるはきいろいくつしたを見つけることはできるのでしょうか?
『かべのむこうになにがある?』
ブリッタ・テッケントラップ/作(Pテ) BL出版
おおきなあかいかべがありました。
なぜあるのか、いつからあるのかはだれもわからないかべ。
むこうにはなにがあるのかな?
少し考えさせられる絵本です。
『はなちゃんおとなになります』
千葉智江/作 (Pチ) 小学館
「おとなになるんだもん」が、くちぐせのはなちゃん。
おとなになるためには、いろんなことができないといけないって、おねえちゃんはいいます。
おとなになるってどういうことかな?
『大名行列』
シゲリカツヒコ/作 (Pツ) 小学館
「したにー、したにっ」ぎょうれつがやってきた。
ところが、あっ、とのがたいへん!ぽちがとびだした!
つぎつぎにあらわれるへんなもの。ようかい、まんもす、えっ?うみのなか?
ふしぎなぎょうれつを、じっくりたのしんでね。
『ぼくのきもちはね』
コリ・ドーフェルフド/作(Pト) 光村教育図書
いっしょうけんめい積んだ積み木がこわれてしまった。
その気持ちを、話す?さけぶ?笑いとばす?忘れる?
どれもちがう。ぼくのきもちは・・・。
つらい気持ちの人によりそうことを教えてくれる絵本です。
☆よみもの☆
『しらとりくんはてんこうせい』
枡野浩一/作 (Fマ)あかね書房
さんすうとシュークリームがだいすきな、しらとりくんはてんこうせいだ。
せがたかくて色白でおれとはぜんぜんちがう。やきゅうをやろうぜってさそっても、
公園までついてくるけど、いいわけしてかえってしまう・・・。
しらとりくんのことが気になる主人公。じぶんとのちがいをみつけて、
ともだちになっていくまでを主人公の目線でえがいたお話。
歌人の枡野浩一自身の幼少期をもとにした、自伝的児童小説です。
低学年から
『ぼくはなんでもできるもん』
いとうみく/作 (Fイ) ポプラ社
ぼくは、きのうのきのうのきのうから一年生になった。
なのにランドセルはカバーできいろいし、
六年生のおねえさんは、ぼくをあかちゃんあつかいしてくる。
ぼくはもう一年生で、なんでもできるんだよ!
低学年から
『なみきビブリオバトル・ストーリー2』
森川成美・おおやなぎちか・赤羽じゅんこ・松本聰美/作 (F)さ・え・ら書房
並木小学校の学校公開日に四年二組のクラスで行われるビブリオバトル。
それぞれの思いを込めて本を紹介します。
今回のビブリオバトルは前作「なみきビブリオバトル・ストーリー」とは違う舞台で、
繰り広げられます。
中学年から
『4ミリ同盟』
高楼方子/著(Fタ) 福音館書店
みんなが一度は食べてる<フラココノ実> それが普通で当たり前。
でもなぜだかその時がやってこない人もいる。
そんなポイット氏が出会ったエビータさんとの共通点。
実は二人とも浮いている!?4ミリだけ!
<フラココノ実>を食べた人は、<何か>をなくしてしまうらしいけど、
<何か>が残っているならそれもいいかも。
なんだかふわふわと、心許ないような、心地いいような不思議な読後感の物語。
中学年から
『神々と戦士たちⅤ 最後の戦い』
ミシェル・ペイヴァー/作 (933ヘイ) あすなろ書房
妹と剣、どちらもあきらめることなんかできない。
故郷の村に帰ってきたヒュラスはかつての友だちと戦うことになる。
<火の女神>に託された使命をはたすことができるのか。
古代ギリシャを舞台にした物語の完結編。
ミシェル・ペイヴァーの作品は人間だけでなく、動物からの目線もとても面白く、
男の子も女の子も楽しめます。
10代から
☆ちしきの本☆
『かならずお返事書くからね』
ケイトリン・アリフィレンカ/著, マーティン・ギャンタ/゙著(289) PHP
学校の課題で、外国に住む同年代の子と文通を始めることになった、アメリカに住む少女ケイトリン。
文通相手は、それまで聞いたこともないアフリカのジンバブエという国の少年、マーティン。
好奇心旺盛なケイトリンは、手紙に何をどう書けばいいか迷いながらも、
マーティンへ一通目の手紙を書き始める。
でもこのときのケイトリンは、まだ、マーティンの実情は知らず・・・。
一万キロの距離を超えて、心を通わせ、支え合い、
かけがいのない親友を異国に見つけた、二人の実話です。
10代から
『マルコとパパ ダウン症のあるむすことぼくのスケッチブック』
グスティ/作・絵(378人権) 偕成社
その子のままでいいと受け入れるのは難しかった、
パパであるグスティさんにとっては。
ママのアンヌと長男のテオにはなんの問題もなかった。
あなたはどうだろう。私はどうだろう。
ユーモアたっぷりのイラストと言葉のコラージュが
何気ない日常の一コマを伝えてくれます。
『羽毛恐竜』
大島英太郎/作 真鍋真/監修 (457)
スズメ、カラス、ツバメ・・・よく知っている鳥たちは、
現代の恐竜なのだと知っていましたか?
1996年に初めてあきらかになった「羽毛恐竜」。
その進化の仕組みを、絵本のようにわかりやすく解説してくれています。