あたらしいこどもの本
あたらしくはいった本(平成30年4月UP)
あちらこちらで、さくらがさきはじめました。
あたらしいことがはじまる、わくわく、どきどきのきせつです。
としょかんでも、あたらしい本をよういしてまっています。
★えほん★
『くまがまく』
丸山誠司/作(Pマ)絵本館
くまがまく たねをまく。くまはまく まめをまく。
くまはまく まわしをまく。しおもまく。
くまが、いろいろ、どんどんまいてしまう。
まくものってこんなにあるんだね。
くりかえしの、たのしいことばあそびのえほん。
『ネルはいぬのめいたんてい』
ジュリア・ドナルドソン/文 サラ・オギルヴィー/絵 (Pオ) BL出版
ピーターとすんでいる、いぬのネルはめいたんてい。
くんくんくん。おさらのなか、ソファのすみ、くつにくつした、とんでったボール。
なんでもみつけます。ある日、がっこうの本がぜんぶなくなって・・・!
さあ、ネル!がんばって!
『ネルソンせんせいがきえちゃった!』
ハリー・アラード/文 ジェイムズ・マーシャル/絵 もりうちすみこ/訳(Pマ)朔北社
2ねん1くみは、がっこうじゅうでいちばんおぎょうぎのわるいクラス。
おしゃべりしたりふざけたり、ネルソンせんせいのいうことをぜんぜんききません。
そんなある日、ネルソンせんせいがとつぜんいなくなってしまいました。
かわりにきたのはまじょのように、とってもこわくてきびしい、スワンプせんせい。
ネルソンせんせいはどうなっちゃったの!?はやくかえってきて!
『うそうそかわうそのむかしばなし』
はやしますみ/作(Pハ)小学館
むか~しむかしのことざんす。ものしりがおのかわうその
ほんとみたいな、うそうそ、うそんこ、むかしばなしのはじまり、はじまり~。
『かんぱいよっぱらい』
はらぺこめがね/作 (Pハ) 岩崎書店
かんぱーい!ビールにワインにあつかんにクリームソーダ!?
いろんなかんぱい、いろんなヨッパライ!
たのしいかんぱいで、かわいくよっぱらいたいね。もちろん、子どもはお酒はだめだよ。
『ママが10にん!?』
天野慶/文 はまのゆか/絵 (Pハ)ほるぷ出版
ママは、いつもいそがしそう。あーあ、ママが10人いたらいいのになぁ。
そしたら、ひとり目のママは、ぼくと遊んでくれて、ふたり目のママは、
おもしろい本をよんでくれて、3にん目のママは、たのしいうたをうたってくれて、
4にん目のママは・・・ってどんどんママがふえちゃった!?
『もうちょっと もうちょっと』
きむらゆういち/文 高畠純/絵 (Pタ) 福音館書店
りんごをみつけたコブタ。落ちてきたりんごに「やったあ!」と、
よろこんだのもいっしゅん。りんごはコロコロとあなの中へ…。
手をのばしてもとどかない…。ツンッ!もっとおくにいっちゃった!
コブタはりんごが食べられるかな?
『おはなみくまちゃん』
シャーリー・パレントー/文 ディヴィッド・ウォーカー/絵 福本友美子/訳 (Pウ) 岩崎書店
さくらがまんかいになって、くまちゃんたちがみんなでおはなみに行きます。
バスケットにおべんとうとおおきなタオルをつめて、みんなであそぶたこももって。
あたたかい春のかぜをかんじるような絵本になっています。
『わたしはヴァネッサと歩く』
ケラスコエット/文・絵 (Pケ) 岩崎書店
転校生のヴァネッサ。なんだかみんなとなじめないみたい。
わたしがヴァネッサにしてあげられることってなんだろう?
いじめについて考える、文字のない絵本です。
『きつねうどん たぬきうどん』
古内ヨシ/作 (Pフ) 大日本図書
きつねうどんがだいすきなきつねくんと、たぬきうどんがだいすきなたぬきくんは
いつも人にばけてうどんやさんへ。
でもほんとうにおいしいのはいったいどっち?とけんかになってしまって…。
『いろいろいろんなかぞくのほん』
メアリ・ホフマン/文 ロス・アスクィス/絵 (Pア) 少年写真新聞社
だいたいの人にはかぞくがいる。でも、かぞくはいろいろ。
国も、家も、しごとも、くらしかたも、きもちも、
みんなちがう。「ちがうこと」を、たのしくやさしくおしえてくれるえほん。
★あかちゃんのえほん★
『安西水丸のどうぶつパシャパシャ』
安西水丸/絵 安西かおり/文(Pア赤ちゃん)文芸社
ゾウさん、ワニさん、カバさん、イヌさん・・・・みんなカメラでパシャパシャ。
みんな、じょうずにしゃしんがとれたかな?
『ポンチ』
織田りねん/文 ちえちひろ/絵 (Pチあかちゃん) パイ・インターナショナル
ポンチ ポンチ みかんがポンチ。ポンチ ポンチ キウイがポンチ。
いろいろなくだものがいっぱいでてきて、さいごはみんなで・・・。
うたうような、くりかえしがたのしいえほん。
★よみもの★
『こんぴら狗』
今井恭子/作(Fイ) くもん出版
かい主の弥生の病気がなおるようにと、金毘羅(こんぴら)さんへとおまいりにだされた
犬のムツキ。
いっしょに旅をはじめた「ごいんきょ」がたおれ、ひとりにぼっちに・・・。
いろいろな人たちに助けられ、やっと金毘羅さんにたどりつく。
江戸から今の香川県までを往復する、ムツキとたびであった人たちの、おはなし。10代から
『図書館につづく道』
草谷桂子/著(Fク) 子どもの未来社
みなさんにとって図書館はどんな存在でしょう。
たくさん本を読める場所?ちょっと休憩するところ?
子どものための場所?いやいや図書館なんて自分とは縁がない、
という人もいるかもしれませんね。
小さな村にある深山町図書館はどうでしょう。
図書館からつながっていく人との出会い。
あなたの知っている誰かに似ている人がいるかもしれませんよ。中学年から。
『シロクマが家にやってきた!』
マリア・ファーラー/作(933ファ)あかね書房
障害のある弟のために、アーサーはいつもがまんしてばっかり。
もう二度と家に戻るもんか!と飛び出したら、家の前にいたのはシロクマ。
……え?シロクマ!?シロクマと一緒の生活ってどんな感じ?
言葉がつうじなくても伝わるのかな。読むと気持ちがほっこりする本です。10代から。
『熊とにんげん』
ライナー・チムニク/作 (943)徳間書店
ともに旅をする熊とおじさん。その交流ときずな、メロディーが心を打ちます。
多くの児童文学者が 大好きだという名作が、やっと復刊。
未読の人はぜひ読んでください。10代から。
『満月の娘たち』
安東みきえ/著(Fア)講談社
どこにでもいる、標準的見た目の中学生のあたしと、オカルトマニアで女子力の高い
美月ちゃんは、保育園からの幼なじみ。ママ同士も友達だ。
ある日、美月ちゃんの頼みで、クラスでも人気の男子、日比野を誘い、3人で幽霊屋敷へ
肝だめしに行くことになって・・・。幽霊屋敷探検をしているうちにおこる、様々な
出来事を通してそれぞれの母と娘たちとの葛藤と成長。
話題の母娘問題が、リアルに独特の観察眼で描かれる感動作。10代から。
★ちしきの本★
『赤ちゃんと母(ママ)の火の夜』
早乙女勝元/作 タミヒロコ/絵(210)
昭和20年3月10日、未明に東京をおそった、大空襲(だいくうしゅう)。
一夜にして10万人ものいのちが失われた「火の夜」。
その直前に生まれた赤ちゃんとお母さんを焼夷弾(しょういだん)の炎の中、
必死に守りきった医師と看護師さんたち。でもその時、赤ちゃんの12人の兄妹、
家族は・・・。 忘れてはいけない大空襲秘話。
『べんりなしっぽ!ふしぎなしっぽ!』
小宮輝之/文・写真 メディアパル(481)
だいたいの動物にはあるけど、人間にはない「しっぽ」。
いろんな動物のしっぽ(と、おしり)写真がいっぱい。
動物によってちがう形ややくわりが、よくわかります。
『クレヨンで描いたおいしい魚図鑑』
加藤休ミ/作 晶文社(664)
かぎりなく魚の図鑑に近い、「魚料理」図鑑。表紙はシーチキンとサラダ菜。
カラーで見ると本物そっくりで、クレパスで描いたとは思えないほどおいしそう!
作者の加藤休ミさんは、絵本もたくさんかいています。
『イチからつくるカレーライス』
関野吉晴/編 農文協 (610)
大学生が、イチからカレーを作ることになった。
イチからということは、野菜や米やスパイスを育て、肉となる生き物を育て、
収穫し、殺すこと。食べること、命の重みを感じます。
あたらしく入った本(平成29年11月UP)
秋もふかまり、すっかりさむくなってきましたね。
図書館はもうすぐおやすみになります。
でも読書の秋なので、あたらしくはいった本をしょうかいします!
えほん
『サイモンは、ねこである』
ガリア・バーンスタイン/作 なかがわちひろ/訳 (Pハ) あすなろ書房
「ぼくたち、にてますね」とサイモンが言っても、ライオンたちは「ぜんぜんにてないよ!」と言う。
チーターのここも、クロヒョウのそこもサイモンとはこーんなにちがう!でも、なんとなくにている気がするんだ。
じゃあ、おれたちどこがにているんだ?ちいさなサイモンでもみんなとにているよ!
『こんやはてまきずし』
五味ヒロミ/作 石井聖岳/絵 (Pイ) 岩崎書店
みんなは「てまきずし」をつくったことがある?おきにいりの「ぐ」をのりとごはんでまいて…。
あたしはサーモン、おとうとのけいたはだいすきなイクラばっかり!きみはどんな「ぐ」がすき?
『空からのぞいた桃太郎』
影山徹/著 (Pカ) 岩崎書店
みんなもよくしっている「ももたろう」。おばあさんが川でひろったモモから生まれ、
おとものイヌ、サル、キジとともにオニをたいじしに行く。
そんな「ももたろう」のものがたりを、空から見てみたよ!いつもとちがった見方の「ももたろう」をどうぞ。
『ぽちっとあかいおともだち』
コーリン・アーヴェリス/文 フィオーナ・ウッドコック/絵 福本友美子/訳 (Pウ) 少年写真新聞社
ホッキョクグマのミキは、ゆきであそぶのがだいすき。
ゆきのなかをはしっていくと、むこうのほうにぽちっと、あかいものがいた。
においをくんくん。なんだかなかよくなれそうだ!
いっしょにはしって、あそんだあとには、だいすきなおかあさんのところへかえります。
『ぴりかちゃんのブーツ』
さとうあや/作 (Pサ) 福音館
ねこのぴりかちゃんにとどいた、だんじょうびプレゼントのブーツのクッキー。赤くてきれい。
どんな味だろうね。あらあら、まだたんじょうびじゃないのに、ちょっとだけ、ちょっとだけ食べてみちゃう?
『あおいジャッカル』
マーシャ・ブラウン/作 (Pマ) 瑞雲舎
かつて佑学社から出ていた『あおいやまいぬ』の新訳。
絵本は、インドの古い子ども向け物語から作られています。
『あおいやまいぬ』は瀬田貞二さんの訳ですが、この絵本は、新しいこの訳の方が、よりわかりやすく、正確に思います。
『ドレミファどうぶつコンサート』
二宮由紀子/文 みやざきひろかず/絵 (Pミ) 文研出版
「ド」どうか…「レ」レモンの…の「ミ」みなさま……ドレミでドうぶつコンサート。
でてくる曲を鳴らしながら読むとおもしろいかも!
『森のおくから』
レベッカ・ボンド/作 (Pホ) ゴブリン書房
むかし、カナダの森で大火事があり、川へ逃げた人々はただ、火を見ているしかなかった。
するとそこへ、森の奥からどんどんやってきたものは・・・。作者のおじいさんが、実際に体験した出来事だということです。
火事の話なのに、しんとした緊張感にあふれ、自然の不思議を感じます。
『わたしおべんきょうするの』
角野栄子/作 吉田尚令/絵 (Pヨ) 文渓堂
くりちゃんが 「わたし、おべんきょうするの」といいました。
「ぼくもするよ」、「わたしもする」といぬのムムとぬいぐるみのブタコさんもいいました。
ちょっぴりヘンテコでおもしろい、おべんきょうのじかんがはじまります。
『いえない いえない』
くすはら順子/作 (Pク) 文研出版
よそものがやってきたらしい。わるいやつらしい。きにくわない!って、みんなはいう。
あ、こじかがいる。かわいいから、たべたくないんだよね。でも、そんなことはいえない いえない。
いえないことは、ほかにもある。でも、きづかずに、いっちゃったわるぐちもある。
考えちゃうけど面白い。なんだか手ばなせない絵本です。
あかちゃんえほん
『パジャマでぽん』
くぼまちこ/著 (P赤ちゃん) アリス館
みーちゃん、きょうはひとりでパジャマきれるかな?
「それっ!」「あれっ あれれ・・・」「あたまがでない・・・」
「パジャマのなかまっくらだー」でもだいじょうぶ!
ちゃーんとでぐちがあるよ。「ひとりでおきがえ」がたのしくなる絵本。
よみもの
『理科準備室のヴィーナス』
戸森しるこ/著 (Fト) 講談社
中学1年生の結城瞳は入学してすぐに、同じクラスの南野さんに足を引っかけられて転ぶ。
ケガを見てもらいに保健室へ行くと、不思議な雰囲気をまとった「ヒトミ先生」がいた。
「ヒトミ先生」が気になり始めてずっと見つめていると、
同じように先生を見つめている人がいることに気が付いた。 高学年から
『かえたい二人』
令丈ヒロ子/著 (Fレ) PHP研究所
家の都合で引っ越しをしてきた月方穂木は、次の学校では『ヘンジンコ』と呼ばれないようにと奮闘する。
登校初日にクラスの目立つ女の子、萌奈のグループに入れてもらい無事クラスに馴染むことができた。
しかし、クラスに昔の自分を知る人がいて…。
見た目や持ち物、話題に気を付けて過ごすことに違和感を感じているけれど、仲間外れにはされたくない!
思春期の女の子たちのお話です。高学年から
『うっかりの玉』
大久保雨咲/作 (Fオ) 講談社
作者は鈴鹿市出身です。身近な、ちょっとしたものが主人公の小さなおはなしが、6つ入っています。
子どもに読んで聞かせてあげてほしいおはなしです。高学年から
『自分におどろく』
たなかかずお/文 あべ弘士/絵 (911人権) 童話屋
「考えてごらん いまここに きみはいる
なぜだ? なぜいるのだ どこから来たのだ きみは いったい だれだ?」
そんな問いかけから始まる、長い長い詩。宇宙の歴史、きみの歴史。つながっていく。つながっている自分に気づく。
自分が深まっていくような、どんどん広がっていくような感覚。子どもも大人にも、おすすめの一冊です。
ちしきのほん
『さらさらもじゃもじゃ かみのけのなぞ』
まえだみちこ/絵 うえきりえ/監修 (494) 少年写真新聞社
おおきくなったら、かみのけをそめたい?パーマをかけたい?
でもそれってかみのけにどのくらいダメージをあたえているか知ってる?
わたしたちって、思っているよりかみのけのことを知らないかも!
『マンボウのひみつ』
澤井悦郎/著 (487) 岩波ジュニア新書
マンボウ、知っていますか?マンボウが好きなあまり、研究者になった作者による、
マンボウのひみつがぎっしりつまった本です。
イラストも自分で書き、体を張った写真に、章の切れ目ごとのマンボウ俳句。
読めば、マンボウと研究者が好きになることうけ合いです。
『美しい数になった海のいきもの図鑑』
デビット・マクリマン/著 (481) 株式会社エクスナレッジ
1から10の数字が海のいきもので描かれています。思わず見惚れてしまうイラスト。
学名やその意味ものっているので、海に興味を持ってもらうにはぴったり。
数字の本を探しているお子さんにも、よさそうです。
『冬眠のひみつ』
近藤宜昭/監修 (481) PHP研究所
冬のあいだ、ずっと眠っていられるっていいな。眠る生き物はだれだろう?
冷たい雪の中で眠る動物もいる!昆虫も、植物も、冬眠中。
いろんな生き物が、見えないところで春が来る準備をしている。冬眠って不思議!
あたらしく入った本(平成29年9月UP)
あつさもやわらぎ、すごしやすくなってきましたね。
読書の秋、お気に入りの本をゆっくり
さがしてみるのもいいですね。
えほん
『いえすみねずみ』
ジョン・バーニンガム/作(Pハ)BL出版
このいえには、ふたつのかぞくがすんでいる。
かぞくがごはんをたべねむると、ねずみのかぞくがおきだして、ごはんをさがす。
ごはんがおわると、あそびはじめる。ねずみのこどもたちは、ぜったいににんげんに
みつからないように、いわれてる。でも、あるひ・・・。ふたつのかぞくのたのしいはなし。
『エルマーとブルーベリーパイ』
ジェーン・セアー/さく シーモア・フレイシュマン/え(Pフ)ほるぷ出版
人間の目には見えない、ちいさなようせいエルマー。ある日食べた
ブルーベリーパイがおいしすぎて忘れられない!
なんとか人間たちにブルーベリーパイを作ってもらおうとするのですが…。
この本を読むと、きっとブルーベリーパイを食べたくなりますよ。
『いのちのたべもの』
中川ひろたか/文 加藤休ミ/絵(Pカ)おむすび舎
買い物したものを、陸の食べ物と、海の食べ物に分けてみると、
いろんなことがわかってくる。そしてお鍋に一緒にしたらまるで地球そのもの!?
ぜひ読んで聞かせてあげたい、大人も考える、楽しい絵本です。
『たいふうのひ』
武田美穂/作(Pカ)講談社
たいふうがくるってどういうこと?おじいちゃんたちはたいふうにむけて、
じゅんびしてるけど…。びゅうびゅう、すごい風でおうちがとんでっちゃったり
しないかな…。たいふうを体でかんじている子どもたちのおはなしです。
『じいちゃんバナナ ばあちゃんバナナ』
のしさやか/作・絵(Pノ)ひさかたチャイルド
バナナくんがひとりであそんでいると、ゆかにじいちゃんのかわがぬぎっぱなし。
じゅくしてきたじいちゃんはチョコのおふろにどぽーん、チョコバナナに!
ばあちゃんはれいとうしつでアイスバナナ。ぼくはじいちゃんバナナになったら
何になろうかな。
『この本をかくして』
マーガレット・ワイルド/文 フレヤ・ブラックウッド/絵 アーサー・ビナード/訳(Pフ)岩崎書店
ばくだんがあたって、まちがもえて、図書館もばくはつしてしまった。
本はこっぱみじんになってしまった。のこったのは、ピーターのおとうさんが、
かりていた本、いっさつだけ。おとうさんから、たいせつなたからものとして、
本をあずかったピーターは、だいじにかくしながら、まもりぬきますが・・・。
『いちにちじごく』
ふくべあきひろ/さく かわしまななえ/絵(Pカ)PHP研究所
わるいことしたら、じごくにいくってほんとかな?よし、いちにち、
じごくのおにになって、たしかめてみよう!「いちにち」シリーズ第8弾。
あかちゃんえほん
『ぱんつ さいこう!』
ジャレッド・チャップマン/さく 木坂涼/やく(Pチ)ほるぷ出版
みんなはぱんつをはいてる?ぼくは、かっこいいぱんつをはいてるよ!
ぱんつにはいろいろ、あるんだ。おっきいの、ちいさいの、あかいの、きいろいの。
あかちゃんのぱんつは…あれれぱんつじゃない?
じぶんのぱんつはどんなの、ときになってしまうおはなし。
よみもの
『スイーツ駅伝』
二宮由紀子/作(F二)文溪堂
スイーツにも、それぞれ性格があるんです!ケーキ、和菓子、フルーツ、
コンビニの4チームが、日本一を目ざして勝負!わらっちゃって、おなかがすきます。
低学年から
『きらきらシャワー』
西村友里/作 岡田千晶/絵(F二)PHP研究所
プールのシャワーがにがてな広矢くん。もう一年生なんだから、と言われても
こわいものはこわい!でも、はっぱにのったアリをたすけてあげなくちゃ!
広矢くんはシャワーをくぐりぬけられるかな?低学年から
『ん ひらがな大へんしん!』
まつもとさとみ/作 すがわらけいこ/絵(Fマ)汐文社
なっちゃんは「ん」を書くのがにがて。
なっちゃんがろうかをスキップしていると足もとにへんなニョロニョロが!
「ん」といっしょにすごすうちに、なんだか「ん」のことがわかってきたかも?低学年から
『キダマッチ先生! 1―先生 かんじゃに のまれる』
今井恭子/文(Fイ)BL出版
カエルのおいしゃさん、キダマッチ先生はどんな病気もなおしてしまう名医(めいい)です。
アリのじいさんの足も、トカゲのおくさんの胸のいたみも、きちんとなおしてしまいます。
牧場(まきば)で子ウシがたおれているときいて、おおいそぎでむかいます。
キダマッチ先生もたいへんなことに!?中学年から
『靴屋のタスケさん』
角野栄子/作(Fカ)偕成社
1942年、東京。町の表通りに、わかい靴屋(くつや)さんがひっこしてきた。
ほそ長いせなかをいつもまるめ、ぶあついめがねをかけて、タスケさんは
ふるい靴をなおしていた。わたしはタスケさんがだいすきだった。
戦争の時代の、小さな女の子と靴屋のおにいさんのお話。中学年から
『ナイスキャッチ!』
横沢彰/作 スカイエマ/絵 (Fヨ) 新日本出版社
美術部に所属しているこころが校庭でスケッチをしているところに、
野球のボールが飛んできた。ホームランボールをキャッチしたこころを哲平は
野球部にスカウトするけど…?本当にやりたいことはなに?やりたいことに
チャレンジするお話です。高学年から
『なみきビブリオバトル・ストーリー』
赤羽じゅんこ他/作 黒須高嶺/絵(F)さ・え・ら書房
ビブリオバトルはみんなに読んでもらいたい本を紹介して、だれの本が
一番読みたいと思ったかを投票してもらうゲーム。
並木図書館に集まった4人にもそれぞれの本にこめた思いがあって…。
あなたなら、どんな本をみんなに紹介するかな?
ビブリオバトルがしたくなる一冊です。高学年から
『もうひとつのWONDER(ワンダー)』
R・J・パラシオ/作 中井はるの/訳(933ハラ)
前作WONDERのスピンオフ作品です。
いじめっこのジュリアン、幼なじみのクリストファー、同級生のシャーロット。
それぞれがオーガストと出会っておこった、なにかしらの変化とは?
オーガストを取り巻く人々のおはなしです。高学年から
『こんとんじいちゃんの裏庭』
村上しいこ/作(Fム)小学館
一緒にくらす、おじいちゃんは認知症。ある日、交通事故で意識不明になってしまった。
しかも車を運転していた人から、損害賠償請求(そんがいばいしょうせいきゅう)
されることに。「どうして?絶対におかしい!!」と、どうしてこんなことになって
しまったのか、自分で調べることにした中学生の少年。社会のしくみになっとくいかない
彼の前に、生死をさまようじいちゃんが、ふらふらあらわれたり、シリアスな問題を、
ちょっとユーモラスに、ちょっと少年探偵(たんてい)風にむずかしい問題をときあかして
いきます。高学年から
『物語の森へ』
東京子ども図書館(研究909)
東京子ども図書館のブックリストです。「とにかくこれは子どもに手渡したい」と
いう思いで作成されました。懐かしい本や、まだ知らない面白い本に出会えますよ!
件名や人(?)名など、索引も充実!「絵本の森へ」と合わせて、お楽しみください。
ちしきのほん
『はじめて見たよ!セミのなぞ』(486)少年写真新聞社
生まれてから、ずっと土の中すごすセミ。セミはいつ、どこで生まれるの?
セミの敵はだれ?なき声はきこえていても、あまり知らないセミのせいかつにびっくり!
『窓をひろげて考えよう 体験メディアリテラシー』(361)かもがわ出版
まいにちメディア(新聞、テレビ、LINE、ツィッター、インターネット)からながれてくる、
たくさんの情報。これは全部ほんとうのこと?
正しい情報でも、おおげさだったり、かんちがいがあったり。
ニュースでも、ともだちどうしの話でもはじめてきくことだったら、
「まだ、わからないね。」と考えてみよう。
まちがいをへらす「コツ」がわかる本。
『サルってさいこう!』(489)偕成社
「ほ乳類」のなかの「霊長類」のグループにはいるサル。
人とサルはにているけど、人はサルから進化したわけじゃない。でも、にているね。
サルっていったいなにもの?どんな種類がいて、どんなくらしをしているの?
サルのいろいろが、わかります。
『世界一のパンダファミリー』(489)講談社
和歌山県にある、「アドベンチャーワールド」では17年の間に、15頭の
赤ちゃんパンダが生まれ、元気にそだっています。パンダのふるさと、中国を
のぞいて、ひとつのしせつで、これほどたくさんのパンダをはんしょくさせている
ところは、世界でアドベンチャーワールドだけです。いったいどのようにして、
世界にほこる、こんなにすばらしい、パンダの大家族ができたのでしょうか。
三頭のパンダの名づけ親でもある、著者のパンダ愛がつまった一冊。
かわいい写真もいっぱいです。
あたらしく入った本(平成29年7月UP)
暑い日が続くようになってきましたね。
夏バテしていませんか?
体に気をつけて、楽しい夏をすごしましょう!
えほん
『うみがめぐり』
かわさきしゅんいち/絵と文(Pカ)仮説社
ウミガメの赤ちゃんが、めざす海。さまざまな生き物がダイナミックに描かれています。
まるで墨絵のような勢いのある絵に圧倒されます。
『ちかてつライオンせん』
サトウマサノリ/作(Pサ)パイインターナショナル
きょうも えきのホームに やってきた ライオンせん! どうぶつたちが のりこんだら しゅっぱつ!
つぎのえきも ライオンえきちょうは おおいそがし。 でんしゃは ぶじに しゅうてんへ とうちゃく。
おやおや、ここは…?
『つかまるわけないだろ!』
ティモシー・ナップマン/文 シモーナ・チラオロ/絵(Pチ) 徳間書店
ねこのトムが どれだけ おいかけても、ねずみのジェイクは ぜったい つかまりません。
「だって せかいいちあしが はやいんだから!」きつねも、おおかみも、くまも、ジェイクをつかまえられません。
もどってきたジェイクに トムが はなしたのは どんなこと?
『あめがふるふる』
田島征三/作 (Pタ) フレーベル館
あめのひ、ネノちゃんとキフくんはふたりでおるすばん。あめが ふるふるふる。
まどのそとにはカエルやオタマジャクシ、カタツムリがやってきて、おいでよとさそいます。
ふたりもきがつくと、まどのそと。あめが ふるふるふるふるふる。
あめはどんどんっふってきて、まるでみずのなかにいるみたい。
バッタやカマキリ、トカゲ・・・みんなが、たすけてといっています。ふたりは・・・。
あめのひが、たのしくなるおはなし。
『くまのまあすけ』『まあすけのぼうし』
馬場のぼる/作 (Pハ) ポプラ社
もりにすんでいる こぐまのまあすけ。
ふわふわとんでいるふうせんをおいかけたり、じてんしゃのれんしゅうをしたり。
まあすけとまわりのみんなの、たのしくおだやかなまいにちの
おはなし。ほっこり、やさしいきもちになれます。「11ぴきのねこ」の作者の新装版の絵本。
『しんごうきピコリ』
ザ・キャビンカンパニー/作・絵(Pサ) あかね書房
しんごうきピコリ!あおになりました。あおは「すすめ」。くるまはすすみます。
きいろやあかだと、くるまはどうするかな?あれれ?こんどはピンク、きみどり、むらさき・・。
いろんないろのしんごうがでてきたよ。どうなっちゃうの!?たのしいしんごうのおはなし。
『フワフワ』
おおなり修司/文 高畠那生/絵(Pタ) 絵本館
フワフワ、シュポ、ハックション!フワフワとんできた、
だちょうのはねからはじまるおおそうどう!
『しょうぎのくにのだいぼうけん』
中倉彰子/作 福山知沙/絵(Pフ) 講談社
14歳のプロ棋士がかつやくして、将棋をやってみたいと思った人。
まず、この絵本はどうですか?
おはなしをよんでいくと、将棋のこまのうごかし方がわかっちゃいます!
『ひとりになったライオン』
夏目義一/作(Pナ) 福音館書店
こちらをじっと見る、一頭のライオン。
写真のようなリアルな絵で、若いライオンの成長をえがきます。
リアルなのにクスっとわらえる、ふしぎな絵本。表紙、裏表紙も、しっかり見てくださいね。
『ゆうかんなねこ くろすけ』
エド・ヴィアー/作(Pウ) WAVE出版
ねこのくろすけは、かわいいけど、ゆうかん!リボンよりマントがすき。
でもじつは、ねずみをみたことがないのです。
かいぶつならしってるんだけどなあ・・・。
『きゃべつばたけのぴょこり』
甲斐信枝/作(Pカとも) 福音館書店
きゃべつのはっぱの裏にくっついているへんなもの、ぴょこり。
雨が降ってもぴょこりははっぱの裏から動きません。
しかし雨上がりの朝、ぴょこりの背中がわれて大空へと飛び立ちます!
『ちいさなかえるくん』
甲斐信枝/作(Pカとも) 福音館書店
ちいさなかえるくんがごちそうをもとめて飛び回ります。
おなかはぺこぺこなのに、失敗ばかり・・・。
かえるくんはぶじにごちそうにありつけるのでしょうか?
『ねぇ、しってる?』
かさいしんぺい/作 いせひでこ/絵(Pイ) 岩崎書店
もうすぐ家に赤ちゃんが来る、けいたくん。
ぞうのそらさんとおにいちゃんになる日をまっています。
でもおにいちゃんになってみると・・・。
『おぼろ月のおさんぽ 「銀色」』
ウォルター・デ・ラ・メア/詩 カロリーナ・ラベイ/絵(Pラ) 岩崎書店
みんながすっかりねむりについたころ、お月さまがぎんのくつでそっとおでかけ。
しずかなぎんいろのひかり。きがついた妖精たち、どうぶつたち、こどもたち。
そっとあとをついていくと・・・。きれいな夜のおはなし。
あかちゃんえほん
『ママのて』
やまもとゆうこ/作(Pヤあかちゃん) こぐま社
ママのてぎゅっぎゅっ、なにしてる?おにぎりできた
もぐもぐもぐ・・・。まほうつかいみたいなママの手。
ママの手がしてくれることはなんだってうれしいね!
よみもの
『時知らずの庭』
小森香折/作(Fコ) BL出版
「時知らずの庭」には、そこにしかない不思議な植物がたくさんある。
リスのホップは、そんな庭を手伝うことになりました。見習い庭師のホップには、ちょっと大変すぎるかも。
不思議な植物たちをお世話するには、どこかのだれかを見つけなくてはいけないのです。
はてさて、見習い庭師はうまくやれるかな? 高学年から
『キキとジジ』
角野栄子/作 (Fカ) 福音館書店
魔女の宅急便シリーズの特別編、第2弾!キキが生まれた時から物語は始まります。
ちっちゃなキキは、いつ魔女になったのでしょう。
そしてジジは、どうやって魔女の猫になっていくのでしょう。
とっても気になる、キキとジジの最初のおはなしです。 中学年から
ちしきのほん
『鳥の巣つくろう』
鈴木まもる(488) 岩崎書店
ふわふわの鳥の巣、とげとげの鳥の巣。
鳥たちと同じように枝や草をひろって、オリジナルの鳥の巣を作ってみない?
鳥の気分になれるかも。
『乳幼児おはなし会とわらべうた』
落合美和子/著(015研究) 児童図書館研究会
長年活動している「児童図書館研究会」による、長年の実践をまとめた本です。
図書館や児童館の職員は必読。子育て中の方にもぜひ読んでほしい本です。
『かこさとし 子どもと遊び、子どもに学ぶ』
(726研究)
昨年90歳になったかこさとしさん。
若いころの写真や絵、記録、インタビューなどが満載です。
その幅広さ、洞察の深さに感動します。
『深読み!絵本「せいめいのれきし」』
真鍋真/著(457) 岩波書店
バージニア・リー・バートンの絵本『せいめいのれきし』は2015年に改訂版が出版されました。
初版から50年の間に研究が進み、新しい発見が数多く出たためです。
その監修をした国立科学博物館の恐竜博士が絵本の見どころを教えてくれます。
フルカラーでワクワクする本、親子で楽しんでください。
『コロコロドミノ装置』
野出正和/著(750) いかだ社
トイレットペーパーやラップのしん、ティッシュのはこで、かんたんにピタゴラスイッチが作れちゃうぞ!
夏休みにチャレンジしてみよう!
あたらしく入った本(平成29年 5月up)
天気のよい日はこかげの下で、本をよむのもいいですね。
えほん
『なりたがりやの くも』
しらいしかずこ/文 ゆむらてるひこ/絵(Pユ)Pヴァイン,日販アイ・ピー・エス
伝説の詩人と、伝説のアーティストが組み、文も絵もギリギリまで
そぎ落とした、究極にシンプルで豊かな絵本。
1978年に出版されたものの復刊です。
『てのりにんじゃ』
山田マチ/文 北村結花/絵(Pキ)ひさかたチャイルド
てのひらにのるほど小さい、てのりにんじゃ。よーくかんさつしてみよう!
おせわをすると、いっしょにしゅぎょうしてくれたり、
ピンチにたすけてくれたりするよ。
『走れ!!機関車』
ブライアン・フロッカ/作・絵(Pフ)偕成社
昔、アメリカを東から西まで移動するのは、長い長い大変な旅でした。
長い一本の線路がつながるまでは…。乾いた大地を走る、真っ黒な機関車。
走る音や熱い空気まで感じられるようです。
まるで本当に旅をしているような気分になれますよ!
『ぼくの草のなまえ』
長尾玲子/さく(Pナ)福音館書店
庭でみつけた一本の草。これはなんて名前かな?おじいちゃんに聞けばわかるはず!
読むうちに草を調べるコツがわかる、大人もふむふむの絵本です。
『わたしだけのものがたり』
パメラ・ザガレンスキー/作・絵 (Pサ)フレーベル館
物語が大好きなエミリー。ある日、借りてきた本は、文字がぽろぽろとこぼれ落ちて、
絵だけになってしまいました。どんな物語かわからなくて悲しむエミリー。でも、物語を
想像してみると、どんどん楽しくなってきて…。
『どうして そんなに ないてるの?』
いしずまさし/作・絵(Pイ)えほんの杜
泣きぐずる赤ちゃんを前にすると、どうしていいかわからない…。
途方に暮れてしまいそうな時もありますが、この絵本を読むと
「ほっ」と気持ちがなごむかも。絵本は、子どもだけの物ならず。
大人だって絵本に癒される瞬間がありますね。
『からだ♡あいうえお』
中川ひろたか/文 佐々木一澄/絵 吉澤譲治/原案(Pサ)保育社
「あしはだいにのしんぞうだ」、「いちょうがげんきでいいちょうし」・・。
子どもたちにからだやけんこう、びょういんについてなど、かんけいすることばを
あいうえおじゅんに、わかりやすいイラストでかかれている絵本です。
『きゅうきゅうばこ 新版』
やまだまこと/ぶん やぎゅうげんいちろう/え(Pヤとも)福音館書店
「小さいケガのとき、しょうどくはしない」って、知ってましたか?
かがくのとも『きゅうきゅうばこ』が最初にしゅっぱんされた
1987年と今では、ケガのなおしかたがちがってきているのです!
この本をよんで、かぞくでべんきょうしてみてね!
『おいしそうなしろくま』
柴田ケイコ/作(Pシ)PHP研究所
おいしいものがだーいすきなしろくまは、じぶんが、おいしいもののなかに
はいってみることにしてみたよ!しあわせそうなしろくまの絵を楽しんで!
わたしは、にくまんとパンのページがおすすめ!
『にょっ!』
ザ・キャビンカンパニー/作(Pサ)小学館
ここはうみ。ひろくふかいうみ。「にょっ!」と、とびだしてきたあれ、なあに?
にんぎょのポニーテール?かぶとむしのつの?また、なにかがとびだしてきた。
「にょっ!」、「にょっ!」、「にょっ!」・・・。つぎからつぎへ、どんどん
とびだしてきた!あれ、なんだとおもう?
『いすにすわってたべなさい。』
平田昌広/作 平田景/絵(Pヒ)国土社
「いすにすわってたべなさい。」あをたすと・・・。「あいすにすわってたべなさい。」
1字たすといみがかわる、ことばのたしざんえほん。どこに1字たしたらいみがかわるかな。
かんがえながらさあ、よんでみましょう。
『ばあばは、だいじょうぶ』
楠章子/作 いしいつとむ/絵(Pイ)童心社
つばさは、ばあばがだいすき。学校からかえると、まず、ばあばのへやにいく。
さかあがりができなかったり、けいさんもんだいがとけなかったことも
「うんうん」ってきいてくれて、いつもいってくれる。「つばさはだいじょうぶだよ」って。
あたまをなでてくれる。だからだいすき。でもそんなばあばが、すこしずつ、
「わすれてしまう」びょうきになってしまった。 ぼくはどうしたらいいんだろう・・。
『マロンちゃん カレーつくってみよう』
西村敏雄/作 (Pニ) 文溪堂
おおきくなったら、レストランのシェフになりたいマロンちゃん。
オジーおじさんとかれーづくりをはじめます。
ざいりょうをトントンきって、おなべでコトコト、グツグツ、おいしくなーれ。
おなかいっぱいたべていると、いいにおいにつられて、ごきんじょさんがやってきました。
『とのさま1ねんせい』
長野ヒデ子・ホンダカヨ子/作・絵 (Pナ) あすなろ書房
あそぶのがだいすきなとのさま、1ねんせいになるのがいやでかくれてしまいます。
「どうしていやかなあ」きゅうしょくやせんせいのはなしをしているうちに、けらいたちも
1ねんせいになりたくなりました。よし、ランドセルつくりだ!
『あかですよ あおですよ』『あさですよ よるですよ』
かこさとし/さく(Pカ赤ちゃん絵本)福音館書店
かこさとしさんの昔の絵本が復刻しました!読み聞かせにもぴったりです。
読んだあとも、じっくり絵を見てくださいね。
『ことばのひろば ふ・ふ・ふ』
梅田さとえ/さく 多田ヒロシ/え(Pタ赤ちゃん絵本)廣済堂あかつき
「ふ」は、「ふわーっ」とふくらむ、ふうせんの「ふ」。「ふわふわふわ」と、とんでった「ふ」。
「ふっ」とかまどをふいたら「ふっ」、「ふっ」、「ふっ」、「ふわーっ」とふきこぼれた。
どんどんことばがつながる「ふ・ふ・ふ」のおはなし。
「は・は・は」につづいて、ことばあそびがたのしい、ことばのひろばシリーズです。
よみもの
『ふたりユースケ』
三田村信行/作(Fミ)理論社
お父さんの転勤で引っ越した小川ユースケ。この町には、伝説の神童とよばれた
大川ユースケという男の子がいたらしい。まちのみんなは「うまれかわりだ!」と
おおさわぎ。ぼくはぼくなのに。でも、ぼくにそっくりなユースケって、どんな子
だったんだろう。すこし知りたくなった。中学年から。
『ネコの家庭教師』
南部和也/さく(Fナ)福音館書店
おてんばがすぎて、おしろをおいだされてしまったトリア姫。
森でひろった白ネコのべスが家庭教師となってトリア姫はどんどんかわっていきます。
おとなとネコと子どものやりとりが楽しいよみもの。中学年から。
『僕は上手にしゃべれない』
椎野直弥/著(Fシ)ポプラ社
話したくても言葉がでてこない、言葉がつっかえてしまう吃音(きつおん)の悠太。
みんなにバカにされたり、笑われたりするのは嫌だ。治せるものなら治したい。
思いきって放送部に入部したけど、部長たった一人だけ?新部員の古部(こべ)さんと
練習をすることになったけど…。自分をそのままで受け止めてくれる人がいるから
変わることができる。そんな強さと優しさに気づく物語です。10代から
『おばけ遊園地はおおさわぎ』
柏葉幸子/作 (Fカ) ポプラ社
小学校5年生のまひるが館長をしているおばけ美術館。
このごろ、夜中に赤ちゃんの泣き声がきこえてくるといううわさがひろがっている。
まひるがおばけたちにたずねると、にんげんの赤ちゃんのベビーシッターをしているという。
そのわけは…。おばけ美術館シリーズ、第5話。中学年から。
ちしきのほん
『つくろう!プラレールレイアウト』 (507)ポプラ社
プラレールの線路の組みかたや、まちのつくりかたまで、いちから教えてくれるよ!
『先生が本(おはなし)なんだね』
伊藤明美/作 小澤昔ばなし研究所(015)研究
長年、語り(ストーリーテリング)を行ってきた著者が、子どもがいかに「おはなし」を
楽しんで聞くか、どのように子どもと対するか、などを紹介しています。子どもに
「先生に本はいらないんだね。先生が本なんだね」と言われたら、語り手冥利につきますね
『どうぶつの描き方100』
(725)グラフィック社
イヌをかいてみたいけど、じょうずにかけない。パンダやとりもかいてみたい。
もっといろいろなどうぶつをかいてみたい・・・とおもっているあなた。
だいじょうぶ!きっとじょうずにかけます!この本は絵がにがてなひとのみかたです。
『5回おったら完成!へんしんおりがみ』
(754)朝日新聞出版
1枚のおりがみを5回おっただけで、できるおりがみの本。さくひんのむきをかえたり、
さらにおったりするとびっくりだいへんしん!べつのさくひんにはやがわり。ふりがなつきで
わかりやすいので1人でもたのしくかんたんにできます。
『かがやく昆虫のひみつ』
中瀬悠太/著 野村周平/監修 内村尚志/イラスト(486)ポプラ社
コガネムシやオサムシ、ハチやチョウのなかまで、びっくりするほどきれいにかがやく虫がいる。
光る虫たちはどこにすんでいるの?なぜ光るの?「きらきら」のひみつがわかる本。
『子どもの本のよあけ-瀬田貞二伝』
荒木田隆子/著(909研究)福音館書店
せたていじ、という名前に覚えがない人でも、「がらがらどん」「おだんごぱん」
「ナルニア」「指輪」とくれば、よく覚えている本が1冊はあるはず。あなたの読んだ
文章を書いていたのが瀬田貞二さんです。絵本や児童文学の翻訳、紹介。民話の
発掘など、子どもの本の素晴らしさをたくさん教えてくれました。この本は、伝記であり、
子どもの本の歴史の本でもあります。『三びきのやぎのがらがらどん』は、
あの文になるまでに、何回も工夫をしてきているそうです。読んでみたいと思いませんか?
あたらしく入った本(平成29年 1月up)
あけましておめでとうございます。
2017年もみなさんとまた、
図書館でおあいできる日をたのしみにしています。
えほん
『ねこってこんなふう?』
ブレンダン・ウェンツェル/作(Pウ)講談社
しっぽをたてて、とことこあるくねこ。いぬからみるとこんなふう。
きつねからみるときっとこんなふう。ねずみからみると…。おなじねこなのにいろいろ。
あなたはどんなふうにみえているかな?
『にぎやかなえのぐばこ』
バーブ・ローゼンストック/文 メアリー・グランプレ/絵(Pク)ほるぷ出版
ロシアのお金持ちに家にうまれたワーシャ。勉強したり音楽をしたり、がまんばかりしている毎日。
小さな絵具ばこに出会うまでは。
ある日、赤色と黄色を色をまぜてみると、シューという音がきこえてきた。
絵の具で絵をかいてみると音楽がながれ…。画家のワーシャ・カディンスキーのおはなし。
『されどオオカミ』
きむらゆういち/作(Pキ)あるまじろ書房
「ウオオオオーン」バートルのすむむらでは、いつもヒツジやニワトリがオオカミにおそわれる。
バートルはいつかオオカミをやっつけるために、ボスのタオのあとをついてまわると、いがいなことがわかった。
タオもバートルのことをいつも見ていた。オオカミとにんげんといっしょに生きていくことはできないものかと
考えていたある日・・・・。モンゴルの村のお話。
『ぼくのにゃんた』
鈴木康広/作(Pス)ブロンズ新社
にゃんたはかわったねこ。にゃんたはどこにでもいる。家の中でも家の外でも、いつでもどこでも。
猫好きでもそうでなくても、つい笑ってしまうダジャレ絵本。
『まあちゃんのすてきなエプロン』
たかどのほうこ/さく(Pタ とも)福音館書店
まあちゃんシリーズの3作目です!おかあさんが作ってくれた新しいエプロン。ポケットの中には、すてきなハンカチ。
うきうき、みんなとピクニック。あれあれ?今日もふしぎなことが…?
『パン屋のイーストン』
巣山ひろみ/文 佐竹美保/絵(Pサ)河出書房新社
ふくふく、ふくらむ、おいしいパン。森のみんなが、おまちかね。つむじ風みたいな、つむじ雨。
大事なパンを焼く粉が、びしょぬれになって大変だ!おいわいのパンが焼けないよ…。
森のみんなと作るパン。イーストンはどんなパンを焼くのかな?
『キルトでつづるものがたり』
バーバラ・ハーカート/文 ヴァネッサ・ブラントリー=ニュートン/絵(Pフ)さえら書房
昔、アメリカでは動物と同じように人を売り買いしていました。そんなふうに売り買いされた奴隷(どれい)たちは、
学校へ行くこともなく、文字を覚えることができませんでした。代わりにパッチワークで物語を伝えていたのです。
今も残されているキルトには、大事な物語がこめられています。そのキルトを作ったハリエットのおはなし。
『いろがみびりびりぴったんこ』
松田奈那子/作(Pマ)アリス館
いろがみをちぎります。びり。びりびり。ちいさくちぎれたいろがみたち。こんどは、とことこ。とことことこ。
うごきだしてみんなでぴったんこ。りんご、おはなばたけ、いろんなものにだいへんしん。
さあ、いっしょにちぎりえであそぼう!ちぎりえのあそびかたものっています。
『おしりだよ』
乾栄里子 /作 西村敏雄/絵(Pニ)教育画劇
あるひ、むーちゃんがおふろでからだをあらっていると、うしろでこえがきこえてきて・・・。
そのひから、むーちゃんとおしりとのとくべつなまいにちがはじまったのです!
『ほしじいたけほしばあたけ じめじめ谷でききいっぱつ』
石川基子/作(Pイ)講談社
しわしわでかたい、ほししいたけのおじいさんとおばあさん。でも、みんながあぶなくなると、
水につかって、ほら、ぷるぷるの若者にヘンシン!
今回は、温泉でうっかりわかがえってしまったほしじいたけ。またしても、いいところを
ほしばあたけにとられてしまったかも・・・。
『パンタロンとケーキやさん』
キャサリン・ジャクソン/文 レナード・ワイズガード/絵(Pワ)好学社
ベーカーさんのケーキが大すきな、プードル犬のパンタロン。すきすぎて、なんとかおてつだいをしたい!
と思います。パンタロンはおてつだいできたかな?
『たべたあい』
高山なおみ/文 中野真典/絵(Pナ)リトルモア
料理研究家でエッセイストの高山なおみさんの絵本。まず、表紙の絵の迫力に
ビビりますが、最後までずっとこの調子です。「食べる」というのは、ほかの命を取り込みながら
「生きる」ことなのだ、と、問答無用で語りかけてきます。
あかちゃんえほん
『ゆきみちさんぽ』
えがしらみちこ/作(Pエ)講談社
マフラーまいて、ぼうしにてぶくろ、ブーツをはいて、ゆきみちさんぽにいってきまーす。
さくさくさく。赤いつばき、きらきらつらら。そりやゆきだるま。
ゆきみちさんぽは、たのしいことがいっぱい。ざくっ、ざくっ、あそんだあとにきこえてきた音は?
ゆきの日のたのしいおはなし
『さむがりペンギン』
コンスタンツェ・フォン・キッツィング/作(Pキ)小学館
さむがりやのペンギン。あたたかくなるためにまふらーをあんだり、たきびをしたり。
スケートをしてもやっぱりあたたかくならなくて…さいごは…。あったかくなった!
こころもほっこりあたたまる本。
『すやんこすやんこおやすみなさい』
オームラトモコ/作(Pオ)すずき出版
てんとうむしさんが、かえるさんが、りすやくまさんが、ふゆじたくをはじめます。
かれはをあつめたり、はっぱをならべたりして、すやんこすやんこ。
そとはさむいふゆがやってきても、みんなあったかおふとんですやんこすやんこ。
なんだかねむーくなってくる。
『パンダなりきりたいそう』
いりやまさとし /作(Pイ)講談社
なりきりたいそうはじめるよ。りょうてをうえにあげて、ぐーんとのびて。ちゅーりっぷ、ばなな、ひこうき、
おにぎり・・・。さいごのたいそう、せなかをまるめて、まるめて、あれあれ、ころころがとまらない。
どうしよう・・・。パンダたちといっしょに、さあみんなでいっしょにへんしん!『パンダともだちたいそう』に
つづくたのしいパンダ絵本です。
よみもの
『日小見不思議草紙』
藤重ヒカル/作(Fフ)偕成社
のんびりとした城下町の日小見市には、江戸時代のころから伝わる話がある。
忠明院ね境内にねむる「たんぽぽ丸」という刀の話、草冠の花嫁の話、龍田川の話などなど。
だれも知らない、日小見の不思議な本当の五つの話。
この話を読んでもし日小見にいくことがあれば、どこに行くといいかも終わりにはかいてあります。
日小見どこかなぁ。もしかして意外にちかくにあるのかも。10代から。
『工場見学のお客さま』
みずのよしえ/作(Fミ)偕成社
町のはずれにある工場。ガタンゴトンとまいにちいそがしくはたらいています。
ここはねこたちのはたらく工場。にんげんたちにはないしょでこっそり風をつくっています。
えっ?どんな風?それは読んでのお楽しみ。
もしかしたらあなたの町でふく風もこんな工場でつくっているのかも。中学年から。
『ひかり生まれるところ』
まはら三桃/作(Fマ)小学館
生まじめな希美が神主として働いている三雲神社。神社の境内にはご神木の大きな楠がある。
ある時、楠の前に希美にしか見えない女の子のすがたが…。
主人公の希美が大人になって、中学生の時からかかえている悩みとむきあい、成長していく物語。
今いろいろなことで悩んでいる人たち、ぜひ読んで。10代から。
『X-01(エックスゼロワン) 壱(いち)』
あさのあつこ/作(Fア)講談社
人気作家あさのあつこさんの新シリーズ!
もうすぐ15歳になる由宇(ゆう)と、戦士として戦うラタ。全く違う世界で生きる二人。
しかしX-01によって、ふたつの魂が重なりあっていく…。
「戦いでは何かを創り上げることはできない。破壊のみ」と話すあさのあつこさんが紡ぐ、戦いと希望の物語。10代から
『あかりさん、どこへ行くの?』
近藤尚子/作 江頭路子/絵(Fコ)フレーベル館
ぼくのおばあちゃん「あかりさん」は、最近どこかへんだ。次々にうちにおこる小さな事件。
おかあさんから打ち明けられた、病名は「認知症」。わが家の日常はどんどんくずれていった。
あかりさんはどこへ行くんだろう。ぼくには何ができるんだろう。
認知症の祖母とその家族の物語。高学年から
ちしきのほん
『研究するって面白い!』
(402)岩波書店
あなたはリケジョですか?理系というと、それだけでなんだか難しい感じがする?いえいえ、実は面白いことだらけかもしれませんよ。
ひとつのことに夢中になるのも悪くない!働く女性もかっこいい!将来のこと考え始めたら、こんな本を読んでみるのもいいかも。
『未来のために学ぶ四大公害病』
(498)岩崎書店
みなさんが学校で学ぶ「四大公害病」「四日市公害」について、写真や絵でわかりやすく
解説した本です。公害は、むかしのことではありません。いまも、未来も、環境を守っていくために
学んでいきましょう。
『小学校の生活』
はまのゆか/絵(Pハ)学研
絵本、となっていますが、小学校の6年間を、絵で見せる本です。80ページぐらいあります。
入学、授業、行事など、こんなことをしているんだよ、ということを見せてくれます。
これから小学生になる人、もうすぐ卒業する人、みんなでわいわい楽しめます。
あたらしく入った本(平成28年 11月up)
秋もおわってだんだん冬にちかづいてきましたね。
さむい日はあたたかいへやの中でゆっくり本をよむのもいいですよ。
かぜをひかないように気をつけてくださいね。
えほん
『夢にめざめる世界』
ロブ・ゴンサルヴェス/作(Pコ)ほるぷ出版
『終わらない夜』『真昼の夢』に続く、夢のような、だまし絵のような絵本。
一枚一枚の絵を、じっくりみてください
『まどべにならんだ 五つのおもちゃ』
ケビン・ヘンクス/作(Pヘ)徳間書店
あなたのおうちの、まどのまえに、なにか小さいものをかざっていませんか?その人たち
は、まどべでずうっと「なにか」をたのしみにまっているんですよ。つぎは、なにがやって
くるかな、ってね
『ふくろうおやこ おやここうもり』
フィッツパトリック/作(Pフ)BL出版
いっぽんの木のえだ。上には、ふくろうのおやこ。下には、こうもりのおやこ。上と下とで、
それぞれじけんがおこります。字のないえほんなので、ねんれいをえらばず、楽しめます。
『あくたれラルフのハロウィン』
ジャック・ガントス/文 ニコールー・ルーベル/絵(Pル)PHP研究所
おともだちのハロウィンパーティーにいくことになったセーラとラルフ。
なかよしのふたりはおたがいのまねをしてでかけますが、ラルフはいたずらばっかり。
セーラはなきだしてしまいます。なかよしのふたり、なかなおりはできるかな。
『おおどろぼうヌスート』
高畠純子/文 高畠純/絵(Pタ)ほるぷ出版
王さまからおおどろぼうヌスートにとどいた手紙。
「なんでもぬすめるなら、わしの宝をぬすんでみよ。勝負だ!」とかいてありました。
ヌスートはあることを思いつき、返事をだしました。
さあ、この勝負、王さまとヌスートはどちらが勝つのかな?
『キリンですけど』
高倉浩司/文 丸山誠司/絵(Pマ)絵本館
キリンですけど、チーターにあこがれています。チーターになったゆめをみてじそく
100キロではしりました。でも、チーターにむいてないかも。キリンですけど、ウシにも
なってみたい・・・。ゆめのなかでいろいろなものになっているキリンのはなし。おもわず
アハハとわらってしまう。
『プーさんとであった日』
リンジー・マティック/ぶん ソフィー・ブラッコール/え(Pフ)評論社
「くまのプーさん」その名前を一度は聞いたことがありませんか?実は、本物のくまの
ウィニーがいたんです。1914年、ある兵士がこぐまに出会いました。そして、軍隊でいっ
しょにくらすようになったんです。ウィニーの名前は、大事なふるさとの名前。戦争が進む
につれて、いっしょにはいられなくなったけど、ウィニーはあのクリストファー・ロビンに出
会います。世界でいちばんゆうめいなクマ、プーさんのおはなしです。
『いたずらえほんがたべちゃった!』
リチャード・バーン/作(Pハ)ブロンズ新社
え!ウソ!ホントにたべちゃったの!?おさんぽしてたら犬がいなくなったり、救急車が
きえちゃったり、えほんが全部たべちゃった!!ありそうでなかった、おかしな絵本。
だれかこの絵本に、いたずらしちゃダメ!って言ってあげて。
あかちゃんえほん
『とりがいるよ』
風木一人/さく たかしまてつを/え(Pタ赤ちゃん絵本)角川書店
とりがいるよ いっぱいいるよ あかいとり、あおいとり、ちいさなとり、おおきなとり、
まあるいとり。いっぱいいるよ いろんなとりがいるよ はじめてのかず、いろ、おおきさに
ふれる絵本。ぜひ赤ちゃんと一緒にゆびさししながら楽しんでみてください。
『10ねこ』
岩合光昭/作(Pイ赤ちゃん絵本)福音館書店
最近、はやりのねこちゃんたち。元祖といえば写真家の岩合さん。今回も、世界中で
撮影された、かわいいねこたちがいっぱい。ページをめくるたびに1ねこ、2ねこと
増えていくかぞえねこの写真絵本です。
よみもの
『くじらのくじらん』
市川宣子/作(Fイ)リーブル
海のそこでバナナをみつけたくじらのくじらん。
くじらんはバナナをお月さまだとおもって、
空にふきあげました。ところがお日さまはしらんかお…。低学年から
『世界一の三人きょうだい』
グードルン・メプス/作(943メフ)徳間書店
両親とはなれて、大学生のお兄ちゃんのアパートで一週間くらすことになった、三年生の
女の子マキシと弟のレオン。三人だけでくらすのはちょっと大変かな…。でも、はじめての
ことばっかりで楽しいかも!歳の差があるきょうだいって、こんな感じ?中学年から
『もりモリさまの森』
田島征三/作 さとうなおゆき/絵(Fタ)理論社
おじいちゃんに届いた葉っぱの手紙。動物になってしまったリンタロウたち。けずられて
いく山。ケモノたちといっしょに人間と闘うことになってしまい…。
絵本をたくさん描いている田島征三さんが、20年かけて書いた、初めての児童文学です。
田島さんが子どもの頃に体験した、団地の開発が元になっています。高学年から
『星になった子ねずみ』
手島悠介/作 岡本楓子/絵(Fテ)講談社
子ねずみのチッくんは、日本がむかし昭和の戦争をしていたころに、鹿児島の飛行場で
生まれました。いつもやさしくしてくれた特攻隊員のパイロット、千倉少尉(しょうい)の
手紙を届けるために鹿児島から東京へむかいますが、待ち受けていたのは焼夷(しょうい)
弾の嵐で・・・。戦争中のこどもたちのこと、神風特攻隊員の青年たちのことを伝える物語。
やさしい絵とわかりやすい文章で書かれています。高学年から
『昔話法廷』
今井雅子/原作 NHKEテレ「昔話法廷」制作班/編(F)金の星社
これから3つのふしぎな裁判がおこなわれます。被告人は『三匹のこぶた』のコブタ、
『かちかち山』のウサギ、『白雪姫』の王妃。いったいどんな裁判になるのでしょうか。
あなたも傍聴(ぼうちょう)席でいっしょに裁判を見守りましょう。昔話の登場人物たちを
現代の法律で裁(さば)く「昔話法廷」開廷(かいてい)!高学年から
ちしきのほん
『世界の恐竜MAP』
(457)エクスナレッジ
最新の調査記録によるデータから、世界の地図と、、そこで見つかった恐竜を、
こまかく、かっこいいイラストでえがいてあります。一家に一冊ほしい!
さいごの、さくいんページをぜひみて!
『その道のプロに聞くふつうじゃない生きものの飼いかた』
(480)大和書房
サソリ!?そんなもの飼えるの?買ってきたアサリ、ウズラの卵をふ化させて・・・。
さあ、どんなものでも飼ってみましょう!
『さかなクンの一魚一会(いちぎょいちえ)』
さかなクン/作(289サ)講談社
テレビで、楽しそうにお魚の話をしているさかなクン。子どものころはどんなふうだった?
高校や大学へ進学するときは?とってもゆかいで夢中な人生。進路に迷っている人は
ぜひ読んでみてね
『こどものとうひょう おとなのせんきょ』
かこさとし/作(314)復刊ドットコム
1983年の本の復刊です。選挙とは?投票とは?民主主義とは?すべてひらがなで
書かれていて、絵本のよう。でも、本当に大切なことが書いてある。『からすのぱんやさん』
のかこさとしさんが、「少数でもすぐれた考えや案を、狭い利害や自己中心になりやすい
多数派が学び、反省する、最も大切な『民主主義の神髄』をとりもどしたいという願いで
かいたものです」と語っています。1983年から、わたしたちは成長したでしょうか?
『みんなのおりぞめ』
(753)仮説社
和紙を半分におって、また折ってまた折って…。折ったかどを染料につけて広げて
みると…!びっくり!きれいなもようが紙いっぱいにあらわれます。色をかえたり、折り方
をかえてみたり、いろいろためしてみてね。そめた紙で作るグッズものっています。
あたらしく入った本(平成28年9月UP)
あつい夏もすぎて、少しずつすずしくなってきました。
秋はおいしいたべものがいっぱいありますが、
ついついたべすぎておなかをこわさないようにきをつけてくださいね。
えほん
『ぼくのいちにちどんなおと?』
山下洋輔/文 むろまいこ/絵(Pム) 福音館書店
こうちゃんがあさおきて、かおをあらいます。ぴちゃら、ぱしゃら、ぺしゃら、ぷるるる・・・。
ごはんをたべて、学校へ。すると、にゃごら、にゃごろ、きばがきかて、ほらおん、ほらおん、ぐわわ・・・。
ねこと、いぬが、けんかのまっさいちゅう。いえへかえって、ぽしゃらだ、ぱしゃら、ぺしゃら・・、みずまき
をしていると、ままもめ、むめめ、むかもかめか。なんだかママがおこっています。
こうちゃんのいちにちは、音でいっぱい。あなたのまわりの音はどんなかな?
『おたのしみじどうはんばいき』
宮地和代/作(Pミ) アリス館
「なにがでるか おたのしみ」とかいてあるじどうはんばいき。
のどがかわいたから、ジュースがのみたいなあと、1のぼたんをおすといちごがごろごろ。
なんだかへんだな、と2のぼたんをおすと、びっくり!にんじゃがいっぱいでてきた。
さあ、ほかのぼたんからは、いったいなにがでてくるかな?
『ジャック船長とちびっこかいぞく』
ピーター・ベントリー/文 ヘレン・オクセンバリー/絵(Pオ) BL出版
ジャックとザックとカスパーのさんにんぐみ。
おそれをしらないうみのゆうしゃは、すなはまでかいぞくせんをつくっている。
できあがったかいぞくせんにのって、ジャックせんちょうはさけぶ。
「いかりをあげろ!」。マストにかぜをうけ、さんにんぐみはせかいじゅうへしゅっぱつ!
さんにんの、たのしいぼうけんのおはなし。
『ぶきみなよるのけものたち』
ジアナ・マリノ/作(Pマ) BL出版
まっくらやみのなか、ぶきみなよるのけものたちが、うろついている。こわい。こわい。
アウーーアウアウアウーーー。ぶきみなこえもきこえてくる。
こわくてこわくて、けものたちはみんないっしょに、ぶきみなよるのけものからにげまわる。
パチッ。きゃーっ!とつぜんあかりにてらされたのは・・・・?だれ?
『小さなサンと天の竜』
チェン・ジャンホン/作(Pチ) 徳間書店
『ウェン王子とトラ』などのチェン・ジャンホン新刊。
できるわけない、と言われたことに立ち向かい、やがて山を動かした小さなサン。
迫力ある竜、そしてサンのまっすぐな目がこちらに向かってくるようです。
『スタジオジブリの乗りものがいっぱい』
(Pにんき者) 徳間書店
メーヴェ、ガンシップ、ゴリアテ、サボイアS‐21・・・これでワクワクした人へおすすめ!
ジブリアニメの、機械の乗り物だけを集めた絵本です。もちろんハウルの城も!
『とうきび』
クォン・ジョンセン/詩 キム・ファンヨン/絵(Pキ) 童心社
たのしみにそだつのをまっていた、とうきび。せんそうがおきて、ぼくたちは
とうきびもすててみしらぬとちへにげることになった。作者のクォン・ジョンセンが
小学生のときに書いた詩を日・中・韓平和絵本シリーズにてしゅっぱんされました。
『300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート』
エミリー・ジェンキンス/文 ソフィー・ブラッコール/絵(Pフ) あすなろ書房
ブラックベリー・フールってなあに?見れば見るほど、おいしそう!
昔は作るのもたいへんだったんだね。今なら、すぐに作れそう?
ちゃんとレシピものっていますよ。
『ハワイ島(しま)のボンダンス』
いわねあい/ぶん おおともやすお/え(Pオ) 福音館書店
日本の夏といえば、花火や祭りに、盆踊り。ハワイに、盆踊りそっくりな
ボンダンスがあるのを知っていますか?先祖に感謝をして、いっしょに
楽しむのがボンダンス。日本のお盆と同じですね。
絵本を読みながら、ハワイのボンダンスをのぞいて見てみましょう。
『がらくた学級の奇跡』
パトリシア・ポラッコ/作(Pホ) 小峰書店
ピーターソン先生の特別クラスは「がらくた学級」。私も新学期からこの
クラスに入った。ちょっとかわった子が多いクラス。がらくた置き場の
ゴミクズみたいだから、そんな風に呼ばれるのかな。ちがうよ、本当は
もっとちがう意味があるんだよって、教えてくれたのはピーターソン先生だった。
人と違うことに不安になった時、そっと背を支えてくれるおはなしです。
あかちゃんえほん
『ぞうちゃんのいやいや』
三浦太郎 /作 (Pミ赤ちゃんえほん) 講談社
ぞうちゃんのきらいなものはぜんぶ「いやいや」
すきなものは?おしゃべりがすこしできるようになった子どもたちにぴったりの絵本です。
よみもの
『ツトムとでんしゃのカミサマ』
にしかわおさむ/文・絵(Fニ) 小峰書店
えをかくのがだいすきなツトム。きょうも、だいすきなおばさんのうちへなにかを
だいじそうにもってやってきますが・・。「スズメのおんがえし」など、ツトムとたくさんの
おともだちとのたのしいおはなしが6つのっています。低学年から
『ペットのきんぎょがおならしたら・・・・・・?』
マイケル・ローゼン/作(933ロセ) 徳間書店
子いぬがほしくてたまらないエルビー。ところがある日、ママがつれてかえったのは、なんときんぎょ!
しかたがないのでエルビーはきんぎょに「フワフワ」というなまえをつけていぬのげいを
おしえることにしますが・・。エルビーときんぎょのフワフワのあかるくゆかいなものがたりです。低学年から
『七十二歳の卒業制作』
田村せい子/作(Fタ) 福音館書店
たったひと月しか通えなかった中学校。63歳の田村さんは
<やっと自分の番が来た>と、夜間中学校に入学し、高校・大学まで進みます。
そして、児童文学作家の富安陽子さんの教室で書いた、小説の数々が本になりました。
戦後の懐かしい景色が目に浮かぶようです。十代から
『なきむしこぞう』
今村葦子/さく 酒井駒子/え(Fイ) 理論社
しずかな、なつの、ゆうがた。そっと、いえでをした、ぬいぐるみの、
ぞうと、きりんと、らいおん。あのこが、あんまり、かってばかりするから、
いやになって、いえでをしたのです。でも、あのこが、なきながら、よんでいるときいて…。
ぬいぐるみたちの愛らしさ、あのこの寂しそうな姿に胸がきゅっとします。低学年から
『せなか町から、ずっと』
斉藤倫/著(Fサ) 福音館書店
不思議な形をした、せなか島。そこに暮らす人たちの、ちょっぴり不思議なできごと。
想像してみて。風があるのにちっともゆれないカーテン、いつも走り回って名前をおとしてしまった女の子、
カウボーイが見たまっしろな夢…。詩人が書いた、想像の扉を開くような物語です。中学年から
『カルペパー一家のおはなし』
マリオン・アピントン/文(933アヒ) 瑞雲舎
ルイス・スロボドキンの絵もかわいらしい、紙人形の家族のおはなしです。
家のすみに作られたカルペパーさんのおうち。そこから始まる家族のくらし。
子どもが見つからなくなったり、旅行に出かけたり、びっくりするような知り合いができたり…。
カルペパーさん一家は、きょうは、なにをしているのかな?中学年から
ちしきの本
『まちのしくみ』
(307) 東京書籍
まいにちたくさんの人たちがつかっている駅。駅員さんや駅長さんは、どこでどんな仕事をしているの?
みんながだいすきな、回るおすしはどんなふうにつくられているの?
動物園の動物たちはなにをたべているの?びょうきになったときはどうするの?
みんなの知らないバックヤードのひみつが、よーくわかります。
『チリメンモンスターのひみつ』
(667) 偕成社
まだまだ、いるいる!チリメンモンスター!
チリメンジャコを買ってきたら、探して、見つけて、食べちゃおう!
『サメのひみつ10』
(487) ブックマン社
クイズ!サメのなかまはどれ?①クジラ②イルカ③エイ
どれだと思う?答えは本を開けばすぐわかるよ。
サメのすごさ、サメの不思議がつまった一冊。写真がけっこう怖いのです…。
あたらしく入った本(平成28年7月UP)
たのしい夏休みと、ちょっとイヤなしゅくだい…。
夏のスケジュールをたてて、いっぱいいっぱいたのしもう!
えほん
『おかんとおとん』
平田昌広/ぶん 平田景/え(Pヒ) 大日本図書
ねーねー、おとんは どうして おかんと けっこんしたん?
ねーねー、おかんは どうして おとんと けっこんしたん?
やっぱり それは…?照れくささと、おもしろさがつまった絵本です。(い)
『おはなをあげる』
ジョナルノ・ローソン/作 シドニー・スミス/絵(Pス) ポプラ社
お父さんといっしょに歩いていく女の子。白黒の世界の中で、少しずつ増えていく色。
それは女の子がひろった花の色。ひろった花を、だれかにあげていくと…。
文字のない絵本だからこそ、想像が広がります。(い)
赤ちゃんえほん
『まだかな まだかな』
竹下文子/作 えがらしみちこ/絵(Pエ) ポプラ社
まだかな まだかな もうくるかな おかあさん。ねこもコアラも、あしかも、
にんげんも、こどもたちはみんなおかあさんをまっています。こどもたちの
だいすきとおかあさんのだいすきがいっぱい、いっぱいつまっています。(か)
『ちっちゃいさん』
イソール/作(Pイ) 講談社
ある日、とつぜんやってくる「ちっちゃいさん」は、とってもふしぎ。とってもかわいい。
アルゼンチンの作家による、ユーモアあふれる赤ちゃん誕生の絵本。
子どもが読んでも、親が読んでもすてき!(ち)
『おならしりとり』
tupera tupera/著(Pツ) 白泉社
出ました!tupera tuperaの新しい本!今度は「おなら」でしりとり。
こんな「おなら」あるかしら?どんな形をしているかしら?
どんどんつづけて『おならしりとり』!みんなで一緒に考えてみて。(い)
よみもの
『くろグミ団は名探偵』
ユリアン・プレス/作・絵(943フレ) 岩波書店
まちがい探しが好きなアナタ!でも、長いおはなしの本は苦手なアナタ!
この本をおすすめします!イラストにかくされたヒントを見つけながら、
主人公たちといっしょに謎を解いていきましょう。
この本を読み終えたら、長いおはなしを読むのも、少し平気になるかも?
姉妹編の『くろて団は名探偵』も、ぜひ。 10代から(い)
『穴の本』
ピーター・ニューエル/作(933ニユ) 亜紀書房
男の子が銃をいじくっていたら、たまがとびだした!
時計をうちぬき、壁を穴をあけ、いろんなものに穴をあけて世界一周!
本当に、本に穴が開いているんですよ。
懐かしい絵柄に大人もひきよせられます。 中学年から(い)
ちしきの本
『博物館のひみつ』
(069) PHP
本物みたいな、いろんな生き物の標本や骨がおいてある博物館。
どんな仕事をしてる?どうやって作ってる?四日市市立博物館でも、こんなお仕事しているのかな。
もっと博物館がおもしろくなる本です!(い)
『図書館のひみつ』
(010) PHP
図書館のしくみや、図書館の人がいつもしている仕事について、かなりくわしくしょうかいされています。
本が好きな人、図書館ではたらいてみたい人、いちどよんでみてね。(ち)
『シュヴァル 夢の宮殿をたてた郵便配達夫』
岡谷公二/文 山根秀信/絵(289) 福音館書店
100年ほど前のフランス。空想の大好きなシュヴァルは、郵便配達をしているとき、
あるものを発見しました!そして、たった一人で作り上げた宮殿のみごとなこと!
今でもフランスの文化財として残っているそうです。いつか見に行ってみたい!(い)
『ビジュアルデータブックにほんの地理』
(291) 学研
ほそながいかたちの日本。北と南では、海にすんでいる魚や作物もちがいます。
日本でいちばん高い山は?いちばん長い川は?食べているものは?どんな名字がおおいの?
国土や自然、産業や交通、文化まで、日本のいろいろがわかります。(の)
『小説・マンガで見つける!すてきな仕事』全5巻
(366) 学研
仕事から、読みたい本を探す?読んだ本から、仕事を探す?
保育士や鉄道員などの『①ささえる』、医師、消防士などの『②まもる』、
パティシエやコンシェルジュの『③もてなす』、農家や職人、技術者の『④うみだす』、
マンガ家やスポーツ選手、芸術家の『⑤つたえる』。
『宇宙兄弟』『舟を編む』など、最近のマンガや小説でえがかれたさまざまな「仕事」が紹介されています。(ち)
『絶滅から救え!日本の動物園&水族館』全三巻
(480) 河出書房新社
絶滅してしまったら、もうニ度と、会うこと・見ることはできなくなってしまいます。
知らなかったけど、絶滅しそうな動物たちがこんなにいます。
この動物も?あの動物も!?鳥羽水族館や東山動物園でも、会うことができるのに?
今、会いに行かなくては!そして、どうしたら守れるのか調べに行こう。(い)
『ウナギのいる川いない川』
内山りゅう/著(487) ポプラ社
レッドリストにのるほど数がへってしまったニホンウナギ。
そもそもウナギはどこに住んでるの?どうやって大きくなる?
日本人がウナギを食べはじめたのはいつから?まだまだ研究は進んでいます!(い)
『アリとくらすむし』
島田たく/写真・文(486) ポプラ社
あちこちでみかけるアリ。じつはアリはいろんな虫とくらしている。
アリからえさをもらうアリヅカコオロギ。アリにあまいしるをくれるアブラムシ。
アリをたべようとするクモのなかまやアリクイエンマムシ。
アリとおたがいにたすけあってくらす虫もいっぱい。アリのひみつをしりたい人は、ぜひよんでね。(の)
『おおふじひっこし大作戦』
塚本こなみ/文 一ノ関圭/絵(627) 福音館書店
藤の花を見たことがありますか?むらさき色の花が枝からおりてきて、とてもきれいですね。
その枝は屋根のように広がって、藤棚(ふじだな)とよばれます。
そんな大きな木を、別の場所へひっこすのは大変!
さてさて、上手にひっこしできるでしょうか…?(い)
『伝記を読もう いわさきちひろ』
松本由理子/文(726) あかね書房
「おふろでちゃぷちゃぷ」や「窓ぎわのトットちゃん」の絵など、
だれもが赤ちゃんのときからいちどは見たことがある絵ではないでしょうか。
では、この絵をかいた人はどんな人だったかしっていますか?
子どもたちのしあわせと平和をねがいつづげた、画家いわさきちひろの人生をしょうかいします。(か)
『こどもがつくるはじめてのこうさく』
(750) 高橋書店
つくることはむずかしい…。とおもっているひと、いませんか?
だいじょうぶ。ペットボトル、ストロー、せんたくばさみ、アルミホイル、あきばこ。
いえのなかにあるもので、いろいろなものがつくれてあそべます。
かんたんにつくれてあそべてしまうアイディアがいっぱいの本。
「あっ、いいことおもいついた。」とおもったら、とりあえずつくってみよう。(の)
あたらしく入った本(平成28年5月up)
外へお出かけするのも気持ちのいい季節です。
おでかけ先に、としょかんはいかが?
えほん
『北をめざして』
ニック・ドーソン/さく パトリック・ベンソン/え(Pヘ)福音館書店
地球の一番北、北極にはたくさんの動物がいます。そして北極をめざす動物たちも。
広い海、広い空をわたって、彼らは移動していきます。大きな都市の近くを通ることもあります。
そんな彼らの姿を、色えんぴつの優しいタッチで、でも力強く描いた絵本です。(い)
『のっぽのスイブル155』
こもりまこと/作(Pコ)偕成社
古い古いみどりいろのブルドーザーのスイブル。さびだらけで、うごくかどうかもわからない。
ある日、修理されてピカピカになったけど、長いえんとつは何のため?ぼくの仕事は何だっけ?
工事の車が好きな人はぜひ!こんなブルドーザー見たことないと思いますよ。(い)
『「やだ」っていったら、どうする?』
モーリーン・ファーガス/文 チン・レン/絵 (Pレ) 株式会社ワールドライブラリー
子どもに「やだ」って言われると、カッカするか、ため息が出てしまう…。
そんなお父さんお母さん、ちょっとこの本を読んでみませんか。
ここまで気長には付き合えないけど、
たまにはじっくり想像の世界へついていってあげてもいいかも…と思えるかもしれません。(い)
『あしたがすき』
指田和/文 阿部恭子/絵 (Pア) ポプラ社
震災のあと、岩手県釜石市に作られた「こすもす公園」。
手づくりのブランコやすべり台に、子どもたちは大喜びでした。
でも、目の前にある工場の大きな壁が、まるで津波のように見える…。
これじゃいけない!と、大きな壁に明るい絵を描くことになりました。
みんなの想いが壁画になった「こすもす公園」のおはなしです。
明るい笑顔がずっと続きますように。(い)
『ひみつのいもうと』
アストリッド・リンドグレーン/文 ハンス・アーノルド/絵(Pア) 岩波書店
わたしには、おとうさんもおかあさんも知らない、ふたごのいもうとがいる。
バラのしげみのあなの中に。かわいいプードルやウサギたち。
ちいさなニッコや、<キンノアシ><ギンノアシ>。ずっといっしょにいたいけれど…。(い)
『まじょになったら』
ヘルガ・バンシュ/作・絵(Pハ) 株式会社ワールドライブラリー
7ねんにいちどまじょたちは、ちいさなまじょにふさわしいこどもをひとりさがします。
ぴったりのこどもをみつけたらよなかにこっそりベッドからつれだし、まじょのくにへしゅっぱつです。
いちにんまえのまじょをめざしてしゅぎょうがはじまります。どんなことをべんきょうするのかな。(か)
『おしりポケット ウォンバットのあかちゃん』
ゆうきえつこ/文 福田幸広/写真(Pフ) そうえん社
せかいじゅうでオーストラリアだけにすんでいるウォンバット。
まるでおしりから顔をだしているようにみえますが、
ウォンバットのおかあさんにはうしろむきに、あかちゃんをいれるポケットがついています。
あかちゃんはポケットの中でおかあさんとすごしたあと2さいくらいまでおやこでくらします。
ウォンバットおやこのくらしを写真で伝えます。(か)
『ざしきわらしのおとちゃん』
飯野和好/作(Pイ) 小学館
やまのいっけんやにすんでいる、ざしきわらしのおとちゃん。
そのあきやに、あたらしいかぞくがひっこしてくることになりました。
さてひっこしのひ、「あぶないっ」たおれかけたにもつからこどもをたすけるはつしごと。
たのしいようかいえほん。(の)
『うめじいのたんじょうび』
かがくいひろし/作(Pカ) 講談社
かがくいひろしさん、デビューする前に、絵本新人賞の佳作となった、
今まで絵本にはなっていなかった作品です。もう見られないと思っていた新(?)作が、
こんな形で見られてうれしいですね(ち)
『ワンダーガーデン 生命の扉』
クリスティヤーナ・S・ウイリアムズ/絵 ジェニー・ブルーム/文(Pウ) 汐文社
カラーでみせたい、とてもきれいで、大きな本。
世界の5大陸の生きものと植物が、あざやかな色でえがかれています。
いつまでも、うっとりとながめていたい・・・。(ち)
『ライオン一頭』
ケイティ・コットン/文 スティーブン・ウォルトン/絵(Pウ) BL出版
ライオンと目が合う大迫力の表紙!よく見ると写真ではないのです。
でも毛並みの一本一本まで本物みたい!手に取って、じっくり見てほしい絵本です。(い)
赤ちゃんえほん
『そろそろそろーり』
たんじあきこ/さく(P ) ほるぷ出版
あそんでいるねずみさんのうしろから、そろそろそろーり。わ!
ちゅー!びっくりちゅー!ねこさんに、そろそろそろーり。
いぬさんに、くまさんに、そろそろそろーり。わ!びっくりしたのは?(の)
よみもの
『宇宙の法則』
ルーシー・ホーキング/作、スティーヴン・ホーキング/作(933ホキ) 岩崎書店
理論物理学者として有名なホーキング博士の、前作3巻に続く、宇宙を舞台にした冒険物語!
スーパーコンピューターのコスモスがつなぐ宇宙への扉。
なんだか今回はコスモスの様子がおかしい…?気づけば町の様子もおかしくなってる。
量子コンピューターって何だ?インターネットがあるとなんでもできるけど、
もしかすると何もかも支配されてしまうことがあるのかも…?
科学コラムや宇宙の写真もたくさん!科学が大好きな人も、そうじゃない人も、
まずは手に取ってほしい新しい冒険物語です。 高学年から(い)
『へっちゃらトーマス』
パット・ハッチンス/ぶん・え(933ハッ) 大日本図書
『ティッチ』や『おまたせクッキー』などの絵本も有名なハッチンスの、おはなしの本です。
字をおぼえないトーマスは、<きけん>のかんばんを読めずに、ペンキをバシャリ。
ドアを反対にあけては、みんなをひっくり返す。でも、いつだって「かんけいないね」。
でもでも、ついにおまわりさんに、つかまったトーマス!さぁどうする? 低学年から(い)
『うるうのもり』
小林賢太郎/作 (Fコ) 講談社
森で出会った不思議な「うるうびと」。僕たちふたりはうるう年生まれ。
僕たちはともだちになり、毎日楽しくすごしたが、うるうびとにはひみつがあった。
少しおもしろくて、少しかなしい。せつない友情のお話。 高学年から。(の)
『キキに出会った人びと』魔女の宅急便 特別編
角野栄子/作 (Fカ) 福音館
魔女の宅急便のコリコの町にすんでいた人たちのおはなし。おそのさんがパンやさんになったわけ。
コリコの町長さんのないしょばなしや、ヨモギさんにおきたはなし。キキが空を飛ぶのを見ただけの
青年のこと。読んでいると、キキのすがたがうかびます。
「魔女の宅急便」を読んでいない人も、読んだ人も楽しめます。 高学年から(の)
『てんきのいい日はつくしとり』
石川えりこ/さく・え (Fイ) 福音館
きょうは、いいおてんきです。ちえちゃんはあたらしい赤いかごをもって
おばあちゃん、おにいちゃん、おねえちゃんといっしょにつくしとりへしゅっぱーつ!
いちばんつくしはだれがみつけるかな?つくしとりにじゅんびするものや
おいしそうなたまごとじのつくりかたもしょうかいします。 低学年から(か)
ちしきのほん
『絵本に魅せられて』
佐藤英和・文(019 研究) こぐま社
こぐま社の社長として、編集者として、
たくさんの絵本を作り続けてきた著者の、こどもの本に対する思いが伝わります。
「こぐまちゃん」が、「11ぴきのねこ」が、「わたしのワンピース」がこんな
思いで作られたんだなあと思って読み返すと、まだまだ新しい発見がありそうです。(ち)
『私を救ったオットー・ヴァイト ナチスとたたかった真実の記録』
インゲ・ドイチュクローン/作藤森美織 /訳(234) 汐文社
第二次世界大戦中のドイツでは、ナチスという独裁政党が力ずくで国を支配して、
政治体制に反対する人たち、ユダヤ教など別の宗教を信じる人たちはみなぎゃくたいを受けていました。
特にユダヤの人々に対する差別は日ごとにはげしさをましていきました。
そんな時代に目の見えないオットー・ヴァイトは命がけでユダヤ人たちを守ろうとたたかいました。
彼に命をすくわれたユダヤ人の作者がつたえる真実の話。(か)
『ビジュアル版 日本の昔話百科』
石井正巳/著(388研究) 河出書房新社
浦島太郎、かちかち山など日本人ならだれでも知っている、古くから親しまれてきた昔話。
そんな昔話のあらすじや解説などを貴重な図版とともに紹介します。昔話の歴史ものっています。(か)
『伊勢・志摩の民話』
倉田正邦/編(388全集名作) 未來社
伊勢・志摩には、「生けどられた雷公」「モッコ山」「やまんば」などたくさんの民話が古くから伝わっています。
なんとなく知っているものや、はじめて聞くようなお話もあります。もちろん四日市は大入道のお話。
伊勢の神国、志摩の贄国、伊賀のまほろば、熊野のうまし国の四つにわかれ、それぞれのわらべうたつき(の)
『黄砂にいどむ』
高橋秀雄/作(454) 新日本出版社
お天気ニュースでも「黄砂」が話題になったりしますね。空が白っぽく見えたり、
咳がたくさん出てしまったりする日は、たくさん黄砂が飛んでいるのかも。
いったいどこから飛んでくるの?どうして砂がたくさん飛んだりするの?
砂漠化はすごい勢いで広がっています。このまま何もせずにいたら…?
砂漠化をおさえ、黄砂が飛ぶのもおさえる「雑草」を根づかせたい!
「雑草おじさん」と呼ばれた日本人を追いかけよう!(い)
『カラスウリ』
有沢重雄/文 藤丸篤夫/写真(479) そうえん社
夜にさく、うつくしい花。つやつやのまっかな実。花も実もいいカラスウリ。
わたしの子どものころは、ままごとによく使いました。
家の近くの、竹や木の多い場所で探してみてね!(ち)
『虫のしわざ観察ガイド』
新開孝/文・写真(486) 文一総合出版
はっぱのあな、くるくる、あみあみ。木のみきのぼこぼこ・・・。
そういえば、あれはなんであんなのなんだろう?
それはね、虫のしわざなんです。(ち)