図書館スタッフおすすめ本
「ことぱ」って???
『ことぱの観察』 向坂 くじら/著 NHK出版(市立・成人 914.6/サキ/25)
こんにちは。
皆さんは、エッセーと小説の違いをご存知でしょうか。
高校生の息子に聞いてみたところ、返ってきた答えは「知ってるよ。エッセーは、随筆でしょ。」
エッセーと小説の違い。
小説はフィクションで構成され、登場人物や会話によって物語が展開していきます。
一方、エッセーは基本的にノンフィクションで、筆者自身の体験や思いが中心。
物語性にとらわれず、日常のひとコマや心の動きを自由に綴れるのがエッセーの魅力だそうです。
エッセーの貸出は、とても多いです。
エッセーコーナーの前に立ち、『ことぱの観察』というタイトルが気になり、手に取ってみました。
「ことば」ではなく「ことぱ」?
この本のテーマは「いろんな言葉を定義していく」だそうです。
「〇〇ってどういう意味?」と聞かれた時に、難しい言葉を聞かれているわけではないのに、答えようとする度に一瞬考えてしまいます。
合っていると思うのですが、私の考え方・感じ方そのものを問われている気がする感覚。
定義とは、その人のこれまでを表しているような気もします。
ふだんは見過ごしている言葉でも、立ち止まって、楽しさを見つけてみるのはいかがでしょうか。
なぜ「ことぱ」なのか気になった方は、手に取って読んでみてほしいです。
そして、その想いをエッセーコンクールに提出してくださったら、とっても嬉しいです!!!
因みに、今年度の読書に関するエッセーのテーマは「タイトルで選んだ本」です。
以上、エッセー担当者より。
・「読書に関するエッセーコンクール」作品募集中(大人向け)
・「読書に関するエッセーコンクール」作品募集中(小学生向け)
※市立図書館ホームページの別ページが開きます
ぬいぐるみに癒されたい
『動物園&水族館ぬいぐるみ図鑑 自分だけの“大切な宝物”を見つけに行こう!』木村 悦子/著 三才ブックス(市立・成人 759//26)
子どもの頃から、ぬいぐるみが大好き。ぎゅっと抱きしめた時のあの柔らかさに癒されるのです。
この本は「動物園と水族館」に特化したぬいぐるみたちが掲載されています。
ペンギンだけでも、エンペラーペンギン・アデリーペンギン・イワトビペンギンなど10種類以上も掲載。
見た目はキウイフルーツにそっくりな、オウサマペンギンのひなのぬいぐるみまであります。
京都水族館にいるオオサンショウウオのぬいぐるみは、19㎝のSサイズから155㎝の超特大サイズまで、サイズがとても豊富。
さらに、京都ならではの西陣織のオオサンショウウオのぬいぐるみまであります。
海遊館には、オウサマペンギン3変化のぬいぐるみも。原寸大の卵のぬいぐるみのファスナーを開け、ひっくり返すとヒナが現れます。そのヒナの背中のファスナーをさらに開けてひっくり返すと、立派な成鳥が現れます。いったいどうなってるの?!
池田市立五月山動物園のぬいぐるみは、同じウォンバットなのに、ワインは癒しオーラ全開、ユキはお鼻と右前足が白く、フクはチャームポイントの前歯と眠そうな目が特徴。個体差があるなんて、ファンにはたまらないですね。
もちろん地元の鳥羽水族館のラッコやジュゴンのぬいぐるみや、伊勢シーパラダイスのあざらし等も掲載されています。
ちなみに、我が家には鳥羽水族館のラッコのぬいぐるみがいて、いつも癒されていますよ。
あぁ、動物園や水族館に行きたいなあ。
みなさんも動物園や水族館に行って、「大切な宝物」を見つけてはいかがでしょうか。
帝国劇場の歴史
『帝国劇場アニバーサリーブックNEW HISTORY COMING』東宝株式会社演劇部/監修 東宝株式会社演劇部,ぴあ(市立・成人 770.6//25)
建て替えのために2025年2月に休館した帝国劇場のアニバーサリーブックです。
1911年に開場した帝国劇場の歴史はもちろん、帝国劇場に関わりがあった方々のたくさんの思い出話や、貴重な裏話まで、クロストークだからこそのお話の内容で、とっても読み応えがあります。役者さんだけではなく、帝国劇場で上演された作品の生みの親のコメントまで盛りだくさんです。
他にも外観やロビー、客席だけではなく、普段見ることができない舞台や裏側の設備、楽屋や稽古場などの写真もたくさん載っています。ミュージカルの世界に触れてまだ日が浅い私ですが、とっても興味深く楽しみました。代表作の歴代キャスト表も楽しかったです。
2025年に新劇場建設のために一時休館に入った帝国劇場。新しい帝国劇場も、新図書館も、素敵な施設になるといいなと、少し重ねてしまいました。
ちなみに私は裏表紙の着到板(出演者の名前が書いてある札で、札を返すことで到着を知らせるもの)だけでかなり楽しみました。舞台以外でも活躍している人のお名前が見つかるかも?
激動の100年を生きた人々の素顔に迫る!
①『昭和100年の100人 リーダー篇 近くにいた人間しか知らない政財界トップの本当の姿』文藝春秋(市立・成人 281.0//25)
②『昭和100年の100人 スタア篇 いまなお輝き続ける「時代の顔」』文藝春秋(市立・成人 281.0//25)
③『昭和100年の100人 文化人篇 語り継がれる鮮やかな生き方知られざる素顔がいま甦る』文藝春秋(市立・成人 281.0//25)
④『昭和100年の100人 女性篇 時代の軛(くびき)にとらわれず己の道を歩いた女性たち』文藝春秋(市立・成人 281.0//25)
1926年12月25日に大正天皇が崩御し、元号が「昭和」に改号された。今年2026年は昭和元年から起算して満100年となる。
本書は月刊『文藝春秋』掲載記事の中から、リーダー・スタア・文化人・女性の4篇に分けて、昭和・平成・令和の激動の時代を生き抜いた人たちの人物論を集成している。昭和天皇、東條英機、吉田茂、田中角栄、石原裕次郎、長嶋茂雄、王貞治、三島由紀夫、湯川秀樹、北大路魯山人、やなせたかし、水木しげる、与謝野晶子、岡本かの子、いわさきちひろ、金子みすゞ、美空ひばり、山口百恵、宇多田ヒカル、高橋尚子、野口みずき、浅田真央…。これらの人々の本当に近しい人たちが、その素顔に迫る。
家族・側近・親友・後輩などの証言から、新たな人物像の発見や意外な側面にも気付かされるかも?
野球のルールを知りたい!
『野球のルール解剖図鑑 ルールが変えた野球史、ジャッジが生んだドラマ』井野 修/監修 エクスナレッジ(市立・成人 783.7//25)
シーズンが始まって約2カ月。わが家の野球大好きっ子は、今年も毎日テレビで野球中継を見て一喜一憂しています。私自身、学生時代からテレビの野球中継は身近なものでしたが、最近困ったことが出てきました。それは野球の詳しいルールを知らないため、子どもからの質問に答えられないということ。そんな時に目に留まったのがこちらの本です。
ルールの起源や歴史はもちろん、審判員になるには?や審判の用具、基本動作などの解説があり、大まかな概要を知ることができます。また、ルール問題集として初級から上級まで60問のクイズが掲載されており、楽しみながらルールを学ぶこともできるようになっています。
全てのルールを網羅している本ではありませんが、気軽に知りたい初心者におすすめです。
もう少し詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。
野球以外にも、様々なスポーツの基本ルールが紹介されています。
『観るまえに読む大修館スポーツルール 2026』大修館書店編集部/編 大修館書店(市立・成人 780.3//26)