図書館スタッフおすすめ本
目指せ、アイドル
『トラぺジウム』 高山一実/著 KADOKAWA (市立・成人 913.6/タカ/19)
乃木坂46に所属する現役のアイドルが書いた小説です。
あらすじとしては、アイドルを夢見る主人公の女子高生が東西南北の美少女を集めてデビューを目指すという内容です。
個人的におすすめな点は、作者自身もアイドルなためアイドルの裏面が一部書かれていたり、アイドルになるための苦労や努力もありアイドル当事者だからこそ書ける部分があるという点です。
本をあまり読まない方でも読みやすく親しみやすい小説ですので、ぜひご一読ください。
学校の怪談、流行ったなあ
『日本現代怪異事典』 朝里樹/著 笹間書院 (市立・成人 388.1//20)
この本は不可思議で超自然的な現象・存在・呪い・占い・物体などにまつわる話を収集して事典の形にまとめられたものです。
戦後日本を舞台として、都市伝説などもたくさん書かれています。
赤い紙・青い紙、メリーさんの電話、お菊人形、こっくりさん等、子どもの頃聞いた怪異から、こんな話もあったんだと初めて知るものもあり、おもしろかったです。
私は最初から読んでいきましたが、結構な文量なので、50音順になっていて索引も付けてもらってあるので、興味を引かれたものから見るもよし、な本です。
『捨てられない』あなたへ
『28文字の捨てかた』 yur.3/著 主婦の友社 (市立・成人 597.5//21)
「この箱、もしかしたら何かに使えるかも…」
「この服はいつか着るかもしれないし、捨てずにしまっておこう…」
こんな経験、ありませんか?私はよくあります。
この本は、そんな『捨てられない』人へ向けた28文字の短いメッセージが、多数収録されています。
メッセージの内容は、個人的に身に覚えのあるものが多く、読みながら何度もドキッとさせられました。
服やキッチン用品、思い出のもの…などなど。
何か1つでも「そろそろ捨てなきゃいけないかな」と感じていたら、読んでみてください。
同じ著者の前作『28文字の片づけ』も、市立図書館にて所蔵しています。
あのマンガの家って・・・
『名作マンガの間取り』 影山 明仁/著 SBクリエイティブ (市立・成人 726.1//15)
サザエさんやドラえもんの家の間取りを、テレビで見たことがある。
でも他のマンガやアニメに出てくる家って、どんな間取りなんだろう。
書架でこの本を見かけた時、そんなことを思いながら手にとってみました。
『スラムダンク』の赤木邸はけっこう広いんだな。
『クレヨンしんちゃん』そうそう。野原家はこんな感じ!
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』じんたんの部屋こんなに狭そうだった?
昔のマンガから最近のマンガまで幅広くピックアップされているので、知らないマンガもたくさんあります。でも見ていたらなんだか、いろんなマンガを読み返したくなってきました。
皆さんも、好きだったマンガの間取りを探してみませんか。
夢中になることの素敵さ
『さかなクンの一魚一会』 さかなクン/著・イラスト・題字 講談社 (市立・児童 289/サ/16)
魚のことについて知りたいと思ったときには「さかなクン」の著書がお薦めです。さかなクンは、それぞれの魚に関する知識にその魚の魅力を含めて伝えてくれます。彼のイラスト画もチャーミングで、知らない間にその魚を好きになってしまいます。
でも、この本は魚を紹介している本ではなく、さかなクンの自叙伝です。はたらく自動車を描くのが大好きだった幼い男の子が「さかなクン」へと成長していく様子が、様々なエピソードとともに描かれています。楽しく読み進める中で深く私の心に残ったのが、さかなクンのお母さんの子育ての姿勢です。かなり昔に子育てを終えた私にとって自責の念に駆られる思いがしました。子どもが発する個性的なエネルギーに戸惑いを感じているお母さんやお父さん、そして、学校の先生に、ぜひお薦めしたい一冊です。