あたらしいこどもの本
あたらしくはいった本(平成30年5月UP)
ここちよい風がふく季節になりましたね。
あたらしい学校生活には、なれましたか?
ちょっとひといきしたい時は、図書館にきてね。
☆あかちゃんえほん☆
『あかちゃん新社長がやってきた』
マーラ・フレイジー/作(Pフ) 講談社
あかちゃん社長の家にやってきた、いもうと!
そのあとどうなったかは、きっとご想像の通り!
でもやっぱり仲良しになるんですよね。…まあ、だいたいは、ですけど。
前作の『あかちゃん社長がやってきた』も読んでみてくださいね。
☆えほん☆
『あいさつってたのしい』
石津ちひろ/文 松田奈那子/絵(Pマ) 小学館
おはよう、いただきます、ありがとう・・・。
あいさつをすると、あれあれ?
どうぶつにへんしんしちゃった!
みんなで、たのしくあいさつすると、きっと、なかよくなれるね。
『もうちょっと もうちょっと』
きむらゆういち/文 高畠純/絵 (Pタ) 福音館書店
りんごをみつけたコブタ。落ちてきたりんごに「やったあ!」と、
よろこんだのもいっしゅん。りんごはコロコロとあなの中へ…。
手をのばしてもとどかない…。ツンッ!もっと、おくにいっちゃった!
コブタはりんごが食べられるかな?
『おはなみくまちゃん』
シャーリー・パレントー/文 ディヴィッド・ウォーカー/絵 (Pウ) 岩崎書店
さくらがまんかいになって、くまちゃんたちは、みんなでおはなみに行きます。
バスケットにおべんとうとおおきなタオルをつめて、
みんなであそぶ、たこももって。
あたたかい春のかぜをかんじるような絵本です。
『わたしはヴァネッサと歩く』
ケラスコエット/文・絵 (Pケ) 岩崎書店
転校生のヴァネッサ。なんだかみんなとなじめないみたい。
わたしがヴァネッサにしてあげられることってなんだろう?
いじめについて考える、文字のない絵本です。
『きつねうどん たぬきうどん』
古内ヨシ/作 (Pフ) 大日本図書
きつねうどんがだいすきなきつねくんと、たぬきうどんがだいすきなたぬきくんは
いつも人にばけてうどんやさんへ。
でもほんとうにおいしいのはいったいどっち?とけんかになってしまって…。
『ぼくのきいろいくつした』
かんのゆきこ/作 (Pカ)アリス館
ねこの「まーる」は、だいすきなきいろいくつしたをなくしちゃった!
さがしに出かけると、あった!…あれ、ちがったみたい。
まーるはきいろいくつしたを見つけることはできるのでしょうか?
『かべのむこうになにがある?』
ブリッタ・テッケントラップ/作(Pテ) BL出版
おおきなあかいかべがありました。
なぜあるのか、いつからあるのかはだれもわからないかべ。
むこうにはなにがあるのかな?
少し考えさせられる絵本です。
『はなちゃんおとなになります』
千葉智江/作 (Pチ) 小学館
「おとなになるんだもん」が、くちぐせのはなちゃん。
おとなになるためには、いろんなことができないといけないって、おねえちゃんはいいます。
おとなになるってどういうことかな?
『大名行列』
シゲリカツヒコ/作 (Pツ) 小学館
「したにー、したにっ」ぎょうれつがやってきた。
ところが、あっ、とのがたいへん!ぽちがとびだした!
つぎつぎにあらわれるへんなもの。ようかい、まんもす、えっ?うみのなか?
ふしぎなぎょうれつを、じっくりたのしんでね。
『ぼくのきもちはね』
コリ・ドーフェルフド/作(Pト) 光村教育図書
いっしょうけんめい積んだ積み木がこわれてしまった。
その気持ちを、話す?さけぶ?笑いとばす?忘れる?
どれもちがう。ぼくのきもちは・・・。
つらい気持ちの人によりそうことを教えてくれる絵本です。
☆よみもの☆
『しらとりくんはてんこうせい』
枡野浩一/作 (Fマ)あかね書房
さんすうとシュークリームがだいすきな、しらとりくんはてんこうせいだ。
せがたかくて色白でおれとはぜんぜんちがう。やきゅうをやろうぜってさそっても、
公園までついてくるけど、いいわけしてかえってしまう・・・。
しらとりくんのことが気になる主人公。じぶんとのちがいをみつけて、
ともだちになっていくまでを主人公の目線でえがいたお話。
歌人の枡野浩一自身の幼少期をもとにした、自伝的児童小説です。
低学年から
『ぼくはなんでもできるもん』
いとうみく/作 (Fイ) ポプラ社
ぼくは、きのうのきのうのきのうから一年生になった。
なのにランドセルはカバーできいろいし、
六年生のおねえさんは、ぼくをあかちゃんあつかいしてくる。
ぼくはもう一年生で、なんでもできるんだよ!
低学年から
『なみきビブリオバトル・ストーリー2』
森川成美・おおやなぎちか・赤羽じゅんこ・松本聰美/作 (F)さ・え・ら書房
並木小学校の学校公開日に四年二組のクラスで行われるビブリオバトル。
それぞれの思いを込めて本を紹介します。
今回のビブリオバトルは前作「なみきビブリオバトル・ストーリー」とは違う舞台で、
繰り広げられます。
中学年から
『4ミリ同盟』
高楼方子/著(Fタ) 福音館書店
みんなが一度は食べてる<フラココノ実> それが普通で当たり前。
でもなぜだかその時がやってこない人もいる。
そんなポイット氏が出会ったエビータさんとの共通点。
実は二人とも浮いている!?4ミリだけ!
<フラココノ実>を食べた人は、<何か>をなくしてしまうらしいけど、
<何か>が残っているならそれもいいかも。
なんだかふわふわと、心許ないような、心地いいような不思議な読後感の物語。
中学年から
『神々と戦士たちⅤ 最後の戦い』
ミシェル・ペイヴァー/作 (933ヘイ) あすなろ書房
妹と剣、どちらもあきらめることなんかできない。
故郷の村に帰ってきたヒュラスはかつての友だちと戦うことになる。
<火の女神>に託された使命をはたすことができるのか。
古代ギリシャを舞台にした物語の完結編。
ミシェル・ペイヴァーの作品は人間だけでなく、動物からの目線もとても面白く、
男の子も女の子も楽しめます。
10代から
☆ちしきの本☆
『かならずお返事書くからね』
ケイトリン・アリフィレンカ/著, マーティン・ギャンタ/゙著(289) PHP
学校の課題で、外国に住む同年代の子と文通を始めることになった、アメリカに住む少女ケイトリン。
文通相手は、それまで聞いたこともないアフリカのジンバブエという国の少年、マーティン。
好奇心旺盛なケイトリンは、手紙に何をどう書けばいいか迷いながらも、
マーティンへ一通目の手紙を書き始める。
でもこのときのケイトリンは、まだ、マーティンの実情は知らず・・・。
一万キロの距離を超えて、心を通わせ、支え合い、
かけがいのない親友を異国に見つけた、二人の実話です。
10代から
『マルコとパパ ダウン症のあるむすことぼくのスケッチブック』
グスティ/作・絵(378人権) 偕成社
その子のままでいいと受け入れるのは難しかった、
パパであるグスティさんにとっては。
ママのアンヌと長男のテオにはなんの問題もなかった。
あなたはどうだろう。私はどうだろう。
ユーモアたっぷりのイラストと言葉のコラージュが
何気ない日常の一コマを伝えてくれます。
『羽毛恐竜』
大島英太郎/作 真鍋真/監修 (457)
スズメ、カラス、ツバメ・・・よく知っている鳥たちは、
現代の恐竜なのだと知っていましたか?
1996年に初めてあきらかになった「羽毛恐竜」。
その進化の仕組みを、絵本のようにわかりやすく解説してくれています。
あたらしくはいった本(平成30年4月UP)
あちらこちらで、さくらがさきはじめました。
あたらしいことがはじまる、わくわく、どきどきのきせつです。
としょかんでも、あたらしい本をよういしてまっています。
★えほん★
『くまがまく』
丸山誠司/作(Pマ)絵本館
くまがまく たねをまく。くまはまく まめをまく。
くまはまく まわしをまく。しおもまく。
くまが、いろいろ、どんどんまいてしまう。
まくものってこんなにあるんだね。
くりかえしの、たのしいことばあそびのえほん。
『ネルはいぬのめいたんてい』
ジュリア・ドナルドソン/文 サラ・オギルヴィー/絵 (Pオ) BL出版
ピーターとすんでいる、いぬのネルはめいたんてい。
くんくんくん。おさらのなか、ソファのすみ、くつにくつした、とんでったボール。
なんでもみつけます。ある日、がっこうの本がぜんぶなくなって・・・!
さあ、ネル!がんばって!
『ネルソンせんせいがきえちゃった!』
ハリー・アラード/文 ジェイムズ・マーシャル/絵 もりうちすみこ/訳(Pマ)朔北社
2ねん1くみは、がっこうじゅうでいちばんおぎょうぎのわるいクラス。
おしゃべりしたりふざけたり、ネルソンせんせいのいうことをぜんぜんききません。
そんなある日、ネルソンせんせいがとつぜんいなくなってしまいました。
かわりにきたのはまじょのように、とってもこわくてきびしい、スワンプせんせい。
ネルソンせんせいはどうなっちゃったの!?はやくかえってきて!
『うそうそかわうそのむかしばなし』
はやしますみ/作(Pハ)小学館
むか~しむかしのことざんす。ものしりがおのかわうその
ほんとみたいな、うそうそ、うそんこ、むかしばなしのはじまり、はじまり~。
『かんぱいよっぱらい』
はらぺこめがね/作 (Pハ) 岩崎書店
かんぱーい!ビールにワインにあつかんにクリームソーダ!?
いろんなかんぱい、いろんなヨッパライ!
たのしいかんぱいで、かわいくよっぱらいたいね。もちろん、子どもはお酒はだめだよ。
『ママが10にん!?』
天野慶/文 はまのゆか/絵 (Pハ)ほるぷ出版
ママは、いつもいそがしそう。あーあ、ママが10人いたらいいのになぁ。
そしたら、ひとり目のママは、ぼくと遊んでくれて、ふたり目のママは、
おもしろい本をよんでくれて、3にん目のママは、たのしいうたをうたってくれて、
4にん目のママは・・・ってどんどんママがふえちゃった!?
『もうちょっと もうちょっと』
きむらゆういち/文 高畠純/絵 (Pタ) 福音館書店
りんごをみつけたコブタ。落ちてきたりんごに「やったあ!」と、
よろこんだのもいっしゅん。りんごはコロコロとあなの中へ…。
手をのばしてもとどかない…。ツンッ!もっとおくにいっちゃった!
コブタはりんごが食べられるかな?
『おはなみくまちゃん』
シャーリー・パレントー/文 ディヴィッド・ウォーカー/絵 福本友美子/訳 (Pウ) 岩崎書店
さくらがまんかいになって、くまちゃんたちがみんなでおはなみに行きます。
バスケットにおべんとうとおおきなタオルをつめて、みんなであそぶたこももって。
あたたかい春のかぜをかんじるような絵本になっています。
『わたしはヴァネッサと歩く』
ケラスコエット/文・絵 (Pケ) 岩崎書店
転校生のヴァネッサ。なんだかみんなとなじめないみたい。
わたしがヴァネッサにしてあげられることってなんだろう?
いじめについて考える、文字のない絵本です。
『きつねうどん たぬきうどん』
古内ヨシ/作 (Pフ) 大日本図書
きつねうどんがだいすきなきつねくんと、たぬきうどんがだいすきなたぬきくんは
いつも人にばけてうどんやさんへ。
でもほんとうにおいしいのはいったいどっち?とけんかになってしまって…。
『いろいろいろんなかぞくのほん』
メアリ・ホフマン/文 ロス・アスクィス/絵 (Pア) 少年写真新聞社
だいたいの人にはかぞくがいる。でも、かぞくはいろいろ。
国も、家も、しごとも、くらしかたも、きもちも、
みんなちがう。「ちがうこと」を、たのしくやさしくおしえてくれるえほん。
★あかちゃんのえほん★
『安西水丸のどうぶつパシャパシャ』
安西水丸/絵 安西かおり/文(Pア赤ちゃん)文芸社
ゾウさん、ワニさん、カバさん、イヌさん・・・・みんなカメラでパシャパシャ。
みんな、じょうずにしゃしんがとれたかな?
『ポンチ』
織田りねん/文 ちえちひろ/絵 (Pチあかちゃん) パイ・インターナショナル
ポンチ ポンチ みかんがポンチ。ポンチ ポンチ キウイがポンチ。
いろいろなくだものがいっぱいでてきて、さいごはみんなで・・・。
うたうような、くりかえしがたのしいえほん。
★よみもの★
『こんぴら狗』
今井恭子/作(Fイ) くもん出版
かい主の弥生の病気がなおるようにと、金毘羅(こんぴら)さんへとおまいりにだされた
犬のムツキ。
いっしょに旅をはじめた「ごいんきょ」がたおれ、ひとりにぼっちに・・・。
いろいろな人たちに助けられ、やっと金毘羅さんにたどりつく。
江戸から今の香川県までを往復する、ムツキとたびであった人たちの、おはなし。10代から
『図書館につづく道』
草谷桂子/著(Fク) 子どもの未来社
みなさんにとって図書館はどんな存在でしょう。
たくさん本を読める場所?ちょっと休憩するところ?
子どものための場所?いやいや図書館なんて自分とは縁がない、
という人もいるかもしれませんね。
小さな村にある深山町図書館はどうでしょう。
図書館からつながっていく人との出会い。
あなたの知っている誰かに似ている人がいるかもしれませんよ。中学年から。
『シロクマが家にやってきた!』
マリア・ファーラー/作(933ファ)あかね書房
障害のある弟のために、アーサーはいつもがまんしてばっかり。
もう二度と家に戻るもんか!と飛び出したら、家の前にいたのはシロクマ。
……え?シロクマ!?シロクマと一緒の生活ってどんな感じ?
言葉がつうじなくても伝わるのかな。読むと気持ちがほっこりする本です。10代から。
『熊とにんげん』
ライナー・チムニク/作 (943)徳間書店
ともに旅をする熊とおじさん。その交流ときずな、メロディーが心を打ちます。
多くの児童文学者が 大好きだという名作が、やっと復刊。
未読の人はぜひ読んでください。10代から。
『満月の娘たち』
安東みきえ/著(Fア)講談社
どこにでもいる、標準的見た目の中学生のあたしと、オカルトマニアで女子力の高い
美月ちゃんは、保育園からの幼なじみ。ママ同士も友達だ。
ある日、美月ちゃんの頼みで、クラスでも人気の男子、日比野を誘い、3人で幽霊屋敷へ
肝だめしに行くことになって・・・。幽霊屋敷探検をしているうちにおこる、様々な
出来事を通してそれぞれの母と娘たちとの葛藤と成長。
話題の母娘問題が、リアルに独特の観察眼で描かれる感動作。10代から。
★ちしきの本★
『赤ちゃんと母(ママ)の火の夜』
早乙女勝元/作 タミヒロコ/絵(210)
昭和20年3月10日、未明に東京をおそった、大空襲(だいくうしゅう)。
一夜にして10万人ものいのちが失われた「火の夜」。
その直前に生まれた赤ちゃんとお母さんを焼夷弾(しょういだん)の炎の中、
必死に守りきった医師と看護師さんたち。でもその時、赤ちゃんの12人の兄妹、
家族は・・・。 忘れてはいけない大空襲秘話。
『べんりなしっぽ!ふしぎなしっぽ!』
小宮輝之/文・写真 メディアパル(481)
だいたいの動物にはあるけど、人間にはない「しっぽ」。
いろんな動物のしっぽ(と、おしり)写真がいっぱい。
動物によってちがう形ややくわりが、よくわかります。
『クレヨンで描いたおいしい魚図鑑』
加藤休ミ/作 晶文社(664)
かぎりなく魚の図鑑に近い、「魚料理」図鑑。表紙はシーチキンとサラダ菜。
カラーで見ると本物そっくりで、クレパスで描いたとは思えないほどおいしそう!
作者の加藤休ミさんは、絵本もたくさんかいています。
『イチからつくるカレーライス』
関野吉晴/編 農文協 (610)
大学生が、イチからカレーを作ることになった。
イチからということは、野菜や米やスパイスを育て、肉となる生き物を育て、
収穫し、殺すこと。食べること、命の重みを感じます。
あたらしく入った本(平成29年11月UP)
秋もふかまり、すっかりさむくなってきましたね。
図書館はもうすぐおやすみになります。
でも読書の秋なので、あたらしくはいった本をしょうかいします!
えほん
『サイモンは、ねこである』
ガリア・バーンスタイン/作 なかがわちひろ/訳 (Pハ) あすなろ書房
「ぼくたち、にてますね」とサイモンが言っても、ライオンたちは「ぜんぜんにてないよ!」と言う。
チーターのここも、クロヒョウのそこもサイモンとはこーんなにちがう!でも、なんとなくにている気がするんだ。
じゃあ、おれたちどこがにているんだ?ちいさなサイモンでもみんなとにているよ!
『こんやはてまきずし』
五味ヒロミ/作 石井聖岳/絵 (Pイ) 岩崎書店
みんなは「てまきずし」をつくったことがある?おきにいりの「ぐ」をのりとごはんでまいて…。
あたしはサーモン、おとうとのけいたはだいすきなイクラばっかり!きみはどんな「ぐ」がすき?
『空からのぞいた桃太郎』
影山徹/著 (Pカ) 岩崎書店
みんなもよくしっている「ももたろう」。おばあさんが川でひろったモモから生まれ、
おとものイヌ、サル、キジとともにオニをたいじしに行く。
そんな「ももたろう」のものがたりを、空から見てみたよ!いつもとちがった見方の「ももたろう」をどうぞ。
『ぽちっとあかいおともだち』
コーリン・アーヴェリス/文 フィオーナ・ウッドコック/絵 福本友美子/訳 (Pウ) 少年写真新聞社
ホッキョクグマのミキは、ゆきであそぶのがだいすき。
ゆきのなかをはしっていくと、むこうのほうにぽちっと、あかいものがいた。
においをくんくん。なんだかなかよくなれそうだ!
いっしょにはしって、あそんだあとには、だいすきなおかあさんのところへかえります。
『ぴりかちゃんのブーツ』
さとうあや/作 (Pサ) 福音館
ねこのぴりかちゃんにとどいた、だんじょうびプレゼントのブーツのクッキー。赤くてきれい。
どんな味だろうね。あらあら、まだたんじょうびじゃないのに、ちょっとだけ、ちょっとだけ食べてみちゃう?
『あおいジャッカル』
マーシャ・ブラウン/作 (Pマ) 瑞雲舎
かつて佑学社から出ていた『あおいやまいぬ』の新訳。
絵本は、インドの古い子ども向け物語から作られています。
『あおいやまいぬ』は瀬田貞二さんの訳ですが、この絵本は、新しいこの訳の方が、よりわかりやすく、正確に思います。
『ドレミファどうぶつコンサート』
二宮由紀子/文 みやざきひろかず/絵 (Pミ) 文研出版
「ド」どうか…「レ」レモンの…の「ミ」みなさま……ドレミでドうぶつコンサート。
でてくる曲を鳴らしながら読むとおもしろいかも!
『森のおくから』
レベッカ・ボンド/作 (Pホ) ゴブリン書房
むかし、カナダの森で大火事があり、川へ逃げた人々はただ、火を見ているしかなかった。
するとそこへ、森の奥からどんどんやってきたものは・・・。作者のおじいさんが、実際に体験した出来事だということです。
火事の話なのに、しんとした緊張感にあふれ、自然の不思議を感じます。
『わたしおべんきょうするの』
角野栄子/作 吉田尚令/絵 (Pヨ) 文渓堂
くりちゃんが 「わたし、おべんきょうするの」といいました。
「ぼくもするよ」、「わたしもする」といぬのムムとぬいぐるみのブタコさんもいいました。
ちょっぴりヘンテコでおもしろい、おべんきょうのじかんがはじまります。
『いえない いえない』
くすはら順子/作 (Pク) 文研出版
よそものがやってきたらしい。わるいやつらしい。きにくわない!って、みんなはいう。
あ、こじかがいる。かわいいから、たべたくないんだよね。でも、そんなことはいえない いえない。
いえないことは、ほかにもある。でも、きづかずに、いっちゃったわるぐちもある。
考えちゃうけど面白い。なんだか手ばなせない絵本です。
あかちゃんえほん
『パジャマでぽん』
くぼまちこ/著 (P赤ちゃん) アリス館
みーちゃん、きょうはひとりでパジャマきれるかな?
「それっ!」「あれっ あれれ・・・」「あたまがでない・・・」
「パジャマのなかまっくらだー」でもだいじょうぶ!
ちゃーんとでぐちがあるよ。「ひとりでおきがえ」がたのしくなる絵本。
よみもの
『理科準備室のヴィーナス』
戸森しるこ/著 (Fト) 講談社
中学1年生の結城瞳は入学してすぐに、同じクラスの南野さんに足を引っかけられて転ぶ。
ケガを見てもらいに保健室へ行くと、不思議な雰囲気をまとった「ヒトミ先生」がいた。
「ヒトミ先生」が気になり始めてずっと見つめていると、
同じように先生を見つめている人がいることに気が付いた。 高学年から
『かえたい二人』
令丈ヒロ子/著 (Fレ) PHP研究所
家の都合で引っ越しをしてきた月方穂木は、次の学校では『ヘンジンコ』と呼ばれないようにと奮闘する。
登校初日にクラスの目立つ女の子、萌奈のグループに入れてもらい無事クラスに馴染むことができた。
しかし、クラスに昔の自分を知る人がいて…。
見た目や持ち物、話題に気を付けて過ごすことに違和感を感じているけれど、仲間外れにはされたくない!
思春期の女の子たちのお話です。高学年から
『うっかりの玉』
大久保雨咲/作 (Fオ) 講談社
作者は鈴鹿市出身です。身近な、ちょっとしたものが主人公の小さなおはなしが、6つ入っています。
子どもに読んで聞かせてあげてほしいおはなしです。高学年から
『自分におどろく』
たなかかずお/文 あべ弘士/絵 (911人権) 童話屋
「考えてごらん いまここに きみはいる
なぜだ? なぜいるのだ どこから来たのだ きみは いったい だれだ?」
そんな問いかけから始まる、長い長い詩。宇宙の歴史、きみの歴史。つながっていく。つながっている自分に気づく。
自分が深まっていくような、どんどん広がっていくような感覚。子どもも大人にも、おすすめの一冊です。
ちしきのほん
『さらさらもじゃもじゃ かみのけのなぞ』
まえだみちこ/絵 うえきりえ/監修 (494) 少年写真新聞社
おおきくなったら、かみのけをそめたい?パーマをかけたい?
でもそれってかみのけにどのくらいダメージをあたえているか知ってる?
わたしたちって、思っているよりかみのけのことを知らないかも!
『マンボウのひみつ』
澤井悦郎/著 (487) 岩波ジュニア新書
マンボウ、知っていますか?マンボウが好きなあまり、研究者になった作者による、
マンボウのひみつがぎっしりつまった本です。
イラストも自分で書き、体を張った写真に、章の切れ目ごとのマンボウ俳句。
読めば、マンボウと研究者が好きになることうけ合いです。
『美しい数になった海のいきもの図鑑』
デビット・マクリマン/著 (481) 株式会社エクスナレッジ
1から10の数字が海のいきもので描かれています。思わず見惚れてしまうイラスト。
学名やその意味ものっているので、海に興味を持ってもらうにはぴったり。
数字の本を探しているお子さんにも、よさそうです。
『冬眠のひみつ』
近藤宜昭/監修 (481) PHP研究所
冬のあいだ、ずっと眠っていられるっていいな。眠る生き物はだれだろう?
冷たい雪の中で眠る動物もいる!昆虫も、植物も、冬眠中。
いろんな生き物が、見えないところで春が来る準備をしている。冬眠って不思議!
あたらしく入った本(平成29年9月UP)
あつさもやわらぎ、すごしやすくなってきましたね。
読書の秋、お気に入りの本をゆっくり
さがしてみるのもいいですね。
えほん
『いえすみねずみ』
ジョン・バーニンガム/作(Pハ)BL出版
このいえには、ふたつのかぞくがすんでいる。
かぞくがごはんをたべねむると、ねずみのかぞくがおきだして、ごはんをさがす。
ごはんがおわると、あそびはじめる。ねずみのこどもたちは、ぜったいににんげんに
みつからないように、いわれてる。でも、あるひ・・・。ふたつのかぞくのたのしいはなし。
『エルマーとブルーベリーパイ』
ジェーン・セアー/さく シーモア・フレイシュマン/え(Pフ)ほるぷ出版
人間の目には見えない、ちいさなようせいエルマー。ある日食べた
ブルーベリーパイがおいしすぎて忘れられない!
なんとか人間たちにブルーベリーパイを作ってもらおうとするのですが…。
この本を読むと、きっとブルーベリーパイを食べたくなりますよ。
『いのちのたべもの』
中川ひろたか/文 加藤休ミ/絵(Pカ)おむすび舎
買い物したものを、陸の食べ物と、海の食べ物に分けてみると、
いろんなことがわかってくる。そしてお鍋に一緒にしたらまるで地球そのもの!?
ぜひ読んで聞かせてあげたい、大人も考える、楽しい絵本です。
『たいふうのひ』
武田美穂/作(Pカ)講談社
たいふうがくるってどういうこと?おじいちゃんたちはたいふうにむけて、
じゅんびしてるけど…。びゅうびゅう、すごい風でおうちがとんでっちゃったり
しないかな…。たいふうを体でかんじている子どもたちのおはなしです。
『じいちゃんバナナ ばあちゃんバナナ』
のしさやか/作・絵(Pノ)ひさかたチャイルド
バナナくんがひとりであそんでいると、ゆかにじいちゃんのかわがぬぎっぱなし。
じゅくしてきたじいちゃんはチョコのおふろにどぽーん、チョコバナナに!
ばあちゃんはれいとうしつでアイスバナナ。ぼくはじいちゃんバナナになったら
何になろうかな。
『この本をかくして』
マーガレット・ワイルド/文 フレヤ・ブラックウッド/絵 アーサー・ビナード/訳(Pフ)岩崎書店
ばくだんがあたって、まちがもえて、図書館もばくはつしてしまった。
本はこっぱみじんになってしまった。のこったのは、ピーターのおとうさんが、
かりていた本、いっさつだけ。おとうさんから、たいせつなたからものとして、
本をあずかったピーターは、だいじにかくしながら、まもりぬきますが・・・。
『いちにちじごく』
ふくべあきひろ/さく かわしまななえ/絵(Pカ)PHP研究所
わるいことしたら、じごくにいくってほんとかな?よし、いちにち、
じごくのおにになって、たしかめてみよう!「いちにち」シリーズ第8弾。
あかちゃんえほん
『ぱんつ さいこう!』
ジャレッド・チャップマン/さく 木坂涼/やく(Pチ)ほるぷ出版
みんなはぱんつをはいてる?ぼくは、かっこいいぱんつをはいてるよ!
ぱんつにはいろいろ、あるんだ。おっきいの、ちいさいの、あかいの、きいろいの。
あかちゃんのぱんつは…あれれぱんつじゃない?
じぶんのぱんつはどんなの、ときになってしまうおはなし。
よみもの
『スイーツ駅伝』
二宮由紀子/作(F二)文溪堂
スイーツにも、それぞれ性格があるんです!ケーキ、和菓子、フルーツ、
コンビニの4チームが、日本一を目ざして勝負!わらっちゃって、おなかがすきます。
低学年から
『きらきらシャワー』
西村友里/作 岡田千晶/絵(F二)PHP研究所
プールのシャワーがにがてな広矢くん。もう一年生なんだから、と言われても
こわいものはこわい!でも、はっぱにのったアリをたすけてあげなくちゃ!
広矢くんはシャワーをくぐりぬけられるかな?低学年から
『ん ひらがな大へんしん!』
まつもとさとみ/作 すがわらけいこ/絵(Fマ)汐文社
なっちゃんは「ん」を書くのがにがて。
なっちゃんがろうかをスキップしていると足もとにへんなニョロニョロが!
「ん」といっしょにすごすうちに、なんだか「ん」のことがわかってきたかも?低学年から
『キダマッチ先生! 1―先生 かんじゃに のまれる』
今井恭子/文(Fイ)BL出版
カエルのおいしゃさん、キダマッチ先生はどんな病気もなおしてしまう名医(めいい)です。
アリのじいさんの足も、トカゲのおくさんの胸のいたみも、きちんとなおしてしまいます。
牧場(まきば)で子ウシがたおれているときいて、おおいそぎでむかいます。
キダマッチ先生もたいへんなことに!?中学年から
『靴屋のタスケさん』
角野栄子/作(Fカ)偕成社
1942年、東京。町の表通りに、わかい靴屋(くつや)さんがひっこしてきた。
ほそ長いせなかをいつもまるめ、ぶあついめがねをかけて、タスケさんは
ふるい靴をなおしていた。わたしはタスケさんがだいすきだった。
戦争の時代の、小さな女の子と靴屋のおにいさんのお話。中学年から
『ナイスキャッチ!』
横沢彰/作 スカイエマ/絵 (Fヨ) 新日本出版社
美術部に所属しているこころが校庭でスケッチをしているところに、
野球のボールが飛んできた。ホームランボールをキャッチしたこころを哲平は
野球部にスカウトするけど…?本当にやりたいことはなに?やりたいことに
チャレンジするお話です。高学年から
『なみきビブリオバトル・ストーリー』
赤羽じゅんこ他/作 黒須高嶺/絵(F)さ・え・ら書房
ビブリオバトルはみんなに読んでもらいたい本を紹介して、だれの本が
一番読みたいと思ったかを投票してもらうゲーム。
並木図書館に集まった4人にもそれぞれの本にこめた思いがあって…。
あなたなら、どんな本をみんなに紹介するかな?
ビブリオバトルがしたくなる一冊です。高学年から
『もうひとつのWONDER(ワンダー)』
R・J・パラシオ/作 中井はるの/訳(933ハラ)
前作WONDERのスピンオフ作品です。
いじめっこのジュリアン、幼なじみのクリストファー、同級生のシャーロット。
それぞれがオーガストと出会っておこった、なにかしらの変化とは?
オーガストを取り巻く人々のおはなしです。高学年から
『こんとんじいちゃんの裏庭』
村上しいこ/作(Fム)小学館
一緒にくらす、おじいちゃんは認知症。ある日、交通事故で意識不明になってしまった。
しかも車を運転していた人から、損害賠償請求(そんがいばいしょうせいきゅう)
されることに。「どうして?絶対におかしい!!」と、どうしてこんなことになって
しまったのか、自分で調べることにした中学生の少年。社会のしくみになっとくいかない
彼の前に、生死をさまようじいちゃんが、ふらふらあらわれたり、シリアスな問題を、
ちょっとユーモラスに、ちょっと少年探偵(たんてい)風にむずかしい問題をときあかして
いきます。高学年から
『物語の森へ』
東京子ども図書館(研究909)
東京子ども図書館のブックリストです。「とにかくこれは子どもに手渡したい」と
いう思いで作成されました。懐かしい本や、まだ知らない面白い本に出会えますよ!
件名や人(?)名など、索引も充実!「絵本の森へ」と合わせて、お楽しみください。
ちしきのほん
『はじめて見たよ!セミのなぞ』(486)少年写真新聞社
生まれてから、ずっと土の中すごすセミ。セミはいつ、どこで生まれるの?
セミの敵はだれ?なき声はきこえていても、あまり知らないセミのせいかつにびっくり!
『窓をひろげて考えよう 体験メディアリテラシー』(361)かもがわ出版
まいにちメディア(新聞、テレビ、LINE、ツィッター、インターネット)からながれてくる、
たくさんの情報。これは全部ほんとうのこと?
正しい情報でも、おおげさだったり、かんちがいがあったり。
ニュースでも、ともだちどうしの話でもはじめてきくことだったら、
「まだ、わからないね。」と考えてみよう。
まちがいをへらす「コツ」がわかる本。
『サルってさいこう!』(489)偕成社
「ほ乳類」のなかの「霊長類」のグループにはいるサル。
人とサルはにているけど、人はサルから進化したわけじゃない。でも、にているね。
サルっていったいなにもの?どんな種類がいて、どんなくらしをしているの?
サルのいろいろが、わかります。
『世界一のパンダファミリー』(489)講談社
和歌山県にある、「アドベンチャーワールド」では17年の間に、15頭の
赤ちゃんパンダが生まれ、元気にそだっています。パンダのふるさと、中国を
のぞいて、ひとつのしせつで、これほどたくさんのパンダをはんしょくさせている
ところは、世界でアドベンチャーワールドだけです。いったいどのようにして、
世界にほこる、こんなにすばらしい、パンダの大家族ができたのでしょうか。
三頭のパンダの名づけ親でもある、著者のパンダ愛がつまった一冊。
かわいい写真もいっぱいです。
あたらしく入った本(平成29年7月UP)
暑い日が続くようになってきましたね。
夏バテしていませんか?
体に気をつけて、楽しい夏をすごしましょう!
えほん
『うみがめぐり』
かわさきしゅんいち/絵と文(Pカ)仮説社
ウミガメの赤ちゃんが、めざす海。さまざまな生き物がダイナミックに描かれています。
まるで墨絵のような勢いのある絵に圧倒されます。
『ちかてつライオンせん』
サトウマサノリ/作(Pサ)パイインターナショナル
きょうも えきのホームに やってきた ライオンせん! どうぶつたちが のりこんだら しゅっぱつ!
つぎのえきも ライオンえきちょうは おおいそがし。 でんしゃは ぶじに しゅうてんへ とうちゃく。
おやおや、ここは…?
『つかまるわけないだろ!』
ティモシー・ナップマン/文 シモーナ・チラオロ/絵(Pチ) 徳間書店
ねこのトムが どれだけ おいかけても、ねずみのジェイクは ぜったい つかまりません。
「だって せかいいちあしが はやいんだから!」きつねも、おおかみも、くまも、ジェイクをつかまえられません。
もどってきたジェイクに トムが はなしたのは どんなこと?
『あめがふるふる』
田島征三/作 (Pタ) フレーベル館
あめのひ、ネノちゃんとキフくんはふたりでおるすばん。あめが ふるふるふる。
まどのそとにはカエルやオタマジャクシ、カタツムリがやってきて、おいでよとさそいます。
ふたりもきがつくと、まどのそと。あめが ふるふるふるふるふる。
あめはどんどんっふってきて、まるでみずのなかにいるみたい。
バッタやカマキリ、トカゲ・・・みんなが、たすけてといっています。ふたりは・・・。
あめのひが、たのしくなるおはなし。
『くまのまあすけ』『まあすけのぼうし』
馬場のぼる/作 (Pハ) ポプラ社
もりにすんでいる こぐまのまあすけ。
ふわふわとんでいるふうせんをおいかけたり、じてんしゃのれんしゅうをしたり。
まあすけとまわりのみんなの、たのしくおだやかなまいにちの
おはなし。ほっこり、やさしいきもちになれます。「11ぴきのねこ」の作者の新装版の絵本。
『しんごうきピコリ』
ザ・キャビンカンパニー/作・絵(Pサ) あかね書房
しんごうきピコリ!あおになりました。あおは「すすめ」。くるまはすすみます。
きいろやあかだと、くるまはどうするかな?あれれ?こんどはピンク、きみどり、むらさき・・。
いろんないろのしんごうがでてきたよ。どうなっちゃうの!?たのしいしんごうのおはなし。
『フワフワ』
おおなり修司/文 高畠那生/絵(Pタ) 絵本館
フワフワ、シュポ、ハックション!フワフワとんできた、
だちょうのはねからはじまるおおそうどう!
『しょうぎのくにのだいぼうけん』
中倉彰子/作 福山知沙/絵(Pフ) 講談社
14歳のプロ棋士がかつやくして、将棋をやってみたいと思った人。
まず、この絵本はどうですか?
おはなしをよんでいくと、将棋のこまのうごかし方がわかっちゃいます!
『ひとりになったライオン』
夏目義一/作(Pナ) 福音館書店
こちらをじっと見る、一頭のライオン。
写真のようなリアルな絵で、若いライオンの成長をえがきます。
リアルなのにクスっとわらえる、ふしぎな絵本。表紙、裏表紙も、しっかり見てくださいね。
『ゆうかんなねこ くろすけ』
エド・ヴィアー/作(Pウ) WAVE出版
ねこのくろすけは、かわいいけど、ゆうかん!リボンよりマントがすき。
でもじつは、ねずみをみたことがないのです。
かいぶつならしってるんだけどなあ・・・。
『きゃべつばたけのぴょこり』
甲斐信枝/作(Pカとも) 福音館書店
きゃべつのはっぱの裏にくっついているへんなもの、ぴょこり。
雨が降ってもぴょこりははっぱの裏から動きません。
しかし雨上がりの朝、ぴょこりの背中がわれて大空へと飛び立ちます!
『ちいさなかえるくん』
甲斐信枝/作(Pカとも) 福音館書店
ちいさなかえるくんがごちそうをもとめて飛び回ります。
おなかはぺこぺこなのに、失敗ばかり・・・。
かえるくんはぶじにごちそうにありつけるのでしょうか?
『ねぇ、しってる?』
かさいしんぺい/作 いせひでこ/絵(Pイ) 岩崎書店
もうすぐ家に赤ちゃんが来る、けいたくん。
ぞうのそらさんとおにいちゃんになる日をまっています。
でもおにいちゃんになってみると・・・。
『おぼろ月のおさんぽ 「銀色」』
ウォルター・デ・ラ・メア/詩 カロリーナ・ラベイ/絵(Pラ) 岩崎書店
みんながすっかりねむりについたころ、お月さまがぎんのくつでそっとおでかけ。
しずかなぎんいろのひかり。きがついた妖精たち、どうぶつたち、こどもたち。
そっとあとをついていくと・・・。きれいな夜のおはなし。
あかちゃんえほん
『ママのて』
やまもとゆうこ/作(Pヤあかちゃん) こぐま社
ママのてぎゅっぎゅっ、なにしてる?おにぎりできた
もぐもぐもぐ・・・。まほうつかいみたいなママの手。
ママの手がしてくれることはなんだってうれしいね!
よみもの
『時知らずの庭』
小森香折/作(Fコ) BL出版
「時知らずの庭」には、そこにしかない不思議な植物がたくさんある。
リスのホップは、そんな庭を手伝うことになりました。見習い庭師のホップには、ちょっと大変すぎるかも。
不思議な植物たちをお世話するには、どこかのだれかを見つけなくてはいけないのです。
はてさて、見習い庭師はうまくやれるかな? 高学年から
『キキとジジ』
角野栄子/作 (Fカ) 福音館書店
魔女の宅急便シリーズの特別編、第2弾!キキが生まれた時から物語は始まります。
ちっちゃなキキは、いつ魔女になったのでしょう。
そしてジジは、どうやって魔女の猫になっていくのでしょう。
とっても気になる、キキとジジの最初のおはなしです。 中学年から
ちしきのほん
『鳥の巣つくろう』
鈴木まもる(488) 岩崎書店
ふわふわの鳥の巣、とげとげの鳥の巣。
鳥たちと同じように枝や草をひろって、オリジナルの鳥の巣を作ってみない?
鳥の気分になれるかも。
『乳幼児おはなし会とわらべうた』
落合美和子/著(015研究) 児童図書館研究会
長年活動している「児童図書館研究会」による、長年の実践をまとめた本です。
図書館や児童館の職員は必読。子育て中の方にもぜひ読んでほしい本です。
『かこさとし 子どもと遊び、子どもに学ぶ』
(726研究)
昨年90歳になったかこさとしさん。
若いころの写真や絵、記録、インタビューなどが満載です。
その幅広さ、洞察の深さに感動します。
『深読み!絵本「せいめいのれきし」』
真鍋真/著(457) 岩波書店
バージニア・リー・バートンの絵本『せいめいのれきし』は2015年に改訂版が出版されました。
初版から50年の間に研究が進み、新しい発見が数多く出たためです。
その監修をした国立科学博物館の恐竜博士が絵本の見どころを教えてくれます。
フルカラーでワクワクする本、親子で楽しんでください。
『コロコロドミノ装置』
野出正和/著(750) いかだ社
トイレットペーパーやラップのしん、ティッシュのはこで、かんたんにピタゴラスイッチが作れちゃうぞ!
夏休みにチャレンジしてみよう!