あたらしいこどもの本

あたらしく入った本(平成29年7月UP)

暑い日が続くようになってきましたね。
夏バテしていませんか?
体に気をつけて、楽しい夏をすごしましょう!



えほん


『うみがめぐり』
 かわさきしゅんいち/絵と文(Pカ)仮説社

 ウミガメの赤ちゃんが、めざす海。さまざまな生き物がダイナミックに描かれています。
 まるで墨絵のような勢いのある絵に圧倒されます。


『ちかてつライオンせん』
 サトウマサノリ/作(Pサ)パイインターナショナル

 きょうも えきのホームに やってきた ライオンせん! どうぶつたちが のりこんだら しゅっぱつ!
 つぎのえきも ライオンえきちょうは おおいそがし。 でんしゃは ぶじに しゅうてんへ とうちゃく。
 おやおや、ここは…?


『つかまるわけないだろ!』
 ティモシー・ナップマン/文 シモーナ・チラオロ/絵(Pチ) 徳間書店

 ねこのトムが どれだけ おいかけても、ねずみのジェイクは ぜったい つかまりません。
 「だって せかいいちあしが はやいんだから!」きつねも、おおかみも、くまも、ジェイクをつかまえられません。
 もどってきたジェイクに トムが はなしたのは どんなこと?
 
『あめがふるふる』
 田島征三/作 (Pタ) フレーベル館

 あめのひ、ネノちゃんとキフくんはふたりでおるすばん。あめが ふるふるふる。
 まどのそとにはカエルやオタマジャクシ、カタツムリがやってきて、おいでよとさそいます。
 ふたりもきがつくと、まどのそと。あめが ふるふるふるふるふる。
 あめはどんどんっふってきて、まるでみずのなかにいるみたい。
 バッタやカマキリ、トカゲ・・・みんなが、たすけてといっています。ふたりは・・・。
 あめのひが、たのしくなるおはなし。


『くまのまあすけ』『まあすけのぼうし』
 馬場のぼる/作 (Pハ) ポプラ社

 もりにすんでいる こぐまのまあすけ。
 ふわふわとんでいるふうせんをおいかけたり、じてんしゃのれんしゅうをしたり。
 まあすけとまわりのみんなの、たのしくおだやかなまいにちの
 おはなし。ほっこり、やさしいきもちになれます。「11ぴきのねこ」の作者の新装版の絵本。


『しんごうきピコリ』
 ザ・キャビンカンパニー/作・絵(Pサ) あかね書房

 しんごうきピコリ!あおになりました。あおは「すすめ」。くるまはすすみます。
 きいろやあかだと、くるまはどうするかな?あれれ?こんどはピンク、きみどり、むらさき・・。
 いろんないろのしんごうがでてきたよ。どうなっちゃうの!?たのしいしんごうのおはなし。


『フワフワ』
 おおなり修司/文 高畠那生/絵(Pタ) 絵本館

 フワフワ、シュポ、ハックション!フワフワとんできた、
 だちょうのはねからはじまるおおそうどう!


『しょうぎのくにのだいぼうけん』
 中倉彰子/作 福山知沙/絵(Pフ) 講談社

 14歳のプロ棋士がかつやくして、将棋をやってみたいと思った人。
 まず、この絵本はどうですか?
 おはなしをよんでいくと、将棋のこまのうごかし方がわかっちゃいます!


『ひとりになったライオン』
 夏目義一/作(Pナ) 福音館書店

 こちらをじっと見る、一頭のライオン。
 写真のようなリアルな絵で、若いライオンの成長をえがきます。
 リアルなのにクスっとわらえる、ふしぎな絵本。表紙、裏表紙も、しっかり見てくださいね。


『ゆうかんなねこ くろすけ』
 エド・ヴィアー/作(Pウ) WAVE出版

 ねこのくろすけは、かわいいけど、ゆうかん!リボンよりマントがすき。
 でもじつは、ねずみをみたことがないのです。
 かいぶつならしってるんだけどなあ・・・。


『きゃべつばたけのぴょこり』
 甲斐信枝/作(Pカとも) 福音館書店

 きゃべつのはっぱの裏にくっついているへんなもの、ぴょこり。
 雨が降ってもぴょこりははっぱの裏から動きません。
 しかし雨上がりの朝、ぴょこりの背中がわれて大空へと飛び立ちます!


『ちいさなかえるくん』
 甲斐信枝/作(Pカとも) 福音館書店

 ちいさなかえるくんがごちそうをもとめて飛び回ります。
 おなかはぺこぺこなのに、失敗ばかり・・・。
 かえるくんはぶじにごちそうにありつけるのでしょうか?


『ねぇ、しってる?』
 かさいしんぺい/作 いせひでこ/絵(Pイ) 岩崎書店

 もうすぐ家に赤ちゃんが来る、けいたくん。
 ぞうのそらさんとおにいちゃんになる日をまっています。
 でもおにいちゃんになってみると・・・。

『おぼろ月のおさんぽ 「銀色」』
 ウォルター・デ・ラ・メア/詩 カロリーナ・ラベイ/絵(Pラ) 岩崎書店

 みんながすっかりねむりについたころ、お月さまがぎんのくつでそっとおでかけ。
 しずかなぎんいろのひかり。きがついた妖精たち、どうぶつたち、こどもたち。
 そっとあとをついていくと・・・。きれいな夜のおはなし。


あかちゃんえほん


『ママのて』
 やまもとゆうこ/作(Pヤあかちゃん) こぐま社

 ママのてぎゅっぎゅっ、なにしてる?おにぎりできた
 もぐもぐもぐ・・・。まほうつかいみたいなママの手。
 ママの手がしてくれることはなんだってうれしいね!


よみもの


『時知らずの庭』
 小森香折/作(Fコ) BL出版

 「時知らずの庭」には、そこにしかない不思議な植物がたくさんある。
 リスのホップは、そんな庭を手伝うことになりました。見習い庭師のホップには、ちょっと大変すぎるかも。
 不思議な植物たちをお世話するには、どこかのだれかを見つけなくてはいけないのです。
 はてさて、見習い庭師はうまくやれるかな?  高学年から


『キキとジジ』
 角野栄子/作 (Fカ) 福音館書店

 魔女の宅急便シリーズの特別編、第2弾!キキが生まれた時から物語は始まります。
 ちっちゃなキキは、いつ魔女になったのでしょう。
 そしてジジは、どうやって魔女の猫になっていくのでしょう。
 とっても気になる、キキとジジの最初のおはなしです。 中学年から


ちしきのほん


『鳥の巣つくろう』
 鈴木まもる(488) 岩崎書店

 ふわふわの鳥の巣、とげとげの鳥の巣。
 鳥たちと同じように枝や草をひろって、オリジナルの鳥の巣を作ってみない?
 鳥の気分になれるかも。


『乳幼児おはなし会とわらべうた』
 落合美和子/著(015研究) 児童図書館研究会

 長年活動している「児童図書館研究会」による、長年の実践をまとめた本です。
 図書館や児童館の職員は必読。子育て中の方にもぜひ読んでほしい本です。


『かこさとし 子どもと遊び、子どもに学ぶ』
 (726研究)

 昨年90歳になったかこさとしさん。
 若いころの写真や絵、記録、インタビューなどが満載です。
 その幅広さ、洞察の深さに感動します。


『深読み!絵本「せいめいのれきし」』
 真鍋真/著(457) 岩波書店

 バージニア・リー・バートンの絵本『せいめいのれきし』は2015年に改訂版が出版されました。
 初版から50年の間に研究が進み、新しい発見が数多く出たためです。
 その監修をした国立科学博物館の恐竜博士が絵本の見どころを教えてくれます。
 フルカラーでワクワクする本、親子で楽しんでください。


『コロコロドミノ装置』
 野出正和/著(750) いかだ社

 トイレットペーパーやラップのしん、ティッシュのはこで、かんたんにピタゴラスイッチが作れちゃうぞ!
 夏休みにチャレンジしてみよう!

あたらしく入った本(平成29年 5月up)

初夏になり、すごしやすいきせつになりました。
天気のよい日はこかげの下で、本をよむのもいいですね。


えほん



『なりたがりやの くも』 

      しらいしかずこ/文 ゆむらてるひこ/絵(Pユ)Pヴァイン,日販アイ・ピー・エス

   伝説の詩人と、伝説のアーティストが組み、文も絵もギリギリまで

   そぎ落とした、究極にシンプルで豊かな絵本。

   1978年に出版されたものの復刊です。


『てのりにんじゃ』
   山田マチ/文 北村結花/絵(Pキ)ひさかたチャイルド 
 

   てのひらにのるほど小さい、てのりにんじゃ。よーくかんさつしてみよう!

   おせわをすると、いっしょにしゅぎょうしてくれたり、

   ピンチにたすけてくれたりするよ。


『走れ!!機関車』  
    ブライアン・フロッカ/作・絵(Pフ)偕成社

 昔、アメリカを東から西まで移動するのは、長い長い大変な旅でした。

  長い一本の線路がつながるまでは…。乾いた大地を走る、真っ黒な機関車。

  走る音や熱い空気まで感じられるようです。

 まるで本当に旅をしているような気分になれますよ!


『ぼくの草のなまえ』 
   長尾玲子/さく(Pナ)福音館書店

 庭でみつけた一本の草。これはなんて名前かな?おじいちゃんに聞けばわかるはず!

 読むうちに草を調べるコツがわかる、大人もふむふむの絵本です。


『わたしだけのものがたり』 
  パメラ・ザガレンスキー/作・絵 (Pサ)フレーベル館

 物語が大好きなエミリー。ある日、借りてきた本は、文字がぽろぽろとこぼれ落ちて、

 絵だけになってしまいました。どんな物語かわからなくて悲しむエミリー。でも、物語を

 想像してみると、どんどん楽しくなってきて…。


『どうして そんなに ないてるの?』 
  いしずまさし/作・絵(Pイ)えほんの杜

 泣きぐずる赤ちゃんを前にすると、どうしていいかわからない…。

 途方に暮れてしまいそうな時もありますが、この絵本を読むと

  「ほっ」と気持ちがなごむかも。絵本は、子どもだけの物ならず。

  大人だって絵本に癒される瞬間がありますね。


『からだ♡あいうえお』 

     中川ひろたか/文 佐々木一澄/絵 吉澤譲治/原案(Pサ)保育社

 「あしはだいにのしんぞうだ」、「いちょうがげんきでいいちょうし」・・。

 子どもたちにからだやけんこう、びょういんについてなど、かんけいすることばを

 あいうえおじゅんに、わかりやすいイラストでかかれている絵本です。


『きゅうきゅうばこ 新版』 

     やまだまこと/ぶん やぎゅうげんいちろう/え(Pヤとも)福音館書店

 「小さいケガのとき、しょうどくはしない」って、知ってましたか?

  かがくのとも『きゅうきゅうばこ』が最初にしゅっぱんされた

  1987年と今では、ケガのなおしかたがちがってきているのです!

  この本をよんで、かぞくでべんきょうしてみてね!


おいしそうなしろくま』 
  柴田ケイコ/作(Pシ)PHP研究所

 おいしいものがだーいすきなしろくまは、じぶんが、おいしいもののなかに

 はいってみることにしてみたよ!しあわせそうなしろくまの絵を楽しんで!

 わたしは、にくまんとパンのページがおすすめ!

 

『にょっ!』 
    ザ・キャビンカンパニー/作(Pサ)小学館

 ここはうみ。ひろくふかいうみ。「にょっ!」と、とびだしてきたあれ、なあに?

 にんぎょのポニーテール?かぶとむしのつの?また、なにかがとびだしてきた。

 「にょっ!」、「にょっ!」、「にょっ!」・・・。つぎからつぎへ、どんどん

 とびだしてきた!あれ、なんだとおもう?


『いすにすわってたべなさい。』  
   平田昌広/作 平田景/絵(Pヒ)国土社

 「いすにすわってたべなさい。」あをたすと・・・。「あいすにすわってたべなさい。」

 1字たすといみがかわる、ことばのたしざんえほん。どこに1字たしたらいみがかわるかな。

 かんがえながらさあ、よんでみましょう。


『ばあばは、だいじょうぶ』  
    楠章子/作 いしいつとむ/絵(Pイ)童心社

 つばさは、ばあばがだいすき。学校からかえると、まず、ばあばのへやにいく。

 さかあがりができなかったり、けいさんもんだいがとけなかったことも

  「うんうん」ってきいてくれて、いつもいってくれる。「つばさはだいじょうぶだよ」って。

  あたまをなでてくれる。だからだいすき。でもそんなばあばが、すこしずつ、

  「わすれてしまう」びょうきになってしまった。 ぼくはどうしたらいいんだろう・・。

『マロンちゃん カレーつくってみよう』 
    西村敏雄/作 (Pニ) 文溪堂

 おおきくなったら、レストランのシェフになりたいマロンちゃん。
 オジーおじさんとかれーづくりをはじめます。
 ざいりょうをトントンきって、おなべでコトコト、グツグツ、おいしくなーれ。
 おなかいっぱいたべていると、いいにおいにつられて、ごきんじょさんがやってきました。

『とのさま1ねんせい』 
    長野ヒデ子・ホンダカヨ子/作・絵 (Pナ) あすなろ書房

 あそぶのがだいすきなとのさま、1ねんせいになるのがいやでかくれてしまいます。
 「どうしていやかなあ」きゅうしょくやせんせいのはなしをしているうちに、けらいたちも
 1ねんせいになりたくなりました。よし、ランドセルつくりだ!


あかちゃんえほん



『あかですよ あおですよ』『あさですよ よるですよ』 

  かこさとし/さく(Pカ赤ちゃん絵本)福音館書店

 かこさとしさんの昔の絵本が復刻しました!読み聞かせにもぴったりです。

 読んだあとも、じっくり絵を見てくださいね。


『ことばのひろば ふ・ふ・ふ』 

    梅田さとえ/さく 多田ヒロシ/え(Pタ赤ちゃん絵本)廣済堂あかつき

 「ふ」は、「ふわーっ」とふくらむ、ふうせんの「ふ」。「ふわふわふわ」と、とんでった「ふ」。

 「ふっ」とかまどをふいたら「ふっ」、「ふっ」、「ふっ」、「ふわーっ」とふきこぼれた。

   どんどんことばがつながる「ふ・ふ・ふ」のおはなし。

  「は・は・は」につづいて、ことばあそびがたのしい、ことばのひろばシリーズです。



よみもの


『ふたりユースケ』
  三田村信行/作(Fミ)理論社

   お父さんの転勤で引っ越した小川ユースケ。この町には、伝説の神童とよばれた

   大川ユースケという男の子がいたらしい。まちのみんなは「うまれかわりだ!」と

   おおさわぎ。ぼくはぼくなのに。でも、ぼくにそっくりなユースケって、どんな子

   だったんだろう。すこし知りたくなった。中学年から。


『ネコの家庭教師』 
  南部和也/さく(Fナ)福音館書店

 おてんばがすぎて、おしろをおいだされてしまったトリア姫。

 森でひろった白ネコのべスが家庭教師となってトリア姫はどんどんかわっていきます。

 おとなとネコと子どものやりとりが楽しいよみもの。中学年から。


『僕は上手にしゃべれない』 
  椎野直弥/著(Fシ)ポプラ社

  話したくても言葉がでてこない、言葉がつっかえてしまう吃音(きつおん)の悠太。

 みんなにバカにされたり、笑われたりするのは嫌だ。治せるものなら治したい。

 思いきって放送部に入部したけど、部長たった一人だけ?新部員の古部(こべ)さんと

  練習をすることになったけど…。自分をそのままで受け止めてくれる人がいるから

  変わることができる。そんな強さと優しさに気づく物語です。10代から


『おばけ遊園地はおおさわぎ』 
         柏葉幸子/作 (Fカ) ポプラ社

小学校5年生のまひるが館長をしているおばけ美術館。
このごろ、夜中に赤ちゃんの泣き声がきこえてくるといううわさがひろがっている。
まひるがおばけたちにたずねると、にんげんの赤ちゃんのベビーシッターをしているという。
そのわけは…。おばけ美術館シリーズ、第5話。中学年から。



ちしきのほん


『つくろう!プラレールレイアウト』 (507)ポプラ社 

プラレールの線路の組みかたや、まちのつくりかたまで、いちから教えてくれるよ!

『先生が本(おはなし)なんだね』 
  伊藤明美/作 小澤昔ばなし研究所(015)研究

  長年、語り(ストーリーテリング)を行ってきた著者が、子どもがいかに「おはなし」を

  楽しんで聞くか、どのように子どもと対するか、などを紹介しています。子どもに

  「先生に本はいらないんだね。先生が本なんだね」と言われたら、語り手冥利につきますね


『どうぶつの描き方100』
  (725)グラフィック社

  イヌをかいてみたいけど、じょうずにかけない。パンダやとりもかいてみたい。

  もっといろいろなどうぶつをかいてみたい・・・とおもっているあなた。

  だいじょうぶ!きっとじょうずにかけます!この本は絵がにがてなひとのみかたです。


『5回おったら完成!へんしんおりがみ』
  (754)朝日新聞出版

 1枚のおりがみを5回おっただけで、できるおりがみの本。さくひんのむきをかえたり、

 さらにおったりするとびっくりだいへんしん!べつのさくひんにはやがわり。ふりがなつきで

 わかりやすいので1人でもたのしくかんたんにできます。


『かがやく昆虫のひみつ』 

  中瀬悠太/著 野村周平/監修 内村尚志/イラスト(486)ポプラ社

 コガネムシやオサムシ、ハチやチョウのなかまで、びっくりするほどきれいにかがやく虫がいる。

 光る虫たちはどこにすんでいるの?なぜ光るの?「きらきら」のひみつがわかる本。


『子どもの本のよあけ-瀬田貞二伝』 
   荒木田隆子/著(909研究)福音館書店

 せたていじ、という名前に覚えがない人でも、「がらがらどん」「おだんごぱん」

   「ナルニア」「指輪」とくれば、よく覚えている本が1冊はあるはず。あなたの読んだ

   文章を書いていたのが瀬田貞二さんです。絵本や児童文学の翻訳、紹介。民話の

   発掘など、子どもの本の素晴らしさをたくさん教えてくれました。この本は、伝記であり、

   子どもの本の歴史の本でもあります。『三びきのやぎのがらがらどん』は、

  あの文になるまでに、何回も工夫をしてきているそうです。読んでみたいと思いませんか?

 

あたらしく入った本(平成29年 1月up)

あけましておめでとうございます。
2017年もみなさんとまた、
図書館でおあいできる日をたのしみにしています。



えほん



『ねこってこんなふう?』
  ブレンダン・ウェンツェル/作(Pウ)講談社

  しっぽをたてて、とことこあるくねこ。いぬからみるとこんなふう。
  きつねからみるときっとこんなふう。ねずみからみると…。おなじねこなのにいろいろ。
  あなたはどんなふうにみえているかな?


『にぎやかなえのぐばこ』
  バーブ・ローゼンストック/文 メアリー・グランプレ/絵(Pク)ほるぷ出版
  ロシアのお金持ちに家にうまれたワーシャ。勉強したり音楽をしたり、がまんばかりしている毎日。
  小さな絵具ばこに出会うまでは。
  ある日、赤色と黄色を色をまぜてみると、シューという音がきこえてきた。
  絵の具で絵をかいてみると音楽がながれ…。画家のワーシャ・カディンスキーのおはなし。


『されどオオカミ』 
  きむらゆういち/作(Pキ)あるまじろ書房

  「ウオオオオーン」バートルのすむむらでは、いつもヒツジやニワトリがオオカミにおそわれる。
  バートルはいつかオオカミをやっつけるために、ボスのタオのあとをついてまわると、いがいなことがわかった。
  タオもバートルのことをいつも見ていた。オオカミとにんげんといっしょに生きていくことはできないものかと
  考えていたある日・・・・。モンゴルの村のお話。


『ぼくのにゃんた』 
  鈴木康広/作(Pス)ブロンズ新社

 にゃんたはかわったねこ。にゃんたはどこにでもいる。家の中でも家の外でも、いつでもどこでも。
  猫好きでもそうでなくても、つい笑ってしまうダジャレ絵本。


『まあちゃんのすてきなエプロン』 
  たかどのほうこ/さく(Pタ とも)福音館書店

 まあちゃんシリーズの3作目です!おかあさんが作ってくれた新しいエプロン。ポケットの中には、すてきなハンカチ。
 うきうき、みんなとピクニック。あれあれ?今日もふしぎなことが…?


『パン屋のイーストン』 
  巣山ひろみ/文 佐竹美保/絵(Pサ)河出書房新社

  ふくふく、ふくらむ、おいしいパン。森のみんなが、おまちかね。つむじ風みたいな、つむじ雨。
 大事なパンを焼く粉が、びしょぬれになって大変だ!おいわいのパンが焼けないよ…。
 森のみんなと作るパン。イーストンはどんなパンを焼くのかな?


『キルトでつづるものがたり』 
  バーバラ・ハーカート/文 ヴァネッサ・ブラントリー=ニュートン/絵(Pフ)さえら書房

 昔、アメリカでは動物と同じように人を売り買いしていました。そんなふうに売り買いされた奴隷(どれい)たちは、
 学校へ行くこともなく、文字を覚えることができませんでした。代わりにパッチワークで物語を伝えていたのです。
 今も残されているキルトには、大事な物語がこめられています。そのキルトを作ったハリエットのおはなし。


『いろがみびりびりぴったんこ』  
  松田奈那子/作(Pマ)アリス館

  いろがみをちぎります。びり。びりびり。ちいさくちぎれたいろがみたち。こんどは、とことこ。とことことこ。
  うごきだしてみんなでぴったんこ。りんご、おはなばたけ、いろんなものにだいへんしん。
  さあ、いっしょにちぎりえであそぼう!ちぎりえのあそびかたものっています。


『おしりだよ』 
  乾栄里子 /作 西村敏雄/絵(Pニ)教育画劇

  あるひ、むーちゃんがおふろでからだをあらっていると、うしろでこえがきこえてきて・・・。
  そのひから、むーちゃんとおしりとのとくべつなまいにちがはじまったのです!


『ほしじいたけほしばあたけ じめじめ谷でききいっぱつ』
  石川基子/作(Pイ)講談社 

  しわしわでかたい、ほししいたけのおじいさんとおばあさん。でも、みんながあぶなくなると、
  水につかって、ほら、ぷるぷるの若者にヘンシン!
  今回は、温泉でうっかりわかがえってしまったほしじいたけ。またしても、いいところを
  ほしばあたけにとられてしまったかも・・・。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           
『パンタロンとケーキやさん』
  キャサリン・ジャクソン/文 レナード・ワイズガード/絵(Pワ)好学社 

  ベーカーさんのケーキが大すきな、プードル犬のパンタロン。すきすぎて、なんとかおてつだいをしたい!
  と思います。パンタロンはおてつだいできたかな?


『たべたあい』
  高山なおみ/文 中野真典/絵(Pナ)リトルモア 

  料理研究家でエッセイストの高山なおみさんの絵本。まず、表紙の絵の迫力に
 ビビりますが、最後までずっとこの調子です。「食べる」というのは、ほかの命を取り込みながら
  「生きる」ことなのだ、と、問答無用で語りかけてきます。



あかちゃんえほん

『ゆきみちさんぽ』 
  えがしらみちこ/作(Pエ)講談社

  マフラーまいて、ぼうしにてぶくろ、ブーツをはいて、ゆきみちさんぽにいってきまーす。
  さくさくさく。赤いつばき、きらきらつらら。そりやゆきだるま。
  ゆきみちさんぽは、たのしいことがいっぱい。ざくっ、ざくっ、あそんだあとにきこえてきた音は?
  ゆきの日のたのしいおはなし

『さむがりペンギン』 
  コンスタンツェ・フォン・キッツィング/作(Pキ)小学館

  さむがりやのペンギン。あたたかくなるためにまふらーをあんだり、たきびをしたり。
  スケートをしてもやっぱりあたたかくならなくて…さいごは…。あったかくなった!
  こころもほっこりあたたまる本。

『すやんこすやんこおやすみなさい』
  オームラトモコ/作(Pオ)すずき出版

  てんとうむしさんが、かえるさんが、りすやくまさんが、ふゆじたくをはじめます。
  かれはをあつめたり、はっぱをならべたりして、すやんこすやんこ。
  そとはさむいふゆがやってきても、みんなあったかおふとんですやんこすやんこ。
  なんだかねむーくなってくる。

『パンダなりきりたいそう』 
  いりやまさとし /作(Pイ)講談社

 なりきりたいそうはじめるよ。りょうてをうえにあげて、ぐーんとのびて。ちゅーりっぷ、ばなな、ひこうき、
 おにぎり・・・。さいごのたいそう、せなかをまるめて、まるめて、あれあれ、ころころがとまらない。
 どうしよう・・・。パンダたちといっしょに、さあみんなでいっしょにへんしん!『パンダともだちたいそう』に
 つづくたのしいパンダ絵本です。



よみもの


『日小見不思議草紙』
 藤重ヒカル/作(Fフ)偕成社

 のんびりとした城下町の日小見市には、江戸時代のころから伝わる話がある。
 忠明院ね境内にねむる「たんぽぽ丸」という刀の話、草冠の花嫁の話、龍田川の話などなど。
 だれも知らない、日小見の不思議な本当の五つの話。
 この話を読んでもし日小見にいくことがあれば、どこに行くといいかも終わりにはかいてあります。
 日小見どこかなぁ。もしかして意外にちかくにあるのかも。10代から。


『工場見学のお客さま』 
 みずのよしえ/作(Fミ)偕成社

 町のはずれにある工場。ガタンゴトンとまいにちいそがしくはたらいています。
 ここはねこたちのはたらく工場。にんげんたちにはないしょでこっそり風をつくっています。
 えっ?どんな風?それは読んでのお楽しみ。
 もしかしたらあなたの町でふく風もこんな工場でつくっているのかも。中学年から。


『ひかり生まれるところ』 
 まはら三桃/作(Fマ)小学館

 生まじめな希美が神主として働いている三雲神社。神社の境内にはご神木の大きな楠がある。
 ある時、楠の前に希美にしか見えない女の子のすがたが…。
 主人公の希美が大人になって、中学生の時からかかえている悩みとむきあい、成長していく物語。
 今いろいろなことで悩んでいる人たち、ぜひ読んで。10代から。

『X-01(エックスゼロワン) 壱(いち)』 
 あさのあつこ/作(Fア)講談社
 人気作家あさのあつこさんの新シリーズ!
 もうすぐ15歳になる由宇(ゆう)と、戦士として戦うラタ。全く違う世界で生きる二人。
  しかしX-01によって、ふたつの魂が重なりあっていく…。
 「戦いでは何かを創り上げることはできない。破壊のみ」と話すあさのあつこさんが紡ぐ、戦いと希望の物語。10代から

『あかりさん、どこへ行くの?』 
 近藤尚子/作 江頭路子/絵(Fコ)フレーベル館

 ぼくのおばあちゃん「あかりさん」は、最近どこかへんだ。次々にうちにおこる小さな事件。
 おかあさんから打ち明けられた、病名は「認知症」。わが家の日常はどんどんくずれていった。
 あかりさんはどこへ行くんだろう。ぼくには何ができるんだろう。
 認知症の祖母とその家族の物語。高学年から



ちしきのほん

『研究するって面白い!』 
 (402)岩波書店

 あなたはリケジョですか?理系というと、それだけでなんだか難しい感じがする?いえいえ、実は面白いことだらけかもしれませんよ。
 ひとつのことに夢中になるのも悪くない!働く女性もかっこいい!将来のこと考え始めたら、こんな本を読んでみるのもいいかも。

 

『未来のために学ぶ四大公害病』
 (498)岩崎書店 

 みなさんが学校で学ぶ「四大公害病」「四日市公害」について、写真や絵でわかりやすく
 解説した本です。公害は、むかしのことではありません。いまも、未来も、環境を守っていくために
 学んでいきましょう。


『小学校の生活』
 はまのゆか/絵(Pハ)学研 

 絵本、となっていますが、小学校の6年間を、絵で見せる本です。80ページぐらいあります。
 入学、授業、行事など、こんなことをしているんだよ、ということを見せてくれます。
 これから小学生になる人、もうすぐ卒業する人、みんなでわいわい楽しめます。

 



 

あたらしく入った本(平成28年 11月up)

秋もおわってだんだん冬にちかづいてきましたね。
さむい日はあたたかいへやの中でゆっくり本をよむのもいいですよ。
かぜをひかないように気をつけてくださいね。


えほん



『夢にめざめる世界』
 ロブ・ゴンサルヴェス/作(Pコ)ほるぷ出版

  『終わらない夜』『真昼の夢』に続く、夢のような、だまし絵のような絵本。
  一枚一枚の絵を、じっくりみてください

『まどべにならんだ 五つのおもちゃ』
  ケビン・ヘンクス/作(Pヘ)徳間書店

  あなたのおうちの、まどのまえに、なにか小さいものをかざっていませんか?その人たち
 は、まどべでずうっと「なにか」をたのしみにまっているんですよ。つぎは、なにがやって
 くるかな、ってね


『ふくろうおやこ おやここうもり』
  フィッツパトリック/作(Pフ)BL出版

 いっぽんの木のえだ。上には、ふくろうのおやこ。下には、こうもりのおやこ。上と下とで、
 それぞれじけんがおこります。字のないえほんなので、ねんれいをえらばず、楽しめます。


『あくたれラルフのハロウィン』
  ジャック・ガントス/文 ニコールー・ルーベル/絵(Pル)PHP研究所

 おともだちのハロウィンパーティーにいくことになったセーラとラルフ。
 なかよしのふたりはおたがいのまねをしてでかけますが、ラルフはいたずらばっかり。
 セーラはなきだしてしまいます。なかよしのふたり、なかなおりはできるかな。


『おおどろぼうヌスート』 
  高畠純子/文 高畠純/絵(Pタ)ほるぷ出版

 王さまからおおどろぼうヌスートにとどいた手紙。
 「なんでもぬすめるなら、わしの宝をぬすんでみよ。勝負だ!」とかいてありました。
 ヌスートはあることを思いつき、返事をだしました。
 さあ、この勝負、王さまとヌスートはどちらが勝つのかな?


『キリンですけど』
  高倉浩司/文 丸山誠司/絵(Pマ)絵本館

 キリンですけど、チーターにあこがれています。チーターになったゆめをみてじそく
 100キロではしりました。でも、チーターにむいてないかも。キリンですけど、ウシにも
 なってみたい・・・。ゆめのなかでいろいろなものになっているキリンのはなし。おもわず
 アハハとわらってしまう。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

『プーさんとであった日』 
  リンジー・マティック/ぶん ソフィー・ブラッコール/え(Pフ)評論社

 「くまのプーさん」その名前を一度は聞いたことがありませんか?実は、本物のくまの
 ウィニーがいたんです。1914年、ある兵士がこぐまに出会いました。そして、軍隊でいっ
 しょにくらすようになったんです。ウィニーの名前は、大事なふるさとの名前。戦争が進む
 につれて、いっしょにはいられなくなったけど、ウィニーはあのクリストファー・ロビンに出
 会います。世界でいちばんゆうめいなクマ、プーさんのおはなしです。


『いたずらえほんがたべちゃった!』 
  リチャード・バーン/作(Pハ)ブロンズ新社

 え!ウソ!ホントにたべちゃったの!?おさんぽしてたら犬がいなくなったり、救急車が
 きえちゃったり、えほんが全部たべちゃった!!ありそうでなかった、おかしな絵本。
 だれかこの絵本に、いたずらしちゃダメ!って言ってあげて。


あかちゃんえほん



『とりがいるよ』
  風木一人/さく たかしまてつを/え(Pタ赤ちゃん絵本)角川書店

 とりがいるよ いっぱいいるよ あかいとり、あおいとり、ちいさなとり、おおきなとり、
 まあるいとり。いっぱいいるよ いろんなとりがいるよ はじめてのかず、いろ、おおきさに
 ふれる絵本。ぜひ赤ちゃんと一緒にゆびさししながら楽しんでみてください。

 

『10ねこ』
 岩合光昭/作(Pイ赤ちゃん絵本)福音館書店

 最近、はやりのねこちゃんたち。元祖といえば写真家の岩合さん。今回も、世界中で

 撮影された、かわいいねこたちがいっぱい。ページをめくるたびに1ねこ、2ねこと

 増えていくかぞえねこの写真絵本です。



よみもの


『くじらのくじらん』
 市川宣子/作(Fイ)リーブル

 海のそこでバナナをみつけたくじらのくじらん。
 くじらんはバナナをお月さまだとおもって、
 空にふきあげました。ところがお日さまはしらんかお…。低学年から


『世界一の三人きょうだい』 
 グードルン・メプス/作(943メフ)徳間書店

 両親とはなれて、大学生のお兄ちゃんのアパートで一週間くらすことになった、三年生の
 女の子マキシと弟のレオン。三人だけでくらすのはちょっと大変かな…。でも、はじめての
 ことばっかりで楽しいかも!歳の差があるきょうだいって、こんな感じ?中学年から


『もりモリさまの森』 
 田島征三/作 さとうなおゆき/絵(Fタ)理論社

 おじいちゃんに届いた葉っぱの手紙。動物になってしまったリンタロウたち。けずられて
 いく山。ケモノたちといっしょに人間と闘うことになってしまい…。
 絵本をたくさん描いている田島征三さんが、20年かけて書いた、初めての児童文学です。
 田島さんが子どもの頃に体験した、団地の開発が元になっています。高学年から

 

『星になった子ねずみ』 
 手島悠介/作 岡本楓子/絵(Fテ)講談社

 子ねずみのチッくんは、日本がむかし昭和の戦争をしていたころに、鹿児島の飛行場で
 生まれました。いつもやさしくしてくれた特攻隊員のパイロット、千倉少尉(しょうい)の
 手紙を届けるために鹿児島から東京へむかいますが、待ち受けていたのは焼夷(しょうい) 
 弾の嵐で・・・。戦争中のこどもたちのこと、神風特攻隊員の青年たちのことを伝える物語。
 やさしい絵とわかりやすい文章で書かれています。高学年から

 

『昔話法廷』
 今井雅子/原作 NHKEテレ「昔話法廷」制作班/編(F)金の星社

 これから3つのふしぎな裁判がおこなわれます。被告人は『三匹のこぶた』のコブタ、
 『かちかち山』のウサギ、『白雪姫』の王妃。いったいどんな裁判になるのでしょうか。

 あなたも傍聴(ぼうちょう)席でいっしょに裁判を見守りましょう。昔話の登場人物たちを
 現代の法律で裁(さば)く「昔話法廷」開廷(かいてい)!高学年から



ちしきのほん


『世界の恐竜MAP』 
  (457)エクスナレッジ

 最新の調査記録によるデータから、世界の地図と、、そこで見つかった恐竜を、
 こまかく、かっこいいイラストでえがいてあります。一家に一冊ほしい!
 さいごの、さくいんページをぜひみて!

『その道のプロに聞くふつうじゃない生きものの飼いかた』
 (480)大和書房

 サソリ!?そんなもの飼えるの?買ってきたアサリ、ウズラの卵をふ化させて・・・。
 さあ、どんなものでも飼ってみましょう!

『さかなクンの一魚一会(いちぎょいちえ)』
 さかなクン/作(289サ)講談社

 テレビで、楽しそうにお魚の話をしているさかなクン。子どものころはどんなふうだった?
 高校や大学へ進学するときは?とってもゆかいで夢中な人生。進路に迷っている人は
 ぜひ読んでみてね


『こどものとうひょう おとなのせんきょ』
 かこさとし/作(314)復刊ドットコム

 1983年の本の復刊です。選挙とは?投票とは?民主主義とは?すべてひらがなで
 書かれていて、絵本のよう。でも、本当に大切なことが書いてある。『からすのぱんやさん』 
 のかこさとしさんが、「少数でもすぐれた考えや案を、狭い利害や自己中心になりやすい
 多数派が学び、反省する、最も大切な『民主主義の神髄』をとりもどしたいという願いで
 かいたものです」と語っています。1983年から、わたしたちは成長したでしょうか?

『みんなのおりぞめ』 
  (753)仮説社

 和紙を半分におって、また折ってまた折って…。折ったかどを染料につけて広げて
 みると…!びっくり!きれいなもようが紙いっぱいにあらわれます。色をかえたり、折り方
 をかえてみたり、いろいろためしてみてね。そめた紙で作るグッズものっています。






あたらしく入った本(平成28年9月UP)

あつい夏もすぎて、少しずつすずしくなってきました。
秋はおいしいたべものがいっぱいありますが、
ついついたべすぎておなかをこわさないようにきをつけてくださいね。

えほん



『ぼくのいちにちどんなおと?』 
  山下洋輔/文 むろまいこ/絵(Pム) 福音館書店

 こうちゃんがあさおきて、かおをあらいます。ぴちゃら、ぱしゃら、ぺしゃら、ぷるるる・・・。
 ごはんをたべて、学校へ。すると、にゃごら、にゃごろ、きばがきかて、ほらおん、ほらおん、ぐわわ・・・。
 ねこと、いぬが、けんかのまっさいちゅう。いえへかえって、ぽしゃらだ、ぱしゃら、ぺしゃら・・、みずまき
 をしていると、ままもめ、むめめ、むかもかめか。なんだかママがおこっています。
 こうちゃんのいちにちは、音でいっぱい。あなたのまわりの音はどんなかな?

『おたのしみじどうはんばいき』 
 宮地和代/作(Pミ) アリス館

 「なにがでるか おたのしみ」とかいてあるじどうはんばいき。
 のどがかわいたから、ジュースがのみたいなあと、1のぼたんをおすといちごがごろごろ。
 なんだかへんだな、と2のぼたんをおすと、びっくり!にんじゃがいっぱいでてきた。
 さあ、ほかのぼたんからは、いったいなにがでてくるかな?


『ジャック船長とちびっこかいぞく』
  ピーター・ベントリー/文 ヘレン・オクセンバリー/絵(Pオ) BL出版

 ジャックとザックとカスパーのさんにんぐみ。
 おそれをしらないうみのゆうしゃは、すなはまでかいぞくせんをつくっている。
 できあがったかいぞくせんにのって、ジャックせんちょうはさけぶ。
 「いかりをあげろ!」。マストにかぜをうけ、さんにんぐみはせかいじゅうへしゅっぱつ!
 さんにんの、たのしいぼうけんのおはなし。


『ぶきみなよるのけものたち』
 ジアナ・マリノ/作(Pマ) BL出版

 まっくらやみのなか、ぶきみなよるのけものたちが、うろついている。こわい。こわい。
 アウーーアウアウアウーーー。ぶきみなこえもきこえてくる。
 こわくてこわくて、けものたちはみんないっしょに、ぶきみなよるのけものからにげまわる。
 パチッ。きゃーっ!とつぜんあかりにてらされたのは・・・・?だれ?

『小さなサンと天の竜』
 チェン・ジャンホン/作(Pチ) 徳間書店

 『ウェン王子とトラ』などのチェン・ジャンホン新刊。
 できるわけない、と言われたことに立ち向かい、やがて山を動かした小さなサン。
 迫力ある竜、そしてサンのまっすぐな目がこちらに向かってくるようです。

『スタジオジブリの乗りものがいっぱい』
 (Pにんき者) 徳間書店

 メーヴェ、ガンシップ、ゴリアテ、サボイアS‐21・・・これでワクワクした人へおすすめ!
 ジブリアニメの、機械の乗り物だけを集めた絵本です。もちろんハウルの城も!

『とうきび』  
 クォン・ジョンセン/詩 キム・ファンヨン/絵(Pキ) 童心社
 たのしみにそだつのをまっていた、とうきび。せんそうがおきて、ぼくたちは
 とうきびもすててみしらぬとちへにげることになった。作者のクォン・ジョンセンが
 小学生のときに書いた詩を日・中・韓平和絵本シリーズにてしゅっぱんされました。

『300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート』
 エミリー・ジェンキンス/文 ソフィー・ブラッコール/絵(Pフ) あすなろ書房
 ブラックベリー・フールってなあに?見れば見るほど、おいしそう!
 昔は作るのもたいへんだったんだね。今なら、すぐに作れそう?
 ちゃんとレシピものっていますよ。


『ハワイ島(しま)のボンダンス』 
 いわねあい/ぶん おおともやすお/え(Pオ) 福音館書店

 日本の夏といえば、花火や祭りに、盆踊り。ハワイに、盆踊りそっくりな
 ボンダンスがあるのを知っていますか?先祖に感謝をして、いっしょに
 楽しむのがボンダンス。日本のお盆と同じですね。
 絵本を読みながら、ハワイのボンダンスをのぞいて見てみましょう。

『がらくた学級の奇跡』 
 パトリシア・ポラッコ/作(Pホ) 小峰書店

 ピーターソン先生の特別クラスは「がらくた学級」。私も新学期からこの
 クラスに入った。ちょっとかわった子が多いクラス。がらくた置き場の
 ゴミクズみたいだから、そんな風に呼ばれるのかな。ちがうよ、本当は
 もっとちがう意味があるんだよって、教えてくれたのはピーターソン先生だった。
 人と違うことに不安になった時、そっと背を支えてくれるおはなしです。




あかちゃんえほん


『ぞうちゃんのいやいや』 
 三浦太郎 /作 (Pミ赤ちゃんえほん) 講談社

 ぞうちゃんのきらいなものはぜんぶ「いやいや」
 すきなものは?おしゃべりがすこしできるようになった子どもたちにぴったりの絵本です。


よみもの


『ツトムとでんしゃのカミサマ』
 にしかわおさむ/文・絵(Fニ) 小峰書店

 えをかくのがだいすきなツトム。きょうも、だいすきなおばさんのうちへなにかを
 だいじそうにもってやってきますが・・。「スズメのおんがえし」など、ツトムとたくさんの
 おともだちとのたのしいおはなしが6つのっています。低学年から

『ペットのきんぎょがおならしたら・・・・・・?』
 マイケル・ローゼン/作(933ロセ) 徳間書店

 子いぬがほしくてたまらないエルビー。ところがある日、ママがつれてかえったのは、なんときんぎょ!
  しかたがないのでエルビーはきんぎょに「フワフワ」というなまえをつけていぬのげいを
 おしえることにしますが・・。エルビーときんぎょのフワフワのあかるくゆかいなものがたりです。低学年から


『七十二歳の卒業制作』
 田村せい子/作(Fタ) 福音館書店

 たったひと月しか通えなかった中学校。63歳の田村さんは
 <やっと自分の番が来た>と、夜間中学校に入学し、高校・大学まで進みます。
 そして、児童文学作家の富安陽子さんの教室で書いた、小説の数々が本になりました。
 戦後の懐かしい景色が目に浮かぶようです。十代から


『なきむしこぞう』
 今村葦子/さく 酒井駒子/え(Fイ) 理論社

  しずかな、なつの、ゆうがた。そっと、いえでをした、ぬいぐるみの、
 ぞうと、きりんと、らいおん。あのこが、あんまり、かってばかりするから、
 いやになって、いえでをしたのです。でも、あのこが、なきながら、よんでいるときいて…。
 ぬいぐるみたちの愛らしさ、あのこの寂しそうな姿に胸がきゅっとします。低学年から


『せなか町から、ずっと』
 斉藤倫/著(Fサ) 福音館書店

 不思議な形をした、せなか島。そこに暮らす人たちの、ちょっぴり不思議なできごと。
 想像してみて。風があるのにちっともゆれないカーテン、いつも走り回って名前をおとしてしまった女の子、
 カウボーイが見たまっしろな夢…。詩人が書いた、想像の扉を開くような物語です。中学年から


『カルペパー一家のおはなし』
 マリオン・アピントン/文(933アヒ) 瑞雲舎

 ルイス・スロボドキンの絵もかわいらしい、紙人形の家族のおはなしです。
 家のすみに作られたカルペパーさんのおうち。そこから始まる家族のくらし。
 子どもが見つからなくなったり、旅行に出かけたり、びっくりするような知り合いができたり…。
 カルペパーさん一家は、きょうは、なにをしているのかな?中学年から


 

ちしきの本

『まちのしくみ』
 (307)  東京書籍

 まいにちたくさんの人たちがつかっている駅。駅員さんや駅長さんは、どこでどんな仕事をしているの?
 みんながだいすきな、回るおすしはどんなふうにつくられているの?
 動物園の動物たちはなにをたべているの?びょうきになったときはどうするの?
 みんなの知らないバックヤードのひみつが、よーくわかります。

 

『チリメンモンスターのひみつ』
 (667) 偕成社

 まだまだ、いるいる!チリメンモンスター!
 チリメンジャコを買ってきたら、探して、見つけて、食べちゃおう!


『サメのひみつ10』 
 (487) ブックマン社

 クイズ!サメのなかまはどれ?①クジラ②イルカ③エイ
 どれだと思う?答えは本を開けばすぐわかるよ。
 サメのすごさ、サメの不思議がつまった一冊。写真がけっこう怖いのです…。