あたらしいこどもの本

【休校中のみんなへ】読書=想像力

 
 いま、学校の友達と遊べない、楽しみにしていた行事がなくなった、
なぜ自分たちだけこんな目にあうのか、など、さびしさ、不安、不満に
思っている人も多いことと思います。
ここは気分を切りかえて、休校中の間にいろんな本と出会ってみませんか?


 私は、小さいころ、家族がいそがしかったので、読みきかせをしてもらった
おぼえがあまりありません。でも、本を読むのが好きだったので、『ぐるんぱのようちえん』や
『三びきのやぎのがらがらどん』などの絵本を、一人でよく読んでいました。
小学校に入ってからも、多くの時間を図書室の中ですごしました。


 ある時から、特に、戦争や平和について書いてある本に興味がわくようになりました。
きっかけの一つが、小学校3年生の教科書にのっていた『ちいちゃんのかげおくり』です。
「戦争」「死」に初めてふれた作品で、心にとても残っています。


 それからは、『はだしのゲン』や『白い町ヒロシマ』など、戦争中の日本の子どもたちの
様子が書かれている作品のほか、『テレジンの小さな画家たち』などの、第二次世界大戦中の
他の国の子どもたちを書いた作品なども読むようになりました。


 大人になって読んだ本の中では、日本・中国・韓国の絵本作家たちが、国を超え、
交流を重ねながら、平和と戦争について、命について、さまざまな視点からえがいた
「日・中・韓 平和絵本」シリーズが心に残っています。
 おたがいの悪いことばかりを見て争うのではなく、みんなが手を取り合って仲良くして
いくためにはどうしたらいいのか。絵本を通して考えてみてほしいと思います。


9/3の新聞記事に、池上彰さんのこんな言葉が載っていました。「一番大切なのは、想像力」。

本を読むことは、想像力を育てます。本を通して、国や世代に関係なく、おおぜいの人たちが、
悲しみやつらさ、さびしさを乗りこえて生きてきたことを、知り、感じてもらえたらうれしいです。
そして、図書館が再開したとき、すてきな笑顔のみなさんと出会えることを楽しみにしています。(か)
 
『ぐるんぱのようちえん』 西内ミナミ/文 堀内誠一/絵(Pホとも) 福音館書店
『三びきのやぎのがらがらどん』 マーシャ・ブラウン/文・絵(Pフ)福音館書店
『ちいちゃんのかげおくり』 あまんきみこ/文 上野紀子/絵(Pウ)あかね書房
『はだしのゲン』 中沢啓治/作(726まんが)汐文社 全10巻
『白い町ヒロシマ』 木村靖子/作(Fキ) 金の星社
『テレジンの小さな画家たち』 野村路子/著(916) 偕成社
『日・中・韓平和絵本』シリーズ 童心社 全10巻

【休校中のみんなへ】図書館で出会った本たち

 図書館でお仕事をしているけれど、実はわたし、子どものころにあまり本を読んでいません。
 そのかわり、図書館ではじめて出会った本がたくさんあります。
 その中で、わたしが好きな本を少し紹介しますね。

 
 まずは絵本をいくつか。
 もっと秋らしくなったら読みたい『わたしのクマさんに』。
 灯台に住み、その光を守り続けるお仕事をしている『灯台守のバーディ』。
 いじめられっ子が自分だけの国を作り、どんどん広がっていく夏休みのおはなし『ウェズレーの国』。
 むかしのアメリカで、西から東まで長い旅をする『走れ!!機関車』。
 どれもちょっと長めの絵本です。じっくりと絵を見て、物語を楽しんでほしいなと思います。


 そして、タイトルは知っているけど読んだことのない、長い物語にもチャレンジするようになりました。
 読むまで知らなかったことがたくさん!
 例えば…『オズの魔法使い』に出てくる小人の名前を知っていますか?
 『ハイジ』が病気になってしまったのはなぜ?
 『赤毛のアン』には続きがあります。シリーズは全部で何冊?
 『はてしない物語』で主人公が読んでいる本はどこにある?
 読んだ人はわかるはず。どれも300ページ以上の長い物語です。
 読み終わるとやりきった感もあるし、ひとつ大人になった気持ちになれますよ。

 
 まだまだわたしには、知らない本、読んだことのない本がたくさんあります。
 図書館には古い本も、新しい本もたくさんあるので、
気になる本はどんどん手にとってみたいです。
 無料で読めるのが、図書館のいいところでもありますからね。
 これからの出会いが楽しみです。
 みんなも大好きな一冊に出会えますように。(い)



『わたしのクマさんに』 デニス・ハシュレイ/文 ジム・ラマルシェ/絵(Pラ) BL出版
『灯台守のバーディ』 デボラ・ホプキンソン/作  キンバリー・バルケン・ルート/絵(Pル)  BL出版
『ウェズレーの国』 ポール・フライシュマン/作  ケビン・ホークス/絵(児庫Pホ)  あすなろ書房
『走れ!!機関車』 ブライアン・フロッカ/作(Pフ) 偕成社 


『オズの魔法使い』 L・F・バウム/作(933ハウ全集名作) 福音館書店
『ハイジ』 J・シュピーリ/作(943スヒ全集名作)  福音館書店
『完訳 赤毛のアン』 L・M・モンゴメリー/作(933モ全集名作)   講談社
   ※全集名作コーナーに、いろいろな訳・出版社のものがあります。

『はてしない物語』 ミヒャエル・エンデ/作(943)  岩波書店

【休校中のみんなへ】ファンタジーはおもしろい!

 わたしが小学5年生の時、小学校の図書室で『ローワンと魔法の地図』という本に出会い、
「本っておもしろいんだ!」と感動したことをおぼえています。
(それまで本はほとんど読んだことがありませんでした。)

 それからたくさん図書室で本をかりて、とくに「冒険(ぼうけん)・魔女(まじょ)・妖精(ようせい)・魔法(まほう)」
といったファンタジーがすきでした。
 お気に入りは『七人の魔法使い』『魔女の宅急便』『七つの封印』などで、
外国の物語をよく読んでいました。実は、それは大人になった今もかわりません。
(わたしが「読みたい!」と思うオシャレな表紙や、かっこいいタイトルが多いのかも…?)

  「司書(ししょ)」という言葉を知ったのは、近くの図書館によく通っていた中学生の時です。
(「司書」とは、図書館ではたらくための資格をもった人のことです。)
 そのころから図書館ではたらくことにあこがれて、ラッキーなことに今はこうして司書としてはたらいています。

 図書館に来て一年もしないうちに児童室担当(じどうしつの仕事をする人)となりましたが、
それまで自分のすきな本だけ読んでいたので、むずかしそうな物語や、長いあいだ
愛されてきた物語についてぜんぜん知りませんでした。
 それでも約三年間、毎日たのしく本とふれ合ううちに、本についてたくさんのことをおぼえました。

 『魔法のカクテル』というゆうめいなお話を大人になってから読んで、思ったことがあります。
 それは、『はてしない物語』(とてもぶあつい本!)を小学6年生のわたしはとちゅうで
あきらめたけど、大人になって成長した今のわたしなら投げ出さずに読めるかも、ということです。

 だから、みんなもすきな時にすきな本を読めばいいし、その時読みたい本を
手にとればいいとわたしは思います。児童書は大人が読んでもとてもおもしろいので、
今はむずかしくて読めないと思っても、大人になってからぜひちょうせんしてほしいです。
 
 ちなみに『魔法のカクテル』は、わたしがすきな魔法も魔女もねこも出てくるので自分で買いました。
マウリツィオというまぬけなねこが出てきます。気が向いたら読んでみてください!(し)
 

おすすめのファンタジー
『ローワンと魔法の地図』  エミリー・ロッダ/作(933ロッ) あすなろ書房
『フェアリー・レルム』  エミリー・ロッダ/作(933ロ) 童心社                                   
『七つの封印』  カイ・マイヤー/作(943) ポプラ社
『魔女の宅急便』  角野栄子/作(Fカ) 福音館書店
『七人の魔法使い』  ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(933ショ) 徳間書店
『ルナ・チャイルド』  ムーニー・ウィッチャー/作(973) 岩崎書店
『魔法のカクテル』  ミヒャエル・エンデ/作(943エン) 岩波書店
『はてしない物語』  ミヒャエル・エンデ/作(943エン) 岩波書店
『エルシーと魔法の一週間』  ケイ・ウマンスキー/作(933ウマ) 評論社

【休校中のみんなへ】いつだって本は友だち

 子どものころは、家族と学校、同じような年の友だちだけの、
とてもこじんまりとした生活でした。
毎日友だちと、笑ったりけんかをしたり。伝えたいことがあれば、
走って会いに行くという、とてもリアルな毎日でした。

 幼稚園だったか小学校だったか、出会ったのが「小公女」の絵本。
見たこともない家具、きれいなドレス、おいしそうな食事。
こんな世界があるのかとおどろき、今でもその色がうかびます。
話の中に出てくるインドなんて、テレビで見たカレーライスの
コマーシャルに出てくる国ということしか知りませんでした。

 小学生になり、月2冊ずつ買ってもらった「少年少女世界文学全集」で
特に好きだったのは、森のおたずね者「ロビンフッドの冒険」や、
ありえない世界にまよいこむ「不思議の国のアリス」などのイギリスの話や
アメリカの四姉妹「若草物語」。
「赤毛のアン」や「トムソーヤの冒険」では、孤児院(こじいん)や奴隷制度(どれいせいど)
など、楽しいだけでなく悲しいことがあることも知りました。
学校でくりかえし読んだ「やかまし村の子どもたち」など、
想像もつかなかったスウェーデンの生活。
本はいつも家で待ってくれている大切な友だちでした。

  知らない国々、さまざまな世界があることを教えてくれた数々の本、
その本を教えてくれた人たち、ありがとう。
次は私が楽しさを伝える番、というのがこの仕事を選んだきっかけでしょうか。

 きのう、子どものときに読んだ『小公女』の絵本らしいものを見つけました。
おぼえていたままの絵で、とてもうれしくなりました。
 
 「名作」といわれ読みつがれてきた物語は、きっと古今東西(ここんとうざい)の
いろいろな世界につれていってくれます。
また、外国のお話は、小さな人でもかんたんに読めるものや、
きちんと翻訳(ほんやく)されたものなど、いろいろあります。

 おもしろいものは、あふれています。
あなたが読んでいる本からも、いろいろな世界が広がりますように。(の)



『小公女』バーネット/原作 横山美智子/文 高畠華宵/絵
                ※図書館にはありません
『小公女』バーネット/作 (933ハ全集名作)
『ロビンフッドのゆかいな冒険』ハワード・パイル/作 (933ハ全集名作)
『ふしぎの国のアリス』ルイス・キャロル/作 (933キャ全集名作)
『赤毛のアン』L.Mモンゴメリ/作 (933モ全集名作)
『トムソーヤの冒険』マーク・トウェイン/作 (933ト全集名作)
                ※児童室の全集名作コーナーでみてください
『やかまし村の子どもたち』リンドグレーン/作 (949) 岩波書店

【休校中のみんなへ】 お気に入りの本はどんな本?

 続きの本が読みたかったのに…。
 新しく読む本を探そうとしていたのに…。

 急に図書館が休館になり、残念に思っている人も多いと思います。こんなときは、
おうちにある本をもう一度読み直してみるのはいががでしょう?

 私は小学生のころ、気に入った本を何度も繰り返し読んで楽しんでいました。なかでも
『大どろぼうホッツェンプロッツ』は大のお気に入りでした。

 世にも恐ろしい大どろぼうと、大どろぼうをつかまえようとふんとうするゼッペルと
カスパールの勇気ある二人の男の子、そしてちょっと間の抜けたおまわりさんとの
やりとりがとにかく面白く、毎回笑いながら、とても楽しい気持ちになって読んで
いたのを覚えています。

 魔法使いに命じられ、そんなに!という量のじゃがいもの皮をひたすらむかなけれ
ならないシーンでは、この本はドイツのお話だからなのかな?など、自分のふだんの
生活とのちがいにも、面白さを感じたのを覚えています。(どんな量かは、読んで
みてくださいね。)

 今でも図書館でよく借りられていて、ああ、読んでくれている子どもたちがいる、と、
とてもうれしく思っています。

 他にも、『ふらいぱんじいさん』や『もりのへなそうる』、高学年に、なってから
『大草原の小さな家』シリーズなど、振り返ると、楽しい本との思い出が次々と出てきます。
そんな楽しい読書体験が、今のこの仕事につながっているのかもしれませんね。

 さて、私の話はさておき、みなさんも小さかったころによく読んだ本だったり、お気に
入りの本があれば、あらためて読んでみてください。楽しい気持ちを思い出したり、
もしかしたら前と違った感想を持つかもしれませんし、これまで気付かなかった新しい
発見があるかもしれませんよ。

 図書館が開館したら、また、本との出会いを求めて図書館に来てくれるのを楽しみに
待っています。(ま)


『大どろぼうホッツェンプロッツ』プロイスラー/作(943フロ19)  偕成社
『ふらいぱんじいさん』神沢利子(Fカ) あかね書房
『もりのへなそうる』わたなべしげお(Fワ) 福音館書店
『大きな森の小さな家』ローラ・インガルス・ワイルダー/作(933ワイ) 福音館書店

【休校中のみんなへ】 あなたは司書になる?

 タブレットの授業はどうですか?このページはタブレットから見ることができるのかな?
 
 わたしたちはいま、毎日たくさん返ってくる本の片付けや修理、あちこちの部署との調整に追われています。
開館したとき、みなさんに気持ちよく使ってもらえるように、できる限りの準備をしているところです。

 さて、この休校中、私が小学生や中学生だったらどう過ごしただろう?と考えてみました。やっぱり、本を
読んだかなあ(マンガもふくめて)・・・

 わたしは小学生のころ、学校の図書室や、地区市民センターの図書室で、いつも本をかりていました。
市民センターの図書室は、学校にないようなおもしろい本がたくさんあって大好きでした。(おとなになってから、
子どもの本屋メリーゴーランドの増田さんが本屋を始めたばかりのときに選んだ本だと聞きました!)

 また、四年生のころ、なぜかおばがくれた、アーサー・ランサムの『オオバンクラブの無法者』にハマり、
お年玉をもらうとメリーゴーランドに行って『アーサー・ランサム全集』を買い、自分で全12巻をそろえました。
 中学生の時はそんなに読んでなかったと思うのですが、横溝正史やコナン・ドイル、コバルト文庫の新井素子
(トシがばれる)を読んでいたかな・・・
 翻訳のものも日本のものも、ミステリーもファンタジーも児童文学も好きでした。

 わたしは、この図書館に来てからかなり長い年月が過ぎました。そのながーい経験から、図書館の司書として
必要なのは、本への愛、体力、聞く力、伝える力、の四つだと考えています。

 本をたくさん読んでいなくても、本への愛だけは欠かせません。
 本は重いし、立っている時間が長いので、体力腕力も重要です。
 そして、本を求めている人の話をよく聞き、必要なことを聞き出し、それについてわかりやすように伝えることが
できなければいけません。
 本が好き、だけでよいというわけには、いかないのですね。

 もし、図書館の司書っていいなあ、と思ってるのであれば、お客さんがたくさん来る仕事でアルバイトなどを
経験しておくと、役に立つと思います。
 ただし、残念ながら現在は、非正規の司書がほとんどです(すべてではありませんが)。そこも考えてくださいね。
 わたしはすべてひっくるめて、司書をやれていてよかったなあ、と思っています!(ち)

『アーサー・ランサム全集』全12巻 岩波書店 (児童 933ラ)
『ランサム・サーガ・シリーズ』岩波少年文庫
  ※岩波少年文庫版は、『オオバンクラブの無法者』が『オオバンクラブ物語』と改題
『シャーロック・ホームズ全集』コナン・ドイル/作(児童 933ト 全集名作)
『横溝正史自選集』(成人 918.68 ヨコ) 
『星へ行く船』新井素子/作 集英社コバルト文庫版(Fア 児童書庫)
              出版芸術社 改訂版(成人 913.6 アラ)

あたらしくはいった本(令和3年9月UP)

思うように出かけれない日が続いていますが、
本の中では、自由にどこにでも行けますよ!
冒険の世界も、笑いの世界も、知識の世界も!
本の中でいろいろな世界をのぞいてみてくださいね。


★えほん★


『おはよう!げんき?』
 村上勉/作(Pム) 講談社
 あさ、ありがどんどんのぼるみどりのみち。いろいろないきものにであって、
 たどりついたのは・・・!いっぱいにひろがった絵にわくわく。


『お月さんのシャーベット』
  ペク・ヒナ/作(Pへ) ブロンズ新社
 あんまりあつくてとけだしたお月さん。おばあちゃんがシャーベットをつくってみんなにわけると、
 みんなつめたくてあまーいゆめをみた。お月さんのたのしいはなし。


『ちょとつ』
 立川治樹/文 くすはら順子/絵(Pク) 絵本塾出版
 ぼくイノシシ。まっすぐしかはしらへんで。
 かんにんやで。はたけも、よそのいえのなかも、しんごうがあかのどうろも。
 でもこんなときは・・・。
 がんがんはしるイノシシに、おもわずわらってしまう。


『ぱったんして』
 松田奈那子/作(Pマ) KADOKAWA
 あかいてんとあかいまる ぱったんすると りんご!
 かみをおって、えのぐをだして、ぱったん。
 色あそびがどんどんうかぶ、楽しいえほん。


『ねえさんの青いヒジャブ』
 イブティハージ・ムハンマド&S・K・アリ/文 ハテム・アリ/絵(Pア) BL出版
 イスラム教の女性が、髪をおおうためにつけるヒジャブ。それを初めてつけて学校へ行った日。
 ねえさんはどんな気持ち?ママのセリフも胸を打ちます。


『かみなのに』
 たにうちつねお/作(Pタ) 大日本図書
 紙の楽しさは無限大!はねて、のびて、こわい!…かみなのに?
 ぜひいっしょに遊んでみてください。


『カラフルなひとりごと』 
 種村有希子/作(Pタ) ほるぷ出版
 こころのなかでおしゃべりしたことあるよね?あのこもこのこもおしゃべりしているよ。
 どんなおしゃべりかきいてみない?


『うちゅうひゃっかてん』
 黒岩まゆ/作(Pク) 小学館
 ちいさなほしをまるまるかいぞうした「うちゅうひゃっかてん」には、いろいろなほしから
 おきゃくさんがやってきます。おや、なんだかおかしなおきゃくさんがやってきましたよ。


『アレッポのキャットマン』
 アイリーン・レイサム、カリーム・シャムシ・パシャ/文 清水裕子/絵(Pシ) あかね書房
 シリアにあるアレッポという街が戦争によってこわされ、多くのねこたちが取り残されました。
 しかしそのねこたちを助ける活動が世界中に広まり、支援によってねこのみならず街を救うこととなりました。
 世界中の人々を動かした一人の故郷を思う心に胸が打たれます。


『ついてくる』
 小川育/作(Pオ) 教育画劇
 くらい道をあるいているとだれかがあとをついてくるような…。
 うしろが気になってドキドキしちゃう。そして、あっ!とおどろくラストです。大人もぜひ。


『ばけねこ』
 杉山亮/文 アン マサコ/絵(Pア) ポプラ社
 あるひ、ねこのタマがいなくなってしまいました。おんなのこは、タマをさがしに
 こわいうわさがあるねこみみやまにむかいましたが…。
 ちょっぴりぶきみでふしぎなおはなしです。


『おおきなかべがあったとさ』
 サトシン/文 広瀬克也/絵(Pヒ) 文溪堂
 めのまえにのぼれないくらいたかいかべがあったらどうする?
 はしごをかけたり、よじのぼったりできるね。
 でも、もっとたかいかべがあったら…。なかまといっしょならのりこえられるかも!


『アリィはおとどけやさん』
 大久保雨咲/文 吉田尚令/絵(Pヨ) ひさかたチャイルド 
 アリのアリィのお仕事は、おとどけやさん。
 「アリィにおまかせ!」って、きっちりはこんでくれるんです。
 そんなアリィが、ともだちのイモムーのためにしたことは、何かな?


『とうもろこしぬぐぞう』
 はらしままみ/作(Pハ) ポプラ社
 夏にとうもろこしは食べたかな?かわはついてた?
 けっこうたいへんなかわむき、ぬぐぞうはじぶんでがしがしぬいでいきます!
 かわをむくだけなんだけど、すごくすっきりした気分になります。


『学校が大好き アクバルくん』
 長倉洋海/作(Pナ) アリス館
 この顔!表紙を見ただけで読みたくなる!
 写真家の作者も、教室に入ったとたん、アクバル君に目が行ったそう。
 アフガニスタンの子どもたちがずっと、こんな顔でいられる世界になってほしいと
 心からいのります。


『子どもの本で平和をつくる』
 キャシー・スティンソン/文 マリー・ラフランス/絵(Pラ) 小学館 
 戦争で傷ついた子どもの笑顔を取り戻したのは、あちこちの国から贈られた本でした。
 本でつながることが、平和につながる。イエラ・レップマンの思いは今に続いています。


『真夜中のちいさなようせい』 
 シンソンミ/作(Pシ) ポプラ社
 ある日、熱を出してしまった男の子が出会った、ちいさなようせいたち。
 実は、ママがこどもだったころ、おともだちだったことがわかり・・・。
 ちいさかったころのママと男の子の心の交流を描く、美しくあたたかな物語。
 チマチョゴリの女の子のイラストが絵画のように美しく描かれていて、大人も楽しめる絵本。


『すいめん』
 高久至/作(Pタ) アリス館
 上から見る。下から見る。真ん中で見る。魚が見る。人が見る。
 それぞれで景色を変える、水面。美しくはかない写真集です。


★赤ちゃんえほん★


『びりびり』
 中新井純子/作(Pナ) 童心社
 びりびり びりり。いろがみをやぶってみると、いろいろなものにへんしん。
 さあ、いっしょに!あっ、ほんはやぶらないでね。


★よみもの★


『トムと3時の小人』
 たかどのほうこ/作(Fタ) ポプラ社
 お母さんと入った古道具屋さんで見つけた本。
 どうしても気になって図書館でさがして読んだつとむ。
 ところが続きがなくて・・・。
 3時にあらわれる小人とトムの楽しいおはなし。 中学年から


『ランペシカ』
 菅野雪虫/作(Fス) 講談社
 師匠のチポロについて弓の修行をするランペシカは、つらい記憶を忘れることができない。
 そんな時ふたたびあらわれたヤイレスーホ。村の平和は守られるのか。
 アイヌファンタジーの完結編。 10代から 


『すみれちゃんとようかいばあちゃん』
 最上一平/作(Fモ) 新日本出版社
 すみれちゃんがとまりにきたのは、山の中のようかいばあちゃんの家。
 きつねや、てんぐさまのともだちというばあちゃん。こんな家にとまってみたいな。
 低学年から


『正吉とヤギ』 
 塩野米松/作(Fシ) 福音館書店
 おじいがつれてきた小さな子ヤギ。
 自分の友だちやまるで子どものように、よろこんで世話をはじめた正吉でしたが、
 せんそうがすぐそばまでやってきていたのです。 中学年から


『あしたもオカピ』
 斉藤倫/作(Fサ) 偕成社 
 ふしぎなよつば月の日は、どうぶつたちのねがいごとがかなう日。
 どうぶつえんにいるオカピやぞうたち、どんなことをおねがいをしたのかな。
 低学年から


『ボーダレス・ケアラー』
 山本悦子/作(Fヤ) 理論社
 夏休みの間だけ、認知症のおばあちゃんの面倒をみることになった海斗。
 もういなくなった犬との散歩を始めたら不思議なことが…。
 ヤングケアラーが話題になる中、茶化すような物語はどうかなと迷いましたが、
 読み始めたら止まりませんでした。 10代から


『世界とキレル』
 佐藤まどか/作(Fサ) あすなろ書房
 山奥のサマースクールに3週間。食べるものはオーガニックなものだけ。
 デジタル・デトックスのためスマホは没収。
 そんなのありえない!スマホもない、お菓子も食べられない、
 ないないづくしの場所から飛び出した舞は…。 10代から


『イナバさんと雨ふりの町』
 野見山響子/作(Fノ) 理論社
 ちょっとうっかりなイナバさん(白うさぎで、はたらくおとな)。
 今回も、場所も時間も飛び越えたトラブルにまきこまれます。ゆるっと楽しい一冊。
 中学年から


『パラゴンとレインボーマシン』
 ジラ・ベゼル/作(933ヘセ) 小学館
 色の見えないオーデン、新しい小学校の友だちヴィヴィ、不思議なロボット…?パラゴン。
 おじさんの死と、パラゴンの役割。僕たちが求めているのは一つだけ。
 本当のことを知りたい!近未来の冒険譚。 10代から


『りぼんちゃん』
 村上雅郁/作(Fム) フレーベル館
 転校生の大きなりぼんをつけた女の子、理緒と出会った朱里。
 ある出来事をきっかけに彼女の心の闇や痛みを知ってしまう。
 友達を守るためにはどうしたらいいのか?
 だれにでも起こりうる、人生にふりかかる「わざわい」というオオカミとたたかうために
 朱里や理緒が出した答えとは・・・? 10代から


『チョコレートのおみやげ』
 岡田淳/作(Fオ) BL出版
 神戸にある異人館、風見鶏、そしてチョコレートから始まる不思議なおはなし。
 チョコレートは時間がとけていくみたい。ゆっくり想像しながら読んでみて。
 10代から
 

★ちしきの本★


『ににんがし!』
 吉田戦車/作(410) 学研プラス
 九九をおぼえる前によむと、いい?
 虫たちが個性的すぎて、そちらのほうが気になってしまうかもしれませんけどね!


『チバニアン誕生』
 岡田誠/著(456) ポプラ社
 方位磁石が北を指すのは、N極が北にあるから。実は、大昔にひっくり返ったことがあったらしい。
 それがわかる場所が千葉県。いったい何が起こった?どうしてわかる?世界的な発見に注目!


『水族館 いきものとひとのいちにち』
 ほりかわあやこ/作(480)  福音館書店
 まちの水族館のいちにちと、はたらく人のようすがよくわかります。
 イラストなので、すっきり見やすく、小さい人にもおすすめ!
 くすっと笑えるうらばなしもあちこちにかかれています。


『なぜからはじまる体の科学』
 (491) 保育社
 「聞く・話す」「見る」「食べる・出す」の3冊。
 「見る」であれば、目のしくみだけでなく、目の病気や検査の機械、見えにくい、見えない人のことや、
 それを助けるための道具や仕組みについても詳しく書かれていることがすばらしい。


『くさい!』
 クライヴ・ギフォード/作(491) 河出書房新社
 くさいにはわけがある!身を守るため?きずなのため?新しい未来のための発見も!
 最強くさいから新しい技術まで、においパワー炸裂の一冊。


『たいせつなぎゅうにゅう』
 キッチンミノル/著(645) 白泉社
 わたしたちがいつも飲んでいる牛乳は、どうやって作られるのかな?
 「ぎゅうにゅうができるまで」をダイナミックな写真とあたたかいまなざしで伝えます。


『食べ物の「なぜ」を探ろう!キッチン実験室』
 (596) オレンジページ
 身近な食べ物の「なぜ?」を実際に作って、さまざまな変化のふしぎにせまってみよう。


『学研の図鑑LIVEpetit もふもふ動物の赤ちゃん』
 (480) 学研プラス
 もふもふでかわいい動物の赤ちゃんがいーっぱい!
 ぬいぐるみみたいなすがたにキュンキュンしまくりです。
 ハムスターやハリネズミなどのちいさな動物たちがすきな人には
 『ミニミニ動物』もおすすめです。


『なぜなのママ?』『なぜなのパパ?』
 きたざわきょうこ/作 やなせたかし/絵(367) 復刊ドットコム
 あかちゃんはどこから?の最初の一冊にこの本を。
 子どもの見慣れたやなせたかしさんの絵で、文も長すぎずわかりやすくすばらしい。
 1972年に出版されたものの復刊です。でも、いまの本よりうんとすてき。


『命の境界線』
 今西乃子/著(489) 合同出版
 奈良県では神様の使いとして大切にされ、あるところでは害獣として駆除される鹿。
 同じ生き物でも対応は違う。ペットと野生動物もそう。その境界線は?
 読んで考える、読書感想文にもいいかもしれません。

あたらしくはいった本(令和3年5月up)

5月になりましたね。
まださむい日があったり、思ったよりあつい日もあったりして、
ちょっとつかれる時もありますよね。
ゆっくり本をよんで、ひといきしてくださいね。



★えほん★


『ひばりに』
 内田麟太郎/詩 うえだまこと/絵(Pウ) アリス館

 「ひばりにはなそう ちいさなちいさなかぜのことを」はげます気持ちをすなおに
 ことばにした詩。読めば読むほど、心にぐっとくる絵本です。


『ぱくぱくはんぶん』
 渡辺鉄太/さく 南伸坊/え(Pミ) 福音館書店

 「ケーキははんぶんのこしといてね」そういってでかけたおばあさん。
 そのことばとおりにおじいさんははんぶんたべましたが…。


『海とそらがであうばしょ』
 テリー・ファン&エリック・ファン/作(Pフ) 化学同人

 フィンは、海とそらがであうばしょをさがすために、ふねをつくってたびにでます。
 どんなたびになるでしょうか。じっくり絵をながめたいえほんです。


『気のいいバルテクとアヒルのはなし』
 クリスティーナ・トゥルスカ/作・絵(Pト) 徳間書店

 いつもかわいがっているアヒルのききに、バルテクはかえるの王さまからさずかった力で
 たすけますが…。バルテクとアヒルのゆうじょうのものがたりです。


『111本の木』
 リナ・シン/作 マリアンヌ・フェラー/絵(Pフ) 光村教育図書

 女の子が生まれたおいわいに、111本の木をうえる村があります。
 それは、男の子も女の子も同じように生まれたことをよろこぶためであり、
 村のしぜんをとりもどすためでもあります。ジェンダーについてかんがえる、
 本当にあったおはなしです。


『ちこくのりゆう』
 森くま堂/作 北村裕花/絵(Pキ) 童心社

 あさおきたら、とうちゃんとかあちゃんがカブトムシに!?えらいこっちゃ!
 あわてるマサシですが、それだけではおわらないのです。
 まさかまさかのれんぞくにおもわずわらっちゃうおはなしです。


『めぐりめぐる』
 ジーニー・ベイカ/作(Pへ) ポリフォニープレス

 そらたかく、ひるもよるもやすまずに、ときにはちきゅうのはんたいがわまでとびつづけるわ たり鳥。
 おおむかしからいききしていた、しるしのないみちをたどります。
 いったいどんなけしきをみているのでしょう。
 コラージュの絵をみながらそうぞうがどんどんふくらみます。


『おじいちゃんのたびじたく』
 ソヨン/作・絵(Pソ) 小峰書店

 ある日、おじいちゃんのもとに、おきゃくさまがやってきました。
 おじいちゃんはおおよろこびで、たびのしたくをはじめます。
 だれにでもおとずれる、「旅立ち」を、あたたかく、やさしいまなざしで、
 描いた韓国の絵本。顔のシートパックやちゃぶ台、紙のお金につつまれた小銭、
 旅にはかかせない、たくさんのゆでたまごなど、韓国ならではの文化がよくわかる、
 イラストにも注目です。


『すきなことにがてなこと』
 新井洋行/作 嶽まいこ/絵(Pタ) くもん出版

 あなたのすきなことはなんですか?スポーツ?音楽?それともべんきょうかな?
 すきなことがあればにがてなこともあるよね。それぞれのとくいなことを生かして、
 たすけあって、ささえていく、そんなせかいってすてきだね。

『このまちのどこかに』
 シドニー・スミス/作(Pス) 評論社

  ゆくえふめいのねこを探して、小さな子がひとり。
 こごえるような寒さの日、 大都会をどんな気持ちで歩いているのでしょうか。
 ふぶきのなか、やっとたどりついた家で、「きみは、きっとだいじょうぶ」と、
  いのるような気持ちでむかえてくれた、家族のあたたかで、
  つつみこむようなメッセージが心にひびきます。


『アパートのひとたち』
 エイナット・ツァルファティ/作(Pツ) 光村教育図書

 アパートにすんでいる女の子。それぞれの階のドアを見て、
 どんな人たちがすんでいるのか、想像しています。どろぼう一家にサーカス団、
 吸血鬼など、女の子と一緒に、どんどん広がっていく、空想の世界を楽しんでみてください。


『みち』
 さいとうしのぶ/作(Pサ) ひさかたチャイルド

 はるちゃんがかいたみち、どんどんのびていきます。ぱんやさんにじゅーすやさん。
 むこうにはかわ。はるちゃんはわたれるかな?おはなしがどんどんふくらむえほんです。


『かなしみのぼうけん』
 近藤薫美子/作(Pコ) ポプラ社

 ひとつのいのちがおわり、かなしみをかかえて、さんりんしゃではしるこども。
 はしってはしって、やっとわかれをうけいれたあとやってきたのは・・・。
 わかれのあとには、つぎのであいもやってくるね。


『ちがうかな?ヘンかな?』
 楊思帆/文・絵(Pヤ) 樹立社

 めがね、ズボン、くつ…なんかヘンだよ?おかしいよ?
 あれあれ、ぴったりのいきものがやってきたよ。つぎは、だれかな?
 明るい色も楽しい絵本。


『まちがいなんてないよ』
 コリーナ・ルウケン/絵と文(Pル) 新評論

 絵をかいていたら、片方の目が大きくなりすぎちゃった。次は、インクのシミ!
 まちがいだらけの絵になっちゃった…?いやいや、だいじょうぶ。
 想像力をはたらかせれば、どんどん変わっていくよ。まちがいなんてないよ。


『ちっちゃな生きものたち』
 スージー・ウィリアムズ/作 ハンナ・トルソン/絵(Pト) 化学同人

 虫のこと知りたいけど、本物の写真は苦手。そんなあなたにおすすめです。
 アリ、ムカデとヤスデ、カタツムリ、ミミズの4冊があります。
 ちょっとのぞき見してみませんか?


『うろおぼえ一家のおかいもの』
 出口かずみ/作(Pテ) 福音館書店

 みんなで、おでかけ。おかあさんは、おうちでご用事。たのまれたものは何だっけ?
 みんなであれこれ話しても、うろおぼえ…。だれにきいても、合っているような、
 何だかちがうような…?


『うみがめのおじいさん』
 いとうひろし/作(Pイ) 講談社

 なみにゆられて、うつらうつら。思い出にただよう、おじいさん。
 時間も、場所も、自分のことも、うみといっしょになって、
 うつらうつら。ゆられています。


『どろぼうねこのおやぶん』
 小松甲尚/ぶん かのうかりん/え(Pカ) 文芸社

 さかなやさんとなじみの、どろぼうねこのおやぶんさん。ある日のてんきよほうは、
 はれのちサンマまたはサバ。こまったさかなやさんのために、おやぶんさんは…?
 猫好きのあなた!この絵、好きじゃないですか?


『おばあちゃんのたからもの』
 シモーナ・チラオロ/作(Pチ) 光村教育図書

 おばあちゃんの顔のしわは、ぜんぶがすてきなたからもの。
 子どものころの朝。少女のころの海辺のピクニック。
 おじいちゃんにはじめてあった日…。きょうは、すてきなおばあちゃんのたんじょう日。


『ありがとう』
 谷川俊太郎/詩 えがしらみちこ/絵(Pエ) 講談社

 卒業式の日。親に、世界に、わたし自身に、「ありがとう」と言ってみる。
 わたしがこの世界に存在する意味をかみしめる。
 谷川俊太郎の詩にひたる絵本。


★赤ちゃんえほん★


『ちゃーぷちゃぷあひるちゃん』
 渡辺朋/文 村上康成/絵(Pム) 文響社

 あひるちゃんがちゃぷちゃぷすすみながら、どこかをめざしています。
 あひるちゃんといっしょにぼうけんしてみよう。


★よみもの★


『わたしの気になるあの子』
 朝比奈蓉子/作(Fア) ポプラ社

 瑠美奈のクラスメイトが、とつぜん坊主頭にして学校に来た。
 クラスのみんなは「女の子が坊主頭なんておかしい」と言うけれど…。  10代から。


『わたしのあのこ あのこのわたし』
 岩瀬成子/作(Fイ) PHP研究所

 友だちになりたいと手紙を書いたものの、あることがきっかけでいじわるな気持ちが
 ふくらんでいくアキ。怒っているんだろうなと手紙の返事を渡せないモッチ。
 二人の女の子の物語。  高学年から


『ゆかいなことばつたえあいましょうがっこう』
 宮下すずか/作(Fミ) くもん出版

 コアラのモモちゃんがけがをしたらしい。たいへん!はなしをきいたリスのケイちゃんは、
 ワカちゃんにつたえ、ワカちゃんはミウちゃんにつたえ・・・。
 さいごにつたわったはなしに、みんなびっくり!でんごん、むずかしいね。  低学年から


『ぼくはおじいちゃんと戦争した』
 ロバート・K・スミス/著(933スミ) あすなろ書房

 大好きなおじいちゃんが一緒に暮らすことになった!えっ、ぼくの部屋に住むの?
 ぼくは3階の暗い怖い場所に行けって!?勝手に決めるなんて許せない。戦争だ!
 不公平を正すために、おじいちゃんと戦争を始めたピーター。
 でも友だちはひどいことを言うし、どんどんエスカレートして終わらない。
 どうしたらいいの?戦争に勝てばいい?我慢する?あきらめる?
 ラストにほっとする物語。  高学年から


『ぐうたらとけちとぷー』
 加瀬健太郎/作(Fカ) 偕成社

 ぐうたらの「めんどう くさのすけ」、ケチの「せこいや ジャクソン」、
 おならばっかりの「へ こいたろう」。
 「なかよしの三人のおはなし。めっちゃわらえる。  低学年から


『バンビ 森に生きる』
 フェーリクス・ザルテン/作(943) 福音館書店

 本当のバンビの物語は、オーストリアの美しくもきびしい自然の中で、
 死と隣り合わせで生きることを描いたリアルな物語です。
 岩波の上田真而子訳か、酒寄進一訳のこの福音館版で読んでみてください。  10代から


『ヤーガの走る家』
 ソフィー・アンダーソン/作(933アン) 小学館

 死んだ人たちをおくる「門の番人」の手伝いをしながら暮らすマリンカ。
 足が生えた家は、急に動き出して、どこへ行くかわからない。そんな生活を
 ぬけだすために考えた方法は…?ただのファンタジーでない現実的な展開に、
 ページをめくる手が止まりませんでした。  10代から



★ちしきの本★ 



『アーノルド・ローベルの全仕事  がまくんとかえるくんができるまで』
 (726研究) ブルーシープ

 絵本作家アーノルド・ローベルを知っていますか?名前にピンとこなくても、
 かえるくんが親友のがまくんにおてがみを送る「おてがみ」というお話を、
 国語の教科書で読んだ人もいるかもしれません。
 『ふたりはともだち』からはじまる「がまくんとかえるくん」全4冊のシリーズは、
 今も世界中で愛されているロングセラーです。現存する貴重な原画やスケッチなどの
 図版や解説、家族のインタビューによるアーノルド・ローベルの知られざる素顔や、
 訳者である三木卓さんの解説なども収録された、決定版の一冊です。


『モノのなまえ事典 まだある!!アレにもコレにも!』
 (031) ポプラ社

 食パンの耳の正式名称、福引でガラガラまわすアレ、ラムネのびんのくびれてるアレ、
 などなど。よく見るけど、本当の名前を知らないモノってまだまだあるよね。
 きみはどれだけ知っているかな?みんなにクイズを出してじまんしちゃおう。
 もっと知りたい人には、『モノのなまえ事典』もあるよ。ぜひ、よんでみてね。


『真実を発見!科学捜査』
 岩澤不二雄/監修(317) 誠文堂新光社

 事件解決のために行われている捜査の裏側がわかります。
 現場検証、遺体鑑定、DNA検査、薬物検査…。
 事件後に使われたハンコや筆跡鑑定…。
 科学捜査研究所がどんなことをしているのか、大人も気になる内容です。


『なんで洞窟に壁画を描いたの?』
 五十嵐ジャンヌ/著(702) 新泉社

 博物館でラスコー洞窟の壁画を見たリノ。不思議に思ったことをメモして、
 おじいちゃんと一緒に謎解き。美術の始まりを探る、小説のような本です。
 博物館が好きな人、考古学が気になる人におすすめ。


『絵で見て学べる!お金ってなんだろう?』
 (591) インプレス

 なんのためにお金があるの?お金を貯めるといいことがある?
 自分のお金を持つ前に、親子で読むといいかも。


『虫かごなしでかんたん!ペットボトルで育てよう』
 (486) 汐文社

 アゲハチョウもカブトムシも、虫かごなしで育てられる!
 ペットボトルで虫かごを作って育ててみよう。
 シリーズで「野菜・花」「水のいきもの」もありますよ。


『つくって役立つ!防災工作』
 (369) 学研

 ペットボトルでシャワー。新聞紙でスリッパ。牛乳パックで掃除道具。段ボールでパーテーション。
 遊びでも役立ちそうなので、いちどやってみるといいですよ。


『おしえて!くもくん』
 サトウミユキ/制作(367) 東山書房

 副題は『プライベートゾーンってなあに?』。
 小さい子どもにも分かりやすいよう、絵本形式で書かれています。
 男女関係なく、性被害の加害者にも被害者にもならないために、家族で読んでください。


『いきものづくしものづくし』
 (とても大きい本コーナー) 福音館書店

 大きな本1ページごとに、いろんな「もの」がぎっしりかかれています。
 1巻は、くだもの、つの、くつ、むかしのてつどう など。
 それぞれ一流の画家がかいていて、さすが福音館!
 12巻出る予定で、いま、2巻まであります。


『はじめてでもカンタン!手づくり布マスク』
 (594) 理論社

 使い捨てのマスクも手に入れやすくなったけれど、これからの季節、
 肌にやさしい布マスクも使いたいですね。
 なんと、縫わないマスクの作り方も!さあ、チャレンジしよう!

『パラリンピックは世界をかえる』
 ローリー・アレクサンダー/作(780) 福音館書店

 今では、パラリンピックは広く知られていますが、なぜつくられたか知っていますか?
 パラリンピックをつくったルートヴィヒ・グットマンの物語。

あたらしくはいった本(令和3年3月up)

あたたかくなってきましたね。
つくしもでてきて、はなもさきはじめました。
としょかんでは、たのしいはるの本をよういして、
みなさんをまっています



★えほん★



『氷上カーニバル』
  あべ弘士/作 (Pア) のら書店

  そのよる、いっせいに花火がうちあがる。
  おんがくがながれると、ひともどうぶつもいっせいに氷の上をすべりはじめる。
  カーニバルのはじまりだ!
  北海道であった、春をむかえるおまつりのおはなし。

『みたら みられた』
  たけがみたえ/作 (Pタ) アリス館

  やねのうえのねこ、くさむらのかまきり、ぼくじょうのうし。
  みたら、みられてた!ほら、みて。すいこまれそうなおおきな「め」。

『かける』
  はらぺこめがね/作 (Pハ) 佼成出版社

  かけます かけます。ケチャップ、おしょうゆ、シロップ、ふりかけ。
  かけるとおいしいものがいっぱい。
  かけるとたのしい。かけるはまほうだね。

『おさるちゃんのおしごと』
  樋勝朋巳/作 (Pヒ) 小学館

  せっこついんではたらいているおさるちゃん。
  きょうはペロちゃんといっしょに、みんながまつやまへ。
  マッサージのあとはみんなでランチをたべたり、おんせんにはいったり。
  さよならのときはなみだがでたけれどね。
  おさるちゃんのながいいちにちのおはなし。

『ながいながいねこのおかあさん』
  キューライス/文 ヒグチユウコ/絵 (Pヒ) 白泉社

  ページをめくってちょっとびっくり。
  ねこのおかあさんがとってもながい!
  こねこが、かぜにふきとばされて大ピンチだけど、
  だいじょうぶかな?

『キス・スキ』 
  越野民雄/作 高畠純/絵(Pタ)講談社

   ページをめくると、とにかくキス・キス・キス!
  キスがいっぱい!
  動物たちと絵本の中で、たくさんスキンシップしちゃおう。

『このかみなあに トイレットペーパーのはなし』
  谷内つねお/作 (Pタとも) 福音館書店 

  本も横長。のばしたり、ひねったり、ひたしたり・・・
  毎日おせわになっているかみの、おもしろ写真えほん。

『こたつ』
  麻生知子/作 (Pア) 福音館 

  家にこたつはありますか?こたつはすばらしいです。
  さいしょからさいごまで、こたつを上からみおろしで
  観察した、かぞくのえほんです。

『ニマとおにばば』
  ピエール・ベルトラン/文 チェン・ジャンホン/絵 (Pチ) 徳間書店
 
  ネパールに何度も足を運んだフランスの人が文を書き、
  中国生まれでパリに住む絵本作家が絵を描き、
  どこの国の子どもたちも楽しめる昔話ふうのおはなし。
  『さんまいのおふだ』を思い出します。

『かけだしたイス』
  サトシン/文 ドーリー/絵(Pト) 主婦の友社

  ある日、イスはふと思った。
   まいにちすわられるだけでいいのか?
   ここからとびだしてもいいんじゃないか?
   かくして、イスのぼうけんがはじまる。
   そしてまた、つくえはふと・・・

『とっています』
  市原淳/作 (Pイ) 世界文化社
 

  「とっています」って、おすもう?
  いやいや、むしをとっています。
  いやいや、しょくじをとっています。
  たくさんの「とっています」がおもしろい。

『つちんこつっちゃん』
  石黒亜矢子/作 (Pイ) 好学社

  ぴいこちゃんがひろったのはなんと!まぼろしの「つちのこ」。
  ぴいこちゃんは、つっちゃんをおふろにいれたり、
  ごはんをたべさせたり、いっしょうけんめいおせわします。
  けれど、つっちゃんがとつぜんうごかなくなってしまって…。

『インクレディブルホテル』
  ケイト・デイヴィス/文 イザベル・フォラス/絵 (Pフ) BL出版

  インクレディブルホテルではたらくステファンのゆめは、
  パティシエになっておかしをつくること。
  でも、いつもみならいのしごとばかり。
  すると、ある日、気むずかしいお客さんがやってきて…。
  おかしづくりがだいすきな男の子のおはなしです。

『レミーさんのひきだし』
  斎藤倫/作 くらはしれい/絵 (Pク) 小学館

  いちばんしたのひきだしに、ちゃいろいこばこがしまわれました。
  こばこは、つぎにそとに出られる日をたのしみにしますが…。
  みなさんが、ひきだしにたいせつにしまってあるものはなんですか?

『ごちそうたべにきてください』
  茂市久美子/文 しもかわらゆみ/絵 (Fシ) 講談社

  ごちそうするのがすきなうさぎは、たくさんのきのみをたくわえています。
  しかし、ふゆがちかづくにつれてきのみはどんどんへっていき、
  とうとうなくなってしまいました。
  そこでうさぎがおもいついたのは…?
  こころがあたたかくなるどうぶつたちのおはなしです。

『いぬのせんせい』
  ジェーン・グドール/文 ジュリー・リッティ/絵 (Pリ) グランまま社

  いぬのせんせいは、こどもたちのへやをみてまわります。
  そして、ぐあいがわるくなったこどものそばによりそいます。
  びょうきでつらかったり、ふあんにおもっているかんじゃさんにとって、
  いぬのせんせいは、げんきをくれるたいせつなそんざいなのです。

『ゆうこさんのルーペ』
  多屋光孫/作 (Pタ人権) 合同出版

  本を読むためにつかっているもの。
  あれ、あれなんだろう?ふしぎに思ったはやたくん。
  知らないことをきくのはドキドキしますね。
  でも、きいてくれたことが、ゆうこさんの
  “ひみつのたからもの”になりました。
  障害について考えるきっかけになる絵本です。

『子どもの権利ってなあに?』
  アラン・セール/文 オレリア・フロンティ/絵 (Pフ人権) エルくらぶ

  子どもにはだいじにされる権利があります。
  しかし、すべての子どもが守られているわけではありません。
  大人はどうあるべきか考えさせられます。


★よみもの★


『くもとり山のイノシシびょういん』
  かこさとし/作 (Fカ) 福音館書店

  イノシシ先生のびょういんのまちあいしつは、きょうもいっぱい。
  おなかのいたいたぬきのポンちゃん、ヤギばあちゃん、
  クチュンクチョンのかまきりさん。
  先生はおはなしをきいてなおしてくれます。
  やさしい7つのおはなし。低学年から

『大阪城のシロ』
  あんずゆき/作 (Fア) くもん出版

  豊臣秀吉の天下、大阪城にすんでいたばけものみたいな「とら」の
  えさとしてつれてこられた犬のシロ。とらをたおしたシロと、
  少女サチ、少年安吉をめぐる能勢町に伝わるはなし。中学年から

『キニ子の日記 下』
  間部香代/作 (Fマ) WAVE出版

  キニ子の2学期・3学期がはじまりました。
  今度はうちゅうのことやガソリンスタンドが気になるキニ子。
  そして、キニ子の友だちにも気になることがいっぱい!?
  ぜひ上巻も読んでみてください。中学年から

『およぐ!』
  麻生かづこ/作 (Fア) 文研出版

  運動はとくいだけど、泳ぐのは苦手な歩夢。
  9月の水泳大会までにどうしても泳げるようになりたい歩夢は、
  スイミングスクールに通いはじめましたが…。
  苦手なものでも、やってみればむちゅうになれるかも!中学年から

『拝啓パンクスノットデッドさま』
  石川宏千花 (Fイ) くもん出版

  「パンク」に心をうばわれた主人公が、音楽を通して前向きに生きていく物語。
  自分らしく生きることは、とても素敵なことだと思いませんか?
  たとえどんな状況にあっても、好きなことを見失わないのは
  カッコイイですよね。10代から

『キャンドル』
  村上雅郁/作 (Fフ) フレーベル館

  さまざまな問題や、やるせなさをかかえている主人公たちが、
  悩みながらも乗りこえていく物語。友だち関係や自分らしさについて、
  見つめなおすきっかけになるかもしれません。10代から

★ちしきの本★ 

『車いすで国会へ』
  船後靖彦/著 (289フ人権) こどもの未来社

  2019年、車いすの人が選挙で国会議員になりました。
  ニュースでも取り上げられたので知っている人も多いと思います。
  何をめざして国会議員になったのか、普段はどんな暮らしをしているのか。
  船後さんのこと、ALSという病気のこと、たくさんの写真から知ることができます。

『セント・キルダの子』
  ベス・ウォーターズ/文・絵(290) 岩波書店

  セント・キルダ諸島は「世界の果ての島々」とよばれており、
  世界遺産に登録されています。
  今はだれも住んでいませんが、昔はきびしい環境のなか、
  住人たちは支えあってくらしていました。
  なぜ、セント・キルダ諸島のくらしは失われてしまったのでしょうか。

『カカ・ムラド ナカムラのおじさん』
  ガフワラ/原作 さだまさし/訳・文 (333人権) 双葉社

  アフガニスタンで、死の谷と呼ばれるほど水のない地域。
  そこで医師として活動していた中村哲(てつ)さん。
  医師として病気を治すことよりも、清潔な水を届けることの方が
  もっと大切と気づき、現地の人と水の整備に励みました。
  中村さんに助けてもらったことを伝えていくために、現地の人が紡いだ物語です。

『女の子はどう生きるか 教えて!上野先生』
  上野千鶴子/著 (367) 岩波書店

  「女の話は長い」とか、「女は」「女だから」そういうようなことを
  いう人がいたら、声を上げよう。
  今のうちから学び、知識を得よう。
  そのためにこの本も読もう。

『昔のくらし昔の道具これなあに?』 
  春風亭昇太/著 (383)幻冬舎

   いま、当たり前に使っているものって昔はどんな姿だったの?
  家電にはどんな歴史があるの?
   今、見るからこそ面白い、アイデア光る昔の道具の世界を
  落語家の春風亭昇太さんが案内します。
   ところどころにえがかれた、クスッとわらえるイラストにも注目です。

『はじめまして相対性理論』『はじめまして量子力学』
  シェダード・カイド=サラーフ・フェロン、エドゥアール・アルタリーバ/著 (421) 化学同人

  かの有名なアインシュタインが考えたこと。時間とはなにか。空間とはなにか。
  はたまた、物体・物質をつくっている一番小さいものはなにか。
  大学で勉強したり、専門家が考え続けたり、とても難しいことだけど、
  とても面白いことかもしれないよ。小学生高学年からわかる本…かも!

『ながれぼし』
  武田康男/監修・写真 小杉みのり/構成・文 (447) 岩崎書店

  ながれぼしって見たことある?
  ながれぼしは地球に落ちてきた小さな小さな星のかけら。
  光って消えて、どこへいくのかな?
  ながれぼしを見たことがある人もない人も、ながれぼしが見たくなる本です。

『きれいでふしぎな粘菌』
  新井文彦/著 川上修一/監修(473) 文一総合出版

  とっても小さくてさがしにくいけれど、色とりどりできれいな粘菌(ねんきん)。
  実は菌の仲間じゃないって知っていますか?
  答えは本の中にありますよ。

『消えたレッサーパンダを追え!警視庁「生きもの係」事件簿』
  たけたにちほみ/文 (481) 学研

  ある日、動物園から動物がぬすまれた!
  犯人はドアをこわしたり、がんじょうな金あみに穴をあけたり、
  かなり力が強そうだ。
  いったい犯人はどんな目的で動物たちをぬすんだのか?
  「生きもの係」の刑事が犯人を追う、本当にあったお話です。

『空を飛ぶミジンコのなぞ』
  星輝行/写真・文 少年写真新聞社 (485)

  田んぼや水たまりにあらわれ、すぐにいなくなるふしぎなミジンコ。
  どこからきてどこへ行くの?
  ミジンコを育ててわかったことは、なんと、ミジンコは空を飛ぶ!
  ミジンコの生き残り作戦にも、飼育できることにもびっくり。

『できるかな?人体おもしろチャレンジ』
  (491) えほんの杜

  「手を使わずに耳だけ動かせる人と動かせない人がいる?」、
  「かき氷を食べたら頭がキーンとするのはどうして?」など、
   人体のふしぎを身体を使って遊びながら、学べる本。
   友達といっしょにやってみたくなる、おもしろチャレンジもたくさん!

宇宙の話をしよう』
  小野雅裕/作(538)SBクリエイティブ

  宇宙のことを知りたいけれど、本を読むのは難しそう…と思っている人。
  この本は、わく星についての豆ちしきや、ロケットを開発した人について、
  さらっと楽しく学べます。

『草と花のカラフルおやつ』
  (596) 農文協

  道ばたにのタンポポやスギナ、ハルジオン。庭のきれいなバラ。
  よく見る草花からクッキーやむしパン、きれいな色のシロップが
  作れること知ってた?
  集め方、作り方までていねいに書いてあり、おままごとが本当になる本。
  さあ、みんなでタンポポの花50こあつめよう!

『修学旅行が楽しくなる仏像“ここ見て”調査隊 京都編』
  中村文人/著 (718) くもん出版 

  お寺に行っても面白くないんだけどな、って、ちょっと待って!
  仏像を見るポイント、仏像の意味、道具の名前など、
  ふふっ、と笑うように教えてくれます。おとなもぜひ!

『自由帳みせて!』
  小学生のみなさん/絵 すずきこうせい/文・イラスト (726) 福音館書店
 

  小学生の自由帳にかいてあるものをたくさん集めた本です。
  迷路やまんが、洋服、昆虫、かいじゅう、かお遊び・・・。
  お城の絵をかいていた子が建築の仕事をしていたり、
  その後のインタビューもおもしろい。
  みなさんはなにをかいていますか?

 




 

あたらしくはいった本(令和2年11月up)

はっぱのいろがきれいなあきになりました。
としょかんでは、たのしいあきやふゆの本をよういして、
みなさんをまっています。


 

★えほん★


『おおぐいタローいっちょくせん』
   マスダカルシ/作 (Pマ) 白泉社 
  だれかがこっちむいて走ってくる!タローだ!
   スポーツ中継みたいに読みきかせをしてみたい絵本です。
 
『あっ、ごきぶりだ!』
  塚本やすし/作 (Pツ) ポプラ社 
  ヤツです。ヤツの本です。ヤツがやってきた!
  平和な一家をおそう恐怖‼※苦手な人は読まないでね。

『かべのあっちとこっち』
  ジョン・エイジー/作 (Pア) 潮出版社
  ほんのまんなかにあるかべ。
  ほら、あっちにはこわいものがいるけど、かべのおかげでこっちはあんぜん!
  だけど、あれ?なんだかこっちのようすがおかしいぞ…。

『あるヘラジカの物語』
  星野道夫/原案 鈴木まもる/絵と文 (Pス)あすなろ書房
    角がからまったまま骨になった2頭のヘラジカ。
    なぜ角はからまってしまったのか?
    死んでしまったあとはどうなったの?
    大自然の命のつながりをえがいたものがたりです。

『かわいいことりちゃん』
  コナツマキコ/文 コナツコウイチ/絵(Pコ)ニジノ絵本屋
  わたし、ことりちゃん。
   ひとりでごはんもたべられるし、はねもきれいにできるよ。
  かわいいことりちゃんのせいかつをのぞいてみよう!

『ねこはるすばん』
 町田尚子/作(Pマ)ほるぷ出版
   にんげんがいえを出ていったあと、ねこはなにをしているとおもう?
   おとなしくるすばん?
   いいえ。ねこだってそとにでかけてたのしくすごしています。

『おじいちゃんの手帳』
  藤川幸之助/文 よしだよしえい/絵(Pヨ) クリエイツかもがわ
  おじいちゃんが、いつも持ち歩いている
  小さな小さな手帳には、スケジュールがびっしり。
  最初のページには「今日は何月何日ですか?」
  「あなたのお名前は?」と質問が書かれています。
  それに答えて、おじいちゃんの一日が始まります。
   認知症のことを子どもに伝えたい時、
  まず、この本はいかがですか?

『どきどきオムライス』 
  刈田澄子/文 ドーリー/絵(Pト)すずき出版
   こぶのぶうぶは、オムライスがだいすき。
   たまごがほしくて、たくさんたまごをもっている、
   こわそうなおおかみに、どきどきしながら、話しかけますが・・・。
   みなさんも、どきどきしながら、よんでみてね。

『雨の日の地下トンネル』
  鎌田歩/作 (Pカ) アリス館
   雨の日、ふった水はどこにいくのかな?
   道路の下に流れた水は、雨水管(うすいかん)にあつまり・・・。
   まちを守るしくみがはくりょくのある絵でよくわかります。

『にんじゃいぬタロー』
  渡辺陽子/作 (Pワ) 講談社
   ケンタのうちにやってきた、ふろしきをせおったあやしい犬のタロー。
   とのさまをさがすため、いっしょに、にんじゃのしゅぎょうをはじめます。
   とのさまはみつかるかな?

『サンドイッチにはさまれたいやつよっといで』
  岡田よしたか/作 佼成出版社
   サンドイッチに入りたい!ハム、トマト、焼きそば、
   たい焼き(えっ?)たこ焼き(えっ!?えっ!?)



★赤ちゃんえほん★


『しょうぼうしのくまさん』
  フィービ・ウォージントンとオリバー・ウィリアムス/作(Pウ) 福音館書店

『ボートやのくまさん』
  フィービ・ウォージントン/作(Pウ) 福音館書店 
  このくまさん、いろんなお仕事をしています。最初の出版は1987年。
  長く読みつがれてきたシリーズに、待望の続編が2作でました。



★よみもの★


『めいたんていサムくん』
  那須正幹/作 (Fナ) 童心社
   ふつうの小学生にみえるサムくんは、めいたんてい。
   空色のハンカチとずのうで、むずかしいじけんもかいけつ。
   なくなった上ぐつ、きえたにんぎょう、のら犬のひみつ・・・。
   サムくんのかつやくを、ぜひよんで。低学年から。

『かしこいうさぎのローズバッド』
  ルドウィッヒ・ベーメルマンス/作(933ヘメ)大日本図書
   うさぎのローズバッドは、本に「うさぎがおくびょうですぐにげる」と
   かいてあるのをよみました。
   それにおこったローズバッドは、
   あるさくせんをかんがえます。低学年から。

『キニ子の日記(上)』
  間部香代/作(Fマ)WAVE出版
    色々なことが気になるキニ子。
    たとえば消しゴム。
    なぜえんぴつは消せるのに、色えんぴつは消せないの?
    身近なぎもんを先生におしえてもらいながら、
    たのしく学べます。中学年から。

『ハジメテヒラク』
  こまつあやこ/作 (Fコ) 講談社
   小学5年生のとき友だちから仲間外れにされたあみ。
   しかし、そんなことを気にせずにいられる
   ある方法を教えてもらいます。
   あみの生活はどのように変わったと思いますか?
   なやんでいる人、もちろん毎日が楽しい人も前向きになれるお話です。10代から。

『ぼくのまつり縫い』
  神戸遥真/作 (Fコ) 偕成社 
   裁縫が得意でなことを隠し、無理してサッカー部にいたハリくん。
   たまたま演劇部の衣装づくりを手伝ったことで、被服部にかかわっていく。
   すきなこと、やっていいよね?シリーズ2冊あり。10代から。

『ステラ・モンゴメリーの冒険 海辺の町の怪事件』
  ジュディス・ロッセル/作 (933ロッ) 評論社
   三人のおばさんと海辺のホテルで毎日をすごすステラ。
   楽しみは古い地図帳を見ること。
   ある日、老紳士から小さな包みをあずかってから、ふしぎな事件に巻き込まれて・・・。
   ビクトリア朝のイギリスを舞台にした、ステラの冒険三部作。10代から。

『きみの声がききたくて』
  オーウェン・コルファー/作(933コル) 文研出版
  お母さんから離されたけど、しあわせになれると思ったのに…
   心に傷を負い、鳴かなくなった子犬。
 その子犬にオズと名付け、ようやく仲良くなった少年パトリック。
  楽しい日々もつかの間、パトリックにも声を出すことをやめてしまうほど、
  つらいできごとが訪れます。
 そんなパトリックに、オズは…。10代から。

『宇宙の神秘 時を超える宇宙船』
  ルーシー・ホーキング/作 (933ホキ) 岩崎書店
  物理学者として有名なホーキング博士と、娘のルーシーさんが書いた
   スペース・アドベンチャー完結!
   宇宙についての解説ページも読み応えがあります。
  宇宙についてもっと知りたい人も、物語が好きな人も
   じっくり楽しめる全6巻のシリーズです。10代から。

 『グラフィック版 アンネの日記』
  アリ・フォルマン/編 デイビッド・ポロンスキー/絵(949)あすなろ書房
 「アンネの日記」を読んだことはありますか?
  戦争、ナチス、ユダヤ人虐殺…そんな言葉が怖くて、
  私は読めずにいましたが、この本なら大丈夫でした。
  漫画ようなイラストが読むのを手助けしてくれます。
  もっと読みたい、知りたい気持ちになりました。
  「アンネの日記」を読みたいけど怖い、
  そんなあなたへおすすめします。10代から。
 
『おじいちゃんとの最後の旅』 
  ウルフ・スタルク/作(949スタ)徳間書店
  死ぬ前に、昔住んでいた家に行きたいと言うおじいちゃん。
  がんこで怒りっぽく、きたない言葉を平気で使うおじいちゃんと、
  そんなおじいちゃんが大好きなまごのぼく(ウルフ)が立てた、
  そうだいな計画とは・・・。
  切なくて、ちょっぴり、ユーモラスな物語です。
  スウェーデンを代表する児童文学作家、
 ウルフ・スタルクの残した、最後の作品。10代から。



★ちしきの本★ 


『命のうた』 
  竹内早希子/著(210)童心社
  「戦争孤児」という言葉を知っていますか?
   戦争で親や家族をなくした子どもたち。
   第二次世界大戦後、日本全国に12万人以上いたそうです。
   たすけてくれる人がいなかった戦争孤児たちは、路上や駅などでくらしていました。
   差別やいじめなど、野良犬のようにあつかわれながらも、
   必死に生きていた戦争孤児たちの声がとどきますように。

『珪藻美術館』
  奥修/文・写真 (43) 福音館 
   珪藻(けいそう)とは、ガラスのからを持つ「藻(も)」のなかま。
   川や山だけではなく、水道や魚の表面など、水のあるところ、
   あったところならどこでも見つかるし、化石もみつかります。
   顕微鏡でのぞきながら作っていくアートの、なんと美しいこと!
   息を止めて本をながめてしまいます。

『はっけん!ニホンヤモリ』
  関慎太郎/写真 (487) 緑書房
   家の中や軒下で、ときどきみかけるヤモリ。
   みじかにいるヤモリの生活、飼い方、歴史や文化まで、
   キュートなヤモリのすべてがわかる本。

『赤ちゃんはどうやってうまれるの?』
  F.ローラン S.シェブレ/作 (491) 汐文社 
  赤ちゃんがうまれるというのは、すごいこと。
  たとえば体外受精をしたり、お腹を切ったり、小さく生まれたり。
  そんなこともきちんと書いてくれてあります。
  そう、ママのおっぱいじゃなくても、愛情をたっぷりもらうことが、
  赤ちゃんにいちばん大切なこと!

『こども文様じてん』
  下中菜穂/作(727) 平凡社
  自然や動物をあらわした、昔からあるマークのようなものを
  「文様(もんよう)」と言います。
  うさぎや鳥、雲や雷。見ているだけでも楽しいです。
   紙を折って切って開く「もんきりあそび」もやってみませんか?