あたらしいこどもの本

あたらしくはいった本(令和3年3月up)

あたたかくなってきましたね。
つくしもでてきて、はなもさきはじめました。
としょかんでは、たのしいはるの本をよういして、
みなさんをまっています



★えほん★



『氷上カーニバル』
  あべ弘士/作 (Pア) のら書店

  そのよる、いっせいに花火がうちあがる。
  おんがくがながれると、ひともどうぶつもいっせいに氷の上をすべりはじめる。
  カーニバルのはじまりだ!
  北海道であった、春をむかえるおまつりのおはなし。

『みたら みられた』
  たけがみたえ/作 (Pタ) アリス館

  やねのうえのねこ、くさむらのかまきり、ぼくじょうのうし。
  みたら、みられてた!ほら、みて。すいこまれそうなおおきな「め」。

『かける』
  はらぺこめがね/作 (Pハ) 佼成出版社

  かけます かけます。ケチャップ、おしょうゆ、シロップ、ふりかけ。
  かけるとおいしいものがいっぱい。
  かけるとたのしい。かけるはまほうだね。

『おさるちゃんのおしごと』
  樋勝朋巳/作 (Pヒ) 小学館

  せっこついんではたらいているおさるちゃん。
  きょうはペロちゃんといっしょに、みんながまつやまへ。
  マッサージのあとはみんなでランチをたべたり、おんせんにはいったり。
  さよならのときはなみだがでたけれどね。
  おさるちゃんのながいいちにちのおはなし。

『ながいながいねこのおかあさん』
  キューライス/文 ヒグチユウコ/絵 (Pヒ) 白泉社

  ページをめくってちょっとびっくり。
  ねこのおかあさんがとってもながい!
  こねこが、かぜにふきとばされて大ピンチだけど、
  だいじょうぶかな?

『キス・スキ』 
  越野民雄/作 高畠純/絵(Pタ)講談社

   ページをめくると、とにかくキス・キス・キス!
  キスがいっぱい!
  動物たちと絵本の中で、たくさんスキンシップしちゃおう。

『このかみなあに トイレットペーパーのはなし』
  谷内つねお/作 (Pタとも) 福音館書店 

  本も横長。のばしたり、ひねったり、ひたしたり・・・
  毎日おせわになっているかみの、おもしろ写真えほん。

『こたつ』
  麻生知子/作 (Pア) 福音館 

  家にこたつはありますか?こたつはすばらしいです。
  さいしょからさいごまで、こたつを上からみおろしで
  観察した、かぞくのえほんです。

『ニマとおにばば』
  ピエール・ベルトラン/文 チェン・ジャンホン/絵 (Pチ) 徳間書店
 
  ネパールに何度も足を運んだフランスの人が文を書き、
  中国生まれでパリに住む絵本作家が絵を描き、
  どこの国の子どもたちも楽しめる昔話ふうのおはなし。
  『さんまいのおふだ』を思い出します。

『かけだしたイス』
  サトシン/文 ドーリー/絵(Pト) 主婦の友社

  ある日、イスはふと思った。
   まいにちすわられるだけでいいのか?
   ここからとびだしてもいいんじゃないか?
   かくして、イスのぼうけんがはじまる。
   そしてまた、つくえはふと・・・

『とっています』
  市原淳/作 (Pイ) 世界文化社
 

  「とっています」って、おすもう?
  いやいや、むしをとっています。
  いやいや、しょくじをとっています。
  たくさんの「とっています」がおもしろい。

『つちんこつっちゃん』
  石黒亜矢子/作 (Pイ) 好学社

  ぴいこちゃんがひろったのはなんと!まぼろしの「つちのこ」。
  ぴいこちゃんは、つっちゃんをおふろにいれたり、
  ごはんをたべさせたり、いっしょうけんめいおせわします。
  けれど、つっちゃんがとつぜんうごかなくなってしまって…。

『インクレディブルホテル』
  ケイト・デイヴィス/文 イザベル・フォラス/絵 (Pフ) BL出版

  インクレディブルホテルではたらくステファンのゆめは、
  パティシエになっておかしをつくること。
  でも、いつもみならいのしごとばかり。
  すると、ある日、気むずかしいお客さんがやってきて…。
  おかしづくりがだいすきな男の子のおはなしです。

『レミーさんのひきだし』
  斎藤倫/作 くらはしれい/絵 (Pク) 小学館

  いちばんしたのひきだしに、ちゃいろいこばこがしまわれました。
  こばこは、つぎにそとに出られる日をたのしみにしますが…。
  みなさんが、ひきだしにたいせつにしまってあるものはなんですか?

『ごちそうたべにきてください』
  茂市久美子/文 しもかわらゆみ/絵 (Fシ) 講談社

  ごちそうするのがすきなうさぎは、たくさんのきのみをたくわえています。
  しかし、ふゆがちかづくにつれてきのみはどんどんへっていき、
  とうとうなくなってしまいました。
  そこでうさぎがおもいついたのは…?
  こころがあたたかくなるどうぶつたちのおはなしです。

『いぬのせんせい』
  ジェーン・グドール/文 ジュリー・リッティ/絵 (Pリ) グランまま社

  いぬのせんせいは、こどもたちのへやをみてまわります。
  そして、ぐあいがわるくなったこどものそばによりそいます。
  びょうきでつらかったり、ふあんにおもっているかんじゃさんにとって、
  いぬのせんせいは、げんきをくれるたいせつなそんざいなのです。

『ゆうこさんのルーペ』
  多屋光孫/作 (Pタ人権) 合同出版

  本を読むためにつかっているもの。
  あれ、あれなんだろう?ふしぎに思ったはやたくん。
  知らないことをきくのはドキドキしますね。
  でも、きいてくれたことが、ゆうこさんの
  “ひみつのたからもの”になりました。
  障害について考えるきっかけになる絵本です。

『子どもの権利ってなあに?』
  アラン・セール/文 オレリア・フロンティ/絵 (Pフ人権) エルくらぶ

  子どもにはだいじにされる権利があります。
  しかし、すべての子どもが守られているわけではありません。
  大人はどうあるべきか考えさせられます。


★よみもの★


『くもとり山のイノシシびょういん』
  かこさとし/作 (Fカ) 福音館書店

  イノシシ先生のびょういんのまちあいしつは、きょうもいっぱい。
  おなかのいたいたぬきのポンちゃん、ヤギばあちゃん、
  クチュンクチョンのかまきりさん。
  先生はおはなしをきいてなおしてくれます。
  やさしい7つのおはなし。低学年から

『大阪城のシロ』
  あんずゆき/作 (Fア) くもん出版

  豊臣秀吉の天下、大阪城にすんでいたばけものみたいな「とら」の
  えさとしてつれてこられた犬のシロ。とらをたおしたシロと、
  少女サチ、少年安吉をめぐる能勢町に伝わるはなし。中学年から

『キニ子の日記 下』
  間部香代/作 (Fマ) WAVE出版

  キニ子の2学期・3学期がはじまりました。
  今度はうちゅうのことやガソリンスタンドが気になるキニ子。
  そして、キニ子の友だちにも気になることがいっぱい!?
  ぜひ上巻も読んでみてください。中学年から

『およぐ!』
  麻生かづこ/作 (Fア) 文研出版

  運動はとくいだけど、泳ぐのは苦手な歩夢。
  9月の水泳大会までにどうしても泳げるようになりたい歩夢は、
  スイミングスクールに通いはじめましたが…。
  苦手なものでも、やってみればむちゅうになれるかも!中学年から

『拝啓パンクスノットデッドさま』
  石川宏千花 (Fイ) くもん出版

  「パンク」に心をうばわれた主人公が、音楽を通して前向きに生きていく物語。
  自分らしく生きることは、とても素敵なことだと思いませんか?
  たとえどんな状況にあっても、好きなことを見失わないのは
  カッコイイですよね。10代から

『キャンドル』
  村上雅郁/作 (Fフ) フレーベル館

  さまざまな問題や、やるせなさをかかえている主人公たちが、
  悩みながらも乗りこえていく物語。友だち関係や自分らしさについて、
  見つめなおすきっかけになるかもしれません。10代から

★ちしきの本★ 

『車いすで国会へ』
  船後靖彦/著 (289フ人権) こどもの未来社

  2019年、車いすの人が選挙で国会議員になりました。
  ニュースでも取り上げられたので知っている人も多いと思います。
  何をめざして国会議員になったのか、普段はどんな暮らしをしているのか。
  船後さんのこと、ALSという病気のこと、たくさんの写真から知ることができます。

『セント・キルダの子』
  ベス・ウォーターズ/文・絵(290) 岩波書店

  セント・キルダ諸島は「世界の果ての島々」とよばれており、
  世界遺産に登録されています。
  今はだれも住んでいませんが、昔はきびしい環境のなか、
  住人たちは支えあってくらしていました。
  なぜ、セント・キルダ諸島のくらしは失われてしまったのでしょうか。

『カカ・ムラド ナカムラのおじさん』
  ガフワラ/原作 さだまさし/訳・文 (333人権) 双葉社

  アフガニスタンで、死の谷と呼ばれるほど水のない地域。
  そこで医師として活動していた中村哲(てつ)さん。
  医師として病気を治すことよりも、清潔な水を届けることの方が
  もっと大切と気づき、現地の人と水の整備に励みました。
  中村さんに助けてもらったことを伝えていくために、現地の人が紡いだ物語です。

『女の子はどう生きるか 教えて!上野先生』
  上野千鶴子/著 (367) 岩波書店

  「女の話は長い」とか、「女は」「女だから」そういうようなことを
  いう人がいたら、声を上げよう。
  今のうちから学び、知識を得よう。
  そのためにこの本も読もう。

『昔のくらし昔の道具これなあに?』 
  春風亭昇太/著 (383)幻冬舎

   いま、当たり前に使っているものって昔はどんな姿だったの?
  家電にはどんな歴史があるの?
   今、見るからこそ面白い、アイデア光る昔の道具の世界を
  落語家の春風亭昇太さんが案内します。
   ところどころにえがかれた、クスッとわらえるイラストにも注目です。

『はじめまして相対性理論』『はじめまして量子力学』
  シェダード・カイド=サラーフ・フェロン、エドゥアール・アルタリーバ/著 (421) 化学同人

  かの有名なアインシュタインが考えたこと。時間とはなにか。空間とはなにか。
  はたまた、物体・物質をつくっている一番小さいものはなにか。
  大学で勉強したり、専門家が考え続けたり、とても難しいことだけど、
  とても面白いことかもしれないよ。小学生高学年からわかる本…かも!

『ながれぼし』
  武田康男/監修・写真 小杉みのり/構成・文 (447) 岩崎書店

  ながれぼしって見たことある?
  ながれぼしは地球に落ちてきた小さな小さな星のかけら。
  光って消えて、どこへいくのかな?
  ながれぼしを見たことがある人もない人も、ながれぼしが見たくなる本です。

『きれいでふしぎな粘菌』
  新井文彦/著 川上修一/監修(473) 文一総合出版

  とっても小さくてさがしにくいけれど、色とりどりできれいな粘菌(ねんきん)。
  実は菌の仲間じゃないって知っていますか?
  答えは本の中にありますよ。

『消えたレッサーパンダを追え!警視庁「生きもの係」事件簿』
  たけたにちほみ/文 (481) 学研

  ある日、動物園から動物がぬすまれた!
  犯人はドアをこわしたり、がんじょうな金あみに穴をあけたり、
  かなり力が強そうだ。
  いったい犯人はどんな目的で動物たちをぬすんだのか?
  「生きもの係」の刑事が犯人を追う、本当にあったお話です。

『空を飛ぶミジンコのなぞ』
  星輝行/写真・文 少年写真新聞社 (485)

  田んぼや水たまりにあらわれ、すぐにいなくなるふしぎなミジンコ。
  どこからきてどこへ行くの?
  ミジンコを育ててわかったことは、なんと、ミジンコは空を飛ぶ!
  ミジンコの生き残り作戦にも、飼育できることにもびっくり。

『できるかな?人体おもしろチャレンジ』
  (491) えほんの杜

  「手を使わずに耳だけ動かせる人と動かせない人がいる?」、
  「かき氷を食べたら頭がキーンとするのはどうして?」など、
   人体のふしぎを身体を使って遊びながら、学べる本。
   友達といっしょにやってみたくなる、おもしろチャレンジもたくさん!

宇宙の話をしよう』
  小野雅裕/作(538)SBクリエイティブ

  宇宙のことを知りたいけれど、本を読むのは難しそう…と思っている人。
  この本は、わく星についての豆ちしきや、ロケットを開発した人について、
  さらっと楽しく学べます。

『草と花のカラフルおやつ』
  (596) 農文協

  道ばたにのタンポポやスギナ、ハルジオン。庭のきれいなバラ。
  よく見る草花からクッキーやむしパン、きれいな色のシロップが
  作れること知ってた?
  集め方、作り方までていねいに書いてあり、おままごとが本当になる本。
  さあ、みんなでタンポポの花50こあつめよう!

『修学旅行が楽しくなる仏像“ここ見て”調査隊 京都編』
  中村文人/著 (718) くもん出版 

  お寺に行っても面白くないんだけどな、って、ちょっと待って!
  仏像を見るポイント、仏像の意味、道具の名前など、
  ふふっ、と笑うように教えてくれます。おとなもぜひ!

『自由帳みせて!』
  小学生のみなさん/絵 すずきこうせい/文・イラスト (726) 福音館書店
 

  小学生の自由帳にかいてあるものをたくさん集めた本です。
  迷路やまんが、洋服、昆虫、かいじゅう、かお遊び・・・。
  お城の絵をかいていた子が建築の仕事をしていたり、
  その後のインタビューもおもしろい。
  みなさんはなにをかいていますか?

 




 

あたらしくはいった本(令和2年11月up)

はっぱのいろがきれいなあきになりました。
としょかんでは、たのしいあきやふゆの本をよういして、
みなさんをまっています。


 

★えほん★


『おおぐいタローいっちょくせん』
   マスダカルシ/作 (Pマ) 白泉社 
  だれかがこっちむいて走ってくる!タローだ!
   スポーツ中継みたいに読みきかせをしてみたい絵本です。
 
『あっ、ごきぶりだ!』
  塚本やすし/作 (Pツ) ポプラ社 
  ヤツです。ヤツの本です。ヤツがやってきた!
  平和な一家をおそう恐怖‼※苦手な人は読まないでね。

『かべのあっちとこっち』
  ジョン・エイジー/作 (Pア) 潮出版社
  ほんのまんなかにあるかべ。
  ほら、あっちにはこわいものがいるけど、かべのおかげでこっちはあんぜん!
  だけど、あれ?なんだかこっちのようすがおかしいぞ…。

『あるヘラジカの物語』
  星野道夫/原案 鈴木まもる/絵と文 (Pス)あすなろ書房
    角がからまったまま骨になった2頭のヘラジカ。
    なぜ角はからまってしまったのか?
    死んでしまったあとはどうなったの?
    大自然の命のつながりをえがいたものがたりです。

『かわいいことりちゃん』
  コナツマキコ/文 コナツコウイチ/絵(Pコ)ニジノ絵本屋
  わたし、ことりちゃん。
   ひとりでごはんもたべられるし、はねもきれいにできるよ。
  かわいいことりちゃんのせいかつをのぞいてみよう!

『ねこはるすばん』
 町田尚子/作(Pマ)ほるぷ出版
   にんげんがいえを出ていったあと、ねこはなにをしているとおもう?
   おとなしくるすばん?
   いいえ。ねこだってそとにでかけてたのしくすごしています。

『おじいちゃんの手帳』
  藤川幸之助/文 よしだよしえい/絵(Pヨ) クリエイツかもがわ
  おじいちゃんが、いつも持ち歩いている
  小さな小さな手帳には、スケジュールがびっしり。
  最初のページには「今日は何月何日ですか?」
  「あなたのお名前は?」と質問が書かれています。
  それに答えて、おじいちゃんの一日が始まります。
   認知症のことを子どもに伝えたい時、
  まず、この本はいかがですか?

『どきどきオムライス』 
  刈田澄子/文 ドーリー/絵(Pト)すずき出版
   こぶのぶうぶは、オムライスがだいすき。
   たまごがほしくて、たくさんたまごをもっている、
   こわそうなおおかみに、どきどきしながら、話しかけますが・・・。
   みなさんも、どきどきしながら、よんでみてね。

『雨の日の地下トンネル』
  鎌田歩/作 (Pカ) アリス館
   雨の日、ふった水はどこにいくのかな?
   道路の下に流れた水は、雨水管(うすいかん)にあつまり・・・。
   まちを守るしくみがはくりょくのある絵でよくわかります。

『にんじゃいぬタロー』
  渡辺陽子/作 (Pワ) 講談社
   ケンタのうちにやってきた、ふろしきをせおったあやしい犬のタロー。
   とのさまをさがすため、いっしょに、にんじゃのしゅぎょうをはじめます。
   とのさまはみつかるかな?

『サンドイッチにはさまれたいやつよっといで』
  岡田よしたか/作 佼成出版社
   サンドイッチに入りたい!ハム、トマト、焼きそば、
   たい焼き(えっ?)たこ焼き(えっ!?えっ!?)



★赤ちゃんえほん★


『しょうぼうしのくまさん』
  フィービ・ウォージントンとオリバー・ウィリアムス/作(Pウ) 福音館書店

『ボートやのくまさん』
  フィービ・ウォージントン/作(Pウ) 福音館書店 
  このくまさん、いろんなお仕事をしています。最初の出版は1987年。
  長く読みつがれてきたシリーズに、待望の続編が2作でました。



★よみもの★


『めいたんていサムくん』
  那須正幹/作 (Fナ) 童心社
   ふつうの小学生にみえるサムくんは、めいたんてい。
   空色のハンカチとずのうで、むずかしいじけんもかいけつ。
   なくなった上ぐつ、きえたにんぎょう、のら犬のひみつ・・・。
   サムくんのかつやくを、ぜひよんで。低学年から。

『かしこいうさぎのローズバッド』
  ルドウィッヒ・ベーメルマンス/作(933ヘメ)大日本図書
   うさぎのローズバッドは、本に「うさぎがおくびょうですぐにげる」と
   かいてあるのをよみました。
   それにおこったローズバッドは、
   あるさくせんをかんがえます。低学年から。

『キニ子の日記(上)』
  間部香代/作(Fマ)WAVE出版
    色々なことが気になるキニ子。
    たとえば消しゴム。
    なぜえんぴつは消せるのに、色えんぴつは消せないの?
    身近なぎもんを先生におしえてもらいながら、
    たのしく学べます。中学年から。

『ハジメテヒラク』
  こまつあやこ/作 (Fコ) 講談社
   小学5年生のとき友だちから仲間外れにされたあみ。
   しかし、そんなことを気にせずにいられる
   ある方法を教えてもらいます。
   あみの生活はどのように変わったと思いますか?
   なやんでいる人、もちろん毎日が楽しい人も前向きになれるお話です。10代から。

『ぼくのまつり縫い』
  神戸遥真/作 (Fコ) 偕成社 
   裁縫が得意でなことを隠し、無理してサッカー部にいたハリくん。
   たまたま演劇部の衣装づくりを手伝ったことで、被服部にかかわっていく。
   すきなこと、やっていいよね?シリーズ2冊あり。10代から。

『ステラ・モンゴメリーの冒険 海辺の町の怪事件』
  ジュディス・ロッセル/作 (933ロッ) 評論社
   三人のおばさんと海辺のホテルで毎日をすごすステラ。
   楽しみは古い地図帳を見ること。
   ある日、老紳士から小さな包みをあずかってから、ふしぎな事件に巻き込まれて・・・。
   ビクトリア朝のイギリスを舞台にした、ステラの冒険三部作。10代から。

『きみの声がききたくて』
  オーウェン・コルファー/作(933コル) 文研出版
  お母さんから離されたけど、しあわせになれると思ったのに…
   心に傷を負い、鳴かなくなった子犬。
 その子犬にオズと名付け、ようやく仲良くなった少年パトリック。
  楽しい日々もつかの間、パトリックにも声を出すことをやめてしまうほど、
  つらいできごとが訪れます。
 そんなパトリックに、オズは…。10代から。

『宇宙の神秘 時を超える宇宙船』
  ルーシー・ホーキング/作 (933ホキ) 岩崎書店
  物理学者として有名なホーキング博士と、娘のルーシーさんが書いた
   スペース・アドベンチャー完結!
   宇宙についての解説ページも読み応えがあります。
  宇宙についてもっと知りたい人も、物語が好きな人も
   じっくり楽しめる全6巻のシリーズです。10代から。

 『グラフィック版 アンネの日記』
  アリ・フォルマン/編 デイビッド・ポロンスキー/絵(949)あすなろ書房
 「アンネの日記」を読んだことはありますか?
  戦争、ナチス、ユダヤ人虐殺…そんな言葉が怖くて、
  私は読めずにいましたが、この本なら大丈夫でした。
  漫画ようなイラストが読むのを手助けしてくれます。
  もっと読みたい、知りたい気持ちになりました。
  「アンネの日記」を読みたいけど怖い、
  そんなあなたへおすすめします。10代から。
 
『おじいちゃんとの最後の旅』 
  ウルフ・スタルク/作(949スタ)徳間書店
  死ぬ前に、昔住んでいた家に行きたいと言うおじいちゃん。
  がんこで怒りっぽく、きたない言葉を平気で使うおじいちゃんと、
  そんなおじいちゃんが大好きなまごのぼく(ウルフ)が立てた、
  そうだいな計画とは・・・。
  切なくて、ちょっぴり、ユーモラスな物語です。
  スウェーデンを代表する児童文学作家、
 ウルフ・スタルクの残した、最後の作品。10代から。



★ちしきの本★ 


『命のうた』 
  竹内早希子/著(210)童心社
  「戦争孤児」という言葉を知っていますか?
   戦争で親や家族をなくした子どもたち。
   第二次世界大戦後、日本全国に12万人以上いたそうです。
   たすけてくれる人がいなかった戦争孤児たちは、路上や駅などでくらしていました。
   差別やいじめなど、野良犬のようにあつかわれながらも、
   必死に生きていた戦争孤児たちの声がとどきますように。

『珪藻美術館』
  奥修/文・写真 (43) 福音館 
   珪藻(けいそう)とは、ガラスのからを持つ「藻(も)」のなかま。
   川や山だけではなく、水道や魚の表面など、水のあるところ、
   あったところならどこでも見つかるし、化石もみつかります。
   顕微鏡でのぞきながら作っていくアートの、なんと美しいこと!
   息を止めて本をながめてしまいます。

『はっけん!ニホンヤモリ』
  関慎太郎/写真 (487) 緑書房
   家の中や軒下で、ときどきみかけるヤモリ。
   みじかにいるヤモリの生活、飼い方、歴史や文化まで、
   キュートなヤモリのすべてがわかる本。

『赤ちゃんはどうやってうまれるの?』
  F.ローラン S.シェブレ/作 (491) 汐文社 
  赤ちゃんがうまれるというのは、すごいこと。
  たとえば体外受精をしたり、お腹を切ったり、小さく生まれたり。
  そんなこともきちんと書いてくれてあります。
  そう、ママのおっぱいじゃなくても、愛情をたっぷりもらうことが、
  赤ちゃんにいちばん大切なこと!

『こども文様じてん』
  下中菜穂/作(727) 平凡社
  自然や動物をあらわした、昔からあるマークのようなものを
  「文様(もんよう)」と言います。
  うさぎや鳥、雲や雷。見ているだけでも楽しいです。
   紙を折って切って開く「もんきりあそび」もやってみませんか?



あたらしくはいった本(令和2年9月up)

しんがっきがはじまりましたね。まだまだ、あつい日もあるので、
たいちょうにきをつけて、おきにいりの一さつをみつけてくださいね。



★えほん★

『フンころがさず』
  大塚健太/文 高畠純/絵(Pタ) 角川書店
   ぼく、フンをころがすのがだいすきなフンころがし。でもみんなは、へんなやつっていう。
   よし、なまえをかえよう。フンけり、フンこね・・・そうだ!フンころがさず!

『いし』 
  中川ひろたか/文 高畠那生/絵(Pタ) アリス館
   どこにでもころがっている石。この石はどこからきたのかな?
   ふつうのくらしの中にある、「かがく」をたのしくかんがえる絵本。

『うどんできた!』
  加藤休ミ/作(Pカ) 福音館書店
   こなとしおみずをまぜて、どんどんこねる。うどんだんごになったら、
   ふくろにいれて、あしでふみふみ。しばらくやすませて、ぼうでころころぺったん。
   うどんのレシピもついています。

『みずをくむプリンセス』
  スーザン・ヴァーデ/文 ピーター・H・レイノルズ/絵 さくまゆみこ/訳(Pレ) さえら書房
   アフリカにすむ女の子・ジージーは、まいあさ遠くまで水をくみに行きます。でも、水はよごれているので
   すぐにのむことはできません。水がすぐ手に入るくらしが、どれほどしあわせなことかわかります。

『よい子れんしゅう帳』
  おかべりか/作(Pオ) 福音館書店
   つい、わすれものをしちゃう…。ちこくをしちゃう…。でも、このれんしゅう帳をよめば
   そんなしっぱい、なくなるかも!?

『スナックだいさくせん!』
  テリー・ボーダー/作(Pホ) 岩崎書店
   袋からぬけ出したおかし(スナック)たち。楽しく遊んでいたけど、
   <モンスターぼうや>が帰ってきたら食べられちゃう!
   なんとか逃げる方法を考えたけど、うまくいくのか!?
   裏表紙まで、しっかり見てね

『おんどりあるくよ』
  リチャード・スキャリー/さく(Pス) 好学社
   歩いたり、走ったり、飛んだり、いろんな動物が出てきます。
   動物が好きなお子さんにおすすめ。絵がすっきり収まった、
   絶妙な本のサイズにも、ときめいてしまいました。

『えほん なぞなぞうた』
  谷川俊太郎/文 あべ弘士/絵(Pア) 童話屋
   これはなぞなぞかな?詩かな?答えを読むと、ちょっとせつなくなるような、
   ふしぎな絵本の登場です。

『にんぎょのルーシー』
  SOOSH/ぶん・え(Pス) トゥーヴァージンズ
   だれも信じてくれなかったけど、わたしはずっと人魚に夢中。
   いつか会いたいと海へいっていたら、本当に会えた!でも、
   彼女とともだちになって、毎日遊んでいたある日、大きな嵐がやってきて…。
 
『だれのほね?』
  たけうちちひろ/文・切り絵(Pタ) 出版ワークス
   切り絵で描かれた骨の絵。だれの骨か、当てられるかな?
   次のページを見たら、ちょっとびっくりしちゃうかも。動物が好きなあなたにおすすめ。

『ジュリアンはマーメイド』
  ジェシカ・ラブ/作(Pラ)
サウザンブックス社 
   通り過ぎたマーメイドが頭をはなれないジュリアン。人魚のまねをしていると、おばあちゃんに見つかってしまった。
  マイノリティというテーマが、鮮やかな色彩で描かれる。なんといってもおばあちゃんが素敵!

『はかせのふしぎなプール』
  中村至男/作(Pナとも)福音館 
   はかせのけんきゅうじょの、おおきなプールで、はかせと「じょしゅくん」が、
  これはなんだ?と あてっこをしていますよ。作者はグラフィックデザイナー。
  シンプルでわかりやすく、シュッとし た絵のえほんです。

『75億人のひみつをさがせ!』
  クリスティン・ローシフト/作(Pロ) 岩崎書店 
   75億、とは、世界中に住んでいる人のかず。探し絵本のような見かけで、
  読んでいくといつの間にか、ひとりひとり違っていて、そして大切なんだよ、と
  語っている絵本です。親子で読んでみてください

『せんそうがやってきた日』
  二コラ・デイビス/作 レベッカ・コップ/絵(Pコ) すずき出版
   とつぜんやってきた戦争にすべてをなくし、難民になった子どもたちがいる。
  イギリスで、教育を受ける権利の象徴として描かれた一脚のいすは、希望のいすになり、広がっていく。
  やさしい詩とやさしい絵が、心を打ちます。

『おむすびころりんはっけよい!』
  森くま堂/作 ひろかわさえこ/絵(Pヒ) 偕成社

    いがみあう、さんかくおむすびのくにとまんまるおむすびのくに。
    ふたつのくにのとのさまは、とのさまどうしのおすもうで決着をつけることになりますが・・・。
    手にあせにぎる戦いのゆくえはいかに!?400個以上のおむすびが登場!
    おむすび好きにはたまらない絵本です。

★赤ちゃんえほん★


『かえるじゃん』
  つるたあき/作・絵 (Pツ) 角川書店
    これな~んだ?おいしそうなトマト!とおもったら・・・
    次々とオドロキの絵があらわれます。ドキドキしながら、ページをめくらずにはいられない。 

『ねんころりん』
  ジョン・バーニンガム/作・絵(Pハ) ほるぷ出版
    ねむくてねむくてたまらない。ねこのあかちゃん、おかあさん。
    ぐっすりねむって、げんきになあれ。いっしょにねむってしまいそうな、やさしい絵本。


★よみもの★

『きつねのしっぽ』
 おくはらゆめ/作(Fオ) 小峰書店
    一日三かい、ていれをしているきつねのしっぽ。
    たいへん!あるあめの日、だいじなくしをおとしてしまいました。
    こころが、ふんわりあたたかくなるおはなしです。低学年から

『ウサギとぼくのこまった毎日』
 ジュディス・カー/作・絵 こまだともこ/絵(933/ケル) 徳間書店
   トミーは、学校の先生がかっているまっしろなウサギをあずかることになりました。
   でも、そのウサギがいえにきてから、わるいことばかりおこります。
   このウサギはのろわれているのでしょうか。低学年から

『ルドルフとノラねこブッチー』
 斎藤洋/作(Fサ) 講談社
   ひっこした金物屋さんの飼いねこだったブッチーは、今はノラねこです。
    しかしルドルフは、最近ブッチーの元飼い主が町にいるのを見かけました。
   ふしぎに思ったルドルフは、仲間とともに、その理由をさぐり始めます。中学年から

『無限の中心で』
 まはら三桃/著(Fマ) 講談社
 数学っていったい何?なぜマイナスかけるマイナスがプラスになるの?
 それすら意味がよくわからないのに、数学研究部へ取材に行けなんて頼まれても困る!
 完全に文系女子の「とわ」が出会った、数研のミステリーとは…?10代から

『スイマー』
 高田由紀子/作(Fタ)ポプラ社
  新潟県の佐渡にひっこしてきた航(こう)。水泳はもうやらないと決めたけれど、熱心なクラスメイトにさそわれて、
  しぶしぶプールに通いはじめます。しかし、町にたった一つのそのプールがなくなるかもしれなくて…。
  水泳を通して航たちが成長していく姿をえがいた青春小説です。10代から

『歌がにがてな人魚』
 ルイス・スロボドキン/作(933スロ) 瑞雲社
 
 絵本でもおはなしでも、作品がいつもあったかいスロボドキン。歌が好きなのに、
 にがてな人魚シンシアのおはなしも、安心して楽しめます。短いので、読んであげるなら年長さんからでも。

『じりじりの移動図書館(ブックカー)』
 廣嶋玲子・まはら三桃・濱野京子・工藤純子・菅野雪虫/著(F)講談社

  人気児童文学作家、5人の競作リレー小説、第三弾。
 今回の舞台は移動図書館「ミネルヴァ号」。ドアの向こうの車内にはたくさんの本!
 でもご用心!あんまり本に夢中になっていると気が付いたら、そこは、あなたの知らないセカイかも!
 『ぐるぐるの図書室』、『ぎりぎりの本屋さん』を描いた5人が、それぞれの作品に不思議なブックカーを
 登場させ、本にまつわる5色の物語をつむぎます。10代から

『バウムクーヘンとヒロシマ』 
 巣山ひろみ/著(Fス)くもん出版

 デパートなどで人気のユーハイムのバウムクーヘン。実は、日本で初めて販売されたのは
 広島の物産陳列館、のちの産業奨励館、そして今は、原爆ドームと呼ばれている場所だと
 いうことを知っていましたか?どのようにして、日本に来て、お菓子を作ることになったのでしょうか?
 ひとりのドイツ人菓子職人を通して、戦争と平和を考えます。10代から


 ★ちしきの本★ 


『こどもプレゼン教室』
 前田鎌利/著(809) 宝島社
  みんなにじぶんの考えていることをわかってもらうのって、むずかしいよね。
   この本は、あいてに思っていることを伝えるための、コツがかいてあるよ。
 
『タコとイカはどうちがう?』
 峯水亮/写真 池田菜津美/文 杉本親要/監修 (484)  ポプラ社
   海にすんでいるタコとイカ。足がたくさんあって、スミをだしてにげて。
   タコとイカはどこがちがって、どっちがすごいの?
   タコとイカのひみつがいっぱいの本。

『あいうえおさん』
 森絵都/文 荒井良二/絵(807) 河出書房新社
   いっけん意味のない文章に思えますが、絵もいっしょに見るとクスッと笑える
   リズミカルな本です。声に出して読んでみてはどうでしょうか。大人にもおすすめです。

『たくさんのふしぎ版 南極のさかな大図鑑』
 岩見哲夫/文 廣野研一/絵(487) 福音館書店
   南極海は世界で一番冷たい海です。そこに住んでいる魚がこおらないのはどうしてでしょうか。
   生きるためにさまざまな変化をした魚たちに出会ってみよう!

『こどもたちと楽しむ お相撲ことば』
 「おすもうさん」編集部/編著(788) ベースボール・マガジン社
   「押しの一手」「揚げ足を取る」「待ったなし」などなど。相撲ではどういう意味で
 使っている?相撲をくわしく知らない人でも楽しめます。例文での使い方が、これまた面白い。
 
『ハクトウワシ』
 前川貴行/写真・文(488) 新日本出版社 
 
   表紙はハクトウワシのアップ!すごい迫力です!目力に引き込まれてしまいます。
  極寒の地でたくましく生きる姿は、神々しいほど。一時は絶滅危惧種にも指定されていました。
 彼らが空を飛ぶ姿を、自分の目で見てみたいです。

『チェンジ!』
 越智貴雄/著(780人権) くもん出版
   自分に残されたもの最大限に活かして、パラリンピックを目指すアスリートたち。
   障害者のイメージを超えた、パラアスリートのカッコいい写真を見てほしい!
 オッチーカメラマンの熱意が伝わってきます。

『さかな博士のレアうま魚図鑑』
 伊藤柚貴/著(664) 日東書院
   とあるテレビ番組で人気になった、さかな博士ちゃん。手描きの魚のイラストに、大人顔負けの解説。
 おいしく食べてほしいから、自分で魚もさばきます。
 手に入れやすさと、おいしさをランク分けしているところも面白いですよ!

『超リアル戦国 武士と忍者の戦い図鑑』
 (210) G.B 
   武士の下着の形とか、槍のリアルな長さとかって、知ってますか?とぼけたイラストと解説に、つい笑っちゃう本です。

『ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ』
 前野ウルド浩太郎/著(486) 光文社 
   おとな向きででていた本ですが、サイズを大きくし、ルビつき、解説つき、フルカラー写真のこども向きも出ました。
   金なしコネなし、モーリタニアでバッタ相手に奮闘する様子にどんどん引き込まれていくこと間違いなし!
   著者がやっと研究所に採用されるあたりでは、本人に同調して泣けてくるほどだ!

『博物館のプロのスゴ技で自然を調べよう』全4巻 
  小川誠・奥山清市・矢野真志/共著(407) 少年写真新聞社 
   ①発見と採集②観察と調査③標本と工作④展示と発表。生き物から植物まで、どんな道具を使い、
   どんな手段で採集をすればよいのか。標本はどう作り、どう見せればいいのか。博物館の学芸員が
   教えてくれます。小学生から大人まで有効な調査の方法がわかります。

『話せばわかる!イヌごころ』 
 (645)ポプラ社

   イヌがあくびするときってどんなきもちかな?ペロペロ、人間のかおをなめるのはどうして?
   かわいいポーズのしゃしんもたっぷり!ねこが大すきな人には『ネコごころ』もよんでみてね。

あたらしく入った本(令和2年7月UP)

やっと学校がはじまりましたね。
でもべんきょうばっかりで、たいへんかもしれませんね。
たまには、ホッとひといき。
好きな本をよんで、きゅうけいしてくださいね。



★えほん★


『かなへび』
石森愛彦/作(Pイ) 福音館書店

 あさ、かなへびははっぱのあさつゆをのみ、ゆっくりひなたぼっこ。
 あったまったら、おさんぽ。あっ、えもの!ぱくっとつかまえた。
 わっ、うしろからそっときたのは…!かなへびのまいにちがわかります。

『ホタルのアダムとほしぞらパーティー』
香川照之/作 ロマン・トマ/絵 (Pロ) 講談社

 はずかしがりやヒメボタルのアダムは、おなかがピカリとなるのがとてもいや。
 しょんぼりしてるアダムを、ともだちがほしぞらパーティーにさそってくれました。
 さあ、どんなパーティーになるかな?

『ランカ にほんにやってきたおんなのこ』
野呂きくえ/さく 松成真理子/え(Pマ) 偕成社

 10才のランカはとおい国から日本にひっこしてきて、どきどきしながら小学校に
 通いはじめました。言葉も学校生活もわからないことだらけで不安でしたが、
 ある時ランカの言葉がつうじることがわかって…。つかう言葉がちがっても、
 だれとでもともだちになることができるのです。

『きょうまどからふくかぜは』
谷口國博/文 高砂淳二/写真(Pタ) 世界文化社

 今日まどから入ってくる風は、どこからふいてきた風なのかな。
 みどりの草の上をかけぬけた風かな。それとも、大きなかがみの川を
 流れるようにふいた風かな。それとも…。世界中をかけぬけた風を、
 まどをあけて感じてみたいね。

とうさんのてじな』
ねじめ正一/作 いぬんこ/絵(Pイ) 鈴木出版

 あーちゃんの目のまえで、とうさんが500円玉をぽけっとから出して、
 ぎゅっとにぎったら、きえちゃった!あーちゃんは、きえちゃったとうさんを
 みつけられるかな?イラストもおもしろくて楽しい絵本。

『こうえん』
くりはらたかし/作(Pク) 偕成社

 おにがはらこうえんでは、「ぐぉーぐがぁー」と、いつもおおきな
 いびきがきこえています。じつは、おにのおなかの上に、こうえんがあるんです。
 「うーん、むにゃむにゃ」というこえがきこえたら、おおいそぎでにげましょう!
 もし、にげおくれると…あれ?

『とかげくんのしっぽ』
ツク之助/さく(Pツ) イースト・プレス

 ある日、とかげくんのしっぽが、きれてしまいました。なくなったしっぽをさがして、
 みんなにきいていきますが…。トカゲのことを、もっと知りたくなったら、
 『イモリとヤモリ(487)』がオススメ。おなじひとがイラストをかいていますよ。



★赤ちゃんえほん★



『おとなりさん』
木坂涼/文 大塚いちお/絵(Pオ) 講談社

 くまさんのおとなりさんはだあれ?どんどんおとなりさんが出てきて、
 いっぱい集まると…?次に出てくるおとなりさんを、
 予想しながら読むとたのしい絵本です。

『どうぶつクッキー』
彦坂有紀・もりもといずみ/作・絵(Pヒ) 学研

 ぱくっ。ぱくぱくぱく。おいしそうなどうぶつたちがたくさん! いただきまーす!

『くろねこ ろびんちゃん びろーん』
くろねこいしょう/さく・え(Pク) キーステージ21
 

 ねこ好きにはたまらない、媚びないくろねこ「ろびんちゃん」
 いつでもびろーん、どこでもびろーん。繰り返しが楽しい、赤ちゃん向けの絵本です。



★よみもの★



『紙ひこうき、きみへ』
野中柊/作 木内達朗/絵(Fノ) 偕成社

 ある日、シマリスのキリリのところへ飛んできた紙ひこうきのおてがみ。
 やってきたのはミケリスのミーク。はじめて会ったけど、まるで
 ずっと待っていたみたいに仲良しに。そして、ミークはまた旅に出ますが…。
 絵も素敵で、思わず自分でも買った本です。 中学年から

『かみさまのベビーシッター』
廣嶋玲子/作 木村いこ/絵(Fヒ) 理論社

 商店街のふくびきで、特賞のかみさまのたまごを当てた幸介。どんなお願いごとを
 かなえてもらおうか、わくわくしていたけれど、なかなか思いどおりにかなえてくれません。
 どうしたらお願いごとをかなえてくれるの!? 中学年から

『レッツはおなか』
ひこ・田中/作(Fヒ) 講談社

 レッツは5さい。きょうは、うまれるまえ、
 おかあさんのおなかのなかにいたときのことを、かんがえてみた。
 せまいかな、へんなおとがきこえるかな。
 みんなは、どうだったかおぼえてる?  中学年から

『ぼくと母さんのキャラバン』
柏葉幸子/作(Fカ) 講談社

 ある日、母さんが家から消え、とつぜんあらわれた巨大なねずみを追いかけて
 異世界に行ったぼく。ラクダのキャラバンで「あるもの」を山の上に運ぶことになった。
 異世界と現実世界をめぐる、お届けものファンタジー。 10代から

『王の祭り』
小川英子/作(Fオ) ゴブリン出版

 女王陛下の皮手袋をつくるため、父と一緒にお城に向かったウィル。
 そこで女王暗殺計画にまきこまれたウィルは、妖精の力を借りるが、時空のゆがみに
 巻き込まれ…。16世紀のイングランドと日本をめぐるファンタジー。 10代から

『ゆりの木荘の子どもたち』
富安陽子/作(Fト) 講談社

 遠い夏の呼び声にこたえ、時を超え、子どもにもどってしまった六人の老人たち。
 100年以上前に建てられた、ゆりの木荘での不思議な出来事。
 77年前のある約束が関係していて…。思い出をめぐるぼうけんの物語。 10代から

『エルシーと魔法の一週間』
ケイ・ウマンスキー/作(933ウマ) 評論社

 エルシーは、魔女の家で一週間留守番をすることになりました。
 しかし、あやしいお客を追いかえしたり、カラスのお世話をしたり、
 ゆっくり過ごすことができません。そんな日々を過ごしているうちに、
 簡単な魔法を試したくなって…。 10代から



★ちしきの本★



『仕事に行ってきますシリーズ』
(366 人権) 埼玉福祉会

 クッキーづくりや、動物園でおそうじなど、それぞれの仕事をのぞいてみましょう。
 写真や、やさしいイラストでかかれたLLブックのシリーズなので、
 誰が見てもわかりやすいですよ。具体的に仕事の様子が見られるのも楽しい。

『ホントに食べる?世界を救う虫のすべて』
(383) 文研出版

 虫を食べたことってある?なんと、世界では20億人の人が、約1900種類の
 虫を食べている。もちろん日本でもね。温暖化や人口増加の問題を解決するとも
 いわれている昆虫食。ドキドキするような新しい世界が待っている。

『博士の愛したジミな昆虫』
(486) 岩波ジュニア新書

 カブトムシやクワガタムシのようなスター昆虫でなくても、昆虫はすごい能力を持っている。
 そんなSFみたいな昆虫の謎を、10人の博士たちが熱く語る!昆虫、すごいぜ!

『海のミクロ生物図鑑』
西田百代/写真・文(481) 仮説社

 ちりめんじゃこの中の、カタクチイワシ以外の生物、ちりめんモンスター。
 多くの写真とサイズの表示で、何の生物か同定しやすいように工夫されています。
 ちりめんじゃこの中に、こんなにたくさんの別の生物がいるなんて!

『資料アクティブ家庭科』『生活学NAVI』
(590) 実教出版

 高校家庭科の副読本。地味ですが、生きていくための情報でいっぱい!
 いつか家を出るとき、これ一冊持っていれば大丈夫。贈り物にもいいですよ。
 『生活学NAVI』のほうがより詳しい内容になっています。

『料理はすごい!』
(596) 柴田書店

 小学生から使える、子どものためのはじめての料理絵本。すべてふりがなつき。
 盛り付けのヒントや、子どもが作りやすい手順。でも味に妥協なし!
 超一流料理人と、本格的料理本の柴田書店が、本気で作った入門書。

『鉛筆一本ではじめる人物の描き方 ロジカルデッサンの技法』
(725) インプレス

 お手本の絵が実にシンプルで身近。上手な人のためのものではなく、
 絵が苦手とか、下手、と思っている人が、これならできるかも!と思えますよ。

あたらしく入った本(令和2年5月UP)

2020年1月から4月までに
としょかんに入ったあたらしい本の中から
としょかんの人がすきな本をえらびました!



★えほん★


『えんまだいおうごいっこう』
中尾昌稔/文 広瀬克也/絵 (P ) イーストプレス

 まいにち、じごくでいっしょうけんめいはたらいている、
 えんまさまとじごくのおにたち。
 まちにまったお休みに、みんなでおんせんへ。
 さあ、にんげんにバレないように、たのしめるかな?

『ウォッシュバーンさんがいえからでない13のりゆう』
中川ひろたか/作 高畠那生/絵(Pタ) 文渓堂
 ウォッシュバーンさんはおうちからいっぽもそとにでません。
 なぜって?いろいろわけがあるみたい。でも本当は?
 おもわずわらっちゃうえほん。

『いっぴきぐらしのジュリアン』
ジョー・トッド-スタントン/作 いわじょうよしひと/訳(Pト) 岩崎書店
 のねずみのジュリアンは、あなの中でいっぴきぐらしをしています。
 きままにいっぴきぐらしをしていたのに、
 ジュリアンをねらったきつねがとびこんできて…。

『ジュマンジ』
C.V.オールズバーグ/作 村上春樹/訳(Pウ) あすなろ書房
 兄弟が見つけたのは、「ジュマンジ」「ジャングルぼうけんゲーム」とかかれた箱。
 説明をきちんと読んでゲームをあそばないと、たいへんなことになりますよ。

『スキップ スキップ』
あまんきみこ/文 黒井健/絵 (Pク) ひさかたチャイルド
 スキップができるようになったえっちゃん。たんたんたん。
 たのしいからスキップするんじゃないよ。スキップするからたのしいんだよ。
 ねこのミュウやいぬのクロスケ、ないてたみいぼうもいっしょに、たんたん。
 いっしょにスキップがしたくなる!

『ケロリンピック』
大原悦子/文 古川裕子/絵 (Pフ) 福音館書店
 4年にいっかい、なつのはじめいけのまわりでひらかれる「ケロリンピック」。
 いろいろなきょうぎに、カエルたちはおおはりきり。
 あつくなると、てんきのかみさまも雨をふらせておうえんします。
 あっ、たいへん!ふりすぎて…。おっ、すごいぜ!カエルたち。

『めんたいこどりーむ』
はしもとえつよ/作 (Pハ) 講談社
 めんたいこたちのゆめは、しろめしやまのてっぺん。
 たくあんブラザーズや、なっとうのみち、おちゃのたきにまけずにのぼれるか?
 めざせ、てっぺん!「はかたべん」におおわらいばい!

『やさいのおにたいじ』
つるたようこ/さく(Pツとも) 福音館書店

 ひがしのやまから、こんにゃくいものおにがやってきて、やしきにすむむすめを
 さらってしまいます。やしきにあつめられた6にんのやさいたちは、
 それぞれちえをふりしぼって、むすめをたすけにいきます。

『うちのネコがきらいです(あるあいのものがたり)』
ダヴィデ・カリ/文 アンナ・ピロッリ/絵 山口文生/やく(Pヒ) 評論社

 かわりもののジンジャーと、なまけもののフレッド。
 2ひきのネコは、自由気ままにくらしていて、たまにわるさもする。
 ぼくがなかなおりをしようと思ってもしらんぷり。かと思えば、ゆるしてくれる。
 ネコにふりまわされる生活って、こんな感じ!

『ちび竜』
工藤直子/文 あべ弘士/絵(Pア) 童心社

 ボウフラみたいな小さな竜。いろんなものから、いろんなことを教えてもらい、
 どんどん、どんどん大きくなる。ちび竜は今もちきゅうを見ているのかな…。

『死んだかいぞく』
下田昌克/著(Pシ) ポプラ社

 死んだかいぞくは、ただ静かに沈んでいく。取られていく帽子、歯、爪、目玉…。
 読み始めたら、目が離せなくなりました。ラストも衝撃的。
 大人にもぜひ読んでほしい一冊。

『テツコ・プー』
児島なおみ/作(Pコ) 偕成社

 朝からプーっとした気持ちのテツコは、怒られてもっとプーっとして、
 ふうせんになって飛んでいっちゃった!どうやったら、下におりられるの?
 風にも鳥にも怒ってばかりのテツコを探していたのは…。

『くちばしだーれ?』
穂高順也/作 サトウマサノリ/絵(Pサ) 岩崎書店

 いろいろなかたちのくちばし。いったい、だれのくちばしかな?
 どのどうぶつか、そうぞうしながらたのしめるえほん。
 リアルなえにもちゅうもくです。『どうぶつえほんだーれ?どーする』シリーズ。

『ちいさなタグボートのバラード』
ヨシフ・ブロツキー/詩 イーゴリ・オレイニコフ/絵(Pオ) 東京外国語大学出版会

 かつてロシアから亡命した詩人の作品を、絵本にしたもの。
 大きな港の小さいタグボートに、遠い故郷を重ねているのでしょうか。
 とにかく絵が美しい。

『100』
名久井直子/作 井上佐由紀/写真(Pナとも) 福音館書店

 100こ、100ぴき、100ぽん。100、って、どのぐらい?
 いろんなものを100ずつあつめました。写真で見ると、
 こんなに多いの?こんなに少ないの?ちょっといがいなかんじです。

『トーキョードリームマラソン』
コマヤスカン/作(Pコ) 講談社

 亀山市在住、コマヤスカンさんの新刊!オリンピックのマラソンコースを歩き、
 名所やたてものを細かーくかきました。
 マラソンランナーは日本や世界の昔話の主役たち。金メダルはだれかな?

『いたずらのすきなけんちくか』
安藤忠雄/原作 はたこうしろう/絵(Pハ) 小学館

 世界でもゆうめいなけんちくか、あんどうただおさんが、大阪にあたらしくたてたのが、
 こどもの図書館「こども本の森 中之島」。
 なぜたてたの?どうやって考えたの?本の森、行ってみたいね。

『まひるのけっとう』
マヌエル・マルソル/作(Pマ) 光村教育図書
 
 小さな川をはさんで、カウボーイとネイティブアメリカンがけっとうだ!…と、
 次から次へとじゃまが入り、なかなかけっとうが進まない!そしてどうなった!?
 西部劇という映画のようにかかれている絵本です。



★赤ちゃんえほん★



『はじまるよはじまるよ』
とよたかずひこ/作(Pト) 世界文化社

 「はじまるよったらはじまるよ~。」
 さあ、「はじまる」と一緒に歌を歌ったり、手を動かしてみよう!
 手あそびの解説や楽譜、手あそび動画が視聴できるQRコード付き。

『きえるあひる』
なつめよしかず/さく(Pナ) 福音館書店

 いいお天気の日、あひるのお母さんが赤ちゃんたちと一緒に池にやってきました。
 お母さんに続いて、泳ぎはじめた赤ちゃんたちが、一匹ずつ消えていって…。
 赤ちゃんたちはどこへいったの?すこしドキドキするお話です。

『のりまき』
小西英子/作(Pコ) 福音館書店

 画面いっぱいの海苔!何をまこうかな?
 サンドイッチ、おべんとうに続く、おいしそうな本!



★よみもの★



『ディビッド・マックチーバーと29ひきのの犬』
マーガ・ホルト/文 ウォルター・ロレイン/絵 (933ホル) 大日本図書

 ひっこしたばかりで、まだともだちがいないディビッド・マックチーバー。
 おかあさんにたのまれて、おつかいへ。
 かえりにかみぶくろがやぶれて、おにくがぽとり。
 たいへん!でも、だいじょうぶ。さいごはたのしいおおさわぎ!  低学年から

『しらゆきちりか ちっちゃいな』
薫くみこ/作(Fク) PHP

 いちねんせいのちりかは、学校へいくのがゆううつ。
 なぜなら、うしろのせきには大きな声の、ライオンみたいなおとこのこがいるから。
 でも、ある日、いっしょにてつぼうのれんしゅうをして…。
 しんいちねんせい、ぜひよんでね。  低学年から

『きれいずきのマグスおばさん』
イーディス・サッチャー・ハード/ぶん(933ハト) 大日本図書

 マグスおばさんはとてもきれいずきで、なんでもきれいにしたがります。
 スージーは、マグスおばさんとどうぶつえんにいく
 やくそくをしていますが、ぶじたどりつけるのでしょうか?  低学年から

『天邪鬼な皇子と唐の黒猫』
渡辺仙州/作(Fワ) ポプラ社

 昔、中国の蘇州から日本にやってきた黒猫の黒珠(ヘイズゥ)。
 蘇州では、食べ物には困らなかったし、ほかの猫たちをまとめる「猫の王」になっていたので、
 争いの心配もなかった。そして、ぐうたら生活を送っていたために、
 人間につかまってしまい、日本まで連れてこられた。そんな黒猫と、
 猫に興味のない定省(さだみ)との中世の日本を舞台にした物語です。  高学年から

『おいかけっこのひみつ ―しましまとたてがみ―』
いとうひろし/作(Fイ) ポプラ社

 みなみのくにのそうげんにシマウマがいました。それをねらうオスのライオンもいました。
 おいかっけこをしたら、シマシマがライオンに、たてがみがシマウマにくっついて
 しまいました。もとにもどすには?そして、もどったあとは…?  低学年から

『サブキャラたちのグリム童話 ブレーメンの音楽隊・白雪姫・靴屋の小人』
斉藤洋/作(Fサ) 偕成社

 物語の脇役、サブキャラたちが語る、うちあけ話を3編収録した短編集第2弾。
 今回は「ブレーメンの音楽隊」のどろぼうや「白雪姫」の皇太子妃親衛隊長など
 グリム童話に出てくるサブキャラたちが登場します。図書館には、短編集第1弾、
 『サブキャラたちの日本昔話』もあります。こちらもぜひどうぞ。  高学年から

『ずっと見つめていた』
森島いずみ/作(Fモ) 偕成社

 小学6年生、越の一家は、化学物質過敏症の妹、つぐみのために
 南アルプスのふもとへの移住を決める。自分の将来は?
 この先、家族はどうなってしまうのか?
 様々な出来事が起こる中で、越は戸惑いながら過ごすが・・・。
 著者の実体験を基に書かれた、ある一家の再生の物語。  高学年から


 

★ちしきの本★ 



『はじまりはたき火』
(501) 福音館

 暗い夜を明るくしてくれたり、寒い冬をあたためてくれたり、
 火はずっと私たちを助けてくれた。そして、火は石炭に変わり、電気になり…。
 これからの環境を考えながら、読んでほしい本。

『スポーツびっくり図鑑』
(780) 小学館

 オリンピック、パラリンピックに選ばれている97競技。アスリートたちは、
 なぜこんなことができるの?アスリートたちのおどろきの活躍と、
 ワザのひみつがわかる本。めざせ!未来のオリンピック!

『憎しみを乗り越えて ヒロシマを語り継ぐ近藤紘子』
佐藤真澄/著(289コ) 汐文社

 1945年8月6日、生後8か月で被爆した主人公は、原爆によって、
 顔にやけどを負った乙女たちと接する中で、米国への憎しみをつのらせていく。
 しかし、あるときエノラ・ゲイのパイロットと出会い、気持ちに変化が…。
 世界平和を訴えて講演活動を続ける近藤紘子の物語。

『戦場の秘密図書館~シリアに残された希望~』
マイク・トムソン/著(010) ぶんけい

 本を読むことが生きることの希望になる。それは昔のできごとではありません。
 今、世界中で起こっていることなのです。イラクでは長い内戦の中、静かに、
 強い意志で守られた秘密の図書館があります。そっと覗いてみてください。

『NHKスペシャル絵本恐竜超世界 デイノケイルス・トロオドン・モササウルスの物語』
(457) 徳間書店

 恐竜には今の鳥のような「羽」がはえていた!?一番新しい研究でわかった、
 「羽毛恐竜」と「海竜」について、はくりょくいっぱいのイラストで紹介します。

『科学者になろう!』
スティーブ・モールド/著(407) 化学同人

  めざせ!世界を変える科学者!科学のおもしろさをたいけんしよう!
 すぐにチャレンジできるじっけんやかんさつがもりだくさん。
 ゆうめいな科学者がどんなじっけんをしたのか調べられるよ。
 こうさくや、きかいがすきな子には『エンジニアになろう!』もあるよ。

『ラグビートップリーグ2020カラー名鑑』
(783) ベースボールマガジン社

 ワールドカップを見ましたか?ドキドキしましたね!
 三重県には、鈴鹿にトップリーグのチームがあります。グラウンドで見るラグビーは、
 ボールをける音や、タックルでぶつかる音などがきこえて、すごいはくりょく!
 リーグがはじまったら、見に行ってみよう!

『女子も!男子も!生理を知ろう(全3巻)』
(495) 汐文社

 「生理」は女の子にあるもの。でも、人間の体のしくみは、
 みんなが正しく知っていないといけません。
 からかったり、かくしたりするものでもありません。
 男の子も、男の子の親もいっしょに勉強してください。

『お蚕さんから糸と綿と』
大西暢夫/作(630) アリス館

 この本を読むまで、木綿(もめん)が綿花から作られたもので、
 真綿(まわた)が、カイコの糸から作られたものを指すのだとは知りませんでした。
 カイコとともに生きる人たちを追い、心を動かされる本です。

『えほん・絵本・134冊』
増田喜昭/著(019研究) 学研

 子どもの本専門店・メリーゴーランド店主・増田喜昭さんおすすめの本の紹介や、
 交流のある作家たちとの対談、メリーゴーランドの歴史など、盛りだくさんの1冊。
 表紙は荒井良二さん。四日市にここがあってよかった!と思う本です。
 さあ、メリーゴーランドに本を買いに行こう!

『りんごだんだん』
小川忠博/作(625) あすなろ書房

 りんご、食べるのをわすれていて、皮がすこししわっとなったこと、ない?
 じゃあ、もっとわすれていたら?りんごがしなびて、くさり、土にかえるまでの、
 一年以上にわたる写真の記録です。

『やっぱりしごとば』
鈴木のりたけ/作(366) ブロンズ新社

 4年ぶりの『しごとば』新刊!こんどの仕事は何かな?
 すべてのしごとばに、「ペンギン」と「忍者」がかくれていたり、
 絵の中にクイズがあったり、登場した人がほかのしごとばにいたり、
 すみからすみまでみのがせない!