あたらしいこどもの本
あたらしくはいった本(令和3年5月up)
5月になりましたね。
まださむい日があったり、思ったよりあつい日もあったりして、
ちょっとつかれる時もありますよね。
ゆっくり本をよんで、ひといきしてくださいね。
★えほん★
『ひばりに』
内田麟太郎/詩 うえだまこと/絵(Pウ) アリス館
「ひばりにはなそう ちいさなちいさなかぜのことを」はげます気持ちをすなおに
ことばにした詩。読めば読むほど、心にぐっとくる絵本です。
『ぱくぱくはんぶん』
渡辺鉄太/さく 南伸坊/え(Pミ) 福音館書店
「ケーキははんぶんのこしといてね」そういってでかけたおばあさん。
そのことばとおりにおじいさんははんぶんたべましたが…。
『海とそらがであうばしょ』
テリー・ファン&エリック・ファン/作(Pフ) 化学同人
フィンは、海とそらがであうばしょをさがすために、ふねをつくってたびにでます。
どんなたびになるでしょうか。じっくり絵をながめたいえほんです。
『気のいいバルテクとアヒルのはなし』
クリスティーナ・トゥルスカ/作・絵(Pト) 徳間書店
いつもかわいがっているアヒルのききに、バルテクはかえるの王さまからさずかった力で
たすけますが…。バルテクとアヒルのゆうじょうのものがたりです。
『111本の木』
リナ・シン/作 マリアンヌ・フェラー/絵(Pフ) 光村教育図書
女の子が生まれたおいわいに、111本の木をうえる村があります。
それは、男の子も女の子も同じように生まれたことをよろこぶためであり、
村のしぜんをとりもどすためでもあります。ジェンダーについてかんがえる、
本当にあったおはなしです。
『ちこくのりゆう』
森くま堂/作 北村裕花/絵(Pキ) 童心社
あさおきたら、とうちゃんとかあちゃんがカブトムシに!?えらいこっちゃ!
あわてるマサシですが、それだけではおわらないのです。
まさかまさかのれんぞくにおもわずわらっちゃうおはなしです。
『めぐりめぐる』
ジーニー・ベイカ/作(Pへ) ポリフォニープレス
そらたかく、ひるもよるもやすまずに、ときにはちきゅうのはんたいがわまでとびつづけるわ たり鳥。
おおむかしからいききしていた、しるしのないみちをたどります。
いったいどんなけしきをみているのでしょう。
コラージュの絵をみながらそうぞうがどんどんふくらみます。
『おじいちゃんのたびじたく』
ソヨン/作・絵(Pソ) 小峰書店
ある日、おじいちゃんのもとに、おきゃくさまがやってきました。
おじいちゃんはおおよろこびで、たびのしたくをはじめます。
だれにでもおとずれる、「旅立ち」を、あたたかく、やさしいまなざしで、
描いた韓国の絵本。顔のシートパックやちゃぶ台、紙のお金につつまれた小銭、
旅にはかかせない、たくさんのゆでたまごなど、韓国ならではの文化がよくわかる、
イラストにも注目です。
『すきなことにがてなこと』
新井洋行/作 嶽まいこ/絵(Pタ) くもん出版
あなたのすきなことはなんですか?スポーツ?音楽?それともべんきょうかな?
すきなことがあればにがてなこともあるよね。それぞれのとくいなことを生かして、
たすけあって、ささえていく、そんなせかいってすてきだね。
『このまちのどこかに』
シドニー・スミス/作(Pス) 評論社
ゆくえふめいのねこを探して、小さな子がひとり。
こごえるような寒さの日、 大都会をどんな気持ちで歩いているのでしょうか。
ふぶきのなか、やっとたどりついた家で、「きみは、きっとだいじょうぶ」と、
いのるような気持ちでむかえてくれた、家族のあたたかで、
つつみこむようなメッセージが心にひびきます。
『アパートのひとたち』
エイナット・ツァルファティ/作(Pツ) 光村教育図書
アパートにすんでいる女の子。それぞれの階のドアを見て、
どんな人たちがすんでいるのか、想像しています。どろぼう一家にサーカス団、
吸血鬼など、女の子と一緒に、どんどん広がっていく、空想の世界を楽しんでみてください。
『みち』
さいとうしのぶ/作(Pサ) ひさかたチャイルド
はるちゃんがかいたみち、どんどんのびていきます。ぱんやさんにじゅーすやさん。
むこうにはかわ。はるちゃんはわたれるかな?おはなしがどんどんふくらむえほんです。
『かなしみのぼうけん』
近藤薫美子/作(Pコ) ポプラ社
ひとつのいのちがおわり、かなしみをかかえて、さんりんしゃではしるこども。
はしってはしって、やっとわかれをうけいれたあとやってきたのは・・・。
わかれのあとには、つぎのであいもやってくるね。
『ちがうかな?ヘンかな?』
楊思帆/文・絵(Pヤ) 樹立社
めがね、ズボン、くつ…なんかヘンだよ?おかしいよ?
あれあれ、ぴったりのいきものがやってきたよ。つぎは、だれかな?
明るい色も楽しい絵本。
『まちがいなんてないよ』
コリーナ・ルウケン/絵と文(Pル) 新評論
絵をかいていたら、片方の目が大きくなりすぎちゃった。次は、インクのシミ!
まちがいだらけの絵になっちゃった…?いやいや、だいじょうぶ。
想像力をはたらかせれば、どんどん変わっていくよ。まちがいなんてないよ。
『ちっちゃな生きものたち』
スージー・ウィリアムズ/作 ハンナ・トルソン/絵(Pト) 化学同人
虫のこと知りたいけど、本物の写真は苦手。そんなあなたにおすすめです。
アリ、ムカデとヤスデ、カタツムリ、ミミズの4冊があります。
ちょっとのぞき見してみませんか?
『うろおぼえ一家のおかいもの』
出口かずみ/作(Pテ) 福音館書店
みんなで、おでかけ。おかあさんは、おうちでご用事。たのまれたものは何だっけ?
みんなであれこれ話しても、うろおぼえ…。だれにきいても、合っているような、
何だかちがうような…?
『うみがめのおじいさん』
いとうひろし/作(Pイ) 講談社
なみにゆられて、うつらうつら。思い出にただよう、おじいさん。
時間も、場所も、自分のことも、うみといっしょになって、
うつらうつら。ゆられています。
『どろぼうねこのおやぶん』
小松甲尚/ぶん かのうかりん/え(Pカ) 文芸社
さかなやさんとなじみの、どろぼうねこのおやぶんさん。ある日のてんきよほうは、
はれのちサンマまたはサバ。こまったさかなやさんのために、おやぶんさんは…?
猫好きのあなた!この絵、好きじゃないですか?
『おばあちゃんのたからもの』
シモーナ・チラオロ/作(Pチ) 光村教育図書
おばあちゃんの顔のしわは、ぜんぶがすてきなたからもの。
子どものころの朝。少女のころの海辺のピクニック。
おじいちゃんにはじめてあった日…。きょうは、すてきなおばあちゃんのたんじょう日。
『ありがとう』
谷川俊太郎/詩 えがしらみちこ/絵(Pエ) 講談社
卒業式の日。親に、世界に、わたし自身に、「ありがとう」と言ってみる。
わたしがこの世界に存在する意味をかみしめる。
谷川俊太郎の詩にひたる絵本。
★赤ちゃんえほん★
『ちゃーぷちゃぷあひるちゃん』
渡辺朋/文 村上康成/絵(Pム) 文響社
あひるちゃんがちゃぷちゃぷすすみながら、どこかをめざしています。
あひるちゃんといっしょにぼうけんしてみよう。
★よみもの★
『わたしの気になるあの子』
朝比奈蓉子/作(Fア) ポプラ社
瑠美奈のクラスメイトが、とつぜん坊主頭にして学校に来た。
クラスのみんなは「女の子が坊主頭なんておかしい」と言うけれど…。 10代から。
『わたしのあのこ あのこのわたし』
岩瀬成子/作(Fイ) PHP研究所
友だちになりたいと手紙を書いたものの、あることがきっかけでいじわるな気持ちが
ふくらんでいくアキ。怒っているんだろうなと手紙の返事を渡せないモッチ。
二人の女の子の物語。 高学年から
『ゆかいなことばつたえあいましょうがっこう』
宮下すずか/作(Fミ) くもん出版
コアラのモモちゃんがけがをしたらしい。たいへん!はなしをきいたリスのケイちゃんは、
ワカちゃんにつたえ、ワカちゃんはミウちゃんにつたえ・・・。
さいごにつたわったはなしに、みんなびっくり!でんごん、むずかしいね。 低学年から
『ぼくはおじいちゃんと戦争した』
ロバート・K・スミス/著(933スミ) あすなろ書房
大好きなおじいちゃんが一緒に暮らすことになった!えっ、ぼくの部屋に住むの?
ぼくは3階の暗い怖い場所に行けって!?勝手に決めるなんて許せない。戦争だ!
不公平を正すために、おじいちゃんと戦争を始めたピーター。
でも友だちはひどいことを言うし、どんどんエスカレートして終わらない。
どうしたらいいの?戦争に勝てばいい?我慢する?あきらめる?
ラストにほっとする物語。 高学年から
『ぐうたらとけちとぷー』
加瀬健太郎/作(Fカ) 偕成社
ぐうたらの「めんどう くさのすけ」、ケチの「せこいや ジャクソン」、
おならばっかりの「へ こいたろう」。
「なかよしの三人のおはなし。めっちゃわらえる。 低学年から
『バンビ 森に生きる』
フェーリクス・ザルテン/作(943) 福音館書店
本当のバンビの物語は、オーストリアの美しくもきびしい自然の中で、
死と隣り合わせで生きることを描いたリアルな物語です。
岩波の上田真而子訳か、酒寄進一訳のこの福音館版で読んでみてください。 10代から
『ヤーガの走る家』
ソフィー・アンダーソン/作(933アン) 小学館
死んだ人たちをおくる「門の番人」の手伝いをしながら暮らすマリンカ。
足が生えた家は、急に動き出して、どこへ行くかわからない。そんな生活を
ぬけだすために考えた方法は…?ただのファンタジーでない現実的な展開に、
ページをめくる手が止まりませんでした。 10代から
★ちしきの本★
『アーノルド・ローベルの全仕事 がまくんとかえるくんができるまで』
(726研究) ブルーシープ
絵本作家アーノルド・ローベルを知っていますか?名前にピンとこなくても、
かえるくんが親友のがまくんにおてがみを送る「おてがみ」というお話を、
国語の教科書で読んだ人もいるかもしれません。
『ふたりはともだち』からはじまる「がまくんとかえるくん」全4冊のシリーズは、
今も世界中で愛されているロングセラーです。現存する貴重な原画やスケッチなどの
図版や解説、家族のインタビューによるアーノルド・ローベルの知られざる素顔や、
訳者である三木卓さんの解説なども収録された、決定版の一冊です。
『モノのなまえ事典 まだある!!アレにもコレにも!』
(031) ポプラ社
食パンの耳の正式名称、福引でガラガラまわすアレ、ラムネのびんのくびれてるアレ、
などなど。よく見るけど、本当の名前を知らないモノってまだまだあるよね。
きみはどれだけ知っているかな?みんなにクイズを出してじまんしちゃおう。
もっと知りたい人には、『モノのなまえ事典』もあるよ。ぜひ、よんでみてね。
『真実を発見!科学捜査』
岩澤不二雄/監修(317) 誠文堂新光社
事件解決のために行われている捜査の裏側がわかります。
現場検証、遺体鑑定、DNA検査、薬物検査…。
事件後に使われたハンコや筆跡鑑定…。
科学捜査研究所がどんなことをしているのか、大人も気になる内容です。
『なんで洞窟に壁画を描いたの?』
五十嵐ジャンヌ/著(702) 新泉社
博物館でラスコー洞窟の壁画を見たリノ。不思議に思ったことをメモして、
おじいちゃんと一緒に謎解き。美術の始まりを探る、小説のような本です。
博物館が好きな人、考古学が気になる人におすすめ。
『絵で見て学べる!お金ってなんだろう?』
(591) インプレス
なんのためにお金があるの?お金を貯めるといいことがある?
自分のお金を持つ前に、親子で読むといいかも。
『虫かごなしでかんたん!ペットボトルで育てよう』
(486) 汐文社
アゲハチョウもカブトムシも、虫かごなしで育てられる!
ペットボトルで虫かごを作って育ててみよう。
シリーズで「野菜・花」「水のいきもの」もありますよ。
『つくって役立つ!防災工作』
(369) 学研
ペットボトルでシャワー。新聞紙でスリッパ。牛乳パックで掃除道具。段ボールでパーテーション。
遊びでも役立ちそうなので、いちどやってみるといいですよ。
『おしえて!くもくん』
サトウミユキ/制作(367) 東山書房
副題は『プライベートゾーンってなあに?』。
小さい子どもにも分かりやすいよう、絵本形式で書かれています。
男女関係なく、性被害の加害者にも被害者にもならないために、家族で読んでください。
『いきものづくしものづくし』
(とても大きい本コーナー) 福音館書店
大きな本1ページごとに、いろんな「もの」がぎっしりかかれています。
1巻は、くだもの、つの、くつ、むかしのてつどう など。
それぞれ一流の画家がかいていて、さすが福音館!
12巻出る予定で、いま、2巻まであります。
『はじめてでもカンタン!手づくり布マスク』
(594) 理論社
使い捨てのマスクも手に入れやすくなったけれど、これからの季節、
肌にやさしい布マスクも使いたいですね。
なんと、縫わないマスクの作り方も!さあ、チャレンジしよう!
ローリー・アレクサンダー/作(780) 福音館書店
今では、パラリンピックは広く知られていますが、なぜつくられたか知っていますか?
パラリンピックをつくったルートヴィヒ・グットマンの物語。
あたらしくはいった本(令和3年3月up)
あたたかくなってきましたね。
つくしもでてきて、はなもさきはじめました。
としょかんでは、たのしいはるの本をよういして、
みなさんをまっています。
★えほん★
『氷上カーニバル』
あべ弘士/作 (Pア) のら書店
そのよる、いっせいに花火がうちあがる。
おんがくがながれると、ひともどうぶつもいっせいに氷の上をすべりはじめる。
カーニバルのはじまりだ!
北海道であった、春をむかえるおまつりのおはなし。
『みたら みられた』
たけがみたえ/作 (Pタ) アリス館
やねのうえのねこ、くさむらのかまきり、ぼくじょうのうし。
みたら、みられてた!ほら、みて。すいこまれそうなおおきな「め」。
『かける』
はらぺこめがね/作 (Pハ) 佼成出版社
かけます かけます。ケチャップ、おしょうゆ、シロップ、ふりかけ。
かけるとおいしいものがいっぱい。
かけるとたのしい。かけるはまほうだね。
『おさるちゃんのおしごと』
樋勝朋巳/作 (Pヒ) 小学館
せっこついんではたらいているおさるちゃん。
きょうはペロちゃんといっしょに、みんながまつやまへ。
マッサージのあとはみんなでランチをたべたり、おんせんにはいったり。
さよならのときはなみだがでたけれどね。
おさるちゃんのながいいちにちのおはなし。
『ながいながいねこのおかあさん』
キューライス/文 ヒグチユウコ/絵 (Pヒ) 白泉社
ページをめくってちょっとびっくり。
ねこのおかあさんがとってもながい!
こねこが、かぜにふきとばされて大ピンチだけど、
だいじょうぶかな?
『キス・スキ』
越野民雄/作 高畠純/絵(Pタ)講談社
ページをめくると、とにかくキス・キス・キス!
キスがいっぱい!
動物たちと絵本の中で、たくさんスキンシップしちゃおう。
『このかみなあに トイレットペーパーのはなし』
谷内つねお/作 (Pタとも) 福音館書店
本も横長。のばしたり、ひねったり、ひたしたり・・・
毎日おせわになっているかみの、おもしろ写真えほん。
『こたつ』
麻生知子/作 (Pア) 福音館
家にこたつはありますか?こたつはすばらしいです。
さいしょからさいごまで、こたつを上からみおろしで
観察した、かぞくのえほんです。
『ニマとおにばば』
ピエール・ベルトラン/文 チェン・ジャンホン/絵 (Pチ) 徳間書店
ネパールに何度も足を運んだフランスの人が文を書き、
中国生まれでパリに住む絵本作家が絵を描き、
どこの国の子どもたちも楽しめる昔話ふうのおはなし。
『さんまいのおふだ』を思い出します。
『かけだしたイス』
サトシン/文 ドーリー/絵(Pト) 主婦の友社
ある日、イスはふと思った。
まいにちすわられるだけでいいのか?
ここからとびだしてもいいんじゃないか?
かくして、イスのぼうけんがはじまる。
そしてまた、つくえはふと・・・
『とっています』
市原淳/作 (Pイ) 世界文化社
「とっています」って、おすもう?
いやいや、むしをとっています。
いやいや、しょくじをとっています。
たくさんの「とっています」がおもしろい。
『つちんこつっちゃん』
石黒亜矢子/作 (Pイ) 好学社
ぴいこちゃんがひろったのはなんと!まぼろしの「つちのこ」。
ぴいこちゃんは、つっちゃんをおふろにいれたり、
ごはんをたべさせたり、いっしょうけんめいおせわします。
けれど、つっちゃんがとつぜんうごかなくなってしまって…。
『インクレディブルホテル』
ケイト・デイヴィス/文 イザベル・フォラス/絵 (Pフ) BL出版
インクレディブルホテルではたらくステファンのゆめは、
パティシエになっておかしをつくること。
でも、いつもみならいのしごとばかり。
すると、ある日、気むずかしいお客さんがやってきて…。
おかしづくりがだいすきな男の子のおはなしです。
『レミーさんのひきだし』
斎藤倫/作 くらはしれい/絵 (Pク) 小学館
いちばんしたのひきだしに、ちゃいろいこばこがしまわれました。
こばこは、つぎにそとに出られる日をたのしみにしますが…。
みなさんが、ひきだしにたいせつにしまってあるものはなんですか?
『ごちそうたべにきてください』
茂市久美子/文 しもかわらゆみ/絵 (Fシ) 講談社
ごちそうするのがすきなうさぎは、たくさんのきのみをたくわえています。
しかし、ふゆがちかづくにつれてきのみはどんどんへっていき、
とうとうなくなってしまいました。
そこでうさぎがおもいついたのは…?
こころがあたたかくなるどうぶつたちのおはなしです。
『いぬのせんせい』
ジェーン・グドール/文 ジュリー・リッティ/絵 (Pリ) グランまま社
いぬのせんせいは、こどもたちのへやをみてまわります。
そして、ぐあいがわるくなったこどものそばによりそいます。
びょうきでつらかったり、ふあんにおもっているかんじゃさんにとって、
いぬのせんせいは、げんきをくれるたいせつなそんざいなのです。
『ゆうこさんのルーペ』
多屋光孫/作 (Pタ人権) 合同出版
本を読むためにつかっているもの。
あれ、あれなんだろう?ふしぎに思ったはやたくん。
知らないことをきくのはドキドキしますね。
でも、きいてくれたことが、ゆうこさんの
“ひみつのたからもの”になりました。
障害について考えるきっかけになる絵本です。
『子どもの権利ってなあに?』
アラン・セール/文 オレリア・フロンティ/絵 (Pフ人権) エルくらぶ
子どもにはだいじにされる権利があります。
しかし、すべての子どもが守られているわけではありません。
大人はどうあるべきか考えさせられます。
★よみもの★
『くもとり山のイノシシびょういん』
かこさとし/作 (Fカ) 福音館書店
イノシシ先生のびょういんのまちあいしつは、きょうもいっぱい。
おなかのいたいたぬきのポンちゃん、ヤギばあちゃん、
クチュンクチョンのかまきりさん。
先生はおはなしをきいてなおしてくれます。
やさしい7つのおはなし。低学年から
『大阪城のシロ』
あんずゆき/作 (Fア) くもん出版
豊臣秀吉の天下、大阪城にすんでいたばけものみたいな「とら」の
えさとしてつれてこられた犬のシロ。とらをたおしたシロと、
少女サチ、少年安吉をめぐる能勢町に伝わるはなし。中学年から
『キニ子の日記 下』
間部香代/作 (Fマ) WAVE出版
キニ子の2学期・3学期がはじまりました。
今度はうちゅうのことやガソリンスタンドが気になるキニ子。
そして、キニ子の友だちにも気になることがいっぱい!?
ぜひ上巻も読んでみてください。中学年から
『およぐ!』
麻生かづこ/作 (Fア) 文研出版
運動はとくいだけど、泳ぐのは苦手な歩夢。
9月の水泳大会までにどうしても泳げるようになりたい歩夢は、
スイミングスクールに通いはじめましたが…。
苦手なものでも、やってみればむちゅうになれるかも!中学年から
『拝啓パンクスノットデッドさま』
石川宏千花 (Fイ) くもん出版
「パンク」に心をうばわれた主人公が、音楽を通して前向きに生きていく物語。
自分らしく生きることは、とても素敵なことだと思いませんか?
たとえどんな状況にあっても、好きなことを見失わないのは
カッコイイですよね。10代から
『キャンドル』
村上雅郁/作 (Fフ) フレーベル館
さまざまな問題や、やるせなさをかかえている主人公たちが、
悩みながらも乗りこえていく物語。友だち関係や自分らしさについて、
見つめなおすきっかけになるかもしれません。10代から
★ちしきの本★
『車いすで国会へ』
船後靖彦/著 (289フ人権) こどもの未来社
2019年、車いすの人が選挙で国会議員になりました。
ニュースでも取り上げられたので知っている人も多いと思います。
何をめざして国会議員になったのか、普段はどんな暮らしをしているのか。
船後さんのこと、ALSという病気のこと、たくさんの写真から知ることができます。
『セント・キルダの子』
ベス・ウォーターズ/文・絵(290) 岩波書店
セント・キルダ諸島は「世界の果ての島々」とよばれており、
世界遺産に登録されています。
今はだれも住んでいませんが、昔はきびしい環境のなか、
住人たちは支えあってくらしていました。
なぜ、セント・キルダ諸島のくらしは失われてしまったのでしょうか。
『カカ・ムラド ナカムラのおじさん』
ガフワラ/原作 さだまさし/訳・文 (333人権) 双葉社
アフガニスタンで、死の谷と呼ばれるほど水のない地域。
そこで医師として活動していた中村哲(てつ)さん。
医師として病気を治すことよりも、清潔な水を届けることの方が
もっと大切と気づき、現地の人と水の整備に励みました。
中村さんに助けてもらったことを伝えていくために、現地の人が紡いだ物語です。
『女の子はどう生きるか 教えて!上野先生』
上野千鶴子/著 (367) 岩波書店
「女の話は長い」とか、「女は」「女だから」そういうようなことを
いう人がいたら、声を上げよう。
今のうちから学び、知識を得よう。
そのためにこの本も読もう。
『昔のくらし昔の道具これなあに?』
春風亭昇太/著 (383)幻冬舎
いま、当たり前に使っているものって昔はどんな姿だったの?
家電にはどんな歴史があるの?
今、見るからこそ面白い、アイデア光る昔の道具の世界を
落語家の春風亭昇太さんが案内します。
ところどころにえがかれた、クスッとわらえるイラストにも注目です。
『はじめまして相対性理論』『はじめまして量子力学』
シェダード・カイド=サラーフ・フェロン、エドゥアール・アルタリーバ/著 (421) 化学同人
かの有名なアインシュタインが考えたこと。時間とはなにか。空間とはなにか。
はたまた、物体・物質をつくっている一番小さいものはなにか。
大学で勉強したり、専門家が考え続けたり、とても難しいことだけど、
とても面白いことかもしれないよ。小学生高学年からわかる本…かも!
『ながれぼし』
武田康男/監修・写真 小杉みのり/構成・文 (447) 岩崎書店
ながれぼしって見たことある?
ながれぼしは地球に落ちてきた小さな小さな星のかけら。
光って消えて、どこへいくのかな?
ながれぼしを見たことがある人もない人も、ながれぼしが見たくなる本です。
『きれいでふしぎな粘菌』
新井文彦/著 川上修一/監修(473) 文一総合出版
とっても小さくてさがしにくいけれど、色とりどりできれいな粘菌(ねんきん)。
実は菌の仲間じゃないって知っていますか?
答えは本の中にありますよ。
『消えたレッサーパンダを追え!警視庁「生きもの係」事件簿』
たけたにちほみ/文 (481) 学研
ある日、動物園から動物がぬすまれた!
犯人はドアをこわしたり、がんじょうな金あみに穴をあけたり、
かなり力が強そうだ。
いったい犯人はどんな目的で動物たちをぬすんだのか?
「生きもの係」の刑事が犯人を追う、本当にあったお話です。
『空を飛ぶミジンコのなぞ』
星輝行/写真・文 少年写真新聞社 (485)
田んぼや水たまりにあらわれ、すぐにいなくなるふしぎなミジンコ。
どこからきてどこへ行くの?
ミジンコを育ててわかったことは、なんと、ミジンコは空を飛ぶ!
ミジンコの生き残り作戦にも、飼育できることにもびっくり。
『できるかな?人体おもしろチャレンジ』
(491) えほんの杜
「手を使わずに耳だけ動かせる人と動かせない人がいる?」、
「かき氷を食べたら頭がキーンとするのはどうして?」など、
人体のふしぎを身体を使って遊びながら、学べる本。
友達といっしょにやってみたくなる、おもしろチャレンジもたくさん!
『宇宙の話をしよう』
小野雅裕/作(538)SBクリエイティブ
宇宙のことを知りたいけれど、本を読むのは難しそう…と思っている人。
この本は、わく星についての豆ちしきや、ロケットを開発した人について、
さらっと楽しく学べます。
『草と花のカラフルおやつ』
(596) 農文協
道ばたにのタンポポやスギナ、ハルジオン。庭のきれいなバラ。
よく見る草花からクッキーやむしパン、きれいな色のシロップが
作れること知ってた?
集め方、作り方までていねいに書いてあり、おままごとが本当になる本。
さあ、みんなでタンポポの花50こあつめよう!
『修学旅行が楽しくなる仏像“ここ見て”調査隊 京都編』
中村文人/著 (718) くもん出版
お寺に行っても面白くないんだけどな、って、ちょっと待って!
仏像を見るポイント、仏像の意味、道具の名前など、
ふふっ、と笑うように教えてくれます。おとなもぜひ!
『自由帳みせて!』
小学生のみなさん/絵 すずきこうせい/文・イラスト (726) 福音館書店
小学生の自由帳にかいてあるものをたくさん集めた本です。
迷路やまんが、洋服、昆虫、かいじゅう、かお遊び・・・。
お城の絵をかいていた子が建築の仕事をしていたり、
その後のインタビューもおもしろい。
みなさんはなにをかいていますか?
あたらしくはいった本(令和2年11月up)
はっぱのいろがきれいなあきになりました。
としょかんでは、たのしいあきやふゆの本をよういして、
みなさんをまっています。
あたらしくはいった本(令和2年9月up)
たいちょうにきをつけて、おきにいりの一さつをみつけてくださいね。
★えほん★
大塚健太/文 高畠純/絵(Pタ) 角川書店
『いし』
『うどんできた!』
加藤休ミ/作(Pカ) 福音館書店
『みずをくむプリンセス』
スーザン・ヴァーデ/文 ピーター・H・レイノルズ/絵 さくまゆみこ/訳(Pレ) さえら書房
『よい子れんしゅう帳』
おかべりか/作(Pオ) 福音館書店
『スナックだいさくせん!』
テリー・ボーダー/作(Pホ) 岩崎書店
『おんどりあるくよ』
リチャード・スキャリー/さく(Pス) 好学社
『えほん なぞなぞうた』
谷川俊太郎/文 あべ弘士/絵(Pア) 童話屋
『にんぎょのルーシー』
SOOSH/ぶん・え(Pス) トゥーヴァージンズ
たけうちちひろ/文・切り絵(Pタ) 出版ワークス
『ジュリアンはマーメイド』
ジェシカ・ラブ/作(Pラ) サウザンブックス社
『はかせのふしぎなプール』
中村至男/作(Pナとも)福音館
これはなんだ?と あてっこをしていますよ。作者はグラフィックデザイナー。
シンプルでわかりやすく、シュッとし た絵のえほんです。
『75億人のひみつをさがせ!』
クリスティン・ローシフト/作(Pロ) 岩崎書店
読んでいくといつの間にか、ひとりひとり違っていて、そして大切なんだよ、と
語っている絵本です。親子で読んでみてください
『せんそうがやってきた日』
二コラ・デイビス/作 レベッカ・コップ/絵(Pコ) すずき出版
イギリスで、教育を受ける権利の象徴として描かれた一脚のいすは、希望のいすになり、広がっていく。
『おむすびころりんはっけよい!』
森くま堂/作 ひろかわさえこ/絵(Pヒ) 偕成社
いがみあう、さんかくおむすびのくにとまんまるおむすびのくに。
ふたつのくにのとのさまは、とのさまどうしのおすもうで決着をつけることになりますが・・・。
手にあせにぎる戦いのゆくえはいかに!?400個以上のおむすびが登場!
おむすび好きにはたまらない絵本です。
『かえるじゃん』
つるたあき/作・絵 (Pツ) 角川書店
次々とオドロキの絵があらわれます。ドキドキしながら、ページをめくらずにはいられない。
『ねんころりん』
ジョン・バーニンガム/作・絵(Pハ) ほるぷ出版
おくはらゆめ/作(Fオ) 小峰書店
『ウサギとぼくのこまった毎日』
ジュディス・カー/作・絵 こまだともこ/絵(933/ケル) 徳間書店
でも、そのウサギがいえにきてから、わるいことばかりおこります。
このウサギはのろわれているのでしょうか。低学年から
『ルドルフとノラねこブッチー』
斎藤洋/作(Fサ) 講談社
ふしぎに思ったルドルフは、仲間とともに、その理由をさぐり始めます。中学年から
『無限の中心で』
まはら三桃/著(Fマ) 講談社
『スイマー』
高田由紀子/作(Fタ)ポプラ社
『歌がにがてな人魚』
ルイス・スロボドキン/作(933スロ) 瑞雲社
にがてな人魚シンシアのおはなしも、安心して楽しめます。短いので、読んであげるなら年長さんからでも。
『じりじりの移動図書館(ブックカー)』
廣嶋玲子・まはら三桃・濱野京子・工藤純子・菅野雪虫/著(F)講談社
人気児童文学作家、5人の競作リレー小説、第三弾。
今回の舞台は移動図書館「ミネルヴァ号」。ドアの向こうの車内にはたくさんの本!
でもご用心!あんまり本に夢中になっていると気が付いたら、そこは、あなたの知らないセカイかも!
『ぐるぐるの図書室』、『ぎりぎりの本屋さん』を描いた5人が、それぞれの作品に不思議なブックカーを
登場させ、本にまつわる5色の物語をつむぎます。10代から
『バウムクーヘンとヒロシマ』
巣山ひろみ/著(Fス)くもん出版
デパートなどで人気のユーハイムのバウムクーヘン。実は、日本で初めて販売されたのは
広島の物産陳列館、のちの産業奨励館、そして今は、原爆ドームと呼ばれている場所だと
いうことを知っていましたか?どのようにして、日本に来て、お菓子を作ることになったのでしょうか?
ひとりのドイツ人菓子職人を通して、戦争と平和を考えます。10代から
★ちしきの本★
『こどもプレゼン教室』
前田鎌利/著(809) 宝島社
この本は、あいてに思っていることを伝えるための、コツがかいてあるよ。
峯水亮/写真 池田菜津美/文 杉本親要/監修 (484) ポプラ社
『あいうえおさん』
森絵都/文 荒井良二/絵(807) 河出書房新社
『たくさんのふしぎ版 南極のさかな大図鑑』
岩見哲夫/文 廣野研一/絵(487) 福音館書店
『こどもたちと楽しむ お相撲ことば』
「おすもうさん」編集部/編著(788) ベースボール・マガジン社
前川貴行/写真・文(488) 新日本出版社
『チェンジ!』
越智貴雄/著(780人権) くもん出版
『さかな博士のレアうま魚図鑑』
伊藤柚貴/著(664) 日東書院
『超リアル戦国 武士と忍者の戦い図鑑』
(210) G.B
『ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ』
前野ウルド浩太郎/著(486) 光文社
著者がやっと研究所に採用されるあたりでは、本人に同調して泣けてくるほどだ!
『博物館のプロのスゴ技で自然を調べよう』全4巻
小川誠・奥山清市・矢野真志/共著(407) 少年写真新聞社
どんな手段で採集をすればよいのか。標本はどう作り、どう見せればいいのか。博物館の学芸員が
教えてくれます。小学生から大人まで有効な調査の方法がわかります。
『話せばわかる!イヌごころ』
(645)ポプラ社
イヌがあくびするときってどんなきもちかな?ペロペロ、人間のかおをなめるのはどうして?
かわいいポーズのしゃしんもたっぷり!ねこが大すきな人には『ネコごころ』もよんでみてね。
あたらしく入った本(令和2年7月UP)
やっと学校がはじまりましたね。
でもべんきょうばっかりで、たいへんかもしれませんね。
たまには、ホッとひといき。
好きな本をよんで、きゅうけいしてくださいね。
★えほん★
『かなへび』
石森愛彦/作(Pイ) 福音館書店
あさ、かなへびははっぱのあさつゆをのみ、ゆっくりひなたぼっこ。
あったまったら、おさんぽ。あっ、えもの!ぱくっとつかまえた。
わっ、うしろからそっときたのは…!かなへびのまいにちがわかります。
『ホタルのアダムとほしぞらパーティー』
香川照之/作 ロマン・トマ/絵 (Pロ) 講談社
はずかしがりやヒメボタルのアダムは、おなかがピカリとなるのがとてもいや。
しょんぼりしてるアダムを、ともだちがほしぞらパーティーにさそってくれました。
さあ、どんなパーティーになるかな?
『ランカ にほんにやってきたおんなのこ』
野呂きくえ/さく 松成真理子/え(Pマ) 偕成社
10才のランカはとおい国から日本にひっこしてきて、どきどきしながら小学校に
通いはじめました。言葉も学校生活もわからないことだらけで不安でしたが、
ある時ランカの言葉がつうじることがわかって…。つかう言葉がちがっても、
だれとでもともだちになることができるのです。
『きょうまどからふくかぜは』
谷口國博/文 高砂淳二/写真(Pタ) 世界文化社
今日まどから入ってくる風は、どこからふいてきた風なのかな。
みどりの草の上をかけぬけた風かな。それとも、大きなかがみの川を
流れるようにふいた風かな。それとも…。世界中をかけぬけた風を、
まどをあけて感じてみたいね。
『とうさんのてじな』
ねじめ正一/作 いぬんこ/絵(Pイ) 鈴木出版
あーちゃんの目のまえで、とうさんが500円玉をぽけっとから出して、
ぎゅっとにぎったら、きえちゃった!あーちゃんは、きえちゃったとうさんを
みつけられるかな?イラストもおもしろくて楽しい絵本。
『こうえん』
くりはらたかし/作(Pク) 偕成社
おにがはらこうえんでは、「ぐぉーぐがぁー」と、いつもおおきな
いびきがきこえています。じつは、おにのおなかの上に、こうえんがあるんです。
「うーん、むにゃむにゃ」というこえがきこえたら、おおいそぎでにげましょう!
もし、にげおくれると…あれ?
『とかげくんのしっぽ』
ツク之助/さく(Pツ) イースト・プレス
ある日、とかげくんのしっぽが、きれてしまいました。なくなったしっぽをさがして、
みんなにきいていきますが…。トカゲのことを、もっと知りたくなったら、
『イモリとヤモリ(487)』がオススメ。おなじひとがイラストをかいていますよ。
★赤ちゃんえほん★
『おとなりさん』
木坂涼/文 大塚いちお/絵(Pオ) 講談社
くまさんのおとなりさんはだあれ?どんどんおとなりさんが出てきて、
いっぱい集まると…?次に出てくるおとなりさんを、
予想しながら読むとたのしい絵本です。
『どうぶつクッキー』
彦坂有紀・もりもといずみ/作・絵(Pヒ) 学研
ぱくっ。ぱくぱくぱく。おいしそうなどうぶつたちがたくさん! いただきまーす!
『くろねこ ろびんちゃん びろーん』
くろねこいしょう/さく・え(Pク) キーステージ21
ねこ好きにはたまらない、媚びないくろねこ「ろびんちゃん」
いつでもびろーん、どこでもびろーん。繰り返しが楽しい、赤ちゃん向けの絵本です。
★よみもの★
『紙ひこうき、きみへ』
野中柊/作 木内達朗/絵(Fノ) 偕成社
ある日、シマリスのキリリのところへ飛んできた紙ひこうきのおてがみ。
やってきたのはミケリスのミーク。はじめて会ったけど、まるで
ずっと待っていたみたいに仲良しに。そして、ミークはまた旅に出ますが…。
絵も素敵で、思わず自分でも買った本です。 中学年から
『かみさまのベビーシッター』
廣嶋玲子/作 木村いこ/絵(Fヒ) 理論社
商店街のふくびきで、特賞のかみさまのたまごを当てた幸介。どんなお願いごとを
かなえてもらおうか、わくわくしていたけれど、なかなか思いどおりにかなえてくれません。
どうしたらお願いごとをかなえてくれるの!? 中学年から
『レッツはおなか』
ひこ・田中/作(Fヒ) 講談社
レッツは5さい。きょうは、うまれるまえ、
おかあさんのおなかのなかにいたときのことを、かんがえてみた。
せまいかな、へんなおとがきこえるかな。
みんなは、どうだったかおぼえてる? 中学年から
『ぼくと母さんのキャラバン』
柏葉幸子/作(Fカ) 講談社
ある日、母さんが家から消え、とつぜんあらわれた巨大なねずみを追いかけて
異世界に行ったぼく。ラクダのキャラバンで「あるもの」を山の上に運ぶことになった。
異世界と現実世界をめぐる、お届けものファンタジー。 10代から
『王の祭り』
小川英子/作(Fオ) ゴブリン出版
女王陛下の皮手袋をつくるため、父と一緒にお城に向かったウィル。
そこで女王暗殺計画にまきこまれたウィルは、妖精の力を借りるが、時空のゆがみに
巻き込まれ…。16世紀のイングランドと日本をめぐるファンタジー。 10代から
『ゆりの木荘の子どもたち』
富安陽子/作(Fト) 講談社
遠い夏の呼び声にこたえ、時を超え、子どもにもどってしまった六人の老人たち。
100年以上前に建てられた、ゆりの木荘での不思議な出来事。
77年前のある約束が関係していて…。思い出をめぐるぼうけんの物語。 10代から
『エルシーと魔法の一週間』
ケイ・ウマンスキー/作(933ウマ) 評論社
エルシーは、魔女の家で一週間留守番をすることになりました。
しかし、あやしいお客を追いかえしたり、カラスのお世話をしたり、
ゆっくり過ごすことができません。そんな日々を過ごしているうちに、
簡単な魔法を試したくなって…。 10代から
★ちしきの本★
『仕事に行ってきますシリーズ』
(366 人権) 埼玉福祉会
クッキーづくりや、動物園でおそうじなど、それぞれの仕事をのぞいてみましょう。
写真や、やさしいイラストでかかれたLLブックのシリーズなので、
誰が見てもわかりやすいですよ。具体的に仕事の様子が見られるのも楽しい。
『ホントに食べる?世界を救う虫のすべて』
(383) 文研出版
虫を食べたことってある?なんと、世界では20億人の人が、約1900種類の
虫を食べている。もちろん日本でもね。温暖化や人口増加の問題を解決するとも
いわれている昆虫食。ドキドキするような新しい世界が待っている。
『博士の愛したジミな昆虫』
(486) 岩波ジュニア新書
カブトムシやクワガタムシのようなスター昆虫でなくても、昆虫はすごい能力を持っている。
そんなSFみたいな昆虫の謎を、10人の博士たちが熱く語る!昆虫、すごいぜ!
『海のミクロ生物図鑑』
西田百代/写真・文(481) 仮説社
ちりめんじゃこの中の、カタクチイワシ以外の生物、ちりめんモンスター。
多くの写真とサイズの表示で、何の生物か同定しやすいように工夫されています。
ちりめんじゃこの中に、こんなにたくさんの別の生物がいるなんて!
『資料アクティブ家庭科』『生活学NAVI』
(590) 実教出版
高校家庭科の副読本。地味ですが、生きていくための情報でいっぱい!
いつか家を出るとき、これ一冊持っていれば大丈夫。贈り物にもいいですよ。
『生活学NAVI』のほうがより詳しい内容になっています。
『料理はすごい!』
(596) 柴田書店
小学生から使える、子どものためのはじめての料理絵本。すべてふりがなつき。
盛り付けのヒントや、子どもが作りやすい手順。でも味に妥協なし!
超一流料理人と、本格的料理本の柴田書店が、本気で作った入門書。
『鉛筆一本ではじめる人物の描き方 ロジカルデッサンの技法』
(725) インプレス
お手本の絵が実にシンプルで身近。上手な人のためのものではなく、
絵が苦手とか、下手、と思っている人が、これならできるかも!と思えますよ。