図書館スタッフおすすめ本
『のほほん風呂』
『のほほん風呂』 たかぎなおこ/著 産業編集センター (市立・郷土 498.3/ /郷土)
まだまだ寒いこの季節、温かいお風呂に入るのは至福のひと時です。たまには入浴剤を使って気分を変えてみたいなと思っていたところ、うちにある材料で手軽に変わり風呂を楽しめる本をみつけました。
春夏秋冬それぞれの季節のお風呂を紹介するこの本は、著者自らが材料を準備するところから始まり、その効能や入った感想なども書かれていて、お気に入り度を☆で評価。花びらを拾うのが大変なサクラ風呂や、乳臭さに困った牛乳風呂なんていうものもあり、ちょっぴり笑ってしまいます。さらにはお風呂にまつわる雑学や思い出、美容や健康法なども紹介されていて、この1冊で色々と楽しむことができますよ。
著者のたかぎなおこさんは三重県出身のイラストレーター。
『150cmライフ。』『マラソン1年生』などたくさんの著書があります。本は2階郷土作家コーナーにあり、貸出中であることが多いですが、貸出できる本と同じ本を禁帯出(館外持ち出し不可の本、赤いシールが貼ってあります。)の本としてそれぞれ1冊ずつ所蔵しており、館内でいつでも読むことができます。
『のほほん風呂』を読みに、2階郷土作家コーナーに来てみませんか?
★郷土作家コーナーは、四日市ゆかりの作家10名の著作を集め、貸出を行っています。
日本史も世界史も学びたい方へ
『一気に同時読み!世界史までわかる日本史』 島崎 晋/著 SBクリエイティブ (市立・成人 210.1/ /17)
『オールカラー図解日本史&世界史並列年表』 歴史の読み方研究会/著 PHP研究所
(市立・成人 203.2/ / 16)
「世界史」と「日本史」。同じ時代の歴史であっても、中学や高校の授業では、それぞれ別々に習いましたよね。幼い頃から大河ドラマを欠かさず見ていた日本史好きの私ですが、カタカナ表記の人名や地名が覚えられないせいなのか、学生時代は世界史が大の苦手でした。
大人になって、今さら試験を受けることもないような気がしますが、自分の世界史の弱さに何となく引け目を感じていた時、この本に出会いました。どちらも日本史と世界史を並列した、年表やデータで、比較しながら読めるものです。
日本で豊臣秀吉が政権を握っていた頃、イギリスではエリザベスⅠ世の統治下でシェイクスピアが活躍していた!
北条早雲が小田原城を奪取した頃、コロンブスがアメリカに到達した!
誰もが知っているあの人が活躍した時、あんな事件があったとき、日本では、世界では、どんなことがあったのでしょう。楽しみながら歴史を学び直せる本です。
ほのぼの図書館ストーリー
『本バスめぐりん。』 大崎 梢/著 東京創元社 (市立・成人 913.6/ オオ/16)
バスにたくさん本を積んで走る本バス「めぐりん」。
この本は、定年退職後に「めぐりん」の新米運転手となったてるさんが、司書のウメちゃんや利用者との出合いを通して、本と人とのつながりを発見していく物語です。
著者の大崎梢さんは元書店員。本に関わるお仕事に興味がある方は、他の著作もぜひどうぞ。書店や図書館の舞台裏を、ちょっとのぞき見している気分になれるかも!?
ところで、四日市市でも自動車文庫が走っているのをご存知でしょうか?
「かもめ号」と「みなと号」、こちらもよろしくお願いします。
あらためてお箸を見直してみませんか。
『おはしのおはなし 自分の箸と出会うため』 高橋隆太/著 WAVE出版 (市立・成人 596.9/ /15)
食卓ではお箸は大切なツールです。しかし、身近なものすぎて、そのことを普段の生活であまり気にしたことはないのでは…?
この本は、お箸の専門店を営む著者がお箸をいろいろな角度から書き綴っているので、なにげなく日常で使っているお箸のことを再発見するにはぴったりだと思います。
「たかが箸、されど箸」の気持ちで読んでみてはいかがでしょうか。読み終わった後、本当に使いやすい自分の箸を探してみるのもいいかもしれません。
食事のメニューに困ったら読んでください
『一汁一菜でよいという提案』 土井義晴/著 グラフィック社 (市立596.0/ /16)
「今日の夕飯何にしよう?…」と考えて、ちょっと憂鬱になる事ってありませんか?
仕事が遅くなったり、育児で疲れていたり、家族構成が変わってモチベーションが上がらなくなったり、様々な理由で、料理をするのを面倒に感じたことのある人は多いのではないでしょうか。逆に、料理をするのが少しも苦にならず、おいしい料理を毎日並べられる人もいるかもしれません。
この本はどちらの人にも読んでもらいたいと思います。
料理研究家の著者がすすめる一汁一菜の基本とは、ご飯と、具だくさんの味噌汁と、漬物です。
えー!たったそれだけでいいの?と私も最初は驚きました。
本書には、実際著者が食べている「繕わない味噌汁」と題した写真が載っています。ベーコン、ハム、たまご、きゅうり、とまと等、様々な食材が味噌汁の具になっています。
又、誰かと一緒に食べる「体裁を整えた味噌汁」というのもあります。
どちらもバラエティに富んだ味噌汁です。これならどんな日も作れ、栄養もとれそうです。さらに、手作りであるのに手間がかからない。良いことがいっぱいです。
でも、手抜きって言われない?毎日これでは物足りないのでは?と不安も生まれます。
本書の中で、著者は、一汁一菜とは、「システム」であり、「思想」であり、「美学」であり、日本人としての「生き方」だとしています。
古来から日本には、ハレの日(特別な日)に食べる手の込んだご馳走と、ケ(日常)の食事との区別がありました。又、旬の食材を楽しむことで、季節を感じる事ができます。食事をシンプルにすることで、現代人が失いつつある日本の食文化を取り戻すことが出来るのかもしれません。
手間をかけなくても日常を丁寧に繰り返す事で、ちょっと肩の力を抜いて、一汁一菜の料理でできた時間を自分のために使ってみるのも良い。と著者が優しく語りかけてくれます。